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【PFL2021#10】ヒザ蹴り、ボディショット。腹攻めでラジャポフを削ったマンフィオがライト級王者に

【写真】ATTの盟友ナタン・シュルチの2連覇に続き、PFL世界王者となったマンフィオ(C)PFL

<ライト級決勝/5分5R>
ハウシュ・マンフィオ(ブラジル)
Def.3-049-46.:48-47.48-47
ロイック・ラジャポフ(タジキスタン)

ラジャポフのローにワンツーを合わせていくマンフィオ。ラジャポフはローを続け、フックを受けそうになる。さらにマンフィオは左ローにワンツーを入れる。ラジャポフは組みを選択するが、押し返され自ら離れる。マンフィオはワンツーを続け、ラジャポフの前進にはバックステップで距離を取る。

ラジャポフは荒いフックで距離を詰め、そのフックを入れて組みつくとボディにパンチを連打する。離れたラジャポフはマンフィオの右ストレートにもジャブで前に出る。マンフィオはワンツー、右ローで体を一回転させたラジャポフが組んでケージへ。体を入れ替えた離れたマンフィオが左ハイからワンツー、ラジャポフも右を返す。ラジャポフの右オーバーハンドに組みついたマンフィオがバックに回り時間となった。

2R、互いにワンツー貴重で前に出るなか、マンフィオがヒザをラジャポフの顔面に入れる。ラジャポフの右オーバーハンドに組んだマンフィオはすぐに離れ、ワンツー、右オーバーハンドを放つ。ラジャポフも右を入れて組みつく。間合いを取り直すと、勢いを増したラジャポフだが、ローで崩される。右ローを続けるマンフィオがワンツー、ラジャポフも右を返す。

ラジャポフの後ろ回し蹴りをかわしたマンフィオも右の振りが大きくなっている。ラジャポフの右カーフをチェックしたマンフィオは、後ろ回し蹴りをしっかりと見ているが、手数が少なくなっている。それでもカーフを効かせたマンフィオが左ミドルを決めて、この回も取った。

3R開始直後の接近戦で首相撲からヒザを見せたラジャポフが、離れてからも右を当てる。ラジャポフも前に出るが、空振りが続く。それでも前に出続け、ケージに詰まったマンフィオに右を打ちこんだラジャポフ。マンフィオは左に回りながらヒザ蹴り、右を見せる。ラジャポフは右と左を連続で決め、軽快に攻めていたマンフィオがスタミナの調整ラウンドとしているか。

2分を切りミドルからフックを入れたマンフィオだが、ついにダブルレッグでテイクダウンを奪われる。スクランブルにもシングルを続けたラジャポフに対し、離れたマンフィオがクリンチを選択しボディにヒザを突き上げる。拳の勢いはラジャポフに移り、守りのマンフィオを足払いで崩して時間となった。

4R、ジャブから右を伸ばす両者。フックを当てて前に出るラジャポフは、ヒザを受けてもダブルレッグを決める。マンフィオがすぐに立ち上がり、左を被弾。それでも左ミドルを連続でいれ、動きが落ちたラジャポフに右を打ち込む。続いて右ストレートボディ、前蹴りと腹を攻められるラジャポフがクリンチにも、ヒザを腹に2つ受ける。さらに右ミドル、ヒザ蹴りと腹攻めを続けるマンフィオは、ラジャポフに右ボディフックから首相撲&ヒザと攻撃の手を緩めない。

腹から顔面に標的を変えてヒザを突き上げるマンフィオが、ケージを背負うラジャポフに右ミドル、首相撲&足払いと一方的に攻める。ガードも下がったラジャポフは左フックを空振りし、歩くようにケージ際まで下がる。マンフィオはヒザ蹴り、ボディショットから足払い。立ち上がったラジャポフに左フックを放つ。マンフィオは首相撲からのヒザ蹴りを続け、限りなく100万ドルに近づく4Rとした。

最終回、ラジャポフが右オーバーハンドを当て、ショートのコンビで前に出る。首相撲で前進の遮断をはかったマンフィオは、離れて左に回る。逆転にはフィニッシュしかないラジャポフは、ここでも腹を攻められるが左右のフックを打ち込む。と、クリンチで大内刈りを決めたマンフィオは、スクランブルでもヒザを突き刺す。互いに足払いのようなローを繰り出し、マンフィオはラジャポフのシングルを切る。

ラジャポフは首相撲にアッパーを返すが、もう逆転を狙うだけの余力が残っていないか。残り1分を切り、マンフィオが右を当てヒザ蹴りからケージに移動し時間の経過を待つ。

残り30秒、最後の力を振り絞れたのはマンフィオで首相撲&ヒザを3発放ちタイムアップを迎えた。当然ジャッジの裁定はマンフィオで、PFL2021年ライト級のベルトを肩に巻き、100万ドルの小切手を手に涙した。 


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BELLATOR MMA PFL PFL2021#10 UFC   アンテ・デリア オマリ・アクメドフ クラレッサ・シールズ クリス・ウェード ケイラ・ハリソン ジュリア・バッド テイラー・ゴールダード ドン・マッジ ハウシュ・マンフィオ ブルーノ・カッペローザ ボクシング マゴメド・マゴメドカリモフ マールシン・ハムレット レイ・クーパー3世

【PFL2021#10】計量終了 2021年決勝。ウェード✖ハイブラエフ、クーバー✖マゴメドカリモフ。新顔も

【写真】短髪にしたことで、父レイ・クーパーに風貌がそっくりになったブラダボーイ(C)MMAPLANET

27日(水・現地時間)、フロリダ州ハリウッドのセミノール・ハードロックホテル&カジノで開催されるPFL2021#10 「Championships 」の計量が26日(火・同)に行われた。

2021年PFLのシーズンファイナル=チャンピオンシップスは5階級のシーズン決勝=世界選手権試合と3試合のフューチャーバウトが組まれている。


優勝賞金100万ドルを前に、誰一人として体重オーバーは見られなかった。そしてライト級とライトヘビー級ファイナルをアンダーカードに追いやった──ロンドン&リオ五輪女子ボクシング金メダリストで、ボクシング世界8冠のクラレッサ・シールズはMMA2戦目の計量を 155.8ポンドで終えている。

メインカード第1試合のフェザー級ファイナル=モヴィッド・ハイブラエフとクリス・ウェードはともに145ポンドでパスし、フェイスオフ後にはしっかりとハグをして健闘を称え合った。

