カテゴリー
F1 MIKE MMA o UFC   コディ・ダーデン ザルガス・ズマグロフ チャールズ・ジョンソン

1.14『UFC Fight Night 217』でチャールズ・ジョンソンとジミー・フリックが対戦


 UFCが1月14日にネバダ州ラスベガスのUFC APEXで開催する『UFC Fight Night 217: Gastelum vs. Imavov』でチャールズ・ジョンソン vs. ジミー・フリックのフライ級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。元々ジェフ・モリーナがフリックと対戦予定でしたが欠場したことで代わりにジョンソンが出場します。モリーナの欠場理由は不明。

 ジョンソンは11月の『UFC Fight Night 215: Nzechukwu vs. Cutelaba』でザルガス・ズマグロフに判定勝ちして以来の試合。

 フリックは2020年12月の『UFC Fight Night 183: Thompson vs. Neal』で行われたUFCデビュー戦でコディ・ダーデンに1R跳びつき三角絞めで勝利して以来実に2年1ヶ月ぶりの試合。続きを読む・・・
カテゴリー
F1 LFA LFA149 MMA MMAPLANET o Road to UFC Road to UFC ASIA 2022 UFC   カルロス・モタ ケイシー・ケニー チャールズ・ジョンソン トップノイ・キウラム フアン・プエルタ ブランドン・モレノ ブランドン・ロイヴァル ヴィクター・アルタミラノ 堀内佑馬

1.6『LFA 149』でフェリペ・ブネス vs. 堀内佑馬のフライ級タイトルマッチ


Felipe Bunes(Tapology)

Yuma Horiuchi(Tapology)

 LFAが1月6日にコロラド州チャンドラーのヒラ・リバー・リゾート&カジノで開催される『LFA 149』でフェリペ・ブネス vs. 堀内佑馬のフライ級タイトルマッチを行うことを発表。

 堀内佑馬は6月に開催された『ROAD TO UFC ASIA 2022』Episode 3で行われたフライ級トーナメント1回戦でトップノイ・キウラムに判定負けした後、10月に開催された『LFA 144』でフアン・プエルタに3Rリアネイキッドチョークで勝利して以来の試合。


 過去、暫定を合わせるとLFAには9人のフライ級王者が生まれており、その9人の王者からロベルト・サンチェス、ケイシー・ケニー、ブランドン・モレノ、ブランドン・ロイヴァル、ジミー・フリック、ヴィクター・アルタミラノ、チャールズ・ジョンソン、カルロス・モタという8人がUFCと契約を果たしている。

 ケニーは唯一の暫定王者でバンタム級正規王者との2冠。ブランドン・モレノは3勝2敗でリリースされたUFCへの返り咲きを目指してのLFA初戦。堀内との暫定王者決定戦で勝利したジョンソンは暫定王座を1度防衛後に正規王者となり計2度ベルトを守った。さらにフリックとアルタミラノはコンテンダーシリーズ経由と、それぞれ背景と経過も違うがLFAフライ級王座は世界で最もUFCに近いベルトといっても過言でない。

 レコード的には12勝6敗のブニスと、10勝5敗の堀内。如何にインパクトと残そうが、数字的にここを落とすと世界最高峰への道は途絶えるといっても過言でない。逆に勝ち取れば一気にUFCに近づく。MMAファイター人生を賭けた大一番となる。

 というわけで、UFC入りを懸けた大一番になりそうです。試合はUFC Fight Passでもライブ配信されます。続きを読む・・・
カテゴリー
ACA Combate Global LFA LFA144 LFA149 MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC カルロス・モタ ケイシー・ケニー ジョズエ・フォルミーガ チャールズ・ジョンソン パトリシオ・フレイレ フアン・プエルタ フィリッピ・ブニス ブランドン・モレノ ブランドン・ロイヴァル ヴィクター・アルタミラノ 堀内佑馬

【LFA149】9人中8人がUFCへ。堀内佑馬、世界で一番UFCに近いベルトを賭けてブニスと対戦

【写真】6月の人生最大の敗北から、半年強でこのポジションを取り戻した堀内。今度こそ!! (C)MMAPLANET

2 日(金・現地時間)、LFAが来年1月6日(土・同)にコロラド州チャンドラーのヒラ・リバー・リゾート&カジノで開催されるLFA149のメインで堀内佑馬がフィリッピ・ブニスとLFAフライ級王座決定戦で戦うことを発表している。

6月にRoad to UFC初戦敗退、念願のUFC契約が遠のいたと思われた堀内が、10月のLFAでフアン・プエルタに逆転一本勝ちを経て2度目の同王座へのチャレンジへ。オクタゴンが再び見えてきた。


もともとブニスとは再起戦の舞台=10月のLFA144で対戦予定だったが、そのブニスの負傷で堀内は代役プエルタと戦ったという経緯がある。

(C)LFA

ブニスはパトリッキー&パトリシオ・フレイレのビッチブル・ブラザーズ所属でバーリトゥードのメッカ=ナタウから世界を目指しロシアに主戦場を移した過去を持つ。

Fight Night Globalからワールドツアーを敢行していたACBと契約、プロモーションの路線変更とACAへの体制変更を経験、コロナ禍を経てACAでは1勝3敗、ロシアで通算3勝3敗とメジャーへのステップアップはならなかった。

