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【UFC ESPN44】見えなかった右ヒザ。ブランドン・ロイヴァルがスタンドだけの短期勝負でニコラウをKO

<フライ級/5分3R>
ブランドン・ロイヴァル(米国)
Def.1R2分09秒by KO
マテウス・ニコラウ(ブラジル)

サウスポーのロイヴァルがジャブを見せて、足を使う。待ちの姿勢のニコラウは、左右にステップを踏み間合いを取り、ワンツーを繰り出す。さらに右カーフを蹴ったニコラウに対し、ロイヴァルも強引に攻めにいくことはない。と、外から左フックを狙ったニコラウに対し、ロイヴァルが右ヒザを突き上げ、同時に右を当てる。

前方に崩れ、起き上ろうとして後方に倒れたニコラウにロイヴァルがエルボーを連打し、レフェリーが試合を止めた。リプレイでないと目視できていなかったヒザが事実上のフィニッシュブロー。11カ月振りの実戦で完勝したロイヴァルは「僕はこの階級で一番テクニカルなファイターなんだ。エキサイティングな試合を心掛け、5万ドルを稼ぎに来ている。次は俺だろ!」とまくし立てた。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN44   アレッシャンドリ・パントージャ アーノルド・アレン イオン・クテレバ エジソン・バルボーサ クリス・グティエレス クレイ・グイダ ジリアン・ロバートソン ダスティン・ジャコビー ティム・エリオット ビリー・クゥアンティロ ビル・アレジオ ピエラ・ロドリゲス ブランドン・モレノ ブランドン・ロイヴァル ペドロ・ムニョス マックス・ホロウェイ マット・シュネル マテウス・ニコラウ マネル・ケイプ ラファ・ガルシア ランド・バンナータ

【UFC ESPN44】ロイヴァルとフライ級トップ対決、マテウス・ニコラウ「今回もシャベ・ジ・オーロだ」

【写真】この試合がプレリミって……どういうこと(C)Zuffa/UFC

15日(土・現地時間)、ミズーリ州カンザスシティのTモバイル・センターで開催されるUFC ESPN44「Holloway vs Allen」でブランドン・ロイヴァルと戦うマテウス・ニコラウ。

マネル・ケイプ、ティム・エリオット、デヴィッド・ドヴォルザーク、マット・シュネルと勝利を重ね、確実にランクを上げてきた。「過去最高にタフな試合になる覚悟はできている」という一方で、確かな自信を持っていた。

勝てば確実にタイトル挑戦が見えてくる一戦を前にして、ニコラウの心境とは。


――マテウス、前回のマット・シュネル戦の前のインタビューでは全ての局面で優っていると話していましたが、右フックでKO勝ちしました。

「言った通りになったよね。全てのエリア、全ての要素で僕が上だった。練習してきたことの全てを出せたわけじゃないけど、練習をしてきたことで勝てた。だから凄くハッピーだったよ。

でも満足はしていない。ただ思ったように練習の成果を見せて勝つことができたので、今回の試合も同じメンタルで臨むことができる。しっかりと準備してきたから、ブランドン・ロイヴァルがミスをすると、そこにつけこんでしっかりと勝利を手にするよ」

──そのロイヴァル戦、今週土曜日の試合に向けて精神的に良い状態のようですね。

「メンタルもフィジカルも最高さ。ケガなく、予定していた練習メニューを全てやり切ることができた。過去最高のシェイプだし、技術力も上がっている。より強くなり、より成熟した。その姿を土曜日に見てもらうよ。

全てをやってきた。これ以上の準備はない。今回もシャベ・ジ・オーロだよ。黄金の鍵を掛けて、キャンプを終えることができた」

──ではブランドン・ロイヴァルの印象を教えてください。

「タフなファイターだ。背が高くて、サウスポー、良いペースで戦うことができる。スタンドでも積極的に攻めるけど、グラウンドでのサブミッション・ゲームを好んでいる。きっと良い試合になるよ」

──サブミッションを狙う。そこに付け入る隙があるという見方は、正しいでしょうか。

「だいたい長所は短所になるもんだよ。良いペースで戦うと言ったけど、やり過ぎる面がある。だから、隙を与えてしまうんだ。僕としてはブランドンがアグレッシブに攻めてくる方が、距離を取ってくるより戦いやすい。

ブランドンはスタンドでもそうだけど、グラウンドでもミスをする。もちろんデンジャラスだし、一気呵成に攻める強さを持っている。でも、彼が攻撃を仕掛けてくる時こそ、僕が攻撃を仕掛ける時でもあるんだ。今回はキャリアで一番タフな試合になる覚悟ができているけど、精神的にはこれまでと何も変わりない」

──ここで勝てばブランドン・モレノ✖アレッシャンドリ・パントージャ戦の勝者への挑戦権を得ることができると思っていますか。

「そう信じている。ブランドンを一方的に破ることができればね。フライ級は世界戦で戦う選手が固定されてきた。新しいチャレンジャーの誕生をファンも待っているはずだ。この試合でブランドンに勝ち、その場に進むことができると信じている。準備はできているよ。

そのために今回の試合で圧勝する。KO勝ちか一本勝ちかは、どうでも良い。とにかく圧倒して、良い試合にしたい。一方的に勝つ、それだけだよ。ベストを尽くすから、日本の皆のサポートを期待しているよ。アリガト」

■視聴方法(予定)
4月16日(日・日本時間)
午前6時30分~UFC FIGHT PASS
午前6時~U-NEXT

■ UFC ESPN44計量結果

<フェザー級/5分5R>
マックス・ホロウェイ: 146ポンド(66.22キロ)
アーノルド・アレン: 146ポンド(66.22キロ)

<フェザー級/5分3R>
エジソン・バルボーサ: 146ポンド(66.22キロ)
ビリー・クゥアンティロ: 146ポンド(66.22キロ)

