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【Bellator272】12月3日(現地時間)、堀口恭司がBellator世界バンタム級王者セルジオ・ペティスに挑戦

【写真】堀口のポジティブマインドは、1年近くのブランクが障害にならない──タイトル奪還の可能性は高いといえる (C)BELLATOR

20日(水・現地時間)、Bellatorが12月3日(金・同)にコネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator272でBellator世界バンタム級王者セルジオ・ペティスにRIZINバンタム級チャンピオン堀口恭司が挑戦することを発表している。

9月にBellatorとの契約が明らかとなった堀口、その際スコット・コーカーは初戦が世界戦になる可能性があると話していたが、現実のモノとなった。


王者ペティスはWEC&UFCライト級を制したアンソニーの実弟で、2013年6月にLFAの前進RFAでフライ級王者となり、地元ミルウォーキーのロールショーでの壮行試合を経てUFCへ。バンタム級で3勝1敗の戦績を残した後、フライ級へ転向し現UFC世界フライ級王者ブランドン・モレノ戦やタイトルコンテンダーのジョン・モラガ戦、ジョセフ・ベナビデス戦で白星を得るも、ヘンリー・セジュードらに敗れバンタム級に再転向した。

2019年9月のタイソン・ナム戦後にフリーとなり、Bellatorと契約──UFCでの通算成績は10勝5敗だったペティスは、今年5月にフアン・アルチュレタの持つ世界バンタム級王座に挑戦して判定勝ちを収めBellatorバンタム級の頂点に就いた。今回の堀口戦が最初のタイトルディフェンディングファイトとなる。

一方の堀口は昨年大晦日の朝倉海戦以来、約11カ月振りの実戦が注目のチャンプチャンプ対決となった。今回は純粋に挑戦者の立場となり、RIZINのベルトが賭けられるダブルタイトル戦ではない。

「チャンピオン✖チャンピオンはいつだって特別なイベントだ。セルジオ・ペティスとキョージ・ホリグチが12月3日にBellator世界戦を戦うことにエキサイトしている。BellatorとRIZINに強固な協力関係により、2022年は多くのビッグファイトが継続して組まれることになるだろう」とコーカーはプレスリリースにコメントを寄せている。

一方RIZINの榊原信行CEOも「RIZINバンタム級チャンピオンの堀口恭司選手がBellatorバンタム級王者に挑戦する、この機会を設けてくれたコット・コーカー代表に感謝しています。12月3日はBellatorとRIZINが計画している、互いの威信をかけた戦いの第一歩に過ぎないことに興奮を禁じ得ないです」という言葉も紹介されている。

なお同大会では同じくバンタム級のジョシュ・ヒル✖ジャレッド・スコッギンス、フェザー級のジョン・デ・ジーサス✖ケオニ・ディッグスの対戦も決まっている。

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MMA UFC   ケイシー・ケニー ジョゼ・アルド ダスティン・ポイエー ブランドン・モレノ ペドロ・ムニョス

12.11『UFC 269』でペドロ・ムニョスとドミニク・クルーズが対戦


 UFCが12月11日に開催する『UFC 269』(会場未定)でペドロ・ムニョス vs. ドミニク・クルーズのバンタム級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。まだ契約にサインはしてないものの口頭で同意しているそうです。

 ムニョスは『UFC 265: Lewis vs. Gane』でジョゼ・アルドに判定負けして以来の試合。クルーズは『UFC 259: Blachowicz vs. Adesanya』でケイシー・ケニーに判定勝ちして以来の試合。

 同大会はチャールズ・オリヴェイラ vs. ダスティン・ポイエーのライト級タイトルマッチ、アマンダ・ヌネス vs. ジュリアナ・ペーニャの女子バンタム級マッチ、ブランドン・モレノ vs. デイヴィソン・フィゲイレドのフライ級タイトルマッチの3大タイトルマッチが予定されています。続きを読む・・・
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UFC   アレッシャンドリ・パントージャ ブランドン・モレノ

12.11『UFC 269』でブランドン・モレノとデイヴィソン・フィゲイレドがまたしてもダイレクトリマッチで3度目の対戦


 UFCが12月11日に開催する『UFC 269』(会場未定)でブランドン・モレノ vs. デイヴィソン・フィゲイレドのフライ級タイトルマッチが行われることをESPNのブレット・オカモト記者が確認したとのこと。同大会では他にもアマンダ・ヌネス vs. ジュリアナ・ペーニャの女子バンタム級タイトルマッチやコディ・ガーブラントがカイ・カラ・フランスを相手にフライ級転向初戦を行う予定。

