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ABEMA MMA MMAPLANET o Road to UFC SASUKE Torao UFC   イ・ジョンヨン ウリジブレン キム・ギョンピョ キム・ハンソル シャオ・ロン ジョナサン・マルチネス トップノイ・キウラム パク・ヒョンソン 中村倫也 修斗 内田タケル 堀内佑馬 宇佐美正パトリック 松嶋こよみ 藤川智史 野瀬翔平 風間敏臣

【RTU ASIA2022】福岡から世界へ。野瀬翔平─01─「そう簡単にいかないということを想定をして」

【写真】インタビューにも徐々に慣れてきた感がある野瀬(C)MMAPLANET

6月10日(金・現地時間)、シンガポールはカレンのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるRoad to UFC ASIA Episode04で元UFCファイター=ウリジブレンと戦う野瀬翔兵。

Road to UFC出場が正式発表された2日後に、野瀬は闘裸男27で修斗公式戦を戦った。なぜ、何かあったら取り返しがつかない試合に臨んだのか。今回の出場選手で、唯一の地方在住ファイターにRoad to UFC出場に向けて、どのような心境でいるのかを訊いた。


(C)TORAO

──Road to UFC出場の野瀬選手、UFC契約を賭けた戦いに挑みます。

出場が正式発表されてから2日後に闘裸男に出場し、藤川智史選手と試合をしましたね。

「僕が先生からRoad to UFCに出場できると聞いたのは、1カ月前ぐらいでした(※取材は5月25日に行われた)。その前から話はあったようですが、弘中(邦佳)先生からは聞いていなかったです
弘中 UFCの方のリストには入れてもらっている感じで、その間は伝えていなかったです。4週間ぐらい前に出場できることが決まったので伝えました。

──では藤川選手との試合、どのような気持ちで戦っていたのですか。

「絶対に勝たないといけないのは当たり前で。打撃でダウンでもしたら、脳のダメージでRoad to UFCに出られなくなるので……。それに判定でギリギリで勝っても、誰もが『行っても無駄だろう』って思うので、しっかりと差を見せて勝たないといけないと思っていました」

──UFC行きのチャンスを考えると、欠場させてほしいという風に主催者に伝えることはできなかったのでしょうか。

「先生とも相談をしたのですが、この試合に出ることでトーナメントがなくなるなら欠場したいという気持ちはありました」

──選手としては当然です。闘裸男の福岡大会、コロナで2年連続中止になりようやく開催されることになった。関係者の努力は相当のモノだったとしても、選手個人の将来を考えると……。弘中さん、その辺りはどのように考えておられたのですか。

弘中 野瀬の試合はこの話の前から決まっていて、出られるかどうか分からない状況の時に多くの会員さんがチケットを買ってくれていました。そして出られることが決まっても正式発表がないから、コレを理由に欠場とも言えない状況で。僕もケガなら、試合に出させることは絶対にしないですが、ここまで山本(陽一TNS代表)さんが努力してきた初の福岡大会で『デカい大会に出ることが決まったので、ハイ、サヨナラ』なんて人間的に……自分も義理があるので言えないです。

もう一つは野瀬の目の前で言うコトじゃないかもしれないですけど、野瀬がUFCに進むのであれば、これから2、3年掛けて修斗のチャンピオンになってからだという腹積もりでいました。だから今回は当然、試合は勝つつもりで挑みますが、現状の日本においてアジアの将来性のある選手と戦う経験ができる。そういう貴重な経験を詰めるという目的もあります。ここで転んでも彼は将来的にUFCに行く力をつけて、契約する機会に恵まれると信じているので。

それに藤川選手に負けているようでは、Road to UFCに出て勝てるわけがない。だから普通に勝ってからシンガポールへ行こうと。そうでないとUFCで戦える力なんてないという風に僕は思っていました。

──師匠との信頼関係にヒビが入ることはなかったですか(笑)。

「全然、そんなことないです。その通りだと思いました」

──近しい人もその判断を支持してくれましたか。

「誰も知らなかったです。正式発表がないから、伝えることもできなくて。会員さんやチームメイトが知ったのも試合の2日前だったので」

弘中 僕と荒牧(誠マスタージャパン福岡メインインストラクター)、本人の3人しか知らなかったです。

──なるほどぉ。しかし、色々と考える期間になり……結果として75秒の秒殺でミッションクリア。晴れてRoad to UFCに集中できたわけですね。

「試合に勝った時は『ヨッシャー』って喜ぶんですけど、今回は『良かったぁ』というホッとした気持ちしかなかったです。どこもケガがないかとか、そこばかり気になって」

──試合に勝っても、気を抜く暇もなかったのではないですか。

「ハイ。次の日、月曜日から普通に追い込み練習を始めました」

──とはいえ『ここで負けても、まだこれからがある』という言葉が弘中さんから聞かれましたか、野瀬選手のなかにも良い経験になるという考えがあるのでしょうか。

「もちろん、今までやってきた選手より強いので良い経験になるとは思います。でも、優勝するつもりで出ます。優勝してUFCに行きます」

──対戦相手は中国人元UFCファイターのウリジブレンです。どのような印象を持っていますか。

「う~ん……勝てない相手ではないです。でも楽に勝てる相手でもない。ピンチもあるけど、極めるチャンスもあると思います」

──正直、もっと自信のある言葉が聞かれるかと思っていました。

「フフフ。そんなに甘くないです。ここ最近はポンポンと極めることができていて、そうなったらそうなるかと思います。でも、そうはならない。そう簡単にいかないということを想定をして練習をしています」

──UFCの3試合を視る限り、この選手に負けていてはUFC云々ではないということになる。そのようなパフォーマンスだと自分は感じています。

「その通りだと思います。あの選手に負けるようでは『お前はUFCレベルじゃない』と言われたようなモノなので、しっかりと勝たないといけない相手です。ここで負けるとUFCという言葉を口に出すこともできないと思っています」

──チート・ヴェラに負けるのは致し方ない。そしてジョナサン・マルチネスも今は3連勝中でオクタゴン7勝3敗の選手です。ただロランド・ディに負けた試合にしても、核となる武器がないというか。掴みどころがない。中国人ファイター特有のパワフルさや空振りでも怖いパンチというモノが見られない選手かと。

「ハイ。コレが強いというのはないです。どうなんだろうなぁっていう感じの選手です。瞬発力もあまり感じられないです。ただUFC以後の試合を視ることができなくて、最近の3年間の試合をチェックできていないので──あの時より強いと思って戦います。

