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MMA UFC UFC269   アマンダ・ヌネス アレックス・ペレス カイ・カラフランス サンチアゴ・ポンジニビョ シャーウス・オリヴェイラ ショーン・オマリー ジュリアナ・ペニャ ジリアン・ロバートソン タイ・ツイバサ ダスティン・ポイエー ダン・イゲ デリック・ミナー ドミニク・クルーズ パウリアン・パイヴァ ペドロ・ムニョス ミランダ・マーヴェリック ライアン・ホール ランディ・コスタ

【UFC269】計量終了 王者オリヴェイラ「神は僕とある」×ポイエー「大勝負だ」。ペレスは4戦連続中止

【写真】どちらかといえば王者がクールで、エキサイトしているのは挑戦者だった(C)Zuffa/UFC

11日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで開催されるUFC269「Oliveira vs Poirier」の計量が、10日(金・同)に行われた。

2021年最後のPPV大会のメインはUFC世界ライト級選手権試合=王者シャーウス・オリヴェイラ×挑戦者ダスティン・ポイエーだ。

先に登場したポイエーはスケールの上でベルトを巻くというポーズ。続いてサングラス姿で体重計に乗った王者オリヴェイラはシャウトし、思わずダナ・ホワイトが割って入るほどの勢いでポイエーに詰め寄る。

それでも冷静な表情だったオリヴェイラに対し、かなり興奮し鼻息も荒くなっていたポイエーは「大勝負だ。もう一度、皆の前に頂点に立つためにやってきた。もうミスはしない。レッツゴー」と叫び、両手を高々と掲げた。

対照的に落ち着いたままのオリヴェイラは「何千という見方が彼にいても、神は僕とある。やってやるよ」と話した。


コメインはアマンダ・ヌネスとジュリアナ・ペニャがUFC世界女子バンタム級王座を賭けて戦う。

まず「素晴らしい機会をえることができ、ここにいる皆に感謝している。すごくワクワクしているし、準備は十分。明日はファイアーワークスになる」という言葉を噛んだペニャは笑顔を見せた。

対して養女を抱いてインタビューを受けたヌネスは「皆と今夜会えて、すごくハッピーよ。彼女はライオンハートをまだ正面切って体感したことがないの。ベルトはどこにも行かないわ。皆ぁ、明日ね」といつも通りの意気揚々ぶりだった。

フライ級初戦でカイ・カラフランスと相対するコディ・ガーブラントはセレモニアル計量ということもあり、しっかりとリカバリーの後も見え、問題なく本来のパフォーマンスを期待できそうだ。そのカーブラント、カラフランスの首を掻っ切ってやるポーズに、思わず浮かべた笑みが非常に頼もしく見えた。

胸のタトゥーと同じカラーに髪の毛を染めたショーン・オマリーは、パウリアン・パイヴァとのフェイスオフでヌッと顔を前に出し、威圧感十分。パイヴァも笑顔で流す余裕の表情だった。

髭を蓄えたドミニク・クルーズは、笑顔で登壇したペドロ・ムニョスを相手に非常に厳しい表情を浮かべ、しっかりと握手して別れた。またアレックス・ペレスと対戦予定だったマット・シュネルが体調不良でドクターストップに。残念ながら両者の対戦は3度目も実現せず、ペレスは4試合連続でファイトの機会を失うことになってしまった。

■視聴方法(予定)
12月12日(日・日本時間)
午前7時30分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWライブ

■UFC269計量結果

<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者] シャーウス・オリヴェイラ: 155ポンド(70.31キロ)
[挑戦者]ダスティン・ポイエー: 154.5ポンド(70.08キロ)

<UFC世界女子バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者] アマンダ・ヌネス: 134.5ポンド(61.0キロ)
[挑戦者] ジュリアナ・ペニャ: 135ポンド(61.24キロ)

<ウェルター級/5分5R>
ジェフ・ニール: 170.5ポンド(77.34キロ)
サンチアゴ・ポンジニビョ: 169.5ポンド(76.88キロ)

<フライ級/5分3R>
カイ・カラフランス(ニュージーランド)
コディ・ガーブラント(米国)

<バンタム級/5分3R>
ショーン・オマリー: 135.5ポンド(61.46キロ)
パウリアン・パイヴァ: 135.5ポンド(61.46キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョシュ・エメット: 145.5ポンド(66.0キロ)
ダン・イゲ: 146ポンド(66.22キロ)

<バンタム級/5分3R>
ペドロ・ムニョス: 135.5ポンド(61.46キロ)
ドミニク・クルーズ: 135ポンド(61.24キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アウグスト・サカイ: 263.5ポンド(119.52キロ)
タイ・ツイバサ: 264 ポンド(119.74キロ)

<ミドル級/5分3R>
ブルーノ・シウバ: 186ポンド(84.37キロ)
ジョーダン・ライト: 186ポンド(84.37キロ)

<ミドル級/5分3R>
アンドレ・ムニス: 185.5ポンド(84.14キロ)
エリク・アンダース: 185.5ポンド(84.14キロ)

<女子フライ級/5分3R>
エリン・ブランクフィールド: 125.5ポンド(56.92キロ)
ミランダ・マーヴェリック: 125ポンド(56.7キロ)

<フライ級/5分3R>
アレックス・ペレス: 125.25ポンド(56.81キロ)
マット・シュネル: 126ポンド(57.15キロ)

<フェザー級/5分3R>
ライアン・ホール: 145.5ポンド(66.0キロ)
デリック・ミナー: 146ポンド(66.22キロ)

<バンタム級/5分3R>
ランディ・コスタ: 136ポンド(61.69キロ)
トニー・ケリー: 134.5ポンド(61.0キロ)

<女子フライ級/5分3R>
プリシーラ・カショエイラ: 129ポンド(58.51キロ)
ジリアン・ロバートソン: 125ポンド(56.7キロ)

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Interview Special UFC ケイシー・ケニー ドミニク・クルーズ ブログ 弥益ドミネーター聡志

【A View of Dominator】弥益ドミネーター聡のドミネイター論─01─ドミニク・クルーズ✖ケイシー・ケニー

【写真】ドミニク・クルーズLOVEといえば水垣偉弥、大宮司岳彦、そして弥益ドミネーター聡志。いわば今回はドミネイトできていない試合なので、特別編ということになる (C)Zuffa/UFC

MMAには様々な勝ち方がある。完勝といえば、秒殺KOであったり、一本勝ちを指すのかもしれない。その一方で、完封勝利──一方的に試合を支配するのもMMAにおける完勝劇の一つであることは間違いない。

