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【UFC280】タフファイト至上主義。ダリューシュ戦へ、マテウス・ガムロ「勝ってマカチェフに挑戦する」

【写真】ちょっとした瓶底眼鏡のガムロは、ケージの中の獰猛さとはかけ離れた学者風の表情をしている(C)MMAPLANET

22日(土・現地時間)にUAEはアブダビのエティハド・アリーナでUFC280「Oliveira vs Makhachev」が行われ、マテウス・ガムロがベニール・ダリューシュと戦う。

キャリア21勝1敗、UFCでも4勝1敗のガムロは高い極め力を背景に、ATTで打撃とレスリングを磨きスクランブルゲームで底力を発揮する根性ファイターに成長した。前回、ガムロは格下ながら十分に食われる可能性があったアルマン・ツァルキャンとの激闘を制し、次期挑戦者決定戦といっても過言でないダリューシュ戦に繋げた。

言葉の端々からポジティブなエネルギーが感じられるマテウス・ガムロは、「ダリューシュを破り、イスラム・マカチャフに挑戦する」と断言した。


──ベニール・ダリューシュ戦が迫ってきました。

「精神的にも肉体的にも最高だよ。体重もしっかりと落ちている。全てにおいて完璧にモノゴトが進んでいる。あとは土曜日にベニール・ダリューシュと戦うだけだよ。トレーニングキャンプも最高だった。最初はポーランドの自分のチームであるレッド・ドラゴンでスタートを切り、試合の7週間前にATTに移って準備を進めてきた。

世界のベストジムでダスティン・ポイエー、ホルヘ・マスヴィダル、ジョシュ・シルヴェイラたちと練習してきた。スーパータフなトレーニングと最高の睡眠、最高の食事を摂ってこれ以上ないほどスーパーに仕上がっている」

──アブダビはUFCデビューを戦った思い出の地でありながら、キャリア唯一の敗北を喫した場所であります。その辺りに関して想うところはありますか。

「2年前の話だ。何の関係もない。会場もホテルも別の場所だったし、僕自身が2年前とは別人だからね。アブダビでの僕の物語を書き換えるだけだ」

──ダリューシュ戦に向けて、先ほど挙げられた選手たちが特定の練習パートナーだったのでしょうか。

「そうだね。あとはフランシスコ・トリナルドも凄く助けてくれたよ。それから名だたる柔術家がグラップリングの練習相手を務めてくれた。その全てをマイク・ブラウンがしっかりとチェックして、アドバイスをしてくれた。自分のできることは、全てやり尽くしたよ」

──ところで前回のアルマン・ツァルキャン戦は凄まじい激闘で、5Rのうち3Rを取って判定勝ちを収めました。上のランクの強い選手と戦うことは誰もが望みますが、マテウスの凄いところは自身が上位戦線間近という状況で下から突き上げてくる超強豪と戦ったことです。

「僕がUFCとサインをした時、ゴールは世界のベストファイターと戦うことだったんだ。僕の後ろを追いかけてくる選手たちのなかで、最強の1人と最高の戦いができてハッピーだったよ。アルマンは本当にタフな選手だった。

確かにダリューシュ戦は自分より上のランカーとの戦いだから、それは大歓迎だ。それもアルマンのような選手に勝ったからだと思う。僕が試合に応じるのは、タフになるファイトだけだよ。

アルマンとは5Rをノンストップ、スクランブルが続く最高レベルの試合ができたと思う。あの試合をしたことで、僕のポジションとスキルはレベルアップした。今はもう3カ月前とは違うアニマルだ。ベニール・ダリューシュ戦もよく似た激しいファイトになるだろう。

ただし、今回は3Rだ。常に燃料が満タンの状態で戦うことができる。前回の試合がマラソンなら、ダリューシュ戦は100メートル走だよ。全速力で戦い続ける。初回から全開で攻めることができるはずだ。そしてこの試合に勝てば、僕はタイトル戦線に辿り着くことになる」

