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【Angel’s FC18】ドンヒョンの弟子キム・アンウクが、右ハイでアン・ジョンギを秒殺KO

<ウェルター級/5分2R>
キム・サンウク(日本)
Def.1R0分46秒by KO
アン・ジョンギ(日本)

試合開始直後に右オーバーハンドから左フックを入れたキム・サンウクが、ジャブの相打ちから・ジョンギのローをかわして間合い取る。と、ジャブやローを伸ばすことなく右ハイを放つと、この一発がアン・ジョンギのガードを越えて側頭部を捕らえる。倒れたアン・ジョンギにパウンドの連打で、スタンガン・ドンヒョンの弟子が秒殺KO勝利を手にし「死ぬ気で頑張る」とウェルター級王座挑戦をアピールした。


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【Angel’s FC18】キム・ジェヨン✖ユ・サンフンの新旧対決。コムンベレー出身キム・サンウクに注目!!

【写真】 昨日の計量では挑戦者が83.85キロ、王者が 84.25キロでパスしている(C)ANGEL’S FC

本日23日(金・現地時間)、韓国はソウルのシンドリム・テクノマート11階・特設ケイジでAngel’s FC18が開催される。

メインではAFCミドル級選手権試合=王者キム・ジェヨン✖挑戦者ユ・サンフンが組まれている。本来、キルギスのトルスンベク・アシルガジエフが挑戦者の予定だったが、韓国のコロナ陽性者増加により入国が難しくなりユ・サンフンがキム・ジェヨンの2度目の王座防衛戦の相手に抜擢された。


チームMAD所属のユ・サンフンはアジア・ゲームスの散打で銀メダルを獲得しており、MMAでは6勝2敗──この黒星はコンテンダーシリーズとUAEWで喫したものだ。AFCでは5連勝中でデビュー戦は日本のHEATというキャリアの持ち主だ。

31歳のチャレンジャーに対し、38歳の王者キム・ジェヨンは極真空手出身──MMA歴17年になるK-MMA界の歴史の証人といえるファイターだ。2004年4月──Sprit MCでMMA初戦を戦って以来、Road FCからTOP FC、そしてAFCと常にミドル級のトップを張ってきた。

北米メジャー出場経験こそないが、ACBで1勝2敗という骨太キャリアの持ち主で──日本でキャリアを積むことが多かったこの世代の韓国人選手には珍しく、2005年のDEEPと2009年のM-1Challenge程度しか来日経験はない。

ラッシングパワーは健在のキム・ジェヨンに対し、長身&リーチで優るが本来はウェルター級のユ・サンフンが圧力を捌き、有効打を当てて疲れさせることができるか──が、勝負の鍵となろう。

この他、キャリアの少ない選手が中心のカードでは、第6試合のウェルター級戦=キム・サンウク✖アン・ジョンギに注目だ。

キム・サンウクはキム・ドンヒョンの愛弟子で韓国軍特殊司令部=コムンベレー出身──4勝1敗の期待の新鋭だ。対戦相手のアン・ジョンギは戦績こそ2勝2敗だがレスリングの国家代表だったファイターで、Double GFCでは既にタイトル戦を経験している。

K-MMA界は今日のAngel’s FCを終えると、1週間後のDouble GFCで2021年の終幕を迎える。そのDouble GFCでは日本の中西哲夫がコメインでパク・ヒョンソンとDouble GFCフライ級王座決定戦を戦うこととなっていたが、トルスンベク・アシルガジエフと同様にオミクロン株の発生により海外からの入国者の隔離免除が取り消されたことで訪韓が不可能となり、キム・ジュハンが代役を務めることとなった。

とはいえDouble GFCでは中西に2週間の隔離措置を実施したうえで、同大会へ招聘するという発表をしていたため、この欠場理由は筋が通っていない。この点について韓国人記者を通し、確認を行っているが10日間に渡り返答がない状況だ。

■視聴方法(予定)
12月23日(木・現地時間)
午後5時00分~Angel’s FC YouTube Channel

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