コメインのウェルター級ファイナル、レイ・クーパー3世は父親ブラダを短髪で登壇し、頭一つ大きなマゴメド・マゴメドカリモフを見上げるようにフェイスオフ。

「3年前と変わっていない。同じ相手、同じ試合、結果も同じだ。サブミッションでまた勝てる? そこについては何もいえない。打撃もグラップリングも、レスリングも交えたスペクタルな試合になるだろう」とマゴメドカリモフが話すと、ブラダボーイは「ただケージに入って、顔を殴りつける。シンプルに戦う」とコメントした。

メインではケイラ・ハリソンとテイラー・ゴールダードが女子ライト級決勝を戦うが、賭け率は驚異の+3500とハリソンが圧倒的に優位と予想されている。

ゴールダードはインタビュアーのショーン・オコネルの「誰も勝利を期待していない」という問いかけにも、「とても落ち着いている。あとはやるだけ。私の好きなことをして、良い時間にしたい」と返答するのみで、最後まで勝つという言葉を発しなかった。

対してケイラは余裕の表情で「ベストを尽くして、殺やられる前に殺るだけ。ライオンでも、虎でも、熊が相手でも私が殺す」と話した。

また今大会ではアンダーの3試合で2022年の展望が見える3人の選手が出場する。

ライトヘビー級ではUFCミドル級で9勝5敗1分だったオマリ・アクメドフ、女子ライト級には元Bellator世界フェザー級王者のジュリア・バッド、そしてライト級では南アフリカン・ショータイム──ドン・マッジがPFL初戦を迎える。

3者は2020年シーズンを睨んでのお披露目的なファイトでありながら、気の抜けない対戦相手が用意され査定試合のようになっている。

また同大会にはフェザー級で日本のプロモーションでベルトを持つファイターへオファーもあったが、契約締結には時間が足らなかったという話も伝わってくる。

来るべき022年シーズンに3年振りの日本人ファイターの出場はあるのか──という期待も募るが、まずは2022年シーズンウィナーが誰になるのか──特にフェザー級&ウェルター級の行方──を楽しみたい。

■視聴方法(予定)
10月28日(木・日本時間)
午前5時30分~Official Facebook

■ 対戦カード
<女子ライト級決勝/5分5R>
ケイラ・ハリソン: 153.8ポンド(69.76キロ)
テイラー・ゴールダード: 154.4ポンド(70.03キロ)

<ウェルター級決勝/5分5R>
マゴメド・マゴメドカリモフ: 170ポンド(77.11キロ)
レイ・クーパー3世: 169.8ポンド(77.01キロ)

<女子ライト級/5分3R>
クラレッサ・シールズ: 155.8ポンド(70.66キロ)
アビゲイル・モンテス: 154.4ポンド(70.03キロ)

<ヘビー級決勝/5分5R>
ブルーノ・カッペローザ: 236.4ポンド(107.22キロ)
アンテ・デリア: 243ポンド(110.22キロ)

<フェザー級決勝/5分5R>
モヴィッド・ハイブラエフ: 145ポンド(65.77キロ)
クリス・ウェード: 145ポンド(65.77キロ)

<ライトヘビー級決勝/5分5R>
アントニオ・カルロス・ジュニオール: 204.4ポンド(92.7キロ)
マールシン・ハムレット: 205ポンド(92.99キロ)

<ライト級決勝/5分5R>
ロイック・ラジャポフ: 155ポンド(70.31キロ)
ハウシュ・マンフィオ: 155ポンド(70.31キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
オマリ・アクメドフ: 203.6ポンド(92.35キロ)
ジョーダン・ヤング: 206ポンド(93.44キロ)

<女子ライト級/5分3R>
ジュリア・バッド: 154.6ポンド(70.12キロ)
ケイトリン・ヤング: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ライト級/5分3R>
ドン・マッジ: 155.6ポンド(70.57キロ)
ネイサン・ウィリアムス: 155.4ポンド(70.48キロ)

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MMA PFL PFL2021#10 UFC アンテ・デリア カーティス・ミランダー クリス・ウェード ケイラ・ハリソン サディボウ・シ テイラー・ゴールダード ニコライ・アレクサヒン ハウシュ・マンフィオ ブルーノ・カッペローザ マゴメド・マゴメドカリモフ マールシン・ハムレット レイ・クーパー3世 ローリー・マクドナルド

【PFL2021#10】ウェルター級2連覇へ、レイ・クーパー3世「豪華な設備は必要ない。練習はガレージで十分」

【写真】取材後にハワイからフロリダへ。同じ米国内でも6時間も時差がある(C)Zuffa/UFC

27日(水・現地時間)、フロリダ州ハリウッドのセミノール・ハードロックホテル&カジノでPFLのシーズンファイナル=PFL2021#10 「Championships 」が開催される。

5階級のファイナルが行われるPFLのシーズン掉尾を飾る大会で、ブラダボーイことレイ・クーパー3世が、2018年シーズンファイナルで敗れたマゴメド・マゴメドカリモフとウェルター級二連覇を掛かったリベンジマッチに挑む。

父はハワイアンMMAのパイオニア=レイ・ブラダ・クーパー、その父と弟2人の計4人で、ガレージでトレーニングをブラダボーイはローリー・マクドナルドを完封するなど、ワイルド一辺倒から高いステイビリティを誇る成熟したファイターに成長した。

シンプル・イズ・ザ・ベスト、ハワイアン・ロコを代表してブラダボーイがデカゴンに足を踏み入れる。


──6日後にマゴメド・マゴメドカリモフとPFL2021シーズンファイナルを戦います。(※取材は10月22日に行われた)今の気持ちを教えてください。

「良い感じだよ。もう準備はできている」

──今シーズはレギュラーシーズン2戦目が計量失敗で、勝ってもマイナス1点。負けてボーナスポイントを対戦相手のニコライ・アレクサヒンに与えるケース、または勝っても獲得ポイントは5Pで終了し、サディボウ・シとカーティス・ミランダーが強豪ロシアンをフィニッシュするような事態になれば、プレーオフ進出ができないという危機的状態に陥りました。

「とにかく試合に勝つことに集中したよ。神経質になることもなかった。対戦相手のニコライ・アレクサヒンに勝ち点3もボーナスPも与えないこと、他の選手は僕よりポイントが低かったし、目の前にある試合に勝つことに集中していたんだ」

──あの試合内容を見ると、体調不良でないことは分かりました。なぜ、大切な時に減量失敗というミスを犯してしまったのでしょうか。

「水抜きを早くし過ぎてしまった。そして水分補給も早過ぎた。タイミングを間違い、突然、全く水が抜けなくなってしまったんだ。僕のミスだよ。体は水分を欲しがるから、早く水抜きをするような間違いはもう絶対にしない。減量方法は変えてはいなかった。ただ、早く水抜きをしたことで、水分補給がいつもと違ってしまって。もう、あんなことはしない」