──ダリューシュ戦がアルマンとの試合のようになるというのは、試合展開ということでしょうか。それともタフになるという点においてでしょうか。

「技術的にもダリューシュはレスリングと柔術が強いから、アルマンに似ている。とはいえダリューシュはどの局面で戦えるオールラウンダーだよ。パンチ力があって、圧を掛けてくる。そしてノンストップアクション、止まることを知らない。毎試合でテイクダウンを奪っているようにレスリングも強い。それ以上に柔術が強いんだ。どの局面、どの瞬間も気が抜けない。

だからこそ、楽しみなんだよ。彼はまた僕をやる気にさせて、エネルギーを与えてくれた。結果的に僕を強くしてくれる。だからこそ、ヤツをぶっ倒すんだよ」

──フィジカル的にはダリューシュをどのように捉えていますか。

「フィジカルは最も大切な部分だ。今、僕はキャリアのピークにある。31歳、スタミナもパワーも技術も過去最強だから、どんなタフな相手と当てられても大丈夫だよ。ここで勝って、来年はイスラム・マカチェフと戦うよ」

──つまり今大会のメインでマカチェフが、シャーウス・オリヴェイラを下してチャンピオンになると予想しているということですね。

「そうだよ。マカチェフの方がグラウンドコントロール、打撃ともにオリヴェイラの上を行く。レスリングでもそうだ。もちろんオリヴェイラの柔術は、とても危険だよ。彼ほどUFCでフィニッシュ力がある選手もいない。オリヴェイラはバックをとるため、チョークを極めるため、腕を極めるために多くの罠を仕掛けるだろう。そこでマカチェフが対処を間違えると、極められてしまうに違いない。

どうなるだろうね。凄く興味深いよ。でも、僕はマカチェフが勝つと思っている。そしてダリューシュを破った僕が次の挑戦者になるんだ。UFCはタイトル戦と同じ階級の試合をPPVカードで組むと、そこの勝者がチャレンジャーになる傾向がとても強いからね。

そのために僕はスポーツマンらしく正々堂々と戦い、最高級のMMAを皆に見せたい。素早いスクランブル、止まることのないファイト。その結果、僕がベニール・ダリューシュを打ちのめす。ファイトは何が起こるか分からない。僕が一発のパンチでKOすることもある。ただし3Rぶっ通しで、厳しい展開になることは覚悟の上だよ」

■視聴方法(予定)
10月22日(土・日本時間)
午後11時00分~UFC FIGHT PASS
10月23日(日・日本時間)
午前3時00分~PPV
午前11時00分~WOWOWプライム

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MMA o UFC   アレックス・ヴォルカノフスキー イスラム・マカチェフ マテウス・ガムロ

デイナ・ホワイト「チャールズ・オリヴェイラ vs. イスラム・マカチェフの勝者にアレックス・ヴォルカノフスキーが挑戦することが理に適っている」

アレックス・ヴォルカノフスキー「正式決定だ、俺は『UFC 280』チャールズ・オリヴェイラ vs. イスラム・マカチェフのバックアップファイターになった」(2022年10月11日)

 こちらの続報。UFCフェザー級チャンピオンのアレックス・ヴォルカノフスキーがツイッターで「正式決定だ、俺はライト級タイトルマッチのバックアップファイターになった。みんな、アブダビで会おう」とコメントしましたが、


 この件について同じく『UFC 280: Oliveira vs. Makhachev』でマテウス・ガムロと対戦するベニール・ダリウシュが「正直言って混乱している。彼がゲームをしているのか、それともUFCがゲームをしているのかは分からない。というのも、俺が補欠だと言われたからだ」「何か問題が起きた場合に備えて、同じ大会でライト級の試合がもう一つ組まれているわけだし、何が起きているのか理解できない。真相を探ろうと思うが、今回の目標はガムロだ。だが、俺は本当に自分が補充要員だと思ってた。そう言われたからな」とコメント。チャールズ・オリヴェイラかイスラム・マカチェフのどちらかに問題が起きた場合は自分が繰り上がりでライト級王座決定戦をすると思っていたそうです。


