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ONE ONE Unbreakable III ONE116 03 Report アリョーナ・ラソヒーナ スタンプ・フェアテックス ブログ

【ONE Unbreakable03】寝技の成長を見せたスタンプだが、残り7秒でラソヒーナのギロチンに一本負け

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
アリョーナ・ラソヒーナ(ウクライナ)
Def.3R4分53秒by ギロチンチョーク
スタンプ・フェアテックス(タイ)

左フックを伸ばすラソヒーナに対し、スタンプは左右のローを蹴る。さらに左フックに左をカウンターで合わせたスタンプは。ダブルのリードフックをかわして、強烈な右ローを蹴る。シングルレッグにオモプラッタを合わせたスタンプは、腕を抜いたラソヒーナの足関節に反応し、腕狙いにはヒザを顔面に入れマウントへ。

バックに回ったスタンプは、上を向いたラソヒーナにリバーサルを許しマウントを取られる。ラソヒーナはここで腕十字もスタンプは、体を起こしてラソヒーナの腰を高くして腕を抜く。試合がスタンドに戻ると、左に右フックを合わせたスタンプは右ローを入れるが、ダブルレッグでテイクダウダウンを許す。

ラバーにヒザを割ってパスから一気に十字を狙ったラソヒーナだが、スタンプは即座に反応して蹴り上げからスクランブルへ。ここでスタンプはエルボーを2発入れ、ラソヒーナの前進力が落ちる。遠い位置からのダブルレッグにスタンプが反応したところで初回がタイムアップに。

2R、ラソヒーナは左フックを振るって前に出る。この圧力にまるで平気なスタンプは、近い距離で右を返す。ラソヒーナの必死の踏み込みもジャブで遮断するスタンプが、笑顔を浮かべる。さらにローに右を合わせたスタンプが、思い切り右ミドルを蹴っていく。テイクダウン狙いをかわし、ヒザを狙ったスタンプの圧力が高まる。

ニータップ気味の動きからシングルに移行したラソヒーナだが、スタンプが思い切りエルボーを入れる。及び腰のテイクダウン狙いに、がぶりからバックを制したスタンプは両足をフックし、マウントに移行する。頭をつけてエルボーのスタンプは、ラソヒーナのケージキックからのスクランブルで逆にテイクダウンを決め、腕十字もしっかりと防御する。

得意技を防がれる展開が続いたラソヒーナは、左ジャブから右を伸ばす。とボディショットでラソヒーナが思わず引き込んでしまう。スタンドで待ち受けたスタンプが、この回を取った。

最終回、ジャブの差し合いからワンツー&ローを蹴ったスタンプは、しっかりとラソヒーナの攻撃が見えている。スタンプは左ミドルをキャッチされそうになると、いち早く右ストレートを打ち込む。右ミドル、左ローのスタンプ。ラソヒーナは左フックを当てたが、次の手がないラソヒーナもローに左フックを合わせ、一歩も引かない。続く左フックには、右をカウンターで入れたスタンプが、下がりながら右を当ててローへ。

ややクラウチングで肩を入れた構えのスタンプが、右から右ミドルを蹴る。直後にダブルレッグでテイクダウンを取ったラソヒーナは、エビのスタンプにパウンドを落とす。ガードを越えてきたところで、立ち上がりシングルを狙ったスタンプ。と、ラソヒーナがギロチンへ。

試合終了まで時間はなく、思い切り絞めるラソヒーナが体を捩じっていく。ここでスタンプは左手で肩の辺りに触れ、レフェリーが試合をストップする。その刹那、両手を挙げて抗議したスタンプだが、腕を押すわけでも、握りに行くわけでもない動きは──タップと見なされても致し方ないだろう。

「寝技で対抗してくることは分かっていたけど、あんなに強いとは思っていなかった。もっと強くなってONEのチャンピオンになりたい」と勝者は話した。


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Interview ONE ONE Unbreakable III ONE116 03 アリョーナ・ラソヒーナ スタンプ・フェアテックス ブログ