MMAPLANETでは弥益ドミネーター聡志による、完全支配マッチを振り返ってもらう新規格、A view of Dominatorをスタート。

第1回はいきなり企画の主旨から外れるが、ドミニク・ドミネイター・クルーズが3月6日に戦ったケイシー・ケニー戦を弥益に解説してもらった。


──勝手ながらMMAPLANETにおけるドミネイター解説員として、試合を思い切りドミネイトした選手について語ってもらうという新企画。今回は決してドミネイトしていないですが、第1回ということでドミニク・ドミネイター・クルーズのケイシー・ケニー戦について、ドミネーターの話をお伺いしたいと思います。事前の予想では、勝てないことも十分にある試合だったかと。

「ケイシー・ケニーの試合をあまりしっかりと見たことがなかったですが、柔道ベースだということは知っていまいした。最近の試合をチェックすると、あくまでも打撃で試合を組み立ています。柔道のスキル、組みの強さをテイクダウンディフェンスに回している選手だという印象が強かったです。

そういうことを考えると、このところテイクダウンがとれていないドミニク・クルーズからすると余計に厳しい相手かと思っていました」

──今の選手は、ドミニクの動きに惑わされずに、自分のやるべきことをやるという姿勢が見られます。もちろん、ケイシー・ケニーもドミニクに惑わされないだろうと。

「そうですね。自分のやりたいことをやっていますしね。それにテイクダウンができても、すぐにスクランブルになる。ドミニクは立たれても、倒す。また立たれても倒す。そうやって削ることが以前はできていたのですが、テイクダウンが取れないと逆に削られる。そういう試合になるかもしれないという気はしていました」

──実際に初回などは、そういう風になりそうな試合展開でした。

「そうですね。いきなりテイクダウンを仕掛けました。何の布石もなく、仕掛けた。あのシーンを見て、圧力負けしているんじゃないかという風に見えました。自分からテイクダウンを取りに行ったのではなく、取りに行かされていた。それは試合全般を通しても、ドミニクが能動的にテイクダウンを取りに行っているシーンはあまり見られなかったです」

──動かされていると?

「ハイ、圧力を掛けられて追い込まれてつい行ってしまうという動きに見えることが凄く多かったです。圧で負けているので、上体が一度起きてからテイクダウンを仕掛けているとか。

もちろんケイシー・ケニーのテイクダウンディフェンスが凄く強いのがあってですが、以前のように相手の反応をワンテンポ遅らせるということができていなかったです」

──それでいて、以前になかった動きも見られました。

「それが新しく採り入れたのか、落ちたからそうなったのか……。試合を通してみて、構えてしまっていた場面も多かったと感じました。オーソでしっかりと構えを取ることが多かった。ケイシー・ケニーのローキックが走っていたので、前足を削られてしまったとところもあります。

連勝していた頃のドミニクって、構えていない時間がもっと多かったです」

──右なのか、左なのか。何が出てくるのか分からないという。

「本人にしか分からない感覚があって、あの戦い方ができていたと思います」

──実際に唯一無二で、同じ戦い方をできる選手は他にいないですしね。

「特化し過ぎて、他に伝えられるモノじゃないのでしょうね」

──その戦いがなかなかできなくなっている……。

「ハイ、今回の試合も流れを掴んでいるのはケイシー・ケニーでした。ドミニクはテイクダウンが取れずに削られていく──まさに、その流れになっていたと思いました。でも、結果としてドミニクが持っていった。

結局……簡単な言葉なんですけど、気持ちの部分なんだと。ドミニクって足を止めての打ち合いができる選手なのに、敢えてあの足を使ってシャッフルと呼ばれる構えを小刻みに変えた戦いをしていたのでしょうね。

楽をするためでなく、勝つために厳しいことを追求してあのスタイルになっていた。結果として、ドミニクのやろうとしていることはキツイことだった。その形が、以前はシャッフルして動きまくってテイクダウンを取るというスタイルでした。

今回の試合は、見た目は変わりました。見ている人への映り方も変わった。でも、ドミニクは勝つために自分にとって一番厳しいことをする。それは同じなんだと……僕は正直、感激してしまいました」

<この項、続く>

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Report UFC UFC259 ケイシー・ケニー ドミニク・クルーズ ブログ

【UFC259】足を止めての打ち合いから、ニータップを決めたドミニク・クルーズがケニーに競り勝つ

<バンタム級/5分3R>
ドミニク・クルーズ(米国)
Def.2-1:30-27.29-28.28-29
ケイシー・ケニー(米国)

前に出るケイシー、直ぐにテイクダウンを狙ったドミニクをがぶってヒザを繰り出す。離れたケイシーに右ローから右ハイを見せたドミニクは、ワンツーをかわして後ろ回し蹴りをキャッチしに行く。リリースし、踏み込みから小内刈りという珍しい動きを見せたドミニクが直後に右ハイを放つ。

ロー&ミドルから右を当て、左右に回るドミニクは元々あるシャッフルにアップグレードした動きを見せている。右ハイに左フックを合わせていったケイシーは、右を被弾しバランスを崩す。と右オーバーハンドに続き、ボディを右で決めたドミニクはワンツーをダックでかわして右を当てる。

ケニーも左を当てるが、右ミドルを蹴られる。直後に左ローを入れたケニーは、この左ローを継続的に入れヒザ蹴りを繰り出す。ドミニクは左ミドルを蹴られ、右ローを返すがローが効かされた感もある初回の終盤だった。

2R、左を振るって前に出るケニーに対し、体を大きく振ってパンチを狙うドミニクだが左ローでバランスを崩す。ニータップをスプロールしたケニーは左ローを続け、ローからパンチを伸ばす。ドミニクは右ハイ、右ストレートを繰り出すも左ローを受ける場面は続く。

ケニーはテイクダウン防御力が高く、ハイを受けてローを返す。さらに左ストレートを当てたケニーに飛び込んでドミニクが左を当てる。ステップを封じられ、左足を蹴られるドミニクがボディを入れる。さらに左フックから連打を見せたドミニクは、ステップインと同時に右を当てる。ケニーは左ローを返し、ワンツー。ドミニクは左を被弾し、テイクダウン狙いはがぶりの役割を果たしたアームインギロチンで阻まれた。

2Rは確実に失っているドミニク、初回を取っていたとしても最後の5分を取る必要がある。まず右ハイ見せ、フックに繋げるドミニクはテイクダウンを徹底して切るケニーに対して、ケージに押し込むとついにシングルで背中をつかせる。ケニーのギロチンを防ぎ、サイドで抑えたドミニクは頭を抱えられた状態でハーフへ。続いて頭を抜いたドミニク、ケニーはシングルから立ち上がる。

スタンドに戻ると、動きが落ち体が揺れるようになったケニーだが右を当てる。ドミニクはテイクダウン狙いを切り、右を振るう。ケニーは右を当て、左を被弾すると──なんとドミニクが足を止めての打ち合いへ。ここで打ち勝ったドミニクは、右を入れボディへ。ケニーはダブルレッグ、切ったドミニクがヒザを突き上げる。

