カテゴリー
CJ・ヴェルガラ MMA MMAPLANET o UFC UFN212   アスカル・アスカロフ アレクサ・グラッソ カブ・スワンソン ジョナサン・マルチネス ジョーダン・ライト ドゥスコ・トドロビッチ ニック・マキシモフ ハファエル・アスンソン ピエラ・ロドリゲス ブランドン・ロイヴァル マナ・マルチネス ヴィヴィアニ・アロージョ 岡田遼 平良達郎 松根良太

【UFN212】計量終了 ヴェルガラが失敗も、平良達郎はキャッチ戦を了承。アスカロフ×ロイヴァル消滅

【写真】計量の3日前、MMAPLANETのリモートインタビューを受けた際のヴェルガラ。その時、彼が何を話していたかは後程掲載します(C)MMAPLANET

10月15日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN212:UFN on ESPN+70「Grasso vs Araujo」の計量が、14日(金・同)に行われた。

オクタゴン2勝目を目指す平良達郎は126ポンドでクリアも、対戦相手のCJ・ヴェルガラは129ポンドと1ポンドオーバー規約からさらに3ポンドも重く計量をミスした。


本計量開始時間から15人目のジョナサン・マルチネスまで列をなして次々とスケールに乗る中、平良は13番目に登壇してリミットいっぱいでクリア。ガッツポーズを創った。

対してヴェルガラは2時間の猶予があるなか、56分を経過した時点で22人目──最後の1人として計量会場に合われると、加減に体重計に乗り上記の通り計量をミスした。

残り1時間以上があるなかで体重を測り、ミス。直後に平良陣営の目の前でガブガブと水の飲みだしたヴェルガラはギリギリまで体重を落とすことを諦めて、少しでも楽をしたいという心境になっていたのだろう。これには平良の師匠・松根良太も兄貴分の岡田遼も怒り心頭だったが、平良本人は落ち着いて全てを受け入れている様子でキャッチウェイト戦を了承したという。

なお計量開始前にフライ級注目の一番=アスカル・アスカロフ×ブランドン・ロイヴァル戦がキャンセルされたという発表もあった。アスカロフが体重を落とせなかったことが原因。これも平良陣営からの情報によるとPIのサウナで全く汗が出ていないアスカロフが目撃されていたそうだ。

■視聴方法(予定)
10月16日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN212対戦計量結果

<女子フライ級/5分5R>
アレクサ・グラッソ: 125.5ポンド(56.92キロ)
ヴィヴィアニ・アロージョ: 126ポンド(57.15キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョナサン・マルチネス: 135.5ポンド(61.46キロ)
カブ・スワンソン: 135ポンド(61.24キロ)

<ミドル級/5分3R>
ドゥスコ・トドロビッチ: 186ポンド(84.37キロ)
ジョーダン・ライト: 185ポンド(83.91キロ)

<バンタム級/5分3R>
ハファエル・アスンソン: 136ポンド(61.69キロ)
ヴィクター・ヘンリー: 136ポンド(61.69キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ミシャ・サークノフ: 206ポンド(93.44キロ)
アロンゾ・メニフィールド: 205.5ポンド(93.21キロ)

<バンタム級/5分3R>
マナ・マルチネス: 136ポンド(61.69キロ)
ブランドン・デイヴィス: 136ポンド(61.69キロ)

<ミドル級/5分3R>
ニック・マキシモフ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ジェイコブ・マルクーン: 185.5ポンド(84.14キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョアンデウソン・ブリト: 146ポンド(66.22キロ)
ルカス・アレッシャンドリ: 145.5ポンド(66.0キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ピエラ・ロドリゲス: 115.5ポンド(52.38キロ)
サム・ヒューズ: 115ポンド(52.16キロ)

<フライ級/5分3R>
CJ・ヴェルガラ: 129ポンド(58.51キロ)
平良達郎: 126ポンド(57.15キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マイク・ジャクソン: 170ポンド(77.11キロ)
ピート・ロドリゲス: 170.5ポンド(77.34キロ)

The post 【UFN212】計量終了 ヴェルガラが失敗も、平良達郎はキャッチ戦を了承。アスカロフ×ロイヴァル消滅 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
CJ・ヴェルガラ MMA MMAPLANET o RIZIN UFC UFN212   アレクサ・グラッソ カブ・スワンソン ジョナサン・マルチネス ジョーダン・ライト ドゥスコ・トドロビッチ ニック・マキシモフ ハオーニ・バルセロス ハファエル・アスンソン ビクター・ヘンリー ピエラ・ロドリゲス ブラジリアン柔術 ブランドン・ロイヴァル プロレス マナ・マルチネス ヴィヴィアニ・アロージョ 平良達郎

【UFN212】オクタゴン2戦目=アスンソン戦へ、ビクター・ヘンリー「そんなことは全く関係ない」

【写真】1月にハオーニ・バルセロスを相手に番狂わせといっても良い勝利を挙げたビクター。このような見方があることが、彼のアスンソンに対する捉え方の要因になっているのだろう(C)Zuffa/UFC

15日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで行われるUFN212:UFN on ESPN+70「Grasso vs Araujo」にビクター・ヘンリーが出場し、ハファエル・アスンソンと対戦する。

1月のUFC初陣でハオーニ・バルセロスを破り、9カ月振りの第2戦でアスンソンというベテランと戦う。現状、4連敗のアスンソンに勝つことで上位進出が見込まれる試合だが、ヘンリーは対戦相手がそのような立場にあると考えることはないという。

自らのキャリアを振り返り、アスンソンが踏み台のように考えることはできないヘンリーから彼自身だけでなく師匠ジョシュ・バーネットと共に日本で積んだキャリアがあるからこそ──という言葉が聞かれた。


──UFCで2試合目となるハファエル・アスンソン戦を控えているビクターですが、1月のハオーニ・バルセロス戦との勝利から9カ月もインターバルが空きました。

「何か問題があったわけじゃないよ。ずっとジムで練習はしてきたし。まぁケガの回復に当てていた時期もあるけどね。UFCからは7月に試合をしないかと声を掛けてもらっていたけど、ちょっと首に問題があって見合わせたんだ。ケガをしている状態でファイトキャンプに突入したくなかったんだよ。それにチームメイトのファイトのサポートをしたり、そういうことでこれだけインターバルが空いたけど、この試合に向けてグッドシェイプで準備してきたことを強調させてもらうよ」