とにかく相手に合わせずに自分のやるべきことをやり続けます。組みは自分の方が絶対に強いと思いますし、打撃も怖がることなく組める時に組んで、極める時に極める。相手に合わせないで戦いたいです」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
Episode01
6月9日(木・日本時間)
午後3時30分~UFC FIGHT PASS
Episode02
6月9日(木・日本時間)
午後6時30分~UFC FIGHT PASS
Episode03
6月10日(金・日本時間)
午後3時30分~UFC FIGHT PASS
Episode01
6月10日(金・日本時間)
午後6時30分~UFC FIGHT PASS

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode01対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
イー・チャア(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
パラチン(中国)
キ・ウォンビン(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
風間敏臣(日本)
クルムアリ・マイマイティトゥハティ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チェ・スングク(韓国)
ラマ・スパンディ(インドネシア)

<ライトヘビー級/5分3R>
チャン・ミンヤン(中国)
トゥコ・タクコス(ウクライナ)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode02対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
キム・ミンウ(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
松嶋こよみ(日本)
ホン・ジュンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チウ・ルェン(中国)
ウォーレン・デルロサリオ(フィリピン)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アイリヤ・ムラトベク(中国)
パワン・マーン・シン(インド)

<フライ級/5分3R>
ショーン・エチェル(豪州)
内田タケル(日本)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode03対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
シェ・ビン(中国)
イ・ジョンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
堀内佑馬(日本)
トップノイ・キウラム(タイ)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アンシュル・ジュビリ(インド)
宇佐美正パトリック(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
中村倫也(日本)
ググン・グスマン(インドネシア)

<女子ストロー級/5分3R>
ソ・イェダム(韓国)
ジョセフィン・クヌトゥソン(スウェーデン)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode04対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
野瀬翔平(日本)
ウリジブレン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
キム・ギョンピョ(韓国)
アスクルバイ(中国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
ルー・カイ(中国)
アンガ・ハンス(インドネシア)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
パク・ヒョンソン(韓国)
ジェレミア・シレガー(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
ジョン・アダハー(フィリピン)
キム・ハンソル(韓国)

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ABEMA LFA MMA MMAPLANET o ONE Road to UFC SASUKE TJ・ディラショー UFC イ・ジョンヨン カーラ・エスパルザ キム・ギョンピョ キム・ハンソル シャオ・ロン チャールズ・ジョンソン トップノイ・キウラム パク・ヒョンソン ローズ・ナマジュナス 中村倫也 内田タケル 堀内佑馬 宇佐美正パトリック 松嶋こよみ 野瀬翔平 風間敏臣

【RTU ASIA2022】世界に立ち向かうJ-MMAファイター(10)堀内佑馬─01─ 「僕の夢が、また一つ叶う」

【写真】さぁ、いよいよという空気もありつつ──インタビュー中は終始、淡々としている風でもあった堀内だが──後半掲載予定のある質問にぐっと表情も言葉は厳しくなかったことがあった(C)MMAPLANET

6月10日(金・現地時間)、シンガポールはカレンのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるRoad to UFC ASIA Episode03で堀内佑馬が、トップノイ・キウラムとRoad to UFCフライ級トーナメント準々決勝を戦う。

UFC行きを賭けた8人制トーナメントに、カリフォルニア州アーバインから乗り込む堀内は、他の日本人選手と違い米国を拠点にMMAに打ち込み、UFCファイターを目指してきた。

再開──2022年、春(※既に初夏)~世界に立ち向かうJ-MMAファイター特集~。第10弾は堀内佑馬の言葉をお伝えしたい。


──6月10日、シンガポールでRoad to UFC出場の堀内選手ですが、アーバインから現地に向かうのですか。

「ハイ、4日に出発します」

──今大会はコーナーマン1人分のチケットが出ると聞いています。

「そうですね。(コリン)オーヤマ・コーチと行きます。PPVショーにチーム・オーヤマから選手が出ているわけでなく、僕のためにシンガポールまで行ってくれるんです」

──なるほど。ところで時差のない日本で調整をしようという考えはなかったですか。

「なかったです。試合をするだけなんで。時差ぼけも大丈夫だと思うんですけど、なったらなったでその時に考えます(笑)。そこまで時差を気にすることはないです」

──日本からでも7時間以上で、その前に太平洋を越えてくる出場選手に他にいないかと思います。

「全部で19時間、飛行機に乗っているみたいで……辛いですねぇ(笑)。結構、きつそうだと思います」

──ともあれ3つ勝てばUFCという状況での試合になります。

「最高ですね。皆は『ここが夢じゃない』って言いますけど、僕はいっぱい夢を持っていて。UFCに行くのも夢、チャンピオンになるのも夢、一つの勝利も夢なんで。そういう部分では、Road to UFCで戦うことで僕の夢が、また一つ叶うという気持ちです」

──昨年11月にマーク・クリコマを1分52秒でKOし、そこから試合がなかったです。この間というのは、どのような方法でステップアップを図ろうとしていたのでしょうか。

「ショートノーティスでUFCからオファーがあれば出られる。そういう話になっていて、それから3月か4月にベガスのコンテンダーシリーズで戦うという話が来ました。でも僕はアジア人なんで、UFCが最終的にシンガポールでやるRoad to UFCに回した感じだと思います」

──コンテンダーシリーズなら1試合、なぜ3試合勝たないといけない方に回されるんだよという気持ちにはならなかったですか。

「なりましたね、正直(笑)。最初はトーナメントだと思っていなかったです。それからトーナメントとワンマッチがあると聞いたので、ワンマッチで組んでくれないかと期待していました(苦笑)。でも、僕はそういうこともプラスでしか考えていなくて。UFCは甘くないから、行くまでに強いアジア人と戦うことができることをプラスだと捉えています。

大切なのはUFCに行ってからなので。それまでに良い経験をしようと思っています」

──その一方でLFAフライ級王座を争ったチャールズ・ジョンソンが、コンテンダーシリーズを飛び越えて7月にUFCデビューを飾ります。

「(ムハマド)モカエフ戦ですよね。多分、チャールズのこの話はモカエフの相手が見つからなくてオファーが行ったんだと思います。アイツがそれでやるって言ったわけだし、勝ってくれって祈るだけです(笑)」

──まさに堀内選手が狙っていたショートノーティス待ちに近い契約かと思われるのですが、堀内選手もその境遇を経験してどのような気持ちで過ごしていたのですか。

「常にファイトキャンプをしている感じで、体重をキープして……僕としては良いことだったと考えています」

──この間の練習はこれまで通りチーム・オーヤマとONE柔術で?

