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【RIZIN】速報中!RIZIN TRIGGER 1st追加対戦カード発表!


11月28日に神戸ワールド記念ホールで開催しれるRIZIN TRIGGER 1stの追加対戦カードが発表されました。MMAのカードは以下の通り。

獅庵×魚井フルスイング
竿本樹生×松場貴志
鈴木千裕×山本空良
ストラッサー起一×川中孝浩
住村竜市朗×木下憂朔
釜谷真×ダイキ・ライトイヤー
奥田啓介×グラント・ボグダノフ
加藤ケンジ×藤原克也

詳細は追って!釜谷真復帰かー!
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【Shooto2021#04】マックス・ザ・ボディ戦へ、キャプテン☆アフリカ─01─「点と点が線で繋がって」

【写真】王者になって初めての試合は、キャッチウェイトのノンタイトル戦となったキャプテン☆アフリカ (C)MMAPLANET

7月4日(日)、大阪市淀川区のメルパルクホール大阪で、昼夜2部構成で開催されるShooto2021#04。その第1部のメインイベントで、環太平洋ライト級王者キャプテン☆アフリカがマックス・ザ・ボディと対戦する。
Text by Shojiro Kameike

昨年は7月に川名雄生の持つ世界ライト級王座に挑み、KO負けしたキャプテン☆アフリカは5カ月後、田中有をストレートレートアームロックで下し、環太平洋のベルトを巻いた。

環太平洋王者として初めてケージに上がる一戦は、当初6月20日に行われる予定だった。しかし緊急事態宣言の発令とその延長により、7月4日に延期された。

改めて今回、地元で迎えるマックス・ザ・ボディ戦に向けて、キャプテン☆アフリカに、昨年の2試合とコロナ禍での練習について聞いた。


――キャプテン☆アフリカ選手は昨年12月、田中佑選手に1R KO勝ちし、修斗環太平洋ライト級のベルトを獲得しました。今回のマックス・ザ・ボディ戦は、そのチャンピオンシップ以来……約半年ぶりの試合となります。

「はい。今年に入っていつ試合があるかなぁと思っていたんですが、コロナ禍もあって、なかなか難しかったですね。特に緊急事態宣言が出ては、仕方ないと思っています」

――その間は、どのように過ごされていたのですか。

「もちろん試合がなくても、ずっと練習していました。6月に大阪大会を行うということだったので、その6月に向けて練習していましたね」

――当初は6月20日に開催予定であった大阪大会が、5月に緊急事態宣言が発令され、さらに6月20日まで延長されました。その結果、試合が7月4日に延期された時の気持ちは……。

「緊急事態宣言が、ちょうど試合の日まで延長ですからね(苦笑)。でも、逆に6月20日までの延長やったから、良かったと思っています」

――というのは?

「たとえば、緊急事態宣言が6月19日までやったら、大会が行われるかどうか分からない状態で、ずっと待っていないといけなかったと思うんです。でも6月20日なら、もう大会はできない。早い段階で延期が決まったから、良かったですよ」

――ただ、練習のスケジュールは6月20日に照準を合わせていたと思います。そのような時、ファイターとしてはどのように思うのでしょうか。

「ちょうど延期が決まったのが、試合の2~3週間前ですかね。最後の追い込みの時期やったんですよ。もちろん『えっ……』とはなりますけど、仕方ないことやし、そこで一旦休憩を挟むことができた、と考えています。それよりも……」

――それよりも、何でしょう?