──長らく日本をベースに戦ってきましたが、UFCのファイトウィークはビクターにとって、新鮮だったのではないですか。

「UFCと日本のファイトウィークは凄く違うよ。UFCはファイトに必要な食事、サプリメントを提供してくれる。素晴らしいよね。それが良い面だ。一方で、時間の制約が厳しい。この時間にどこそこにいないといけない──ということが、とても多いんだ。日本は体重を落とすことさえ守れば、自分の時間を自由に過ごすことができる。ちゃんと戦えば、何も言われない。僕は日本で、自由を楽しんでいた。まぁUFCは何か気になることがあると、全てにおいて答が用意されている。そこはUFCの過ごし良さかな。

UFCはさ、色々な場所で数多くのイベントを開いているけど、日本の大会は日本だけのモノだから。そこに足を踏み入れるだけで、楽しいことだらけだった。当然なことだけど、米国で試合をすると常に米国のカルチャーの中にいるわけで。僕はそういう環境で育ってきたから慣れ親しんだ場所でしかない。その点、日本はいるだけで特別な空間だったんだよ。

日本で戦う機会を得られ、ファイティングスピリットが養われた。僕は日本人じゃないけど、相当に日本人的だと思っている」

──その通りだと思います。ではアスンソンの印象を教えてください。

「アスンソンはUFCでずっと長い間戦ってきているから、それだけ経験値も高い。レスリングができて、打撃ができるブラジリアン柔術の黒帯だ。アスンソンがファイトを仕掛けてくると、とてもデンジャラスなファイターになる。顔面を狙って殴って来るか。テイクダウンをして、UFCに残るためにずっと抑えようとしてくるのか。どちらの展開になっても、大丈夫なように準備をしてきたよ。

いずれにしても、アスンソンは自分の能力の全てを使って倒しに来るか、勝ちに来るだろうね」

──サバイブを目指したファイトと、当たって砕けろ的なファイト。どちらの準備もしているビクターですが、どのアスンソンで来て欲しいですか。

「もちりん、当たって砕けろ──だよ。彼がそうくれば、僕も自分の全てをぶつけることになる。でも、レスリングをして抑えてくると退屈な試合になってしまうね」

──プロモーターはエキサイトな試合を望みますが、サバイブしてくる相手とはそういう試合ができず評価にも影響する難しさがあります。

「その通りだ。プロモーターはエキサイティングな試合を求める。UFCだけでなく、全てのプロモーションがチケットを売るというビジネスを第一に考えているからね。そのビジネスがお金を生む。退屈な試合をすると、誰も見てくれない。RIZINで戦っている時も、僕は常にフィニッシュ・ボーナスを稼ごうと思っていた(笑)。出場フィーだけじゃなくて、もっとお金が欲しいからね。戦うだけより、フィニッシュしてより多くの収入を得る。それがプロフェッショナル・ファイターだろう?

どんなに強い相手と戦っても、僕が目指すところはフィニッシュさ。それはアスンソン戦も変わりないよ。アスンソンがテイクダウンからコントロールを狙っても、それを避けてエキサイティングな試合をする。ただ、打撃戦だから面白い試合になるってことはない。距離を取って、ジャブだけっていう退屈な試合はいくらでもあったからね」

──確かにその通りですね。

「多くの選手が今、戦っている試合ではなく次、次、次っていう思考があるんだ。だからあんな試合をしてしまうんだよ。ファイターは相手を倒すために、戦わなければならないのに」

──まさにビクター・ヘンリーのファイト・アイデンティティですね。ところでアスンソンは今やステッピングボード的なポジションにあり、彼に勝てばより上の位置で戦うことができる目安のようになっています。そのようなアスンソン戦、ビクターにとってUFCでのキャリアップを考えると、どのような意味を持つ試合になるのでしょうか。

「僕はアンダードッグに慣れているからね。この試合でアスンソンがそういうポジションになるかどうかも意識していなかった。僕こそ、ステッピングストーンという役割を強いられてきたから。だから、僕は対戦相手をそういう風に思いたくないんだ。アスンソンがそういう役割になっているとも思いたくないし、UFCにどういう思惑があろうが……例えば『40歳のアスンソンを35歳のヴィクター・ヘンリーがぶっ飛ばすのか』なんて風に組まれることがあるかもしれないけど、そんなことは全く関係ない。目の前にいる対戦相手と戦うだけだから。そして、ファイトマネーを手にするんだ」

──フィニッシュを目指すと既に断言しているビクターですが、土曜日はどのような試合をファンに見せたいですか。

「UFC初戦とは全く違った姿を見せたい。日本のファンは僕の打撃、レスリングの進化を見てくれていた。KOする姿、チョークアウトする姿、レスリングを見続けてくれていたよね。日本のファンが見てきた、米国で戦っているファイターとは一味違うファイターだということを試合で示したい」

──では恒例になっている言葉もありますが、日本のファンに一言お願いします。

「恒例になっている(笑)。そうだね、日本の皆のことを愛している。日本でゴリラカレーをまた食べたい。皆、ゴーゴーカレーで一緒に食べよう!!」

──ゴーゴーカレーがLAのリトルトーキョーに出店してほしいですね。

「そうなれば、毎日通うよ。ところで、イノキ・メモリアルには行くのかい?」

──? そういうものがあるのでしょうか。私はMMAの記者なので畑違いですから、訪れることはないと思います。

「そうなのかい。世界中のコンバット・アスリートは繋がっている。サブミッション・レスリングとプロレスリングにも繋がりがある。僕自身、イノキ・サンを直接知っているわけでないし、年を重ねている人はいつか亡くなるものだと思っている。でもイノキ・サンはジョシュ(バーネット)の恩人だから。

イノキさんがジョシュのキャリアをサポートして、今のジョシュがある。そうジョシュが言っているんだ。今の僕があるのはジョシュのおかげだ。恩人の恩人は僕にとっても恩人だ。だから、ジョシュと12月ぐらいに日本を訪れようと思っているんだ。そういえば、今年の8月にジーン・ラベールも亡くなったよ」

──ハイ。

「彼もイノキ・サンのようにオールドスクールのレスラーだった。ジーンもイノキ・サンと同様にジョシュに大きな影響を与えた人物だからね。ジーンからはロンダ・ラウジーもインスパイアされていた。まあ、この世代の人々が亡くなる……しょうがないけど、悲しいことだよ。でも僕だっていずれそういう世代になる。だから、僕らもジーンやイノキ・サンのように次の世代に火を灯す存在でありたいね」

■視聴方法(予定)
10月16日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN212対戦カード

<女子フライ級/5分5R>
アレクサ・グラッソ(メキシコ)
ヴィヴィアニ・アロージョ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
ジョナサン・マルチネス(米国)
カブ・スワンソン(米国)