「そうですね、オーヤマ・コーチ。そしてジヴァ(サンタナ)さんの柔術、あとアレックス(ペレス)が連れて行ってくれたのですが、TJ・ディラショーの打撃コーチのタイラー(ウァンブルズ)がやっているクラシック・ファイトチームで、ミットを持ってもらっています。タイラーはアレックスのコーナーにも就いていて」

──オレンジ一帯のジムだけでなく、SNSでラスベガスにいる堀内選手の姿もよく見られたという印象があります。

「アレックスやルイス(スモルカ)の試合の時にラスガスに一緒に連れて行ってもらいPIで練習できました。アレも凄く良い経験になりました。

──そして俄然、日本で注目を集めているイリディアム・スポーツ・エージェンシーとの契約も果たしています。チーム・オーヤマからイリディアムという流れは、いよいよUFCへという環境が整ってきたと考えることができるでしょうか。

「もともとイリディアムのジェイソン(ハウス)はチーム・オーヤマで練習していた時期があり、コーチとも親しいですし……僕も5年ぐらい前から知っていて、契約自体も去年の2月に交わしました。オートマチックというか、自然に契約しました」

(C)YUMA HORIUCHI

──そのチーム・オーヤマといえばカーラ・エスパルザがUFC世界女子ストロー級王者に返り咲きました。

世にも不思議なタイトル戦でしたが……。

「素晴らしかったです。あの世界戦の前、僕がローズ・ナマジュナス対策のメインパートナーをやらせてもらっていて。カーラは練習に向かう姿勢も素晴らしいですし、とにかくメチャクチャ強いです。女子でこんなに強い選手がいるのかって……。僕の考えではローズは一度やっているから、テイクダウンを取られた後とかが怖くてあんな風になってしまったんだと思います。

あの空間の中でしか分からない何が絶対にあるでしょうね。スパーリングをしていたから分かるんですけど、カーラは凄くプレッシャーがあるんです。とにかくテイクダウンが凄いですから。で、ローズは出られなくなって……ああいう試合になってしまったんだと」

──それにしてもエスパルザは、前に出てこずカウンター狙いのみのナマジュナスに遠い距離からでも組みついてテイクダウンを奪っていました。

「あの距離でテイクダウンができるのは凄いです。僕もアリゾナまで見に行って、大会後は皆でパーティーでした(笑)」

──その場で戦うために、まず6月はトップノイとの試合をクリアしなければなりません。トップノイの印象を教えていただけますか。

「それこそ7年ぐらい前にタイガームエタイに行った時にトップノイが、MMAに転向したての頃で、一緒に練習したことがあるんです」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
Episode01
6月9日(木・日本時間)
午後3時30分~UFC FIGHT PASS
Episode02
6月9日(木・日本時間)
午後6時30分~UFC FIGHT PASS
Episode03
6月10日(金・日本時間)
午後3時30分~UFC FIGHT PASS
Episode01
6月10日(金・日本時間)
午後6時30分~UFC FIGHT PASS

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode01対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
イー・チャア(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
パラチン(中国)
キ・ウォンビン(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
風間敏臣(日本)
クルムアリ・マイマイティトゥハティ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チェ・スングク(韓国)
ラマ・スパンディ(インドネシア)

<ライトヘビー級/5分3R>
チャン・ミンヤン(中国)
トゥコ・タクコス(ウクライナ)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode02対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
キム・ミンウ(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
松嶋こよみ(日本)
ホン・ジュンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チウ・ルェン(中国)
ウォーレン・デルロサリオ(フィリピン)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アイリヤ・ムラトベク(中国)
パワン・マーン・シン(インド)

<フライ級/5分3R>
ショーン・エチェル(豪州)
内田タケル(日本)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode03対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
シェ・ビン(中国)
イ・ジョンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
堀内佑馬(日本)
トップノイ・キウラム(タイ)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アンシュル・ジュビリ(インド)
宇佐美正パトリック(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
中村倫也(日本)
ググン・グスマン(インドネシア)

<女子ストロー級/5分3R>
ソ・イェダム(韓国)
ジョセフィン・クヌトゥソン(スウェーデン)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode04対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
野瀬翔平(日本)
ウリジブレン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
キム・ギョンピョ(韓国)
アスクルバイ(中国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
ルー・カイ(中国)
アンガ・ハンス(インドネシア)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
パク・ヒョンソン(韓国)
ジェレミア・シレガー(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
ジョン・アダハー(フィリピン)
キム・ハンソル(韓国)

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【RTU ASIA2022】準決でSASUKE×松嶋も?!トーナメント枠の怪……。Zuffaの推しは、どの国?

【写真】昨日の修斗後楽園ホール大会でケージの中からRoad to UFCへ意気込みを語ったSASUKE。また松嶋こよみも澤田千優のコーナーで後楽園にいた(C)MMAPLANET

23日(月・現地時間)、UFC ASIAより6月9日(木・同)、&10日(金・同)にシンガポール・インドアスタジアムで開催される、Road to UFC AIAの対戦カードと同時にトーナメント枠が発表された。

階級別に整理すると、対戦カードは以下のようになり全階級Fight Aの勝者とBの勝者、Cの勝者とDの勝者が準決勝で対戦する。

【フライ級】
Fight A
チェ・スングク(韓国)✖ラマ・スパンディ(インドネシア)
Fight B
チウ・ルェン(中国)✖ウォーレン・デルロサリオ(フィリピン)
Fight C
堀内佑馬(日本)✖トップノイ・キウラム(タイ)
Fight D
パク・ヒョンソン(韓国)✖ジェレミア・シレガー(インドネシア)

【バンタム級】
Fight A
風間敏臣(日本)✖クルムアリ・マイマイティトゥハティ(中国)
Fight B
中村倫也(日本)✖ググン・グスマン(インドネシア)
Fight C
シャオ・ロン(中国)✖キム・ミンウ(韓国)
Fight D
野瀬翔平(日本)✖ウリジブレン(中国)

【フェザー級】
Fight A
SASUKE(日本)✖イー・チャア(中国)
Fight B
松嶋こよみ(日本)✖ホン・ジュンヨン(韓国)
Fight C
シェ・ビン(中国)✖イ・ジョンヨン(韓国)
Fight D
ルー・カイ(中国)✖アンガ・ハンス(インドネシア)

【ライト級】
Fight A
パラチン(中国)✖キ・ウォンビン(韓国)
Fight B
アイリヤ・ムラトベク(中国)✖パワン・マーン・シン(インド)
Fight C
アンシュル・ジュビリ(インド)✖宇佐美正パトリック(日本)
Fight D
キム・ギョンピョ(韓国)✖アスクルバイ(中国)


フェザー級で初戦を順調に勝利すればSUSUKEと松嶋こよみが準決勝でぶつかる。このトーナメント枠は日本人UFCファンタ―の誕生を心から願うファンは残念、非情と思うしかないないだろう。

