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BELLATOR Bellator284 MMA MMAPLANET o   イルマレイ・マクファーレン オースティン・ヴァンダーフォード ゴイチ・ヤマウチ ゴカン・サリカム サリバン・コーリー ジャスティン・キッシュ ジョシュ・ヒル スティーブ・モウリー ネイマン・グレイシー ボクシング ライアン・ベイダー ヴァレンティン・モルドフスキー

【Bellator284】計量終了 現代版キャッチレスラー=スティーブ・モウリー、ヘビー級挑戦権獲得なるか

【写真】相当に体格差がある(C)BELLATOR

12日(金・現地時間)、サウスダコタ州シーフォールズ
サンフォード・ペンタゴンで開催されるellator284「Gracie vs Yamauchi」の計量が10日(木・同)に行われている。

メインはネイマン・グレイシーとゴイチ・ヤマウチの極め対決。

とはいえトータルファイターといっても過言でないゴイチの打撃と、ボクシング+柔術のネイマンで試合の進め方は相当に違ってくる。そんなヘッドラインは体格差と自分の形にハマったときの絶対的な強さで、グレイシー優位と見て良いファイトか。


そんな今大会で注目はコメインのヘビー級=ヴァレンティン・モルドフスキー×スティーブ・モウリーか。前戦でライアン・ベイダーの持つBellator世界ヘビー級王座に挑んで敗れたモルドフスキーに対して、キャリア10戦全全勝で全ての試合がフィニッシュというモウリーが勝利すれば、次期挑戦権を手にすることは間違いない。

フォークスタイル+サブミッション、現代のキャッチレスラーといっても過言でないモウリーはバック&RNC、サイド&キムラという自らがもっとも安全な場所での相手を仕留めることができるファイターだ。

下にっても三角もあり、とにかくその敏捷性はヘビー級とは思えない。モルドフスキーの打撃の圧を跳ね返す、組みのための打撃とクリンチでのヒザ蹴り――などが、立ちの攻防であれば盤石のモウリーだが、果たして。

なお今回の計量ではミスが多く。ライト級でアイザイア・ホキットと対戦所定だったニック・ペレス: 157.4ポンドと失敗で、この試合はキャンセルに。

女子フライ級ではメインメード出場のイルマレイ・マクファーレン: 129ポンド。プレリミではジャスティン・キッシュが。128.4ポンドと大幅オーバーに。揃ってキャッチウェイトマッチでブルーナ・エレン、ディアナ・ベネットと戦うことになっている。

■視聴方法(予定)
8月13日(土)
午前6時30分~ U-NEXT

■BELLATOR284 計量結果

<ウェルター級/5分5R>
ネイマン・グレイシー: 170.4ポンド(77.29キロ)
ゴイチ・ヤマウチ: 170ポンド(77.11キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヴァレンティン・モルドフスキー: 238.2ポンド(108.04キロ)
スティーブ・モウリー: 249.8ポンド(113.3キロ)

<女子フライ級/5分3R>
イルマレイ・マクファーレン: 129ポンド(58.51キロ)
ブルーナ・エレン: 125.6ポンド(56.97キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
サッド・ソウマ: 243.3ポンド(110.35キロ)
ゴカン・サリカム: 248.2ポンド(111.58キロ)

<ミドル級/5分3R>
オースティン・ヴァンダーフォード: 184.4ポンド(83.64キロ)
アーロン・ジェブリー: 185ポンド(83.91キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョシュ・ヒル: 135.8ポンド(61.59キロ)
マーカス・ブエノ: 136ポンド(61.69キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ディアナ・ベネット: 125.2 ポンド(56.78キロ)
ジャスティン・キッシュ: 128.4ポンド(58.24キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
サリバン・コーリー: 205.4ポンド(93.16キロ)
タイソン・ジェフリーズ: 201.8ポンド(91.53キロ)

<ミドル級/5分3R>
パトリック・ダウニー: 186ポンド(84.37キロ)
ジェフ・サウダー: 183.6ポンド(83.27キロ)

<ライト級/5分3R>
アイザイア・ホキット: 154ポンド(69.85キロ)
ニック・ペレス: 157.4ポンド(71.39キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ベイリー・ショーンフェルダー: 227.8ポンド(103.32キロ)
マーク・カリアー: 260.6ポンド(118.2キロ)

<バンタム/5分3R>
ミッチェル・マッキー: 135ポンド(61.24キロ)
トニー・オルテガ: 134.6ポンド(61.05キロ)

<175ポンド契約/5分3R>
ブレッド・バイ: : 173.8ポンド(78.83キロ)
MA・ヤァ: 174.4ポンド(79.1キロ)

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ABEMA BELLATOR Bellator281 MMA MMAPLANET o ONE Special UFC UFC ESPN36 アンドレア・リー カイラット・アクメトフ カマル・ウスマン ネイマン・グレイシー ベラトール マイケル・ペイジ ヤーソラフ・アモソフ ローガン・ストーリー ヴィヴィアニ・アロージョ 佐藤天 和田竜光 大沢ケンジ