両者、完全に疲れた中でドミニクがダブルレッグからニータップを決める。ケージに押し込んだドミニクは、クローズドガードの中からパンチを入れ、最後は上体を起こしてパウンドを落とし、コントロール。洗練された最新MMAでななく、根性の打撃戦のなかで代名詞といえるニータップを決めたドミニクはスプリット戦で勝ち切り、静かに頷いた。

「以前のようにテイクダウンは重視されていないけど、MMAはミックスドアップするものだろう? 最初の2Rのケイシーのペースは予想していなかった。僕のペースについてきたね。次? タスクを見つけてトライする。ずっとそうやってきた」とドミニクは話した。


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【UFC259】計量終了 ジョーンズ、メディッチ、アルバーグ。アーリープレリミも注目カードがズラリ

【写真】上背でアデサニャが、ブラボヴィッチを上回っている?! (C)Zuffa/UFC

6日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC259「Blachowicz vs Adesanya」の計量が、5日(金・同)に行われた。

UFC世界ライトヘビー級選手権試合=王者 ヤン・ブラボヴィッチ✖チャレンジャーUFC世界ミドル級王者イスラエル・アデサニャ、UFC世界女子フェザー級選手権試合=王者アマンダ・ヌネス✖挑戦者ミーガン・アンダーソン、UFC世界バンタム級選手権試合=王者ピョートル・ヤン✖挑戦者アルジャメイン・ステーリングというトリプルクラウンに加え、メインカードからプレリミまで気になるカードが、並びに並んでいる今大会。


まずアーリー・プレリミの第1試合にトレヴィン・ジョーンズが出場する。

PXCからTOP FC、そしてACAを経てDEEPにも来日したグアムのジョーンズは、昨年に8月に劇的な大逆転KOでチムール・ワリエフという強豪を下しながら、マリファナの服用で勝利を取り消され今回が仕切り直しの一戦となる。

対するマリオ・バウティスタはCombate AmericasやLFAからUFCへステップアップ。コーリー・サンドハーゲンには敗れたものの、元DEEP王者キム・ジンス、元LFA王者マイルズ・ジョンズに勝利している実力者だ。ワリエフ戦同様に苦戦は避けられないジョーンズが、どのような戦いを見せるか。

アーリー・プレリミ第2試合に出場のウロス・メディッチは昨年8月にコンテンダーシリーズで見事なパウンドTKO勝ちを収め、ダナ・ホワイトに見初められたファイターだ。

KINGS MMAでハファエル・コルデイロに師事するセルビア人ファイターのメディッチ、どのようやUFCキャリアのスタートを切るのか。

メディッチと同様に昨年のコンテンダーシリーズから注目のデビューを果たすのが、カーロス・アルバーグだ。

アデサニャのトレーニング・パートナーのアルバーグは、NZのトップ・キックボクシング・プロモーションであるKing Of the Ringの8人制トーナメントを100キロと92キロ級で制している。アデサニャが86キロ級と100キロ級で3度頂点に立っているに続く、マルチ王者がアルバーグだった。

打撃の強さは絶対的。組みは未知数のアルバーグだけに、ハードヒッター=ケネディ・ンゼチェクウとは手の合う顔合わせといえるだろう。

さらにキャリア13勝0敗のショーン・ブレイディと豪州の親子鷹ジェイク・マシューズのウェルター級戦ら、他プロモーションならメインカードでもおかしくないカードがアーリー・プレリミから見られる。

プレリミではドミニク・クルーズ✖ケイシー・ケニー、ソン・ヤードン✖カイラー・フィリップスという2つのバンタム級戦と、ジョセフ・ベナビデス✖アスカル・アスカロフ、ホジェリオ・ボントリン✖カイ・カラフランスのフライ級マッチが組まれているが、アスカロフが今大会唯一の体重オーバーとなり、127ポンド契約マッチとなった。

WEC世代の生き残りベナビデスにとって、厳しくタフなアスケロフと背水の陣で戦うマッチアップだ。

群雄割拠のバンタム級の覇権争い、アデサニャがチャンプ・チャンプを目指すメインイベント。ここで注視したいのはアデサニャの体重がリミットより5ポンド近く軽いということ。ブラボヴィッチはリカバリーが見込まれるため、このライトヘビー級世界戦はパワー&瞬発力✖スピード&タイミングの争いとなりそうだ。

■視聴方法(予定)
3月7日(日・日本時間)
午前8時~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOライブ

■UFC259計量結果

<UFC世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者] ヤン・ブラボヴィッチ: 205ポンド(92.99キロ)
[挑戦者]イスラエル・アデサニャ: 200.5ポンド(90.94キロ)

<UFC世界女子フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者] アマンダ・ヌネス: 145ポンド(65.77キロ)
[挑戦者]ミーガン・アンダーソン: 144.5ポンド(65.54キロ)

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者] ピョートル・ヤン: 135ポンド(61.24キロ)
[挑戦者]アルジャメイン・ステーリング: 134.5ポンド(61.0キロ)

<ライト級/5分3R>
イスラム・マカチェフ: 156ポンド(70.76キロ)
ドリュー・ドパー: 156ポンド(70.76キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
チアゴ・マヘタ: 206ポンド(93.44キロ)
アレクサンドル・ラキッチ: 206ポンド(93.44キロ)

<バンタム級/5分3R>
ドミニク・クルーズ: 136ポンド(61.69キロ)
ケイシー・ケニー: 136ポンド(61.69キロ)

<バンタム級/5分3R>
カイラー・フィリップス: 136ポンド(61.69キロ)
ソン・ヤードン: 135.5ポンド(61.46キロ)

<フライ級/5分3R>
ジョセフ・ベナビデス: 125.5ポンド(56.92キロ)
アスカル・アスカロフ: 127ポンド(57.6キロ)

<フライ級/5分3R>
カイ・カラフランス: 125.5ポンド(56.92キロ)
ホジェリオ・ボントリン: 126ポンド(57.15キロ)

<フライ級/5分3R>
ティム・エリオット: 125.5ポンド(56.92キロ)
ジョーダン・エスピノーサ: 126ポンド(57.15キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
カーロス・アルバーグ: 205.5ポンド(93.21キロ)
ケネディ・ンゼチェクウ: 205ポンド(92.99キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ショーン・ブレイディ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ジェイク・マシューズ: 169.5ポンド(76.88キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
リヴィア・ヘナタ・ソーサ: 116ポンド(52.62キロ)
アマンダ・レモス: 116ポンド(52.62キロ)