<ライトヘビー級/5分5R>
ダスティン・ジャコビー: 206ポンド(93.44キロ)
アザマット・ムルザハノフ: 205ポンド(92.99キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
イオン・クテレバ: 206ポンド(93.44キロ)
タナー・ボザー: 203ポンド(92.07キロ)

<バンタム級/5分3R>
ペドロ・ムニョス: 136ポンド(61.69キロ)
クリス・グティエレス: 136ポンド(61.69キロ)

<ライト級/5分3R>
クレイ・グイダ: 155.5ポンド(70.53キロ)
ラファ・ガルシア: 154.5ポンド(70.08キロ)

<フェザー級/5分3R>
TJ・ブラウン: 146ポンド(66.22キロ)
ビル・アレジオ: 146ポンド(66.22キロ)

<フライ級/5分3R>
ブランドン・ロイヴァル: 126ポンド(57.15キロ)
マテウス・ニコラウ: 126ポンド(57.15キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
エド・ハーマン: 206ポンド(93.44キロ)
ザク・カミングス: 206ポンド(93.44キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ピエラ・ロドリゲス: 116ポンド(52.62キロ)
ジリアン・ロバートソン: 116ポンド(52.62キロ)

<ライト級/5分3R>
ランド・バンナータ: 156ポンド(70.76キロ)
ダニエル・セジューベル: 156ポンド(70.76キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ブルナ・ブラジル: 116ポンド(52.62キロ)
デニース・ゴミス: 115ポンド(52.16キロ)

<バンタム級/5分3R>
ガストン・ボラノス: 136ポンド(61.69キロ)
アーロン・フィリップス: 136ポンド(61.69キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
ホセリン・エドワルツ: 136.5ポンド(61.91キロ)
ルシエ・プシオワ: 136ポンド(61.69キロ)

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MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN44   アミール・アルバジ アレッシャンドリ・パントージャ アーノルド・アレン イオン・クテレバ エジソン・バルボーサ クリス・グティエレス クレイ・グイダ ジリアン・ロバートソン ダスティン・ジャコビー ビリー・クゥアンティロ ビル・アレジオ ピエラ・ロドリゲス ブランドン・モレノ ブランドン・ロイヴァル ペドロ・ムニョス マックス・ホロウェイ マテウス・ニコラウ ラファ・ガルシア ランド・バンナータ 平良達郎

【UFC ESPN44】上位対決、ニコラウ戦。ブランドン・ロイヴァル「最後の練習で平良が相手をしてくれた」

【写真】ロイヴァルから練習をしたいと思って実現した。平良とのセッションの成果は(C)TATSURO TAIRA

15日(土・現地時間)、ミズーリ州カンザスシティのTモバイル・センターで開催されるUFC ESPN44「Holloway vs Allen」でブランドン・ロイヴァルが、マテウス・ニコラウとフライ級5位✖6位対決を行う。

これが11カ月売りの試合、積極的な組みの仕掛けと同時に、打撃にも力を入れてきたロイヴァルは、我慢することを覚えてという。そして自制がきく、アグレッシブファイタ・ファイターはコロラドに滞在中の平良達郎とも練習をしているという。


――マテウス・ニコラウと今週末に戦います。実に11カ月振りの実戦復帰ですね。

「ようやくオクタゴンに戻ることができて嬉しいよ。とにかく、そこが一番嬉しいね」

──昨年12月に予定されていたアミール・アルバジ戦は、手首の負傷で欠場となりました。

「もう問題ないよ。2、3カ月経ったしね。試合を戦ううえで、問題はない。OKだよ」

──ところで平良達郎選手とコロラドの10thPlanetで練習しているそうですね。

「タイラはナイス・キッドだよ。彼がコロラドに来ていると聞いて、一緒に練習したち思ったんだ。この試合に向けて、最後のトレーニングセッションでもグラップリングで相手をしてくれた。控え目な性格だけど、凄く良い選手だ」

──同じフライ級の選手ですが、問題なくトレーニングがデキるものなのですね。

「そんなこと気にしていると、良い練習ができないよ。タイラはUFCで素晴らしい試合をしているから、僕の方から練習したいと思ったんだ。彼が練習しているジムと、僕のジムは別で。だから、そのどちらでもない場所で練習をするようになった。最高の練習ができたよ。

タイラは本当にまだ若いけど、練習を一緒にするとその良さを多く見つけることができた。最初は試合を見て、技術的に優れているからトレーニングをしてみたいと思っただけだった。でも、一緒に練習をするとタイラのことを人として好きになった。ホントに礼儀正しくて良いヤツだから。今じゃタイラのビッグファンだよ。凄く良い練習もできたしね」

──そして迎えるニコラウ戦です。彼の印象を教えてください。

「マテウスは我慢強い。そこが彼の良さだ。危険な相手だ、本当に粘り強いからね」

──ブランドンの持ち味は、常にアグレッシブに攻撃してフィニッシュを狙うことです。ただMMAでは極めに行ってエネルギーを使い過ぎることを嫌い、組みの攻防ではブランドンのようにサブミッションを相当な頻度で仕掛ける選手は決して多くないかと思います。

「僕は積極的に極めを狙うファイターだけど、一番の武器はスタミナだと思っている。仕掛けても疲れないから、一本を狙い続けることができるんだ。スタミナ面で大きく崩れることがない。そのおかげでハイペースをキープして戦える。きっと標高の高い街で生活していることも関係しているだろうけど、そのなかでも僕のガスタンクの容量の大きさは皆が認めるところだからね(笑)」