 これに対しアレックス・ヴォルカノフスキーは「俺はゲームをしているわけじゃない。多分彼はかなり以前に言われたんじゃないか。数ヶ月前なのか、マネージャーとどういう会話をしたのか、彼はそう思い込んでそれ以来調べてないのかどうかは知らないが、俺のセコンドもアブダビに行くし、お金も貰っている。だからゲームじゃない」「もし、どちらかが計量ミスをしたら、俺が出場する。またミスした方が勝って、ベルトが空位のままだったら何の意味もないからね。俺はトレーニングに集中するだけだが、計量ミスした方がチャンスを奪われるのは明らかだと思う」とコメント。


 一方でデイナ・ホワイトは次期ライト級王座挑戦者がアレックス・ヴォルカノフスキーになることを示唆し「まぁ、それが理に適っている」とコメント。バックアップファイターについては明言していません。続きを読む・・・
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Column F1 MMA o ONE RIZIN Road to UFC Shooto UFC   ストラッサー起一 ブラッド・リデル マテウス・ガムロ 修斗 内田タケル 新井丈 猿丸ジュンジ 草・MAX 西川大和 関口祐冬

修斗世界ライト級王者の西川大和がUFCと契約、10.22『UFC 280』でマゴメド・ムスタファエフと対戦の噂


 10月22日にアラブ首長国連邦アブダビで開催する『UFC 280: Oliveira vs. Makhachev』でマゴメド・ムスタファエフ vs. 西川大和のライト級マッチが行われるとのこと。


 ソースはこれのようですが、馴染みのないサイトですし、ライト級ではなくフライ級になってますし、報じているのは今のところここだけなので、あくまでも噂という段階にしておきます。


 ただし、元々ムスタファエフと対戦予定だったジェイミー・ムラーキーが負傷欠場することは本当のようです。ムスタファエフは2020年2月の『UFC Fight Night 168: Felder vs. Hooker』でブラッド・リデルに判定負けして以来2年8ヶ月ぶりの試合。2020年10月の『UFC Fight Night 180: Ortega vs. The Korean Zombie』でマテウス・ガムロと対戦予定でしたが中止(理由は不明)、2021年10月の『UFC 267: Blachowicz vs. Teixeira』でダミア・イスマグロフと対戦予定でしたが、前日計量でイスマグロフが163.5ポンドと7.5ポンドもオーバーしたことから中止と不運が続いています。

Yamato Nishikawa(Sherdog)

西川大和(日本修斗協会公認サイト)

 西川大和は現在19歳でMMA戦績21勝3敗6引き分け。現修斗世界ライト級王者。以前からONEやRIZINへの出場をアピールしていました。


 9月19日に後楽園ホールで開催された『プロフェッショナル修斗公式戦 PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.6』でウェルター級で草・MAXと対戦し判定勝ちしたばかり。この時は「次、11月(27日の後楽園大会に)出たいんで(主催のサステインの)坂本(一弘)代表、いいですか?まだチャンピオンの器じゃないんで、強くなっていきたいので、協力何卒よろしくお願いします」とコメントしています。


──「若い選手を使いたい」というONE、一時は対ストラッサー起一選手の名前も出したRIZINなどとの交渉も、試合で勝ち続けて待つという状況でしょうか。

「そうですね。無いものねだりをしても仕方ないと自分は思っていて、実績に何もプラスにならないまま、ただ人生が過ぎていくんだったら、天心選手のように試合をして、自分が場慣れしていくことの方が大事だと思っています」

 その後はこんなコメントをしています。続きを読む・・・
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BELLATOR MMA MMAPLANET o ONE ROAD FC YouTube   イスラム・マカチェフ クォン・アソル ケビン・リー ジャスティン・ゴンザレス ティム・ワイルド ファビアン・エドワーズ マテウス・ガムロ リョート・マチダ