お蔵入り厳禁【Special】月刊、大沢ケンジのこの一番:5月:ストーリー✖MVP「一芸と穴」

【写真】MMAほど多角的に試合を見ることがデキるコンバットスポーツは存在しない。本当に愉しい (C)BELLATOR

過去1カ月に行われたMMAの試合からJ-MMA界の論客3名が気になった試合をピックアップして語る当企画。

背景、技術、格闘技観を通して、MMAを愉しみたい。3人の論客から、大沢ケンジ氏が選んだ2022 年5月の一番。お蔵入り厳禁──5月14日に行われたUFC ESPN36で行われたヴィヴィアニ・アロージョ✖アンドレア・リー戦からのカイラット・アクメトフ✖和田竜光戦経由、5月13日のBellator281からBellator暫定世界ウェルター級王座決定戦=ローガン・ストーリー✖マイケル・ペイジ戦を引き続き語らおう。

<月刊、大沢ケンジのこの一番:5月:ヴィヴィアニ・アロージョ✖アンドレア・リー戦はコチラから>


──ONEルールであっても、結果的にチャンピオンは全ての局面で対応できて、また一つの武器も強いという選手になってきていますね。

「上に来ている選手は和田竜光選手に勝ったカイラット・アクメトフとかにしても、スタミナが切れないし手数の多さと気持ちも強いです。

精度で一つ一つとなると竜光も当てているんです。でもアクメトフは手数が多い。どんどん自分から打って、失敗してもまた自分から動く。あれは凄いです」

──左を当ててテイクダウンに成功すると、もうその左の使い等が大きく広がるように見えました。

(C)ONE

「見せるだけで、リアクションがあるので次に繋げていますよね。逆にテイクダウンを見せて、左とかパンチにも移りやすくなって。

それに色々なテイクダウンを持っています。シングル、ダブル、ボディロックだけでなく、サンボ的な動きも見られますし」

──グレコからコンバットサンボというなかで、なんでもこなせるようになったのですかね。いやぁ、引き出しが多かったです。

「穴のなさと、引き出しの多さ……。いや、実はヴィヴィアニがなんでもできるということと比較対象に、同じベラトールでMVPには穴があるってしたかったのですが、見直してみるとテイクダウンディフェンスをちゃんとやっているんですよね(苦笑)」

──まさかのオチが無くなったということですか(笑)。

「アハハハハ。それだけローガン・ストーリーのテイクダウンが特別なんですよ」

──それはサンフォードMMAのチームメイトである佐藤天選手も言われていますよね。

「それでもMVPは簡単に背中をつけることは、ないんですよね。頑張っているなぁと思っていたら、いや相手はストーリーなんだから、頑張っているどころじゃなかったんですよね。

ストーリーに対し、MVPはジャブを打つ。だから距離が遠くなって入れない。ストーリーはMVPに対してパンチに自信がないから。パンチを顔に当てる距離に入ることができないです」

──そのストーリーが、ネイマン・グレイシーと戦った時はテイクダウンをしても、ネイマンの得意のグラウンドに持ち込まれるので、全く倒しにいかないという選択をしていました。そしてジャブを当て続けると。

「そういう選択をストーリーはできるんです。見ていると面白くないのですが、それで勝てる。逆にネイマンはグラウンドでの一芸だから、そういう風に封じ込まれることがMMAにはあるということなんですよね。

でもMVPをジャブで制することができないから、強引に見えるような飛び込みと組みつき方をする。彼が本来できる、一発で良いところで組めるという展開ではなかったです。そこを創るまで時間が掛かっていて。当然、テイクダウンするまで時間も掛かっています。しかも立たれる。ここでMVPを相手にストーリーがジャブを当てることができれば、本当に怖いファイターになります」

──それこそUFC世界ウェルター級チャンピオンのカマル・ウスマンではないでしょうか。

「そうなんですよ。ウスマンは誰が相手でもジャブを絶対に当てに行きます。遠い距離からテイクダウンを狙いません。ジャブをしっかりと当ててから入る。逆にジャブが当たらないと組まないぐらいでいるんじゃないかと思います」

──相手によって戦い方を変える強さと、変えない強さがあるということですね。

「そうなるとMVPですよ。変えられない強さではなくて、変わらない弱さがある。基本的に変わっていない。組みが強い相手にはジャブまでで入って行けない。ずっとカウンター狙いで。

遠い距離でミドルとか、ちょっと派手な蹴りを見せているだけ。相手が来たところしか狙えない。

だからストーリーもジャブを出さなかったというのはあると思います。ストーリーは組んでしまえば、逃げられることはあっても、反撃される怖さがないですからね。下からの仕掛けがある選手を相手にした時、ストーリーはどうなったのか」

──ネイマン・グレイシー戦ですね。

「そこです。MVPに寝技があれば、ストーリーは強引に組みに行けなかった。そしてMVPにはジャブは打てない。MVPに寝技の圧力が少しでもあれば、試合展開は変わったかもしれないです」

──それこそMMAの妙ですね。

「同時にストーリーの手堅さ、そこで勝てるけどフィニッシュの怖さがない。ジャブとテイクダウンとコントロ―ルで。UFCのトップどころは試合を終わらせる怖さがある。それは勝負にいけるからですよね。