キャリア再構築のターゲットをLFAに定めたブニスは、今年の2月に元UFCファイターのジョズエ・フォルミーガとのビッグマッチに挑むこととなった。しかし、フォルミーガの減量失敗でファイトウィークにバンタム級に変更された一戦は、結果的に139ポンド契約マッチに。それでも欲しかった元UFCファイター越え――という勲章だったが、この賭けは2RにRNCを極められて失敗に終わった。

本来より14ポンドも重い体重で戦って敗れたブニスの次戦で、LFAはCombate GlobalやTitan FCで戦ってきたワスカル・クルズとの対戦を組み、スプリットで競り勝ったブニスに堀内戦――負傷で流れた一戦――をタイトル戦として実施する運びとなったわけだ。

過去、暫定を合わせるとLFAには9人のフライ級王者が生まれており、その9人の王者からロベルト・サンチェス、ケイシー・ケニー、ブランドン・モレノ、ブランドン・ロイヴァル、ジミー・フリック、ヴィクター・アルタミラノ、チャールズ・ジョンソン、カルロス・モタという8人がUFCと契約を果たしている。

ケニーは唯一の暫定王者でバンタム級正規王者との2冠。ブランドン・モレノは3勝2敗でリリースされたUFCへの返り咲きを目指してのLFA初戦。堀内との暫定王者決定戦で勝利したジョンソンは暫定王座を1度防衛後に正規王者となり計2度ベルトを守った。さらにフリックスとアルタミラノはコンテンダーシリーズ経由と、それぞれ背景と経過も違うがLFAフライ級王座は世界で最もUFCに近いベルトといっても過言でない。

レコード的には12勝6敗のブニスと、10勝5敗の堀内。如何にインパクトと残そうが、数字的にここを落とすと世界最高峰への道は途絶えるといっても過言でない。逆に勝ち取れば一気にUFCに近づく。MMAファイター人生を賭けた大一番となる。

The post 【LFA149】9人中8人がUFCへ。堀内佑馬、世界で一番UFCに近いベルトを賭けてブニスと対戦 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFN215 ザルガス・ズマグロフ チャールズ・ジョンソン ボクシング

【UFN215】インローで右足を殺したズマグロフだが、スプリットでジョンソンに下り目を向く

<フライ級/5分3R>
チャールズ・ジョンソン(米国)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
ザルガス・ズマグロフ(カザフスタン)

左ローを蹴ったズマグロフ、ジョンソンは右ジャブを伸ばすが左インローを続けられる。左ミドルに右を合わせていったズマグロフが、再び右を放つ。ここで掌を出したジョンソンの指が目に入ったと試合が中断する。再開後、スイッチして左リードフックを繰り出す。右オーバーハンドから左ボディを決めたズマグロフが、序盤をリードした。左の蹴りにも腹を殴られ、右オーバハンドを被弾したジョンソンは離れたズマグロフにジャブを当てるが、ローに右を受けて姿勢を乱す。そのジョンソン構えを変えるが、真っすぐ下がるところでボディや顔面を殴られる。

右を当て、もう1度右をヒットさせたジョンソンの左ローが急所に入り、ズマグロフは目を向いてブレイクを要求する。1分40秒のインターバル後に試合はリスタートされ、ズマグロフが右オーバーハンドを決める。さらに左ボディから右を入れ、続いて右オーバーハンドを当ててダブルレッグでテイクダウンを奪う。すぐに立ち上がったジョンソンがボディロックに払い腰を仕掛ける。倒れずに離れた両者、直後にジョンソンが腹への蹴りを連続で決める。と左フックを空振りしたジョンソンが一瞬動きを止めたが、後ろ回し蹴りから圧を掛け、右ハイを入れて時間となった。

2R、ジャブにローを合わせるズマグロフの左に、ジョンソンが左フックを合わせる。ズマグロフが左インロー、ボディから左オーバーハンドを振るう。ダブル、トリプルの左ジャブ、左ミドルをさらに左ボディストレートを決めたジョンソンは、オーソに構えると右前蹴りを入れる。直後の攻防でアイポークだと非難するズマグロフだが、レフェリーが流す。即座に左右のパンチで前に出て、ダブルレッグを仕掛けたズマグロフのヒザ蹴りがジョンソンの急所にモロに当たる。

うめき声を挙げて崩れたジョンソンだが、50秒で試合に戻った。ズマグロフはボディから顔面というコンビを多用しする。そのズマグロフの前手を叩くジョンソンが、左ミドルを連続で蹴るがボディから顔面へのコンビを受ける。ジョンソンはローを多用するも、キャッチされテイクダウンを奪われ──背中を見せて立ち上がると、胸を合わせてヒザを腹に突きさす。太腿、ワキ腹にヒザを入れたジョンソンはズマグロフの払い腰を耐えて、ボディにヒザ蹴り、ダーティボクシングで腹から顔面を殴り、ラウンド終了間際に右ボディフックを決めた。

