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【ONE FF34】天心・梅野と鎬を削ったムエタイ戦士が多数参戦、MMAでも注目カードあり

22日(金・現地時間)タイはバンコクのルンピニースタジアムで開催されるONE Friday Fights 34。今大会には日本人ファイターと鎬を削ってきた世界の強豪が多数参戦する。
by Takumi Nakamura


第5試合でサマン・アシュリと対戦するスアキム・ソー・ジョー・トンプラジンはルンピニースタジアムの元3階級(バンタム級・スーパーバンタム級・フェザー級)王者。2018年2月に旧体制のKNOCKOUTに参戦し、那須川天心と対戦するも判定で敗れる。

翌2019年はRISE WORLD SERIES 2019 -58kgトーナメントに出場し、準決勝で那須川と再戦。那須川の胴廻し回転蹴りで額をカットして、ドクターストップによるTKO負けを喫した。当時は「スアキム・PK・センチャイムエタイジム」所属として試合を続けていたが、現在は「スアキム・ソー・ジョー・トンプラジン 」としてONEに参戦している。

第10試合で対戦するセクサン・オー・クワンムアンとアミール・ナセリはともに日本人と対戦経験を持つ。セクサンは2015年9月にラジャダムスタジアムで梅野源治に勝利。2019年の「RISE WORLD SERIES 2019」では1回戦で大雅に勝利し、準決勝で白鳥大珠に敗れてベスト4に終わっている。一方のナセリはONEで2022年10月に内藤大樹に判定負けしているファイターだ。

第9試合に出場するヨードレックペット・オー・アトチャリアは梅野とラジャダムスタジアムのライト級王座を争ったことで知られ(梅野との通算戦績は1勝1敗)、2018年からはKNOCKOUTに参戦。森井洋介、高橋一眞、岩城悠介、チャンヒョン・リーらに勝利して名を馳せた。対するムアンタイ・PK・センチャイは梅野にTKO負け、健太には判定勝ちという結果を収めている。

ほかにもクラップダム・ソー・チョー・ピャッウータイ(梅野にTKO勝利)、プラジャンチャイ・PK・センチャイ(闘魔に判定勝利)、アクラム・ハミディ(武居由樹にKO負け、藤田和希にKO勝ち)、シブムン・シッチェブンタン(T-98に判定勝利、緑川創と1勝1敗、日菜太にKO負け)、ソンチャンノーイ(塚本望夢にKO勝ち、吉成名高にKO負け、石井寿来に判定勝ち)らの出場も決定。日本のファンにとってはONE FFで過去最高のラインナップと言ってもいい大会だ。

そんな今大会にはMMAでも注目の一番が組まれている。それがストロー級のリト・アディワン×アドリアン・マテイスの一戦だ。

今年3月、フィリピンMMA界を襲った激震。チームラカイからエドゥアルド・フォラヤン、ケビン・ベリンゴン、ジョシュア・パシオ、ホノリオ・バナリオらONEの頂点に立ったファイターが離脱し、ライオンネイションMMAを創設した。

同じ時期、アディワンは彼らに合流するわけでなく、カバンにファイトギアを詰め込みバギオを離れるとタイはプーケットのアブソリュートMMAタイランドへの移籍を明言した。昨年3月にジャレミー・ミアドに敗れた際に、ACLを負傷したアディワンが、長期離脱から復帰戦を新たなチームと戦うことに。

対戦相手のマティスはキャリア17戦の全てをONEで戦ってきたインドネシア人ファイターで11勝6敗というレコードを持つ。とはいえ元ストロー級王者のアレックス・シウバと1勝1敗ながら、他のトップ勢とは戦った経験がない。新天地から本戦ではなく、ONE FF出場となったアディワンにとっては、停滞するタイトル戦線再浮上に向け敗北は許されないマッチアップとなる。

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【ONE FN13】マイキー・ムスメシに挑戦、ジャレッド・ブルックス「次はロッタンからベルトを奪う」

【写真】モンキーゴッドがマイキーとどのようなグラップリングを見せるのか。攻防が生まれるのか楽しみ (C)MMAPLANET

5日(日・現地時間)にタイはバンコクのルンピニースタジアムで開催されるONE FN13「Allazov vs Grigorian」のコメインでジャレッド・ブルックスが、マイキー・ムスメシの持つONEサブミッショングラップリング世界フライ級王座に挑戦する。

ブルックスといえばMMAの世界ストロー級王座に君臨しており、競技間を越えたチャンプチャンプ対決となる。過去にONEではミドル級王者のライニア・デリダーが、ノンタイトルでタイ・ルオトロと対戦し3-0で判定負けを喫しているが──ブルックスに勝機はあるのか。

MMAファイターでなく、マーシャルアーチストとしてあらゆる競技で戦えると豪語したブルックスの野望と自分への信頼感とは。


──まさかグラップリングマッチに出場するジャレッドをインタビューすることになるとは、マイキー・ムスメシ戦が発表になるまで思ってもいませんでした。

「半年間ずっとMMAの練習をしてきて、3週間前に急転直下という感じでサブミッショングラップリングの練習に切り替えた(※取材は7月25日に行われた)。でも、ずっとMMAのトレーニングをしてきたから体の調子は最高の状態を保っている。世界最高のグラップラーと戦うことに対して、体もそうだし、僕の柔術、マーシャルアーツに関しても超自信を持っているよ」

──つまり3週間前にオファーがあったわけですね。

「たった3週間前のオファーでもマイキーのような相手と戦えることは、素晴らしい機会だよ。それに歴代最高のグラップラーにとっても、僕はタフな相手になると信じている。何よりサブミッショングラップリングの世界王者と僕が戦うことは、ONEにとっても良いことだと思う。そういう貴重な試合を僕も望んできたからね」

──パウンドがあれば別でしょうが、パウンドなしでどのように戦うのか。サブミッショングラップリングでマイキーとやり合える自信の根拠はどこなのですか。

「どんなゲームにも勝機はある。だから、このチャンスに跳びついた。皆、僕はマイキーに敵わないと思っているだろう。だからこそ、自分が何者であるかを証明する絶好のチャンスだ。僕は誰も恐れない。どのマーシャルアーツの流儀で戦おうが何も怖いものはない」

──ところでグラップリングの試合にでたことは?