──なるほどぉ(笑)。

「だから、今回のように平地に近いところで戦うと、本当にいつまでも体が動く。スタミナ面で誰かに劣るとは一切思っていないよ」

──とはいえ、積極的なアタックを続けることは時に自らを窮地に追い込むこともあるかと思います。

「正直に言えば、僕にはこのサイズでマテウスのような黒帯の練習仲間はいない。茶帯ぐらいが多いんだ。だから、自分と同じ階級で黒帯柔術家がどれぐらいの力があるかを知ることができるから、凄く楽しみなんだ。きっと、僕の方が色々なことを見せることができると思う。だからこそ、どういう戦いになるのか凄く期待しているよ」

──ニコラウは前回の試合、パンチで勝利しています。

「う~ん、僕からすれば彼のパンチは非常に質が悪い。仮にマテウスが打撃勝負を挑んでくるなら、よりスマートに戦うよ。いつも、そこに応じるわけじゃない。しっかりと何をするか見極める。ただね、試合がなかった11カ月の間で僕が一番強化してきたのは打撃なんだよ。

我慢して戦うことができるようになった。これまではエキサイトして、行き過ぎることがあったけど自分をコントロールできるようになったんだ。今回のファイトキャンプでも、そこに重点を置いてきた。我慢を覚え、MMA IQの高い戦いができるようになった。でもね、やる時はやるよ。攻める時は攻める」

──それでこそ、ブランドン・ロイヴァルです。ところでブランドン・モレノとアレッシャンドリ・パントージャの世界戦が決まりました。ここでタイトルコンテンダーになる権利を得るために、どのような試合が必要だと考えていますか。

「少しでもランクを上げること。そして、今週の試合で勝てば僕も挑戦者候補のリストに名前を加えることができるに違いない。今回の試合でも今までと変わらず、フライ級で僕が一番エキサイティングなファイターだと証明する。11カ月もブランクが空いたから、皆が僕のことを思い出すような試合をするよ。僕こそがタイトル挑戦に相応しいと思われるようにね」

──ブランドン。ありがとうございました。では最後に日本のファンにメッセ―ジをお願いします。

「アリガト!! いつまでも僕にとって、シンヤ・アオキは最高のファイターだ。彼がこのスポーツに貢献しれくれたことを、ずっと感謝している」

■視聴方法(予定)
4月16日(日・日本時間)
午前6時30分~UFC FIGHT PASS
午前6時~U-NEXT

■ UFC ESPN44対戦カード

<フェザー級/5分5R>
マックス・ホロウェイ(米国)
アーノルド・アレン(英国)

<フェザー級/5分3R>
エジソン・バルボーサ(ブラジル)
ビリー・クゥアンティロ(米国)

<ライトヘビー級/5分5R>
ダスティン・ジャコビー(米国)
アザマット・ムルザハノフ(ロシア)

<ライトヘビー級/5分3R>
イオン・クテレバ(モルドバ)
タナー・ボザー(カナダ)

<バンタム級/5分3R>
ペドロ・ムニョス(ブラジル)
クリス・グティエレス(米国)

<ライト級/5分3R>
クレイ・グイダ(米国)
ラファ・ガルシア(メキシコ)

<フェザー級/5分3R>
TJ・ブラウン(米国)
ビル・アレジオ(米国)

<フライ級/5分3R>
ブランドン・ロイヴァル(米国)
マテウス・ニコラウ(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
エド・ハーマン(米国)
ザク・カミングス(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ピエラ・ロドリゲス(コロンビア)
ジリアン・ロバートソン(カナダ)

<ライト級/5分3R>
ランド・バンナータ(米国)
ダニエル・セジューベル(メキシコ)

<女子ストロー級/5分3R>
ブルナ・ブラジル(ブラジル)
デニース・ゴミス(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
ガストン・ボラノス(ペルー)
アーロン・フィリップス(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
ホセリン・エドワルツ(パナマ)
ルシエ・プシオワ(チェコ)

The post 【UFC ESPN44】上位対決、ニコラウ戦。ブランドン・ロイヴァル「最後の練習で平良が相手をしてくれた」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN44   アーノルド・アレン イオン・クテレバ エジソン・バルボーサ キック クリス・グティエレス クレイ・グイダ ジリアン・ロバートソン ダスティン・ジャコビー ドナルド・セラーニ ハファエル・アスンソン ビリー・クゥアンティロ ビル・アレジオ ピエラ・ロドリゲス フランキー・エドガー ブランドン・ロイヴァル ベンソン・ヘンダーソン ペドロ・ムニョス ホルヘ・マスヴィダル マックス・ホロウェイ マテウス・ニコラウ ラファ・ガルシア ランド・バンナータ 修斗

【UFC ESPN44】オクタゴン35戦目、クレイ・グイダ「今も旅の途中で、その道のりをエンジョイしている」

【写真】わざわざWi-Fiがよく入る場所、しかも星条旗が背景ある場所を選び──椅子を移動させてインタビューを受けれくれた(C)MMAPLANET

15日(土・現地時間)、ミズーリ州カンザスシティのTモバイル・センターで開催されるUFC ESPN44「Holloway vs Allen」にクレイ・グイダが出場、オクタゴン35戦目をラファ・ガルシアと戦う。

41歳になっても一向に衰えることがない戦闘意欲。MMAラブの固まりクレイ・グイダは日々、懸命に生きる人々にとって活力になるであろう話をしてくれた。


――クレイ、上半身裸で見たところワークアウトを終えたところでしょうか。

「そうなんだ。空気の綺麗なカンザスシティを走ってきたよ。ちょっと待って、Wi-Fiが入りやすいところで……静かなところは……。どうだろう? ここで」

――星条旗がバックでバッチリです。しかし、まだ汗びっしょりですね。

「ホテルの近くにある、川のほとりを走ってきて。凄く気持ち良かった。日差しも強くて、最高の天気だったよ。ファイトウィークのランニングにはもってこいだ」

――今週末、35回目のUFCでの試合になり歴代3位の試合数となります。

「おお、それは知らなかったよ(笑)。土曜日の夜にオクタゴンに足を踏み入れることは、家に戻るようなモノだからね。家族、コーチ、練習仲間、友人たち、ファンの皆のサポートがあって戦い続けることができている。どれだけ長い間戦っても、オクタゴンで戦うことは特別さ。ほんと聖域みたいなモノなんだけど、あの中に入るたびに新しい経験ができる。それがあるから、よりハードに練習をして試合に備えようという気になるんだ」

