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AJ・ドブソン MMA UFC アレックス・ペレス ウィリアム・ナイト カーロス・アルバーグ ケイシー・オニール ジャレッド・キャノニア タイ・ツイバサ デリック・ルイス ボビー・グリーン マーヴィン・ヴェットーリ ヤン・ブラホヴィッチ ロクサン・モダフェリ ロニー・ローレンス

UFC271:オッズ/予想と展望

イスラエル・アデサニヤ 1.36
ロバート・ウィテカー 3.25
デリック・ルイス 1.56
タイ・ツイバサ 2.55
ジャレッド・キャノニア 1.61
デレク・ブランソン 2.45
カイラー・フェリップス 1.24
マルセロ・ロホ 4.10
ボビー・グリーン 1.71
ナスラット・ハクパラスト 2.20
アンドレイ・アルロフスキー 1.69
ジャレッド・バンデラ 2.25
ロクサン・モダフェリ 3.90
ケイシー・オニール 1.26
アレックス・ペレス 1.26
マット・シュネル 3.90
ウィリアム・ナイト 2.50
マキシム・グリシン 1.59
マナ・マルチネス 3.40
ロニー・ローレンス 1.33
アレクサンダー・ヘルナンデス 2.45
ヘナト・モイカ1.61
カーロス・アルバーグ 1.40
ファビオ・シェラント 3.00
AJ・ドブソン 1.87
ジェイコブ・マルクーン 1.95
ダグラス・シウバ・デ・アンドラ2.75
セルゲイ・モロゾフ 1.48
ジェレマイア・ウェルズ 1.43
マイク・ダイアモンド 2.90

メインはミドル級タイトルマッチ。挑戦者は2年4ヶ月前にアデサニヤに2RKO負けしてタイトルを受け渡したウィテカー。

アデサニヤはウィテカーに勝利した後、ロメロとコスタに連続防衛。2階級同時制覇を狙ってヤン・ブラホヴィッチのライトヘビー級王座に挑戦したが、テイクダウンを奪われる展開でMMA初黒星を喫した。わずか3ヶ月でミドル級王座の防衛戦を行うと、前回対戦時にはスプリット判定勝ちだったマーヴィン・ヴェットーリにローを入れ続け、テイクダウンされても攻めさせずにフルマークの判定勝ちで3度めの防衛に成功している。

アデサニヤより1歳若いウィテカーは、タイトル陥落後も3連勝で1位をキープ。ダイレクトリマッチ大好きUFCだが、陥落当初は燃え尽き症候群で現役続行も白紙の状態だったため組まれず。その後再起したが、なぜかダナ・ホワイトからタイトル挑戦の意思がないとみなされ(本人は否定)、順番を飛ばされていた。空手がベースのストライカーだが、意外とビッグパンチを被弾することがある。そこから逆転して勝利もしているが、アデサニヤ戦ではそのままKO負けした。

3連勝とはいえ前回から上積みが感じられないウィテカーにオッズは厳し目。ブラホヴィッチ戦を見ても、穴があるとしたらテイクダウン。打撃勝負では厳しいが、そちらで攻めれば勝機はあるか。

アデサニヤ判定勝ち。

セミはヘビー級。前々回、暫定王座決定戦でシリル・ガーン相手にいいところなく負けたルイスは、前回クリス・ドーカスを1RKOして復活。相手は試合後に靴にビールを注いで飲み干すシューイのパフォーマンスでブレイク中のタイ・ツイバサ。ツイバサは3連勝の後に3連敗したが、そこから4連続KO勝利中。前回、アウグスト・サカイをKOしてランクインしている。勢いに乗って2度タイトル挑戦しているルイスも下したいところだが、撃ち合いになるとルイスに分があるか。

ルイスKO勝ち。

プレリムでは日本でMMAを始めて世界最高峰のタイトルマッチにまで上り詰めたロクサン・モダフェリが登場するが、ロクサンはこれが最後の試合になることを公言している。昨年末には同じジムに所属するクリス・ローマンのセコンドに付き、試合後にローマンからプロポーズされ婚約している(なお、その時のローマンの試合結果は急所を蹴られてのノーコンテスト)。引退の理由は、脳のダメージに対する恐怖心が芽生えたからとのこと。相手は24歳でMMA無敗・3連勝中のケイシー・オニール。

第1試合開始は13日朝8時から。速報します。

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AJ・ドブソン MMA MMAPLANET UFC UFC271 アレキサンダー・ヘルナンデス アレックス・ペレス イスラエル・アデサニャ ウィリアム・ナイト カイラー・フィリップス カーロス・アルバーグ キック ケイシー・オニール ジェレマイア・ウェルス ジャレッド・キャノニア セルゲイ・モロゾフ タイ・ツイバサ デリック・ルイス ナスラ・ハクパレス ファビオ・チェラント ヘナト・モイカノ ボクシング ボビー・グリーン マナ・マルチネス ロクサン・モダフェリ ロニー・ローレンス