【ONE Unbreakable03】ラソヒーナ戦へ、スタンプ・フェアテックス「柔道家。あらゆる角度からヒザを」

【写真】仕切り直しの1年が始まる──スタンプ・フェアテックス (C)MMAPLAET

5日(金・現地時間)に中継されるONE116 03「Unbreakable 03」のメインで、アリョーナ・ラソヒーナと対戦するスタンプ・フェアテックス。

昨年はMMAでは2勝0敗ながらスーパーシリーズにおいてはキック、ムエタイの両世界王座から陥落したスタンプが、仕切り直しの2021年──初戦に臨む。


──ラソヒーナ戦が4日後に迫ってきました(※インタビューは1月18日に行われた)。今の調子はいかがですか。

「フィジカル的にもメンタル面も100パーセント、絶好調よ」

──クリスマスやニューイヤーも問題なく、練習できましたか。

「2021年最初のONEの大会で戦えることは凄く嬉しいわ。だから12月は31日まで練習し、新年は1月1日からトレーニングをしていたわ(笑)」

──つまり休みなしで練習をしてきたということですね(笑)。

「ホリデーはなしよ。この試合に向けて、フェアテックスではランボーと練習をしてきたの。体格が近いから。ランボーはMMAの試合はしていないけど、トレーニングはしてきたから、ムエタイだけでなく彼とはMMAの練習もやっているわ」

──2020年、スタンプは2つのチャンピオンベルトを失ってしまいました。

「去年は本当に色々なことがあったわ。もちろんCOVID19のパンデミックが起こり、色んな影響が出たわけだし。でもパンデミックは私だけでなく、世界中の人々が関係しているから。そうね……2つもベルトを失くしたことに関しては、全く予想もできなかった。

だから、心が折れそうになったわ。チャンピオンとして、ベルトを守るだけの準備もできていなかったし、プレッシャーがあり過ぎてメンタルは試合前からボロボロだったの……。でもベルトを失ったおかげで、今の私は以前のようにハングリーになっているわ。もちろん私のベルトを取り戻さないといけないし……でも、今はアトム級GPで戦うことに集中しているの。プライオリティはMMAよ」

──こうなってくるとMMAと立ち技を同時に戦うのは難しいですね。MMAでも対戦相手も強くなっているし。それでもムエタイとキックボクシングのベルトを取り戻したいと考えているのですね。

「MMAの練習に重点を置いたとしても、そこにはムエタイのトレーニングも含まれているから。今、私は朝起きて5時から7時までジョグ、ミット打ちをしてからMMAの練習をしているの。

ランチの後はムエタイをしっかりとやって、夜は週に3度は柔術をやって。それが私がこなしてきたスケジュールよ」

──3部練が週に3度、それはハードですね。

「試合が近づいてからはMMAの練習を増やしたけどね。基本、練習時間は変わりなかったわ。そうね、ここ2カ月はムエタイよりもMMAに重点をおいてきたわね」

──女子アトム級タイトル戦線ですが、パンデミックでアンジェラへの挑戦が延期された練習パートナーのデニス・ザンボアンガは、結局挑戦する機会がなくなってしまい暫定王座決定戦もありません。この状況をどのように思っていますか。

「私はデニスじゃないから、彼女が世界タイトルに挑戦できなくなったことは言及しようがないかな……だからノーコメントでお願い。ただアンジェラに挑戦できなくなっても、イツキ・ヒラタのようなタフな相手と戦っていくべきね。アンジェラと戦う前に。そうすればデニスの経験値が上がるから」

──なるほど。そういう考えでいるのですね。アトム級GPはなかなか陣容が見えてこないですが、金曜日の試合はGP出場へテストだと考えていますか。

「GPのことは何も詳細が分かっていなくて、ワールドGPを開くっていうこと以外、何も教えてもらっていないわ。そして、この試合が決まったの。だから、この試合に勝ってどうなるのか──今は何も分かっていない状態ね。

でも次の試合がGPへのテストだとしたら……彼女はウクライナの柔道王者だし、テイクダウンディフェンスをしっかりしないといけないわね。もちろん、私の一番の武器はムエタイだから打撃で戦うけど、寝技になっても、これまで見せていないことに挑戦したいと考えているわ。でも、まずは投げられないことね。

彼女は柔道家だし、胸を合わせて組んでくるようだと、ヒザを入れるチャンスになるでしょうね。そして、何も真正面からヒザを使うんじゃなくて、色々な入れ方があるから。組もうとしてきたら、あらゆる角度からヒザを突き刺すわ。それが私のアートだから」

──ところで、2月28日に日本のRISEで寺山日葵選手と戦うアイーダ・ルークサイコンディンがロッタンの彼女だと紹介されたのですが……。日本のファンはスタンプが、ロッタンの彼女だと思っていたみたいで、ちょっとSNSがざわついて。一体、ロッタンとスタンプはどうなっているだろうと。もちろんノーコメントでも構いません。