――しかし、本当にエネルギッシュですね。このところホルヘ・マスヴィダル、ハファエル・アスンソン、ベンソン・ヘンダーソン、ドナルド・セラーニという同世代のファイター達の引退が続いていますが、何がクレイと彼らの違いなのでしょうか。

「ファイターズライフとファミリーライフは、それぞれの判断によるものだ。一人ひとりで違いがあって然り。ただ、僕としては引退するファイターたちの次にクレイ・グイダの名前を並べるのはやめてほしい(笑)。達成感を得られるには、まだまだやり残したことがあるからね。僕にはまだ証明することが残っているんだ。

年齢やネームバリューは関係ない。今もベストファイターと戦うことができる。世界のトップ・フェザー級ファイター、トップ・ライト級ファイターとやり合えることを楽しめている間は、引退しない。今も旅の途中で、その道のりをエンジョイしているんだ。でも、自分のことは分かっている。この旅の行き先はオクタゴンから、そしてファイトから離れることだ。その時に自分のキャリアを振りかえって、絶対に後悔するようなわけにはいかない。対戦相手、そしてファンの皆から最高のギフトを贈られてきた人生を後々、悔いるようなことは絶対にしたくないんだ」

――ケガや体調不良で身を引くファイターも当然います。同時に戦えるフィジカルがあっても、ハングリーさを維持してハードな練習に向きえない。成功を収めると、そういう風になるのも分かります。対してクレイは今もハングリーなのですね。

「そういう面でいえば、さっき名前が挙がった選手たちはUFCでタイトル戦を経験し、最高の瞬間をキャリアで手にしている。その点、僕はタイトル挑戦に近づいたけど……。ベン・ヘンダーソンに敗れフランキー・エドガーに挑戦することができなかった。

ディエゴ・サンチェスとの試合も、勝てばタイトル挑戦が約束されていた。ディエゴがBJ・ペンに挑戦したようにね。だから、僕は彼らのようにやり遂げたという気持ちにはなれないんだ。今も朝、目が覚めると強くなりたいという想いを感じる。だから厳しいトレーニングに向かうことができる。若くて、僕よりずっと才能のあるチームメイトと練習したいと思うんだ。

ジムの全てのコーチ、ストレングスコンディショニング・コーチ、皆が成長するためにプッシュしてくれる。僕の限界値を引き上げてくれる。そういうチームで皆と過ごすことで、僕らはMMAというスポーツから多くのことを与えてもらっているんだよ」

――そういう気持ちがあり続けるので、クレイは昨年12月の勝利後に1カ月もしないうちにグラップリングの試合で出てしまうのですね。

「40歳を過ぎて、もっと活発に活動したくなったんだよ。ずっとUFCで戦ってきて柔術の試合に出たことがなかった。2019年にQuintet Ultraでグレゴー・グレイシーと戦ったのが、初めてのグラップリングの試合だった。初めての組み技の試合の相手がグレイシーだったなんて、最高だろ(笑)。

それからFury Pro Grapplingで4度ほど戦った。40代になってから20代や30代の選手たちと組み技で戦うのも最高だよ。まさか、これだけMMAを戦い続けてきて頻繁にグラップリングを戦うことになるとは思ってもみなかったけどね。でも、凄く楽しんでいるよ」

──MMAとグラップリングでも戦う時は、クレイは同じようなテンションですね。

「思い切りレスリングしているけどね。グラップリングはパンチ、キック、ヒザが飛んでくることを考えないで済むから、バチバチのレッスルできる。確かにグラップリングの試合と比較するとUFCは煌びやかな世界で、より強度の高い戦いが繰り広げられている。拍手の数、声援も凄まじくて、何よりブルース・バッファーがいる。ジョー・ローガン、マイケル・ビスピン、ダニエル・コーミエーがケージサイドに陣取っている。この経験は、特別だよ。

と同時に1万、2万、数千人の前で戦い続けてきたのとはまた違って、グラップリングの小さな会場で、ファンの顔が確認できるような状態で戦うことも本当に楽しい。グラップリング会場のファンは、試合をしっかり見ているんだよ」

──クレイの話を聞いていると、MMAやグラップリングが好きでいることが幸せに感じられて、嬉しくなってしまいます。それにクレイの目は、まるで10代の少年のように輝いていますよ。

「アハハハ。レスリング、ランニング、フィッシング、ファイティングには今も目がない。ひたすら楽しいんだ。僕の人生を奏でてくれるのが、この4つなんだよ。そして、毎日のようにこれらを続けている」

──子供が生まれて落ち着いたということは、よく言われることです。でも、子供の頃から好きなモノの前ではあまり変わらないのかもしれないです。

「その通りだ。子供のおかげで大人になれるし、自分をしっかりと見つめることができるようになる。特別な存在で、娘は僕のプリンセスだ。でも、レスリング、ランニング、フィッシング、ファイティングに夢中なままなんだ(笑)」

──そのなかのファイティング、今週末にラファ・ガルシアと対戦します。ガルシアの印象を教えてください。

「ラファエル・ガルシアは本当にタフなファイターだ。アゴが強くて、パンチ力がある。バトルを好んで懐深くに入り込んでくる。右オーバーハンドを振るいながらね。ファンが喜ぶ試合になるだろう。ガルシアのスタイルは、ファイト・オブ・ザ・ナイト系だから。火花が散るような激闘を期待してもらって構わないよ」