「柔術はあるけど、ノーギはない。でも、ずっとノーギの世界チャンピオンと練習してきた。それも体格でずっと僕より大きな相手と。もちろん、マイキー・ムスメシと同じだとは思っていないよ。でも、今回の試合ではこれまでMMAで見せてきたジャレッド・ブルックスとは違い──そんな僕の一面を見せたいと思っている」

──マイキーは柔術家として万能ファイターです。そして、彼のレッグロックはMMAファイター対して非常に危険かと思われます。MMAが本職のジャレッドにとって、リスキー過ぎませんか。

「いかなるファイトにもリスクは付きまとうよ。MMA──コンバットスポーツは骨を折り、失神し、命を落とすかもしれない戦いだ。それに足関節に関しては、僕は凄く足が小さいから、ニーラインを攻めることは簡単じゃないよ。

実はさ、ATTでタミ・ムスメシと練習していた時期があるんだ」

──えっ、そうなのですか!!

「そうマイキーのお姉さんとね。だから何だって話なんだけど、彼女とロールしていた。とにかく……だよ。この半年間、僕は試合がしたくてしょうがなかった。ずっと準備をしてきたんだ。一方でマイキーはマイキーで、彼のヒザ十字、ストレートフットロック、ヒールフックを怖がる連中ばかりで試合が成立しなかった。

僕はマイキーとの試合よりも、自分の人生の方を気にかけている。自分が如何に生きるのか。そのなかでマイキーの技が危険だから戦わないという気持ちよりも、この素晴らしいグラップラーと戦える機会を逃してならないという気持ちの方がずっと強い。ライアン・ゴードン、マルセリーニョ・ガウッシアと戦えと言われて、ノーと返答できるか? それならグラウンドワークなんて練習しなければ良いんだよ。

ジョシュア・パシオと戦ってから、試合をする機会がなかった。僕の階級の選手が、挑戦表明をしても。僕は毎月だって戦いたい。ストロー級の誰とだって戦う。試合をしないと、成長なんてできない。そして、僕と戦いたいとアピールしてきたストロー級……フライ級の選手だってそうだ。ヤツらはマイキーとの試合を断ったんだ。それで僕に挑戦したいなんて──。アイツらが僕と戦いたいといった口を塞いでやりたいよ。

だいたいデメトリウス・ジョンソンだって、マイキーとの試合を受けなかった。アドリアン・モライシュも、だ。僕は3週間前のオファーで、マイキー・ムスメシと顔を合わせる。皆に戦いを見てもらう。これは試合ではない、戦いだよ。マイキーが過去に経験していないサブミッショングラップリングマッチをやるつもりだ」

──それはどういう戦いになるのでしょうか。

「僕はマイキーより体力があって、スピードも全然上だ。そんな試合を彼は、過去に体験したことがない。だから、これまでONEで戦ってきたサブミッショングラップリングとは別種の戦いになるはずだ。マイキーは本当に素晴らしい技術を持っているけど、スローだ。Kガードからバックスイッチ、50/50──彼は80/20って呼んでいるよね。常にヒザに標準を定め、素晴らしい動きを見せてきた。でもね、僕のヒザが彼のベルトラインの外側にある場合では、そんな技術も無力だ。

それこそが僕が彼を仕留める第一歩となる。ただし、僕がこの試合でやるべきことはフィニッシュすることじゃない。まずは僕が歴史上最高のグラップラーとやりあえることを証明することだ。もちろん、やり合っていると極めるチャンスも生まれる。マイキーとのサブミッショングラップリング戦は、僕がマーシャルアーチストとしてどのような戦いにおいても優れていることを証明する戦いになる。

現時点では僕がアンダードッグだよ。なら戦って、証明するしかない。この試合で僕は勝てるかどうか分からない。でも、ジャレド・ブルックスがMMA以外のベルトを狙う姿勢を持っている意思表明と受け手ってほしい。マイキーのベルトに取り、次はロッタンからベルトを奪う」

──……。

「何を言っているだって思っただろう? いや、皆そうなんだ。でも、僕がイカれたヤツじゃないことをマイキーとの試合で分からせる。僕はMMAの世界チャンピオンで、サブミッショングラップリングでも、ムエタイでも世界チャンピオンになれる技量を持っている。

結果としてマイキーには勝てないかもしれないよ。それでもタイトル戦という真剣勝負に挑むことで、僕のグラップリング技術は格段に成長した。短期間でも、練習するだけなのとは比較にならないほど磨かれた。MMAファイターとして、非常に有益な時間を過ごせたよ。次にMMAを戦う時、この経験を経たジャレッド・ブルックスの姿を皆に披露できるだろう。

レスリング・ブルックスでなく、柔術ブルックスをね。もちろん、これからもパウンドしまくる。ただ、ずっと柔術もやってきた。今でもMMAで僕の柔術を見せて勝つことだって可能だ。これまでの試合では……MMAとして勝つために柔術でなくパウンドを選択してきただけで。だから皆はマイキーとの試合で僕をアンダードッグと予想した。でも、マイキーは怖くもなんともない、8歳からずっとやってきた僕のマーシャルアーツを見せる」

──ジャレッド、その言葉を聞くだけで楽しみになってきます。では最後に日本のファンに一言お願いします。

「日本で戦った経験がなければ僕はUFCファイターにも、ONEファイターにもなれなかった。僕はいつも……いつまでも日本の皆への感謝の気持ちを忘れない。アリガトウゴザイマス」

■放送予定
8月5日(土・日本時間)
午前9時00分~ABEMA格闘チャンネル

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【ONE FN09】大量離脱後ラカイの正当後継者ジャンロ・サンジャオ「ストライカーのチームでない」

【写真】セレモニアル計量では、魂の咆哮を見せたジャンロ (C)ONE

本日22日(土・現地時間)に、すぐにスタートを切るONE Fight Night09で、ジャンロ・マーク・サンジャオがマティアス・ファリネリと対戦する。

結果的にリミットに対し4.75ポンドオーバーだったアルゼンチン人選手との対戦となったこの一戦、計量前に大量離脱劇が起こったラカイの現状とこれからについて、20歳の若きリーダーに尋ねた。


──ジャンロ、12月にチーム・ラカイで会ってから色々なことが起こりました。あの時、2023年には元々戦う予定だったマティアス・ファリネリと試合をしたいという話をしており、それが今回実現しました。

「もともと戦う予定だったから、凄く自信はあるよ。彼はグラップラー、柔術ファイターだね。過去の全試合で一本勝ちをしている。でも、僕も彼と柔術で戦っても問題ないよ。もちろん打撃で戦って、組み技にいかない展開でも僕は勝てる。立ち技でも寝技でも、僕が勝つ」

──ところでエドゥアルド・フォラヤン、ケビン・ベリンゴン、ジョシュア・パシオらがチームを離脱しました。かなりショッキングな出来事がラカイに起こったと言わざるを得ないです。

