本日もMMAイベント花盛り。夜は後楽園ホールでFighting NEXUS、広島ではolors & TORAO 30が開催されますが午前中はUFC。マサチューセッツ州ボストンTDガーデンでUFC 292: Sterling vs. O'Malleyが開催されます。メインはアルジャメイン・スターリング×ショーン・オマリーのバンタム級タイトルマッチ。下馬評では王者スターリングが圧倒的優位と言われていますが、スター性の高いオマリーが思わぬアップセットを巻き起こすか。胸騒ぎがしないわけでもない一戦。今回もU-NEXTで観戦しつつ、電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。
【バンタム級】
○マルロン・ヴェラ(エクアドル)
(判定3-0)
×ペドロ・ムニョス(ブラジル)
1R、前半はムニョスが圧力をかけて積極的に手数を出す。カーフキックを何発もヒットさせ、間合いを詰めてパンチを出す。ヴェラはカーフを掴みに掛かるがムニョスは回避。スタンドの状態が続くと徐々にヴェラが反撃開始。前に出るムニョスに対して首相撲からの膝や遠距離からの前蹴り、関節蹴りをヒット。終了間際にはカウンターのフックでグラつかせてラウンドを終えた。
2R、終始スタンドの展開。ムニョスにカーフキックを中心に間合いを詰めて左右のパンチを振るう。ヴェラは長いリーチを活かして遠距離からのパンチをヒットさせて手数を稼ぐ。後半は至近距離でのボクシングの展開。ハイレベルな甲乙つけ難い接戦のままラウンド終了。
3R、ヴェラがアクセルを踏んだか手数を積極的に手数を出す。右ストレートでムニョスをグラつかせる。ムニョスはタックルでごまかして難を逃れる。しかしヴェラは左ジャブにボディも織り交ぜて有効打をヒット。だがムニョスは打たれ強い。決定的なダメージをもらわず後半は前進してパンチを打ち返して反撃。互いに決定打がないまま試合終了。判定はヴェラに軍配。いやはや地味流れもレベルの高い試合だった。
【バンタム級】
×ダモン・ブラックシア(米国)
(判定0-3)
○マリオ・バティスタ(米国)
1R、打撃の交差から組み付いたブラックシアが上手く組み付いてケージに押し込む。そこから持ち上げてテイクダウンに成功。だがバティスタは下から激しく動いてスタンドに脱出。スタンドに戻ると打撃戦を経てブラックシアが胴タックルでスタンドでバックに周る。そのままグラウンドに引きずり込むがバティスタは正対して脱出。しかしブラックシアはしつこくタックル。するとバティスタがタックルを切ってギロチン。あわやの場面だったがブラックシアは首を抜いてラウンドを終えた。
2R、一転して終始スタンドの展開。逆にバティスタが積極的に組み付いていく。しかしお互い腰が重く、差し合いで膠着する時間が増える。終盤になると逆にブラックシアがタックル。一瞬バティスタが尻餅をついたがすぐに立ち上がってスタンドの展開。お互い決め手がないままラウンド終了。
3R、前に出てパンチを振るうのはバティスタ。ケージに押し込んでパンチを出す。さらにはタックルで組み付く。い一度は脱出されたが、二度目のトライで組み付くと反り投げのようにテイクダウンに成功。バックに周ってグラウンドをコントロール。ブラックシアはスタミナが切れたか動きが鈍い。終了間際になんとか脱出。スタンドの攻防になるとブラックシアのパンチがヒット。バティスタは転倒。ブラックシアが上になろうとするが、バティスタはスルッと身体を入れ替えてバティスタ上になって試合終了。微妙は判定はバティスタに軍配。