──結果的にプレーオフ進出を果たし、準決勝ではキャリア最高のビッグネームと言って良いローリー・マクドナルドを完封しました。

「ローリーはこのスポーツのレジェンドだから、勝てた意味は凄く大きい。何よりも彼は今もトップの1人だ。その彼を完全に支配できた。ローリーはスタンドでも手がでないし、レスリングでも僕が圧倒した。結果、僕がウェルター級の世界のトップだと証明できる試合になった。自分の力を信じていたし、勝つと思っていたけど、やり切ったという気持ちが大きなファイトだったね。大きな意味を持つ勝利だ」

──決勝で戦うマゴメドカリモフには3年前のファイナルで敗れ、2年前はプレーオフの準決勝を彼が棄権をしました。このような過去があり、ブラダボーイは常に彼との対戦を望んできました。

「2年前、プレーオフの2試合目で戦うはずだったけど、初戦で消耗していたから彼は勝てないと判断したんだろうね。僕との試合を避けた。今回はファイナルだし、そういうことは起きない。シーズンファイナル、最後の試合、最高の舞台だ。あの負けを払拭する勝利を手にする」

──3度目とはいえ目の前に100万ドルがあると、精神的に何か影響はないでしょうか。

「3年前より大人になった。自分のエゴに従って、パンチを大振りするようなことはなくなったよ。ミスをしないよう戦う、それがファイターとして成長した点だと思う。状況判断をしてパンチを放つようになったし、よりテクニカルになっているよ」

──今は3年前より100万ドルの賞金を気にせず戦えるということでしょうか。

「賞金のことは考えていないよ。ファイトに集中している。この階級のベストファイターと戦うんだから、とにかく自分をプッシュすること。いつの日か、ウェルター級のベストファイターになるためにもね」

──2年前に100万ドルを手にしても、その考えは変わらなかったということですね。

「100万ドルを獲得して、練習に身に入らなくなるとか、戦うモチベーションが落ちたとかは一切ないよ。100万ドルが手に入ったことは家族と生きていくことを考えると、もちろん嬉しかったよ。だからって僕の生活スタイルが変わるわけじゃない。派手な生活なんて一切送って来なかったし、何も変っていないよ。

人としてハンブルなままでいたいんだ。時間を無駄に使う様なことだけはしたくない。練習もガレージで続けているし、父の練習方法も一切変わっていない。豪華な練習設備なんて要らないし、走るのは家の外で十分だ。ガレージのマットでレスリングのスパーリングをして、打撃の練習をし、ウェイトを挙げる。科学的なトレーニングは僕には必要ない。

結局、ハードなランニングとハードなスパーリングをするにことに変わりはない。マシーンで使って行うことは、マシーンなしでやり切れるんだよ」

──ガレージで行う父、そして弟との練習で、マゴメドカリモフ戦への対策練習はできるのですか。

「父と2人の弟、それで十分。誰も僕らの練習に来てもらっていない。ジム内で身内だけでやる練習が好きなんだ。僕はそうやって生まれ育った。他の選手たちと練習しようとは思わない」

──マゴメドカリモフのようなサイズが弟たちはあるのでしょうか。

「ノー。2人は僕より小さいよ。でも対戦相手じゃないないんだよね、試合は。僕がどう戦うか、だから。ハードな練習をして、グッドシェイプでいること。そして戦う。自分をしっかりと創り込むことができれば、相手が何をしてこようが関係ない。関係してくるのは僕が何をするのか、だよ」

──その考えはもちろん、ブラダボーイの信条だと思いますが、皆に共通することだと思いますか。

「それは分からないよ。僕は僕のことを考えて、こうしているんだから。大きなジムより、ガレージで練習する方が好きなんだ。だから他の人がどうかっていう問いに対して、答を持たない。ただ自分らしくやっているだけだよ。

普段も家族と一緒にいるし、友人も多くない。家族が一緒にいる──それ以上のことを望むことはないからね」

──では、そうやって自分を貫いてきたブラボ―イはマゴメドカリモフのことをどのようなファイターだと考えていますか。

「前に戦った時と何も変わっていない。同じファイターだ。ひたすらレスリングを仕掛けてくるだろう。レスリング勝負がお望みなら、レッスルするよ。どの局面でも僕は戦うことができるから」

──ブラダボーイ自身は2018年の大晦日にマゴメドケリモフと戦って以来、どこが一番成長したと思いますか。

「ラッシュをしないで、パンチを打つことに対して我慢できるようになったこと。もう少し我慢強く戦うことができていれば、前回の試合も勝つことができていた。それなのにフラストレーションがたまってミスを犯してしまった。もっと我慢強く、成熟した試合を見せる。そうすることで、試合は楽になるんだ。自分のアグレッシブな性格をコントロールして戦えば、勝機は確実に広がって来るからね」

──シーズン2連覇、それともリベンジ。どちらにより比重がありますか。

「タイトルを獲ることだけを考えて戦うよ。2021年のウェルター級世界チャンピオンという称号を得るために、マゴメドカリモフと試合をする。今年の4試合目で、最後の試合だ。ここまで本当に調子よく戦えた。これを続けるだけだよ。それが一番大切なことだよ」

──仮にPFLウェルター級2連覇を成し遂げた場合、3連覇を目指しますか。それともUFCのドアを叩くのでしょうか。

「まだ、そこまでは考えていない。そうなった時には父やマネージャーと話をする。今はそこを考える時じゃないし、試合に集中するよ。とにかく時が来れば、自分にとって正しいと思われる選択をすることだけは確かだよ」

──ブラダボーイ、今日はインタビューを受けてもらいありがとうございました。

「こちらこそありがとう。僕はルミナ・サトーやタカノリ・ゴミの試合を見て育った。父は彼らとレスリングの練習をしたこともある。僕にとって父のように日本で戦うことが夢なんだ。さいたまスーパーアリーナで戦いたいと思っている。サンキュー」

■視聴方法(予定)
10月28日(木・日本時間)
午前5時30分~Official Facebook

■ PFL2021#10対戦カード
<女子ライト級決勝/5分5R>
ケイラ・ハリソン(米国)
テイラー・ゴールダード(米国)

<ウェルター級決勝/5分5R>
マゴメド・マゴメドケリモフ(ロシア)
レイ・クーパー3世(米国)