──打ち合い、テイクダウン&スクランブルの削り合い。そのどちらも見られそうです。

「最高にタフな試合になるだろう。ガルシアには最高の状態でオクタゴンに上がってきてほしい。41歳の男が、何ができるか体で知ってほしい(笑)。とにかくドッグファイトになることは間違いない。

最高の試合になるだろう。チケットを買ってくれたファンが、会場にやってきて良かったと思われる試合がしたい。もちろん、世界中で視聴してくれるファンが大興奮する試合だ。MMAの歴史上、最高にエキサイティングだったと言われるファイターに僕はなりたいんだ」

──クレイ、日本のファンにとっても、日々の活力になるようなインタビューをありがとうございました。

「こちらこそ。アリガトウ。また日本に行きたいね。で、東京ドームホテルに泊まるんだ。修斗、後楽園ホールで戦ったあの日のようにね」

■視聴方法(予定)
4月16日(日・日本時間)
午前6時30分~UFC FIGHT PASS
午前6時~U-NEXT

■ ESPN44対戦カード

<フェザー級/5分5R>
マックス・ホロウェイ(米国)
アーノルド・アレン(英国)

<フェザー級/5分3R>
エジソン・バルボーサ(ブラジル)
ビリー・クゥアンティロ(米国)

<ライトヘビー級/5分5R>
ダスティン・ジャコビー(米国)
アザマット・ムルザハノフ(ロシア)

<ライトヘビー級/5分3R>
イオン・クテレバ(モルドバ)
タナー・ボザー(カナダ)

<バンタム級/5分3R>
ペドロ・ムニョス(ブラジル)
クリス・グティエレス(米国)

<ライト級/5分3R>
クレイ・グイダ(米国)
ラファ・ガルシア(メキシコ)

<フェザー級/5分3R>
TJ・ブラウン(米国)
ビル・アレジオ(米国)

<フライ級/5分3R>
ブランドン・ロイヴァル(米国)
マテウス・ニコラウ(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
エド・ハーマン(米国)
ザク・カミングス(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ピエラ・ロドリゲス(コロンビア)
ジリアン・ロバートソン(カナダ)

<ライト級/5分3R>
ランド・バンナータ(米国)
ダニエル・セジューベル(メキシコ)

<女子ストロー級/5分3R>
ブルナ・ブラジル(ブラジル)
デニース・ゴミス(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
ガストン・ボラノス(ペルー)
アーロン・フィリップス(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
ホセリン・エドワルツ(パナマ)
ルシエ・プシオワ(チェコ)

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MMA MMAPLANET o UFC UFN216 アミール・アルバジ アレックス・ペレス アレッサンドロ・コスタ キック ブランドン・ロイヴァル

【UFN216】強いっ!! 右アッパーでアレッサンドロ・コスタを倒したアミール・アルバジがUFC4連勝

<フライ級/5分3R>
アミール・アルバジ(スウェーデン)
Def.3R2分13秒by KO
アレッサンドロ・コスタ(ブラジル)

左ジャブを見せて前に出るアルバジ、ジャブを返すコスタ。慎重な立ち上がりのなかでコスタが右カーフを蹴る。アルバジも右ローを蹴り返しジャブを当てる。左フックを振るい、右につなげたコスタが左ショートフックを当てる。直後に組んだアルバジはケージに詰めてシングルもテイクダウンは奪えない。離れたコスタは右のフェイクから右カーフ、そしてジャブを伸ばす。カーフを続け、アルバジの右をかわしたコスタは左ボディフックから右を狙う。残り1分、ダブルレッグをスプロールされたアルバジは左フックをステップバックするが、続く踏込みにパンチを被弾しスイッチ。すぐにオーソに戻したアルバジに、コスタはワンツー、跳びヒザを見せた。

2R、ジャブをパリングし、左ボディショットを放ったコスタ。アルバジは右ローもカットされたが、直後の右ストレートでダウンを奪う。クローズドガードのコスタに左エルボーを落としたアルバジはガードの中にステイする。腕十字を得意とするコスタに対し、アルバジはワキを閉めてボディから顔面にワンツーのリズムでパウンドを落とすと、左を打ち下ろす。コスタも下からヒジや鉄槌を見せるが、腰を切るような動きはない。スクランブルもないコスタに対し、アルバジは腕を取られないよう注意を払いトップコントロールを続け、左右のパンチを落とす。ボディを嫌がったコスタのガードが開き、アルバジは立ち上がって腹から顔面を殴りつける。ヒザ立ちから鉄槌のアルバジび、下のコスタは測らずともKガードのような形になり左手で足を抱えつつ、右で鉄槌を振るった。

最終回、互いにジャブを伸ばすとアルバジが前蹴りを腹に決める。ボディのコンビで前に出るコスタは再び腹をフロントキックで蹴られ、ステップインにダブルレッグを合わされる。全く防御できず背中をつかされたコスタは、ここもスクランブルでなくクローズドを取る。2Rと違い蹴り上げから、コスタはスタンド戻る。しかし、直後の右に右アッパーを合わされてダウン、パウンドの追撃に沈んだ。

「この勝ち方を望んでいた。ビッグファイトを望んでいる。アレックス・ペレスもブランドン・ロイヴァルも欠場した。ショートノーティスでコスタを倒した。ボーナスが欲しい。コーナーがボディが空いていると指示してくれたんだ。『これから上が空くから』って。そして、こういう結果になった。ワールドカップでモロッコの活躍、カタールも価値を高めた。アラブ人にとって素晴らしいことだ」と話した。


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Brave CF MMA o UFC キック ダナ・ホワイト ブランドン・ロイヴァル

