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【RTU ASIA2022】準決でSASUKE×松嶋も?!トーナメント枠の怪……。Zuffaの推しは、どの国?

【写真】昨日の修斗後楽園ホール大会でケージの中からRoad to UFCへ意気込みを語ったSASUKE。また松嶋こよみも澤田千優のコーナーで後楽園にいた(C)MMAPLANET

23日(月・現地時間)、UFC ASIAより6月9日(木・同)、&10日(金・同)にシンガポール・インドアスタジアムで開催される、Road to UFC AIAの対戦カードと同時にトーナメント枠が発表された。

階級別に整理すると、対戦カードは以下のようになり全階級Fight Aの勝者とBの勝者、Cの勝者とDの勝者が準決勝で対戦する。

【フライ級】
Fight A
チェ・スングク(韓国)✖ラマ・スパンディ(インドネシア)
Fight B
チウ・ルェン(中国)✖ウォーレン・デルロサリオ(フィリピン)
Fight C
堀内佑馬(日本)✖トップノイ・キウラム(タイ)
Fight D
パク・ヒョンソン(韓国)✖ジェレミア・シレガー(インドネシア)

【バンタム級】
Fight A
風間敏臣(日本)✖クルムアリ・マイマイティトゥハティ(中国)
Fight B
中村倫也(日本)✖ググン・グスマン(インドネシア)
Fight C
シャオ・ロン(中国)✖キム・ミンウ(韓国)
Fight D
野瀬翔平(日本)✖ウリジブレン(中国)

【フェザー級】
Fight A
SASUKE(日本)✖イー・チャア(中国)
Fight B
松嶋こよみ(日本)✖ホン・ジュンヨン(韓国)
Fight C
シェ・ビン(中国)✖イ・ジョンヨン(韓国)
Fight D
ルー・カイ(中国)✖アンガ・ハンス(インドネシア)

【ライト級】
Fight A
パラチン(中国)✖キ・ウォンビン(韓国)
Fight B
アイリヤ・ムラトベク(中国)✖パワン・マーン・シン(インド)
Fight C
アンシュル・ジュビリ(インド)✖宇佐美正パトリック(日本)
Fight D
キム・ギョンピョ(韓国)✖アスクルバイ(中国)


フェザー級で初戦を順調に勝利すればSUSUKEと松嶋こよみが準決勝でぶつかる。このトーナメント枠は日本人UFCファンタ―の誕生を心から願うファンは残念、非情と思うしかないないだろう。

北米MMAのトーナメント戦は決勝で同国対決になること避けるパターンと、決勝に米国人を残す手法が見られるが、米国人のいないトーナメントでZuffaはどこの国の選手を推しているのか。フェザー級は中国人選手が3人、韓国人選手と日本人選手がそれぞれ2人、そしてインドネシア人が1名で構成されている。

バンタム級のように中国人選手が3人、日本人選手が3人、韓国とインドネシアが1人ずつなら、日本勢の風間と中村が初戦をクリアすれば準決勝で当たることは致し方ない。その一方で出場国が被っているのが韓国だけのフライ級ではチェ・スングクとパク・ヒョンソンは別の山に入り、同朋対決が実現したとしてもファイナルになる。

ライト級では中国勢が3名なので、彼らが準決で潰し合うのは必然だが、2名出場の韓国とインド勢は山が分かれている。その一方で──初戦が終わる前から、捕らぬ狸の皮算用ではないが、フェザー級のSASUKEと松嶋、バンタム級の風間と中村が準々決勝をクリアすれば、少なくともこの2階級で日本人のファイナル出場は確定し、UFCファイター誕生の可能性は高くなる。

シェ・ビン(C)Zuffa/UFC

いずれにせよMMAは個人種目、国別対抗戦ではない。UFC出場を目指す選手たちに対戦相手の国籍は関係なく、誰だろうが眼前の相手を倒すしかない。

そんなUFCへの出場権を賭けた戦いだが、契約を勝ち取った後を考えると昨年のコンテンダーシリーズで敗北を喫しているチロ・ルェン、シャオ・ロン、シェ・ビンとUFCで3戦3敗だったウリジブレンら中国勢に遅れを取るようでは話にならない。

彼らが勝ち残ると、アジア勢はこの程度という烙印を押されかねないだろう。そうなると、やはり日本勢の最大のライバルとなるのは韓国勢、そして注意を怠ることができないのが国際的な舞台デビューとなる他の中国勢だ。

フライ級では堀内はトップノイに勝てば準決勝でパク・ヒョンソンと当たることになるが、この後半の山の方が勝ち上がりは厳しいという見方は間違っていないだろう。バンタム級は風間の相手のクルムアリ・マイマイティトゥハティは未知数だが、風間のスタイルがハマれば参加選手全員を極めることは可能だ。