【UFC271】アデサニャの同門、カーロス・アルバーグ「(セフォー&ハント+アデサニャ)÷2のファイトを」

【写真】「距離を取って戦う。僕らのチームではキックボクサーが、MMAで結果を残している。僕もテイクダウン防御だけでなく、テイクダウンをできるようになっている。レスリングにも柔術にも自信がある」とアルバーグは話している。つまりコンテンダーシリーズやUFC初陣とは別人になっているということだ (C)Zuffa/UFC

12日(土・現地時間)、テキサス州ヒューストンのトヨタ・センターで開催されるUFC 271「Adesanya vs Whittaker 2」で、カーロス・アルバーグがファビオ・チェラントとオクタゴン2戦目を戦う。

メインではロバート・ウィティカーの挑戦を受けるUFC世界ミドル級王者イスラエル・アデサニャのチームメイト、そしてニュージーランドで最大のキックイベントのチャンピオンからMMAというプロセスは、アデサニャと共通している。

ラグビーを見れば一目瞭然、秀でた肉体と精神面を含めた戦闘力を持つサモア系のキウイは、僅か5戦目でUFCと契約し、6戦目で初黒星を狙う。そんなアルバーグに初インタビューを行うと、とんでもないMMAデビューとユニークなキャリアップの方法を知ることとなった。


──UFC初勝利を目指し、オクタゴン2戦目となるファビオ・チェラントが土曜日の夜に迫ってきました。今の心境を教えてください。

「調子は良いよ。13週間という自分のキャリアでも最長のファイトキャンプで準備をしてきたからね」

──13週間、3カ月以上のキャンプになりますね。

「キックボクシング時代でも6週間のキャンプが一番長かったから、比較にならないね。凄く気持ちも乗っているよ」

──カーロスはメインで世界王座を防衛するチームメイトのイスラエル・アデサニャと同様にニュージーランドのKING in the RingのワンデーTを制しているキックボクサーでもありました。

「そうだね、彼はライトヘビー級で2度、そしてヘビー級で優勝していて。僕はヘビー級とクルーザー級で勝っているんだ」

──そんなカーロスですが、2011年に1度MMAを戦い、それから7年間は立ち技に挑み2018年にもう1度MMAにトライ。その後、今言われたKing of Ringで2度目の優勝をしてコンテンダーシリーズでMMAを戦うというユニークなキャリアアップの仕方をしていますね。

「僕にとって最初のコンバットスポーツの経験は、オークランドで2011年に戦ったMMAなんだ。2週間前に戦う機会に恵まれ、そこで勝てたからファイトを続けようと思った。MMAサイトにあるように、1度勝ってMMAから離れたわけじゃなくて、もう2試合戦って3連勝した時点で『いつかUFCで戦いたい』と思うようになっていた」

──2週間の準備期間で、初めてのMMAを戦った。既にMMAの練習をしていたのですね。

「ノー、MMAの練習をしたことなんてなかったよ。子供の頃からボクサーだった父にボクシングを習っていたけど、僕が進んだ道はラグビーだったから。ファイトに関しては……あの実戦がトレーニングだった」

──!!

「笑っちゃうよね(笑)。ラグビーをやっていてナショナルリーグに進み、オールブラックスになるのが夢だったけど、MMAを戦ったことで、違う道が見つかったんだ。個人戦で、凄く燃えるモノを感じた」

──いやぁ、それができるのもサモアン・ラグビープレイヤーらしさですね。もともとファイターとしての素質を持って生まれてきたように感じます。

「そうかもしれないね。サムライと同じだよ(笑)」

──ただMMA戦績は一度途絶えています。

「UFCで戦いたいと思うようになったのが、2013年か2014年だった。つまりプロのファイターとして生きていきたいという考えになり、ボクシングで良い結果を残せた。けれども、すぐさまキックボクシングに転向したよ。キックの方がニュージーランドでは試合数が多かったからね。

そうしたらニュージーランドでもイベントを開いたことがある中国のEm Legendという中国のビッグショーと3年契約を結ぶことができたんだ。Em Legendでもチャンピオンになり、2017年に契約を満了してニュージーランドに戻ることを決めた」

──チャンピオンになったけど、契約を更新しなかったのですね。

「オークランドでは、誰も僕のことをファイターだと知らなかった。息子に父親の戦う姿を見せたかったしね。そのタイミングでシティ・キックボクシングに移籍し、コーチからKing of the Ringで戦おうと勧められた。1日に3試合、優勝できて母国でプロとしてやっていく手応えを感じることができたよ。

そうしたら、またMMAにトライしたくなってきて……。急激に何もかも変えるんじゃなくて、少しずつMMAで戦えるようにソレ用のトレーニングを増やしつつ、2019年にもう1度、King of the Ringのトーナメントに出て優勝したんだ。2017年はヘビー級で、2019年はクルーザー級だった。1度目はラッキーかもしれないけど、2度続けてラッキーはない。自分の力に確固たる自信を持つようになれた」

──そしてMMAに舵を切ったと?

