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MMA MMAPLANET o UFC UFN205   アマンダ・レモス イケ・ビジャヌエバ クラウジオ・プエレス クレイ・グイダ シャルル・ジョーダン ジェシカ・アンドレジ ジョーダン・ライト マネル・ケイプ マフクアンドレ・バリユー マルチン・プラチニオ メイシー・バーバー ランド・バンナータ

【UFN205】計量終了 マネル・ケイプ欠場大会。グイダ、ジョーダン✖バンナータ、ライトに注目

【写真】ケイプ欠場、グイダの試合を愉しみたい(C)Zuffa/UFC

22日(金・現地時間)、23日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEX で開催されるUFN205:UFN on ESPN+63「Lemos vs Andrade」の計量が行われている。

女子ストロー級のアマンダ・レモスとジェシカ・アンドレジのブラジリアン対決がメインの今大会──イベント2日前にマネル・ケイプが禁止薬物トリナボル使用に絡み欠場が決定、スムダーチーとの試合がキャンセルされるという事件が起こっている。

MMAPLANETでは現地の火曜日に両者の個別取材を行っていたが──ケイプは「スムダーチーは距離を取りたがるけど潰して殴り、テイクダウンも決めて勝つ」と話していた。一方、スムダーチーも「僕の持ち味は散打で養った距離のコントロール。ケイプは僕に近づくことはできないし、そのタイミングでATTでトレーニングしてきたレスリングで上を取る」と話しており、距離がどうなるのか楽しみだっただけに非常に残念なケイプの転落劇だ。


日本のファンにとっては目玉カードが消滅した今大会。クレイ・グイダ✖クラウジオ・プエレスに続き、注目したいのはシャルル・ジョーダン✖ランド・バンナータのフェザー級戦と190ポンド契約戦のジョーダン・ライト✖マフクアンドレ・バリユーか。

勝ち負けを繰り返しているジョーダンだが、外を取って正面で相手の攻撃を受けないことを念頭に、右ヒザや右ストレートを果敢に打ち込む。結果、この果敢さが裏目に出てパンチを被弾してしまうことも少なくない。つまり彼の試合は、ローラーコースターファイトになりやすい。一方のバンナータはジョーダンがかわそうとする右を主武器に、打たれても前に出るタイプだ。

両者揃っていつ当てて、いつ被弾するか。圧を掛けても、攻撃を受けてはいけない位置まで攻め込む傾向もあり、予想が難しい一戦となる。

一方、キャッチウェイト戦となったライトとバリユーの一戦──、ライトも勝ち・負けをオクタゴンで繰り返しているファイターだ。ライトの格闘技いや武術歴は豊富だ。彼によると極真と松濤館空手をあわせたような養秀会空手を学び、12歳からはイノサント・アカデミーへ。シラット、カリ、ジークンドーに取り組んできた異色のファイターだ。

しかもバランス感覚をシラットで身につけたというライトは、ジークンドー流のワンインチ・パンチをMMAで狙うと公言している。そんな夢のようなファイトが世界の最高峰で可能なのか。もちろん、ほぼほぼ無理だ。それでもライトは、UFCで2勝2敗という結果を残している。ジョーダンは3勝3敗1分け──UFCで五分の戦績を残している選手の実力のほどを確認したい2試合、だ。

■視聴方法(予定)
4月24日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS

■UFN205計量結果

<女子ストロー級/5分5R>
アマンダ・レモス: 115ポンド(52.16キロ)
ジェシカ・アンドレジ: 115.5ポンド(52.38キロ)

<ライト級/5分3R>
クレイ・グイダ: 154ポンド(69.85キロ)
クラウジオ・プエレス: 155.5ポンド(70.53キロ)

<女子フライ級/5分3R>
メイシー・バーバー: 125.5ポンド(56.92キロ)
オンタナ・デラロサ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アレクサンドル・ロマノフ: 240.5ポンド(109.08キロ)
チェイス・シャーマン: 249ポンド(112.95キロ)

<フェザー級/5分3R>
シャルル・ジョーダン: 144.5ポンド(65.54キロ)
ランド・バンナータ: 146ポンド(66.22キロ)

<190ポンド契約/5分3R>
ジョーダン・ライト: 190ポンド(86.18キロ)
マフクアンドレ・バリユー: 188.5ポンド(85.5キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ドワイト・グラント: 170.5ポンド(77.34キロ)
セルゲイ・カンドスコ: 169.5ポンド(76.88キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
タイソン・ペドロ: 205ポンド(92.99キロ)
イケ・ビジャヌエバ: 205.5ポンド(93.21キロ)