<ライト級/5分3R>
ウロス・メディッチ: 156ポンド(70.76キロ)
アーロン・クルーズ: 155ポンド(70.31キロ)

<バンタム級/5分3R>
トレヴィン・ジョーンズ: 134.5ポンド(61.0キロ)
マリオ・バウティスタ: 135.5ポンド(61.46キロ)

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Interview UFC UFC259 ケイシー・ケニー ドミニク・クルーズ ブログ

【UFC259】ケニーを完全解析。ドミニク・クルーズ─02─「穴がなくなっている。判断力がカギを握る」

【写真】この雄姿、あと何度目にデキるか分からない。全ての瞬間を目に焼き付けたい (C)Zuffa/UFC

6日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC259「Blachowicz vs Adesanya」。

トリプルクラウンが実現する今大会は、プレリミメインにドミニク・クルーズが出場し、ケイシー・ケニーと対戦する贅沢このうえないイベントとなっている。

今やドミニクは世界最高のファイターだけでなく、史上最強の名解説者としての地位を確立している。MMAの進化に伴った──ファンの目を養い、MMAをリードする立場となったドミニクらの努力の結晶こそ、対戦相手ケニーのような実力ある若い選手が大いなる台頭といえる。

そんなドミニクが、自らの試合を解析してくれた──MMAマニア垂涎のインタビュー後編を楽しんでほしい。

<ドミニク・クルーズ・インタビューPart.01はコチラから>


──ドミニクとDCのやり取りを耳にしていると、『あぁ2つのMMAの見方を解説してもらっている』と思えるようになったんです。

「それこそが、今のMMAが以前とは違うという点に尋ねられた回答になるんだ。このスポーツも10年、20年と歴史を重ね、ファイターの技術力も進化した。その進化と選手たちの努力を人々に理解してもらう解説が必要になってくる。ファンのMMAを見る目を養いたい。

それができるのが、僕やDC、ポール・フェルダーという選手たちの声だと思っている。選手たちが何をして、どう考えているのかを伝えることができるのは」

──そういう声を聞いて、MMAを始めたいと思う米国の子供たちは既に耳と頭でMMAを理解し始めて、実際に体を動かすので、それこそ成長のスピードが違うということですね。

「その通りだよ」

──そのようにMMAをリードする立場にあるドミニクですが、現役としてケイシー・ケニー戦について尋ねさせてください。彼の実力をどのように思っていますか。

「君はどう思う?」

──う~ん、一つ言えることはLFAの時などは柔道とレスリングをミックスしたテイクダウンとコントロールが強い選手だと思っていましたが、UFCでは圧倒的に打撃の強さを見せています。

「まさにその通りだよ、相当なウェルラウンダーだ(笑)。強力なグラップリングのバックグランドを持ち、打撃が強くなっている。

本当に若いニューカマーたちは、MMAで必要なことを何でも備えているんだ。スイッチして、レスリングと打撃を融合させ、相手のパンチを受けないスタイルを僕はクリエイトした。でも、今やそれが世界標準だ(笑)。誰もが、そんな戦いをしている。本当にMMAの進化は急激だよ。だからこそ、挑戦し甲斐があると思っている」

──ドミニクの戦い方を皆が理解しているということは、それだけドミニクにとっては攻略が難しくなっていることにならないでしょうか。

「オクタゴンに入れば、僕のアドバンテージは明らかになるよ。僕の戦いの理屈を皆は理解したとしても、僕と同じ動きはできない。今でも人とは違う戦い方ができる。と同時に対戦相手から穴がなくっているのも事実だよ。だからこそ、しっかりと観察する必要があるんだ。でも、そういう頭を使ったチェスマッチこそ、僕の得意とするところだからね。

キャリア16勝2敗1分。LFAで2階級制覇、暫定バンタム級王座を獲得した8日後の試合でUFCデビュー(C)Zuffa/UFC

ケイシー・ケニーはタフだ。

自分にパワーがあることを分かって戦いを組み立てている。それにさっきも言ったけど、グラップリングの技術力は相当高く、しかも成長過程にある。

打撃も同じように、見るたびに良くなっている。ただし、この階級でベストといえる領域には達していない。ケイシー・ケニーはどの局面でも強さを発揮できるタフなウェルラウンダーだからこそ、僕にとってこの試合を難しいものにする。それとサウスポーの時は、より警戒が必要だよ。

でも僕にはスピード、コンディションの良さ、そして判断力がある。ゲームプランに則して戦い、互いに動き続ける時、勝敗の行方を分けるのは正しい判断ができるかどうかだ。スマートさを争うチェスマッチになることは間違いない。つまり──この判断力という点がカギを握ることになるだろう」

──いやぁ……さすがのドミニク・クルーズです。素晴らしいアナライズに感謝します(笑)。ところでドミニクがケニーと戦う土曜日の夜は、バンタム級の世界戦があります。もし良かったら、勝利者予想をしてもらえないでしょうか。

「アルジャメイン・ステーリングはグラップリングのスペシャリストで、打撃力をつけてきている。ステーリングはテイクダウンをするためでなく、テイクダウンを止められた時にどのような打撃を繰り出すことができるのか。ピョートル・ヤンに勝てるかどうかは、そこの想像力の有無に掛かっているだろうね」

──いやぁドミニクの試合を見ることができるのは、最高にハッピーなのですが、UFC世界バンタム級選手権試合はドミニクの解説が聞きたかったです。

「アハハハハ。これからも、ずっと解説はできるから。でも、試合に出続けることはできない。だから、この簡単ではない試合で自分を試したい。テストできることを、楽しみたいんだ。

僕のコメンテイターとしての仕事は、この試合が終わってからまた楽しんでもらって、土曜日の夜はファイターとしての僕を楽しんでほしい」

──了解しました。今日はインタビューを受けていただき、本当にありがとうございました。

「こちらこそ、ありがとう。日本のMMAに関わる人達とファンの知識と広い心をリスペクトしている。そんな風にMMAを見てくれて、本当に感謝しているよ。サンキュー・ソー・マッチ」

■視聴方法(予定)
3月7日(日・日本時間)
午前8時~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOライブ

■UFC259対戦カード

<UFC世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者] ヤン・ブラボヴィッチ(ポーランド)
[挑戦者]イスラエル・アデサニャ(ニュージーランド)

<UFC世界女子フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者] アマンダ・ヌネス(米国)
[挑戦者]ミーガン・アンダーソン(豪州)

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者] ピョートル・ヤン(ロシア)
[挑戦者]アルジャメイン・ステーリング(米国)

<ライト級/5分3R>
イスラム・マカチェフ(米国)
ドリュー・ドパー(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
チアゴ・マヘタ(ブラジル)
アレクサンドル・ラキッチ(オーストリア)

<バンタム級/5分3R>
ドミニク・クルーズ(米国)
ケイシー・ケニー(米国)