<女子ライト級/5分3R>
チェルシー・シールズ(米国)
アビゲイル・モンテス(メキシコ)

<ヘビー級決勝/5分5R>
ブルーノ・カッペローザ(ブラジル)
アンテ・デリア(クロアチア)

<フェザー級決勝/5分5R>
モヴィッド・ハイブラエフ(ロシア)
クリス・ウェード(米国)

<ライトヘビー級決勝/5分5R>
アントニオ・カルロス・ジュニオール(ブラジル)
マールシン・ハムレット(ノルウェー)

<ライト級決勝/5分5R>
ロイック・ラジャポフ(タジキスタン)
ハウシュ・マンフィオ(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
オマリ・アクメドフ(ロシア)
ジョーダン・ヤング(米国)

<女子ライト級/5分3R>
ジュリア・バッド(カナダ)
ケイトリン・ヤング(米国)

<ライト級/5分3R>
ドン・マッジ(南アフリカ)
ネイサン・ウィリアムス(米国)

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MMA PFL PFL2021#07 YouTube   ハウシュ・マンフィオ マゴメド・マゴメドカリモフ レイ・クーパー3世

『2021 PFL Playoffs 1』試合結果/フルファイト動画

2021 PFL Playoffs results: Ray Cooper III dominates Rory MacDonald in lopsided decision(MMAJunkie)
・Ray Cooper III def. Rory MacDonald via unanimous decision (30-27, 30-27, 30-27) – welterweight semifinal
・Magomed Magomedkerimov def. Sadibou Sy via unanimous decision (30-27, 30-27, 30-27) – welterweight semifinal
・Raush Manfio def. Clay Collard via unanimous decision (29-28, 29-28, 29-28) – lightweight semifinal
・Loik Radzhabov def. Alexander Martinez via unanimous decision (30-27, 30-27, 29-28) – lightweight semifinal
・Gleison Tibau def. Micah Terrill via submission (arm triangle) – Round 1, 2:18
・Olivier Aubin-Mercier def. Darrell Horcher via unanimous decision (29-28, 30-26, 29-27)
・Brett Cooper def. Tyler Hill via knockout (punches) – Round 1, 2:32
・Magomed Umalatov def. Leandro Silva via unanimous decision (29-28, 29-28, 29-28)
・Michael Lombardo def. Kyron Bowen via TKO (leg kicks) – Round 1, 3:42
・Elvin Espinoza def. Hopeton Stewart via submission (rear-naked choke) – Round 1, 2:45


【PFL2021#07】カーフを効かされ寝転んだボーウェン、ロンバードに左足を蹴られたTKO負け(MMAPLANET)

【PFL2021#07】マゴメド・ウマラトフ、11連勝達成も徹底したリスク管理ファイトは期待外れ(MMAPLANET)

【PFL2021#07】マルチネスの左ジャブを寄せ付けず、TDで勝ったラジャポフが判定勝利で決勝進出(MMAPLANET)

【PFL2021#07】コラードのジャブは評価されず・・・マンフィオが判定をものにしてライト級決勝へ(MMAPLANET)

【PFL2021#07】マゴメドカリモフがTD&トップキープで完封、3-0の判定でシを下し決勝へ(MMAPLANET)

【PFL2021#07】レイ・クーパー3世がロリマクを抑え込んで完勝。マゴメドカリモフとの決勝戦に進む(MMAPLANET)

 8月13日にフロリダ州ハリウッドのセミノール・ハードロックホテル&カジノで開催された『2021 PFL Playoffs 1』の試合結果。今大会はウェルター級とライト級の準決勝が行われ、ウェルター級はレイ・クーパー3世とマゴメド・マゴメドカリモフ、ライト級はハウシュ・マンフィオとロイック・ラジャポフが決勝戦に進出しています。



 大会フルファイト動画。続きを読む・・・
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【PFL2021#07】コラードのジャブは評価されず・・・マンフィオが判定をものにしてライト級決勝へ

<ライト級準決勝/5分3R>
ハウシュ・マンフィオ(ブラジル)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
クレイ・コラード(米国)

前に出たのはマンフィオ。コラードの右ローに左ジャブを合わせる。手数と出入りの多いコラードは、左ミドルと右クロスを当てる。さらに左ストレートをボディに伸ばし、スタンドではロングのパンチでコラードが優位に立つ。マンフィオの左フックをブロックしたコラードは、インサイドから右を突く。さらに関節蹴りでマンフィオを中に入れさせない。

パンチを繰り出しながら飛び込むコラードをかわしたマンフィオは、右ヒザをフェイントにして左ヒザをコラードのボディに突き刺す。コラードは離れるマンフィオに右クロスを当てる。マンフィオはケージ中央に押し戻し、パンチを返すがクリーンヒットはない。残り1分30秒で、コラードの右ストレートがマンフィオの顔面を捉える。

首相撲からの展開も制したコラードだったが、残り1分を切ってマンフィオも前に出る。マンフィオの右ストレートに左フックを返すコラード。最後はマンフィオをケージに追い込むが、マンフィオもプレッシャーを強めて押し返した。

2R、クラウチングスタイルで距離を詰めるコラードへ、マフィオも右を当てる。サウスポーにスイッチしたコラードは、右の関節蹴り。オーソドックスに戻すと、左でマフィオを追い立てる。距離が近くなると、マフィオが首相撲に持ち込むも、コラードは離れながら左ヒジを繰り出す。2分を過ぎたところで、マンフィオのワンツーがヒット。コラードはローで牽制する。

マンフィオがプレッシャーを強めて、左ハイと右の前蹴り。パンチの交錯ではマンフィオのワンツーが当たり、コラードの右アッパーは届かない。コラードの左ローをすくい上げたマンフィオに対し、一回転して下がったコラードはケージ際で動きを止め、マンフィオを誘う。距離を詰めたマンフィオがパンチから首相撲に持ち込むと、コラードはダブルを狙う。

ケージ際で首相撲を繰り広げる両者、離れるとコラードがマンフィオの左足へシングルを仕掛けるが、マンフィオに切られ、ケージ際へ。コラードに疲れが見られ、マンフィオも笑みを浮かべながらコラードを追い立てていく。マンフィオの打ち終わりに組み付いたコラードだったが、すぐに離れる。左右のローを当てるコラードに対し、マンフィオのパンチが当たる。

距離が詰まると、左右のボディを連打していくコラード。さらに首相撲に持ち込もうとしたマンフィオをグラウンドに引きずり込み、パンチを落としながらバックへ。RNCを狙ったが、マンフィオが耐えるためコラードが立ち上がり、右サイドキックで近寄せずにラウンドを終えた。