「とにかく、僕ができることは練習を続けることだったから。自分のやるべきことに集中してきたよ。そして、この試合、自分のキャリアアップのことを考えてきた。もちろん、ショックだったよ。でも起こったしまったことは仕方ない。僕には何もできないし……よりチームを強くするために、僕らの世代が彼らのようにチャンピオンにならないとね」

──エドゥアルドとジョシュアが、米国に向かいました。日本でも米国でないと強くなれない、日本で強くなれるという二極化した考えがあります。

「海外で練習することは、凄く良いことだと思う。同時にそれがホームタウンでできるなら、なおさら良いよね。僕にとってはラカイの素晴らしいチームメイトとの練習が一番。チームで強くなれると思っている。

彼らが抜けたことでラカイが弱くなった──それだけは思われたくないし、そうならないようにしないといけない。僕らはチームを強くする。それを証明するにはベルトを取り戻すこと。今回の件は僕らにとって、モチベーションになっているよ。第一世代より、良い練習をしてトップに立つ。チームで強くなる。それが僕らのルーツだからね」

──ところで朝の7時に戦うことになりますね。

「こんな時間に戦うのは初めて。会場入りも相当に早い。でも、基本的にフィリピンとは1時間の時差があって、僕らは午前中にスパーリングをしているから問題ないと思っている」

──リングでの試合は?

「アマチュアの時にリングで戦ってきたけど、こういう舞台では新しい経験。チャレンジになるね。チーム・ラカイは健在だよ。次の試合でラカイは、ただのストライカーのチームでないことを証明するよ」

■放送予定
4月22日(土・日本時間)
午前9時00分~ABEMA格闘チャンネル

■ ONE FN09対戦カード

<ONEキックボクシング世界フライ級選手権試合/3分5R>
[王者] スーパーレック・ギアットムーガーオ(タイ)
[挑戦者] ジョナサン・ハガティー(英国)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ハリル・アミール(トルコ)
モーリス・アベビ(スイス)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ボカン・マスンヤネ(南アフリカ)
箕輪ひろば(日本)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
セーマーペッチ・フェアテックス(タイ)
フィリッピ・ロボ(ブラジル)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
デニス・ザンボアンガ(フィリピン)
ジュリー・メザバルバ(ブラジル)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ヴァウミール・ダ・シウバ(ブラジル)
イシ・フェティケフ(豪州)

<女子ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
モン・ボー(中国)
ダヤニ・カルドゾ(ブラジル)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
デニス・ピューリック(ボスニアヘルツェゴビナ)
ジェイコブ・スミス(英国)

<ムエタイ149.5ポンド契約/3分3R>
ハン・ツーハオ(中国)
エイサー・テン・パウ(米国)

<149.75ポンド契約/5分3R>
ジャンロ・マーク・サンジャオ(フィリピン)
マティアス・ファリネリ(アルゼンチン)

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【ONE FN09】仕切り直し&禊の箕輪ひろば戦へ。ボカン・マスンヤネ「体重は減った。でも強くなった」

【写真】普段の体調管理から、ハイドレーションは問題なくなったと言うボカン (C)MMAPLANET

22日(土・現地時間)、タイはバンコクのルンピニー・スタジアムでONE Fight Night09が開催され箕輪ひろばとボカン・マスンヤネが対戦する。

両者は昨年7月に対戦予定だったが、マスンヤネがハイドレーションをパスせず、キャッチ戦を箕輪サイドが飲まなかったという過去がある。箕輪戦の前のジャレッド・ブルックス戦でもハイドレーションでパスしなかったマスンヤネは、自身の食事面を見直して体調管理に努めてきたという。

結果、「過去最高のシェイプ」になったというマスンヤネは、確かな自信を持って箕輪戦に臨む。


──本来は2日ほど前にインタビューの予定だったのですが、南アフリカでは電気の供給が行き届いていないということで大規模な停電があり、今日に延期されました(※インタビューは13日に行われた)。

「そうなんだ、申し訳なかった。携帯も使えない状態になってしまうから。どこか使えるところもあるかもしれないけど、配電できなくなっ大抵は使えない。停電はもう長い間、この国の問題なんだ。南アフリカだけでなく、アフリカ全体の問題だね」

──トレーニングだけでなく、一般生活にも影響があり過ぎではないですか。

「特に都市部では大きな問題で。外出できないこともある。なんせストリートでは信号まで機能しない。ビジネスアワーでもオフィスやショップは閉まったままだよ。冷蔵庫も使えないからね。

ただ気候が良いから練習はできている。南アフリカは四季があるけど、大抵は温暖で快適な気候だから助かっているよ。それに停電にはもう慣れっこ。練習に関しては、しっかりと出来ているよ」

──今回は本当にしっかりと準備をして、計量をパスして戦ってほしいと皆が思っているはずです。

「体重は大丈夫なんだけど、ハイドレーションが本当に大問題だった。前回はそこを上手くいななかったんだ。ちゃんと減量できていなかった。体重をクリアすると、ハイドレーションがパスしない。ダイエットのやり方が間違っていた。

体重管理に関しては、あれから色々と改善してきた。以前より普段の体重を軽くした。そして、水を多く良く飲むようになって。普段から凄く健康体になっている。まぁ体重は問題ないから、ハイドレーションをしっかりと気を付けてパスするよ。

ハイドレーションに関して、凄く勉強した。とはいえ皆がまだ学ぶ過程にあるから、ONEではハイドレーションを失敗するファイターも後が断たない状態だしね。

でも、僕はここ数カ月しっかりと体重管理をしてきた。これまでは最後に2キロを落としていたけど、今回は時間を掛けて体重を落としているし、もう現時点でリミットに収まっているんだ」

──箕輪選手は「ストロー級で戦うために練習してきて、想定より2キロを重いボカンとは戦えなかった。でも、逃げたと思われるのが本当に悔しい」と言っていました。

「ファンはソファに座って試合を見ているだけだから、ビハインドシーンはどうでも良いんだ。でもONEはプロフェッショナルな組織で、しっかりとそこを対処している。僕もミノワも相手が憎くて戦っているわけじゃない。試合前も試合後も、とても関係が良い。そういうこともファンは関係ないんだよ」

──ハイドレーションをクリアする。そのためには大幅な減量はできない。結果、大きなリカバリーもない。レスラーはドライアウトのノウハウを持っており、リカバリーがアドバンテージになっていましたが、そこを失うことになります。

「それが今の方がずっと動きが良いんだよ。リカバリーはそれほどないかもしれないけど、栄養をしっかりと考えて食事をして、普段から体重を管理していると動きが以前より良くなった。前は試合の2週間前でもピザを食べていたから(笑)。食べたいモノを、食べたい時に食べていたんだ。体重を落とすだけながら、何も問題なかったから。

でもONEにはハイドレーションがある。ハイドレーションを考えて、食生活を見直すrと、凄く健康体になったんだ。そうそう、以前は1日に1Lぐらいしか水を飲んでいなかったんだよ」

──1Lなら普通の人ですよ(笑)。

「アハハハ。今は5L飲んでいる。食事、水分摂取が僕を変えた。本当にベストシェイプなんだ。体重は減ったよ。でも、強くなった。パワー、爆発力、スピード、ペース、何も失っていない。だから、僕にとってベストな状態だよ」

──ミノワ選手との試合に向けて、自信のほどは?