「別に話しても良いわよ(笑)。ロッタンと私は恋人でも、グッドフレンドでもないわ。でも、格闘技を通しての友人みたいなもので。『元気?』とか電話を掛けてくるけど、新しい彼女もいるのにね。どちらにしても、私はもう男女の仲を公言するのはコリゴリ(笑)。彼は私にとってマーシャルアーツ・フレンド、コールドワーク・フレンドよ(笑)」

──なるほど了解しました(笑)。では2021年、最初の試合が良い試合になることを願っています。

「ありがとう。ほんと、いつになるか分からないけど、日本でONEが開かれる時が来たら、今度は私も日本のファンの前で試合がしたいわ。日本の友人たちの前で、ね(笑)」

■視聴方法(予定)
2月5日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable 03対戦カード

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
アリョーナ・ラソヒーナ(ウクライナ)
スタンプ・フェアテックス(タイ)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
佐藤将光(日本)
ファブリシオ・アンドラジ(ブラジル)

<ムエタイ(キック)・バンタム級/3分3R>
ハン・ズーハオ(中国)
アダム・ノイ(アルジェリア)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>※
ロビン・カタラン(フィリピン)
澤田龍人(日本)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>※
ラウル・ラジュ(インド)
アフメド・ウジタバ(パキスタン)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ティオル・タン(米国)
ポール・ルミヒ(インドネシア)

※2020年12月18日に収録

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News ONE ONE Unbreakable II ONE Unbreakable III ONE116 スタンプ・フェアテックス ファブリシオ・アンドラジ ブログ 佐藤将光

【ONE Unbreakable II & III】2月5日中継ファイトで、佐藤将光が超難敵ファブリシオ・アンドラジと対戦

【写真】ここにきて、この相手かという……厳しい一戦を迎える佐藤(C)MMAPLANET

12日(火・現地時間)、ONE Championshipより22日(金・同)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE116「Unbreakable」の中継枠=Dark Seriesのカードが発表された。

1月29日(金・同)の中継分ではヘビー級の2試合、マウロ・チリリ✖アブドゥルバシール・ヴァガボフ、そしてアラン・ンガラニ✖ウマウ・ケニ戦の2試合が明らかとなり、前者がメインになるとのこと。

また2月5日(金・同)の放送分では佐藤将光が登場しファブリシオ・アンドラジと相対するバンタム級戦と、スタンプ・フェアテックスが半年振りにMMAを戦うアリョーナ・ラソヒーナ戦が明らかとなった。


タイトル挑戦が見えてきたはずの佐藤にとって、厄介な相手が用意された。アンドラジは昨年の7月に行われたONE No Surrender=タイ・ドメスティックショーで、マーク・アベラルドを相手に圧倒的なムエタイの強さを見せ、最後はテイクダウンを切ってバックを制するとRNCで一本勝ちという衝撃のONEデビューを果たしている。

ムエタイで頂点を目指しブラジルのフォルタレーザからタイはプーケットのタイガームエタイの所属となったアンドラジ。立ち技の戦績は29戦28勝で11KO勝ち、MMAは4勝2敗ながらアベラルドを破った試合を見る限り、相当な猛者であることは間違いない。

オーソ基調のスイッチヒッター、怖いのは下がってパンチを打つことができる点だ。またテンカオだけでなく、首相撲からヒザ蹴りにも長けている。つまりアンドラジは佐藤の前進力、そしてゼロ距離でのMMAらしい打撃と組み技の融合という最大の長所を封じ込める力を持っている可能性がある。

5日放送分のヘッドライナーはスタンプとONE初陣のラソヒーナ戦で、佐藤はコ・メインでの出場となる。

ジョン・リネケルがケビン・ベリンゴンをKOし、ONEでは2戦目の手強いアンドラジを当てられるなど、ビビアーノ・フェルナンデスの持つONE世界バンタム級王座挑戦に関して相当な向かい風が吹くようになった佐藤だが、ここはスキージャンプのようにアゲインストの風を浮力とするしかない。

この正念場を前に佐藤は昨日11日(月)に行われたZOOM公開練習の際の囲み取材で「いくらムエタイが強くて、テイクダウンを切ってRNCには入れても、総合格闘技はそんな簡単なモノじゃない」と力強い言葉を言い放っている。

■ONE Unbreakable視聴方法(予定)
1月22日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable対戦カード

<キックボクシング世界バンタム級選手権試合/3分5R>
[王者] アラヴェル・ラマザノフ(ロシア)
[挑戦者] カピタン・ペッティンディーアカデミー(タイ)