 両者はこれが3度目の対戦かつ3連戦になります。昨年12月の『UFC 256: Figueiredo vs. Moreno』では当時チャンピオンだったフィゲイレドにモレノが挑戦しドロー。フィゲイレドが第3ラウンドに反則の打撃により1ポイント減点されたのが響きました。これを受けて6月の『UFC 263: Adesanya vs. Vettori 2』ではダイレクトリマッチが組まれてモレノが3Rリアネイキッドチョークで勝利し王座戴冠。フィゲイレドが減量苦でコンディションが悪そうに見えました。

 そしてまたしてもダイレクトリマッチになりましたが、当初モレノはアレッシャンドリ・パントージャ戦が検討されていたもののパントージャが年内に戦う準備が出来てない上にモレノは早く防衛戦をしたい意向があったことからフィゲイレド戦が三度組まれることになったそうです。続きを読む・・・
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BELLATOR MMA ONE ONE Championship RIZIN UFC   ニュース ブランドン・モレノ ボビー・グリーン マネル・ケイプ マルロン・ヴェラ

THE DICE TEAM(TDT)代表逮捕を受けてホベルト・サトシ・ソウザとクレベル・コイケが受け取ったスポンサー料を日本赤十字社に寄付/TDTがスポンサーをした選手一覧

暗号資産「4カ月で2.5倍に」 架空投資話OZプロジェクトで被害60億円超(東京新聞・7月13日)
 暗号資産(仮想通貨)の取引で高配当が得られるとうたい、出資者から現金をだまし取ったとして愛知県警に12日逮捕された「OZプロジェクト」の石田祥司容疑者(59)ら主宰者側は、延べ約1万5000人から60億円以上もの資金を集めていた。ブームとなっていた仮想通貨に目を付けて架空の投資話を作り上げ、被害を拡大させた。老後に備えて貯蓄を投じた被害者らは悔しさを募らせる。
 OZプロジェクトは石田、橋谷田拓也(46)、山下幸弘(61)の3容疑者が中心となって出資金を集める仕組みを作っていた。

 7月にこんなニュースがありましたが、


 格闘技イベント「RIZIN」に参戦するボンサイ柔術のホベルト・サトシ・ソウザとクレベル・コイケ(ともにブラジル)のスポンサーであるTHE DICE TEAM(TDT)代表が架空投資詐欺の疑いで逮捕されたとの報道を受け、2人がスポンサー料として受け取った金額が日本赤十字社静岡支部に寄付されたことが分かった。31日にリアルファイトチャンピオンシップの山田重孝代表が文書で発表した。

 同代表は「両選手がTDTよりスポンサー料を受け取っておりましたところ、今回の報道により、スポンサー料の原資となった金銭が、架空投資詐欺の被害に遭われた方々からTDTが集めたものであれば、両選手が全くそのことを知らなかったものの、両選手の意思、格闘技・柔術精神に反するものと判断いたしました」とした上で「スポンサー料の使い方を協議した結果、社会貢献につながることにしたいと判断しました」と説明した。

 THE DICE TEAM代表の橋谷田拓也容疑者は数多くの格闘家のスポンサーをしていました。もちろん両選手はTHE DICE TEAMやOZプロジェクトの業務全般にも『仮想通過詐欺』にも関わりはありません。


 こちらによるとソウザとコイケ以外で少なくとも過去1年でTHE DICE TEAMがスポンサーをした格闘家は以下の通り。

UFC
・ブランドン・モレノ、ヨアンナ・イェンジェチック、マイケル・チャンドラー、イリー・プロハースカ、アルジャメイン・スターリング、ミシェル・ウォーターソン、ジュリアナ・ペーニャ、マルロン・ヴェラ、マネル・ケイプ、ヤン・シャオナン、エリク・アンダース、アレクサ・グラッソ、ボビー・グリーン、リッキー・シモン、ジェームズ・クラウス、アマンダ・ヒバス

Bellator MMA
・クリス・サイボーグ、ライアン・ベイダー、イリマレイ・マクファーレン、マイケル・ペイジ、ジェームス・ギャラガー、ダリオン・コールドウェル、ロレンツ・ラーキン、フアン・アルチュレタ

RIZIN
・堀口恭司、トフィック・ムサエフ、浜崎朱加

ONE Championship
・ジョン・リネカー、アドリアーノ・モラエス

 橋谷田容疑者、どんだけ格闘技好きなんだと…なお、佐々木憂流迦はマネージャーのシュウ・ヒラタ氏の判断により断ったそうです。続きを読む・・・
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MMA UFC UFC ESPN29   アレッシャンドリ・パントージャ ブラジリアン柔術 ブランドン・モレノ ブランドン・ロイヴァル ボクシング