最終回、リードフックの打ち合いから、ジョンソンの右ローが急所に入ったとズマグロフがアピール。計4度目のインターバルに。触れた感があるだけだが、当たっていることは当たっているのでズマグロフのアピールは正当だ。ここも1分40秒以上のインターバルとなり、合計で1R分のインジュアリータイムが与えられたことになる。

再開後、右足を蹴られたジョンソンが右ヒザを確認するように触れ、構えを変える。痛めた合図をズマグロフに送ったようなものだが、ジョンソンは右足で足踏みを続け、気合を入れてパンチを伸ばす。オーソだけでなく、サウスポーでも構えるジョンソン──、ズマグロフは足に神経をやり過ぎたか左フックを打たれて下がる。左右に回り、動きが落ちたズマグロフはジョンソンの右を被弾し、さらにジャブを受けて距離を取る。それでもワンツーで前に出て、左ローを蹴ったズマグロフが左を伸ばす。

ジョンソンは右足で地面を踏みつける仕草を続け、ズマグロフの右に左を被せていく。残り90秒を過ぎ、動きが完全に落ちたズマグロフに対して手数が増えたジョンソンが、ダブルレッグを仕掛けて離れ際にパンチを打ち込む。続いて右前蹴りで突き放し、ダブルレッグを切るとジョンソンはシングルからバックを回りつつ、ボディへのヒザ、右フックを打ち込む。最後までラッシュを掛けようとしたジョンソンだが、残り数秒を残したところで殴るのを止めズマグロフとハグをした。

ボディ、ローを効かせたズマグロフが連敗を2でストップした──と思いきや、ジャッジはスプリットでジョンソンを支持した。この裁定にも目を向いて驚いたズマグロフ、コーナーのパウンピーニャも苦笑いを浮かべるしかなかった。


The post 【UFN215】インローで右足を殺したズマグロフだが、スプリットでジョンソンに下り目を向く first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFC UFN215 アンドレ・フィアーリョ イオン・クテレバ ザルガス・ズマグロフ ジェニファー・マイア ジャック・デラ・マダレナ セルゲイ・スピヴァク チャールズ・ジョンソン テレザ・ブレダー デリック・ルイス ブレディ・ヒースタンド マイルズ・ジョンズ マリア・オリヴェイラ マリナ・モロズ ムスリム・サリコフ リッキー・トゥルシオス リー・ジンリャン ワルド・コルテスアコスタ ヴィンス・モラレス

【UFN215】フィアーリョと対戦、散打王ムスリム・サリコフ─02─「散打ファイターではダメなんだ」

【写真】非常にゆったりした感のあるサリコフ。殺気を全く纏わない強者 (C)Zuffa/UFC

19日(土・現地時間)はネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFN215:UFN on ESPN+73「Lewis vs Spivak」が開催され、アンドレ・フィアーリョと対戦するムスリム・サリコフ・インタビュー後編。

リー・ジンリャン戦の敗北からの再起戦となるサリコフだが、そのジンリャン戦での準備不足の厳禁はロシア人ファイターあるあるというべきビザ取得に起因していた。ロシア・ダゲスタンの歴史に名を残す散打ファイターは、38歳になってなお純粋に強さを求めるウォリアーだった。

<ムスリム・サリコフ・インタビューPart.01はコチラから>


──ではムスリムはなぜMMAに転向したのでしょうか。ヴォルク・アターエフやザビット・マゴメドシャリポフと比べても、圧倒的に散打の世界で成功を収めており、その実績だけで散打界で大御所としてやっていけたのではないですか。

「ただ僕がウォリアーだからだよ。ベストファイターと戦いたい。僕はいつだって引退できる。でも毎日のようにスクールに行って、コーチと会って、皆と練習する日々を送りたい。まだハングリーなままなんだよ。だからMMAに転向したんだ。グセインはちょっと年を取ったけど、今もスクールに来てアドバイスをくれるよ。動きよりも、言葉で僕をサポートしてくれている。

もう僕も十分に経験を積んできたから、トレーニングに関しては自分のやり方が確立しているしね。そして試合前になるとATTに行って、ファイトキャンプを行っている。ATTはベストのMMAジムだよ」

──過去5年間負け無しだったのですが7月にリー・ジンリャンに敗れ、今回の試合は仕切り直しの一戦にになります。

「とても大切な試合になる。この試合で勝てば、UFCでの未来が広がる。ただし負けても……何も失うモノはない。UFCがチャンスをくれれば、また戦う。僕はウォリアーのままだから。ただし、今回の試合は前回とは違ってベストシェイプだ。リー・ジンリャン戦は、満足いく調整ができなかった。

ビザが取れず、試合の10日前になってようやく手にすることができたんだ。大切な調整の時期にビザを取るために色んなところに足を運びまくった。最終的にアルメニアまで行ってようやくビザを取得できたんだ」