<バンタム級/5分3R>
アオリーチーラン: 136ポンド(61.69キロ)
キャメロン・エルス: 135ポンド(61.24キロ)

<ウェルター級/5分3R>
プレストン・パーソンズ: 170ポンド(77.11キロ)
エヴァン・エルダー: 170ポンド(77.11キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
マルチン・プラチニオ: 205ポンド(92.99キロ)
フィリッピ・リンス: 205ポンド(92.99キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ディーン・バリー: 170.5ポンド(77.34キロ)
マイク・ジャクソン: 170ポンド(77.11キロ)

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F1 MMA News o ONE UFC   ジョーダン・ライト ジリアン・ロバートソン ソン・ヤードン チェ・スンウ テレンス・マッキニー フリオ・アルセ ブラッド・リデル ブルーノ・シウバ マルロン・モラエス

『UFC Fight Night 203: Santos vs. Ankalaev』の対戦カードを紹介

UFC VENUM AUTHENTIC FIGHT WEEK MEN'S PERFORMANCE LONG SLEEVE RASHGUARD


3.12『UFC Fight Night』のメインイベントはチアゴ・サントス vs. マゴメド・アンカラエフ(2021年11月16日)

 こちらの続報。3月12日にネバダ州ラスベガスのUFC APEXで開催する『UFC Fight Night 203: Santos vs. Ankalaev』の対戦カードを紹介していきます。


Marlon Moraes vs. Song Yadong in the works for UFC event on March 12(MMAFighting)

 マルロン・モラエス vs. ソン・ヤードンのバンタム級マッチが行われるとのこと。

 モラエスは昨年9月の『UFC 266: Volkanovski vs. Ortega』でメラブ・デヴァリシュビリに2R TKO負けして以来の試合で3連敗中。現在バンタム級ランキング10位。ソンは昨年11月の『UFC Fight Night 197: Holloway vs. Rodriguez』でフリオ・アルセに2R TKO勝ちして以来の試合で2連勝中。現在バンタム級ランキング14位。


Alex Caceres vs. Sodiq Yusuff in the works for UFC event on March 12(MMAJunkie)

 ソディック・ユーサフ vs. アレックス・カセレスのフェザー級マッチが行われるとのこと。

 ユーサフは昨年4月の『UFC on ABC 2: Vettori vs. Holland』でアーノルド・アレンに判定負けして以来の試合。その前までは6連勝していました。現在フェザー級ランキング12位。カセレスは昨年10月の『UFC Fight Night 196: Costa vs. Vettori』でチェ・スンウに2Rリアネイキッドチョークで勝利して以来の試合で5連勝中。現在フェザー級ランキング15位。


Rountree Jr. vs. Roberson toegevoegd aan UFC Vegas 50(Eurosport)

 カリル・ラウントリー vs. カール・ロバーソンのライトヘビー級マッチが行われるとのこと。

 ラウントリーは昨年9月の『UFC Fight Night 191: Brunson vs. Till』でモデスタス・ブカウスカスに2R TKO勝ちして以来の試合。ロバーソンは昨年4月の『UFC 261: Usman vs. Masvidal 2』でブレンダン・アレンに1Rアンクルロックで敗れて以来の試合で2連敗中。


Terrance McKinney replaces Ricky Glenn to fight Drew Dober at UFC Vegas 50(MMAFighting)

 ドリュー・ドバーと対戦予定だったリック・グレンが負傷欠場、代わりにテレンス・マッキニーがドバーと対戦するとのこと。

 ドバーは昨年6月の『UFC 263: Adesanya vs. Vettori 2』でブラッド・リデルに判定負けして以来の試合で2連敗中。マッキニーは2月の『UFC Fight Night 202: Makhachev vs. Green』でファレス・ジアムに1Rリアネイキッドチョークで勝利したばかりで現在5連勝中(UFC 2連勝中)。


UFC targets Alex Pereira vs. Bruno Silva for March 12 event(MMAJunkie)

 アレックス・ペレイラ vs. ブルーノ・シウバのミドル級マッチが行われるとのこと。

 ペレイラは昨年11月の『UFC 268: Usman vs. Covington 2』で行われたUFCデビュー戦でアンドレアス・ミカイリディスに2R TKO勝ちして以来の試合。シウバは昨年12月の『UFC 269: Oliveira vs. Poirier』でジョーダン・ライトに1R TKO勝ちして以来の試合で7連勝中(UFC 3連勝中)。


Ijamsville's Matthew Semelsberger gets back in action March 12 against unbeaten UFC rookie AJ Fletcher(FrederickNewsPost)