<フライ級/5分3R>
アスカル・アルカロフ(ロシア)
ブランドン・ロイヴァル(米国)

<ミドル級/5分3R>
ドゥスコ・トドロビッチ(セルビア)
ジョーダン・ライト(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ミシャ・サークノフ(カナダ)
アロンゾ・メニフィールド(米国)

<バンタム級/5分3R>
マナ・マルチネス(米国)
ブランドン・デイヴィス(米国)

<バンタム級/5分3R>
ハファエル・アスンソン(ブラジル)
ビクター・ヘンリー(米国)

<ミドル級/5分3R>
ニック・マキシモフ(米国)
ジェイコブ・マルクーン(豪州)

<フェザー級/5分3R>
ジョアンデウソン・ブリト(ブラジル)
ルカス・アレッシャンドリ(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
ピエラ・ロドリゲス(ベネズエラ)
サム・ヒューズ(米国)

<フライ級/5分3R>
CJ・ヴェルガラ(米国)
平良達郎(日本)

<ウェルター級/5分3R>
マイク・ジャクソン(米国)
ピート・ロドリゲス(米国)

The post 【UFN212】オクタゴン2戦目=アスンソン戦へ、ビクター・ヘンリー「そんなことは全く関係ない」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA o UFC   アレックス・ペレス カムザット・チマエフ カロリーナ・コバケビッチ シェーン・バーゴス ジェシカ・ペネ ジャック・ショア ダニエル・ピネダ チョン・ダウン ティム・エリオット ティーシャ・トーレス デイヴィソン・フィゲイレド ニック・マキシモフ ハファエル・アスンソン ブライアン・オルテガ ブランドン・ロイヴァル マット・シュネル マネル・ケイプ リッキー・シモン リー・ジンリャン

7.16 UFCニューヨーク大会をABCが生中継、大会名称は『UFC on ABC 3: Ortega vs. Rodriguez』/主要カードも発表

7.16『UFC Fight Night 210』のメインイベントはブライアン・オルテガ vs. ヤイール・ロドリゲス(2022年05月27日)

 こちらの続報。


 UFCが7月16日にニューヨーク州エルモントのUBSセンターで開催する大会のメインカードを全米4大ネットワークのABCが生中継することを発表。大会名称は『UFC on ABC 3: Ortega vs. Rodriguez』になります。ABCの生中継があるのは昨年4月10日の『UFC on ABC 2: Vettori vs. Holland』以来1年3ヶ月ぶり。

・Featherweight bout: Brian Ortega vs. Yair Rodriguez

・Flyweight bout: Askar Askarov vs. Alex Perez

・Bantamweight bout: Ricky Simon vs. Jack Shore

・Women's Strawweight bout: Michelle Waterson vs. Amanda Lemos

・Featherweight bout: Bill Algeo vs. Billy Quarantillo

・Welterweight bout: Li Jingliang vs. Muslim Salikhov

・Flyweight bout: Matt Schnell vs. Sumudaerji

・Middleweight bout: Dwight Grant vs. Dustin Stoltzfus

・Featherweight bout: Herbert Burns vs. Khusein Askhabov

・Middleweight bout: Punahele Soriano vs. Daicha Lungiambula

・Light Heavyweight bout: Dustin Jacoby vs. Da-un Jung

 以上の対戦カードも正式発表されています。当サイトでは未紹介だったカードを紹介していきます。

 アスカー・アスカロフ vs. アレックス・ペレスのフライ級マッチが決定。

 アスカロフは3月の『UFC on ESPN 33: Blaydes vs. Daukaus』でカイ・カラ・フランスに判定負けして以来の試合。現在UFCフライ級ランキング3位。ペレスは2020年11月の『UFC 255: Figueiredo vs. Perez』でデイヴィソン・フィゲイレドのフライ級王座に挑戦し1Rギロチンチョークで敗れて以来1年8ヶ月ぶりの試合。昨年5月の『UFC 262: Oliveira vs. Chandler』でマット・シュネルと対戦予定だったものの欠場、昨年7月の『UFC on ESPN 28: Hall vs. Strickland』でアスカー・アスカロフと対戦予定だったもののアスカロフの負傷により中止、昨年8月の『UFC on ESPN 30: Barboza vs. Chikadze』で再度マット・シュネル戦が組まれたものの『UFC Fight Night 191: Brunson vs. Till』、さらに『UFC 269: Oliveira vs. Poirier』に延期、前日計量後にシュネルのドクターストップにより中止、『UFC 271: Adesanya vs. Whittaker 2』で改めて組まれたもののペレスは128ポンドと2ポンドオーバーしたことからシュネルが対戦を拒否し中止となかなか試合ができない状態が続いています。現在UFCフライ級ランキング6位。

 リッキー・シモン vs. ジャック・ショアのバンタム級マッチが決定。

 シモンは昨年12月の『UFC Fight Night 199: Lewis vs. Daukaus』でハファエル・アスンソンに2R KO勝ちして以来の試合で4連勝中。現在UFCバンタム級ランキング12位。ショアは3月の『UFC Fight Night 204: Volkov vs. Aspinall』でティムール・ヴァリエフに判定勝ちして以来の試合で戦績16勝0敗(UFC戦績5勝0敗)。現在UFCバンタム級ランキング14位。

 ビル・アルジェオ vs. ビリー・クアランティーロのフェザー級マッチが決定。

 アルジェオは1月の『UFC on ESPN 32: Kattar vs. Chikadze』でジョアンデルソン・ブリトに判定勝ちして以来の試合。クアランティーロは昨年11月の『UFC 268: Usman vs. Covington 2』でシェーン・バーゴスに判定負けして以来の試合。

 リー・ジンリャン vs. ムスリム・サリコフのウェルター級マッチが決定。

 リーは昨年10月の『UFC 267: Blachowicz vs. Teixeira』でカムザット・チマエフに1Rリアネイキッドチョークで敗れて以来の試合。現在UFCウェルター級ランキング13位。サリコフは昨年6月の『UFC Fight Night 189: Rozenstruik vs. Sakai』でフランシスコ・トリナルドに判定勝ちして以来の試合で5連勝中。

 マット・シュネル vs. ス・ムダウジのフライ級マッチが決定。

 シュネルは5月の『UFC 274: Oliveira vs. Gaethje』でブランドン・ロイヴァルに1Rギロチンチョークで敗れて以来の試合。現在UFCフライ級ランキング9位。ス・ムダウジは昨年1月の『UFC on ESPN 20: Chiesa vs. Magny』でザルルフ・アダシャフに判定勝ちして以来1年半ぶりの試合で3連勝中。昨年6月の『UFC Fight Night 190: Gane vs. Volkov』でティム・エリオットと対戦予定でしたが負傷欠場、4月の『UFC Fight Night 205: Lemos vs. Andrade』でマネル・ケイプと対戦予定でしたがケイプに禁止薬物の陽性反応が出たことで中止されていました。現在UFCフライ級ランキング12位。