【UFC ESPN29】パントージャ戦へ=ブランドン・ロイヴァル「ジャブやアンダーフックで肩が外れていた」

【写真】肩の脱臼の心配がないロイヴァルは、どのような動きをオクタゴンのなかで見せてくれるか楽しみだ (C)MMAPLANET

21日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催あれるUFC on ESPN29「Cannonier vs Gastelum」。ミドル級のジャレッド・キャノニア✖ケルヴィン・ガステラムがメインの今大会で、ブランドン・ロイヴァルがアレッシャンドリ・パントージャと対戦する。

現UFC世界フライ級王者ブランドン・モレノと昨年11月に戦い、肩を脱臼し動けなくなりパウンドアウトされたロイヴァルにとって、9カ月振りの再起戦だ。カムバック戦を前にリモート取材を行うと、UFCで戦うようになって以降、ロイヴァルは常に肩の脱臼を気にしながらファイトしていたことが明らかになった。

今年の1月に手術をし、肩の負傷が癒えたブラドン・ロイヴァル──ジャブを打つのも、アンダーフックも脱臼の危険性があった彼は、もういない。フル・ポテンシャル発揮が期待されるロイヴァルは、パントージャ戦でも当然のようにフィニッシュを狙う。


──昨年11月のブランドン・モレノ戦では、動きの多い好勝負のなかで右肩を脱臼し動けなくなりパウンドアウトでTKO負けをしてしまいました。あれ以来、9カ月振りの実戦復帰です。

「肩に問題があることはキャンプの時から、分かっていたことなんだ。下になっても、肩の調子が悪いから立ち上がることも、ひっくり返すこともできなかった。バックから上を取ろうと動いて、殴った時に完全に抜けてしまったんだ。それで終わりだよ(苦笑)。

確かに試合に負けたことは残念だ。ランキングも下がった。敗北はクソッたれだよ。でも、肩の手術をする契機になったことは、本当に良かったと思っている。1月に手術をして、リカバリーに半年かかったけどね」

──現状、右肩の具合は?

「UFCで戦うようになって以来、どのキャンプよりも肩の調子は良かったよ。これまでの3試合はずっと肩をかばいながらキャンプをするような状態だったからね。過去最高、ベストなキャンプだったよ」

──つまりUFCで戦うようになって以来、ずっと肩の調子が悪かったということですか。

「そうなんだ。ティム・エリオット戦から肩のケガをしたままだった。カイ・カラフランスと戦った時なんて、ほとんど練習できなかったぐらいさ。右のパンチを打つと、腕が抜けてしまって……。グラップリングをすると、もっと酷いことになるような状態だった。腕を差してレスリングしようとすると、肩が外れる。そんな状態で満足な練習ができるわけがない。体調管理、グッドシェイプを保つようなトレーニングしか、あの試合前にはできなかったんだ」

──なんと!! その状態で試合をして、一本勝ちをしたということですか!! ではブランドン・モレノ戦前の練習というのは?

「シャドーボクシングとランニング、ドリルで技の確認。肩が外れないことを一番に考えて、調整するしかなかった」

──OMG!! 私もヒジが抜ける癖があった時があり、いつ抜けるかとビクビクしていました。

「だろう? 分かるよ。だから、モレノ戦で肩をやったと分かった時は、もうどうしようもなかった。そうならないように戦っていて、鉄槌を落としたら脱臼した。『あぁ、クソォ』ってもんだよ。もう取り返しがつかない状態だった」

──レスリングが苦手なのではなく、下になって戦うしかなかったということなのですね。

「その通りだよ。去年は1度もレスリングのトレーニングをしていない。肩にプレッシャーを与えることはできなかったらね」

──手術のきっかけになって良かったという言葉に、今更ながら頷くことができます。では今回の試合は、レスリングゲームも可能になるということでしょうか。

「イエイ、イエイ、イエイ。アンダーフックで胸を合わせると、脱臼するかもしれないという恐怖から脱することができたんだ。もう、レスリングで肩を痛めることがないから、気楽に戦えるよ。

レスリングだけじゃない。ボクシングもできる。なんせモレノ戦で肩が抜ける前に、脱臼したのは練習でジャブを打った時だったからね」

──……。

「終わったと思ったけど、その時は入れ直して事なきをえた……というか、何とかやり過ごすことができたって感じかな。ちょうどモレノとの試合の1週間前だった。でも、試合に向けて大変な事態に陥ったという感じでもなかったんだよ」

──えっ、そうなのですか。

「練習がしっかりと出来なくても、モレノに負けることはないと思っていたから(笑)。肩に問題があり、そこを踏まえた調整しかできなくても、試合中に肩を脱臼さえしなければ勝てると踏んで戦ったんだ」