北米MMAのトーナメント戦は決勝で同国対決になること避けるパターンと、決勝に米国人を残す手法が見られるが、米国人のいないトーナメントでZuffaはどこの国の選手を推しているのか。フェザー級は中国人選手が3人、韓国人選手と日本人選手がそれぞれ2人、そしてインドネシア人が1名で構成されている。

バンタム級のように中国人選手が3人、日本人選手が3人、韓国とインドネシアが1人ずつなら、日本勢の風間と中村が初戦をクリアすれば準決勝で当たることは致し方ない。その一方で出場国が被っているのが韓国だけのフライ級ではチェ・スングクとパク・ヒョンソンは別の山に入り、同朋対決が実現したとしてもファイナルになる。

ライト級では中国勢が3名なので、彼らが準決で潰し合うのは必然だが、2名出場の韓国とインド勢は山が分かれている。その一方で──初戦が終わる前から、捕らぬ狸の皮算用ではないが、フェザー級のSASUKEと松嶋、バンタム級の風間と中村が準々決勝をクリアすれば、少なくともこの2階級で日本人のファイナル出場は確定し、UFCファイター誕生の可能性は高くなる。

シェ・ビン(C)Zuffa/UFC

いずれにせよMMAは個人種目、国別対抗戦ではない。UFC出場を目指す選手たちに対戦相手の国籍は関係なく、誰だろうが眼前の相手を倒すしかない。

そんなUFCへの出場権を賭けた戦いだが、契約を勝ち取った後を考えると昨年のコンテンダーシリーズで敗北を喫しているチロ・ルェン、シャオ・ロン、シェ・ビンとUFCで3戦3敗だったウリジブレンら中国勢に遅れを取るようでは話にならない。

彼らが勝ち残ると、アジア勢はこの程度という烙印を押されかねないだろう。そうなると、やはり日本勢の最大のライバルとなるのは韓国勢、そして注意を怠ることができないのが国際的な舞台デビューとなる他の中国勢だ。

フライ級では堀内はトップノイに勝てば準決勝でパク・ヒョンソンと当たることになるが、この後半の山の方が勝ち上がりは厳しいという見方は間違っていないだろう。バンタム級は風間の相手のクルムアリ・マイマイティトゥハティは未知数だが、風間のスタイルがハマれば参加選手全員を極めることは可能だ。

中村と戦うグスマンは、ONE MMAでの試合を見る限りウェルラウンダーでハイや右ミドルという蹴りを使いこなし、テイクダウンを奪うこともでる。ただし秀でているモノがあるかといえば、強力な武器は持っていない。アレアンドロ・カエタノにあの動きができた中村であれば、初戦突破はデフォルトだ。

野瀬はパワフルな打撃を受けた時に、どのように彼の体が反応するのか。地元福岡ではキック大会で、実戦特訓をしたこともある野瀬は、初戦を勝ち上がったとしても最難関のキム・ミンウが待ち受けることになる。

ライト級でパトリックが戦うアンシュル・ジュビリは、試合映像を見る限り打も倒も極もある。とはいえ対戦相手がインド勢でキャリア10戦以下の選手ばかり。その実力をどう判断して良いかの非常に難しい。

キム・ギョンピョ

そんなジュビリをクリアすると、パトリックに対しても、準決勝で待ち受けているのは韓国のキム・ギョンピョになるだろう。

キャリア13戦、10勝3敗。修斗ではキャプテン☆アフリカを110秒でパウンドアウトするなど、組んで寝かせての打撃が強く、試合が長引く削り合いにも強い。

日本勢対決、そして✖韓国と日本からのトーナメント・チャレンジャーにとって準決勝が山になるRoad to UFCだ。

■ROAD TO UFC AISA2022対戦カード

6月9日
Episode01

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
イー・チャア(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
パラチン(中国)
キ・ウォンビン(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
風間敏臣(日本)
クルムアリ・マイマイティトゥハティ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チェ・スングク(韓国)
ラマ・スパンディ(インドネシア)

<ライトヘビー級/5分3R>
チャン・ミンヤン(中国)
トゥコ・タクコス(ウクライナ)

Episode02

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
キム・ミンウ(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
松嶋こよみ(日本)
ホン・ジュンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チウ・ルェン(中国)
ウォーレン・デルロサリオ(フィリピン)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アイリヤ・ムラトベク(中国)
パワン・マーン・シン(インド)

<フライ級/5分3R>
ショーン・エチェル(豪州)
内田タケル(日本)

6月10日
Episode03

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
シェ・ビン(中国)
イ・ジョンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
堀内佑馬(日本)
トップノイ・キウラム(タイ)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アンシュル・ジュビリ(インド)
宇佐美正パトリック(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
中村倫也(日本)
ググン・グスマン(インドネシア)

<女子ストロー級/5分3R>
ソ・イェダム(韓国)
ジョセフィン・クヌトゥソン(スウェーデン)

Episode04

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
野瀬翔平(日本)
ウリジブレン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
キム・ギョンピョ(韓国)
アスクルバイ(中国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
ルー・カイ(中国)
アンガ・ハンス(インドネシア)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
パク・ヒョンソン(韓国)
ジェレミア・シレガー(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
ジョン・アダハー(フィリピン)
キム・ハンソル(韓国)

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【RTU ASIA2022】カード決定=UFCへの道。SASUKE×中国未知強。松嶋はK-MMA国内最強二冠王者と!!

【写真】こんな風な激戦必至か、松嶋✖ホン・ジュンヨンのフェザー級準々決勝(C)MMAPLANET & DOUBLE GCF

23日(月・現地時間)、UFC ASIAより6月9日(木・同)、&10日(金・同)にシンガポール・インドアスタジアムで開催される、Road to UFC AIAの対戦カードが発表された。

同トーナメント準決勝は9日と10日にそれぞれ2部制、4イベントに振り分けられ1イベントに各階級の試合が1試合ずつとワンマッチという5試合でパッケージされた。

1イベントをエピソードで区切る方式だが、まず01の修斗世界フェザー級王者SASUKEが、キャリア18勝3敗の中国人選手イー・チャアと戦う。打撃とサブミッションの両方でフィニッシュが中国国内で15を数えるフィニッシュ―だが、現ONEのマーク・アベラルドに判定負け喫しており、負け越している対戦相手も少なくない。

エピソード02では同じフェザー級に出場する松嶋こよみの相手はDouble G FCとAngel’sFCフェザー級王者──つまりK-MMAドメスティック最強といえるホン・ジュンヨンに決まった。打ち合い上等、スプロールはお手の物の根性ファイターとの対戦──この試合が準々決勝唯一の日韓戦だ。