 ドワイト・グラント vs. ダスティン・ストルツフスのミドル級マッチが決定。

 グラントは4月の『UFC Fight Night 205: Lemos vs. Andrade』でセルゲイ・ハンドスコに2R TKO負けして以来の試合で2連敗中。ストルツフスは昨年12月の『UFC Fight Night 199: Lewis vs. Daukaus』でジェラルド・マーシャートに3Rリアネイキッドチョークで敗れて以来の試合で3連敗中。

Khusein Askhabov(Tapology)

 ハーバート・バーンズ vs. フセイン・アスハボフのフェザー級マッチが決定。

 バーンズは2020年8月の『UFC 252: Miocic vs. Cormier 3』でダニエル・ピネダに2R TKO負けして以来1年11ヶ月ぶりの試合。昨年7月の『UFC on ESPN 26: Makhachev vs. Moises』でビリー・クアランティーロと対戦予定でしたが欠場していました。フセイン・アスハボフは現在27歳のロシア人で戦績23勝0敗。昨年8月の『Dana White’s Contender Series』に出場予定でしたがビザ問題で欠場していました。今回がUFCデビュー戦。

 プナヘレ・ソリアーノ vs. ダルチャ・ランジャンブラのミドル級マッチが決定。

 ソリアーノは2月の『UFC Fight Night 200: Hermansson vs. Strickland』でニック・マキシモフに判定負けして以来の試合で2連敗中。ランジャンブラは3月の『UFC Fight Night 203: Santos vs. Ankalaev』でコディ・ブランデージに1Rギロチンチョークで敗れて以来の試合で2連敗中。

 ダスティン・ジャコビー vs. チョン・ダウンのライトヘビー級マッチが決定。

 ジャコビーは3月の『UFC 272: Covington vs. Masvidal』でミハウ・オレキシェイジュクに判定勝ちして以来の試合で1つの引き分けを挟んで7連勝中。現在UFCライトヘビー級ランキング15位。チョンは昨年11月の『UFC Fight Night 197: Holloway vs. Rodriguez』でケネディ・エンゼチュクウに1R KO勝ちして以来の試合で1つの引き分けを挟んで14連勝中(UFC戦績4勝0敗1引き分け)。

Jingliang Li faces Muslim Salikhov on July 16th(Asian MMA)

 正式発表されてませんが、ジェシカ・ペネ vs. ブリアナ・フォルティーノ(ブリアナ・ヴァン・ビューレン)の女子ストロー級マッチも確認されています。

 ペネは昨年8月の『UFC 265: Lewis vs. Gane』でカロリーナ・コバケビッチに1Rアームバーで勝利して以来の試合。現在UFC女子ストロー級ランキング14位。フォルティーノは昨年6月の『UFC on ESPN 11: Blaydes vs. Volkov』でティーシャ・トーレスに判定負けして以来の試合。現在UFC女子ストロー級ランキング15位。続きを読む・・・
カテゴリー
Bu et Sports de combat MMA UFC ショーン・オマリー ハファエル・アスンソン リッキー・シモン 剛毅會 岩﨑達也 武術空手 海外

【Bu et Sports de combat】武術的な観点で見るMMA。シモン✖アスンソン「常に攻撃態勢にある」

【写真】この前蹴りにしても効かせることができるリッキー・シモン (C)Zuffa/UFC

MMAと武術は同列ではない。ただし、武術の4大要素である『観えている』状態、『先を取れている』状態、『間を制している』状態、『入れた状態』はMMAで往々にして見られる。

武術の原理原則、再現性がそれを可能にするが、武術の修練を積む選手が試合に出て武術を意識して勝てるものではないというのが、武術空手・剛毅會の岩﨑達也宗師の考えだ。距離とタイミングを一対とする武術。対してMMAは距離とタイミングを別モノとして捉えるスポーツだ。ここでは質量といった武術の観点でMMAマッチを岩﨑師範とともに見てみたい。

武術的観点に立って見たリッキー・シモン✖ハファエル・アスンソンとは?!


──リッキー・シモン×ハファエル・アスンソンのバンタム級戦、ノンストップ・アクションかつリアクションMMAで先手を打つというシモンが、長年に渡りバンタム級トップ戦線で戦ってきたアスンソンにKO勝ちを収めました。

「シモンの空振りだろうが、あの勢いのある右フック。アレを被弾する選手はUFCではそうはいないでしょうが、ゾッとするモノはありました」

――レスリングベースで、テイクダウン&スクランブルを制し続けるなかで打撃を使いこなす。ただ動き続けることで、エネルギーを零し続けるということはないでしょうか。今回はKOで試合を決めたのですが。

「う~ん、この試合では言われたような組みの中での打撃以外に関しては、パンチはパンチ、蹴りは蹴り、組みは組みという風で連動は見られなかったです。ただし、その一発、一発は右フックもそうですし、上段の右前蹴りも良くて。あの蹴りもそうですし、シモンはダメージを与えることができる攻撃をもっています。

だからスクランブルゲームでマネージメントして勝つこともできるけど、攻撃自体には破壊力も十分に感じられました。今回はずっと自分の動きができたということを差し引いても、常に攻撃態勢にありますよね。

絶対に殴る、絶対に蹴る。絶対に組んで倒す。その意識を持ち続けることができると、質量も疑いようのないモノになります。その部分でアスンソンとシモンには絶対的な差がありました。本気のモノとそうでないモノは、絶対に差があるんです。

なんとなく蹴る、なんとなく打つ。この修正は練習の時から必要です。倒すつもりで攻撃をすることが必要なんです」

――そこにシモンとアスンソンの違いがあったわけですね。

「ハイ。それがあったシモンと、ないアスンソンで質量は変わってきます。そのうえで自分のやりたいようやっているのだから、シモンはエネルギーを動くことで零すこともなかったです。それだけ攻防になっていなかったというのはありますよね。アスンソンの攻撃が脅威ではないので、自分のやりたいように動ける。結果、シモンのエネルギーが零れることもない。そういう試合だったと思います。

相手の攻撃に対し、動いたのか。それとも動かされたのか。相手の動きに対し、下がるのと下がらされるのでは全然違う。下がるのは自分の間で、下がらされると相手の間になり、これは相当に危険な状態です。能動態か受動態なのか――今回のシモンは常に能動でした。