最終R、コラードが左ジャブを突く。右ストレートは届かないが、マンフィオを下がらせることには成功。マンフィオもコラードのローをカットし、中に入ってくるコラードに右ストレートをクリーンヒットする。コラードは下がるも、左ジャブで自分の距離を保つ。次第にマンフィオがプレッシャーを詰め、パンチを左ミドルを当てていく。

コラードは相手の様子をうかがいながら、左右のロー。マンフィオの打ち終わりにパンチを狙っていく。そして残り2分過ぎ、ボディを連打しながらマンフィオを押し込んでいくコラードだったが、マンフィオに押し返される。相手にケージを背負わせ、パンチを放つマンフィオに対し、コラードはダブルレッグへ。マンフィオはスプロールしてスタンドに戻る。

残り20秒、コラードのパンチをかわしたマンフィオがコラードのバックに回るも、コラードはマンフィオの左腕を取り、グラウンドに持ち込んで試合終了のゴングを聞いた。

1Rと2Rをコラードが抑えたかに見えたが、判定はジャッジ3者とも29-28でマンフィオ。
ハウシュ・マンフィオが10月27日に行われる決勝戦へ駒を進め、ロイック・ラジャポフと対戦することとなった。


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ABEMA BELLATOR MMA PFL PFL2021#07 UFC クレイ・コラード グレイゾン・チバウ サディボウ・シ ジョアォン・セフェリーノ ニコライ・アレクサヒン ハウシュ・マンフィオ マゴメド・マゴメドカリモフ レイ・クーパーIII ローリー・マクドナルド

【PFL2021#07】ウェルター級1位のセフェリーノが欠場。不安要素抱えるロリマク✖ブラダボーイ

【写真】「フィニッシュを狙うけどスマートに戦う必要がある」と言うロリマクに対し、ブラダボーイは「とにかく誰でも倒せる」という言葉を会見で残した (C)PFL

13日(金・現地時間)、フロリダ州ハリウッドのセミノール・ハードロックホテル&カジノでPFL2021#07が開催される。

今週から3週連続でプレーオフ=準決勝が同会場で行われるPFL。今回はライト級とウェルター級のセミファイナル4試合がメインカードで組まれている。が、ウェルター級ではシーズン1位だったジョアォン・セフェリーノが負傷欠場となり、ランク5位のサディボウ・シが代役を務めてシーズン4位のマゴメド・マゴメドカリモフと戦うことになった。


結果、ワンナイトTではないために、もう1つの準決勝戦を戦うローリー・マクドナルドとレイ・ブラダボーイ・クーパー3世にとって大きな影響はでることはないが、マゴメドカリモフをトーナメント本命視する空気感も出始めている。

というのもロリマクはレギュラーシーズンでグレイゾン・チバウに判定負けを喫しており、ピーク時に比べ実力に陰りがあると捉えられているからだ。

「いつだって劣悪な裁定結果は存在している。あの敗北によって僕の何かが変わるわけじゃない。戦う場所が変わっても、僕はハイエスト・レベルのMMAを見せるだけ。UFCでタイトルに挑戦し、Bellatorで世界チャンピオンとして戦った時と何も変わらない。PFLのウェルター級ナンバーワンと戦う? ベストは僕だよ」とロリマクは、バーチャル記者会見で静かながら自信に満ち溢れたコメントをしている。

一方のブラダボーイは「僕がベストだとは思っていない。でも自分の力を信じている。そして誰でも倒せる自信がある」と話した。

ロリマクに関しては、モントリオールがロックダウン状態で今年の2月からサンフォードMMAを拠点に戦っているが、上の言葉とは裏腹にやはり全盛期のような完成度の高さが見られない。

その一方でブラダボーイはもともと、豪快なファイトの裏で安定性には欠ける一面を持ってきた。このようなレスリング系のパンチャーに対して、ジャブと前蹴りで寄せ付けないファイトを展開できたロリマクだが、現在の彼ではブラダボーイの猛威に翻弄される恐れもある。

とはいえ、序盤の勢いを回避できればブラダボーイのレスリングに頼ったファイトに屈するロリマクの姿も想像し難い。結果、安定度も攻撃力の高さもハイアベレージで揃っているマゴメドカリモフが#01フェイバリットになるというのは理屈にあっているウェルター級終盤戦だ。

またプレリミで予定されていたウェルター級戦ではニコライ・アレクサヒンが欠場し、ブレット・クーパーとはテイラー・ヒルが急遽相対することとなった。

繰り上がって準決勝を戦うシを圧倒しながら、アイポークでNCとなりポイントロス。ブラダボーイを相手に初回は鋭い打撃でリードしたアレクサヒンの欠場は、残念だが──100万ドルという目的を失っては、今回の試合はモチベーションが上がらないのも理解はできる。

そのうえで2022年シーズンを占うことができるファイトと目されたが、上記の目的でプレリミを視るのであれば、ヌルマゴ鷹軍団のマゴメド・ウマラトフに一点集中になりそうだ。

■視聴方法(予定)
8月14日(土・日本時間)
午前7時00分~Official Facebook

■ PFL2021#07対戦カード
<ウェルター級準決勝/5分3R>
ローリー・マクドナルド(カナダ)
レイ・クーパー3世(米国)

<ウェルター級準決勝/5分3R>
サディボウ・シ(スウェーデン)
マゴメド・マゴメドケリモフ(ロシア)

<ライト級準決勝/5分3R>
クレイ・コラード(米国)
ハウシュ・マンフィオ(ブラジル)

<ライト級準決勝/5分3R>
ロイック・ラジャポフ(タジキスタン)
アレックス・マルチネス(パラグアイ)

<ウェルター級/5分3R>
カーティス・ミレンダー(米国)
グレイゾン・チバウ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ダレル・ホーチャー(米国)
オリヴィエ・オバメルシェ(カナダ)

<ウェルター級/5分3R>
テイラー・ヒル(米国)
ブレット・クーパー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・ウマラトフ(ロシア)
マイカ・テリル(米国)

<ウェルター級/5分3R>
カイロン・ボーウェン(米国)
マイケル・ロンバード(米国)

<ライト級/5分3R>
ホープトン・スチュアート(米国)
エルヴィン・エスピノーザ(米国)

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【PFL2021】プレーオフ=準決勝の顔合わせと試合順決定。第一弾でマクドナルド✖ブラダボーイ!!