「ファイトは僕の人生だ。こうやって戦えることに感謝している。今回は自分の力を100パーセント、ミノワにぶつけることができるよ」

──ストロー級のチャンピオンは12月にジョシュア・パシオから、ジャレッド・ブルックスに移りました。

「タイトル挑戦権を得るために少しでも早く、フィニッシュする。例えフィニッシュできなくても3Rドミネイトする。僕がタイトルに挑戦する力があるということを、皆に示したいと思う。今回の試合は2位と3位の対戦だ。勝ったらタイトル挑戦が、自然だと思っている。そうでないと僕らは戦う意味がない。

ミノワの戦い方は素晴らしいよ。どの局面でも戦えて、凄く敏捷性のあるファイトをしている。僕は今回、運動能力ではなくて技術力で戦いたいと思っている。彼のファイティング・スタイルと、僕のファイティング・スタイルがぶつかり合えば、良い試合になることは間違いない。だからこそ、この試合の勝者が次のチャレンジャーになるべきなんだよ」

■放送予定
4月22日(土・日本時間)
午前9時00分~ABEMA格闘チャンネル

■ ONE FN09対戦カード

<ONEキックボクシング世界フライ級選手権試合/3分5R>
[王者] スーパーレック・ギアットムーガーオ(タイ)
[挑戦者] ジョナサン・ハガティー(英国)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ハリル・アミール(トルコ)
モーリス・アベビ(スイス)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ボカン・マスンヤネ(南アフリカ)
箕輪ひろば(日本)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
セーマーペッチ・フェアテックス(タイ)
フィリッピ・ロボ(ブラジル)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
デニス・ザンボアンガ(フィリピン)
ジュリー・メザバルバ(ブラジル)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ヴァウミール・ダ・シウバ(ブラジル)
イシ・フェティケフ(豪州)

<女子ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
モン・ボー(中国)
ダヤニ・カルドゾ(ブラジル)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
デニス・ピューリック(ボスニアヘルツェゴビナ)
ジェイコブ・スミス(英国)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
ハン・ツーハオ(中国)
エイサー・テン・パウ(米国)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ジャンロ・マーク・サンジャオ(フィリピン)
マティアス・ファリネリ(アルゼンチン)

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ABEMA MMA MMAPLANET o ONE ONE FN09 Special アナクレト・ラウロン エドゥアルド・フォラヤン ケビン・ベリンゴン ジャンロ・サンジャオ ジャンロ・マーク・サンジャオ ジョシュア・パシオ チャンネル ルンピニー

【Special】アジアの今:フィリピン(01)ジャンロ・サンジャオ「ラカイは皆で強くなってきた」

【写真】5万ドルの使い道は、貯金だと言っていたジャンロ(C)MMAPLANET

2023年に入り、J-MMA界で顕著になりつつある現象がある。韓国、モンゴル、フィリピン、そしてキルギスとアジア諸国からフィジカルに優れ、打撃に強く、組み技の技術も習得している選手が来日し、日本人ファイターにとって脅威になりつつある。

そんなアジアの今──とはいっても昨年12月から今年の1月にかけて取材した──を、フィリピン、韓国、モンゴルからインタビュー形式で紹介していく。

第4回は22日(土・現地時間)にタイはバンコクのルンピニー・スタジアムで開催されるONE FN09でマティアス・ファリネリと対戦するジャンロ・マーク・サンジャオの登場だ。

アナクレト・ラウロンをRNCで下し、平均年収が23万ペソ(※約48万円)と言われるフィリピンで、20歳の彼はボーナス500万ドル(※約670万円)を手にした。フィリピンのMMAをリードしてきたチーム・ラカイの総帥マーク・サンジャオを父に持つサラブレッドが、エドゥアルド・フォラヤン、ケビン・ベリンゴン、ジョシュア・パシオがチームを離脱する2カ月前に何を語っていたのか。


──ジャンロ。勝利とボーナス、どちらが嬉しいですか。

「両方だよ(笑)。勝ててボーナスなんて、最高だよ。ビックリした。ミッチー(チルソン。ONEコメンテイター&インタビュアー)が5万ドルだって叫ぶまで、期待もしていなかった。驚いてしまって、何て言ったら良いか分からなかったよ。皆、本当に喜んでくれた。特に父は作戦通り戦って勝ったことが嬉しそうだったよ」

──ところで、今回の試合が1年振りの試合でした。

「僕のケガで試合を欠場したこともあったし、最終的に母国フィリピンで戦うことができた。マニラで勝てたことも、ここまで嬉しい理由の一つだね」

──ところでジャンロはいつから、MMAもしくは散打の練習を始めたのですか。

「いつだろう……。もう本当に小さい時から、父の指導について行ってジムにいたから。練習になっていなくても、選手たちと一緒に運動をしていた。6歳の頃にはそれが普通になっていたはずだよ。それからも皆と過ごし、皆の試合を見て成長して練習にも本格的に参加するようになった。

そしてグラップリング、柔術、レスリング、ムエタイ、散打と試合に出るようになり、今、こうやってONEで戦っている」

──プロになろうと思った、そんな瞬間があったのでしょうか。

「プロになって戦おうとか、そんな風に意識したことはなかったよ。練習を皆としていて、その過程で自然とプロとして戦うようになったんだ。

ホント、小さい頃に父の試合を1度だけ見たことがある。父は勝って僕をリングに招き入れてね。その写真も残っているよ。ただ、当時は何をやっていたかも理解していなかったし、自分がこの道に進むとも思ってもなかったに違ないよ」

──これだけ選手達と身近にいると、勝利だけでなく手痛い敗北も見てきたと思います。あの起伏の激しい人生を見ても、ファイターになることは躊躇しなかったですか。

「全くそんな風に思ったことはないよ。僕は楽しいから、続けてきただけで。父が僕のヒーローだったし、父がこのスポーツに向き合っている姿勢こそ、僕が懸命に練習できる要因になっていた。そして、応援もしてくれたしね。ただ僕がプロになると伝えた時、母は反対したよ。それでも僕はこのスポーツとともに育ってきたし、MMAを愛している。何よりお金にもなる(笑)。今では母も応援してくれているよ」