<バンタム級/5分3R>
カイラー・フィリップス(米国)
ソン・ヤードン(中国)

<フライ級/5分3R>
ジョセフ・ベナビデス(米国)
アスカル・アスカロフ(ロシア)

<フライ級/5分3R>
カイ・カラフランス(ニュージーランド)
ホジェリオ・ボントリン(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
ティム・エリオット(米国)
ジョーダン・エスピノーサ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
カーロス・アルバーグ(ニュージーランド)
ケネディ・ンゼチェクウ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ショーン・ブレイディ(米国)
ジェイク・マシューズ(豪州)

<女子ストロー級/5分3R>
リヴィア・ヘナタ・ソーサ(ブラジル)
アマンダ・レモス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ウロス・メディッチ(セルビア)
アーロン・クルーズ(米国)

<バンタム級/5分3R>
トレヴィン・ジョーンズ(グアム)
マリオ・バウティスタ(米国)

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Interview UFC UFC259 ケイシー・ケニー ドミニク・クルーズ ブログ

【UFC259】ケニー戦前のドミニク・クルーズ─01─「成長するスピードは僕らの時代とは比較にならない」

【写真】どうやらスマホを手に持って、Zoomインタビューに答えてくれていたようなドミニクだ(C)Zuffa/UFC

6日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC259「Blachowicz vs Adesanya」。

メインのUFC世界ライトヘビー級選手権試合=王者 ヤン・ブラボヴィッチにUFCC世界ミドル級王者イスラエル・アデサニャが挑む一戦を筆頭に、UFC世界女子フェザー級選手権試合=王者アマンダ・ヌネス✖挑戦者ミーガン・アンダーソン、UFC世界バンタム級選手権試合=王者ピョートル・ヤン✖挑戦者アルジャメイン・ステーリングと3試合の世界戦を含む、15試合が組まれている同大会。

そのプレリミメインに元UFC世界バンタム級王者ドミニク・くるーズが出場し、LFA二階級王者からUFCに転じて5勝1敗のケイシー・ケニーと対戦する。35歳になったMMAに革命を起こした元王者、ガラスのヒザを持つ──世界をリードしてきたドミニクに、今回の試合と勝つ説業について話を訊いた。


──ドミニク・クルーズは唯一の無二の存在です。ただし、ここ10年は常に体調が不安要素であり続けました。

「過去2試合、僕は敗れている。そしてフィジカル・コンディションの面でいえば……決して良い状態ではなかった。コディー・ガーブラントと戦った時は肩を負傷しており、足の調子も良くなかった。あの年は3度の世界戦を戦い、少し厳しい1年だったからね。

言い訳でなく、体調面を尋ねられたから答えるんだけど、自分の肩のような気がしなかった。それにコディーは素晴らしい戦いをやってのけたしね。

ヘンリー・セフードと戦った時は3年半試合をしていない状態で、ショートノーティスの試合を受けた。そんなつもりはなかったけど、タイトル戦を戦ってみないかという要求にイエスと答えた。しかも、Covid19の感染拡大という普通ではない状況下でね。

あの試合から、僕はノンストップでトレーニングをしてきた。そして、全くケガがないんだ。試合前としては、本当に素晴らしい状態にある。ホント、こんなに良い体調でファイトできることが、とてつもなく嬉しいんだ。

ずっと体を気遣ってきた。今回は精神的にもケガのことを気にすることなく、戦いに集中できる状態で自分を試す戦いに臨むことができる。心身ともに素晴らしい状態で戦うことができてワクワクいているんだよ」

──フランキー・エドガーと並びステップやサークリング、相手を混乱させるスタイルでMMAに革命を起こしたドミニクですが、ここ数年のMMAの進化は凄まじいものがあります。WECからUFCで王座防衛戦を戦っていたころと比較し、今のMMAは何が一番違っていると考えていますか。

「技術的云々ではなく、今はMMAを戦う準備をするための設備、環境が以前とは全く違うということが一番に挙げられると思う。ジムの数も違うし、検索率市場になっている。つまりファイターになりたいと思う人間の数だけ、ファイターが生まれているんだ。

僕らがMMAを始め、WECで戦うようになった頃でさえMMAが許されていない地域はいくらでもあった。でも、今や世界中でどこに住んでいようが子供たちはMMAを目にすることができ、ネガティブな意見なんて耳に入ることがない。

そして凄く若いうちからMMAの一つの要素となるレスリング、柔道、柔術、キックボクシング、ムエタイを始めるだけでなく、全てをミックスしたMMAを学ぶことができる。

以前はMMAで戦うための準備する場所も限られ、対戦相手対策をするならトレーニング・パートナーを懸命に探す必要があった。

そんな練習仲間も生活するための仕事を持っていて、仕事を終えてからトレーニングするのが普通だった。でも、今は皆が練習だけしているんだよ。皆がいつでもジムに通えて、必要な練習はなんだってできる。

そして彼らはすぐに僕やフランキー・エドガー、デメトリウス・ジョンソン、チャック・リデル、ティト・オーティス、ランディ・クートゥアーが試行錯誤の上で身につけて、成果を残すことができた成功例を学ぶことが可能だ。そりゃあ成長するスピードは僕らの時代とは比較にならないだろう」

──ドミニク達がトライ&エラーで創り上げた強くなるための方程式を最初から学ぶことができるわけですね。それにファイトを視ると、ドミニク・クルーズのような素晴らしい解説者がMMAとは何たるものかをしっかりと説明してくれます。

「ありがとう。そう言ってもらえると嬉しいよ」

──アナリストという仕事をしているとドミニク自身も、どの階級のどのような選手の試合もチェックすることになります。今も自分の試合しか興味のない選手もいますし、自分の階級の試合しか見ない選手も多いかと思います。アナリストという仕事が、現役ファイターとしてのドミニク自身のアドバンテージになっていると感じることはありますか。

「時には違うこともあるけど、色々な面で役に立っているよ。色々な選手の試合を見て、ミスも見ることもある。そこで見たことに対して、考え過ぎて固まってしまうことも実際にはあるけど、アナリストの仕事で学んだことを、自分の試合に直結させるんじゃなくて、試合の準備期間なんかにゆっくりと試みてみるんだ。そうすることで、解説をすることで得た知識を自分の戦いに生かすことができる──こともある。

でもね、試合になればそんなことは考えず、自分の膨らんだ知識ではなく、自分ができる戦いをするんだ。頭でなく、体で戦うことが大切になってくる。アナリストとファイターと両立させるためには、スイッチのオン・オフは大切なカギを握ることになると思うよ」