──いやぁ、全くもって何といえば良いのか……。ブランドンとの試合に勝利したモレノはUFC世界フライ級王座に挑戦して初戦がドロー。リマッチではRNCで一本勝ちして世界の頂点に立ちました。負傷をおして戦った相手が世界チャンピオンになったことで、確かな自信を持つことができたのではないでしょうか。

「ブランドン・モレノのタイトル奪取からは、大いにインスピレーションを得ることができた。僕と接戦を繰り広げた相手が、圧倒してチャンピオンになったんだからね。あの試合を見ていて、とても良い感じになったことは確かだよ(笑)」

──もちろん、モレノと再戦を望んでいるかと思いますが、今回の相手パントージャは相当の手練れです。

「パントージャと試合が組まれて、自分がUFCの期待をそれほど失っていないことが確認できた。この意味は大きいよ。ランク外とか、ランキング下位の選手と戦うことになるんじゃないかと恐れていたからね。ただし、パントージャと戦うことが決まって、別の意味で恐怖を感じている。

パントージャは常にフィニッシュを考えて戦っているファイターだからね。怖い相手だけど、僕も判定は考えていない。常にフィニッシュしようと思っているところは、僕らは似ているかもね。だからこそ、スマートに戦わないといけない」

──う~ん、似ていますかね。ブランドンの方がより大胆に動くことで、ミスもあって厳しいポジジョンを強いられることはありますが、パントージャはリスクの高いファイトをする印象はそれほどないです。しっかりと堅実に戦い、想い描いた一本勝ちを狙うという風で。

「僕の方が動いて、前に出るというのはあるね。でも相手をカオスに追い込む点は似ているはずだ。それでも僕の方が少しアグレッシブだし、そこがアドバンテージになるだろう。パントージャが待つような局面でも、僕は前に出る。まぁ、実際にどんな手を彼が用意しているかは試合が始まるまで分からない。

ただし、どんな手で来ても僕の方が上をいく。打撃では僕の方がテクニカルだし、よりスマートで、より速い。パントージャがどんな風に動いてくるかは、既に把握しているよ。パントージャをフィニッシュすれば、それほどタイトル挑戦を待つ時間が長くなることはないだろう。しっかりと仕留めるよ」

──スーパーアグレッシブ、奇想天外、そして一本を取りに行く姿勢。日本のファンもブランドンの復活を期待しているかと思います。

「おお、嬉しいね。僕の柔術はブラジリアン柔術じゃない、ジャパニーズ柔術だ。日本の皆がMMA文化を創った。日本のMMAが試合をフィニッシュする精神性を僕に授けてくれたんだ。PRIDが大好きだった。そのPRIDEを創ったのは、日本のファンのMMAを見る確かな目だ。弟と夢中になって、夜中の3時にシンヤ・アオキの試合を見ていたよ(笑)。アオキの予想できないクレイジーファイトから、とても大きな影響を受けた。僕がゴゴプラッタを使うのは、シンヤ・アオキの動きを真似たからなんだよ(笑)」

■視聴方法(予定)
8月1日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN29対戦カード

<ミドル級/5分5R>
ジャレッド・キャノニア(米国)
ケルヴィン・ガステラム(米国)

<ライト級/5分3R>
クレイ・グィダ(米国)
マーク・オデセン(デンマーク)

<ヘビー級/5分3R>
チェイス・シャーマン(米国)
パーカー・ポーター(米国)

<バンタム級/5分3R>
トレヴィン・ジョンソン(グアム)
サイドユカップ・カクラモノフ(ウズベキスタン)

<ライト級/5分3R>
ヴィンス・ピッチェル(米国)
オースティン・ホバート(米国)

<フライ級/5分3R>
アレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)
ブランドン・ロイヴァル(米国)

<フェザー級/5分3R>
ルイス・サルダーニャ(米国)
オースティン・リンゴ(米国)

<バンタム級/5分3R>
ブライアン・ケレハー(米国)
ドミンゴ・ピラルテ(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
ビー・マレッキ(スウェーデン)
ジョシアニ・ヌネス(ブラジル

<ライトヘビー級/5分3R>
ウィリアム・ナイト(米国)
ファビオ・チェラント(米国)

<ライト級/5分3R>
ルーズベルト・ロバーツ(米国)
イグナシオ・バハモンデス(チリ)

<ウェルター級/5分3R>
ラミズ・ブラヒメジ(米国)
サーシャ・パラトニコフ(香港)

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BELLATOR K-1 LFA LFA110 MMA UFC エド・ソアレス チャールズ・ジョンソン ブランドン・モレノ 堀内佑馬 田中路教