──マーク・サンジャオの息子ということで、常に注目を集めていますがプレッシャーにならないですか。

「なるよ(笑)。でも僕がチーム・ラカイの創始者の息子である事実は変えようがない。僕がマーク・サンジャオJrだから、その分期待されているのも分かる。でも、そこは考えないようにしている。さっきも言ったけど、僕はMMAが好きだから続けているわけで。マーク・サンジャオの息子だから、やっているわけじゃない。強くなって、チャンピオンになりたいから続けているんだ」

──チーム・ラカイも随分と変わりました。私が初めて訪れた2012年、散打色がもっと強かったです。第一世代はそのスタイルで結果を残せましたが、次の世代はウェルラウンディット化が進みました。

「ラカイは打撃チームだった。つまり、過去形だよ。僕らの世代はレスリングも柔術もやり込んで来た。常にラカイは組み技に難があると思われてきたからね。僕らは柔術の黒帯とも、一流のレスラーともMMAで戦えるように成長したんだ」

──世代交代の波は、確実に訪れていると思われます。同時に同じ階級にチームの選手がいて、皆がチャンピオンを目指しています。

「僕自身はチャンピオンになることを急いでない。順番が回ってきたら、そのために戦うよ。僕はバンタム級でケビン(ベリンゴン)、ジェレミー(パカティウ)、スティーブン(ローマン)、それにアドニス(セビジェーノ)がいる。でも、僕は兄弟とは戦わない。皆で一緒に練習して、皆で強くなってきたんだ」

──ジャンロは若い世代をプッシュするリーダーのような役割を担っているのでしょうか。

「僕だけじゃない。皆でチームを底上げしている。一緒に成長しているんだ。それもファイトだけでなく、人生を共にしているんだよ」

──なるほど。ではジャンロ、2023年はステップアップを目指すためにもどのようなファイターと戦っていきたいと考えていますか。

「まずは本来戦う予定だったマティアス・ファリネリと戦いたい。彼がコロナになって戦えなかったから。だから、しっかりと決着をつけたいと思っている。2、3カ月の間に彼との試合を組んで欲しい。

とにかく急ぎはしない。トップランク、ベルトを目指せる位置になるまでしっかりと力をつけたいと思っている」

■放送予定
4月22日(土・日本時間)
午前9時00分~ABEMA格闘チャンネル

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【ONE FN08】山北渓人と対戦、戦う賢人アレックス・シウバ「無敗を意識すると、がんじがらめになる」

【写真】勝負に拘りつつ、達観した意見を持つアレックス・シウバ(C)MMAPLANET

25日(土・現地時間)にシンガポールのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE Fight Night08で山北渓人と戦うアレックス・シウバ。40歳になった元世界チャンピオンが、日本の団体のストロー級チャンピオンと戦うのは、山北で4人目となる。

日本大好き、柔術命、下になってコントロールできるMMAファイターは、昨年10月のグスタボ・バラルト戦の敗北の原因は業しか感がられないと言い切り、キャリアと若さ、無敗というピースに関する問い掛けに対し、見事なまでに成熟した返答をしてくれた。


──アレックス、今週の土曜日に内藤のび太選手、猿田洋祐選手、箕輪ひろば選手という3人の修斗世界ストロー級王者に続き、パンクラスのストロー級チャンピオンである山北選手と戦います。

「とにかく、またケージの中に入って戦えることに感謝している。皆はいつまで戦うのかと尋ねてくるけど、それは神の決めること。どれだけ試合の準備が大変でも、試合に出場できることは最高にハッピーな瞬間だから。しかも、今回は若い日本のチャンピオンと戦うのだからなおさらのことだよ」

──それだけMMAを愛しているアレックスですが、前回のグスタボ・バラルト戦はグラウンドコントロールや極め狙いが評価されなかったです。それがONE裁定だといわれても、別にスタンドの打撃でダメージを受けていないだけに、なかなかグラップラーとしては納得しずらい判定負けだったかと。

「マイ・フレンド、本音を言わせてもらうと全く信じられない結末だったよ。原因があるとすれば、業としかいいようがない。しかも、初めてのことじゃないからね。僕はバラルトに絶対に勝っている。ルールをしっかりと確認し、裁定基準を理解しても……いや理解しているからこそ、僕の負けはない。でも結果はバラルトの勝利で、僕にはどうにもできない。

こういうことが起こると人々は『フィニッシュすれば問題ない』と言う。でも、そんな風にいつだってフィニッシュはできない。誰だってフィニッシュしたいし、判定勝ちしようと思っている選手はいないだろう。でも、判定にもつれ込むのはこのスポーツの一部だ。結果、僕は自分が勝っていた試合を落とすことになる。これが初めてじゃない。ジョシュア・パシオに挑戦した世界戦でもそうだった。世界戦なんて、ジャッジの裁定で人生が変わってしまうというのに。

もちろん僕が勝っていると思っていても、違う意見だってあるし、それが正しい時もあるだろう。でも、前回の試合で僕の負けはない」

──判定に勝負を委ねるなという意見もありますが、ジャッジがいる限り、ジャッジはその役割を全うすべきで。

「ホント、そういう裁定もこのスポーツの一部ではあるんだ。でも、もっとMMAを理解してほしい。ジャッジでない人は皆が僕が勝っていたと言ってくれるのに、ジャッジだけが僕を負けにした……。ホント、どうしようもないよ」

──そういう判定があると次からもこういう裁定があるかもと考え、試合の組み立てなどに影響はでないでしょうか。

「まぁ、混乱するよ。ただ戦えば良いとは簡単には言えない。勝敗結果で、その後のキャリアや人生が変わって来るんだから。パシオと戦った時、バラルトと戦った時、ちゃんとした裁定が下っていれば、僕はケイトと戦うことはなかったかもしれない。でも、今、僕はここにいてケイトと戦う。彼のことに集中して、今を未来につなげるしかないんだよね」

──押忍。では山北選手の印象を教えてください。

「彼はパンクラスのチャンピオンだ。素晴しいファイターに決まっている。さっき、ケイトと彼のチームと顔を合わせたんだ。僕は心の底から日本の皆のことが好きだし、日本人選手を尊敬している。そして、ケイトと彼のチームは僕のこの気持ちが間違っていないことを再確認させてくれた。彼らは礼儀正しく、フレンドリーに挨拶してくれたよ。確かに僕らは土曜日に全てを賭けて戦う。相当な覚悟を持って、ケイトとやりあうよ。でも、それだけだよ。