A.J. Fletcher(Sherdog)

 マシュー・セメルスバーガー vs. A.J.フレッチャーのウェルター級マッチが行われるとのこと。

 セメルスバーガーは昨年9月の『UFC 266: Volkanovski vs. Ortega』でマーティン・サノJr.に1R KO勝ちして以来の試合。フレッチャーは現在25歳のアメリカ人で戦績9勝0敗。昨年8月の『Dana White's Contender Series 37』でレオナルド・ダミアニに1R KO勝ちして以来の試合で今回がUFCデビュー戦。


UFC: Gillian Robertson Replaces Ariane Lipski Against JJ Aldrich on March 12(CagesidePress)

 J.J.アルドリッチと対戦予定だったアリアネ・リスプキが欠場、代わりにジリアン・ロバートソンがロバートソンと対戦するとのこと。

 アルドリッチは昨年8月の『UFC on ESPN 30: Barboza vs. Chikadze』でヴァネッサ・デモポロスに判定勝ちして以来の試合で2連勝中。ロバートソンは昨年12月の『UFC 269: Oliveira vs. Poirier』でプリシラ・カショエイラに1Rリアネイキッドチョークで勝利して以来の試合。続きを読む・・・
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MMA UFC UFC269 キック ジョーダン・ライト ブルーノ・シウバ

【UFC269】首相撲&ヒザで攻めたジョーダン・ライトをブルーノ・シウバが強烈フックで殴り倒す

<ミドル級/5分3R>
ブルーノ・シウバ(ブラジル)
Def.1R1分28秒 TKO
ジョーダン・ライト(米国)

サウスポーのシウバに対し、ライトが右ハイを見せる。続いて左のサイドキックから右ミドル、さらに右ミドルを重ねたライトがハイを2発蹴っていく。左で前に出たシウバに対し、ワンツーを入れたライトがケージに詰めて首相撲からヒザをボディに連続で突き差す。さらに顔面にもニーを入れたライトだが、シウバは構わずフックを打っていく。シウバは首相撲を解けた刹那、ワンツーフックを打ち抜く。

ライトは足が泳いて下がると左右のパンチを打ち込んだシウバは、懸命に足にしがみついてくるところに連打を打ち下ろしレフェリーが試合を止めた。


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Report UFC UFC262 ジェイミー・ピケット ジョーダン・ライト ブログ

【UFC262】ジョーダン・ライト、シングルにエルボー連打。最後はヒザ蹴り~パウンドで64秒で勝利

<ミドル級/5分3R>
ジョーダン・ライト(米国)
Def.1R1分04秒by TKO
ジェイミー・ピケット(米国)

まっすぐ踏み込んで右を伸ばすピケットに対し、ライトは右ミドルを放つ。左ミドルから飛び込んできたピケットに首相撲&ヒザを入れたライトは、シングルを切りつつエルボーを連打する。これが効いて崩れたピケットに鉄槌、再び首相撲からヒザを決める。たまらず離れたピケットを追いかけアッパー、さらにヒザを突き上げるとピケットはダウン。

そこにエルボーを連打したライトが、TKO勝ちを決めた。ストップ後に、スッと立ち上がりと直立不動の状態から一礼したライトは「初めてお客さんの入った会場でUFCの試合をしたんだ。凄く嬉しい。エルボーでダメージを受けているのは分かっていた。だから百パーセント、フィッシュできるんだ」と話した。


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Interview jジェイミー・ピケット UFC UFC262 ジョーダン・ライト ブログ

【UFC262】イノサント・アカデミー出身、ジョーダン・ライト「シラットでバランス感覚を磨いた」

【写真】ハリウッドのハイスクールものに出てくる優等生タイプのようなライト。実はすでに29歳だ (C)Zuffa/UFC

15日(土・現地時間)にテキサス州ヒューストンのトヨタ・センターで開催されるUFC262「Oliveira vs Chandler」にビバリーヒルズ・ニンジャことジョーダン・ライトが出場し、ジェイミー・ピケットと対戦する。

キャリア11勝1敗、日本では全く無名のミドル級ファイターは独特なファイトスタイルとリズムの持ち主に、そのルーツとなるマーシャルアーツ・キャリアを尋ねた。


──ジェイミー・ピケットとの対戦が迫ってきました。調子の方はいかがですか。

「減量も順調だし、スーパーヘルシーだ。試合向けての練習も完璧でフィジカル的には全く問題ないよ。調子は最高さ」

──ジョーダンは多くのマーシャルアーツの経験があるようですが、最初に習った格闘技は何だったのですか。

「9歳の時にヨーシューカイ(養秀会?)空手を始めた。大きな流派じゃなくて、極真空手と松濤館空手を合わせたようなスタイルだったよ。ホント小さな道場だったけど、ドラゴンボールZのゴクウのようになりたかったんだ(笑)。ドラゴンボールZを見ながら育ち、スーパーサイヤ人になりたいと思っていた(爆)。