<キックボクシング世界ライト級選手権試合/3分5R>
[王者]レギン・アーセル(オランダ)
[挑戦者] ムスタファ・ハイダ(イタリア)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
青木真也(日本)
ジェイムス・ナカシマ(米国)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)
ザキムラッド・アブデュラエフ (ロシア)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
モン・ボー(中国)
サマラ・サントス(ブラジル)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
チェン・ルイ(中国)
クォン・ウォンイル(韓国)

■ONE Unbreakable II視聴方法(予定)
1月29日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable II対戦カード

<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
マウロ・チリリ(イタリア)
アブドゥルバシール・ヴァガボフ(ロシア)

<ヘビー級(※120.2キロ) 5分3R>
アラン・ンガラニ(香港)
ウマウ・ケニ(セネガル)

■ONE Unbreakable III視聴方法(予定)
2月5日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE Unbreakable III対戦カード

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
佐藤将光(日本)
ファブリシオ・アンドラジ(ブラジル)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
アリョーナ・ラソヒーナ(ウクライナ)
スタンプ・フェアテックス(タイ)

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ONE Result ONE110 No Surrender I スタンプ・フェアテックス ファブリシオ・アンドラジ ブログ

【ONE110 No Surrender I】試合結果 スタンプは力不足のスニサは完勝。掘り出し物=アンドラジが一本勝ち

【写真】とてもキャリア3勝2敗の動きには見えなかったアンドラジ(C)ONE

7月31日(金)にONE110「No Surrender I」がタイはバンコクのインパクトアリーナで行われた。

ONEグローバル部隊にとって活動再開となる運営がリモートワークだった今大会、ムエタイの2階級の世界戦は王者が防衛に成功。スーパーボン・バンチャメークとシッティチャイ・シッソンピーノンはキックルールで組まれ、前者が判定勝ち。

2試合組まれたMMAではタイガームエタイ所属のファブリシオ・アンドラジがマーク・アベラルドを相手、ムエタイとグラップリングの融合体的な強さを見せRNCでタップを奪っている。

スタンプ・フェアテックスはパウンドアウトしTKO勝ちも、対戦相手との力量さがありすぎた。

ONE110「No Surrender I」
<ONE Super Seriesムエタイ世界フライ級選手権試合/3分5R>
○ロッタン・シットムアンノン(タイ)5R
判定
×ペッダム・ペッティンディー・アカデミー(タイ)
<ONE Super Seriesムエタイ世界フェザー級選手権試合/3分5R>
○ペットモラコット・ペッティンディーアカデミー(タイ)5R
判定
×ヨーセングライ・フェアテックス(タイ)
<キックボクシング・フェザー級/3分3R>
○スーパーボン・バンチャメーク(タイ)3R
判定
×シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)
<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
○スタンプ・フェアテックス(タイ)1R3分57秒
TKO
詳細はコチラ
×スニサ・スリサン(タイ)
<67キロ契約/5分3R>
○ファブリシオ・アンドラジ(ブラジル)2R1分11秒
RNC
詳細はコチラ
×マーク・アベラルド(ニュージーランド)
<ムエタイ・フライ級/3分3R>
○スーパーレック・ギアットムーガーオ(タイ)3R
判定
×パンパヤック・ジットムアンノン(タイ)
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Interview ONE ONE110 No Surrender I スタンプ・フェアテックス ブログ 平田樹

【ONE】スタンプ✖スニサ戦の解説後に──スリムビューティー&ストロング?!=平田樹がZOOM共同会見

【写真】体つきがMMAファイターになってきた平田樹(C)ABEMA

7月31日(金・現地時間)にタイのバンコクでONE110「No Surrender」が開催されライブ中継を行うABEMAで平田樹がゲスト解説を務めた。

かねてから実現を訴えてきたスタンプ・フェアテックスがスニサ・スリサンに勝利した試合を確認した後、共同会見が行われ──オフィシャルの質問に続きGONG格闘技、Bout Review、E-fight、そしてMMAPLANETの4媒体と平田のZOOM会見が始まり──スタンプ戦を中心に質疑応答が行われた。

「コロナの時期でも試合があり、休んではいられない。試合を見ると、自分も早く試合がしたくなる。無観客ができるのは今の時期しかないので、無観客でもやってみたい」と会見の冒頭で話した平田は、スタンプ✖スニサ戦に関しては「寝技をもうちょっと見たかった。相手が弱すぎて、どれだけ強いのか気になる」と、試合内容については注文をつけた。