「無観客じゃなく、有観客で行われることになって、本当に良かったです」

――地元・大阪での試合、応援団も多く来るでしょう。

「大阪で試合ができるのは、本当にありがたいです。いつも応援してくれる人たちが、たくさん来てくれるので。大会があることは分かっていたんですけど、コロナ禍の状況次第では、無観客開催の可能性もあるじゃないですか。そこが心配でしたけど、有観客開催で、みなさんに試合を見せられることが嬉しいですね」

――なるほど。ではここ最近の試合についてお聞きしたいのですが、2020年は7月に川名雄生選手の世界王座に挑み、KO負け。その次の試合で環太平洋王者となりました。

「世界戦で負けたのに、次の試合で環太平洋チャンピオンシップをやらせてもらって、嬉しかったです。でも、嬉しい反面、プレッシャーはありました。世界戦で負けて、これで環太平洋も獲れなかったら……って」

――まず川名戦での敗因は、どのように考えていますか。

「今思えば、自分自身で自分のスタイルを分かっていなかったんだと思います」

――それは、打ち合ってしまったことについて、でしょうか。

「あの時は、自分のスタイルって打撃は打撃、寝技は寝技という感じでしたよね」

――キャプテン☆アフリカ選手といえば、もともと柔道ベースの寝技の強さはもちろん、長いリーチからのパンチや蹴りなども強い印象です。

「その打撃と寝技が、MMAとしてうまく繋がっていなかったんです」

――結果、世界戦では川名選手と打ち合い、パンチの連打をもらってKO負けを喫しました。これまで、打撃の練習は所属するコブラ会で行っていたのでしょうか。

「コブラ会でもやっていましたし、僕の妻がボクサーなんですね」

――元WBO女子世界ミニフライ級王者の、池原シーサー久美子さんですね。

「彼女が所属していたジムで練習させてもらったり、あとABCボクシングジムや吉鷹(弘)先生のところにも行かせていただいていました。それと最近、及川先生にパーソナルで指導していただいているんです」

――元シュートボクシング日本スーパーフェザー級王者の及川知浩さんですか。

「はい。それとフィジカルは、及川道場の近くにある『パーソナルトレーニングスポットエレス』というジムで、篠原茂清さんというトレーナーさんに見てもらっています」

――及川道場でのパーソナルトレーニングでは、どのような練習を?

「さっき『打撃と寝技が繋がっていない』って言いましたけど、及川先生からは最初に、『すごく良いところもあれば、ダメなところもある。点と点を線で繋いでいこう』と言われました。それで打撃の練習をしながら、篠原先生のフィジカルトレーニングも受けて、最近ようやく体の使い方も分かってきて、点と点が線で繋がって……MMAとして打撃と寝技が繋がってきているところなんです」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
7月4日(日)
第1部:午後1時~ ABEMA格闘チャンネル
第2部:午後4時30分~ ABEMA格闘チャンネル

             
■第2部対戦カード

<修斗世界フライ級選手権試合/5分5R>
[王者]福田龍彌(日本)
[挑戦者]平良達朗(日本)

<ストロー級/5分3R>
田上こゆる(日本)
安芸柊斗(日本)

<ストロー級/5分3R>
マッチョ・ザ・バタフライ(日本)
旭那拳(日本)

<フェザー級/5分2R>
ムテカツ(日本)
神武羅☆ヒカル(日本)

<バンタム級/5分3R>
エダ塾長こうすけ(日本)
左海清之(日本)

■第1部対戦カード

<72キロ契約/5分3R>
キャプテン☆アフリカ(日本)
マックス・ザ・ボディ(カメルーン)

<フェザー級/5分3R>
山本ケントデリカット(日本)
高橋孝徳(日本)

<バンタム級/5分2R>
ダイキ・ライトイヤー(日本)
高岡宏気(日本)

<バンタム級/5分2R>
青柳洸志(日本)
キシシ(日本)

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Report Shooto2020#08 ダイキ・ライトイヤー ブログ 田丸匠

【Shooto2020#08】勝負に出で疲弊した田丸匠だが、ダイキ・ライトイヤーをマルセロチンで斬って落とす

【写真】個人的に田丸は天才ではなく工夫と努力の人だと思っている。今回も試合結果の印象ほど楽でなかった内容で、上を取られた時にこのリバーサルを決めたのは本当に日頃の練習の成果ではないだろうか。勝負を決めたマルセロチンがあったのも、このリバーサルがあったからだ (C)MMAPLANET

20日(日)に大阪市淀川区のメルパルクホールOSAKAで、本年度最後のプロ修斗興行=Shooto2020#08が行われた。ここではセミファイナル、田丸匠✖ダイキ・ライトイヤーの一戦をお届けしたい。