エピソード01ではバンタム級で風間敏臣が中国のクルムアリ・マイマイティトゥハティと戦う。クルムアリも26勝10敗という戦績を誇り、前述したフェザー級T出場のイー・チャアと、エピソード04で野瀬翔平と対戦するウリジブレンにも勝っている。が、そのイー・チャアとウリジブレン以外の選手が未知数も未知数で、実力計測が難しい相手だ。

なおエピソード02のワンマッチにはフライ級で内田タケルが出場し、豪州のショーン・エチェルとのマッチアップも決定している。

2日目のエピソード03には宇佐美正パトリックと中村倫也が揃い踏み、それぞれインドのアンシュル・ジュビリ、インドネシアのググン・グスマンと相対する。パトリックと戦うシュビリは、インド国内のMatrix Fight Nightなる大会でデビュー以来5連勝だがこれまた全くの未知数だ。

中村倫也と対戦するグスマンのデビュー戦。全く記憶に残っていないが、マレーシアノサム・チャンンにRNCで敗れている

また中村の相手となったグスマンはインドネシアのONE PRIDEを中心にキャリアを積み、8勝3敗というレコードを持つ。

MMAデビューは2013年4月27日と古く──マレーシアで行われたLegend FCがその舞台で、当日はカイ・カラフランス、ダナー・バタゲレル、リー・ジンンジャンという現UFCファイター、ルーク・ジュモーや粕谷優介と一度はオクタゴンで戦ったファイターが出場していた。つまり……グスマンもずっと夢見てきた舞台へ、足を掛けたことになる。

また03ではフライ級戦ではLFAで活躍してきた堀内佑馬も出場し、トップノイ・キウラムと拳を交える。RIZINで朝倉海、中村優作に敗れているトップノイとの対戦は、国内フライ級ファイターと直接比較されるため、シン・ニホンジン=堀内としては望むところといって良い相手だろう。

最終エピソード=04では上記にあるようにバンタム級で野瀬が、元UFCファイターのウリジブレンと初の国際戦で相まみえることに。出場が発表となってから地元福岡開催となった闘裸男でしっかりと一本勝ちを収めた野瀬が、師・弘中邦佳に続き世界最高峰への一歩を踏み出す。

戦績、MMAの歴史のみ──数字と主観で最もタフな試合は松嶋こよみ✖ホ・ジュンヨン、次点は野瀬ウリジブレンと堀内✖ノップノイか。とはいえ中国勢も世界標準の力の持ち主が契約で母国に留まっていたこともあり得るだけに油断大敵、だ。

■ROAD TO UFC AISA2022対戦カード

6月9日
Episode01

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
イー・チャア(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
パラチン(中国)
キ・ウォンビン(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
風間敏臣(日本)
クルムアリ・マイマイティトゥハティ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チェ・スングク(韓国)
ラマ・スパンディ(インドネシア)

<ライトヘビー級/5分3R>
チャン・ミンヤン(中国)
トゥコ・タクコス(ウクライナ)

Episode02

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
キム・ミンウ(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
松嶋こよみ(日本)
ホン・ジュンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チウ・ルェン(中国)
ウォーレン・デルロサリオ(フィリピン)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アイリヤ・ムラトベク(中国)
パワン・マーン・シン(インド)

<フライ級/5分3R>
ショーン・エチェル(豪州)
内田タケル(日本)

6月10日
Episode03

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
シェ・ビン(中国)
イ・ジョンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
堀内佑馬(日本)
トップノイ・キウラム(タイ)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アンシュル・ジュビリ(インド)
宇佐美正パトリック(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
中村倫也(日本)
ググン・グスマン(インドネシア)

<女子ストロー級/5分3R>
ソ・イェダム(韓国)
ジョセフィン・クヌトゥソン(スウェーデン)

Episode04

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
野瀬翔平(日本)
ウリジブレン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
キム・ギョンピョ(韓国)
アスクルバイ(中国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
ルー・カイ(中国)
アンガ・ハンス(インドネシア)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
パク・ヒョンソン(韓国)
ジェレミア・シレガー(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
ジョン・アダハー(フィリピン)
キム・ハンソル(韓国)

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【Road to UFC】UFC行きを賭けたサバイバルT出場選手発表。オクタゴンへの道は、史上最大の日韓対決!!

【写真】UFCとの契約に向け、7人の侍が出陣(C)LFA & MMAPLANET

13日(金・現地時間)、UFC ASIAより6月9日(木・同)、&10日(金・同)というUFC275ファイトウィークにシンガポール・インドアスタジアムで、Road to UFCが開催されフライ級からライト級まで5階級の出場選手が正式発表された。

日本から出場するのは以下の7選手だ。

【フライ級】
堀内佑馬
【バンタム級】
風間敏臣
中村倫也
野瀬翔平
【フェザー級】
SASUKE
松嶋こよみ
【ライト級】
宇佐美正パトリック


各階級8人、コンテンダーシリーズと違い3試合を勝ち抜く必要があり、当然のように勝ち上がれば日本人対決が組まれることもあるだろう。

まだトーナメント枠は発表されていないが、インドネシア、タイ、中国、韓国、フィリピンから出場する選手達で注意すべきファイターの名前を挙げたい。

(C)DOUBLE GCF

フライ級ではまず韓国Double GFCフライ級王者パク・ヒョンソンだ。

パワフルな打撃、テイクダウンにヒザを合わせるセンスに加え、倒されず──寝技もこなすウェルラウンダーの26歳。名門MMA STORY所属だけにフィニッシュにもいけ、戦術も駆使もできる注目株だ。

さらにこの階級ではトップノイ・キウラムがタイから参戦する。タイガームエタイの元ヘッドコーチ、ジョージ・ヒックマン率いるバンタオ・ムエタイ&MMAに転じたトップノイ、テイクダウン防御という課題が克服できていればチームメイトのローマ・ロックンブンミーに続く可能性も広がるか。

(C)ROAD FC

バンタム級は元ROAD FCバンタム級王者キム・ミンウがついに、世界への一歩に踏み出す。

根津優太を15秒でKO、打ち合いに熱くなりすぎてスプリット判定負けを喫したムン・ジェフンを再戦で135秒、三角絞めで仕留めた。長身、リーチが長く、その利点を打撃だけでなくレスリングとグラップリングにも生かす──本来、このトーナメントに出るのは不本意な実力者といえる。それでもUFCを目指しRoad FCとの契約更新をせず、雌伏の時を経験した。そんなキム・ミンウは日本勢3人にとっても、非常に厳しい相手になることは間違いない。