もし僕に権限があれば、日本人選手とは戦いたいくない。これが本音だよ(笑)。この試合に向けて、日本人の生徒が僕をサポートしてくれた。シンヤ(青木)もメッセージをくれた。ホント、僕は日本の皆のことが大好きでならないんだ」

──山北選手はONEのニューカマーとして、日本のファンの期待を集めています。無敗の国内MMA王者のONEへの挑戦は、同時に彼にとって初めての海外での試合、そして国際戦となります。経験という部分では、アレックスにアドバンテージがあるという見方も成り立ちます。

「彼は無敗で、日本のチャンピオン。でも国際戦は初めてで、僕の方が経験値が高い。これら全てのことが、ファイトには影響を及ぼす。だけども、何一つ絶対的な勝因にはならない。僕の方が経験がある。それは味方を変えると、彼の方が若くれフレッシュということになる。だから、そういう要素よりも如何に自分を信じて戦うことができるか。そこが大切になってくるんだ」

──同時に無敗のファイターには、彼ら特有の勢いがあるかと思います。

「そうだね。でも無敗に拘るとプレッシャーになる。誰もがいずれは負けるんだ。そこで終わりじゃない。戦い続けると、絶対に負ける日はやってくる。無敗であることを意識すると、ケイトもその言葉にがんじがらめにされてしまうよ」

──その言葉こそ、経験から生まれるものかと思います。アレックス、いつもインタビューを受けてくれて本当に感謝しています。では大好きな日本のファンに一言お願いします。

「日本の皆、本当に僕は日本のことが好きなんだ。日本の文化からは学ぶことばかりで、人間として日本の存在を僕からなくなることは決していない。今回、僕はまた日本人選手と戦うことになったけど、とにかく皆に喜んでもらえるよう良い試合にしたいを想っている」
 

■放送予定
3月25日(土・日本時間)
午前8時00分~ ABEMA格闘チャンネル

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【Gladiator020】19歳、フィリピンのヤングブラッド=ジョン・オリニド「僕は若くてハンサム、スマート」

【写真】2003年10月9日生まれの19歳。去年、高校を卒業したばかりだという(C)SHOJIRO KAMEIKE

22日(日)、大阪府豊中市の176Boxで開催されるGladiator020で笹晋久と対戦するジョン・オリニド。

19歳、キャリア3勝0敗の無名のファイターは昨年12月に選手の発掘を目的として、フィリピンに渡った長谷川賢グラジエイター・タレントリレーションの目に留まった選手だ。初めて日本行き、興奮を隠せないオリニドに話を聞いた。


──もう5日後にグラジエイターで笹晋久選手と試合をします。今の気持ちを教えてください。

「凄くエキサイトしているよ。でも、自分のスキルには自信を持っている。日本の人達に喜んでもらえる試合をしたい」

──12月に長谷川賢選手がマニラを訪れ、エロルデ・ボクシングジムで練習を見学させてもらうようお願いしていたら、ククイ・エロルデさんのマネージメント配下にあるファイターが20人近く集まっており、トライアウトのような形で皆がスパーをしました。あの時、イの一番でケージの中に入ったのがジョンでした。

「とにかくこの機会を逃してたまるかって思って、スパーをした。そして日本に行く機会を得ることができた。最高の試合を日本でやってみせる。僕は若くて、ハンサム、そして頭が良い。すっごく良い試合ができる。勝利をフィリピンに持ち帰るんだ」

──19歳だと聞いています。ジョンの格闘技歴を教えてください。

「5歳の時に極真空手を始め、小学校6年生の時にテコンドーにスイッチした。極真空手では茶帯で、テコンドーは黒帯一段だよ。2020年にロランド・ディに出会い、MMAの練習をスタートした。トラディショナル・マーシャルアーツは『もういいや』と思った。MMAのように全局面の格闘技を戦いたいと思うようになっていたから。MMAの練習を始めて1年半だよ。

MMAを始めるまで柔術もレスリングも経験がなかった。でもグラップリング歴1年ぐらいで組み技のトーナメントに出るようになると、いつも良いリザルトを残せた。僕にはグラップリングの才能があったんだ」

──元UFCファイターのディはパンチャーですが、組み技に課題があったファイターという印象が残っています。

「僕らのジムにはヤコブ・ミロスワ・ビルコというポーランド人の柔術コーチがいて。彼はブルータルポリッシュ柔術という自分のチームも持っている。他にもレスリングにはチーム全体で凄く力を入れているし、僕には多くのスタイルにアダプトでいる能力が備わっているんだ。どんなファイティング・スタイルでも戦うことができる」

──今回、初めてファイトウィークに飛行機の旅をして、異国で計量が待っています。その辺りに不安はないですか。

「ないよ。今70キロか71キロあるけど、減量は全く心配していない。日本に着いてからしっかりと体重を落とせるよ。多くの水抜きが必要? そうだね、僕は大きいからね。でも大丈夫、筋肉量も多いからドライアウトに適している」

──対戦相手の笹選手について、どのような印象を持っていますか。

「1カ月前にこの試合が決まってから、試合をチェックした。僕より経験があることは確かだし、その点は尊敬している。でも、凄く普通の選手だ。全てにおいて平均的で。打撃はそれほどでなく、体が強い。でも、レスリングもそれほどじゃない。ただし、僕が日本のMMAが大好きな要因であるビッグハートの持ち主だ。精神力が凄い。技術面に関しては、僕の方が上だという自信がある。彼とは違うレベルにあると思っている。

とにかく今回、グラジエイターが僕を日本に呼んでくれることに感謝している。僕らは海外で試合がデキる機会はほとんどない。将来、国際的な大きな大会で戦いたいと思っているから、ここで国際戦と海外遠征という経験をさせてくれて本当に嬉しい。僕はグラジエイターからレガシーを創り始める」

──ではジョンのMMAファイターとしての夢は?