【LFA110】ABEMAでライブ中継決定、LFAエド・ソアレス代表「去年60人以上をネクストレベルへ」

【写真】「Black Houseからだと、1年で5人程度しかUFCと選手の契約ができない。LFAなら20人、30人のファイターをUFCにステップアップさせることができる」と話していたソアレス。本当に選手想いのプロモーターだ(C)MMAPLANET

2日(金・現地時間)にオクラホマ州ショーニーのグランドホテル・カジノ&リゾートで開催されるLFA110「Johnson vs Horiuchi」。

ABEMAのライブ中継も決まった同大会を前に、LFAのエド・ソアレス氏にインタビューを試みた。世界最強のふぃだーそーのかじ取りをするソアレスからは、根っからのMMAナードぶりが伝わってきた。


──パンデミック後、昨年7月に活動再開し2日のLFA110まで1年間で27イベントを開催しました。

「パンデミックは世界中を、とんでもない時代にしてしまったとは間違いない。MMAワールドでも、数多くのイベントがキャンセルを強いられた。でもLFAのチームは感染予防を追及しつつ、どうにか活動できないかと模索した。そしてUFC FIGHT PASSという素晴らしいパートナーのおかげで、この間も活動するだけでなく成長できたと思っている。

世界でこれだけの数のイベントを開けたプロモーションは、LFA以外に2つしかない。2020年はパンデミック前と合わせて17イベントを開催した。2020年の1年と、2021年のここまでにLFAから48人の選手がUFCと契約し、18人がBellatorとサインした。60人以上のファイターがネクストレベルに進めた。2020年もLFAは成功の年にしたんだ」

──WOW!! そして田中路教選手がついに渡米し、堀内佑馬選手はフライ級チャンピオンシップに出場します。

「ホリウチは前回の試合で、とても経験豊かなドノヴァン・フリローに一本勝ちし、ベルトへの挑戦をアピールしていた。そしてフライ級王者アルタミラノがコンテンダーシリーズと契約したから暫定王座を設けて、ホリウチとチャールズ・ジョンソンが戦うことをマッチメイカーが決定したんだ」

──この大会は日本ではABEMAで日本語の実況でライブ中継されることが決まりました。

「最高にエキサイトしている。日本語でLFAの試合が流されるなんて」

──解説はWEC、そしてUFCファイターだった水垣偉弥氏になると聞いています。

「おお、それは知らなかった。素晴らしいね。本当に日本向けの中継を視てみたいよ(笑)。我々は国籍に関係なくタイトルに挑戦してほしいと考えているし、日本人選手がLFA王座に挑む試合を日本のファンに見てもらえ、本当に良かったと思う。

LFAフライ級王者がUFCで通用することは、ブランドン・モレノが証明している。元LFAフライ級王者がUFCフライ級王者になったことは、彼のやる気、努力の証だ。私もとても嬉しい。

そして、タナカだ。彼は契約からビザの取得まで10カ月も時間がかかってしまったけど、もうカリフォルニアに来ていて8月にはLFA初戦を戦えるよう話し合いを続けている。

彼のようなやる気に満ち溢れた選手は大好きだ。なぜUFCとBellatorがLFAの選手とこれだけサインをするのか。それはファイターが強い意志を持って戦っているからだ。LFAとサインし試合で勝った時点で、その選手は次のレベルに行く力を持っていることになる。イージーなマッチアップは絶対にないからね。

何よりLFAが国際的なショーになるには、日本人ファイターは欠かせない。私はPRIDE、K-1、DREAMの時代にジャパンには何度も足を運んだ。日本には素晴らしいMMAの土台がある。米国以外だとブラジルと日本は本当に大きな役割をMMA界ではたしてきた。

日本の選手がLFAで戦うことが嬉しくてならないよ」

──そんななか7月にはブラジルのリオデジャネイロで連続イベントを開くことになりました。

「LFAにとって大きな一歩であると同時に、ブラジルのMMAにとっても大きな一歩になると思う。今、ブラジルのMMAはひどい状態に陥っている。あれだけ優れたファイターが誕生しているのに、試合の機会が圧倒的に減ってしまったんだ。

まだブラジルの大地に眠っている才能を掘り起こすことができる。素晴らしいことだよ。彼らの才能を世界に披露するんだ」

──ブラジルの新型コロナウィルス感染状態は、今も厳しい状態にあります。

「だからこそショーが必要なんだ。LFAは米国で1年半やってきたようにバブルを創り、検査を重ねて無観客イベントを行う」

──現地のプロモーションと共催ということではないのですね。

「LFAの単独イベントだよ。無観客大会でチケットを売る必要がないから、可能になった。チケットセールスを気にすることなく、最高のショーにするために全力を注ぐことができる。7月17日は7試合、米国でやっているような通常の大会だ。