これが脅威にさらされる攻撃を持つ相手と戦った時にどうなるのか。この質量を維持できるのか。こういうことを考えると、自分が選手に対して担う役割というのは、空手だから打撃を教えるということではなくて、質量が高い相手にどのように戦えば良いのかを指導する。そこだと普段からも思って指導しています」

――質量の高い相手とは、どう戦うのでしょうか。

「それは……相手の質量を下げることです(笑)。そういう戦いを――現状で国内で戦っていて強いとされている選手が、海外の選手を相手にした時にできるのか。それは見ている立場でも、凄く楽しみにしています。だからリッキー・シモンが、そういう立場になったときにどのような戦いができるのか、そこが見たいですね」

――シモンは試合後にショーン・オマリー戦をアピールしました。

「良いですねぇ。見ものです……案外、良い試合をするんじゃないでしょうか。絶対に見たいです。ただバンタム級ですよね……。どういうことでしょうかね、リッキー・シモンが15位にもならないというのは……。凄まじいです。UFCで戦って、勝つということを考えると気が遠くなりそうです(苦笑)」

The post 【Bu et Sports de combat】武術的な観点で見るMMA。シモン✖アスンソン「常に攻撃態勢にある」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA ショーン・オマリー ハファエル・アスンソン リッキー・シモン

【UNC199】実力証明。リッキー・シモンが右フックでアスンソンをKOし、ショーン・オマリー戦をアピール

<バンタム級/5分3R>
リッキー・シモン(米国)
Def.2R2分14秒by KO
ハファエル・アスンソン(ブラジル)

シモンの最初の左ローが急所に入り、いきなり試合が中断される。再開後、アスンソンが右ローを蹴り、左ジャブを伸ばす。シモンは左フックを当てると、左ミドルハイへ。アスンソンが右ローを返す。シモンは右ハイも繰り出し、距離を詰めるとダブルレッグで一気にテイクダウンを奪う。アスンソンはバタフライガードも、シモンは右に回ってパスを狙い、パンチを入れる。このタイミングで立ち上がろうとしたアスンソンをボディロックで抑え、右に回ってバック、さらに正面に戻ってシングルとシモンのMMAが回り始める。

アスンソンのスピニングバックフィストをかわし、ダブルレッグからリフトし叩きつけたシモンは、ここもハーフで抑える。アスンソンは左腕を差すが、シングル狙いを潰されハーフで左エルボーを振り下ろす。ボディロックで、いつでもバックに回れる態勢で背中をつかせたシモンは、バタフライスイープを潰しトップを維持して鉄槌を落としつつ初回を戦い終えた。

2R、アスンソンが右ローから左ミドルを入れる。シモンは右ローを蹴り、右オーバーハンドを打っていく。ジャブから組みにいったシモンをいなしたアスンソンが、間合をはかる。アスンソンの右に左のカウンターを狙ったシモンが右をヒットさせる。さらにアスンソンの左をダックでかわし、右フックをシモンが当てる。腰から崩れたアスンソンを見て、レフェリーが試合を止めた。

「ダナ・ホワイトが認めてくれるなら、ショーン・オマリーと戦いたい」とシモンは話した。


The post 【UNC199】実力証明。リッキー・シモンが右フックでアスンソンをKOし、ショーン・オマリー戦をアピール first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
LFA MMA UFC UFN199 ハファエル・アスンソン ブログ リッキー・シモン

【UFN199】アスンソン戦へ。止まらないリッキー・シモン「抑え込んで疲れるのはエネルギーの無駄使い」

【写真】一見の価値がある──シモンのMMA (C)MMAPLANET

18日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN199:UFN on ESPN+57「Lewis vs Daukaus」でリッキー・シモンが、ハファエル・アスンソンと対戦する。

レスリングベース、打撃と柔術を加えたシモンは止まることを知らない回遊魚のようなMMAスタイルの持ち主だ。レスリング力を軸にした──先を取るスクランブルゲームで時代を切り開く──リッキー・シモンに初インタビューを試みた。


──長年バンタム級戦線のトップで活躍していたものの現在3連敗中のハファエル・アスンソンと戦います。

「凄く自信があるよ。今、僕は3連勝中で3連敗中のアスンソンはプレッシャーを感じているだろう。と同時にずっと彼の試合を見てきたし、彼のような選手と戦えることが嬉しいよ」

──今回の準備はアーバインのチーム・オーヤマ、それともグレイシーバッハ・ポートランド、どちらで行ってきたのですか。

「どちらも、でだよ。半々で準備をしてきた。コーチ・オーヤマ、アレックス・ペレスと練習し、アレックスの試合が1週間前にあって皆がベガスへ行き、アレックスは試合後は休息にはいるだろうから、最後はポートランドで活きの良い若い選手たちと調整をしてきたんだ」

──チーム・オーヤマには堀内佑馬選手も在籍しています。

「ユーマ!! 彼とも少し練習した。ベガスに来ていたし、こっちでも再開できて良かったよ。ユーマとのトレーニングはいつだって激しくて、楽しいんだ。こないだ、LFAで素晴らしいKO勝ちをしているし、きっとUFCで彼の試合を見ることができるようになるだろう」

──ところでリッキーのノンストップMMAは、今のMMAを象徴するアグレッシブな戦い方で、いつも楽しみにしていました。とにかく止まることがないですね。この戦いはある意味、テイクダウンを最終目標としていたフランキー・エドガーやドミニク・クルーズのスタイルをさらに進化させ、テイクダウンをしても止まらないという領域に入ったように感じます。

「とにかく僕のスタイルは、相手が望まないことを仕掛けることなんだ。スタンド、バック、グラウンドでも自分のレスリングで攻め続ける。テイクダウン、サブミッション、自分の可能な攻撃を仕掛けるんだ。僕自身、MMAを始める前からドミニクやフランキーをチェックしていた。GSPとともに参考にしてきたといっても良いよ」

──確かに打撃を交えた彼らのテイクダウンは神業レベルでした。とはいえ時代は変わり、今のMMAファイターのテイクダウン防御力、そして倒されても立ち上がるスクランブルの力はGSPの時代とは違います。リッキーは相手に動く隙を与えて、その動きに合わせてコントロールするようなファイトに見えます。

「凄い分析だね(笑)。確かに僕はテイクダウンし、相手が動いたところでその先をいく仕掛けを狙っている。打撃もテイクダウンも交えてね。スタンドに戻ろうとしても、そこを衝いて動くし、相手よりもより多くの仕掛けを用意しているんだ」