「今はグラジエイターのベルトが欲しい。そこからステップアップを果たし、最終的にはUFCで戦いたい」

──ONEはフィリピンでもあれだけのファンを集めていますが、ジョンの夢はUFCなのですね。

「ONEはもうエドゥアルド・フォラヤン、ジョシュア・パシオをはじめとするフィリピン人のチャンピオンが何人もいた。でもUFCは違う。マーク・ストリーグル、コーチのロランド・ディはUFCで結果を残せなかった。

僕はフィリピ人として結果を残したい。名誉とかどうでも良いんだ。レガシーを残したい。僕のヒーローはGSP、ジョン・ジョーンズ、ジョゼ・アルド、コナー・マクレガーだった。彼らが戦っていたUFCで、僕も戦いたいんだ。

それとONE Warrior Series PHで戦ったけど、あのハイドレーションのある計量方法は僕には合わない。あれじゃ戦えない。僕にとってバンタム級は135ポンドであって、145ポンドじゃないんだ。減量は、全く苦でないから」

──では日本のファンに一言、お願いします。

「日本のファンはササの応援をすると思うけど、ゴメンナサイ。この試合は僕が勝つ。ただ爆発力があって、豪快な試合をして皆に楽しんでもらうことを約束するよ」

■視聴方法(予定)
1月22日(日)
午後2時20分~THE 1 TV YouTube

■ Gladiator020対戦カード

<フライ級/5分2R>
坪内一将(日本)
陸虎(日本)

<バンタム級/5分2R>
今村豊(日本)
秋田良隆(日本)

<ウェルター級/5分2R>
藤田大(日本)
スティーブン・ギレスピ(英国)

<Gladiatorフェザー級王座決定戦/5分3R>
中川皓貴(日本)
チョ・ソンビン(韓国)

<Gladiatorライト級選手権試合/5分3R>
[王者]キ・ウォンビン(韓国)
[挑戦者]グスタボ・ウーリッツァー(ブラジル)

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級王座決定戦/5分3R>
森戸新士(日本)
ジョセフ・チェン(台湾)

<フライ級/5分3R>
宮城友一(日本)
久保健太(日本)

<キック・ウェルター級/3分3R>
璃久(日本)
イゴール・シルバ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
笹晋久(日本)
ジョン・オリニド(フィリピン)

<バンタム級/5分2R>
溝口司(日本)
ガッツ天斗(日本)

<ヘビー級/5分2R>
大場慎之助(日本)
チョン・ホチョル(韓国)

<Progressフォークスタイル・グラップリング79キロ契約/5分2R>
山田崇太郎(日本)
井上啓太(日本)

<Progressコンバット柔術バンタム級/5分2R>
竹本啓哉(日本)
江木伸成(日本)

<アマMMA女子アトム級/3分2R>
住村斉明里(日本)
MIYU(日本)

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【ONE】2022年中に話が訊きたかったファイター。3人目、ジャレッド・ブルックス―01―「第2弾でDJと」

【写真】練習後のドライブ中にインタビューを受けてくれたブルックスは、話に夢中で道を間違えることが何度かあった(笑)。気を付けて運転してください (C)MMAPLANET

2023年が始まり、MMAワールドでは6日(金・現地時間)に米国でLFAが開催され、アジアではONEのタイ大会=14日(土・同)のFIGHT NIGHT06からスタートを切る。日本の戦い初めは15日(日)、後楽園ホールの修斗公式戦だ。

そんな2023年のMMAに向け、『2022年中に話を訊いておきたい』勝者、敗者を6人リストアップしインタビューを行った。第3弾は昨年12月にジョシュア・パシオを破り、ONE世界ストロー級の頂点に立ったジャレッド・ブルックスに話を訊いた。

実質、米国には存在しないストロー級という階級で世界の頂点に立ったブルックスが、5月に予定されるONEの米国進出をどのように考えているのか。


──ジャレッド、ONE世界ストロー級王者として迎えたクリスマス・ホリデーはいかがでしたか。

「最高だったよ。何人かの本当の親友たちと一緒に時間を過ごした。ただ残念なことに天候が凄く悪くて、僕のフライトがなくなったから家族に会いに行けなくなったんだ。それでも電話で話せたし、良いホリデーを送ることができたよ」

──MMAワールドには数多くの世界チャンピオンが存在しています。個人的には女子ストロー級からフェザー級、男子ではフライ級からヘビー級までUFCのチャンピオンが世界の頂点という理解でいます。そして男子ストロー級ではONE、つまりジャレッドだと。

「ありがとう。実際、ONEは今凄い勢いで米国でも認知されている。米国市場でも確かな存在になっている。ONEのような成長著しい団体のチャンピオンになれたことをとても光栄に思うよ。家族や友人たちが、僕がONEの世界チャンピオンになった時の喜びようは言葉で言い表すことができるもんじゃなかったしね」

──米国ではONEの注目度は依然としてコアファン中心だと思っていたのですが、米国のMMA関係者によるとAmazon Primeの反響は予想以上のようですね。某フィーダーショーのトップが「アナトリ―・マレキンがあんなに話題になるなんて。UFC Fight Pass以外にも伝え方があることを頭に入れないといけない」と言っていました。

「米国ではMMAはすっかり定着している。そのMMAだけでないONEに米国のファンも関心を持っているようだ。僕自身はONEが特に他のMMAプロモーションと違うところがあるとは思っていないよ。

ただし、ハイドレーション・テストがあることや、ルールの違いを映像で流してより理解を深めようとしている。あとメディア用にセレモニアル・フェイスオフを派手にやったりね。その辺りは従来のプロモーションと差別化を図ろうとはしているようだ」

──ジョシュア・パシオに挑戦した試合ですが、判定勝ちは文句のないモノでした。ただし、パシオもまた強さを見せた。決して、一方的な試合ではなかったです。

「ジョシュアのテイクダウン防御は本当に素晴らしかったね。ずっと僕との試合を想定し、試合に関しても組み立てができていたように感じた。ジョシュアは良い試合をしたよ。僕自身、彼のサークリングから繰り出されるスピニングバック系の攻撃を受けないことを第一に考えていたから、手数も6発ぐらい殴れるところが3発程度に抑えられてしまった。

でも、次があるなら違った試合展開になる。僕は手数を増やし、テイクダウンにより良い形で繋げることができるようになるだろう。前回の試合ではできなかったことを、次があれば実戦する。結果、僕は彼をフィニッシュできるだろう。

ただ僕自身は何事も忘れやすい気質の人間で(笑)。勝っても負けても、次のことを考える性分なんだ。確かにONE世界ストロー級王座に就いたことは、とても達成感のあることだよ。でも、もう過ぎたことだ。こうやって祝ってくれる言葉は有難いけど、僕自身はこれからのことに集中しているよ」

──現状ジョシュア・パシオとの再戦を頭に置いているということでしょうか。それとも新たなチャレンジャーの出現を考えていますか。

「対戦相手は誰でも良いよ。そこは問題じゃない。チャンピオンは僕だ。この場所に立ち続け、ベルトを守り続ける。誰だろうが、チャレンジャーが現れれば戦うよ。どの国でも戦うし、そこには必ず意味がある。

ただし、ONEの米国進出が決まった。米国にジョシュアがやってきて、僕と戦うとなればイベントは盛り上がるよね。僕の試合はどの階級の選手と比較しても、ファンが楽しめるに違いない。だから、誰が僕の前に立ち塞がろうともただ殴り倒すだけだよ。そして、最高のショーにしてみせる。ONEの世界チャンピオンとしてね」

──ジャレッドはもう誰かと戦うことをアピールする必要もない?