UFC on ESPN+74:第11試合・アミル・アルバジ vs. アレッサンドロ・コスタ

フライ級。アルバジ8位、コスタはランク外。

イラク生まれ・スウェーデン育ちのアルバジ。アラブ系ファイターとして初のUFC王者を目指している。UFCではデビュー以来3連勝中。唯一の敗戦はBRAVE CFで元UFCファイターのホセ・トーレスに判定負けした試合のみ。ここまで3勝だが、相手はデビュー戦・0勝1敗・2勝1敗と、まだランカーとの対戦はない。今回、ランキング4位のブランドン・ロイヴァルとの試合が組まれていたが、ロイヴァルが負傷欠場。代役として初参戦のコスタとの対戦が組まれた。一本勝ちの多いグラップラーで、特に前回は王者フィゲイレードの弟フランシスコからバックを奪い瞬時にチョークを決め一本勝ちした。ポジションを取ってからチョークを仕掛けるまでが速かった。

初参戦のコスタはメキシコ在住のブラジル人。メキシコのLUXファイトリーグフライ級王者。7月のコンテンダーシリーズではスプリット判定勝ちしたが、両者お見合いばかりの展開だったためUFCとの契約ならず(試合後には、ダナ・ホワイトに「UFCと契約したければエキサイティングな試合をしろ」と叱責される)。しかしロイヴァル欠場でUFCとの契約するチャンスを掴んだ。MMA12勝2敗の26歳。柔術の強いグラップラーだが、コンテンダーシリーズではパンチでダウンを奪い、LFLでの前戦は12秒でKO勝ちしている。

両者警戒して間合いに入らないまま1分経過。ジャブを入れたアルバジ。タックルに。ケージに押し込む。受け止めたコスタ。シングルレッグで倒そうとしたアルバジだがコスタこらえて離れた。カーフキック。左ボディを入れたコスタ。両者手数が少ない展開。アルバジのタックルを反応して切るコスタ。アルバジ出るところにワンツー。出るところにパンチを貰うアルバジ。ホーン。

1Rコスタ。

2R。ワンツーを入れるコスタ。アッパー。ミドル、ローを蹴るアルバジ。アルバジのパンチがヒットしコスタダウン!上になったアルバジ。インサイドからパウンド。クローズドガードでディフェンスするだけのコスタ。下で時間がすぎる。密着したままパウンドを入れるアルバジ。体を起こして強いパウンド。足で阻もうとするコスタ。ボディにパウンド。下から鉄槌を返すコスタ。下から足を掬おうとするコスタだが、こらえて鉄槌を入れるアルバジ。ホーン。

2Rアルバジ。コスタ、下からのリカバリがなかった。

3R。左右のボディを打ち込むコスタ。アルバジもボディを返す。出ようとしたコスタにカウンターのタックルでテイクダウン。2Rは下からの攻めも通用しなかったコスタ、今度は下から蹴って距離を作りすぐ立った。飛び込んだコスタにアルバジのカウンターのアッパーがヒットしコスタダウン!追い打ちのパウンド!KO!

力の差を見せつけたアルバジ。

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MMA MMAPLANET o UFC   アミール・アルバジ アルマン・ツァルキャン アレックス・カサレス アレックス・ペレス サイドユカップ・カクラモノフ サイド・ヌルマゴメドフ ジェイク・マシューズ ジャレッド・キャノニア ジュリアン・エロサ セルゲイ・モロゾフ ダナ・ホワイト ダミール・イスマグロフ ダヴィッド・ドヴォルザーク ドリュー・ドバー ブライアン・バトル ブランドン・ロイヴァル ボビー・グリーン マァフゥシャトゥ マテウス・ニコラウ マネル・ケイプ ラファ・ガルシア

【UFN216】計量終了 2022年UFC最終戦は、2023年を睨みアルバジ✖コスタ&ドヴォルザーク✖ケイプに注目

【写真】ダナ・ホワイトが激怒した今年のコンテンダーシリーズ第1週の勝者コスタは、ローカルショーの1勝を積む上げUFCと契約が成った (C)Zuffa/UFC

2022年のUFC最終大会=UFN216:UFN on ESPN+74「Cannonier vs Strickland」が17日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催され、16日(金・同)に計量が行われた。

今年のUFC最後の試合、つまり今大会のメインはジャレッド・キャノニアー✖ショーン・スティックランドのミドル級の一番だ。とはいえ日本のファン目線でいえば、メインカードのアミール・アルバジ✖サレッサンドロ・コスタ、プレリミのダヴィッド・ドヴォルザーク✖マネル・ケイプ──フライ級の2試合が気になるところだろう。


イラクからスウェーデンに政治亡命し英国で暮らすアルバジ、ブラジルのコスタ、チェコのドヴォルザーク、そしてポルトガルのケイプと非米国人ファイターばかりなのも、フライ級らしいといえる。

UFCで3勝0敗のアルバジはアレックス・ペレス、ブランドン・ロイヴァルという米国人トップランカーとの対戦が流れ、オクタゴン初陣のコスタとの対戦になった。絶対に星を落とすわけにはいかないばかりか、次こそトップ5とのファイトを絶対的にするためのインパクトを残す必要がある状況だ。

とはいえアルバジは究極の勝利至上主義ファイターで、決して熱くなることなく、自身のやるべきこと淡々とこなし、対戦相手の傷口を冷静につく──強すぎる心臓の持ち主だ。ファンの期待とは別のところで、勝つために通じる手段をコスタにぶつけ続けるだろう。

ケイプとドヴォルザークはプレリミ、しかも第2試合で組まれることが信じられない一戦だ。ケイプはUFCに慣れるまでやや時間を要したが、2試合連続で印象的な初回KO勝利を挙げて巻き返した2021年から、今年は自らテストで陽性になったこともあり、2試合連続試合が流れ、今回が最初で最後の2022年の実戦となる。