ストーリーと戦うと漬けこまれるかもしれないけど、フィニッシュされる怖さはないというか……。ストーリーもBellatorの暫定世界王者になりましたけど、そこがUFCのトップとの違いかとは思います。そうやって考えた時に、ストーリーはMVPやネイマンのような一芸系の選手に勝って来たんだなって。

それがUFCとBellatorの違いで、Bellatorの面白さではあるんです。ただし、ウクライナ情勢があるので統一戦はすぐにできないかもしれないですけど、ヤーソラフ・アモソフが試合ができるようになったらどうなるのか。そこは興味深いですね」

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BELLATOR Bellator274 Column MMA MMAPLANET o   アビブ・ゴザリ アンドレイ・コレシュコフ ジョージ・カラキャニャン チャンス・レンカウンタ ネイマン・グレイシー ブレナン・ワード ベラトール ボビー・キング ローガン・ストーリー

【Bellator274】試合結果 メインでストーリーがネイマンを下すも、何でも有りが故の何にも無しファイトに

【写真】判定では勝てない状況でも、ネイマンはスタンドで戦っていた(C)BELLATOR

19日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナでBellator274「Gracie vs Storley」が開催された。

世界戦でなくてもメインは5回戦となったベラトール。今大会ローガン・ストーリーが、ネイマン・グレイシーから判定勝ちと収めている。寝技に持ち込む機会がほぼなかったネイマンは、引き込みもほぼ見せることなく、打撃でストーリーに敗れた。

寝技は付き合わず、エスケープしてスタンドに戻れば良い。テイクダウンは下になっても、すぐに立ち上がれば良い。結果、寝技で攻める意志がなく、テイクダウンも本気で倒しに行かない──そして、打撃を当てていれば判定勝ちという何でもありのはずのMMAが、何もしないMMAになる試合となった。

寝技を避けても、レスリングを避けても構わない。しかし、打撃戦を避けると、敗北に近づく。寝技の展開はあっても、寝技の凌ぎ合いはない。クリンチで押し込む展開は増えても、テイクダウンの攻防はない。打撃の交換はあっても、倒し合いはない。5Rあることで、とにかくスタミナのロスに通じる──やりとりのないMMAだった。

Bellator274「Gracie vs Storley」
<ウェルター級/5分5R>
○ローガン・ストーリー(米国)5R
判定
詳細はコチラ
×ネイマン・グレイシー(ブラジル)
<ウェルター級/5分3R>
○アンドレイ・コレシュコフ(ロシア)1R0分39秒
TKO
詳細はコチラ
×チャンス・レンカウンタ(米国)
<ライト級/5分3R>
○アダム・ピコロッティ(米国)3R
判定
×ジョージ・カラキャニャン(米国)
<175ポンド契約/5分3R>
○ブレナン・ワード(米国)2R0分32秒
TKO
詳細はコチラ
×ブランドン・ベル(米国)
<ヘビー級/5分3R>
○デヴィオン・フランクリン(米国)3R
判定
×サッド・ソウマ(米国)
<ライト級/5分3R>
○ニック・ブラウン(米国)2R2分20秒
TKO
×マンデル・ネーロ(カナダ)
<バンタム級/5分3R>
○ジェイロン・ベイツ(米国)3R3分39秒
RNC
×クリス・ディソネル(米国)
<ライト級/5分3R>
○ボビー・キング(米国)1R5分00秒
TKO
詳細はコチラ
×アビブ・ゴザリ(イスラエル)
<女子フライ級/5分3R>
○ディアナ・ベネット(米国)3R
判定
×ジャスティン・キッシュ(米国)
<ミドル級/5分3R>
○ジョーダン・ニューマン(米国)3R
判定
×コディ・ハーバート(米国)
<ライト級/5分3R■>
○ジャスティン・モンタルヴォ(米国)1R2分43秒
TKO
×コーリー・サミュエルズ(米国)
<フェザー級/5分3R>
○アイザイア・ホキット(米国)1R3分59秒
RNC
×セオドア・マキュカ(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○ジョナサン・ディロレンゾ(米国)1R1分07秒
アナコンダチョーク
×オーランド・メンドーサ(米国)
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BELLATOR Bellator274 MMA MMAPLANET o キック ネイマン・グレイシー ボクシング ローガン・ストーリー

【Bellator274】レスリングと柔術は、ほぼゼロ。ストーリーがネイマンにキックボクシングで判定勝ち

<ウェルター級/5分5R>
ローガン・ストーリー(米国)
Def.3-0:50-45.49-46.48-47
ネイマン・グレイシー(ブラジル)

小刻みなステップを踏み、左ジャブを伸ばしたネイマンがアッパー、ヒザを繰り出す。ストーリーは右を当てる。ステップインから左を当てたストーリーは鋭い右ローを蹴る。ストーリーがワンツー、続いて右をボディに打ち込む。さらに左ボディフック、さらに左フックを顔面に届かせるストーリーが、もう1度左を当てるとケージに押し込んで右を連打する。