「誰だろうが、僕の後ろについてくるヤツらが前に出ようとするなら戦うよ」

──タイトル奪取直後にはデメトリウス・ジョンソンとの対戦をアピールしていました。米国人ファイター同士のチャンプ・チャンプ・ファイトは凄く興味深いです。しかし、そのDJはアドリアーノ・モライシュとのトリロジーマッチを5月の米国進出第一弾で戦うことが発表されています。DJと戦うのであれば、さらにそこから時間を要します。

「DJが僕にとって最高の相手だということは変わりない。だから僕がONEの米国進出第1弾で勝ち、彼も勝利すれば……ONEの米国大会第2弾でDJと戦えるように、僕は彼を対戦相手に指名する」

<この項、続く>

■ ONE FN06放送予定
1月14日(土・日本時間)
午前10時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■ ONE FN06対戦カード

<ムエタイ女子ストロー級/3分3R>
スーパーガール・ジャルーンサックムエタイ(タイ)
エカテリーナ・ヴァンダリエヴァ(ベラルーシ)

<150ポンド契約/5分3R>
キム・ジェウン(韓国)
佐藤将光(日本)

<ONEキックボクシング世界フェザー級選手権試合/3分5R>
[王者]スーパーボン・シンハマウィーン(タイ)
[挑戦者] チンギス・アラゾフ(アゼルバイジャン)

<ONEキックボクシング世界フライ級王座決定戦/3分5R>
スーパーレック・ギアットムーガーオ(タイ)
ダニエル・プエルタス(スペイン)

<ONEサブミッショングラップリング世界フライ級(※61.2キロ)選手権試合/12分1R>
[王者] マイキー・ムスメシ(米国)
[挑戦者] ガントゥルム・バヤンドォーレン(モンゴル)

<フリースタイル女子アトム級(※52.2キロ)/3分4R>
スタンプ・フェアテックス(タイ)
アニッサ・メクセン(フランス)

<215ポンド契約/5分3R>
オンラ・ンサン(ミャンマー)
ジルベウト・ガルバォン(ブラジル)

<キック・フライ級/3分3R>
ロッタン・シットムアンノン(タイ)
ジドゥオ・イブ(中国)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
ゲイリー・トノン(米国)
ジョニー・ヌネス(米国)

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【ONE】アリアックバリがベラにTKO勝利 ブルックスがパシオを判定で下しONEストロー級世界王者に

190: 実況厳禁@名無しの格闘家 2022/12/03(土) 15:11:13.78 ID:Tefb61f10
ONE夜の部でもウチのアリアックバリが出るのとなによりウチのジャレッド・ブルックスがONEストロー級戴冠るの見るぞ!💪


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『ONE 164』試合結果/ハイライト動画


【メインカード】

▼ONE世界ストロー級(※56.7kg)選手権試合 5分5R
×ジョシュア・パシオ(フィリピン)王者 125.00ポンド, 1.0044
[判定0-3]
〇ジャレッド・ブルックス(米国)挑戦者 124.75ポンド, 1.0136

▼ムエタイ・フライ級ワールドGP決勝戦→キャッチウェイト138ポンド(62.6kg)3分3R
×スーパーレック・キアトモー9(タイ)135.25ポンド, 1.0237
[判定1-2]
〇パンパヤック・ジットムアンノン(タイ)138.00ポンド, 1.0241
※スーパーレックとパンパヤックの両者が体重オーバーとなり、キャッチウェイトで試合は行われるものの、GPは「優勝者無し」に。

▼ヘビー級(※102.01kg)5分3R
×ブランドン・ベラ(米国)248.75ポンド, 1.0195
[1R 3分37秒 TKO] ※パウンド
〇アミル・アリアックバリ(イラン)247.75ポンド, 1.0241

▼フライ級(※61.2kg)5分3R
×ジェヘ・ユースタキオ(フィリピン)125.00ポンド, 1.0152
[1R 4分43秒 KO] ※右ストレート
〇フー・ヨン(中国)130.00ポンド, 1.0014

▼バンタム級(※65.8kg)5分3R
〇ジェレミー・パカティウ(フィリピン)145.00ポンド, 1.0070
[2R 1分17秒 三角絞め]
×ティアル・サン(ミャンマー)144.50ポンド, 1.0160

▼バンタム級(※65.8kg)5分3R
×アドニス・セビジェーノ(フィリピン)144.75ポンド, 1.0036
[判定0-3]
〇ドレックス・ザンボアンガ(フィリピン)145.00ポンド, 1.0040


【リードカード】

▼バンタム級(※65.8kg)→キャッチウェイト 5分3R
〇ジャンロ・マーク・サンジャオ(フィリピン)148.00ポンド,1.0036
[1R 1分48秒 リアネイキドチョーク]
×アナクレト・ラウロ(フィリピン)156.25ポンド, 1.0136 ※緊急参戦

▼ムエタイ・フライ級 3分3R
〇タギール・カリロフ(ロシア)135.00ポンド, 1.0066
[1R 2分29秒 TKO] ※右アッパー
×チョーファー・トー・センティアンノーイ(タイ)135.00ポンド, 1.0187

▼ムエタイ女子アトム級 3分3R
〇ララ・フェルナンデス(スペイン)114.50ポンド, 1.0023
[判定2-1]
×ダオコンファー・バンチャメーク(タイ)114.50ポンド, 1.0044

▼女子アトム級(※52.2kg)→キャッチウェイト 5分3R
×ジェネリン・オルシム(フィリピン)124.75ポンド, 1.0070
[1R 0分24秒 TKO]
〇メン・ボー(中国)130.75ポンド, 1.0237 ※体重超過

 12月3日にフィリピン・マニラのモール・オブ・アジア・アリーナで開催された『ONE 164』の試合結果。メインイベントのストロー級タイトルマッチはジャレッド・ブルックスがジョシュア・パシオに判定勝ちし新チャンピオンに。アミル・アリアックバリに1R TKO負けしたブランドン・ベラは引退を表明しています。


 アミル・アリアックバリ vs. ブランドン・ベラ ハイライト動画。


 フー・ヨン vs. ジェヘ・ユースタキオ ハイライト動画。


 ジェレミー・パカティウ vs. ティアル・サン ハイライト動画。続きを読む・・・