──アルメニア……。それは大変でした。つまりATTでファイトキャンプを張ることもできなかったわけですね。

「今、ロシア人がビザを取るのはちょっと大変だからね。それでも最後のパンチを被弾するまで、僕の方が試合は優勢だった。あの状態で戦っても、最初の2Rを取ることができた。でも一発で逆転負けした。それがMMA。一発で勝負が決まる。アレがラッキーパンチとは言わない。彼が僕をKOしたんだ。そして今回はずっと体調が良い。もっと良い戦いができる」

──フィアーリョの印象を教えてください。

「フィアーリョは良い選手だ。若くて、常にフィニッシュを目指している。好きなタイプなファイターだよ。彼も僕もフィニッシュを狙うから、激しい試合になる。大歓迎だ」

──フィアーリョはリー・ジンリャンと同じキルクリフCFで練習している選手です。ムスリムのデータを共有しているのではないでしょうか。

「全く問題ない。あの体調の悪さで2Rまで僕が勝っていた相手から情報を得ていても、今回の僕の調子はまるで違うからね。フィアーリョがリー・ジンリャンのチームメイトということは全く気にならないよ。

ベストチームであるATTで、10週間も最高のチームメイトとしっかりと練習できた。何も恐れるものはない」

──ムスリムはパンチと蹴りが連動しており、抜群の距離とタイミングの取り方ができます。今回のフィアーリョ戦、キーポイントはどこになると考えていますか。

「全てだよ。これはMMAだからね。コンプリートファイターにならなければいけない。散打ファイターではダメなんだ。レスリングも柔術も理解して、戦う必要がある。コンプリートファイターになるためにレスリングと柔術に力を入れてきた。しかも、素晴らしいコーチに恵まれているから、メキメキと力をつけている。MMAで勝つには、コンプリートファイターでなければいけない」

──ムスリム、今日は試合前にもかかわらず、貴重な話を聞かせて頂きありがとうございました。

「日本のファンに散打とコーチの歴史、我々のスクールの話をすることができて良かった。グセインはソビエト共産党政府の目を逃れて空手の稽古をしていた。彼がソ連政府に目をつけられながら、諦めずに稽古を続けたからこそ、今のスクール、今の僕がある。それを皆に分かってもらいたい。僕も日本を尊敬している。グセインが侍、日本人、空手についていつも話をしてくれた。そんな日本のファンに僕の試合を楽しんでもらいたい」

■視聴方法(予定)
11月20日(日・日本時間)
午前3時00分~UFC FIGHT PASS

<ヘビー級/5分5R>
デリック・ルイス(米国)
セルゲイ・スピヴァク(モルドバ)

<ライトヘビー級/5分3R>
イオン・クテレバ(モルドバ)
ケネディ・ンゼチェクウ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
チェイス・シャーマン(米国)
ワルド・コルテスアコスタ(ドミニカ)

<ウェルター級/5分3R>
ムスリム・サリコフ(ロシア)
アンドレ・フィアーリョ(ポルトガル)

<ウェルター級/5分3R>
ジャック・デラ・マダレナ(豪州)
ダニー・ロバーツ(英国)

<フライ級/5分3R>
ザルガス・ズマグロフ(カザフスタン)
チャールズ・ジョンソン(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ジェニファー・マイア(ブラジル)
マリナ・モロズ(ウクライナ)

<バンタム級/5分3R>
マイルズ・ジョンズ(米国)
ヴィンス・モラレス(米国)

<バンタム級/5分3R>
リッキー・トゥルシオス(米国)
ケヴィン・ナタヴィダッド(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
マリア・オリヴェイラ(ブラジル)
ヴァネッサ・デモポウロス(米国)

<バンタム級/5分3R>
ファルニ・ガルシア(メキシコ)
ブレディ・ヒースタンド(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ナタリア・シウバ(ブラジル)
テレザ・ブレダー(チェコ)

The post 【UFN215】フィアーリョと対戦、散打王ムスリム・サリコフ─02─「散打ファイターではダメなんだ」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
ABEMA BELLATOR F1 o ONE ONE163 UFC ジェニファー・マイア ジャック・デラ・マダレナ タイ・ツイバサ チャールズ・ジョンソン デリック・ルイス ファーニー・ガルシア マリナ・モロズ ヴィンス・モラレス

UFC on ESPN+73:オッズ/予想と展望

デリック・ルイス 2.65
セルゲイ・スピバック 1.51
ケネディ・エンジーチュクー 1.57
イオン・クテラバ 2.50
チェイス・シャーマン 2.80
ワルド・コルテス・アコスタ 1.48
アンドレ・フィアリョ 1.95
ムスリム・サリコフ 1.87
ジャック・デラ・マダレナ 1.18
ダニー・ロバーツ 5.30
チャールズ・ジョンソン 1.61
ジャルガス・ジュマグロフ 2.40
ジェニファー・マイア 2.60
マリナ・モロズ 1.53
ヴィンス・モラレス 2.40
マイルズ・ジョーンズ 1.61
リッキー・トゥルシオ1.65
ケビン・ナティブダド 2.35
バネッサ・デモポロス 1.91
マリア・オリベイラ 1.91
ブレイディ・ヒースタンド 1.59
ファーニー・ガルシア 2.45
ナタリア・シウバ 1.61
テレザ・ブレダ 2.40