【写真】ウェルター級ではロリマク✖ブラダボーイが、準決勝で潰し合う(C)PFL

20日(火・現地時間)、PFLより8月に3週連続で開催されるプレーオフ大会の対戦カードが発表された。

PFLでは2018年と2019年シーズンは、ベスト8がワンデートーナメントで準々決勝と準決勝を戦い、大晦日に世界チャンピオンの称号と賞金100万ドルを賭けてファイナルが行われていた。対して今シーズンはベスト4が5分3Rの通常のMMAマッチとなる準決勝を経て、10月27日にベガスのマンダレイベイで決勝を戦うというフォーマットに変更させている。

開催地をレギュラーシーズンのニュージャージー州アトランティックシティのオーシャンカジノ・リゾートから、フロリダ州ハリウッドのセミノール・ハードロックホテル&カジノに移し、8月13日=ウェルター級&ライト級、19日=女子ライト級&ヘビー級、27日にフェザー級&ライトヘビー級のセミファイナルが実施される。


準決勝の組み合わせはレギュラーシーズンの1位✖4位、2位✖3位となることもレギュレーションで決まっている一方、レギュラーシーズンではイベントはフェザー級&ライト級、ウェルター級&ライトヘビー級、女子ライト級&ヘビー級という組み合わせになっていたが、階級のカップリングは見直されている。

恐らくは残った顔ぶれによって、組み変えられたと思われる。というのもライト級ではアンソニー・ペティス、マーチン・ヘルド、そしてナタン・シュルチ、フェザー級でランス・パーマー、ヘビー級でファブリシオ・ヴェウドゥムとモハメド・ウスマンという風に目玉選手が既に脱落。レギュラーシーズンは番狂わせで盛り上がった一方で、ベスト4の顔ぶれが良くいえば新鮮、悪くいえばバリュー不足に陥ってしまった。

結果、プレーオフの盛り上がるのか、否か。重責を担った第1戦のメインでウェルター級のローリー・マクドナルド✖レイ・クーパー3世が組まれた。ウェルター級は肝入りファイターの敗退がなく、そのうえでロリマクが思わぬ1勝1敗でランク2位、ブラダボーイが計量失敗で減点がありランク3位になったことで、プレーオフ髄一の注目の一番が実現することに。

この他、同じく第1戦ライト級でクレイ・コラード✖ハウシュ・マンフィオというペティス喰いを果たしたファイター対決、第3戦のフェザー級=クリス・ウェード✖バッハ・ジェンキンスなど、決勝で見てみたかった顔合わせが準決勝で実現する。

ちなみにプレーオフ出場24選手、その国籍の内訳は米国が7選手で最多、次いでブラジルの6選手、そしてロシアの3名と続き、残りは英国、アルゼンチン、ノルウェー、豪州、クロアチア、カナダ、タジキスタン、パラグアイが1選手ずつとなっている。

■PFL2021プレーオフ対戦カード

PFL2021#09

<フェザー級準決勝/5分3R>
ブレンダン・ラウネーン(英国)
モヴィッド・ハイブラエフ(ロシア)

<フェザー級準決勝/5分3R>
クリス・ウェード(米国)
バッバ・ジェンキンス(米国)

<ライトヘビー級準決勝/5分3R>
エミリアーノ・ソルディ(アルゼンチン)
アントニオ・カルロス・ジュニオール(ブラジル)

<ライトヘビー級準決勝/5分3R>
セザー・フェレイラ(ブラジル)
マールシン・ハムレット(ノルウェー)

PFL2021#08

<女子ライト級準決勝/5分3R>
ケイラ・ハリソン(米国)
ジャナ・ファビアン(豪州)

<ヘビー級準決勝/5分3R>
ブルーノ・カッペローザ(ブラジル)
ジャマル・ジョーンズ(米国)

<女子ライト級準決勝/5分3R>
ラリッサ・パシェコ(ブラジル)
テイラー・ゴールダード(米国)

<ヘビー級準決勝/5分3R>
デニス・ゴルソフ(ロシア)
アンテ・デリア(クロアチア)

PFL2021#07

<ウェルター級準決勝/5分3R>
ローリー・マクドナルド(カナダ)
レイ・クーパー3世(米国)

<ウェルター級準決勝/5分3R>
ジョアォン・セフェリーノ(ブラジル)
マゴメド・マゴメドケリモフ(ロシア)

<ライト級準決勝/5分3R>
ロイック・ラジャポフ(タジキスタン)
アレックス・マルチネス(パラグアイ)

<ライト級準決勝/5分3R>
クレイ・コラード(米国)
ハウシュ・マンフィオ(ブラジル)

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MMA PFL アンソニー・ペティス キック クレイ・コラード ハウシュ・マンフィオ

【PFL2021#06】何と、アンソニー・ペティスも消えた。ハウシュ・マンフィオにスプリット判定負け

<ライト級/5分3R>
ハウシュ・マンフィオ(ブラジル)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
アンソニー・ペティス(米国)

オーソから左ローを蹴るペティスに対し、マンフィオが右を合わせようとする。ペティスは前蹴りから左ジャブ、マンフィオの左ミドルに右を当てる。マンフィオも左ジャブを入れると、ペティスは回転系の蹴りとパンチのコンビを繰り出す。ワンツーをヒットさせたペティスが、後ろ回し蹴り。マンフィオもワンツーフック、右ローを蹴る。ならばとペティスがワンツーを返すが、マンフィオは気圧されることはない。

左の蹴りをキャッチしてリリースしたマンフィオの左フックは空振りに、それでも左ミドル、右ローを当てていく。ペティスは左ローに右オーバーハンドを合わせる。主導権争いのなかでマンフィオが右ミドル、ペティスはそこにもパンチを打っていく。残り10秒、ペティスが右ローを決め、ほぼ互角のラウンドが終わった。

2R、まずペティスが右ストレート、マンフィオもカウンター狙いから右ミドルを入れる。ペティスが右ストレートをヒットさせると、マンフィオの前蹴りが急所に当たり試合が中断する。再開後、ペティスが右ローカーフを入れる。カーフを続けるペティスに対し、マンフィオが右を伸ばして距離を詰める。対してペティスは距離を取って、カーフ中心に。下を意識させパンチを伸ばすペティスだが、マンフィオもその手を喰わない。

ペティスはリード左フックを繰り出し、右の相打ちのタイミングから左ボディショットを決める。マンフィオが右を打ち返し、右カーフへ。ペティスはワンツーの右をヒットさせ、印象点で上回っているか。スイッチを繰り返し、蹴りからワンツー、右ストレートを打ち込んだペティスは、再び急所蹴りがあったとアピール。マンフィオは腹だと不満げな表情を浮かべる。リスタート後、右オーバーハンドをブロックしたマンフィオだが、大きく動いて距離を取ったペティスを攻めることはできなかった。