組みを見せないネイマンは、クリンチの展開で跳びヒザを受けそうになる。直後にダブルレッグでテイクダウン狙いったネイマンだが、ストーリーが被ってヒザを肩口やワキ腹に入れる。ネイマンが引き込むと、その刹那ストーリーは立ち上がる。この展開があるため、KINGS MMAで打撃を学ぶようになったネイマンだが、打と組みが分かれ過ぎている。柔術の圧力がないネイマンの打撃では、ストーリーの戦いやすいか。

2R、左ジャブを放つネイマンが右ロー、ストーリーが左リードフックに続きボディを狙う。ローをキャッチして倒してストーリーだが、寝技に移行はしない。すぐに立ち上がったネイマンは飛びヒザにフックを合わされる。ネイマンが左ジャブを2発当てる。ストーリーは前に出て左フック、そして右アッパーをヒットさえる。ネイマンはローにワンツーを合わせるが、打撃だけの展開では劣勢が続く。スッと左に頭を動かし、ネイマンのパンチを受けないストーリーはのワンツーを左→右、右→左と打ち分け優勢を維持する。

右オーバーハンドにヒザを合わせた場面もあったネイマンだが、打撃では分の悪い戦況が続いた。

3R、力まないで当てるパンチのストーリーに対し、ネイマンがショートのワンツーを決める。すぐに打ち返したストーリーは、鋭くなるネイマンにジャブにも前に出ていく。ウェービングでネイマンのパンチを掻い潜って殴るストーリーに対し、ネイマンが首相撲も有効な攻めはない。ネイマンは右ハイ、右アッパーと動きが落ち始めたストーリーに対し、空気感として盛り返しているようにも見える。

とはいえ、ジャッジは手数を取るであろうから、ストーリーの圧力が落ちたところで組みを融合させて、組み技での支配が必要だ。しかし、ネイマン打撃戦を続け、大きく局面を変えることはできない。テイクダウンにいかないレスラーと、組まない柔術家のタッチキックボクシングが続きラウンド終了、ブーイングが起こった。

4R、打撃の展開が1分以上続き、ウェービングからストーリーがパンチを当て、ネイマンにパンチをブロックする。それでも打撃戦を続けたネイマンの右が当たり、ストーリーは下がってパンチを纏められる。テイクダウンを狙うが、切られたストーリーがエルボーやパンチの追い打ちを受ける。と、持ち直したストーリーの左を受けてネイマンがダウンする。パウンドを続けたストーリーは、攻撃をまとめると寝技御免とばかりにスタンドに戻る。レフェリーがネイマンを立たせ、ストーリーはラッシュを掛けるが残り40秒でガス欠、動きを止める。ネイマンはここでダブルレッグを繰り出したが、ストーリーはスプロールからがぶって時間を迎えた。

最終回、ペースをあげたネイマンがジャブを伸ばし、ヒザを狙う。そのジャブをヘッドスリップでかわすストーリーが前に出てパンチを纏める。ダメージはなく、ネイマンは体を寄せてヒジ打ち、前進にも首に手を回してヒジを狙う。ネイマンの細かいコンビに対し、ストーリーが左オーバーハンドを入れる。そのままキックボクシグが続き、ネイマンがスウェイを使ってパンチをかわす。上体が伸び、頭が後方にあったもテイクダウンを狙わないストーリーが、ワンツーのリズムで前に出る。ケージを背負ったネイマンが左右のフックを振るうが、右を受けて一瞬動きが止まる。大きく離れて距離を取ったネイマンは、最後に両手を挙げケージ前を回った。

そのまま時間となり、試合はほぼ打撃のみの展開に。困った時の組み技、打と組みの融合が見られなかった打撃戦は、ストーリーが3-0の判定勝ちを収めた。


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BELLATOR Bellator274 MMA MMAPLANET o PFL   アビブ・ゴザリ ジェイジェイ・ウィルソン ジョージ・カラキャニャン ネイマン・グレイシー パトリッキー・フレイレ ベラトール ボビー・キング ヤーソラフ・アモソフ ランス・ギブソンJr ローガン・ストーレー ローリー・マクドナルド

【Bellator274】計量終了 ダビデの新星アビグ・ゴザリ、7試合連続で初回フィニッシュなるか!!

【写真】フェイスオフでキングが思い切り詰めるっても、ガリ勉君が不良に歯を食いしばるような笑みを浮かべたゴザリだった(C)BELLATOR

18日(金・現地時間)、19日(金・同)にコネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator274「Gracie vs Storley」の計量が行われた。

ウェルター級のランカー対決、ネイマン・グレイシー×ローガン・ストーレーがメインの同大会。無敗の世界ウェルター級王者ヤーソラフ・アモソフが5月にMVPの挑戦を受けることが決まっている同階級だが、ローリー・マクドナルド政権時代に挑戦も判定負けを喫しているネイマンは、アモソフに既に敗れているストーリーを相手に、再挑戦へ向けてどのようなパフォーマンスを見せるか。