スタンプと自らの戦いに質問を及ぶと、「打撃の距離感はあの感じなので、組んだらすぐ投げて寝技に持ち込めばいける。早くやろうよという感じです。スタンプはMMAで5戦5勝、自分の方が戦績も下になったので、自分が勝てば大きいです。ファンも見たいと思ってくれている試合、皆が見たい試合を自分も戦いたい」と平田は話し、質疑応答は続いた。

ここではMMAPPLANETの彼女への問いかけと、返答をお届けしたい(※要約)。


──解説中、試合展開にイライラしているようにも感じました。ただムエタイやキックでなく、スタンプのMMAの試合を視ることができました。キックやムエタイでもスタンプのファイトは気になるのでしょうか。

「全然視ないですね。MMA以外はそれほど見ないです。今回は相手がレスラーだと聞いていたので、寝技になるんじゃないかと期待していました。でもスタンプ選手の余裕が見えた試合になってしまって」

──スニサが頭を抱えてきたときにスタンプはバックに回るのではなく、正対していきました。それだけ首相撲に拘りを持っている裏返しかと思えます。あの首相撲への拘りに対して、何か想うところはありますか。

「ああいうところはまだ下手くそなんだなって。まだ穴があると思いました。自分が相手なら、あの場面で投げ切れるし、レスリングもいけるのでチャンスもあると思います。寝技はまだできないのかとは思います」

──あの1試合前にファブリシオ・アンドラジというムエタイとグラップリングを融合させた選手がいました。スタンプがあのようにムエタイをMMAで使えるとすれば?

「あの髪の毛がカラフルな人ですよね。あの人はヤバイですね。両方できて……。でも、大丈夫。私は試合には強いので(笑)」

──ところでZOOMの画面で顔を拝見させてもらうと、凄く顔が締まっていませんか。小顔ローラーとかやっているのですか。

「違いますよ!!(笑)。違います!! 痩せたんです……ちょっとやめてくださいよぉ(笑)」

──ケガもあったようですが、トレーニングでしぼれているということでしょうか。

「これまでは好きな時に好きなものを食べていてのが、『これを食べたら太る』、『これだけ練習したのに、こんなの食べたらいけない』っていう考えになってきたんです。自分の体のこと、練習のことを第一に考えるとどんどんと痩せてきました」

──胃腸の状態が良いと、体にも凄く良い影響が出るかと思います。

「今までよりも体重も軽いし、食べているものも全然違うので体つきも変わったと言われ、パンチの威力も変わってきました。それは自分でも分かります」

──本当に顔が引き締まっていますね。ただ痩せるだけでなく、肌つやの良さが画面を通して伝わってきます。

「本当に体調が良いんです。だから余計に試合がしたいです」

──これは平田選手だけの問題でも、日本だけの問題でなく、世界的規模の問題で国境を以前のように行き交うことができません。そうなると日本での試合というのも視野に入ってきますか。

「国内で戦うことも考えています。本当に全然あることなので。今は調子も良いし、試合をして色々なことを試してみたいんです……レスリングだったり。凄く練習しているのに、その成果を発揮する場所がないので悔しくて」

──とはいえ日本に外国人選手が入国するのも厳しい状況です。そうなると日本人選手が相手になりますが。

「逆に日本人と戦ってみたいです。私は日本人選手との試合経験があまりないので」

──誰かと戦いたいという個人名を挙げることはできますか。

「う~ん、それは結構聞かれるんですけど、分からないんです。自分の階級ってあまりいなくて……でも、誰でも大丈夫です(笑)」

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【ONE110 No Surrender I】スタンプ・フェアテックスが、首相撲&ヒザ蹴り→TDを決めパウンドアウトで完勝

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
スタンプ・フェアテックス(タイ)
Def.1R3分57秒by TKO
スニサ・スリサン(タイ)

小刻みにステップを踏むスニサが右ロー、チェックしたスタンプがその足で左ミドルを入れる。強烈な右ローから右ミドルハイを蹴ったスタンプは、続いて左ローを入れる。パンチから首相撲のスタンプがヒザボディに連続蹴っていく。左右のヒザを文字通り突き刺されたスニサが左腕を差して押し込んでいく。ここで頭を抱えたスニサに対し、スタンプは押し返して正対する。

スタンプをロープに詰めたスニサだが、ブレイクが掛かり離れてからのリスタートは不運だ。スニサはフックで前に出ると、スタンプは再び首相撲に捕え、ヒザ。ここからボディロックに切り替えてテイクダウンを決めると、サイドからスタンプがパンチを入れる。ニーインからマウントへ移行したスタンプに対し、スニサは頭を抱えたまま背中を向けてしまう。形としてバックマウントの状態のスタンプが、そのままの状態で左で殴り続けTKO勝ちを決めた。