今年のUFCも残り4回。今月ラスト(来週は開催なし)のメインはヘビー級。

3連勝でコーミエのタイトルに挑戦、その後4連勝でシリル・ガーンとの暫定王座決定戦に出場したルイスだが、いずれも敗れて王座獲得ならず。直近2戦はいずれもKO負け。タイ・ツイバサには打撃でリードしていたが、2Rに肘をもらってKO負け。前戦のセルゲイ・パブロビッチ戦では、序盤にパンチを効かされて秒殺KO負けしてしまった。パワーで勝負する殴り屋だが、やはりちゃんとしたストライカー相手には分が悪い。

相手のスピバックは今回が初メイン。8月の前戦にランカーのアウグスト・サカイに勝利して再ランキング入り。ヘビー級では最年少の27歳。UFC6勝3敗で、テイクダウンからのパウンドが武器。こちらはルイスと逆に、2試合連続でのKO勝ち中。

ランキングは下位だが、オッズはスピバックがフェイバリット。しかしルイスはああ見えて結構テイクダウンされた後のリカバリーが上手く、テイクダウン&パウンダーのスピバックがどれだけ押さえ込めるかが鍵になる。

期待も込めてルイスKO勝ち。

今大会一番のフェイバリットはUFC3戦目となるジャック・デラ・マダレナ。UFCデビュー戦は代役でキャリアも浅い相手に秒殺KO勝ちしたものの、差がありすぎて実力が良くわからない。前戦はUFC5勝2敗・ロシア・ダゲスタン共和国出身のラマザン・エメエフと対戦し、ケージにつめてのボディでダウンを奪い、パウンドでKOした。相手のダニー・ロバーツはUFC7勝5敗のベテラン。ランキングには入れないが、UFCで勝ち越している中堅の実力者だけに、このレベルを1RKOできるなら本物かもしれない。

第1試合開始はいつもより3時間早い、20日の午前3時。前日は朝8時からBellator、10時からONE Prime Video4があり、夜7時からはABEMAでPPV中継されるONE163。メインカードが6試合で9時半開始なので、全部終わる頃には日付が変わってそう。

速報します。

カテゴリー
LFA MMA MMAPLANET o UFN208 エルダル・エルダロフ キック チャールズ・ジョンソン ムハマド・モカエフ

【UFN208】モカエフ、分かりやすいインパクトは残せず──も、LFA王者ジョンソンを完全ドミネイト

<フライ級/5分3R>
ムハマド・モカエフ(英国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
チャールズ・ジョンソン(米国)

左に回るジョンソン、ケージを背にして動いてモカエフの攻撃をかわす。モカエフは前に出てワンツーを当てると、ローを蹴る。続くワンツーから組んだモカエフは、アンクルピックからボディロックに取り、テイクダウンしてバックに回る。胸を合わせることができないジョンソンは。フックされた太腿に右エルボーを落とすが、前方に崩され両足のフックを許しそうになる。

ワンフックに止め、スタンドに戻ったジョンソン。モカエフは足を入れ替えてワンフック&後方からパンチを打っていく。足のフックを解き、バックコントオールを続けるモカエフはジョンソンのバックエルボーを頭部に受けるが、背中を取り続ける。残り1分で胸を合わせたジョンソンだが、直後にダブルレッグで倒されバックを許す。ダブルに切り替えて、3度目のテイクダウンからバックを取ったモカエフが初回をコントロールでリードした。

2R、インターバル中にファンに手を振る余裕を見せたモカエフは右ハイキックを空振りする。ジョンソンはスイッチして右ローも届かない。右ミドルのモカエフは、同時のローで姿勢を乱し続くスピニングバックフィストは空振り、そしてダブルレッグを切られる。それでも右を当て、左ボディを当ててダブルレッグに出る。ギロチンを取り切れず、尻もちをつかされたジョンソンは、ここもバックを許して立ち上がる。

この辺りはKHKのエルダル・エルダロフ流のファイトを貫くモカエフは、ダブルレッグからダックアンダー、ワキを潜ってバックに回ると尻もちをついて両足のフックへ。ここでトップを選択したモカエフがガードの中に収まり、ジョンソンの蹴り上げにもスペースを与えずトップを維持し、潜ってからの足関節狙いにパスを決めてサイドで抑える。立ち上がったモカエフは、もう1度のガードの中に入るとジョンソンのハイガードを捌こうとし時間を迎えた。

最終回、左ハイを蹴ったモカエフが、ジョンソンンの左ミドルに組みついてシングルレッグからダブルでケージに押し込む。アンクルピックでテイクダウンを奪ったモカエフは、ジョンソンのネルソンを潰して両足を束ねてロック、立ち上がり際に背中を取る。ここからワンフック、決してスタンドで両足をフックしないモカエフは、シングルレッグで尻もちをつかせる。そしてバックに回ると、スープレックスで後方に投げるとついに両足をフックする。