メイン5試合、プレリミ7試合が組まれているなか、一番注目したいのはプレリミのライト級戦に出場のアビブ・ゴザリだ。父のハキム・ゴサリはヘンゾ・グレイシーの黒帯で恐るべきことに48歳になった今も現役、しかも7連勝中という鉄人だ。

イスラエルの親子鷹、息子のアビブは2018年11月のMMAデビューから全試合をベラトールで戦っており、全て1R一本勝ちを収めている。平均試合タイムは2分02秒、フィニッシュも腕十字、RNC、ヒール、アナコンダ、キムラと多岐に渡っている。

とはいえ対戦相手は名前も実績もない相手が殆どだった。今回の対戦ボビー・キングは10勝4敗ながら、PFLフェザー級の準優勝スティーブン・サイラーや隻腕ニック・ニーウェルに勝利しており、過去最強の相手といえる。

パトリッキー・フレイレが兄に代わって頂点にあるベラトール・ライト級戦線、2000年6月生まれのZ世代=ダビデの新星アビブ・ゴザリは、ニュージーランドのジェイジェイ・ウィルソン、NHBを父から受け継いだランス・ギブソンJrと並び、要注目のサークルケージのニューウェーブだ。

■視聴方法(予定)
2月20日(日)
午前7時30分~ U-NEXT

■対戦カード

<ウェルター級/5分3R>
ネイマン・グレイシー: 170.75ポンド(77.45キロ)
ローガン・ストーレー: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ウェルター級/5分3R>
アンドレイ・コレシュコフ: 171ポンド(77.56キロ)
チャンス・レンカウンタ: 169.5ポンド(76.88キロ)

<ライト級/5分3R>
ジョージ・カラキャニャン: 156ポンド(70.76キロ)
アダム・ピコロッティ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<175ポンド契約/5分3R>
ブレナン・ワード: 174.8ポンド(79.28キロ)
ブランドン・ベル: 173.8ポンド(78.83キロ)

<ヘビー級/5分3R>
デヴィオン・フランクリン: 262.75ポンド(119.18キロ)
サッド・ソウマ: 243ポンド(110.22キロ)

<ライト級/5分3R>
マンデル・ネーロ: 155.4ポンド(70.48キロ)
ニック・ブラウン: 155.2ポンド(70.39キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジェイロン・ベイツ: 136ポンド(61.69キロ)
クリス・ディソネル: 135.2ポンド(61.32キロ)

<ライト級/5分3R>
アビブ・ゴザリ: 155.8ポンド(70.66キロ)
ボビー・キング: 156ポンド(70.76キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ディアナ・ベネット: 125.4ポンド(56.88キロ)
ジャスティン・キッシュ: 125.6ポンド(56.97キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョーダン・ニューマン: 185.6ポンド(84.18キロ)
コディ・ハーバート: 188.6ポンド(85.54キロ)

<ライト級/5分3R>
ジャスティン・モンタルヴォ: 154.2ポンド(69.94キロ)
コーリー・サミュエルズ: 155.4ポンド(70.48キロ)

<フェザー級/5分3R>
アイザイア・ホキット: 145.8ポンド(66.13キロ)
セオドア・マキュカ: 145.2ポンド(65.86キロ)

<ウェルター級/5分3R>
オーランド・メンドーサ: 170.6ポンド(77.38キロ)
ジョナサン・ディロレンゾ: 169.8ポンド(77.01キロ)

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BELLATOR Bellator266 MMA ジェイソン・ジャクソン ネイマン・グレイシー ブログ マーク・レミンガー

【Bellator266】グレイシーとシュートボクセの融合。ネイマンがアッパー、エルボーでKO勝ち

<ウェルター級/5分3R>
ネイマン・グレイシー(ブラジル)
Def.1R1分27秒by TKO
マーク・レミンガー(米国)

ジャブを伸ばすネイマン。左フックで迎え撃ったレミンガーが、ジャブを打たれる。右ボディから組んだネイマンが、ケージに押し込んでいく。エルボーを入れて離れたネイマンは、ワンツーに続き再び組むと思いきや右アッパーを打ち込む。動きが止まったレミンガーは連打を受け、一度は右を返すがかわしたネイマンが右エルボーを打ち込む。ネイマンは左右のフックを連続で打ちこみ、レフェリーが両者の間に割って入った。

「もう相手をテイクダウンする必要はない。でも、テイクダウンするとね……。フウゥ。トップ、MVPと戦いたい。いつも断れる。そして、ジェイソン・ジャクソンと再戦したい」とネイマンは話した。そして叔父ヘンゾ、打撃の指導を受けるKINGS MMAのハファエル・コルデイロ(!!)と記念写真に収まった。


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BELLATOR Bellator262 Bellator265 MMA YouTube   ジョージ・カラキャニャン ソウル・ロジャース ネイマン・グレイシー ハーラン・グレイシー フィル・デイヴィス ブログ ヨエル・ロメロ

【Bellator265】計量終了 グレイシー・ファンダメタルMMA炸裂? ヘウソンの息子ハーラン出陣

【写真】なぜ、グレイシー達はMMAに挑戦し続けるのだろうか (C)