──なるほどぉ。自分も以前は解説をしていたことがあるのですが、視聴者の耳障りをよくするために、一緒に解説している人と意見が違っても反論せず、そこを聞き入れて次の話題にいくということは少なくなかったです。それがドミニクはダニエル・コーミエーと一緒に中継するときなど、2人が自分の意見を曲げずに言い合いのようなやり取りが見られることがあり、凄く新鮮なんです。でも、空気を読む日本の中継ではこれはないなって(笑)。

「凄く楽しんでいるよ(笑)。DCはこのスポーツで最高のチャンピオンだ。それに解説者としての発言は、ただ自分のことをアピールするのではなくて、ファイターたちのことを分かってもらうために話すという責任がついて回る。だから、映像を見たり、本当に色々と勉強をして中継に向き合っているよ。

そして自分の意見には自信を持っている。自らも経験もそうだし、研究してきたモノに対する自分の考えを信じているからね。でもDCとは言い合っているわけじゃないんだ。時々、違う意見を述べ合っているだけで。ダニエル・コーミエーを言い負かそうなんて気は一切ないよ(笑)。彼は最高にスマートな相棒だからね」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
3月7日(日・日本時間)
午前8時~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOライブ

■UFC259対戦カード

<UFC世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者] ヤン・ブラボヴィッチ(ポーランド)
[挑戦者]イスラエル・アデサニャ(ニュージーランド)

<UFC世界女子フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者] アマンダ・ヌネス(米国)
[挑戦者]ミーガン・アンダーソン(豪州)

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者] ピョートル・ヤン(ロシア)
[挑戦者]アルジャメイン・ステーリング(米国)

<ライト級/5分3R>
イスラム・マカチェフ(米国)
ドリュー・ドパー(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
チアゴ・マヘタ(ブラジル)
アレクサンドル・ラキッチ(オーストリア)

<バンタム級/5分3R>
ドミニク・クルーズ(米国)
ケイシー・ケニー(米国)

<バンタム級/5分3R>
カイラー・フィリップス(米国)
ソン・ヤードン(中国)

<フライ級/5分3R>
ジョセフ・ベナビデス(米国)
アスカル・アスカロフ(ロシア)

<フライ級/5分3R>
カイ・カラフランス(ニュージーランド)
ホジェリオ・ボントリン(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
ティム・エリオット(米国)
ジョーダン・エスピノーサ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
カーロス・アルバーグ(ニュージーランド)
ケネディ・ンゼチェクウ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ショーン・ブレイディ(米国)
ジェイク・マシューズ(豪州)

<女子ストロー級/5分3R>
リヴィア・ヘナタ・ソーサ(ブラジル)
アマンダ・レモス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ウロス・メディッチ(セルビア)
アーロン・クルーズ(米国)

<バンタム級/5分3R>
トレヴィン・ジョーンズ(グアム)
マリオ・バウティスタ(米国)

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【UFC249】試合結果 コンディションは不完全も、選手たちは今、戦う意志を選手が見せつけた

9日(土・現地時間)、UFC249「Ferguson vs Gaethje」がフロリダ州ジャクソンビルのヴィアスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナで開催された。

ジャカレ・ソウザのコロナウィルス陽性という衝撃な事件があっても、大会は決行されメインでジャスティン・ゲイジーがトニー・ファーガソンを破りUFC暫定世界ライト級に王者に。

コ・メインではドミニク・クルーズをTKOで下し、UFC世界バンタム級王座の防衛に成功したヘンリー・セフードがケージ内で引退を宣言した。

世界各地がロックダウン、外出自粛という状況で準備をしてきたファイター達の動きは、やはり平時よりも見劣りした。しかし、それ以上に今、戦う強い意志が感じられる選手が多く──世界の最高峰を戦うファイターたちの生き様が見られるイベントだった。

ファイト・オブ・ザ・ナイト=ジャスティン・ゲイジー✖トニー・ファーガソン
パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト=ジャスティン・ゲイジーフランシス・ガヌー

試合結果は以下の通りだ。

UFC249「Ferguson vs Gaethje」
<UFC暫定世界ライト級王座決定戦/5分5R>
○ジャスティン・ゲイジー(米国)5R3分39秒
TKO
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×トニー・ファーガソン(米国)
<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
○ヘンリー・セフード(米国)2R4分58秒
TKO
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×ドミニク・クルーズ(米国)
<ヘビー級/5分3R>
○フランシス・ガヌー(カメルーン)1R0分20秒
KO
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×ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク(スリナム)
<150.5ポンド契約/5分3R>
○カルヴィン・ケイター(米国)3R
判定
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×ジャレミー・スティーブンス(米国)
<ヘビー級/5分3R>
○グレッグ・ハーディー(米国)3R
判定
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×ヨーガン・デ・カストロ(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○アンソニー・ペティス(米国)3R
判定
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×ドナルド・セラーニ(米国)
<ヘビー級/5分3R>
○アレクセイ・オレイニク(ロシア)3R
判定
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×ファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル)
<女子ストロー級/5分3R>
○カーラ・エスパルザ(米国)3R
判定
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×ミッシェレ・ウォーターソン(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○ヴィセンチ・ルケ(ブラジル)3R3分37秒
TKO
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×ニコ・プライス(米国)
<フェザー級/5分3R>
○ブライス・ミッチェル(米国)3R
判定
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×チャールズ・ロサ(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
○ライアン・スパーン(米国)3R
判定
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×サム・アルヴィー(米国)


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Report UFC UFC249 ドミニク・クルーズ ブログ ヘンリー・セフード

【UFC249】右フック後のダックにヒザを合わされドミニク、TKO負け。セフードは何と、引退宣言!!

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
ヘンリー・セフード(米国)
Def.2R4分58秒by TKO
ドミニク・クルーズ(米国)

コール時にシャッフルを披露しているドミニク。前後、斜めに動くドミニクに対し、セフードが前に出て右ローを蹴る。さらにセフードは前進に強烈な勢いで右ローを蹴り込む。ドミニクの最初のテイクダウン狙いは切られ、ローを左右の足に受ける。足を止めさせる戦術に出たのか、セフードは徹底してローを蹴り、その蹴り足を掴まれて姿勢を乱してもすぐに立ち上がる。

前への動きが少ないドミニクが、飛び込んでヒザ蹴り。キャッチしたセフードがテイクダウンを奪い、すぐにドミニクがスクランブルからスタンドに戻る。またもテイクダウンを取れなかったドミニクだが、がぶることは許さず立ち上がり、セフードの右をかわす。前に出て右から左フックを当てたセフードが左ハイ、ドミニクは右ローで体がよれる。ドミニクの前進をロー、入られるとフックで迎えうつセフードを、テイクダウンのフェイクで動かせるドミニク。右を振るっての組みを察知したセフードが初回を取った。