──このスタイルは動きを止めないハードなモノだと思いますが、それでも強引に抑え込んだりするよりも、自分のペースとリズムで戦うことができてエネルギーをセーブできるということはないですか。

「それが僕の戦い方だよ。抑え込んで疲れるのはエネルギーの無駄使いだ。そのために壁レスをファビアーノ・シャウナーと徹底的に練習してきた。毎週、何十ラウンドとね。レスリングを使って、15分間戦い切るのが僕のスタイルだからね」

──いくら素晴らしい抑え込みができても、ファンやプロモーターはアクションを求めます。そこも考慮したスタイルなのでしょうか。

「そういう意味では動きのなかで、パウンドでダメージを与え、カットも狙っている。しっかりとポスチャーすれば、良いパンチやエルボーを落とすことができるからね」

──グラウンド&パウンドを使う際、スペースが出来ます。そこで相手が起き上ることも想定して殴っていますか。

「気にしていないよ。立ち上がって来るなら、そこに対処すれば良いだけで。目の前にある標的に攻撃するだけだから」

──なるほどぉ。ところでSUGでタッグチーム戦に出場しています。あのルールで戦うことは、何かMMAに役立つことはあるのでしょうか。

「まずチームメイトのチェール・ソネンが望んだから出た。従弟のジョン・シモンとのタッグチームをチェールが見たいって言ってきたんだ。MMAの試合の合間に、ああいう形式のグラップリングを戦うのも楽しかったよ。結局のところ、僕はファイターなんだろうね」

──タッグチーム戦でない試合をSUGで戦うこともあるでしょうか。

「そうだね。チームメイトの多くが戦っているし、機会があればSUGで戦ってみたいよ」

──それと個人的にリッキーがトップ15に入っていないのが信じられないです。だからこそ、アスンソン戦が重要になってくるかと。

「ありがとう。ホント、自分でもなぜランキングに入っていないのか分からない。5位(ロブ・フォント)と拮抗した勝負をして、6位(マラブ・デヴァリシビリ)に勝っているけど、ランク外なんだよ。僕自身ランキングに入るだけの能力があると思っている。だからこそ12位のアスンソンを相手に、それを証明する。そしてトップ15の誰とでも戦って勝てる力をあることをアスンソン相手に見せつけるつもりだよ」

──リッキー、今日はありがとうございました。日本のファンももっとリッキーのノンストプアクションに注目してほしいと思っています。

「サンキュー・ソーマッチ。僕もいつか日本に行きたい。ユーマから日本のファンのことを聞いているし、UFCが日本大会を少しでも早く復活させることを願っているよ」

■視聴方法(予定)
12月19日(日・日本時間)
午前6時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN199対戦カード

<ヘビー級/5分5R>
デリック・ルイス(米国)
クリストファー・ダカウス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
スティーブン・トンプソン(米国)
ベラル・モハメッド(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
アマンダ・レモス(ブラジル)
アンジェラ・ヒル(米国)

<バンタム級/5分3R>
ハファエル・アスンソン(ブラジル)
リッキー・シモン(米国)

<ライト級/5分3R>
ディエゴ・フェヘイラ(ブラジル)
マテウス・ガムロ(ポーランド)

<フェザー級/5分3R>
ダレン・エルキンス(米国)
カブ・スワンソン(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジェラウド・マーシャート(米国)
ダスティン・ストーツフス(米国)

<バンタム級/5分3R>
ハオーニ・バルセロス(ブラジル)
ビクター・ヘンリー(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ジャスティン・タファ(米国)
ハリー・ハンサカー(米国)

<女子フライ級/5分3R>
シジャラ・ユーバンクス(米国)
メリッサ・ガト(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
シャルル・ジョーダン(カナダ)
アンドレ・イーウェル(米国)

<女子フェザー級/5分3R>
ラケル・ペニントン(米国)
メイシー・シェエソン(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ドンテイル・メイス(米国)
ジョシュ・パリジャン(米国)

<ライト級/5分3R>
マット・セイレス(米国)
ジョーダン・ラヴィット(米国)

The post 【UFN199】アスンソン戦へ。止まらないリッキー・シモン「抑え込んで疲れるのはエネルギーの無駄使い」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
UFC Result UFC250 アマンダ・ヌネス アルジャメイン・ステーリング エディ・ワインランド コディー・ガーブラント コリー・サンドハーゲン ショーン・オマリー ハファエル・アスンソン ブログ ・ワインランド

【UFC250】試合結果 ヌネス無双。Ridiculous!! バンタム級=ガーブラント、ステーリング、オマリー!!!!!!

【写真】強烈なインパクトとともにカムバックを果たしたコディー・ガーブラント(C)Zuffa/UFC

6日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFC250が開催された。

ヌネスは確かに笑顔を浮かべるような感じで戦っていた(C)Zuffa/UFC

メインのUFC世界女子フェザー級選手権試合はバンタム級との二冠王アマンダ・ヌネスが、初回から最終回までフェリシア・スペンサーを打・倒で圧倒し、判定勝ちし無双ぶりを発揮した。

注目のバンタム級3カードはコディー・ガーブラント、アルジャメイン・ステーリング、ショーン・オマリーの3選手が、それぞれパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを獲得する内容で、ハファエル・アスンソン、コリー・サンドハーゲン、エディ・ワインランドを破っている。

パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト=コディー・ガーブラントアルジャメイン・ステーリングショーン・オマリーアレックス・ペレス

UFC250「Nunes vs Spencer」
<UFC世界女子フェザー級選手権試合/5分5R>
○アマンダ・ヌネス(ブラジル)5R
判定
詳細はコチラ
×フェリシア・スペンサー(カナダ)
<バンタム級/5分3R>
○コディー・ガーブラント(米国)2R4分59秒
KO
詳細はコチラ
×ハファエル・アスンソン(ブラジル)
<バンタム級/5分3R>
○アルジャメイン・ステーリング(米国)1R1分28秒
RNC
詳細はコチラ
×コリー・サンドハーゲン(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○ニール・マグニー(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×アンソニー・ロッコ・マーチン(米国)
<バンタム級/5分3R>
○ショーン・オマリー(米国)1R1分54秒
KO
詳細はコチラ
×エディ・ワインランド(米国)
<フェザー級/5分3R>
○アレックス・カサレス(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×チェイス・フーパー(米国)
<ミドル級/5分3R>
○イアン・ハイニッシュ(米国)1R1分14秒
TKO
詳細はコチラ
×ジェラルド・マーシャート(米国)
<フェザー級/5分3R>
○コディー・ステーマン(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×ブライアン・ケレハー(米国)