中村と戦うグスマンは、ONE MMAでの試合を見る限りウェルラウンダーでハイや右ミドルという蹴りを使いこなし、テイクダウンを奪うこともでる。ただし秀でているモノがあるかといえば、強力な武器は持っていない。アレアンドロ・カエタノにあの動きができた中村であれば、初戦突破はデフォルトだ。

野瀬はパワフルな打撃を受けた時に、どのように彼の体が反応するのか。地元福岡ではキック大会で、実戦特訓をしたこともある野瀬は、初戦を勝ち上がったとしても最難関のキム・ミンウが待ち受けることになる。

ライト級でパトリックが戦うアンシュル・ジュビリは、試合映像を見る限り打も倒も極もある。とはいえ対戦相手がインド勢でキャリア10戦以下の選手ばかり。その実力をどう判断して良いかの非常に難しい。

キム・ギョンピョ

そんなジュビリをクリアすると、パトリックに対しても、準決勝で待ち受けているのは韓国のキム・ギョンピョになるだろう。

キャリア13戦、10勝3敗。修斗ではキャプテン☆アフリカを110秒でパウンドアウトするなど、組んで寝かせての打撃が強く、試合が長引く削り合いにも強い。

日本勢対決、そして✖韓国と日本からのトーナメント・チャレンジャーにとって準決勝が山になるRoad to UFCだ。

■ROAD TO UFC AISA2022対戦カード

6月9日
Episode01

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
イー・チャア(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
パラチン(中国)
キ・ウォンビン(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
風間敏臣(日本)
クルムアリ・マイマイティトゥハティ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チェ・スングク(韓国)
ラマ・スパンディ(インドネシア)

<ライトヘビー級/5分3R>
チャン・ミンヤン(中国)
トゥコ・タクコス(ウクライナ)

Episode02

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
キム・ミンウ(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
松嶋こよみ(日本)
ホン・ジュンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チウ・ルェン(中国)
ウォーレン・デルロサリオ(フィリピン)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アイリヤ・ムラトベク(中国)
パワン・マーン・シン(インド)

<フライ級/5分3R>
ショーン・エチェル(豪州)
内田タケル(日本)

6月10日
Episode03

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
シェ・ビン(中国)
イ・ジョンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
堀内佑馬(日本)
トップノイ・キウラム(タイ)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アンシュル・ジュビリ(インド)
宇佐美正パトリック(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
中村倫也(日本)
ググン・グスマン(インドネシア)

<女子ストロー級/5分3R>
ソ・イェダム(韓国)
ジョセフィン・クヌトゥソン(スウェーデン)

Episode04

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
野瀬翔平(日本)
ウリジブレン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
キム・ギョンピョ(韓国)
アスクルバイ(中国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
ルー・カイ(中国)
アンガ・ハンス(インドネシア)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
パク・ヒョンソン(韓国)
ジェレミア・シレガー(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
ジョン・アダハー(フィリピン)
キム・ハンソル(韓国)

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other MMA Report UAEW13 キム・ギョンピョ シャミール・アミノフ ブログ

【UAEW13】キム・ギョンピョ、マメドフの代役アミノフに相手にせず。三角絞めで一本勝ち

<73キロ契約/5分3R>
キム・キョンピョ(韓国)
Def.1R1分36秒by 三角絞め
シャミール・アミノフ(ウズベキスタン)

右を入れ、ワンツーから左フックを当てたキム・キョンピョは、左ローを蹴り、イスラム・マメドフの代役アミノフをダブルレッグでケージに押し込む。ボディロックテイクダウンを決めたキム・キョンピョは、即マウントを奪取する。ここから左のパンチを打ちつけると、アミノフの右肩を左足で跨ぎしたになり三角絞めへ。エルボーを打ちつけ、キム・キョンピョは自らのヒザを引き寄せてタップ奪った。


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other MMA Preview UAEW13 オリ・トンプソン キム・ギョンピョ クリス・バーネット トップノイ・タイガームエタイ ブログ ムン・ギボム

【UAEW13】キム・ギョンピョ、トップノイ、キム・ギモムら日本で活躍したファイターがドバイに集結

【写真】キム・ギョンピョ、トップノイ──日本で活躍した選手がシルクロードを越えて中東で戦う (C)MMAPLANET

25日(金・現地時間)、UAE Warriors13がアラブ首長国連邦のドバイ首長国、シーザースパレス・ブルーウォーター内ザ・ロタンダで開催される。人口島ブルーウォーター内の最高級ホテル内に建てられた小ぶりな会場名通り、ロタンダ=円形建築物で今大会は行われる。