10.29 ミラノ開催の『Bellator 287』でアダム・ピコロッティ vs. マンスール・バルナウイ、ファビアン・エドワーズ vs. チャーリー・ワード等全カードが決定

Bellatorが10.29ミラノ大会を発表(2022年07月21日)

 こちらの続報。


 Bellator MMAは10月29日にイタリア・ミラノのアリアンツ・・クラウド・アリーナで開催する『Bellator 287』の対戦カードを発表。メインイベントはアダム・ピコロッティ vs. マンスール・バルナウイのライト級マッチ、他にファビアン・エドワーズ vs. チャーリー・ワードのミドル級マッチ、サウル・ロジャース vs. ティム・ワイルドのライト級マッチ、ジャスティン・ゴンザレス vs. アンドリュー・フィッシャーのフェザー級マッチがメインカードになります。

Adam Piccolotti(Sherdog)

Mansour Barnaoui(Sherdog)

 アダム・ピコロッティは2月の『Bellator 274: Gracie vs. Storley』でジョージ・カラカニャンに判定勝ちして以来の試合。



 マンスール・バルナウイは現在29歳(試合時は30歳)。チュニジア生まれのフランス人でMMA戦績19勝4敗。元BAMMA、M-1Challenge、ROAD FCライト級チャンピオン。19勝のうち18勝がフィニッシュ勝利。4敗は全て判定負けでケビン・リー、イスラム・マカチェフ、マテウス・ガムロといった後の大物選手ばかり。

【Road FC53】マンスール・ベルナウイ、クォン・アソルに圧勝。RNCを極め100万ドルとベルトをゲット(MMAPLANET)

 2019年5月の『ROAD FC 53』でクォン・アソルに勝利しライト級王座を獲得していて以来試合をしておらず、今回が3年5ヶ月ぶりの試合でBellatorデビュー戦となります。

 ファビアン・エドワーズは5月の『Bellator 281: MVP vs. Storley』でリョート・マチダに1R KO勝ちして以来の試合。現在Bellatorミドル級ランキング3位。チャーリー・ワードは5月の『Bellator 281: MVP vs. Storley』でアラン・カルロスに判定勝ちして以来の試合。

 サウル・ロジャースは昨年9月の『Bellator 266: Romero vs. Davis』でジョージ・カラカニャンに判定勝ちして以来の試合。ティム・ワイルドは5月の『Bellator 281: MVP vs. Storley』で行われたアルフィ・デイヴィス戦がマジョリティドローになって以来の試合。

 ジャスティン・ゴンザレスは4月の『Bellator 279: Cyborg vs. Blencowe 2』でカイ・カマカ3世に判定勝ちして以来の試合。アンドリュー・フィッシャーは5月の『Bellator 281: MVP vs. Storley』でアッティラ・コクマスに判定勝ちして以来の試合。

Lightweight Bout: Davy Gallon (21-7-2) vs. Daniele Scatizzi (11-6)
Light Heavyweight Bout: Simon Biyong (8-2) vs. Dragos Zubco (3-1)
Lightweight Bout: Alfie Davies (14-4-1) vs. Thibault Gouti (16-5)
Strawweight Bout: Chiara Penco (7-3) vs. Manuela Marconetto (3-1)
Featherweight Bout: Yves Landu (17-9) vs. Walter Cogliandro (11-3-1)
Middleweight Bout: Costello van Steenis (13-2) vs. Kamil Oniszczuk (9-1)
Welterweight Bout: Nicolò Solli (3-1, 1 NC) vs. Bourama Camara (5-1)
Middleweight Bout: Steven Hill (5-0) vs. Walter Pugliesi (9-3)

 プレリミナリーカードは以上の試合が決定しています。続きを読む・・・
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ABEMA MMA MMAPLANET o ONE UFC マテウス・ガムロ ロベルト・ソルディッチ

【ONE】バルカンのロボコップ――KSW二階級制覇のロベルト・ソルディッチが、ONEと契約!!