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【ONE110 Surrender I】計量&ハイドレーション結果 3度のPCRと計量を経て、12名の選手がリングへ

【写真】バンコクでは初の無観客大会へ向け、レフェリー陣など競技運営サイドも入念なリハーサルを行った。そんなリングへスタンプが、今夜上がる (C)MMAPLANET

31日(金・現地時間)にタイのバンコクで開催される無観客大会=ONE110「No Surrender I」の計量及びハイドレーション結果が発表された。

ONEでは水抜き禁止、北米MMAより実質1階級の体重が上限となり、ハイドレーション・テストが試合の2日前と前日に行われている。そして1日でもパスできないと試合当日の朝に再計量が必要になっている。

6月のヒーローシリーズにから1カ月と10日、今大会で本格的に新型コロナウィルス感染下でグローバル配信を行うイベントを再開させるONEチャンピオンシップ。今大会はライブ中継大会と、後日配信される18試合が組まれている。

大会出場選手は3度のPCR検査が行われ、食事も宿泊ホテルの個室に1日に3度運ばれ、トレーニングルームも時間差を設けて使用されるなど、他チームとの接触を極力避けると言う形で予防対策に尽力がなされてきた。


今夜のライブ中継で戦う12人のファイターの計量とハイドレーションテストの結果は以下の通りだ。

■ONE110計量結果

※赤字の選手の名前をクリックすると、インタビューページに移動します。

<ONE Super Seriesムエタイ世界フライ級選手権試合/3分5R>
[王者]ロッタン・シットムアンノン:60.9キロ/1.0049
[挑戦者] ペッダム・ペッティンディー・アカデミー:60.95キロ/1.0152

<ONE Super Seriesムエタイ世界フェザー級選手権試合/3分5R>
[王者] ペットモラコット・ペッティンディーアカデミー:70.3キロ/1.0148
[挑戦者] ヨーセングライ・フェアテックス:69.95キロ/1.0036

<キックボクシング・フェザー級/3分3R>
スーパーボン・バンチャメーク:69.75キロ/1.0168
シッティチャイ・シッソンピーノン:70.25キロ/1. 0191

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
スタンプ・フェアテックス:52.15キロ/1.0057
スニサ・スリサン:52.2キロ/1.0241

<67キロ契約/5分3R>
マーク・アベラルド:67.0キロ/1.0040
ファブリシオ・アンドラジ:66.8キロ/1.0074

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
パンパヤック・ジットムアンノン:61.2キロ/1.0241
スーパーレック・ギアットムーガーオ:60.9キロ/1.0087

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【ONE110】スリアン戦へ─スタンプ・フェアテックス「ムエタイでクラスターが起こったことは……」

【写真】5カ月振りの実戦、7カ月ぶりのMMAマッチに挑むスタンプ(C)MMAPLANET

31日(金・現地時間)にタイのバンコクで活動を再開するONEチャンピオンシップ。ONE110「No Surrender」でスタンプ・フェアテックスが、MMAマッチ=✖スニサ・スリアン戦を戦う。

感染拡大がいち早く収まりつつあるタイだが、それでもスタンプもロックダウンを経験し、ジムも閉められる期間があった。そんな状況だった頃を振り返ってもらい、今回の試合への意気込みをスタンプに尋ねた。


──7月31日にONEチャンピオンシップがバンコクで開かれます。今の気持ちを教えて下さい。

「ロックダウン期間を経て、またONEで戦えることは凄く嬉しいわ。しかもバンコクで大会が行われるなんて、とてもエキサイトしているの」

──いつ、この大会がバンコクで行われることを知りましたか。

「1カ月半ぐらい前かなぁ。オフィシャルアナウンスの前ね。母国で試合があることで、気持ちも上がったし。それから試合が確定するまで少し時間が掛ったけど、とにかく試合ができることが一番だから」

──3月にタイではムエタイの大会でクラスターが起こりました。格闘家として、あの時はどのような気持ちになりましたか。

「クラスターが起こったことは関しては色々な要因があったことは間違いないけど、最悪のニュースだったことは確かで……。ONEもそうだし、私も含め当事者であり、ムエタイに関係する全ての人間が心穏やかじゃなかった。