(C)DOUBLE GCF

フェザー級ではDouble GFCとAngel’s FCフェザー級統一王者のホン・ジュンヨン、さらに前Road FCフェザー級王者イ・ジョンヨンが揃い踏みを果たす。

ホン・ジュンヨンはコリアンゾンビ門下、カーフで削り相手が前に出てくるとK-MMA界の象徴といえるストレートに合わせたアッパーというKOパンチを持つ。ゴリゴリの組みとパンチの両面で削り合い上等の根性ファイターだ。

(C)ROAD FC

イ・ジョンヨンは韓国MMA界のミスターパーフェクト=チェ・ムギョムを倒してRoadの頂点に立つと、パク・ヘジンを10秒KOで初防衛に成功。

それから2年7カ月間実戦から離れ──契約解除とともにステップアップを目指したが、この生き残り合戦を戦うことを強いられる。

(C)UAEW

またライト級ではHEATライト級王者だったキム・ギョンピョとGladiatorライト級王者のキ・ウォンビンという日本のケージで活躍した選手の出場も決まっている。

現ONE世界ライト級王者オク・レユンとともにコロナ前は日本を活動拠点にステップアップを計っていたキム・ギョンピョとキ・ウォンビンだが、来日が困難になると両者の選択は対照的だった。

キム・ギョンピョは中東を目指しUAE Warriorで勝利後、ロシアのRCCでTKO負けもUFC行きを掛けたトーナメントへの出場権を得た。

(C)DOUBLE GFC

キ・ウォンビは母国に戻り、Double GFCでオク・レユンとのライト級王座決定戦に競り負け。その後キム・サンウォンをKOし、オクが返上したベルトを巻いている。

中国からはコンテンダーシリーズ2021の──表現方法は悪いが、負け組、チロ・ルェン(フライ級)、シャオ・ロン(バンタム級)、元ONEファイターのシェ・ビン(フェザー級)、元UFCファイターのウリジブレンがバンタム級にエントリーしている。

他の中国勢は未知数、インドやインドネシア勢もチェックが必要だが、上に挙げたコンテンダーシリーズ敗退組に遅れをとるようでは、UFCとの契約は夢物語。アジアの人材発掘トーナメントは、どうやら熾烈な日韓対決になりそうだ。

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Road to UFC:全出場者発表。日本人選手は7名。LFA参戦中の堀内佑馬の出場が決定。

jp.ufc.com

フライ級(56.7kg以下)

● Rama Supandhi (Indonesia) |ラマ・スパンディ(インドネシア
● Jeremia Siregar (Indonesia) |ジェレミア・シレガル(インドネシア
● Wallen Del Rosario (Philippines) |ウォーレン・デル・ロサリオ(フィリピン)
Horiuchi Yuma (Japan) |堀内佑馬(日本)
● Choi SeungGuk (Korea) |チェ・ソングク(韓国)
● Park HyunSung (Korea) |パク・ヒョンソン(韓国)
● Top Kiwram (Thailand) |トップノイ・キウラム(タイ)
● Qiu Lun (China) |チウ・ラン(中国)

バンタム級(61.2kg以下)

● Kim MinWoo (Korea) |キム・ミヌ(韓国)
● Maimaitituoheti Keremuaili (China) |ケレムアイリ・マイマイチツォヘチ(中国)
Kazama Toshiomi (Japan) |風間敏臣(日本)
Nakamura Rinya (Japan) |中村倫也(日本)
● Xiao Long (China) |シャオ・ロン(中国)
● Gugun Gusman (Indonesia) |ググン・グスマン(インドネシア
Nose Shohei (Japan) |野瀬翔平(日本)
● Wulijiburen (China) |ウリジ・ブレン(中国)

フェザー級(65.8kg以下)

● Yi Zha (China) |イー・ジャー(中国)
Sasu Keisuke (Japan) |佐須啓祐(日本) 修斗フェザー級王者・SASUKE
● Hong JunYoung (Korea) |ホン・ジュニョン(韓国)
● Lee JeongYeong (Korea) |リー・ジョンヨン(韓国)
Matsushima Koyomi (Japan) |松嶋こよみ(日本)
● Xie Bin (China) |シエ・ビン(中国)
● Lu Kai (China) |ルー・カイ(中国)
● Angga Hans (Indonesia) |アンガ・ハンス(インドネシア

ライト級(70.3kg以下)

● Balajin (China) |パラジン(中国)
● Ki WonBin (Korea) |キ・ウォンビン(韓国)
● Ailiya Muratbek (China) |アイリヤ・ムラトベク(中国)
● Pawan Maan Singh (India) |パワン・マーン・シン(インド)
● Anshul Jubli (India) |アンシュル・ジュブリ(インド)
Usami Sho Patrick (Japan) |宇佐美正パトリック(日本)
● Asikeerbai Jinensibieke (China) |アシカルバイ・ジンエンスビエク(中国)
● Kim KyungPyo (Korea) |キム・ギョンピョ(韓国)

事前の噂にあったリストからは修斗バンタム級王者安藤とフライ級の内田が外れ、アメリカ在住でフィーダーショーのLFA参戦中の堀内佑馬が追加となった。

日本からは中国の10人に次いで韓国と同率2位の7人が参加。

日本から最多3人が出場するバンタム級は、ROAD FCバンタム級王者キム・ミンウ(キム・ミヌ)、元UFCファイター・ウリジブレン(2019年に0勝3敗でリリース)が出場する。

インドネシアの出場選手は、すべてインドネシアのローカルイベント・ONE PRIDE MMAというパクリのような名称の出場選手で、フライ・バンタム・フェザーの王者が出場。

ROAD FCが長らく開店休業中だった韓国からは、ROAD FC出場経験のある選手や、現在活動中のDouble G FCから選手が出場。

中国は最大手プロモーションの武林風(W.L.F)を中心に出場。コンテンダーシリーズ出場経験のあるフライ級のチウ・ランも出場する。

インドからはライト級の2人のみが選出。インド・アブダビを中心に2019年から8回開催されているMATRIX FIGHT NIGHTの出場選手で、レベルは不明。

タイから唯一選出されたフライ級のトップノイはRIZIN1勝2敗。朝倉海には敗れたが判定まで持ち込み、中村優作にも判定負けしたが歯を折っている。

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6.9&10にシンガポールで開催のアジア版『Road to UFC』1回戦出場選手が決定/日本人は4階級で合計7名出場

6.9&10にシンガポールでアジア版『Road to UFC』の1回戦を開催/4階級で8人トーナメントを行い日本人も出場予定(2022年04月22日)