2R、オーソからスイッチして前足でハイを蹴ったドミニクに対し、ローから左ミドルをセフードが蹴っていく。姿勢を乱しても、生来の軸の強さがすぐに姿勢を戻すセフードが、サウスポーになったドミニクに右インサイドローを蹴る。パンチの交換から、離れたドミニクにローを続けるセフードは右ハイ、ドミニクはセフードの背後まで走り抜くという動きは見られない。

それでも右オーバーハンドを当て、左右のコンビを決めたドミニクはケージを背負い、ローを受ける。近距離をダックから回り、背後を取ったドミニクだが、セフードは前進を止めない。ローを蹴られたドミニクが、左ローを返す。セフードは左からのシングルを切り、間へ。右に回ったドミニクの動きに反応したセフードは、頭を振って踏み込むと頭が当たり出血。ブレイクが入るが、試合はすぐに再開される。その場跳びパンチから、左を見せたドミニクだが、右フック後に頭を下げたところでヒザ蹴りを受けて後方にダウンを喫する。

立ち上がる隙を与えず、距離を詰めて右を当て、ここから左のパンチをボディコントロールで連打しレフェリーが試合をストップ。ドミニクはストップに不満げの表情を浮かべたか、これは致し方ないところだ。

「俺は史上最高のコンバットスポーツ・アスリートだ」と言うや、なんとセフードは引退を宣言し、ケージを下りた。一方、ドミニクは「立ち上がるところだったから、納得はしていない。倒れていれば、納得するけどね。僕は立ち上がろうとしていた。立ちあがるところだったんだ」という主張を繰り返した。


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Preview UFC249 ドミニク・クルーズ ブログ ヘンリー・セフード

【UFC249】Last Minute シャッフルの終着点、スクランブルゲームの変化──セフード✖ドミニク戦を考察

Dominic【写真】あの日の強さは維持できているのか。そして、あの日よりも強さを手にしているのか(C)MMAPLANET

ジャカレ・ソウザがコロナウィルスに感染していることが判明するなど予断を許さない状況のなか、いよいよ9日(土・現地時間)にフロリダ州ジャクソンビルのヴィスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナでUFC249が開催される。

MMAPLANETではこのファイトウィーク、2016年12月30日以来の実戦がUFC2階級制覇からフライ級王座を返上したヘンリー・セフードの持つベルトへチャレンジとなったドミニク・クルーズに最大の注目をしてきた。

スイッチを多用し、上中下・左右と攻撃を散らし、それまでのMMAの概念を超えた前後の動きで革命を起こしたドミニクも、今や35歳を迎える。前進もそうだが、あのバックステップの速さと距離、当てない攻撃を触覚として、届く攻撃を割り出す──コンピューターのような動きが、これだけのブランクがあって再現できるのか。


いや再現できるだけでなく、セフードに勝利するには以前よりも強くなっていなければならない。別記事のDEEPフェザー級チャンピオン弥益ドミネーター聡志の見立てのようにセフードは対戦相手のステップワークに意に介さず、ガンガン前に出ていく。

そんなセフードだが、MMAからUFCデビュー後はもっと慎重にタイミングを計るような打撃を使っていた。それがBellator世界フェザー級&ライト級世界王者のパトリシオ・フレイレとトレーニングンをするようになり、殴られても殴るという意識を持つようになったのか、上手く戦うのではなく強く戦うようになり打撃の質が変化した。

ワイドスタンス、左足を前に踏み出し、まるで前屈立ちのような構えから、レスラー特有の鋭い踏み込みで右のパンチをボディ&顔面に入れ、蹴りも上中下と放つことができる。基本、右中心の攻撃だが、ここに五輪で世界の頂点にたったシングルレッグなどテイクダウンを加わることで、威力十分の右パンチの打ち出しが見えなくなるという強みがある。

対してドミニクのシャッフルMMAは、終着点がテイクダウンだ。打撃を散らし、相手も消耗させておいて、組んで倒す。ここからのコントロールが試合のコントロールとなり、対戦相手の思考を奪っていく。また組み伏せるだけでなく、水垣偉弥をKOしたようにMMA特有のスクランブル打撃にも長じている。

そんなテイクダウンからスクランブルゲームをドミニクはセフードに仕掛けることができるのか。攻撃の意識が強くなったセフードだが、テイクダウンを切る能力には一片の陰りも見られない。逆に綺麗に戦おうとしていたときより、力強さが増している。スプロール、がぶり、クレイドルからバック奪取とパワー溢れる流れで試合をコントロールできる。

当然のようにドミニクが胸を合わせてクリンチに入れたとしても、そこからの耐久力とカウンターとなるテイクダウン能力にしても、MMA随一といっても過言でないだろう。さらにいえばテイクダウンを奪った後も、試合を支配できるとは限らない。なんといってもドミニクが休養していた3年間で、MMAが最も進化したのは──このスクランブルゲームだ。テイクダウン防御も誰もが強くなったが、そこで距離が詰まった状態での打撃戦が増え、またテイクダウンも若干取れるという状況にはある。

しかし、ここから相手の背中をマットにつけさせ続けることは非常に困難になった。テイクダウンを奪ったとしても、クラッチをしっかりと握り、胸を合わせた状態で抑え込んだ先に待っているのはブレイクだ。こうなると抑え込んだ分だけ、力を消耗してしまう。だからいって、腰の辺りのクラッチでは到底立ちあがる力を制御できなくなった。それこそが、ここ3年のMMAだ。ならストップもされず、ダメージを与えるにはパウンドという手段があるが、そのためにスペースを与えると待っていましたとばかりに、立ち上がられてしまう。

そこからのバック奪取は、バックを維持できず落とされてからのオモプラッタ、三角、腕十字というサブミッションの流れを生んだが、多くのファイターはスクランブルを繰り返すことになる。スクランブルゲームの進化に対し、ドミニクはどのような考えでいるのかとバーチャル・メディアデーで尋ねると、彼はこのように返答した。

「僕自身、徹底してホールディング・ダウンの練習をしてきた。テイクダウンはそこからの試合を有利に進めるための入り口になる。何もサブミッションという特定した場合だけでなく、クリンチにしてもそうだ。ヘンリーは習慣のようにオーバーフック、ダブル・アンダーフックからのインサイドトリップを使う。あるいはタイクリンチにも移行している。力強く、多数の手段を持っている。僕もスクランブルが必要だし、彼もスクランブルをしてくる。そしてバンタム級のファイターは、皆がマーシャルアーツをしっかりと理解しているんだ。テイクダウンの瞬間、それが試合の流れを掴むことになる。僕が凄く好きな部分でもあるよ」

さすがに手の内は明かさなかったドミニクだが、その言葉以上に自然と腕を差す動作が見られるなど十分にセフードを研究し、同時に自分のやるべきことを見つけ出しているように感じられた。