最終回開始直後に、マンフィオの後頭部にワセリンの塊が見つかり、試合が止められる。再開後、左ジャブでマンフィオの前進を止めるペティスだが、右オーバーハンドから左、さらに左を被弾して引き込む。スタンドで待ち受けたマンフィオが起き上ってきたペティスに対し、ボディへのコンビから左ハイを蹴っていく。ケージに詰まったペティスは、首相撲からヒザを顔面に受け、ついにダウン。

すぐに立ち上がったペティスは、バックを取られも打撃の間合いになると左ハイを狙う。左目の周囲を大きく腫らしたペティスは、動きが当然のように落ちているが止まることはない。序盤の2つをとっても、8-10となる可能性もあるラウンドでペティスは右ストレートを打たれる。鋭いカーフを蹴られたペティスは、カーフを蹴り返す。残り30秒、距離を積めず遠い距離から後ろ回し蹴りを見せたペティスは、スイッチキック。マンフィオが距離を詰めてパンチを繰り出し、タイムアップに。

シーズンの行方を決める3Rが終了し、ジャッジの裁定は割れハウシュ・マンフィオが勝利。初回もマンフィオが取っていたことなり、超目玉だったペティスは2連敗で脱落が決定──プレーオフはロイック・ラジャポフ、クレイ・コラード、ハウシュ・マンフィオ、 アレックス・マルチネスとフレッシュが顔が残った。


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MMA PFL PFL2021#06 アンソニー・ペティス ケイラ・ハリソン シンディ・ダンドワ ハウシュ・マンフィオ ヒーナン・フェレイラ ファブリシオ・ヴェウドゥム モヴリッド・ハイブラエフ ランス・パーマー

【PFL2021#06】計量終了 アンソニー・ペティスの表情は硬く、ケイラ・ハリソンは余裕綽々

【写真】アンソニー・ペティスは本来の動きを取り戻すことができるのか。それとも、現状が前回のような動きなのだろうか (C)PFL

24日(木・現地時間)、25日(金・同)にニュージャージー州アトランティックシティはオーシャン・カジノリゾートで開催されるPFL2021#06の計量が行われた。

今大会は女子ライト級とヘビー級のレギュラーシーズン最終戦に加え、ライト級のアンソニー・ペティス✖ハウシュ・マンフィオ、フェザー級のランス・パーマー✖モヴィッド・ハイブラエフという最終決戦も組まれている。


そんななかファブリシオ・ヴェウドゥムがメディカルに引っ掛かり、モハメド・ウスマンが負傷欠場となっていたヘビー級では、さらにジャスティン・ウィリス、アリ・イサエフ、ヘイタム・モイルが玉突き衝突のように出場不可能となり、僅か2戦のレギュラーシーズンながら、半数が入れ替わるという異常事態に。

新メンバーはチャンドラー・コール、ジャマル・ジョーンズ、クリジソン・アブレウ、スチュアート・オースチンの4人──だったか、EMCで微妙な判定勝ちながら石井慧を破りヘビー級王者となったオースチンの欠場が計量前に明らかとなりカール・シウマヌタファがロースターに加わった。

結果、プレーオフ出場を目指し、ヴェウドゥム戦の勝利が一転、NCになったヒーナン・フェレイラ、初戦で敗れているモー・デリース&アンテ・デリアも含め、新顔勢4人、計7人の一発勝負となる。

女子ライト級では試合タイムでケイラ・ハリソンを上回り6Pで首位のラリッサ・パシェコが、対戦相手エレナ・コレスニクの体重オーバーで9Pは確定。

5位のテイラー・ゴールダードまでプレーオフ進出の可能性があるものに、パチェコはトップ4入りをほぼ手中に収めている。

プレーオフ進出には、ケイラフィニッシュする必要があるシンディ・ダンドワは「私の方が軽いけど、お腹の脂肪を家に置いてきちゃったみたいね(笑)。気持ちと魂をケイラにぶつけるわ。全力で戦う」とフェイスオフ後にコメント。

ケイラといえば「みな、ファイヤーワークスを期待しているけど、私は自分のやるべきことをやってドミネイトするだけ。1Rでも、1分でも一瞬でも。それがケイラ・ハリソンの見せることだから」と揺ぎ無い自信を見せていた。

またライト級最終決戦で戦う2人は、まずマンフィオが「コンディションは最高だ。相手はビッグネームだけど、勝負の行方をジャッジの判断に委ねる前にフィニッシュする準備はできている。それが可能だと明日、証明する」と語ると、「ショータイムであることは、全く変わりない。前回の試合はそうじゃなかったけど、今回は挽回のチャンスを得た。ポイントを取る」とペティスはかなり硬い表情で話した。

■視聴方法(予定)
6月26日(土・日本時間)
午前7時00分~Official Facebook

【ヘビー級ランキング】
1位 6P ブルーノ・カッペローザ
2位 6P デニス・ゴルソフ 
3位 5P ブランドン・セイルズ
4位 1P ヒーナン・フェレイラ
5位 0P モー・デリース
6位 0P アンテ・デリア
7位 0P チャンドラー・コール
8位 0P ジャマル・ジョーンズ
9位 0P クリジソン・アブレウ
10位 0P カール・シウマヌタファ

【女子ライト級ランキング】
1位 6P ラリッサ・パシェコ
2位 6P ケイラ・ハリソン
3位 3P ジャナ・ファビアン
4位 3P ケイトリン・ヤング
5位 3P テイラー・ゴールダード
6位 0P シンディ・ダンドワ
7位 0P ローラ・サンチェス
8位 0P マリアナ・モライス
9位 0P ユリア・パジッチ
10位 -1P エレナ・コレスニク

■ PFL2021#06計量結果

<女子ライト級/5分3R>
ケイラ・ハリソン: 156ポンド(70.76キロ)
シンディ・ダンドワ: 152.2ポンド(69.03キロ)

<ライト級/5分3R>
アンソニー・ペティス: 156ポンド(70.76キロ)
ハウシュ・マンフィオ: 156ポンド(70.76キロ)

<フェザー級/5分3R>
ランス・パーマー: 146ポンド(66.22キロ)
モヴィッド・ハイブラエフ: 145.4ポンド(65.95キロ)

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ: 246.4ポンド(111.76キロ)
ブランドン・セイルズ: 264.4ポンド(1119.92キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ブルーノ・カッペローザ: 233.4ポンド(105.86キロ)
モー・デリース: 254.2ポンド(115.3キロ)