「ニュージーランドで最大のキックのトーナメントで2度優勝し、キックボクシングに区切りをつけることができた。次の目標であるMMAで本格的にやっていこうと決心した。やっぱりUFCは規模が違うし、世界最大のファイトプロモーションだからね。

そうしたらコンテンダーシリーズに出られることになった。正直、そこまでMMAの練習を積めていなかったけど、一気にコトが動きUFCと契約できた。気が付けば今、ここにいるよ(笑)」

──いきなりコンテンダーシリーズというのもチャレンジングでしたね。地元や豪州のフィーダーショーで経験を積もうという考えはなかったですか。

「もちろん、そのつもりだった。でもコロナになったから、ニュージーランドも豪州もMMAの大会が開かれる状況ではなくなったんだ。いつ、試合ができるか分からない。でもUFCは活動を続けていた。最初はアブダビのUFCで戦うという話をもらった。経験がないからって、あの状況で断るという選択はなかったよ。

結果的にそこで試合はなくて、コンテンダーシリーズのオファーがあり、当然のようにコンテンダーシリーズで戦った。あの下した判断は正しかったよ。だって今もまだニュージーランドでは格闘技の大会は開くことはできていないからね」

──とはいえUFCは育成の場ではなく、常に生き残りを賭けた戦いが用意されています。

「その通りだ。ライトヘビー級は特にタフな階級だよ。肉体的にはヘビー級に負けず、スピードやテクニックもある。だからこそ、挑戦し甲斐がある。僕には強い心がある。それは自分が強いという自信があるからだ。僕のようなキャリアでUFCに来て、強さがなければ自信なんて持てない。この自信と力があれば、技術は追いついてくる。もちろん、スキルと知識を自分のモノにするには時間は掛かるだろうけどね。

実際、デビュー戦では逆転負けをしてしまった。でも自分の力を信じているし、トップにいける。それまでに勝ったり、負けたりとアップ&ダウンを経験することになるかもしれない。でも、その度に色々と学ぶことができるに違いない。MMAはやっぱりキックともボクシングとも違うからね。ケージで、テイクダウンがある戦いを勉強中さ。でも、いつの日かUFCライトヘビー級のベルトを巻く……時間は掛かるだろうけど、2年後、いや5年以内に必ずそうなると信じている」

──では土曜日はどのような試合がしたいですか。

「エキサイティングな試合をして、世界を驚かせたい。サモア人にとってファイトは文化だ。サモアの力を世界に誇示したい。レイ・セフォーやマーク・ハントのようにガンガン倒しにいくファイトスタイルと、アデサニャのスタイルを足して2で割ったようなアグレッシブでスマートな戦いを見せるよ」

■視聴方法(予定)
1月23日(日・日本時間)
午前7時30分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWライブ

■UFC271対戦カード

<UFC世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者] イスラエル・アデサニャ(ニュージーランド)
[挑戦者] ロバート・ウィティカー(豪州)

<ヘビー級/5分3R>
デリック・ルイス(米国)
タイ・ツイバサ(豪州)

<ミドル級/5分3R>
ジャレッド・キャノニア(米国)
デレック・ブルンソン(米国)

<バンタム級/5分3R>
カイラー・フィリップス(米国)
マルセロ・ロホ(アルゼンチン)

<ライト級/5分3R>
ナスラ・ハクパレス(ドイツ)
ボビー・グリーン(米国)

<ヘビー級/5分3R>
アンドレ・オルロフスキー(ベラルーシ)
ジャレッド・ヴァンデラ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ロクサン・モダフェリ(米国)
ケイシー・オニール(英国)

<フライ級/5分3R>
アレックス・ペレス(米国)
マット・シュネル(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ウィリアム・ナイト(米国)
マキシム・グリシン(ロシア)

<バンタム級/5分3R>
ロニー・ローレンス(米国)
マナ・マルチネス(米国)

<ライト級/5分3R>
アレキサンダー・ヘルナンデス(米国)
ヘナト・モイカノ(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
カーロス・アルバーグ(ニュージーランド)
ファビオ・チェラント(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジェイコブ・マルクーン(豪州)
AJ・ドブソン(米国)