【写真】ウェルター級、ミドル級と日本勢との対戦も是非とも見てみたいソルディッチだ (C)MMAPLANET

2日(火・現地時間)、ONEチャンピオンシップがKSW二冠王のロベルト・ソディッチと契約したことを発表している。

非北米メジャー系の強豪がONEと契約を果たした。クロアチア人ファイター、ロボコップの異名を持つ27歳のソルディッチはKSWのウェルター級とミドル級のチャンピオンだ。


ユーゴスラビア紛争中にボスニアヘルツェゴビナで生まれたソルディッチは内戦終了後に柔道を始め、MMAに転じると2014年のデビューから僅か3年でセルビア、スイス、クロアチア、ドイツのローカルプロモーションでウェルター級王者となり、KSWにステップアップを果たす。

すると初陣となった2017年12月大会で、ボリス・マンコフスキを破りウェルター級王者に。初防衛戦で今やUFCで活躍する南アフリカのドリキュス・デュプレッシーに敗れベルトを手放したが、ダイレクトリマッチではKO勝ちしベルトを奪還した。

同王座は今も保持しており、2度の防衛戦の合間に80キロのキャッチウェイト戦やミドル級でもキャリアを積み重ねると、昨年12月にKSWの象徴といえるマメド・カリドフを倒してミドル級王座に就いている。

フェザー級とライト級の二冠だったマテウス・ガムロと同様ンにKSWではやるべきことをやりきったソルディッチが、次に目指した場は意外にもONEとなった。

そのONEの発表ではウェルター級とミドル級の王座を狙える逸材とされているが、92キロのミドル級で戦えるのかは気になる。

とはいえ低い重心で、相手の攻撃を受け止めつつ天賦の才といえる左の強さでKO勝ちの山を築いてきたソルディッチのONE参戦は決して層の厚くない両階級を一回りするだけで、バラエティに富んだマッチアップが実現するだけに――一気に中心的なファイターの座を掴むことも考えられる。

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MMA News o UFC   アルマン・ツァルキャン マテウス・ガムロ

『UFC on ESPN 38』アルマン・ツァルキャン vs. マテウス・ガムロのジャッジの採点/主要サイトの採点

 『UFC on ESPN 38: Tsarukyan vs. Gamrot』のメインイベントで行われたアルマン・ツァルキャン vs. マテウス・ガムロはユナニマスデシジョンでガムロが勝利しましたが、物議を醸した判定だったことから、スプリットデシジョンだったヴァネッサ・デモポロス vs. ジン・ユ・フレイと共にジャッジの採点と主要サイトの採点を紹介していきます。


Mateusz Gamrot defeats Arman Tsarukyan(MMA Decisions)

 アルマン・ツァルキャン vs. マテウス・ガムロのジャッジの採点。3者とも1,2Rツァルキャン、3,4,5Rガムロで48-47ガムロ勝利でした。

 主要サイトの採点は48-47ガムロ支持7人、47-48ツァルキャン支持12人、46-49ツァルキャン支持2人、45-50ツァルキャン支持1人でした。


Vanessa Demopoulos defeats Jinh Yu Frey(MMA Decisions)

 ヴァネッサ・デモポロス vs. ジン・ユ・フレイのジャッジの採点。Sal D'Amatoが1,2Rフレイ、3Rデモポロスで28-29フレイ勝利。Ron McCarthyが1Rフレイ、2,3Rデモポロスで29-28デモポロス勝利。Jerin Valelがフルマークでデモポロスで30-27デモポロス勝利でした。

 主要サイトの採点は29-28デモポロス支持1人、28-29フレイ支持9人、27-30フレイ支持2人でした。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN38 アルマン・ツァルキャン キック マテウス・ガムロ

【UFC ESPN38】ツァルキャンのミドルをもらうもガムロがレスリングで上回り、僅差の判定で激闘を制す

<ライト級/5分5R>
マテウス・ガムロ(ポーランド)
Def.3-0:48-47.48-47.48-47.
アルマン・ツァルキャン(ロシア)