そして19日はLFAにとって初めて日曜日の大会で、ウェルター級王座決定GPを開催する。新ウェルター級チャンピオンは1日で2勝しないといけない。リオにバーリトゥードの伝統を持ち返るんだ」

──なんともロマン溢れるイベントですね。

「それにね、まだ正式発表していないけど……ブラジル大会ではアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラが英語の実況チームに加わるんだ」

──ミノタウロが解説に!! エド、もうMMA愛の詰まったショーになること間違いないですね。

「皆が喜ぶと確信しているよ(笑)。凄くワクワクするし、誇りに思う。そして、とても光栄だよ。ミノタウロがLFAの中継に関わってくれることは」

──エド、ファイトウィークの忙しいところインタビューに応じてくれたありがとうございました。

「とんでもない。こちらこそ、ありがとう。日本のファンがLFAを楽しんでくれて、遅かれ早かれもっとライブ中継が増えることを願っている。日本の皆にLFAの応援をしてほしい」

■視聴方法(予定)
7月3日(土・日本時間)
午前10時00分~ABEMA格闘Ch
午前10時00分~UFC Fight Pass

■ LFA110対戦カード

<LFA暫定フライ級王座決定戦/5分5R>
チャールズ・ジョンソン(米国)
堀内佑馬(日本)

<ミドル級/5分3R>
マルクス・ペレス(ブラジル)
クリスチアーノ・フロウリッチ(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
シビウィケン・オンエネゲシャ(米国)
ヘナート・ヴァレンチ(米国)

<フライ級/5分3R>
クリスチャン・ナティヴィダッド(米国)
ルイス・アギーレ(メキシコ)

<女子ストロー級/5分3R>
ジェケリン・アモリン(ブラジル)
ミーガン・オーウェン(カナダ)

<フライ級/5分3R>
アルペン・グラン(米国)
オスカー・ヘレーラ(米国)

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MMA ONE UFC ブランドン・モレノ

『UFC 263』デイヴィソン・フィゲイレド vs. ブランドン・モレノを見たファイター・関係者の反応

UFC VENUM AUTHENTIC FIGHT WEEK UNISEX HAT


Twitter reacts to Brandon Moreno's title-winning tap of Deiveson Figueiredo at UFC 263(MMAJunkie)

 『UFC 263: Adesanya vs. Vettori 2』デイヴィソン・フィゲイレド vs. ブランドン・モレノを見たファイター・関係者のツイッターでの反応。続きを読む・・・
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DEEP Tokyo Impact MMA UFC UNRIVALED ブランドン・モレノ 平田直樹 海外 神田コウヤ

【DEEP Tokyo Imapact】神田コウヤ戦へ。平田直樹─02 ─「絢太郎さんが王者の間に力をつけたい」

【写真】しっかりと計量もクリアした平田直樹 (C)DEEP

明日19日(土)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP TOKYO IMPACT2021~ 2nd ROUND~のメインで神田コウヤと対戦する平田直樹インタビュー後編。

グラップリングの練習をすることで組み技マッチでも腕試しをしたいという平田は、DEEPフェザー級チャンピオン牛久絢太郎を先輩に持つ。

J-MMAの5年後を支える候補、平田直樹は牛久がチャンピオンである間に力をつけ、先輩のステップアップ後のベルトを虎視眈々と狙っている。

<平田直樹インタビューPart.01はコチラから>


──それだけグラップリングの練習をしていると、MMAの試合期間が空いたときに組み技の試合に出てみたいと思うことはありますか。

「あります。グラップリングも柔術も出たいです。練習していると、試合に出て試したくなります。柔術も出たこともありますし。MMAに重ならないなら、出てみたいです。

こないだUnrivaledで道着マッチで勝った宮川太暉選手は僕の先輩なんです。道着でもノーギでも面白そうですし、どっちでも戦ってみたいです」

──その機会があれば、楽しみです。ところで今回の神田選手との試合は、挑戦権が近づく試合になることは間違いないです。

「タイトルに絡めた嬉しいですけど、もっと色々な経験がしたいです。だからこの試合に勝って、タイトル戦線というのはあまり考えていないです。先輩の牛久絢太郎選手がチャンピオンですし、絢太郎さんに大きな舞台にいってもらってから考えたいですね」

──今回の神田選手だけでなく、あとからデビューした同世代の山本歩夢選手などフェザー級も若くて楽しみな選手が増えてきました。

「特に他の選手のことは気にしていないです。試合が決まったら戦うだけで」

──平田選手は海外の試合もよくチェックしているそうですね。

「試合も見るのはUFCとかが多いですし。ブランドン・モレノがチャンピオンになったフライ級世界戦とか、凄かったです。

階級を問わず、自分に似たようなタイプの選手の試合を視て、技術を参考にして取り入れてみようとか思います。そうやってフィニッシュへの意識を高めています。やっぱりフィニッシュはしたいですからね」

──そういう点も踏まえ、またタイトル戦線も考慮して目指したいところは?