8月に環太平洋王座決定戦で安藤達也にKO負けを喫した田丸匠が、3度目のキャリアの仕切り直しへ。その第一歩としてダイキ・ライトイヤーと相対した。

<フェザー級/5分3R>
田丸匠(日本)
Def.2R3分38秒by マルセロチン
ダイキ・ライトイヤー(日本)

左の蹴りを多用する田丸に対し、ダイキ・ライトイヤーも前蹴りを見せる。蹴りの距離と思いきや左ジャブを伸ばすダイキ・ライトイヤーは田丸の前足の上下を使い分ける蹴りを見つつ、前に出る。

と、田丸は後ろ回し蹴りを狙い、かわしたダイキ・ライトイヤーが左ハイを狙う。田丸が蹴りのフェイクから飛び込んで組みにいくが、直ぐに体を入れかえたダイキ・ライトイヤーが上腕を顔の押し付け押し込んでいく。

田丸もすぐに左に回りヒザを見せて離れると、右ボディから右の蹴り、さらに左ミドルを狙う。捌いて右を見せつつ左の蹴りをダイキ・ライトイヤーが放ち、田丸は急ぎ間合を外す。

ライトコンタクトの騙し合いのなか、田丸が低い姿勢で入りシングルレッグへ。バックに回ろうとしたダイキ・ライトイヤーをスラムのようにテイクダウンする。ダイキ・ライトイヤーがハイガードから三角絞めに入ると、田丸は持ち上げてスラムし、腕を抜いて担ぎパス。

頭を押して立ち上がったダイキ・ライトイヤーだが、田丸はヒザをついた状態でアンクルピックでもう一度倒すと足を束ねた状態でギロチンに入る。

背中をマットにつけて防御したダイキ・ライトイヤーに対し、田丸はハーフからマウントへ移行する。

殴られて下を向いたダイキ・ライトイヤーにRNCを仕掛けた田丸は、ロールして仰向けになり──残り時間が少ないことから全力で絞めあげる。

背中が反れ、かなりタイトにチョークが入るがダイキ・ライトイヤーはタイムにラウンド終了まで耐えきった。

2R、田丸は右の蹴りをブロックしたダイキ・ライトイヤーが、続いて右の狙われたところでスピニングバックフィストを放ったのか、背中を向ける。田丸は距離を潰していたが、打ちどころが悪かったのか、なぜか後退する。

田丸は直後にダブルレッグを決めるも、下からのエルボーに受け動きが止まっている。あるいは初回の絞めでスタミナをロスしたのか、とにかく動きが落ちた田丸がダイキ・ライトイヤーをケージに押し込み、右足を両足で束ねる。

足を抜いてバックに回ろうとしたダイキ・ライトイヤーが、右腕を腰に回した田丸が前方に落として上を取り切る。立ち上がったダイキ・ライトイヤーは左腕を差して逆に田丸をケージに押し込む。そのままクラッチして、払い腰で田丸を投げ切る。

サイドで抑えられた田丸は、足を絡ませて足関節を狙いつつ、ボディロックに捕えてダイキ・ライトイヤーの左側に頭をぬき、起き上ってリバーサル。ケージを背にダイキ・ライトイヤーが立ち上がろうとすると、先に体を起こした田丸ががぶり頭を固める。

さらに上体を起こして左腕をダイキ・ライトイヤーの首の下に入れ、ハーフからクローズドに組みつつマルセロチンを完成させる。前転ができないダイキ・ライトイヤーは観念してタップした。


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J-CAGE Report Shooto2020#08 ダイキ・ライトイヤー ブログ 田丸匠

