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【DWCS S05 Ep07】ジェイク・ハードリー、RNCでラポーソに快勝も計量失敗──契約はどうなるか……

<127ポンド契約/5分3R>
ジェイク・ハードリー(英国)
Def.2R3分11秒by RNC
ミッチ・ラポーソ(米国)

体重を1ポンド落としきれなかったハードリー。とにかく良いパフォーマンスを見せるしかない状況で、左ミドルから左ストレートを伸ばす。ラポーゾも左に回りながらジャブを伸ばし、左フックを打っていく。ハードリーはワンツーでボディを打ち、左ストレートへ。ラポーソがダックアンダーからダブルレッグを決める。ハードリーはミッションコントロールからオモプラッタ、さらにゴゴプラッタに移行する。ラポーソは腕を抜くと、ハードリーは腕十字に切り替えるが、ラポーソが力強い鉄槌を落とす。

潜ろうとしたハードリーは頭部を殴られ、スクランブルに切り替える。打撃の間合いになると左ミドルを蹴ったハードリーが、左ボディフックを打ち込む。近い距離のパンチの交換から、ハードリーはカーフへ。ラポーソもサウスポーから左ロー、左ストレートを伸ばす。右ジャブ、左ボディを入れるハードリーは、ヒジを使って防御し右ジャブを打ち込む。残り30秒でラポーソがダブルレッグで2度目のテイクダウンに成功する。耐えずに下になったハードリーは、そのまま時間を迎えた。

2R、左ボディを入れたハードリー。ラポーソは左オーバーハンドも届かない。左ストレートのハードリーはラポーソのローシングルを切る。ハードリーはジャブを当て、左ミドルを蹴りぬく。直後にダブルレッグを決める。後方で腕を取られたラポーソが、スクランブル狙いもバックを許し両足をフックされる。

ボディトライアングル、立ち上がろうとしたラポーソは下を向いて手をつくミスを犯す。アゴの上から絞めつけたハードリーはRNCでタップを奪った直後に、ダナ・ホワイトの前へ行き体重を落とせなかったことを謝罪した。

「バックコントロールは僕のエリア。体重を落とせなかったのは初めてなんだ。UFCだったら5万ドルのボーナスだよね。いや、冗談だよ。UFCで戦うことは僕の夢なんだ。ホントにチャンスを与えてほしい」と快勝も体重オーバーが影響を与えているような勝利者インタビューだった。


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【DWCS S05 Ep07】コンテンダーシリーズ第7週、注目は南ア&英国のフライ級王者ジェイク・ハードリー

【写真】ハードリーでコンテンダーシリーズ出場が必要とは、UFCは登山口までもが高くなっている (C)CAGE WARRIORS

12日(火・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでDana White’s Contender Series2021の第7週が開催される。

敗者も契約するなど、激闘続きで実のところフィニッシュ率が低下気味だったコンテンダーシリーズ2021年、前週でようやく5試合中4試合が判定に持ち込まれず、ダナ・ホワイトも引き続き4人の勝者とサインをしている。


今年のコンテンダーシリーズの特徴はより国際化が進んでいること、それでもビザ取得問題などがあり、今週じゃ10人の出場選手中半数の5選手が海外からの出場となる。また上海シリーズが予定されていたことで、アジア太平洋の選手たちが割を食った形になっているが、5人の中国人選手が今シーズンに滑り込み出場となり、こんしゅうにはシェ・ビンが出場予定だったが、リスケされている。

コンテンダーシリーズ、第7週の注目は英国人フライ級ファイターのジェイク・ハードリーだ。ハードリーは南アフリカのEFCでンカジムロ・ズルを破りフライ級王者に輝くと、Bellatorのアイルランド大会のプレリミで、現在はBRAVE CFで活躍するブレイン・オドリスコールをRNCで下すと昨年12月に英国ドメスティックMMAの頂点といえるCage Warriorsフライ王座に就いている。

サウスポーで鋭い右ジャブを伸ばし、左はレバーブローでKOできる技術を持つ。接近戦を得意としているためにパンチを被弾することもあるが、中間距離で左ミドル、より近づくとヒザ蹴り及びTDというゼロ距離での武器も有している。

TDに関しては打撃のサウスポー=右手前、レスリングではオーソで戦えるため、打撃からのラグがなく、ダックアンダー&バック奪取にも長けておりハードリーは、そこからの極めもあるだけに相当に完成度が高いファイターとして認識して良いだろう。

対するミッチ・ラポーソは米国アマMMAで二冠に輝き、プロでも5連勝中だが──先のTUF29ではアレックス・ヴォルカノフスキーの選択1位でありながら、初戦敗退しておりシーズン全体のレベルを考えても、大陸を跨いで在野のトッププロモーションでベルトを巻いてきたハードリーを相手にするには荷が重いか。ある意味、戻ってきたTUFの真価が問われる一戦でもある。

メインのバンタム級=ジュニア・コーテズ✖クリスチャン・ロドリゲスのマッチアップは、共にLFAから他プロモーションへ転じたファイターがUFCとの契約を賭けて相対する。コーテズはCombate Global、ロドリゲスはCAGE FURY FCを経てコンテンダーシリーズで戦う機会を得た。

(C)SCOTT HIRANO/COMBATE GLOBAL

スイッチヒッター、アグレッシブなストライカー風でありながら、実際は距離を遠目でカーフを蹴るコーテズは、MMAグローブでブロッキングで顔を守る。近距離ではエルボーやヒザも武器にしている。

他方、ロドリゲスは蹴りも使ボクサーでテイクダウンディフェンスやケージレスリングはお手のもの──と、両者揃って今時の北米MMAファイターで、フィニッシュ率が高い。デビュー直後から、全局面で戦うことが身についているが、コーテズは5勝1敗でロドリゲスが5勝0敗──対戦相手が強くなるなかで、どこまでこのフィニッシュ力を維持できるか。オクタゴンのレギュラーになるための一里塚が、今回の一戦となる。

■視聴方法(予定)
10月13日(水・日本時間)、午前9時~UFC FIGHT PASS

■ 対戦カード

<バンタム級/5分3R>
ジュニア・コーテズ(米国)
クリスチャン・ロドリゲス(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ロレンゾ・フード(米国)
マルティン・ブダイ(スロバキア)

<フライ級/5分3R>
ジェイク・ハードリー(英国)
ミッチ・ラポーソ(米国)

<ライト級/5分3R>
クリス・ダンカン(米国)
スラヴァ・ボルシェフ(ロシア)

<女子ストロー級/5分3R>
キャスリン・パブロツキ(米国)
マリア・シウバ(ブラジル)

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