 こちらの続報。


 世界最高峰の総合格闘技(MMA)団体であるUFC〓(Ultimate Fighting Championship)は本日、アジアのMMAトップアスリートたちが世界の舞台で活躍するための最も重要な機会となる『ROAD TO UFC』の参加選手を発表いたします。ROAD TO UFCの1回戦は東南アジア初のペイ・パー・ビューイベントとなる『UFC〓 275:テイシェイラ vs. プロハースカ』に先立ち、6月9日(木)および10日(金)の2日間にわたり、シンガポール・インドア・スタジアムにて開催することになっております。

 ROAD TO UFCはアジア全域からMMAのトップアスリートが一堂に会し、UFCとの契約を懸けて勝ち上がっていくトーナメント形式で実施いたします。今回のROAD TO UFC ではフライ級、バンタム級、フェザー級、ライト級の4階級に、それぞれ8名の総合格闘技選手が出場する予定です。

Flyweight(フライ級)
堀内佑馬(ほりうち・ゆうま)

小学生時代から始めたキックボクシングをベースに、2013年にDEEPでプロMMAデビュー。2016年の試合を最後に、UFCを目指して拠点をアメリカに移す。2021年にはLFAでタイトルマッチを経験する。今回のチャンスをものにする準備は整っている。

Bantamweight(バンタム級)
風間敏臣(かざま・としおみ)

2020年にプロデビューすると、翌年のパンクラスネオブラッドトーナメントを制し、2022年にはDEEPで行われたワンデートーナメントを制する。9勝中8勝がフィニッシュと決定力の高さを見せている。

中村倫也(なかむら・りんや)
5歳からレスリングを始めて実績を積むと、2017年にはU-23の世界選手権を制する。東京五輪を目指すも、あと一歩で出場権を逃し、レスリングからMMAに転向する。2021年にプロデビュー、デビュー2戦目で修斗のランカーを下し、3戦目ではPOUNDSTORMで国際戦も経験して全勝、器の大きさを見せた。これからの日本のMMAを背負って行く可能性のある選手。

野瀬翔平(のせ・しょうへい)
柔道時代の首の大ケガを乗り超えて2021年に修斗でプロデビューを果たす。その後、ONE Japan SeriesやHEATでも実績を積む。7勝中5勝が一本勝ちと極めの強さを見せている。

Featherweight(フェザー級)
佐須啓祐(さす・けいすけ)

2016年に修斗でプロデビューを果たす。ケガのため2017年から約2年半試合から遠ざかるも復帰後は7戦全勝。2020年に修斗環太平洋王座を、2021年には修斗世界王座を獲得。本場アメリ カでの修行も終えて準備万端。

松島こよみ(まつしま・こよみ)
少年時代から空手、レスリングなどの格闘技を学び、MMA選手としての土台を作る。2015年に修斗でプロデビューすると、その年の新人王を獲得。その後はPXC、パンクラス、ONE Championshipと戦いの場を移し、目標とするUFCの舞台に挑戦するチャンスをつかんだ。

Lightweight(ライト級)
宇佐美正パトリック(うさみ・しょう・ぱとりっく)

幼少時に父から空手を習い始める。その後、ボクシングに転向し、高校では6冠を達成、2018年の世界ユース選手権では銅メダルを獲得。東京五輪を目指すも選考会で敗れ、その後、MMAに転向した。


Yuma Horiuchi(Tapology)

Toshiomi Kazama(Tapology)

Rinya Nakamura(Tapology)

Shohei Nose(Tapology)

Keisuke Sasu(Tapology)

Koyomi Matsushima(Tapology)

Patrick Sho Usami(Tapology)

 日本人選手の戦績はこちらを参照。

【ROAD TO UFC参加選手一覧】
フライ級(56.7kg以下)

● Rama Supandhi (Indonesia) |ラマ・スパンディ(インドネシア)
● Jeremia Siregar (Indonesia) |ジェレミア・シレガル(インドネシア)
● Wallen Del Rosario (Philippines) |ウォーレン・デル・ロサリオ(フィリピン)
● Horiuchi Yuma (Japan) |堀内佑馬(日本)
● Choi SeungGuk (Korea) |チェ・ソングク(韓国)
● Park HyunSung (Korea) |パク・ヒョンソン(韓国)
● Top Kiwram (Thailand) |トップノイ・キウラム(タイ)
● Qiu Lun (China) |チウ・ラン(中国)

バンタム級(61.2kg以下)
● Kim MinWoo (Korea) |キム・ミヌ(韓国)
● Maimaitituoheti Keremuaili (China) |ケレムアイリ・マイマイチツォヘチ(中国)
● Kazama Toshiomi (Japan) |風間敏臣(日本)
● Nakamura Rinya (Japan) |中村倫也(日本)
● Xiao Long (China) |シャオ・ロン(中国)
● Gugun Gusman (Indonesia) |ググン・グスマン(インドネシア)
● Nose Shohei (Japan) |野瀬翔平(日本)
● Wulijiburen (China) |ウリジ・ブレン(中国)

フェザー級(65.8kg以下)
● Yi Zha (China) |イー・ジャー(中国)
● Sasu Keisuke (Japan) |佐須啓祐(日本)
● Hong JunYoung (Korea) |ホン・ジュニョン(韓国)
● Lee JeongYeong (Korea) |リー・ジョンヨン(韓国)
● Matsushima Koyomi (Japan) |松嶋こよみ(日本)
● Xie Bin (China) |シエ・ビン(中国)
● Lu Kai (China) |ルー・カイ(中国)
● Angga Hans (Indonesia) |アンガ・ハンス(インドネシア)

ライト級(70.3kg以下)
● Balajin (China) |パラジン(中国)
● Ki WonBin (Korea) |キ・ウォンビン(韓国)
● Ailiya Muratbek (China) |アイリヤ・ムラトベク(中国)
● Pawan Maan Singh (India) |パワン・マーン・シン(インド)
● Anshul Jubli (India) |アンシュル・ジュブリ(インド)
● Usami Sho Patrick (Japan) |宇佐美正パトリック(日本)
● Asikeerbai Jinensibieke (China) |アシカルバイ・ジンエンスビエク(中国)
● Kim KyungPyo (Korea) |キム・ギョンピョ(韓国)

 全出場選手も発表されています。続きを読む・・・
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MMA パク・ヒョンソン 中西哲生

【Double GFC】楽しみなフライ級王者=パク・ヒョンソン誕生&止めないレフェリーの恐怖

<Double GFCフライ級王座決定戦/5分3R>
パク・ヒョンソン(韓国)
Def.2R3分40秒by KO
キム・ジュハン(韓国)