18日(土・現地時間)にカリフォルニア州サンノゼのSAPセンターで開催されるBellator265「Davis vs Romero」の計量が行われた。

Strikeforce時代からビッグショーが行われてきたスコット・コーカーのベースに、Bellatorが2年振りに戻ってきた。ヨエル・ロメロ✖フィル・デイヴィスがメインの今大会、全12試合中メインの女子フライ級でアレハンドラ・ララと対戦するディアナ・ベネットが4.2ポンドオーバー、キャッチウェイト戦で戦うことに。


10月から11月にかけてロンドン~フェニックス~モスクワ、そして11月のダブリンと大西洋を行き来するベラトール。ビッグショー前のハウスショー的なラインナップにメインカードでフェザー級GP敗退後、ライト級に転向して最後の挑戦を続けるジョージ・カラキャニャンが、同様にライト級転向で勝負を賭けるソウル・ロジャースと対戦する一番は楽しみだ。

またウェルター級にネイマン・グレイシーが出場する以外にも、プレリミのウェルター級でもハーラン・グレイシーがサークルケージ初陣を迎える。

父はヘウソン・グレイシー、IBJJF競技柔術ではなく護身を考えたエリオ系のグレイシーの次男に柔術の手ほどきを受けたハーラン、2007年10月以来13年11カ月振りのMMAとなる。

当然ハーランはMMA、いやバーリトゥードの戦い方を父に伝授るされてはいるが、現代MMAとは意が異なる身を守り、生き残るための術を身につけているという方が正しい書き記し方か。クローズドを取り、相手を攻めさせない。ただしスコアでは不利という戦いをハーランは躊躇なくしてきそうだ。

と同時に、ハーランはIBJJF競技柔術で外掛けの足関節で失格になったこともあり、グレイシー流のストレートフットフックの使い手でもある。2年前にF2Wに出場した時は、トレアドールパスから競技柔術ならアドバンが入るという展開を創っていたにも関わらず、なぜかレフェリー判定で敗れているハーランだが、グレイシー柔術のファンダメタルが現代MMAで蘇るのか──興味深い。

■視聴方法(予定)
8月19日(日・日本時間)
午前8時00分~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前11時~Main Card: Bellator MMA YouTube Channel

■ Bellator262計量結果

<ライトヘビー級/5分3R>
ヨエル・ロメロ: 205.4ポンド(93.16キロ)
フィル・デイヴィス: 206ポンド(93.44キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ネイマン・グレイシー: 170.6ポンド(77.38キロ)
マーク・レミンガー: 169.9ポンド(77.06キロ)

<女子フライ級/5分3R>
デアナ・ベネット: 129.2ポンド(58.6キロ)
アレハンドラ・ララ: 125.2 ポンド(56.78キロ)

<ライト級/5分3R>
ジョージ・カラキャニャン: 155.6ポンド(70.57キロ)
ソウル・ロジャース: 155.7ポンド(70.62キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
クリスチャン・エドワーズ: 204.3ポンド(92.66キロ)
ベン・パリッシュ: 205.6ポンド(93.25キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
グラント・ニール: 204.1ポンド(92.57キロ)
アレックス・ポリジィ: 204.9ポンド(92.94キロ)

<ミドル級/5分3R>
ハリド・ムルタザリエフ: 185.3ポンド(84.05キロ)
アンソニー・アダムス: 185.3ポンド(84.05キロ)

<175ポンド契約/5分3R>
アブラハム・ベイサ: 175ポンド(79.37キロ)
アルバート・ゴンザレス: 175ポンド(79.37キロ)

<バンタム級/5分3R>
ボビー・セロニオ2世: 135.4ポンド(61.41キロ)
エリン・ハンター: 135.9ポンド(61.64キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ハーラン・グレイシー: 171ポンド(77.56キロ)
シェーン・キーフ: 169.1ポンド(76.70キロ)

<フライ級/5分3R>
エドウィン・デロス・サントス: 125.3ポンド(56.83キロ)
ジョン・アダムス: 125.4ポンド(56.88キロ)

<130ポンド契約/5分3R>
ジェシー・デルガド: 129.5ポンド(58.74キロ)
ジョシュア・ディロン: 130ポンド(58.96キロ)

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Bellator255 Report ジェイソン・ジャクソン ネイマン・グレイシー ブログ

【Bellator255】ケージで目をこすったジェイソン・ジャクソン、ネイマン・グレイシーから3-0の判定勝ち

<ウェルター級/5分3R>
ジェイソン・ジャクソン(ジャマイカ)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ネイマン・グレイシー(ブラジル)

左ジャブを伸ばすジャクソン。ネイマンは左右のフックで前に出る。右を当てたネイマンだが、ジャクソンもワンツーを入れる。さらに右を伸ばしたジャクソンは、ローをキャッチしてきたネイマンのシングルを切って殴る。下になったネイマンはハーフから煽り、逆側のワキを潜ってバックに回る。

同時に両足をフックしたネイマンは、背中が伸びたジャクソンが手首を掴んでくるので時間を掛けてパンチを入れ、RNCを仕掛ける。ジャクソンが上を向いたというよりも、ネイマンが向かせた感があるなか、レフェリーがブレイクを命じる。ジャクソンの目がチェックされ、ネイマンが下からあおった際に金網で目をこすった模様だ。