速い左ジャブを突くツァルキャン。ガムロは追いながら右ローを見せた。左ハイで相手を下がらせたあと、前に出てきたガムロにシングルレッグで組みついたツァルキャンだったが、ガムロはこれを突き放した。左ジャブを突きながら前に出るツァルキャンに対し、サウスポーにスイッチしたガムロがニータップを見せるも倒すことはできず。ツァルキャンは下がる相手に左ハイを見せた。

オーソドックスに戻したガムロの右カーフキックに合わせて飛び込んだツァルキャンが、ダブルレッグでテイクダウンを奪う。反転してスクランブルに持ち込んガムロが、ツァルキャンからバックを奪った。立ち上がるツァルキャン。ガムロはボディロックでツァルキャンをケージに押し込む。しかしツァルキャンがケージ中央まで押し戻した。

ケージ中央で打撃戦を繰り広げる両者、ツァルキャンは左ハイを見せるもクリーンヒットはない。ツァルキャンの右ローに右ストレートを合わせるガムロ。ツァルキャンは右ローから左ミドルを放つが、ガムロが蹴り足をキャッチした。離れたツァルキャンは、左ジャブから右ストレート。ガムロも右クロスを繰り出す。ツァルキャンが左ミドルでガムロの動きを止め、パンチで中に入れさせずシングルレッグで組みついたが、ガムロがスクランブルに持ち込んで初回を終えた。

2R、体を振って距離を詰めるツァルキャン。ガムロは相手の左ミドルをキャッチしたが、ツァルキャンはすぐに離れた。ツァルキャンがローの2段蹴りで相手にケージを背負わせるも、ガムロが押し戻す。ツァルキャンは左ミドル。ケージを背負いながらサークリングする。ガムロの打ち終わりに右ストレートを突いたツァルキャンに対し、ガムロも距離を詰めて右ストレートを当てる。ツァルキャンが上下にパンチを打ち分けると、ガムロも右クロスを狙う。ガムロのニータップをかわしたツァルキャンは、相手を左ジャブ、右ストレート、左ミドル、そして左ハイで近づけさせない。

ガムロの右足にシングルレッグで飛び込んだツァルキャンだが、これは倒せずスタンドに戻った。ガムロの右カーフにワンツーを返したツァルキャン。ダブルレッグに繋げるがガムロがオーバーフックで切り返し、ツァルキャンも立ち上がった。サウスポーにスイッチしたガムロが左ストレートを入れる。ツァルキャンの蹴りは届かず。ツァルキャンが組みつこうとしたところにガムロがサウスポースタンスから左ミドルを当てた。しかしツァルキャンの右ミドルがクリーンヒットすると、体を丸めて下がったガムロ。ツァルキャンは左ジャブから前に出るが、ガムロもパンチを打ち返して相手にケージを背負わせた。

3Rはツァルキャンの右ミドルからスタート。ガムロが組みついたが、ツァルキャンが押し返して離れた。ツァルキャンの右カーフがクリーンヒットするも、ガムロは止まらない。相手のワンツーをかわしたガムロがプレッシャーをかける。ここでガムロが低空のシングルレッグへ。スプロールしようするツァルキャンをリフトアップしたが、相手を逃してしまった。スタンドではツァルキャンのパンチの打ち終わりに右ストレート、左ジャブを合わせながら、ダブルレッグで尻もちを着かせた。

立ち上がったツァルキャンのバックを奪い、ケージに押し込むガムロ。太ももにヒザを着きあしながら相手を削る。正対したツァルキャンが、離れたガムロに組みつくも、ガムロはオーバーフックで切り返して離れた。左ジャブを突きながら前に出るツァルキャンは、シングルレッグで組みつく。右足を掴まれたガムロは立ち上がって、片足で下がりながら足を抜いた。ツァルキャンの右バックスピンキックがガムロのボディに突き刺さる。さらにツァルキャンはガムロの左ストレートに右ミドルを合わせた。