対するドボルザークは3月にマテウス・ニコラウに敗れて以来、8カ月振りの再起戦となる。この両者の戦いは、一瞬の隙、少しの間が命取りになろう。

格闘技の経験がなくチェスからMMAファイターを志したドボルザークの強味は相手のミスをつく状況判断と洞察力。対してケイプは慎重さと爆発力という対照的なエレメントが融合しているファイターだ。

2023年フィナーレ大会に出場するフライ級4選手のいずれかが、2023年に平良と戦う可能性は決して低くない。そういう意味でもマスト・ウォッチの2試合だ。

■視聴方法(予定)
12月18日(日・日本時間)
午前6 時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN216計量結果

<ミドル級/5分5R>
ジャレッド・キャノニア―: 185.5ポンド(84.14キロ)
ショーン・スティックランド: 186ポンド(84.37キロ)

<ライト級/5分3R>
アルマン・ツァルキャン: 155.5ポンド(70.53キロ)
ダミール・イスマグロフ: 156ポンド(70.76キロ)

<フライ級/5分3R>
アミール・アルバジ: 125.5ポンド(56.92キロ)
サレッサンドロ・コスタ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<フェザー級/5分3R>
アレックス・カサレス: 145ポンド(65.77キロ)
ジュリアン・エロサ: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ライト級/5分3R>
ドリュー・ドバー: 156ポンド(70.76キロ)
ボビー・グリーン: 156ポンド(70.76キロ)

<ミドル級/5分3R>
コディ・ブランデージ: 185ポンド(83.91キロ)
ミハウ・オレキシェイジュク: 186ポンド(84.37キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
シャイアン・ヴリスマス: 115.5ポンド(52.38キロ)
コリー・マッケナ: 115.5ポンド(52.38キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジェイク・マシューズ: 170ポンド(77.11キロ)
マシュー・セメルスバーガー: 171ポンド(77.56キロ)

<バンタム級/5分3R>
サイド・ヌルマゴメドフ: 136ポンド(61.69キロ)
サイドユカップ・カクラモノフ: 136ポンド(61.69キロ)

<ライト級/5分3R>
マァフゥシャトゥ: 155ポンド(70.31キロ)
ラファ・ガルシア: 158.5ポンド(71.89キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ブライアン・バトル: 170ポンド(77.11キロ)
リナット・ファクレトディノフ: 171ポンド(77.56キロ)

<フライ級/5分3R>
ダヴィッド・ドヴォルザーク: 125.5ポンド(56.92キロ)
マネル・ケイプ: 126ポンド(57.15キロ)

<バンタム級/5分3R>
セルゲイ・モロゾフ: 136ポンド(61.69キロ)
ジャーニー・ニューソン: 135.5ポンド(61.46キロ)

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F1 LFA LFA149 MMA MMAPLANET o Road to UFC Road to UFC ASIA 2022 UFC   カルロス・モタ ケイシー・ケニー チャールズ・ジョンソン トップノイ・キウラム フアン・プエルタ ブランドン・モレノ ブランドン・ロイヴァル ヴィクター・アルタミラノ 堀内佑馬

1.6『LFA 149』でフェリペ・ブネス vs. 堀内佑馬のフライ級タイトルマッチ


Felipe Bunes(Tapology)

Yuma Horiuchi(Tapology)

 LFAが1月6日にコロラド州チャンドラーのヒラ・リバー・リゾート&カジノで開催される『LFA 149』でフェリペ・ブネス vs. 堀内佑馬のフライ級タイトルマッチを行うことを発表。

 堀内佑馬は6月に開催された『ROAD TO UFC ASIA 2022』Episode 3で行われたフライ級トーナメント1回戦でトップノイ・キウラムに判定負けした後、10月に開催された『LFA 144』でフアン・プエルタに3Rリアネイキッドチョークで勝利して以来の試合。


 過去、暫定を合わせるとLFAには9人のフライ級王者が生まれており、その9人の王者からロベルト・サンチェス、ケイシー・ケニー、ブランドン・モレノ、ブランドン・ロイヴァル、ジミー・フリック、ヴィクター・アルタミラノ、チャールズ・ジョンソン、カルロス・モタという8人がUFCと契約を果たしている。

 ケニーは唯一の暫定王者でバンタム級正規王者との2冠。ブランドン・モレノは3勝2敗でリリースされたUFCへの返り咲きを目指してのLFA初戦。堀内との暫定王者決定戦で勝利したジョンソンは暫定王座を1度防衛後に正規王者となり計2度ベルトを守った。さらにフリックとアルタミラノはコンテンダーシリーズ経由と、それぞれ背景と経過も違うがLFAフライ級王座は世界で最もUFCに近いベルトといっても過言でない。

 レコード的には12勝6敗のブニスと、10勝5敗の堀内。如何にインパクトと残そうが、数字的にここを落とすと世界最高峰への道は途絶えるといっても過言でない。逆に勝ち取れば一気にUFCに近づく。MMAファイター人生を賭けた大一番となる。

 というわけで、UFC入りを懸けた大一番になりそうです。試合はUFC Fight Passでもライブ配信されます。続きを読む・・・
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ACA Combate Global LFA LFA144 LFA149 MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC カルロス・モタ ケイシー・ケニー ジョズエ・フォルミーガ チャールズ・ジョンソン パトリシオ・フレイレ フアン・プエルタ フィリッピ・ブニス ブランドン・モレノ ブランドン・ロイヴァル ヴィクター・アルタミラノ 堀内佑馬