「ここを勝って……絢太郎さんが上の舞台に行き、自分はDEEPのタイトルを取る。そして海外へ行きたいという気持ちは今も変わらないです。もし国内でベルトを取るのに時間が掛かるようなら、いつ行ける状態になるのか分からないですけど、自分は外に行くつもりでいます。

でも、できるならDEEPのタイトルを取って、国内で実績を残して挑戦したいというのはあります。何よりも、その前に米国で練習してみたいですね。絢太郎さんが次のステップに行くまでに、自分がしっかりと強くなり、絢太郎さんが返上したら、直ぐに取りにいけるように準備しておきたいです。

神田選手との試合に勝って、2週間後には絢太郎さんの防衛戦があるので、しっかりと協力できるようにしたいです。絢太郎さんには、ちゃんと勝ってほしいので」

──今回は2日間で、CORO選手を始め多くの練習仲間が試合に出ます。

「ハイ、アマチュアを含めると19日と20日で8、9人出るんじゃないですかね。皆の調整期間が同じだったので、お互い刺激しあえました。個人的には色々な調整の仕方があるから、それを見ているのも興味深かったです」

──5年後のJ-MMAのために、どのような試合をしたいでしょうか。

「もちろんKO、フィニッシュ……一本を狙って、次につながる勝ち方をしたいです。仕上がりは過去最高なので、皆の期待に応えてメインイベンターらしい試合をします」

■視聴方法(予定)
6月19日(日・日本時間)
午後5時15分~PPV SPWN

■DEEP Tokyo Impact 計量結果

<フェザー級/5分3R>
神田コウヤ: 66.05キロ
平田直樹: 66.25キロ

<フェザー級/5分2R>
オーロラユーキ: 65.85キロ
小川顕広: 66.15キロ

<バンタム級/5分2R>
力也: 61.65キロ
伊澤カズト: 61.45キロ

<フェザー級/5分2R>
鬼山班猫: 66.0キロ
高塩竜司: 66.15キロ

<女子58キロ契約/5分2R>
熊谷麻里奈: 57.8キロ
村山多笑: 57.6キロ

<フライ級/5分2R>
RYOGA : 56.9キロ
風我: 56.85キロ

<ストロー級/5分2R>
竜己: 52.15キロ
キンタ・ジ・エンド: 52.65キ

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UFC Result UFC263 イスラエル・アデサニャ テレンス・マッキニー ブランドン・モレノ ブログ ベラル・モハメッド レオン・エドワーズ

【UFC263】試合結果 アデサニャ防衛。フライ級はモレノが新王者に。マッキニー07秒初陣V

【写真】メキシコ生まれメキシコ育ちのメキシコ人として、初めてUFCの頂点に立ったブランドン・モレノ(C)Zuffa/UFC

12日(土・現地時間)、アリゾナ州グレンデールのヒラ・リバー・アリーナで有観客大会としてUFC263「Adesanya vs Vettori 2」が開催された。

メインのUFC世界ミドル級選手権試合は王者イスラエル・アデサニャが、マーヴィン・ヴェットーリを相手に完勝で防衛に成功。UFC初のイタリア人世界王者の誕生とはならなかった。

一方で、コメインのUFC世界フライ級選手権試合ではブランドン・モレノが前回の挑戦ではドローだったデイヴィソン・フィゲイレドを打から組みで圧倒し、最後はRNCを決めて新チャンピオンに輝いた。

注目のウェルター級の2試合はレオン・エドワーズが、最後の1分以外はネイト・ディアスをほぼほぼ完封している。またベラル・モハメッドは許したテイクダウンは1度のみで、デミアン・マイアに柔術をさせず完勝。マイアの動向が気になるところだ。

プレリミでは8日前にLFAで試合をしたばかりのテレンス・マッキニーが、UFC初陣でマット・フレヴォラを07秒で衝撃のTKO勝ちを収めている。

ファイト・オブ・ザ・ナイト=ブラッド・リデル✖ドリュー・ドパー
パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト=ブランドン・モレノ、ポール・クレイグ