【Shooto2020#08】「30歳でピークに。もうソロソロ形にしないと」──田丸匠、ダイキ・ライトイヤー戦へ

【写真】もうソロソロという気持ちは、勝利と共に固まっていく (C)MMAPLANET

20日(日)、大阪市淀川区のメルパルクホールOSAKAでTTFC09と二部制興行でプロ修斗公式戦Shooto2020#08が開催される。

メインで田中有✖キャプテン☆アフリカの環太平洋ライト級王座決戦が組まれ、ティーンエイジ・センセーション=西川大和の大阪初進出など注目カードが組まれるなか、田丸匠がダイキ・ライトイヤーと対戦する。

8月に安藤達也に敗れ、バンタム級タイトル戦線で後退を強いられた田丸は、臨機応変&柔軟MMAをより強固なモノにするために一歩踏み出す。


──群雄割拠の修斗バンタム級、2020年最終興行の大阪大会でダイキ・ライトイヤー戦です。

「自分の思っていた道筋とは違います。でも格闘技で強くなることを目的にしているので……この前の試合は負けたのですが、バンタム級になってあれだけ前に出ることができたのは自信にもなりました。バンタム級でも前に出ることができることを確認できました。

これで下がっても、前に出ても、積極的でも消極的でもという選択肢がある中で焦らず、中間が取れるとまた一つ進めるのかというのが見えたので。格闘技で強くなるという目的だと、外れていないと考えています」

──前に出ることが確認できたということは、これまでは出なかったのでなくて、出られなかったということですか。

「僕としては前に出て、打ち合って倒せる選手は格好良いとは思っています。でも、そういう才能はなくて、相手のない技術に自分の持っている技術を合わせて戦ってきました。それが下がりながら、後だしジャンケンのようなファイトだったんです」

──後の先ですね。

「それが自分よりフィジカルのある相手と戦う時のスタイルでした。でも最近は前に出ても倒せるし、見えて来たんです。まぁ、貰っちゃったんですけど(苦笑)。調子に乗ってしまいました」

──自分を倒した安藤達也選手が、DEEPからやって来た大塚隆史選手に敗れました。

「どうしたのって思いました。最後はアクシデントだと思いますけど、その前に普通にカットしろよって。安藤選手は凄く才能のある選手ですし、同じ修斗で戦っている仲間が負けて悔しかったです。でも大塚選手がDEEPで戦っていたとかいうのは関係ないです」

──『田丸、誰?』って言われていましたね(笑)。

「でも、1階級下の選手ですね──とか言っていて。知ってるじゃないって(笑)。とにかく僕は明日の試合のことを考えます。自分のスタイルが確立していく試合にしたいんです」

──というのは?

「今24歳で、30歳の時にピークを迎えるために骨組みを完成させたいんです。このままだと中途半端になってしまいそうで。MMAは中途半端さが強さに通じるのかもしれないですけど、自分の勝ちパターンを見つけたいです」

──そういうなかでライトイヤー選手の印象は?

「良いお父さんって感じです。前に挨拶をしたことがって、お子さんと一緒にいて。凄く可愛い子で、その時のダイキ・ライトイヤー選手の顔がやさしいお父さんで……、あの時の表情が凄く印象に残っているんです。

格闘技的にいえばオールラウンダーのベテランで、要領が良い。でも一発はないし、強い部分は少ないです──ディフェンシブな選手。だからKO、一本で勝つことが最低条件です。そのためにも安藤選手と戦った時のように勝負を焦らないことが大切だと思っています。倒しに行くとき……詰将棋の最後の展開で隙を作らない。そういう練習でやってきました」

──24歳、同世代に野瀬翔選手、野尻定由選手、22歳の箕輪ひろば選手がONEで勝ち、23歳の宇田悠斗選手、20歳の平良達郎選手に安芸柊斗選手とさらに若い選手が台頭してきています。

「皆地方だし、嬉しいことです。結局、経験値だと思う瞬間が来ると思います。だから、溜めておいて欲しいです。僕はライリー・ドゥトロに負けて、色々と勉強させてもらうと同時に精神的にかなりしんどい時を過ごしたので。

僕や石井逸人、青井人選手は下がいなかったですからね。でも修斗に限らず、同い年に若松(佑弥)選手もいますし、ここから再スタートのつもりで戦います。

実力云々でなく……そろそろ、形にしていかないといけないと思っています。ケージの中で勝った人間が正義なので、練習でできることを試合でしっかりと出すことができる……ことが確信できる試合にしたいです」