<女子ライト級/5分3R>
ラリッサ・パシェコ: 156ポンド(70.76キロ)
エレナ・コレスニク: 157.6ポンド(71.48キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アンテ・デリア: 239.2ポンド(108.49キロ)
チャンドラー・コール: 262ポンド(118.84キロ)

<女子ライト級/5分3R>
ジャナ・ファビアン: 155.6ポンド(70.57キロ)
ユリア・パジッチ: 156ポンド(70.76キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヒーナン・フェレイラ: 251ポンド(113.85キロ)
カール・シウマヌタファ: 260ポンド(117.93キロ)

<女子ライト級/5分3R>
テイラー・ゴールダード: 155ポンド(70.31キロ)
ローラ・サンチェス: 155.2ポンド(70.39キロ)

<女子ライト級/5分3R>
マリアナ・モライス: 154.2ポンド(69.94キロ)
ケイトリン・ヤング: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ヘビー級/5分3R>
クリジソン・アブレウ: 258ポンド(117.02キロ)
ジャマル・ジョーンズ: 245ポンド(111.13キロ)

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【PFL2021#10】レギュラーS最終戦。どうなるフェザー級、崖っぷちのパーマー&ライト級、背水の陣ペティス

【写真】ハイブラエフ✖パーマー(上)、マンフィオ✖ペティス(下)でフェザー級とライト級のプレーオフ=準々決勝の顔合わせが決まる (C) PFL

25日(金・現地時間)にニュージャージー州アトランティックシティのオーシャン・カジノリゾートでPFL2021#06が行われる。

レギュラーシーズン最終戦は本来、女子ライト級と出場選手の半数に渡る5人が入れ替わるという先の読めない展開となったヘビー級でプレーオフ進出4名が決定する──予定だったが、2週間前に消化されなかったライト級とフェザー級の2試合が組まれることで、PFL史上最大のサバイバル大会となる。


ライト級はアンソニー・ペティスがファイトウィークに欠場が決まり、そのまま脱落ではなく今大会で元Titan FCライト級王者ハウシュ・マンフィオと対戦することになった。

このディレイに歩調を合わせるかのようにフェザー級でも対戦カードがシャッフルされ、2度の世界王者ランス・パーマーはモヴィッド・ハイブラエフ戦がマッチアップされた。

ロイック・ラジャポフと第1週でペティスを破ったクレイ・コラードのプレーオフ進出が決まっているライト級は、下のランキングにあるように──マンフィオがアレックス・マルチネスと同様に3Pの持ち点で3位と4位にランクされている。

ドタキャンといえばドタキャンだったペティスは、ペナルティはなく現状0点で9位につけている。ペティスはマンフィオを相手に判定にならないよう、3R中にフィニッシュすれば文句なしのトップ4が確定。ばかりか、判定勝ちで3Pゲットという状況でも、同店となったマンフィオから勝利しているので8月のネクストステージに進むことができる。

2連覇中のナタン・シュルチも準々決勝に進む可能性が残っているが、これはマンフィオとペティスが揃って計量失敗し、その勝敗に関わらず減点されて、勝ち点を得られないケースに限られている。

一方、フェザー級では3Pでレギュラーシーズンを終え、暫定4位につけているシェイモン・モラエス、3Pで5位のハイブラエフと対戦相手=0Pで7位のパーマー、この3人がプレーオフに駒を進める可能性が残っている。

とはいえハイブラエフは計量に失敗せず、勝星を得ることができれば、最後の一枠に収めることができ、フィニッシュが必要ないだけ優位に立っている。

対してパーマーは初回フィニッシュして6Pを得るか、2R4分58秒より前にKOもしくは一本勝ちすれば、モラエスの試合タイムを更新し4位を勝ち取ることができる。つまりドローかパーマーの判定勝ち、もしくは3R中のフィニッシュだとモラエスが逃げ切ることになる。

実力的にはともに優勝候補といっても過言でないパーマーとハイブラエフ。判定勝ちでは3度目の100万ドル獲得を諦めないといけないパーマーは、フィニッシュ至上主義ファイトを展開する必要があり、テイクダウン&コントロールされるよりもハイブラエフの勝機は増えるはずだ。

【ライト級ランキング】
1位 6P ロイック・ラジャポフ
2位 6P クレイ・コラード
3位 3P ハウシュ・マンフィオ
4位 3P アレックス・マルチネス
5位 3P ナタン・シュルチ
6位 3P マーチン・ヘルド
7位 3P アクメト・アリエフ
8位 2P オリヴィエ・オバメルシェ
9位 0P アンソニー・ペティス
10位 0P ジョイルトン・ラターバッバ

【フェザー級ランキング】
1位 9P ブレンダン・ラウネーン
2位 8P クリス・ウェード
3位 6P バッバ・ジェンキンス
4位 5P シェイモン・モラエス
5位 3P モヴィッド・ハイブラエフ
6位 3P タイラー・ダイヤモンド
7位 0P ランス・パーマー
8位 0P ボビー・モフェット
9位 0P アルマン・オスパノフ
10位 0P ジェシー・スターン

■視聴方法(予定)
6月26日(土・日本時間)
午前7時00分~Official Facebook

■ PFL2021#06対戦カード

<女子ライト級/5分3R>
ケイラ・ハリソン(米国)
シンディ・ダンドワ(ベルギー)

<ライト級/5分3R>
アンソニー・ペティス(米国)
ハウシュ・マンフィオ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ランス・パーマー(米国)
モヴィッド・ハイブラエフ(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
デニス・ゴルソフ(ロシア)
ブランドン・セイルズ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ブルーノ・カッペローザ(ブラジル)
モー・デリース(米国)

<女子ライト級/5分3R>
ラリッサ・パシェコ(ブラジル)
エレナ・コレスニク(ウクライナ)

<ヘビー級/5分3R>
アンテ・デリア(クロアチア)
チャンドラー・コール(米国)

<女子ライト級/5分3R>
ジャナ・ファビアン(豪州)
ユリア・パジッチ(モンテネグロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヒーナン・フェレイラ(ブラジル)
スチュアート・オースチン(英国)

<女子ライト級/5分3R>
テイラー・ゴールダード(米国)
ローラ・サンチェス(米国)

<女子ライト級/5分3R>
マリアナ・モライス(ブラジル)
ケイトリン・ヤング(米国)

<ヘビー級/5分3R>
クリジソン・アブレウ(ブラジル)
ジャマル・ジョーンズ(米国)

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