それがブレイクの要因になるのも合点がいかないモノがあるが、マウントからリスタートされるとジャクソンはブリッジでリバーサルに成功する。立ち上がったジャクソンは、ボディロックからテイクダウンに成功するが、グラウンドには居座らない。試合はスタンドに戻り、ネイマンのボディロックを小外で切り返したジャクソンはトップを奪取。ネイマンはクローズドでラウンド終了を迎えた。

2R、ジャクソンがワンツー、蹴りを掴んだネイマンはテイクダウンからバックへ。立ち上がったジャクソンはワンフックを取られ、キムラグリップも切られる。それでもテイクダウン狙いを耐えて胸を合わせたジャクソンは、離れて打撃の間合いに戻る。

すぐに組み直したネイマンが、ボディロックテイクダウン。下になりかけたが、トップを取り切り、スクランブル狙いもボディロックで立たせない。両足を束ねて背中をケージに押しつけるネイマンは背中をつかせることはできなかったが、立たせないままで時間を迎えた。

3R、ジャクソンが右ロー、ネイマンは右オーバーハンドを当てる。ジャクソンも右を返すし、クリンチを許さないで回る。スピニングバックキックをボディに入れたネイマンだが、疲れてきたか……足が余り前に出なくなっている。ジャクソンはアイポークをアピールして、試合が中断する。時間を若干おいて再開後、ネイマンは拳の届く距離でジャブを見せ、クリンチから小外掛けへ。自ら倒れこんだことで、体重を預けられトップを許したネイマンは、両ワキを差してハーフバタフライ、さらに両足を四の字で挟み、腰を押しつつ左腕を差して立ち上がろうとする。

腕を変えて、同じ仕掛けのネイマンはウィザーで潰しにきたジャクソンに、スイープを仕掛けるも下のままで時間に。初回はネイマン、2Rもジャクソンは終盤にケージ際から立つことができず失ったか。最終回はトップにいたことでジャクソンが取ったことが予想されるが、果たして──。ジャッジは3者とも29-28でジャクソンを支持──2Rもジャクソンのラウンドだったということか。


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BELLATOR Bellator255 News アレハンドラ・ララ エマニュエル・サンチェス ジェイソン・ジャクソン ネイマン・グレイシー パトリシオ・フレイレ ブログ マゴメド・マゴメドフ ロジャー・フエルタ 渡辺華奈

【Bellator255】計量終了 ベラトール新時代。マゴメドフ、ネーロ×セイシャスらプレリミも見逃せない

【写真】プレリミながら見逃せないマゴメド・マゴメドフのベラトール2戦目(C)BELLATOR

1日(木・現地時間)、 2日(金・同)にコネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator255「Pitbull vs Sanchez」の計量が行われた。

メインでBellator世界フェザー級選手権兼ワールドGP準決勝を戦う挑戦者エマニュエル・サンチェスと、パトリシオ・フレイレはフェイスオフ後にインタビューが行われた。

まずサンチェスが「素晴らしい金曜日の夜になる。キリストが僕と一緒にいてくれる。キック、パンチ、ジャンピング・スピニングキック、勝利のためなら何でもする。でもシンプルにジャブ、クロス、拳で敗北を与え、僕が決勝へ行く」と話す。

続いてフレイレは「彼が危険な相手だ。でも最初から終わらせにいく」と語った。

日本から出場する渡辺華奈と対戦するアレハンドラ・ララは、蝶の羽を模したコスチュームを用意しスケールの上、フェイスオフ後にその羽を広げた。


今回、SHOWTIME中継第一弾のベラトールでは、その放送枠に入っていないプレリミが、チケット要員でない流れが続く強力な布陣、しかもニューカマーが動員されている。

ただし、ウェルター級で出場予定だった元ACBウェルター級王者のムカメド・ベルカモフは、3.8ポンドの体重オーバーでハーマン・テラドが対戦に応じず、この一戦は中止に。

さらにブラジルから17勝1敗のミドル級ファイター=ファビオ・アギラルも2.7ポンドの体重超過となったが、ハリド・ムルタザリエフ(※14勝2敗)はキャッチウェイト戦を了承している。

今回がベラトールで2戦目となるマゴメド・マゴメドフもプレリミでシージェイ・ハミルトンと戦う。徹底してテイクダウン&コントロールで組み勝つ試合が信条のマゴメドフ、どこまであのスタイルを貫き通すことができるのか、見ものだ。

LFAで連敗しながらベラトールで戦うチャンスを得て、2勝目を狙うヒカルド・セイシャスと、初勝利を狙うマンデル・ネーロのライト級など、プレリミも楽しみな試合が多い。

そしてプレリミとメインカードとの繋がりはコロナ禍前より強くなったベラトールだけに、ここで挙げた選手たちの試合は今後のメインカードをより楽しむためにも、ぜひとも押さえておきたいところだ。