セフードが、ドミニクのステップに惑わされずに前に出て戦うことができるのか。ドミニクは組みまでのプロセスを成功させて、テイクダウンに持ち込めるのか。その結果、スクランブルゲームで試合を優位に進めるのはどちらになるのか。打撃、組み、角度、距離、手数、スタミナ、そしてスピード、全てのMMAの要素で最高レベルの攻防が見られる──至高の25分間となりそうだ。


■UFC249計量結果

<UFC暫定世界王座決定戦/5分5R>
トニー・ファーガソン: 155ポンド(70.31キロ)
ジャスティン・ゲイジー: 155ポンド(70.31キロ)

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]ヘンリー・セフード: 135ポンド(61.24キロ)
[挑戦者]ドミニク・クルーズ: 135ポンド(61.24キロ)

<ヘビー級/5分3R>
フランシス・ガヌー: 261.5ポンド(118.61キロ)
ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク: 260ポンド(117.93キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジェレミー・スティーブンス: 150.5ポンド(68.26キロ)
カルヴィン・ケイター: 146ポンド(66.22キロ)

<ヘビー級/5分3R>
グレッグ・ハーディー: 265.5ポンド(120.42キロ)
ヨーガン・デ・カストロ: 262ポンド(118.84キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ドナルド・セラーニ: 171ポンド(77.56キロ)
アンソニー・ペティス: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アレクセイ・オレイニク: 227.5ポンド(103.19キロ)
ファブリシオ・ヴェウドゥム: 243ポンド(110.22キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
カーラ・エスパルザ: 115.5ポンド(52.38キロ)
ミッシェレ・ウォーターソン: 115ポンド(52.16キロ)

<ミドル級/5分3R>
ホナウド・ジャカレ: 186ポンド(84.37キロ)
ユライア・ホール: 186ポンド(84.37キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ヴィセンチ・ルケ: 170ポンド(77.11キロ)
ニコ・プライス: 170.5ポンド(77.34キロ)

<フェザー級/5分3R>
ブライス・ミッチェル: 145.5ポンド(66.0キロ)
チャールズ・ロサ: 146ポンド(66.22キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
サム・アルヴィー: 205ポンド(92.99キロ)
ライアン・スポーン: 206ポンド(93.44キロ)

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Interview UFC UFC249 ドミニク・クルーズ ブログ ヘンリー・セフード 弥益ドミネーター聡志

【UFC249】DEEPフェザー級チャンプ弥益ドミネーター聡志による、ドミニク・ドミネイター・クルーズ論

Yamasu【写真】5月6日の王座防衛戦が中止となったドミネーターも、独特なステップを踏む選手だ。在宅勤務が続くなか、この一戦を非常に楽しみにしているとのことだった(C)MMAPLANET

9日(土・現地時間)にフロリダ州ジャクソンビルのヴィスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナで開催されるUFC249。メインのUFC暫定世界ライト級王座決定戦=トニー・ファーガソン✖ジャスティン・ゲイジー戦以上に、日本のMMAファンや関係者はセミのUFC世界バンタム級選手権試合=王者ヘンリー・セフード✖挑戦者ドミニク・クルーズへの注目度が高いといっても過言でない。

その理由はドミニク・クルーズにある。MMAを変えたシャッフル、徹底した技術主義は工夫して戦うという部分で、多くの日本人選手の指標ともなった。DEEPフェザー級チャンピオン弥益ドミネーター聡志も、ドミニク・クルーズ信者の1人だ。


なんせリングネームのドミネーターは、ドミニク・クルーズのニックネームであるドミネイター(ドミニクの入場曲もアーミン・ヴァン・ブーレンの「ドミネイター」)から取られている。そんな弥益が、この一戦の行方を予想してくれた。ドミネーターに依るドミネイター論、ドミニク寄りの試合展開の予想は以下の通りだ。

弥益ドミネーター聡志
「ドミネーターがドミニク・クルーズから来ていることを知らない人が多いんですよね(笑)。この試合の流れはドミニクが、如何に圧を掛けられるかにかかってくるかと思います。ステップで圧を掛けることができたら、ドミニクのペースで戦えるかと。ただし、セフードは圧力を気にせず突っ込むところがあるので……。ステップを使う選手は気にせずに突っ込んでくる選手は苦手にするケースが往々にあります。

もちろんスタミナも削られてしまいますし……。ドミニクは実戦から遠ざかっているうえに、コロナ問題は米国も大変な状況になっているので、圧を掛けられた時のスタミナ面が不安要素かと思います。だからこそドミニクには以前のステップもそうですが、早い段階での攻撃力に期待しています。要所でラッシュをかけて欲しいです。

もう100パーセント、ドミニクに頑張って欲しい目線で見ています。ドミニクが厳しいという気持ちもありますが、あの頃の姿を見てきたのでただで終わって欲しくない。ほんと、何かを見せてくれると信じています」

■UFC249計量結果

<UFC暫定世界王座決定戦/5分5R>
トニー・ファーガソン: 155ポンド(70.31キロ)
ジャスティン・ゲイジー: 155ポンド(70.31キロ)

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]ヘンリー・セフード: 135ポンド(61.24キロ)
[挑戦者]ドミニク・クルーズ: 135ポンド(61.24キロ)

<ヘビー級/5分3R>
フランシス・ガヌー: 261.5ポンド(118.61キロ)
ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク: 260ポンド(117.93キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジェレミー・スティーブンス: 150.5ポンド(68.26キロ)
カルヴィン・ケイター: 146ポンド(66.22キロ)

<ヘビー級/5分3R>
グレッグ・ハーディー: 265.5ポンド(120.42キロ)
ヨーガン・デ・カストロ: 262ポンド(118.84キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ドナルド・セラーニ: 171ポンド(77.56キロ)
アンソニー・ペティス: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アレクセイ・オレイニク: 227.5ポンド(103.19キロ)
ファブリシオ・ヴェウドゥム: 243ポンド(110.22キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
カーラ・エスパルザ: 115.5ポンド(52.38キロ)
ミッシェレ・ウォーターソン: 115ポンド(52.16キロ)

<ミドル級/5分3R>
ホナウド・ジャカレ: 186ポンド(84.37キロ)
ユライア・ホール: 186ポンド(84.37キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ヴィセンチ・ルケ: 170ポンド(77.11キロ)
ニコ・プライス: 170.5ポンド(77.34キロ)

<フェザー級/5分3R>
ブライス・ミッチェル: 145.5ポンド(66.0キロ)
チャールズ・ロサ: 146ポンド(66.22キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
サム・アルヴィー: 205ポンド(92.99キロ)
ライアン・スポーン: 206ポンド(93.44キロ)