一度は2週間の隔離でタイトル戦が発表された中西哲生が、結局不出場となりパク・ヒョンソンが、キム・ジュハンとフライ級王座を賭けて戦うことに。

鋭いジャブを入れ、右から左を振るうパク。キムも果敢に前に出るがフックにカウンターを合わされ、ダブルレッグも切られる。逆にケージにキムを押し込んだパクはテイクダウンを奪えず、離れてローからジャブを入れる。さらに前蹴りを入れたパクは、左を被弾しても距離を詰めて首相撲&ヒザ蹴りで攻め込む。

懸命に胸を合わせたキムを金網に押し込んだパクは、引き続きヒザを入れボディロックでテイクダウンを狙う。耐えて離れたキムは右オーバーハンドを被弾し、ローを蹴られる。シングルに出たキムは顔面にヒザを2度、3度と突き上げられる。スピニングバックフィストをかわしたキムが、残り1分を切りダブルレッグで尻餅をつかせる。ケージに押し込まれた状態で、背中を譲らないためガードを取ったパクがフックスイープを決め、キムの足関節狙いを殴って回避したところで初回が終わった。

2R、ワンツーに右ローを蹴ったパクが、ワンツーフックや右オーバーハンドと打撃でキムを圧倒する。キムは後ろ回し蹴りに組んでテイクダウンを奪うが、パクは足関節から上を取り、殴って離れる。スタンドに戻ると、パンチで圧をかけローを効かせたパクはダブルレッグを切り、シングルに切り替えたキムが引き込む。

スタンドに戻ったパクは、心が折れたように組んで引き込んだキムにパンチを連打する。顔面を守るだけになったキムを見てもレフェリーは試合を止めない。立ち上がったパクは、ジャブで崩れるキムのガードワークにもスタンドに戻る。
立ち上がったキムのダブルレッグにヒザ蹴りを合わせてKOした――パク・ヒョンソンがフライ級王座に輝いた。

殴ってよし、テイクダウン防御、寝技も強さを見せたパクのフライ級王座奪取。中西に限らず、日本人選手との対戦が楽しみだが、ストップをしないレフェリー、タオルを投げないコーナーマンは揃ってキムの選手寿命を縮めかねない判断力の無さだった。


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DEEP K-MMA MMA ROAD FC UAEW YouTube アン・ジョンギ キム・サンウク キム・ジェヨン パク・ヒョンソン ユ・サンフン 海外

【Angel’s FC18】キム・ジェヨン✖ユ・サンフンの新旧対決。コムンベレー出身キム・サンウクに注目!!

【写真】 昨日の計量では挑戦者が83.85キロ、王者が 84.25キロでパスしている(C)ANGEL’S FC

本日23日(金・現地時間)、韓国はソウルのシンドリム・テクノマート11階・特設ケイジでAngel’s FC18が開催される。

メインではAFCミドル級選手権試合=王者キム・ジェヨン✖挑戦者ユ・サンフンが組まれている。本来、キルギスのトルスンベク・アシルガジエフが挑戦者の予定だったが、韓国のコロナ陽性者増加により入国が難しくなりユ・サンフンがキム・ジェヨンの2度目の王座防衛戦の相手に抜擢された。


チームMAD所属のユ・サンフンはアジア・ゲームスの散打で銀メダルを獲得しており、MMAでは6勝2敗──この黒星はコンテンダーシリーズとUAEWで喫したものだ。AFCでは5連勝中でデビュー戦は日本のHEATというキャリアの持ち主だ。

31歳のチャレンジャーに対し、38歳の王者キム・ジェヨンは極真空手出身──MMA歴17年になるK-MMA界の歴史の証人といえるファイターだ。2004年4月──Sprit MCでMMA初戦を戦って以来、Road FCからTOP FC、そしてAFCと常にミドル級のトップを張ってきた。

北米メジャー出場経験こそないが、ACBで1勝2敗という骨太キャリアの持ち主で──日本でキャリアを積むことが多かったこの世代の韓国人選手には珍しく、2005年のDEEPと2009年のM-1Challenge程度しか来日経験はない。

ラッシングパワーは健在のキム・ジェヨンに対し、長身&リーチで優るが本来はウェルター級のユ・サンフンが圧力を捌き、有効打を当てて疲れさせることができるか──が、勝負の鍵となろう。

この他、キャリアの少ない選手が中心のカードでは、第6試合のウェルター級戦=キム・サンウク✖アン・ジョンギに注目だ。

キム・サンウクはキム・ドンヒョンの愛弟子で韓国軍特殊司令部=コムンベレー出身──4勝1敗の期待の新鋭だ。対戦相手のアン・ジョンギは戦績こそ2勝2敗だがレスリングの国家代表だったファイターで、Double GFCでは既にタイトル戦を経験している。

K-MMA界は今日のAngel’s FCを終えると、1週間後のDouble GFCで2021年の終幕を迎える。そのDouble GFCでは日本の中西哲夫がコメインでパク・ヒョンソンとDouble GFCフライ級王座決定戦を戦うこととなっていたが、トルスンベク・アシルガジエフと同様にオミクロン株の発生により海外からの入国者の隔離免除が取り消されたことで訪韓が不可能となり、キム・ジュハンが代役を務めることとなった。

とはいえDouble GFCでは中西に2週間の隔離措置を実施したうえで、同大会へ招聘するという発表をしていたため、この欠場理由は筋が通っていない。この点について韓国人記者を通し、確認を行っているが10日間に渡り返答がない状況だ。

■視聴方法(予定)
12月23日(木・現地時間)
午後5時00分~Angel’s FC YouTube Channel

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Double GFC06 other MMA Report パク・ヒョンソン ブログ

【Double FCF06】パク・ヒョンソン、代役キム・セヒョンをRNCで一蹴。フライ級王座挑戦権獲得

<59キロ契約Double GFCフライ級挑戦者決定戦/5分3R>
パク・ヒョンソン(韓国)
Def.1R3分58秒 by RNC
キム・セヒョン(韓国)

距離を詰めるパクに対し、キムが左フックを当てる。直後に右ローでバランスを崩したキムにヒザを入れたパクがケージに押し込んでいく。相四つでヒザの蹴り合いが続くなか、パクが右はオーバーフックでクラッチを組み、押し込む展開が続く。残り3分でレフェリーがブレイクを命じ離れると、パクがキムのローに合わせて組みつき、今度は右を差してクラッチへ。

ウィザーの形のキムを送り、バックに回りつつ離れたパクはパンチを攻防のなかで組み、ついにボディロックテイクダウンを決める。マウントを取り、パウンドを入れたパクは背中を見せたキムにパンチを続けRNCへ。すぐにキムがタップし、快勝したパクは「フライ級の誰とやっても勝ちます」と話した。


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