4R、ツァルキャンが左ジャブ。ガムロは右クロスを狙い、さらにダブルレッグで組みついたが、ツァルキャンが押し返した。離れたガムロに、ツァルキャンが左ミドルを当てる。しかしガムロも、ツァルキャンの左ジャブに対してインサイドから右ストレートを繰り出した。ガムロのシングルレッグをカットしたツァルキャンが一旦距離を取り、ジャブとローで出ていく。前に出るガムロ、ツァルキャンが下がりながら右スピニングバックフィストで尻もちを着かせた。すかさずスクランブルに持ち込んだガムロは、一度はガブられながらも足に絡みつき、相手に尻もちを着かせた。

バックを取られながら立ち上がったツァルキャン。ガムロが左ジャブを突きながら追い、距離が詰まると右クロスを打ち下ろす。ツァルキャンは左ミドルとワンツーを打ちながら、サークリングする。追うガムロに対し、右スピニングバックエルボーを繰り出したツァルキャンだが、これは当たらず。打撃戦の中でガムロがニータップでツァルキャンに尻もちを着かせた。さらにバックコントロールへ。左足を差し入れて左手を相手の顔面に回したガムロ。バックマウントは奪えなかったが、相手の足を畳んでケージに押し込んでいった。

最終回、ワンツーを打ち込むツァルキャン。ガムロは体勢を低くしながら右ストレートを繰り出した。ツァルキャンの右カーフをもらって尻もちを着いたガムロだが、すぐに立ち上がって右を当てる。ツァルキャンのシングルレッグをカットしたガムロは、相手のワンツーに右のカウンターを合わせた。そしてダブルレッグで飛び込み、ツァルキャンに尻もちを着かせて、そのまま右足を挟んでケージに押し込む。ガムロはボディロックからバックへ。しかしツァルキャンも離れた。

ケージ中央に戻り、右スピニングバックフィストを狙ったツァルキャンに、シングルレッグで組みついたガムロ。これを切ったツァルキャンが左ジャブで押していく。サウスポーのガムロに右ミドルを当てるツァルキャン。ニータップを切られたガムロは右ストレートをヒットし、さらにシングルレッグで組みつくが、これはツァルキャンがスプロールした。スタンドに戻ると、パンチを繰り出しながらツァルキャンが相手にケージを背負わせる。残り1分で相手のパンチに右ストレートを合わせたガムロ、打ち返してくるツァルキャンのパンチに下がりながら、シングルレッグで尻もちを着かせ、バックコントロールへ。正対したツァルキャンがガブったところで試合が終了した。

判定はジャッジ3者とも、1ポイント差でガムロの勝利を指示した。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN38   アラン・ボドウ アルマン・ツァルキャン イスラム・マカチェフ ウマル・ヌルマゴメドフ カーロス・アルバーグ クリストス・ギアゴス シャクハト・ラクモノフ セルゲイ・モロゾフ チアゴ・モイゼス ニール・マグニー ネイサン・メネス パウリアン・パイヴァ ブライアン・ケレハー ホドウフォ・ヴィエイラ マテウス・ガムロ

【UFC ESPN38】計量終了 粒ぞろい。メイン=ツァルキャン×ガムロ、バンタム級の3試合にホドウフォ

【写真】UFCジッターといえる初戦のみ敗退を経験しているが、以後は負けなしのツァルキャン×ガムロの注目の一戦がメインだ(C)Zuffa/UFC

25日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ESPN38「Tsarukyan vs Gamrot」の計量が23日(金・同)に行われた。

メインはライト級のアルメニア×ポーランド対決=アルマン・ツァルキャン×マテウス・ガムロ戦。キャリア18勝2敗、UFCでは5勝1敗で敗れた相手はイスラム・マカチェフだけのツァルキャンとKSWからUFCに転じ、4勝1敗のガムロの両者は揃って156ポンドで計量を終えている。