メインはADWヘビー級選手権試合=チャイ・ルイスペリー✖ファビオ・マルドナドが組まれているが、全13試合には韓国勢を中心に日本にも馴染みのファイターが数多く出場しており、現状・鎖国状態のJ-MMA界にあって思い入れを持てるイベントといえよう。


そんな日本と関係のあるファイターの一番手はPFL2019ライト級で準々決勝進出もドロー→マスト判定で敗退(※正式記録はドロー)したイスラム・マゴメドフと対戦するキム・ギョンピョだ。

韓国の名門MMAストーリー第4の男として注目を集めてきたキム・キョンピョはキャリア3戦目でOutsiderに来日を果たしてからRoad FCで期待の新鋭として注目を集めた後、Gladiatorではウェルター級王者レッツ豪太を破り、続いて修斗でキャプテン☆アフリカを110秒でKO、昨年7月にはHEATでトム・サントスを破るライト級王者(※返上)に輝いている。

攻防どちらもテイクダウンに強く、中間距離での打撃もタッチキックボクシングもアジアでは最高クラスにある。しかし、マゴメドフはダゲスタンの戦闘民族の一員でゴツゴツとした寝技の名手である。テイクダウンをされずに、打撃を入れる。そんなファイトができればキム・キョンピョは世界に飛び出す一歩になることが間違いない。

同じ韓国からプロ初陣が広島県福山で開催されたKING KUZ FIGHTの佐々木信二戦だったムン・ギボムがオープニングファイトに出場する。

その後も韓国、台湾、そして日本でキャリアを積んだムン・ギボムはAngel’s Fightでフェザー級チャンピオンになり、DEEPでは横山恭介に敗れたものの3度防衛に成功している。防衛戦の相手にはONEで戦うURCCバンタム級王者ドレックス・ザンボアンガ、そして現ADWフェザー級王者のイ・ドギョムが含まれている。

団体王者に勝利している状況で、22勝6敗のアゼルバイジャン人ファイター=アグシン・ババエフと戦うムン・ギボム。動き出したK-MMA界にあってこの選択がもたらした結果が、何になるのかを確認したい。

IGFで対戦経験のあるオリ・トンプソンとクリス・バーネットが、5年振りの再戦。この2人は互いに頓挫したRoad FC無差別級GPに出場するなどニアミスもあった。

40歳になり勝ち負けを繰り返すトンプソンに対し、MMAでは5連勝のバーネットがリベンジを期す。

タイからはRIZINベテランのトップノイ・タイガームエタイがブラジル人のイサック・ピメンタウと戦う。ケージで戦うことで、金網を背にした状態で安定度を増したヒザ蹴りなど、日本で見せていた以上にナックモエらしさをトップノイは見せることができるのか。

またJ-MMAは経由していないが、Angel’s Fightミドル級王者でUAEW2戦目にして初勝利を狙うサーシャ・パラトニコフのファイトも気になるところだ。

■視聴方法(予定)
9月25日(金・日本時間)、
午後11時00分~ YouTube UAE Warriors Official Channel

■UAEW13対戦カード

<ADWヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]チャイ・ルイスペリー(英国)
[挑戦者]ファビオ・マルドナド(ブラジル)

<73キロ契約/5分3R>
キム・キョンピョ(韓国)
イスラム・マメドフ(ロシア)

<62キロ契約/5分3R>
フアレス・ディア(カメルーン)
ザビエル・アラウイ(カナダ)

<ミドル級/5分3R>
タリク・スレイマン(シリア)
ピョートル・バラウスキー(ポーランド)

<ヘビー級/5分3R>
オリ・トンプソン(英国)
クリス・バーネット(米国)

<女子フライ級/5分3R>
マノン・フィルホ(フランス)
ナオミ・タタログル(オランダ)

<ウェルター級/5分3R>
オマル・フセイン(パレスチナ)
サーシャ・パラトニコフ(香港)

<ミドル級/5分3R>
イマンシャフ・アリエフ(ロシア)
イライアス・パクニク(ノルウェー)

<ミドル級/5分3R>
ハシェム・アルハガ(ヨルダン)
ユーリ・フラガ(ブラジル)

<女子フライ級/5分3R>
クリスティアン・ステリオ(ギリシャ)
ケイシー・オニール(英国)

<74キロ契約/5分3R>
アブドゥラ・アルブシェリ(クウェート)
ディーン・ベリー(アイルランド)

<59キロ契約/5分3R>
イザック・ピメンテウ(ブラジル)
トップノイ・タイガームエタイ(タイ)

<フェザー級/5分3R>
アグシン・ババエフ(アゼルバイジャン)
ムン・ギボム(韓国)

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