子供の頃からブルース・リーの映画を見ていたし、パワーレンジャーも大好きだった。そういうことが内面にあったから、色々な人と組み合いたいっていう気持ちが大きくなって。凄く活発で、体が動かしたくてしょうがなかったというのもあるよ。もっと色々と学びたくて、12歳から16歳までイノサント・アカデミーに通うようになったんだ」

──おお、本格的にマーシャルアーツを習いたいと思ったのですね。

「マーシャルアーツというか、一番の目的はムエタイを習う事だったけどね。でもイノサント・アカデミーではシラットやジークンドー、カリも経験した。カリは本当に少しで、、ジークンドーも軽くやった感じだったけど、センセイ・ヨリ・ナカムラ(中村頼永)は凄く親切な人だった。しっかりと指導を受けたのは、シラットだったよ」

──シラットをやったことで、後々MMAに生きたことはありましたか。

「そうだね……シラットでバランス感覚を磨いたことかな。シラットにはグラウンドがあったんだけど、僕らのいうグラップリング的なグラウンドではなくて、マーシャルアーツの身のこなし方というか……地べたでサーフィンをするような動きなんだ。

あの滑らせる動きを練習したことで、今でも生きるバランス感覚を養うことができたと思う」

──これからジョーダンの試合から、シラットの動きの片鱗を見つけることができるか楽しみにします。

「アハハハ。ほんと、ジークンドーのワンインチパンチだって決めてみたいよね」

──そんなジョーダンですが、マーシャルアーツからMMAへ転じたきっかけは何だったのですか。

「16歳になって、キックボクシングの試合に出たくてレジェンズMMAに移ったんだ。イノサント・アカデミーはコンペティション・チームがなかったから。あの頃、K-1 MAXが大好きで、魔裟斗やブアカーオ、アンディ・サワーのファンだった。まだ10代で、体がこんなに大きくなると思ってもいなかったから、K-1 MAXに出るつもりだったよ(笑)」

──相当に日本に親近感を持って格闘技を続けていたのですね。

「ゲンキ・スドーの試合を始めて見たのもMMAでなくて、K-1 MAXだった。レジェンズ・ジムではアマチュアのキックの試合に出ていたんだけど、MMAのクラスもあって──『なんでMMAはやらないんだ?』って誘われ、そうやってMMAを始めた形かな。レジェンズMMAではMMA、ムエタイと柔術をやっていた」

──レジェンズMMAの柔術といえば……。

「そうエディ・ブラボーだよ。普通の柔術クラスもあったけど、僕はほとんど10thPLANET柔術を習っていた(笑)。今ではあまり10thPLANETのテクニックをMMAで使うことはなく、普通の柔術を使っているけどね。ラバーガードでホールドするのではなくて、オープンガードから動かせたいと思っているから」

──しかし、本当に色々なスタイルの格闘技を習ってMMAを戦っているので、ジョーダンのスタイルは他とは違うのですね。

「MMAに転じてからも、心はマーシャルアーチストのつもりでいる。ファイターだけど、マーシャルアーチストでありたいと思って来た。ウォリアースピリットやサムライ・スウォードを身の内に内包しているようにね。

実は僕の家ではほとんどコンバットスポーツを見る習慣がなくて、ボクシングやマーシャルアーツ・ムービーの方が身近にあったんだ。だからMMAを始めてからも、好きな選手はリョート・マチダ、アンデウソン・シウバ、ゲンキ・スドーだったし、キック時代にはタカユキ・コヒルイマキの影響を受けた。

彼もK-1 MAXの前はカラテで活躍したマーシャルアーチストだったよね。トラディショナル・マーシャルアーツのバックグラウンドがあるファイターに惹かれていたんだよね。マーシャルアーツはライフスタイル、そういう風に生きてMMAを戦っていきたいと思っている」

──ファイトスタイル的には、どう思っていますか。

「そうだね、僕のベースはカラテだよ。そこに体操競技をやってきたので、自分の体を上手く操ることができるんだ」

──マーシャルアーツだけでなく、体操も!!