ここも冷静に拘ることなく着地したモカエフは、低い位置での組みに体を跨ぐように離れたジョンソンに即シングルを仕掛ける。ダブル、ボディロックから足を払ったモカエフが、またもバックへ。全く攻撃に転じることがデキなかったジョンソンが、胸を合わせて逆にテイクダウンを狙う。さらに下にダイブしたモカエフをギロチンに捕えようとしたジョンソンだが、取り切れずタイムアップに。最後もケージに押し込む形でタイムアップを迎えたモカエフが、大きなインパクトを残すことはできなかったが、LFA王者にフルマーク勝利で実力の程を示した。


The post 【UFN208】モカエフ、分かりやすいインパクトは残せず──も、LFA王者ジョンソンを完全ドミネイト first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
LFA o UFC チャールズ・ジョンソン 堀内佑馬

UFC on ESPN+66:第4試合・ムハマド・モカエフ vs. チャールズ・ジョンソン

フライ級。

ダゲスタン生まれ・地元イギリス在住のモカエフはアマチュア24連勝、プロ6連勝のスター候補生。平良と同じミレニアム生まれでキャリア無敗、同じフライ級。レスリングベースで、オリンピックも狙える逸材。3月のロンドン大会でのUFCデビュー戦は、タックルに来た相手にギロチンを決めて58秒で一本勝ち。

チャールズ・ジョンソンはこれがUFCデビュー戦。タイガームエタイ所属の長身ストライカー。フィーダーショーのLFAでキャリアを積み、昨年7月に堀内佑馬と暫定王座決定戦で対戦。打撃の手数で押される展開で、僅差の判定勝ちで王者に。その後正王者となっている。

すぐにプレスするモカエフ。ケージを背負うジョンソン。パンチでの飛び込みをかわしたジョンソンだが、つまづいてスリップダウン。すぐ立ったがなおもパンチで攻め込むモカエフ。パンチからタックルへ。バックを取ってスープレックス。スタンドバック。また投げるとハーフバックにするが、ジョンソンまたすぐ立った。バックから片足フックしパンチを入れる。正対できないジョンソン。しかしモカエフもスタンドバックから攻めあぐねてる。ジョンソンが正対したところでタックルに入りテイクダウン。すぐに背中を向けて立つジョンソン。またスタンドバック。ジョンソンが正対するとタックルに入り、倒してスタンドバックに回るモカエフ。ホーン。

1Rモカエフ。ジョンソンは有効打ゼロだが、特にダメージを負ってもいない。

2R。打撃戦。ローで足を払われスリップダウンしたモカエフ。すぐ立つ。詰めたモカエフが右をヒット。さらにパンチを入れるとシングルレッグ。ギロチンに抱えたジョンソンだが、倒されて尻もちをつく。立ち上がるがまたスタンドバック。ケージ際でやっと向き直ったジョンソンだが、モカエフ脇をくぐってバックに回る。そのまま後方に引き込んだが、足のフックはさせないジョンソン。モカエフが上になり、ジョンソンのガード。パウンドを入れるモカエフ。足関を狙ったジョンソンだが、足を抜いたモカエフがサイドに。足を効かせてガードに戻すジョンソン。モカエフパウンド。ホーン。

2Rモカエフ。

3R。打撃で出てきたジョンソン。ミドル。モカエフタックル。シングルレッグ。ケージ際でこらえるジョンソンだが倒され尻もち。立ってまたスタンドバック。正対するとテイクダウン。また立ってスタンドバック。モカエフきれいなスープレックスで投げたが、またスタンドバックの展開。振りほどいて離れたジョンソンだが、モカエフ即タックル。押し込むと膝を着かせる。ジョンソン肘で抵抗したが、結局またバックに回られスタンドバック。ニンジャチョークを狙うジョンソンだが放した。ジョンソンが尻もちをついたところでタイムアップ。

三者フルマークでモカエフ勝利。

モカエフ完封勝利だが、フィニッシュに至る展開はなく、インパクトは残せず。

カテゴリー
Brave CF Cage Warriors IMMAF LFA MMA MMAPLANET o UFC UFN208   カーティス・ブレイズ キック クリス・カーティス コディ・ダーデン ジェイ・ハーバート ジャック・ヘルマンソン ジョーダン・ラヴィット チャールズ・ジョンソン トム・アスピナル パディ・ピンプレット マクワン・アミルカーニ ムハマド・モカエフ モリー・マッキャン ルドヴィット・クライン

【UFN208】計量終了 注目は英国MMA界の隣のお兄ちゃんパディ・ピンブレットとモカエフ✖ラヴィット

【写真】人を食ったような態度をフェイスオフで取ったザ・バディだが、ラヴィットもこの仕草で応えた(C)Zuffa/UFC

23日(土・現地時間)に英国はロンドンのThe O2アリーナで開催されるUFN208:UFN on ESPN+66「Blaydes vs Aspinall」の計量が22日(金・同)に行われている。