でも、アレを良い経験として政府もONEのイベント開催を認めてくれたし……本当に良かったわ」

──国技であるムエタイの今後を危ぶむことはありましたか。

「それは思わなかったわ。ムエタイがタイから無くなるなんてことは。だからこそ、しっかりと対応しないといけないし。あのクラスターからムエタイで感染者を出さないために、最大の努力をしないといけないって学んだわ」

──ところで2月のシンガポールの試合後、スタンプはどのように過ごしていたのでしょうか。

「新型コロナ感染拡大が進み、ロックダウンが開始されると故郷に戻って家族と過ごしていたわ。街のジムも閉鎖されていたので兄弟とスパーリングや、ジョギングをしていたぐらいで。4月にはフェアテックスに戻って、なるべく人との接触を避けた時間割で、練習を再開したの。でも、それも他の人に分からないようにコッソリね。

もう私たちができることは小まめに手洗いとうがいをして、ジムでの消毒を徹底するだけ。1カ月半前に政府からジム活動の再開が認められ、そこでも以前よりずっと対策をして、トレーニングを続けてきたわ。以来、検温が欠かせなくなったわ」

──31日の試合はムエタイやキックでなく、MMAを戦うことになりました。

「1月からMMAの試合をしていなかったから、凄く嬉しいわ。また母国でMMAを戦えるのも良いことだし、試合の日が来るのが楽しみな気持ちでいっぱいよ」

──対戦相手のスニサ・スリサンの印象を教えてください。

「実は彼女はフェアテックスに練習に来ていたことがあって、凄く良い子なの。試合が決まって、所属するジムに戻ったけど……タイでは数少ない女子MMAファイターで……。でも、試合は試合。100パーセントの自信があるし、そのためにトレーニングを積んできたから。

油断することなく前回の試合から私の寝技がどれだけ進歩したのかを、可能な限り皆に見てもらいたいと思っている」

──パンデミックで今後のことは不確定要素が多いですが、既に練習仲間のデニス・ザンボアンガが女子アトム級世界王座挑戦が決まっています。

「デニスにとってアンジェラに挑戦できることは、本当に素晴らしいことよ」

──友人がチャンピオンになっても、チャレンジできますか。

「もし、そんな日が来るならベストを尽くして戦うだけだし……試合が終わればまた友達に戻るわ」

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【ONE110】31日のバンコク大会にスタンプ・フェアテックスがMMA出場。今後のスケジュールも発表

【写真】31日ライブ中継枠でスタンプがダークシリーズでもなく、またMMAへの出場は嬉しい (C)MMAPLANET

13日(月・現地時間)にONE Championshipのチャトリ・シットヨートンCEO兼チェアマンが自らのSNSに2つの投稿をし、31日(金・同)にタイ・バンコクで開催される無観客大会のONE110「No Surrender」の追加カードと、今後のイベント・スケジュールに関する発表をしている。

31日大会ではONEムエタイ世界フライ級王者ロッタン・ジットムアンノン✖挑戦者ペッダム・ペッティンディーアカデミー、ONEムエタイ世界フェザー級王者ペットモラコット・ペッティンディーアカデミー✖挑戦者ヨーセングライ・フェアテックスと、キックボクシング・フェザー級でスーパーボン・バンチャメーク✖シッティチャイ・シッソンピーノンの立ち技3試合が既に発表されていた。

ここにMMAマッチでスタンプ・フェアテックス✖スニサ・スリサン、マーク・アベラルド✖ファブリシオ・アンドラジの2試合とムエタイ=パンパヤック・ジットムアンノン✖スーパーレック・ギアットムーガーオが加わることが明らかとなった。


チャトリの投稿にあるようにCOVID19の影響で国境を跨いだ行動は極端に制限されている状態でタイ人対決及び、タイのジムに所属する他国のファイターの試合が組まれた形だ。

立ち技のスーパーシリーズ中心になるのは当然といえるバンコクでの再出発だが、ここにスタンプのMMA出場はMMAファンにとっては嬉しいニュースだろう。

対戦相手のスリサンは2000年12月生まれの19歳の選手で、16歳だった2017年までにタイのローカルショー=FMD(フルメタル・ドージョー)でMMAを3試合経験し3勝している。スリサンはムエタイの経験もあるようで、過去3試合では首相撲から相手を崩しや、柔道に近い足技や腰技で投げも試合で決めてきた。とはいっても、対戦相手の力はスタンプの違いは明白で──どれだけ善戦するかという見方になるか。

もう1つのMMAもONE本戦で戦っている選手と、この状況下で戦う機会を得たファイターのマッチアップとなった。アベラルドはPXCからONEウォリアーシリーズに転じ、本戦にステップアップし竹中大地や佐藤将光と戦ってきたフィリピン系ニュージーランド人選手だ。