【LFA149】9人中8人がUFCへ。堀内佑馬、世界で一番UFCに近いベルトを賭けてブニスと対戦

【写真】6月の人生最大の敗北から、半年強でこのポジションを取り戻した堀内。今度こそ!! (C)MMAPLANET

2 日(金・現地時間)、LFAが来年1月6日(土・同)にコロラド州チャンドラーのヒラ・リバー・リゾート&カジノで開催されるLFA149のメインで堀内佑馬がフィリッピ・ブニスとLFAフライ級王座決定戦で戦うことを発表している。

6月にRoad to UFC初戦敗退、念願のUFC契約が遠のいたと思われた堀内が、10月のLFAでフアン・プエルタに逆転一本勝ちを経て2度目の同王座へのチャレンジへ。オクタゴンが再び見えてきた。


もともとブニスとは再起戦の舞台=10月のLFA144で対戦予定だったが、そのブニスの負傷で堀内は代役プエルタと戦ったという経緯がある。

(C)LFA

ブニスはパトリッキー&パトリシオ・フレイレのビッチブル・ブラザーズ所属でバーリトゥードのメッカ=ナタウから世界を目指しロシアに主戦場を移した過去を持つ。

Fight Night Globalからワールドツアーを敢行していたACBと契約、プロモーションの路線変更とACAへの体制変更を経験、コロナ禍を経てACAでは1勝3敗、ロシアで通算3勝3敗とメジャーへのステップアップはならなかった。

キャリア再構築のターゲットをLFAに定めたブニスは、今年の2月に元UFCファイターのジョズエ・フォルミーガとのビッグマッチに挑むこととなった。しかし、フォルミーガの減量失敗でファイトウィークにバンタム級に変更された一戦は、結果的に139ポンド契約マッチに。それでも欲しかった元UFCファイター越え――という勲章だったが、この賭けは2RにRNCを極められて失敗に終わった。

本来より14ポンドも重い体重で戦って敗れたブニスの次戦で、LFAはCombate GlobalやTitan FCで戦ってきたワスカル・クルズとの対戦を組み、スプリットで競り勝ったブニスに堀内戦――負傷で流れた一戦――をタイトル戦として実施する運びとなったわけだ。

過去、暫定を合わせるとLFAには9人のフライ級王者が生まれており、その9人の王者からロベルト・サンチェス、ケイシー・ケニー、ブランドン・モレノ、ブランドン・ロイヴァル、ジミー・フリック、ヴィクター・アルタミラノ、チャールズ・ジョンソン、カルロス・モタという8人がUFCと契約を果たしている。

ケニーは唯一の暫定王者でバンタム級正規王者との2冠。ブランドン・モレノは3勝2敗でリリースされたUFCへの返り咲きを目指してのLFA初戦。堀内との暫定王者決定戦で勝利したジョンソンは暫定王座を1度防衛後に正規王者となり計2度ベルトを守った。さらにフリックスとアルタミラノはコンテンダーシリーズ経由と、それぞれ背景と経過も違うがLFAフライ級王座は世界で最もUFCに近いベルトといっても過言でない。

レコード的には12勝6敗のブニスと、10勝5敗の堀内。如何にインパクトと残そうが、数字的にここを落とすと世界最高峰への道は途絶えるといっても過言でない。逆に勝ち取れば一気にUFCに近づく。MMAファイター人生を賭けた大一番となる。

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Column MMA o ONE UFC   アレックス・ペレス ダリアン・ウィークス ニック・マキシモフ ブランドン・ロイヴァル ブレンダン・アレン

UFCがアスカー・アスカロフ、クリストフ・ジョッコ、ミーシャ・サークノフ他11選手を大量リリース


Askar Askarov(Sherdog)

Misha Cirkunov(Sherdog)

Louis Cosce(Sherdog)

Krzysztof Jotko(Sherdog)

Nick Maximov(Sherdog)

Magomed Mustafaev(Sherdog)

Charlie Ontiveros(Sherdog)

Jesse Ronson(Sherdog)

Cameron VanCamp(Sherdog)

Darian Weeks(Sherdog)

Sergey Khandozhko(Sherdog)

 UFCがアスカー・アスカロフ、ミーシャ・サークノフ、ルイス・コシ、クリストフ・ジョッコ、ニック・マキシモフ、マゴメド・ムスタファエフ、チャーリー・オンティヴェロス、ジェシー・ロンソン、キャメロン・ヴァンキャンプ、ダリアン・ウィークス、セルゲイ・ハンドスコをリリースしたことを確認したとのこと。

 ほとんどの選手が最近連敗しているか大きく負け越していますが、例外の選手がいます。

 クリストフ・ジョッコは2013年からUFCに出場しており、UFC戦績11勝6敗。最近は10月の『UFC Fight Night 211: Dern vs. Yan』でブレンダン・アレンに1Rリアネイキッドチョークで敗れましたが連敗ではありません。UFCでの11勝中10勝が判定によるものなので見限られたようです。


 アスカー・アスカロフのUFC戦績は3勝1敗1引き分け。3月の『UFC on ESPN 33: Blaydes vs. Daukaus』でカイ・カラ・フランスに判定負けしたのがプロ初黒星で、UFCフライ級ランキングでも4位でした。しかし、7月の『UFC on ABC 3: Ortega vs. Rodriguez』で予定されていたアレックス・ペレス戦を欠場、10月の『UFC Fight Night 212: Grasso vs. Araujo』で予定されていたブランドン・ロイヴァル戦も欠場しています。その後インスタグラムで「健康上の理由で復帰が遅れることからUFCにリリースをリクエストしたところ肯定的な反応があった。まずは健康状態を整えてから今後のことを考えたい」と投稿しています。


 セルゲイ・ハンドスコはUFC戦績2勝1敗であるにも関わらずリリースされていますが、インスタグラムによると引退するとのこと。まだ30歳ですが、ケガや減量苦など12年間の現役生活で疲弊したようで、今後は後進の育成に専念するようです。続きを読む・・・