それだけにムカメド・ベルカモフの試合の中止と、ファビオ・アギラルの契約体重戦──計量失敗が残念でならない。

■視聴方法(予定)
4月3日(土・日本時間)
午前7時~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前10時~Main Card: Bellator MMA YouTube Channel

■Bellator255計量結果

<Bellator世界フェザー級選手権&ワールドGP準決勝/5分5R>
[王者]パトリシオ・フレイレ: 144.1ポンド(65.36キロ)
[挑戦者]エマニュエル・サンチェス: 144.5ポンド(65.54キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ネイマン・グレイシー: 170ポンド(77.11キロ)
ジェイソン・ジャクソン: 170.9ポンド(77.51キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ティレル・フォーチュン: 251.2ポンド(113.94キロ)
ジャック・メイ: 264.3ポンド(119.88キロ)

<ライト級/5分3R>
ウスマン・ヌルマゴメドフ: 155.2ポンド(70.39キロ)
マイク・ハメル: 155ポンド(70.31キロ)

<女子フライ級/5分3R>
アレハンドラ・ララ: 124.2ポンド(56.33キロ)
渡辺華奈: 124.8ポンド(56.6キロ)

<バンタム級/5分3R>
マゴメド・マゴメドフ: 135ポンド(61.24キロ)
シージェイ・ハミルトン: 134.4ポンド(60.96キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ムカメド・ベルカモフ: 173.8ポンド(78.83キロ)
ハーマン・テラド: 169.5ポンド(76.88キロ)

<ライト級/5分3R>
マンデル・ネーロ: 154.9ポンド(70.26キロ)
ヒカルド・セイシャス: 154.9ポンド(70.26キロ)

<ミドル級/5分3R>
ファビオ・アギラル: 187.7ポンド(85.13キロ)
ハリド・ムルタザリエフ: 183.6ポンド(83.27キロ)

<160ポンド契約/5分3R>
ロジャー・フエルタ: 159.4 ポンド(72.3キロ)
クリス・ゴンザレス: 159.2 ポンド(72.21キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジョゼ・アウグスト: 203.2ポンド(92.16キロ)
ジョナサン・ウィルソン: 204.2ポンド(92.62キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ローマン・ファラルド: 171.1ポンド(77.6キロ)
トレバー・グッデ: 170ポンド(77.11キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョーダン・ニューマン: 185.1ポンド(83.95キロ)
ブランコ・ビシック: 183.8ポンド(83.41キロ)

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BELLATOR Bellator246 Report ジョン・フィッチ ネイマン・グレイシー ブログ

【Bellator246】ネイマン・グレイシーのサドルから内ヒールに敗れたジョン・フィッチが現役引退!!

<ウェルター級/5分3R>
ネイマン・グレイシー(ブラジル)
Def.2R4分47秒by ヒールフック
ジョン・フィッチ(米国)

サウスポーのフィッチは左ボディを届かせ、ネイマンが右を当てる。左を当ててケージにネイマンを押し込んだフィッチは左を差して腿にヒザ蹴り、さらにダブルアンダーフックへ。ネイマンは左腕を差しかえし、小外掛け。すかしてトップをキープしたフィッチに対しネイマンはサドルを作ってヒールから、リバーサルに成功する。

足を一本抜いたネイマンは、腰を下げてケージ際に移動したフィッチのバックに回る。背中に乗り、前に落とされながら腕十字の態勢を取ったネイマンは背中をつけ、足をすくいつつオモプラッタへ。体を跨いでフィッチが耐えると、時間となった。

2R、フィッチはオーソに構えを変えて前進も、ネイマンに右を合わさせる。下がりながら再び右を入れたネイマンは、ダブルレッグでテイクダウンに成功する。ケージを背負って座るフィッチはシングルをがぶられ、立ち上がると金網に押し込まれた状態が続く。ネイマンはエルボーを頭を下げてかわし、右のパンチのタイミングで離れる。

パンチを振るいつつ組んで、バックに回ったネイマン、フィッチは胸を合わせるが、ダブルレッグで倒される。スタースイープの仕掛けから横回りで背中を譲ったフィッチに対し、ネイマンはマウントとは逆方向でボディをフックし、体をスライドさせてサドルへ。そのまま内ヒールでタップを奪った。

とフィッチはコールの前にグラブをキャンバスに置いて引退の意思表示を行い、「長い旅だった。ケージの外のころもあるし、その時が来たんだ。数年前にジェイク・シールズと戦った時から、負けたら辞めようと思っていた。ローリーとの試合はドローだったから、また戻ってきたんだ。ネイマンは僕が身を引くのにパーフェクトな相手だったよ。彼がリマと戦うために、一緒に練習させてほしいぐらいだ。皆、ありがとう」と話した。

ネイマンは「彼はオールタイムでベストのウェルター級ファイターだった。皆は彼の試合スタイルを嫌うけど、本当に強い相手に勝っていた。僕的には彼はローリー・マクドナルドに勝っていたからチャンピオンなんだ。ジョン・ダナハーに感謝している。彼のシステムで勝てた。同じ勝ちたいなら、彼のDVDを買ってくれ」とインタビューでコメントした。