一方のアンドラジは22歳のブラジリアンで、キャリアは3勝2敗。ブラジルで1試合、カザフスタンでWFCAの試合に出場してからは、中国のクンルンや武林風で戦ってきた。アンドラジはプーケットのタイガームエタイ所属、アベラルドはパタヤのフェアテックス・ジム所属──タイ在住選手の国際戦MMAとなる。

またチャトリが明らかにしたイベント・スケジュールは7月31日以降、8月14日&21日&28日、9月11日&18日&25日、10月は9日&16日&30日となっているが、開催国等は明らかとなっていない。

当然のようにこの日程の回数だけイベントが行われるのではなく、無観客大会で組まれた録画試合を中継するONE Dark Seriesの配信日との合算であることが予想される。となると以前に「No Surrender大会は、12試合が録画マッチ=ダークシリーズ用として組まれる」とチャトリが公言していたように、今後のイベント形態はライブマッチが6試合&ダークシリーズ=6試合✖2回配信分の18試合というワンセットになりそうだ。

とはいえ、この計算をすればイベント&配信回数の合計は3で割り切れなければならないが、チャトリの発表は10イベント。そうなると31日のNo Surrenderも含め、24試合が用意された大会が出てくるのかもしれない。

もう1つ気になるのが、10月シリーズだ。パンデミック以前にONEでは4月の日本大会を10月に延期する発表をしていた。現状を顧みると、ONEのイベント開催国で国内在住選手のみで18及び24という数の試合が組め、かつ無観客大会を行える目算を立てることができるのはタイ、中国、そして日本の3カ国しかない。

勿論、10月には各国を巡る状況は好転し、観客を入れた大箱で国際戦を組めることができるようになっているかもしれない。とはいえ、希望的観測をもってイベントの準備はできない。現状に則したイベントの開催方法を考えると、無観客&収録マッチ形式を念頭に動き出す必要があるのは明らかだ。日本国内でいえば那須川天心が無観客 ABEMA TVファイトに出場するニューノーマル時代、チャトリが発信した今後のスケジュールに関して、さらなる詳細の発表を待ちたい。

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【ONE】7月31日= No surrenderはロッタン✖ペッダムから。どうなるMMA? あるか、藤沢の出場?!

【写真】7月31日、藤沢が復活ONEのリングで戦うことはあるのか…… (C)MMAPLANET

26 日(金・現地時間)にONE Championshipのチャトリ・シットヨートンCEO兼会長が、SNSで7月31日(金・同)にタイでONE「No surrender」(諦めない、降参しないという意)の開催を発表したのに続き、28日(日・同)にはSNSでカードを明言し、29日(月・同)になりONE PRからイベント開催と対戦カードのプレスリリースがメディアに配布されている。

今回、発表されたのはスーパーシリーズ=ムエタイ&キックボクシングから──ONEムエタイ世界フライ級王者ロッタン・ジットムアンノン✖挑戦者ペッダム・ペッティンディーアカデミー(タイ)、ONEムエタイ世界フェザー級王者ペットモラコット・ペッティンディーアカデミー✖挑戦者ヨーセングライ・フェアテックスという2つのムエタイ世界選手権試合、加えてキックボクシング・フェザー級でスーパーボン・バンチャメーク✖シッティチャイ・シッソンピーノンの3試合だ。


立ち技、そしてタイ人だけというカードがまず決まったことは、タイの現状とバンコク大会だけに頷ける。その一方で、リリースにあるMMAのカードも早急にアナウンスするという下りに注目したい。

タイ=ムエタイという印象が強く、活動再開の一歩はムエタイのメガファイトになることは明らかだが、シャノン・ウィラチャイ、リカ・イシゲの両選手、そしてマルチファイターのスタンプ・フェアテックスがMMAを戦うことがあるのか。

また忘れてならないのは、バンコク在住の日本人ファイター藤沢彰博だ。2018年4月のONEデビューから2勝3敗──現状は3連敗中だが、昨年11月以来のファイトの機会を今大会で得ることができるのか注目したい。

さらに現状、プーケットに滞在しているままなのか確認できていないが、山田哲也も普段はタイガームエタイで生活をしている。そのタイガームエタイに、祖国に戻っていない欧米のMMAファイターが残っていれば、7月31日のリングに上がるMMAファイターも現れるだろう。

とにかく立ち技だけでなく、MMAのラインナップの発表を待ちたい──7月31日= No surrenderだ。