<ミドル級/5分3R>
○マキ・ピトロ(米国)2R1分10秒
TKO
詳細はコチラ
×チャールズ・バード(米国)
<フライ級/5分3R>
○アレックス・ペレス(米国)1R4分06秒
TKO
詳細はコチラ
×ジョズエ・フォルミーガ(ブラジル)
<ライトヘビー級/5分3R>
○デビン・クラーク(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×アロンゾ・メニフィールド(米国)
<150ポンド契約/5分3R>
○エウベウチ・バーンズ(ブラジル)1R1分20秒
RNC
詳細はコチラ
×エヴァン・ダナム(米国)


カテゴリー
Report UFC UFC250 コディー・ガーブラント ハファエル・アスンソン ブログ

【UFC250】コディー・ガーブラント、復活。身を沈めて振り抜いた右フックでアスンソンが失神

<バンタム級/5分3R>
コディー・ガーブラント(米国)
Def.2R4分59秒by KO
ハファエル・アスンソン(ブラジル)

スイッチするアスンソン、ガーブラントが右ローを入れる。続いて左ローを当てたガーブラントはアスンソンの右ローに右ストレートを合わせようとする。互いにローを蹴り、アスンソンが左ハイ、ガーブラントも左の蹴りを返す。ガーブラントが後ろ回し蹴りを見せると、アスンソンも同じ技を繰り出す。レベルチェンジのフェイクから右ローを蹴ったガーブラント、緊張感の高い攻防が続く。

ガーブラントが飛び込みながら右を放つと、アスンソンが右フックを合わせていく。ガーブラントがローの分リードし、初回は残り90秒に。構えを変えても前足を蹴られるアスンソンは、前に出た時にローを受けバランスを崩す。さらに鋭いワンツーを放つガーブラントは、右から左を狙う。最後の10秒で足を使ったガーブラントがポイント的には試合をリードしたか。

2R、「近づきすぎるな。小さく頭を動かすように」とマーク・ヘンリーのアドバイスを受けたガーブラントは、滑りこむようなローを繰り出す。アスンソンの後ろ回し蹴りに飛び込んだガーブラントは、バラランスを崩したアスンソンの立ち上がり際にハイキックを狙う。やや遠めの距離で試合を支配するガーブラントは、ローを引き続き入れる。右ミドルを決めたガーブラント、アスンソンは距離を詰めることができず回転系の蹴りを繰り返す。

アスンソンの右オーバーハンドをブロックしたガーブラントは、右ミドルを蹴り、左ローを入れる。スイッチから左ハイを蹴ったアスンソン、これもブロックしたガーブラントが前に出てワンツー、ガーブラントも下がらず打ち返す。左ジャブを当てたガーブラントだが、手数はやや少ないか。と、直後の右ストレートでアスンソンが手をマットにつく。立ち上がったアスンソンに左をヒットさせたガーブラントは、手をマットにつけてローを蹴る。頭を振ってワンツーを見せたガーブラント、これは届かなかったが動きは良い。

跳びながら右ミドルを蹴ったアスンソンが蹴り足を取られそうになり、足をぬく。一瞬間があった両者、アスンソンが右を打とうとした刹那──、思い切り体を屈めて反動を活かしたような右フックがモロに顔面を打ち抜く。失神KO勝ちで復活したガーブラントはサクラメントとニュージャージーのコーチ―の教えをミックスして戦った。情熱が戻った。バンタム級は炎上している。タイトルを取り返すことに凄くエキサイトしているよ」と話した。


カテゴリー
Preview UFC UFC250 コディー・ガーブラント ハファエル・アスンソン ブログ

【UFC250】実力者同士の崖っぷち対決。ガーブランドはヘンリー&アルメイダ効果で復活なるか

【写真】元の強さ、元のスタイルに戻っているのか。それとも当たらな武器を携えているのか(C) Zuffa/UFC

6日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEX開催されるUFC250「Nunes vs Spencer」。同大会のコ・メインイベントでコディー・ガーブラントが3年6カ月振りの勝利を狙いハファエル・アスンソンと対戦する。

元UFC世界バンタム級王者ガーブラントは、MMAキャリア4年でドミニク・クルーズを下し世界の頂点に立った。しかし、初防衛戦でTJ・ディラショーに敗れると、ダイレクトリマッチでも敗北。再起を賭けた昨年3月のペドロ・ムニョスにも右フックを被弾して敗れ、3試合連続でKO負けという苦境に立たされている。


ドミニクに勝つまでのガーブラントは卓越したボクシング技術が、MMAに最もハマっているファイターであったといえる。上半身を大きく動かして、相手のパンチを避け、それだけ動いても体が流れることがない。反動で殴って、大きく荷重が移動するのではなく、しっかりと軸のある姿勢に戻り、より破壊力のあるパンチを打ち込むことができる数少ないMMAファイターだ。

しっかりとした姿勢が取れることで、テイクダウン狙いにも反応できていた。幼少期から五輪補欠だった叔父にボクシングの手解きを受け、その後は母に練習を禁止させられると、レスリングでもD-1カレッジから勧誘を受けるほどの腕前に。彼の選択はD-2の大学進学だったが、アマボクシングでも32勝0敗の戦績を残し、ドロップアウト後にMMAへ。この10代の頃の経験が全てMMAに活きたようなアグレッシブなボクシング&レスリングMMAは、ディラショーの蹴りからパンチという攻撃に翻弄されガーブランドは自らの動きができなくなる。

それが顕著だったのがムニョス戦だ。変わらず破壊力のあるパンチを振ることはできていた。しかし、勝負を急ぎ過ぎて体を振ることを忘れ、ただ勢いのあるパンチを振りまわすことで、右フックを浴びてKO負けに。両足を止め、ガードもない殴り合いは、KO勝ちのチャンスとKO負けの確立は50/50になってしまい──ガーブランドの戦いではいことは明らかだった。

復活に向け、ガーブランドが選択はニュージャージーへ出向き、マーク・ヘンリーとヒカルド・アルメイダの下でトレーニングを積むことだった。アルメイダはこのガーブラントの選択に対して、「もう一段ステップアップするためには、外部からの意見や指導が必要だった。コディーは素晴らしいグラップリング技術を持っている」と話している。

ガーブラント自身も3月28日に決まっていたアスンソン戦に向け、ニュージャージーでハードトレーニングで自身を苛め抜いた。結果、ハードワークがたたり腎臓に問題が起こり試合をキャンセルせざるを得なくなる。その後、新型コロナウィルスの影響で大会自体がキャンセルされ、ラスベガスでアスンソン戦を迎えることに。