今年3月に続くロンドンのUFCはトム・アスピナルがカーティス・ブレイズを迎え撃つメインのヘビー級マッチを筆頭に、英国及び欧州勢と北米、そして欧州内の顔合わせで構成された純粋ヨーロッパ・ショー──欧州MMAの現在の力が伺えるラインナップとなっている。

全14試合、欧州以外のファイターは米国が8名、カナダとブラジル人選手が1人ずつ、この10選手以外は英国が9名で最多、以下デンマークとスウェーデンが2人、ドイツ、フィンランド、スイス、スロバキア、ウクライナが各1人で構成されている。


地元英国の注目は、英国MMA界の隣のお兄ちゃん=ザ・バディことパディ・ピンプレットだ。27歳とは思えない童顔、この日の計量もそうだが試合の時も笑顔を振りまくピンブレットはリバプール──しかもマーシーサイド生まれで、MMA戦績は18勝3敗を誇る。

自身でファイターとしての武器を気持ち、アゴと精神力の強さというピンブレットだが、柔術は黒帯でCage Warriorsではフェザー級王座を獲得している。ハイキックでKOする一方で、跳びつき三角という得意技持つピンブレットは基本に忠実ながら、アグレッシブな飛び道具を持つ印象に残る選手だ。

そして、劣勢になっても諦めないファイトでローカルショー自体からファンを虜にして来た。

対するジョーダン・ラヴィットも同じ27歳でキャリア10勝1敗、2020年のコンテンダーシリーズでUFCと契約を果たしオクタゴンでは3勝1敗と勝ち越しているグラップラーだ。UFC初戦でスラムでKO勝ちするなど、ラヴィットもまた派手なインパクトを残したが、世界最高峰ではランク外で生き残り兼育成的なマッチメイクで戦ってきた。

つまり、そのラヴィットと上から3番目の位置で戦うピンブレットもUFCが少し長い目で見ているファイターといえるだろう。フェイスオフ後に自ら差し出した握手に、ラヴィットが答えようとすると急いで手を引き頭を掻く仕草を見せ、ファンを大喜びさせたピンブレット。

その彼とネクストジェネレーションMMAの同門モリー・マッキャンも会場を沸かす試合をハンナ・ゴールディとやってのけるに違いない。

プレリミではムハマド・モカエフがやはり気になる存在だ。

2度のIMMAF世界王者からBRAVE CFと中東メインストリームでプロMMAデビューを果たすと、2年7カ月後の今年3月には5勝0敗のレコードを引っ提げてUFCへ。コディ・ダーデンを58秒、ギロチンで一蹴した。

とはいえダーデンは世界最高峰の最も底辺にある選手といっても間違っていない。特にフライ級はまだ層も薄く、そういう意味ではLFAフライ級王者からステップアップを果たしてきたチャールズ・ジョンソンとの試合は、モカエフにとっても北米基準で現状の力が浮き彫りになるマッチアップといえる。

レスリングとフロント系及びバックチョークを得意とするモカエフは打撃面では左の蹴り、跳びヒザを多用するがパンチの交換はほぼ見せていない。蹴りから組んでテイクダウンという流れに対し、ジョンソンは前蹴りで突き放し、接近戦でもヒザ蹴り、組みにはギロチンという対抗手段を持つ。

モカエフはフェイスオフで拳を胸板にぶつけるほど勢いに乗っていた。対してジョンソンは指をさして何やら叫んでエキサイト。31歳LFAでタイトル戦を3度経験した末に世界最高峰に辿り着いた雑草ジョンソンが、中東のエリート街道まっしぐら、21歳でUFCに飛び込んだモカエフに、どう意地を見せるか見ものだ。

■視聴方法(予定)
7月24日(日・日本時間)
午前1時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN208計量結果

<ヘビー/5分5R>
カーティス・ブレイズ: 260ポンド(117.93キロ)
トム・アスピナル: 251ポンド(113.85キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジャック・ヘルマンソン: 186ポンド(84.37キロ)
クリス・カーティス: 186ポンド(84.37キロ)

<ライト級/5分3R>
パディ・ピンプレット: 156ポンド(70.76キロ)
ジョーダン・ラヴィット: 155ポンド(70.31キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ニキータ・クリロフ: 204ポンド(92.53キロ)
アレキサンダー・グスタフソン: 205ポンド(92.99キロ)

<女子フライ級/5分3R>
モリー・マッキャン: 125.5ポンド(56.92キロ)
ハンナ・ゴールディ: 125ポンド(56.7キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ポール・クレイグ: 206ポンド(93.44キロ)
ヴォルカン・オズデミア: 205.5ポンド(93.21キロ)

<ライト級/5分3R>
ルドヴィット・クライン: 156ポンド(70.76キロ)
メイソン・ジョーンズ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ライト級/5分3R>
マーク・ディアキーシー: 156ポンド(70.76キロ)
ダミア・ハゾヴィッチ: 156ポンド(70.76キロ)