「僕には他のMMAファイターが、ひたすらファイトを磨いてきたのとは違う経験がある。トラディショナルかつ、スピリチュアルな部分を心身ともに生かしている。

それなのに前回の試合ではジョアキン・バックリーを相手に勝負を急ぎ過ぎて痛い目にあってしまった。強引にフィニッシュを狙い、仕留めようとする気持ちが大きすぎた。

この時点で負けたことは、恵まれているよ。多くのことを学ぶことができた。ああいう負けはキャリアを重ねて、大一番で喫すると取り返しがつかないことになるからね。しっかりとコーチたちと修正してきたから、もうあんな過ちは犯さないよ」

──では土曜日のピケット戦、何を見せたいですか。

「僕は世界のベストの1人、それを世界に証明するよ」

■視聴方法(予定)
5月16日(日・日本時間)
午前7時15分~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前11時~WOWOWライブ

■UFC262 対戦カード

<UFC世界ライト級王座決定戦/5分5R>
マイケル・チャンドラー(米国)
シャーウス・オリヴェイラ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
トニー・ファーガソン(米国)
ベニール・ダルーシュ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ケイトリン・チューケイギアン(米国)
ヴィヴィアニ・アロージョ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
シェーン・バーゴス(米国)
エジソン・バルボーサ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
マット・シュネル(米国)
ホジェリオ・ボントリン(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
ホナウド・ジャカレ(ブラジル)
アンドレ・ムニス(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
マイク・グランディ(英国)
ランド・バンナータ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
アンドレアス・リー(米国)
アントニーナ・シェフチェンコ(キルギス)

<ミドル級/5分3R>
ジェイミー・ピケット(米国)
ジョーダン・ライト(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ジナ・マザニー(米国)
プリシーラ・カショエイラ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ケヴィン・アギラー(米国)
タッカー・ルッツ(英国)

<ライト級/5分3R>
ショーン・ソリアーノ(米国)
クリストス・ギアゴス(米国)

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Report UFC UFC255 ジョーダン・ライト ブログ ホアキン・バックリー

【UFC255】左フックの威力で、ライトの蹴りを駆逐したバックリーが2R開始直後にKO勝ち

<ミドル級/5分3R>
ホアキン・バックリー(米国)
Def.2R0分18秒by KO
ジョーダン・ライト(米国)

蹴り足を取られてからのスピニングバックキックで、MMA史に残るKO勝ちをしたバックリーと、ビバリーヒルズ忍者の対戦。すぐに組んだバックリー、離れて左を伸ばす。ヒザで対応するライトに対し、バックリーは距離を取り直してすぐに組んでいく。ここも拘らず離れたバックリーが左右のフックで前に出る。ライトは右ミドルを入れ、組みにヒザを合わせる。そのままクリンチで押し込んだバックリーは離れ際にエルボーを狙う。

右ミドル、右ストレートのライト。ガードの上から右ハイを蹴り、バックリーが左を返す。バックリーは左を振り、ライトが右の蹴りからヒザをボディに突き上げる。腹を狙われたバックリーは左を当て、効いたライトに追撃の右フックでダウンを奪う。たまらずシングルに出たライト、ここで時間となった。

2R開始直後、距離を詰めて左を当てたバックリーが、ケージを背負ったライトのアゴを左フックで打ち抜き、右をテンプルに当て左フックを入れ勝利を決める。ライトは12戦目の初黒星を喫した。


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Report UFC UFC ESPN15 ジョーダン・ライト ブログ

【UFC ESPN15】ビバリーヒルズ・ニンジャ、後ろ回し蹴り&首相撲からヒザで91秒でTKO勝ち

<ライトヘビー級/5分3R>
ジョーダン・ライト(米国)
Def.1R1分31秒by TKO
イケ・ビジャヌエバ(米国)

ビバリーヒルズニンジャこと、ライトが1階級上のライトヘビー級でUFCデビューへ。試合開始直後にスピニングバックヒールキックを側頭部に入れたライト。ダウンしたビジャヌエバが立ち上がると首相撲にとってヒザを顔面に連続で入れる。既にカットが見られるビジャヌエバが、ボディロックでケージに押し込んでいくがライトは首相撲&ヒザを続ける。

両者が離れたところでドクターチェックが入り、試合がストップ。ライトがアクシデント的にはあるが、持ち味を十分に発揮した勝利となった。「神、母に感謝している。母がいないと、今の僕はない。アンソニー・ハードンク、レスリングコーチのウラディミール・マティシェンコ、柔術コーチのファビオ・レオパルドにお礼をいいたい。昨日JJが『これまでずっとKOしてきた。明日もそうなる』って言ってくれたんだ。僕はどの距離で戦える、センセイ・ホードンクが離れた距離でも、接近でも戦えるようにしてくれたんだ」とい勝者は話した。