──押忍、試合前日にありがとうございました。

「ハイ。勝って、うどんを食べて岐阜に戻ります(笑)」

■Shooto2020#08対戦カード

<環太平洋ライト級王座決戦/5分3R>
田中有(日本)
キャプテン☆アフリカ(日本)

<フェザー級/5分3R>
田丸匠(日本)
ダイキ・ライトイヤー(日本)

<フライ級/5分3R>
田上こゆる(日本)
永井美自戒(日本)

<キック55キロ契約/3分3R>
有井渚海(日本)
内藤啓人(日本)

<キック60キロ契約/3分3R>
基山幹太(日本)
龍翔((日本)

<73キロ契約/5分2R>
林RICE陽太(日本)
西川大和(日本)

<51キロ契約/5分2R>
中村未来(日本)
古澤みゆき(日本)

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J-CAGE News Shooto2020#07 Shooto2020#08 ダイキ・ライトイヤー ブログ マッチョ“ザ”バタフライ 田丸匠 黒澤亮平

【Shooto2020#07&#08】11月23日に黒澤亮平✖マッチョ・ザ・バタフライ、12月20日は田丸✖ライトイヤー

【写真】修斗はここにきて、何だかんだといっても潰し合いができる選手が揃ってい。 (C)KEISUKE TAKAZAWA & MMAPLANET

Sustainより、10月31日(土)に23日(月・祝)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2020#07、1日(日)に12月20日(月・祝)に存続が決まった大阪市の淀川区にある大阪メルパルクホールで開かれるShooto2020#08の追加カードが発表されている。

後楽園ホール大会はフライ級=黒澤亮平✖マッチョ・ザ・バタフライ、メルパルクホール大会はフェザー級の田丸匠✖ダイキ・ライトイヤーが明らかとなった。


ONEストロー級戦線に内藤のび太、猿田洋祐、箕輪ひろばという歴代王者とタイトルコンテンダーの澤田龍人を送り出している修斗ストロー級において、一時期の体調不良による戦線離脱がなければ黒澤は、その名をここに並べていても決しておかしくない実力者だ。

かつてや空手バカ一代の主人公で、大山倍達のモデルとした空手家・飛鳥拳の中で修斗ストロー級の頂点に立った黒澤は、その世界奪取から2年半のブランク後に本名に戻し復帰を果たした。昨年9月の本田良介戦をスプリットで落としたものの復帰後は3勝1敗、勝った試合は全てフィニッシュしている。

対するマッチョ・ザ・バタフライは地元大阪の試合で3年近く結果が出ない時を過ごし、昨年6月にギロチンで一本勝ちして以来──1年5カ月ぶりの試合となる。総合力は黒澤というのは否定できないが、マッチョ・ザ・バタフライはハマれば一本というギロチンへのプロセスを考え、磨いてこの一戦に臨みたい。王者・箕輪がONE参戦を決めたなか、この試合の勝者が9月のランキング上位対決で飯野タテオを倒した猿丸ジュンジ、7月の大阪大会で小巻洋平から一本勝ちしている本田良介らとのストロー級頂点争いに加わることになる。

黒澤✖マッチョ・バタフライが組まれた後楽園ホール大会で、大塚隆史と対戦する安藤達也との環太平洋王座決定戦で敗れてから4カ月、田丸は再起戦に臨む。対するライトイヤーは悪夢の4連敗(※2つのドローを挟み)から抜け出し、昨年と今年で4連勝と右肩上がりで調子を上げており、MMA通算戦績も4勝7敗から8勝7敗を白星先行まで持ち直している。

天才と異名を持つ一方で、地方のジムの限られた環境で最大限のサポートと工夫で、そのスタイルを確立してきた田丸。その田丸と戦績的には対照的なキャリアを積んできたライトイヤーだが、その実──この2人のマッチアップは雑草✖雑草、草魂の激突といえよう。

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