キャリア15連勝中のシャクハト・ラクモノフがニール・マグリーに挑むウェルター級戦。

ランク外にも実力者がひしめくバンタム級の3試合=ウマル・ヌルマゴメドフ×ネイサン・メネス、パウリアン・パイヴァ×セルゲイ・モロゾフ×マリオ・バウティスタ×ブライアン・ケレハー。さらにはミドル級のホドウフォ・ヴィエイラなど、出場全24選手が問題なく計量をクリアしている。

■視聴方法(予定)
6月26日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN38計量結果。

<ライト級/5分5R>
アルマン・ツァルキャン: 156ポンド(70.76キロ)
マテウス・ガムロ: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ニール・マグニー: 171ポンド(77.56キロ)
シャクハト・ラクモノフ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジョシュ・パリジャン: 265.5ポンド(120.42キロ)
アラン・ボドウ: 253ポンド(114.75キロ)

<ライト級/5分3R>
チアゴ・モイゼス: 155.5ポンド(70.53キロ)
クリストス・ギアゴス: 156ポンド(70.76キロ)

<バンタム級/5分3R>
ウマル・ヌルマゴメドフ: 136ポンド(61.69キロ)
ネイサン・メネス(米国)

<ミドル級/5分3R>
クリス・カーティス: 185.5ポンド(84.14キロ)
ホドウフォ・ヴィエイラ: 185ポンド(83.91キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
タフォン・エヌシュクウィ: 206ポンド(93.44キロ)
カーロス・アルバーグ: 204.5ポンド(92.76キロ)

<フェザー級/5分3R>
TJ・ブラウン: 145.5ポンド(66.0キロ)
シャ・イラン: 146ポンド(66.22キロ)

<バンタム級/5分3R>
パウリアン・パイヴァ: 136ポンド(61.69キロ)
セルゲイ・モロゾフ: 136ポンド(61.69キロ)

<フライ級/5分3R>
コディー・ダーデン: 126ポンド(57.15キロ)
JP・ベイス: 126ポンド(57.15キロ)

<バンタム級/5分3R>
マリオ・バウティスタ: 135.5ポンド(61.46キロ)
ブライアン・ケレハー: 135.5ポンド(61.46キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ジン・ユ・フレイ: 115.5ポンド(52.38キロ)
ヴェネッサ・デモパウロス: 115.5ポンド(52.38キロ)

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6.25『UFC Fight Night 208』のメインイベントはアルマン・ツァルキャン vs. マテウス・ガムロ


 UFCが6月25日にラスベガスのUFC APEXで開催する『UFC Fight Night 208』のメインイベントがアルマン・ツァルキャン vs. マテウス・ガムロのライト級マッチになることをEurosportが確認したとのこと。

 ツァルキャンは2月の『UFC Fight Night 202: Makhachev vs. Green』でジョエル・アルバレスに2R TKO勝ちして以来の試合で5連勝中。現在UFCライト級ランキング11位。

 ガムロは昨年12月の『UFC Fight Night 199: Lewis vs. Daukaus』でディエゴ・フェレイラに2R TKO勝ちして以来の試合で3連勝中。現在UFCライト級ランキング12位。続きを読む・・・
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7.30『UFC 277』でディエゴ・フェレイラとドラッカー・クローズが対戦


 UFCが7月30日に開催する『UFC 277』でディエゴ・フェレイラ vs. ドラッカー・クローズのライト級マッチが行われることをアリエル・ヘルワニ記者が確認したとのこと。会場は未定ですが、テキサス州ダラスになる見込みだそうです。

 フェレイラは昨年12月の『UFC Fight Night 199: Lewis vs. Daukaus』でマテウス・ガムロに2R TKO負けして以来の試合で3連敗中。

 クローズは4月の『UFC on ESPN 34: Luque vs. Muhammad 2』でブランドン・ジェンキンスに2R TKO勝ちして以来の試合。続きを読む・・・