<フェザー級/5分3R>
ナサニエル・ウッド: 145.5ポンド(66.0キロ)
チャールズ・ロサ: 145ポンド(65.77キロ)

<フェザー級/5分3R>
マクワン・アミルカーニ: 145.5ポンド(66.0キロ)
ジョナサン・ピレース: 145ポンド(65.77キロ)

<フライ級/5分3R>
ムハマド・モカエフ: 126ポンド(57.15キロ)
チャールズ・ジョンソン: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ライト級/5分3R>
ジェイ・ハーバート: 155ポンド(70.31キロ)
カイル・ネルソン: 155ポンド(70.31キロ)

<女子フライ級/5分3R>
マンディ・ブーム: 125ポンド(56.7キロ)
ヴィクトリア・レオナード: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ニコラス・ダルビー: 170ポンド(77.11キロ)
クラウジオ・シウバ: 170.5ポンド(77.34キロ)

The post 【UFN208】計量終了 注目は英国MMA界の隣のお兄ちゃんパディ・ピンブレットとモカエフ✖ラヴィット first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
LFA o UFC カーティス・ブレイズ クリス・カーティス タイ・ツイバサ チャールズ・ジョンソン デリック・ルイス トム・アスピナル マクワン・アミルカーニ 堀内佑馬 平良達郎

UFC on ESPN+66:オッズ/予想と展望

カーティス・ブレイズ 2.10
トム・アスピナル 1.77
ジャック・ハーマンソン 1.87
クリス・カーティス 1.95
パディ・ピンブレット 1.41
ジョーダン・レビット 3.05
ニキータ・クリロフ 1.50
アレクサンダー・グスタフソン 2.70
モリー・マッキャン 1.26
ハンナ・ゴールディ 4.20
ポール・クレイグ 2.35
ヴォルカン・オーズデミア 1.65
メイソン・ジョーンズ 1.29
ルドビド・クライン 3.85
マーク・ディアキーシー 1.30
ダミア・ハゾヴィッチ 3.75
ナザニエル・ウッド 1.18
チャールズ・ロサ 5.30
マクワン・アミルカーニ 2.70
ジャナサン・ピアース 1.50
ムハマド・モカエフ 1.22
チャールズ・ジョンソン 4.70
ジャイ・ハーバード 1.36
カイル・ネルソン 3.30
マンディ・ブーム 1.77
ビクトリア・レオナルド 2.10
クラウディオ・シウバ 3.10
ニコラス・ダルビー 1.40

3月以来今年2度目のロンドン大会。先週のUFC on ABC3ニューヨーク大会、来週のUFC277と合わせて、3週連続の客入れイベント(その次はまたApexでの開催)。

メインはヘビー級4位ブレイズ vs. 6位でホームのアスピナルの対戦。UFCデビュー以来5連勝・全フィニッシュのアスピナルは、前回のロンドン大会でアレクサンダー・ヴォルコフを1RKOしてトップランカーの仲間入り。試合後にタイ・ツイバサとの対戦をアピールしたが、ツイバサは1位のシリル・ガーンと9月のパリ大会で対戦が決定しており、1位と3位の対戦だけに、次期タイトル挑戦権争いでは一歩劣る。

しかし、王者ガヌーはUFCとの契約内容に不満を持ち、契約がまとまらない場合は年内に契約が切れFAとなると見られている。そうなれば、この試合の勝者と9月の試合の勝者で王座決定戦が組まれてもおかしくない。

対するは、王者ガヌー以外だとデリック・ルイスにしか敗れていないブレイズ。テイクダウン&パウンドが武器で、アスピナルの過去の相手ではセルゲイ・スピヴァクがこのタイプだったが、スピヴァク戦はグラウンドに持ち込まれる前にKO勝ちした。

アスピナルの唯一の負け(反則負け以外)はプロ2年目・デビュー2戦目で、テイクダウンを許す展開から、最後は抜け出してパウンドラッシュでKO寸前まで追い込んだところでヒールを極められての逆転負け。時期的に参考にはならないし、UFCに来てからのテイクダウンディフェンス率は100%だが、ブレイズほどのレスラー相手にどれだけできるかも不明。オッズも割りと拮抗している。

アスピナルKO勝ち。

ランカーを差し置いて今回もセミ前に組まれているのは期待の新星パティ・ピンブレット。ここまで2戦はいずれもUFC1勝2敗の相手で、1Rフィニッシュしたものの実力はまだ不透明。今回は3勝1敗のレビットとの対戦。勝ち越してはいるが、前座戦線での成績で、こちらもセミ前に出てくるレベルではない。ピンブレットありきのカードだと思うが、このレベル相手にも圧勝できるか。

プレリムではフライ級でプロアマ通算30連勝中のモカエフが登場。いずれ平良達郎との無敗対決が実現する可能性があるかも気になる存在。相手はLFAで堀内佑馬との暫定王座決定戦で対戦しスプリット判定勝ちしたチャールズ・ジョンソンで、これがUFCデビュー戦。

ロンドン開催のため、第1試合開始は24日午前1時(23日25時)。速報します。