UFC263「Adesanya vs Vettori 2」
<UFC世界ミドル級選手権試合/5分5R>
○イスラエル・アデサニャ(ニュージーランド)5R
判定
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×マーヴィン・ヴェットーリ(イタリア)
<UFC世界フライ級選手権試合/5分5R>
○ブランドン・モレノ(メキシコ)3R2分26秒
RNC
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×デイヴィソン・フィゲイレド(ブラジル)
<ウェルター級/5分5R>
○レオン・エドワーズ(英国)5R
判定
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×ネイト・ディアス(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○ベラル・モハメッド(米国)3R
判定
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×デミアン・マイア(ブラジル)
<ライトヘビー級/5分3R>
○ポール・クレイグ(米国)1R1分59秒
TKO
×ジャマハル・ヒル(米国)
<ライト級/5分3R>
○ブラッド・リデル(ニュージーランド)3R
判定
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×ドリュー・ドバー(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
○エリク・アンダース(米国)3R
判定
×ダレン・スチュアート(英国)
<女子フライ級/5分3R>
○ローレン・マーフィー(米国)3R
判定
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×ジョアン・カルダーウッド(英国)
<フェザー級/5分3R>
○モフサル・エフロエフ(ロシア)3R
判定
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×ハキーム・ダラドゥ(カナダ)
<女子バンタム級/5分3R>
○パニー・キアンザド(スウェーデン)3R
判定
×アレクシス・デイヴィス(カナダ)
<ライト級/5分3R>
○テレンス・マッキニー(米国)1R0分07秒
TKO
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×マット・フレヴォラ(米国)
<フェザー級/5分3R>
○スティーブン・パターソン(米国)3R
判定
×チェイス・フーパー(米国)
<ライト級/5分3R>
○フェレス・ジアム(フランス)3R
判定
×ルイジ・ヴェンドラミニ(ブラジル)
<ヘビー級/5分3R>
○カルロス・フィリッピ(ブラジル)3R
判定
×ジェイク・コリアー(米国)

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MMA Report UFC UFC263 デイヴィソン・フィゲイレド ブランドン・モレノ

【UFC263】「ビバ、メヒコ!!」RNCでフィゲイレドを倒し、ブランドン・モレノが新UFC世界フライ級王者に

<UFC世界フライ級選手権試合/5分5R>
ブランドン・モレノ(メキシコ)
Def.3R2分26秒by RNC
デイヴィソン・フィゲイレド(ブラジル)

ジャブから左ボディストレートを伸ばすモレノ、しっかりと距離を取るフィゲイレドがローを蹴られる。モレノは右ローから左ロー、そして左リードフックを伸ばす。フィゲイレドはスイッチからテンカオを入れ、左ボディフックを打ちつける。ワンツーのモレノが組むが、フィゲイレドが即離れる。ジャブから右ローを続けるモレノに対し、フィゲイレドは右ストレートを入れる。縦ヒジを放ったフィゲイレドは、ボディからの右ストレートを顔面に受ける。

残り1分40秒、左の内回し蹴りを空振りしたフィゲイレドは左フックに、左ジャブを合わされダウンを喫する。ガードの中にモレノを収めたフィゲイレドは、スイープからスクランブルに持ち込みスタンドへ。スイッチして左ミドルを蹴ったモレノが初回を取った。

2R、左ボディから左フックを入れたモレノが、左フックを効かせる。組んだフィゲイレドがテイクダウンを決めて、頭を抱えハーフで抑える。ワキにエルボーを落とされても、動かないモレノはギロチンを警戒しつつ、ブレイク待ちか。フィゲイレドはギロチンを徐々にセットしつつあったが、頭を抜いたモレノは蹴り上げから立ち上がる。ギロチンを怖がらず、シングルからバックに回ったモレノは、前方に崩して足をフックしていく。腰をずらして引き込み、クローズドを取ったフィゲイレドはまずは危機を回避する。

モレノは鉄槌を入れ、パスのプレッシャーを強める。フィゲイレドは下からエルボーを放ち、蹴り上げからスクランブル狙いもモレノがバックへ。前転してガードを取ったフィゲイレドはこの回も失った。

3R、モレノは左ジャブから左フック、フィゲイレドが後ろ回し蹴りもジャブを当てる。ボディロックからバックに回ったモレノは、両足をフックし四の字フックを完成させる。アゴの上からRNCをセットしたモレノが、手首と掴んで防ぐフィゲイレドの顔面を殴る。再びRNCをセットすると、フィゲイレドがタップしブランドン・モレノがメキシコ生まれのメキシカンとして、初のUFC世界チャンピオンの座に就いた。

ベルトを失ったフィゲイレドが、モレノを抱え上げて祝福。愛娘を抱いた奥方がケージに入り抱きあったモレノは、「凄い、アメージングだ。信じられない」と涙を浮かべて、ベルト眺める。そして「半年、ずっと強くなるよう練習してきた。ビバ・メヒコ!!」と絶叫した。


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