4日のバーチャル・メディアデーでガーブラントは「連敗からの復活の鍵はハードワーク。そのせいで腎臓に問題が起こったけど、それだけハードに練習して自信を取り戻した。今は凄くリラックスできている。ハファエル・アスンソンは数少なったWECからの生き残りだ。そしてトップ5をキープしている。凄くリスペクトしているよ」と非常に落ち着いた様子で話していた。

アスンソンはタイトル経験こそないが、UFC在籍9年で11勝4敗、うち2敗は直近の2試合でマルロン・モラエスとコリー・サンドハーゲンに敗れたのもの。そのモラエス、TJ・ディラショーとは1勝1敗で、ペドロ・ムニョス&アルジャメイン・ステーリングに勝利しているアスンソンだが、この試合を落とすようなことがあれば王座挑戦をしないままキャリアを終えることになる可能性が高くなる。

つまり実力はピカ一ながら、揃って崖っぷちの一戦。勝利の鍵を握るのは、やはりガーブラントだろう。強振しなくてもKOパンチを持つ彼が、相手を見てしっかりと本来の被弾しない打撃戦と、そこからのテイクダウン&柔術にどのような進化が見られるのか──非常に気になる。

■UFC250計量結果

<UFC世界女子フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]アマンダ・ヌネス: 146ポンド(66.22キロ)
[挑戦者]フェリシア・スペンサー: 145.5ポンド(66.0キロ)

<バンタム級/5分3R>
コディー・ガーブラント: 136ポンド(61.69キロ)
ハファエル・アスンソン: 136ポンド(61.69キロ)

<バンタム級/5分3R>
アルジャメイン・ステーリング: 136ポンド(61.69キロ)
コリー・サンドハーゲン: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ニール・マグニー: 171ポンド(77.56キロ)
アンソニー・ロッコ・マーチン: 170.5ポンド(77.34キロ)

<バンタム級/5分3R>
ショーン・オマリー: 136ポンド(61.69キロ)
エディ・ワインランド: 136ポンド(61.69キロ)

<フェザー級/5分3R>
チェイス・フーパー: 145.5ポンド(66.0キロ)
アレックス・カサレス: 146ポンド(66.22キロ)

<ミドル級/5分3R>
イアン・ハイニッシュ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ジェラルド・マーシャート: 185.5ポンド(84.14キロ)

<フェザー級/5分3R>
コディ・ステーマン: 145.5ポンド(66.0キロ)
ブライアン・ケレハー: 146ポンド(66.22キロ)

<ミドル級/5分3R>
チャールズ・バード: 184.5ポンド(83.68キロ)
マキ・ピトロ: 185.5ポンド(84.14キロ)

<フライ級/5分3R>
ジョズエ・フォルミーガ: 126ポンド(57.15キロ)
アレックス・ペレス: 126ポンド(57.15キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アロンゾ・メニフィールド: 205ポンド(92.99キロ)
デビン・クラーク: 205.5ポンド(93.21キロ)

<150ポンド契約/5分3R>
エヴァン・ダナム: 149.5ポンド( 67.81キロ)
エウベウ・バーンズ: 149.5ポンド( 67.81キロ)

カテゴリー
News UFC UFC250 アマンダ・ヌネス アルジャメイン・ステーリング エディ・ワインランド コディー・ガーブラント コリー・サンドハーゲン ショーン・オマリー ハファエル・アスンソン フェリシア・スペンサー ブログ

【UFC240】計量終了 体重オーバーなし。拳タッチ、肘タッチ? コロナ時代のフェイスオフ

【写真】出場24選手が体重オーバーがなかった (C) Zuffa/UFC

6日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEX開催されるUFC250「Nunes vs Spencer」の計量が5日(金・土)に行われた。

全12試合、出場24選手の全員に計量ミスは見られなかった。


もはやマスク姿の計量がノーマルとなったUFC。アレックス・カサレスだけが、計量パス後に口を覆っていたスカーフを外して笑みを見せ、チェイス・フーパーとのフェイスオフで握手を求めるも、フーパーはグータッチで応えた。

今回、普通にフェイスオフで握手をする選手も見られたなか、主流をしめたのがこのグータッチ。メインでUFC世界女子フェザー級のベルトを賭けて戦うアマンダ・ヌネスとフェリシア・スペンサーも別れ際にグータッチをしている。

他方、注目のPPVバンタム級3試合では、ショーン・オマリーはエディ・ワインランドの握手に対し、エルボータッチを求めた。アルジャメイン・ステーリングとコリー・サンだハーゲンはエアー・グータッチ、セミのコディー・ガーブラントとハファエル・アスンソンは握手系の動きは全く見せなかった。

■UFC250計量結果

<UFC世界女子フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]アマンダ・ヌネス: 146ポンド(66.22キロ)
[挑戦者]フェリシア・スペンサー: 145.5ポンド(66.0キロ)

<バンタム級/5分3R>
コディー・ガーブラント: 136ポンド(61.69キロ)
ハファエル・アスンソン: 136ポンド(61.69キロ)

<バンタム級/5分3R>
アルジャメイン・ステーリング: 136ポンド(61.69キロ)
コリー・サンドハーゲン: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ニール・マグニー: 171ポンド(77.56キロ)
アンソニー・ロッコ・マーチン: 170.5ポンド(77.34キロ)

<バンタム級/5分3R>
ショーン・オマリー: 136ポンド(61.69キロ)
エディ・ワインランド: 136ポンド(61.69キロ)

<フェザー級/5分3R>
チェイス・フーパー: 145.5ポンド(66.0キロ)
アレックス・カサレス: 146ポンド(66.22キロ)

<ミドル級/5分3R>
イアン・ハイニッシュ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ジェラルド・マーシャート: 185.5ポンド(84.14キロ)

<フェザー級/5分3R>
コディ・ステーマン: 145.5ポンド(66.0キロ)
ブライアン・ケレハー: 146ポンド(66.22キロ)

<ミドル級/5分3R>
チャールズ・バード: 184.5ポンド(83.68キロ)
マキ・ピトロ: 185.5ポンド(84.14キロ)

<フライ級/5分3R>
ジョズエ・フォルミーガ: 126ポンド(57.15キロ)
アレックス・ペレス: 126ポンド(57.15キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アロンゾ・メニフィールド: 205ポンド(92.99キロ)
デビン・クラーク: 205.5ポンド(93.21キロ)

<150ポンド契約/5分3R>
エヴァン・ダナム: 149.5ポンド( 67.81キロ)
エウベウ・バーンズ: 149.5ポンド( 67.81キロ)