<バンタム級/5分3R>
ドゥグラス・アンドレージ(ブラジル)
セルゲイ・モロゾフ(カザフスタン)

<ウェルター級/5分3R>
ジェレマイア・ウェルス(米国)
マイク・マザサ(ニュージーランド)

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【UFC271】摩訶不思議。灰色龍白虎功夫の黒サッシュ=ロニー・ローレンス「ブロックはOK、空振りはNO」

【写真】キャリア7勝1敗、「ここを!!」ということではなく、全体像としてローレンスのMMAは一見の価値がある (C)Zuffa/UFC

12日(土・現地時間)、テキサス州ヒューストンのトヨタ・センターで開催されるUFC 271「Adesanya vs Whittaker 2」で、ロニー・ローレンスがマナ・マルチネスと対戦する。

まだまだ日本では無名のバンタム級ファイターだが、若松佑弥がサンフォードMMAで練習を行った際、ローレンスとのスパーリングがABEMAで流れ、若松の動きを利して戦うスタイルが──一部で注目を集めていた。

あまり他では記憶にないスムーズなスクランブルから、打撃という流れをMMAでも実践しているローレンスに初インタビューすると、ストリートファイトを念頭に置いた、カンフーが彼の根底にあることが分かった。


──ロニー、土曜日の試合に向けて今の調子は如何ですか。

「良い感じだよ。体重を測りながら、食事もできている。それほどダイエットは厳しくなくて、食べたいモノは食べられるようにしているんだ」

──実はサンフォードMMAに若松佑弥選手が訪れた際、ロニーとのスパーが日本のABEMAで紹介されてから、インタビューができないか期待してきました。
ができることを非常に楽しみにしていたんです。

「ユーヤのことは大好きだよ。すぐにでもユーヤにフロリダに戻ってきてほしい。ユーヤとは本当に良い練習ができたんだ。僕が見てきた中で、彼は一番スピードがある。僕も速い、ユーヤも速い。だから最高の練習ができた。ユーヤは3月にアドリアーノ・モライシュに挑戦するよね。彼がベルトを手にすることを願っているよ」

──若松選手もその言葉を聞いて、喜ぶと思います。ところでチームメイトである佐藤天選手からは『ロニーはコントロールが上手いけど、パワーに頼っていない』という話を聞いていていました。

「タカシの言う通りだ。スタンドでも大振りは避けている。強振すると疲れるのも早いからね。そりゃ初回にKOできれば良いよ。でも、僕の頭は『そうならない時はどうするんだ』っていう方法に働くんだよ。

相手を殴るにはレンジを理解し、フェイントを駆使して頭を動かしたうえで、テイクダウンも頭に入れる必要がある。そうやってタイミングをはかりつつ、相手の体の全てを攻撃するようにしている。脚、ワキ腹、頭部とね。フットワークやフェイクを使って、攻撃をする。ブロックされることは構わないんだ。でも、空振りは避けたい」

──タイミングを計るリアクション・ファイターは見過ぎるというきらいがありますが、ロニーはアグレッシブですよね。そこが凄くユニークに感じます。

「僕の目指すところはアグレッシブなカウンターファイターなんだ。フットワークを使うけど、近距離でも戦う。だいたい、試合が長引けばより積極的になる。でも最初はスマートに距離を測って、カウンターを狙うよ」

──グラウンドやスクランブルでも、ロニーは相手の体重移動を利しているかのようなカウンターアタックが絶妙です。

「細心の注意を払って、ディティールを大切にしている。そのために忍耐強く戦っているよ。自分の能力を如何に試合で使えるか。ファイトIQだよ。多くの選手が試合中に、自分の声に耳を傾けていない。

時には体が『レッスルはしたくない』と言っているかもしれない。そういう時に他に戦う手段があるのか。そこを突き詰めるために毎日のトレーニングが必要なんだよ」

──いやぁ、素晴らしいです。それでいて動きが多いからロニーは、他にないスタイルだと感じるんです。

「僕は君が言ったようにリアクション・ファイターだよ。でも、同時にハイライトリール・ファイトも行っているんだ」

──動くけど無駄がなく、結果として非常に効果的な動きをしています。

「MMAってだいたいはボクシング、レスリング、柔術で成り立っていて、少し空手やトラディショナル・マーシャルアーツが見られる。僕は空手、テコンドー、ボクシング、ムエタイ、柔術、足関節、レスリング、柔道をやってきた。17歳で始めたカンフーも含め、全ての経験を生かして戦ってきたんだ」

──ロニーが稽古してきたカンフーとはどのようなモノなのでしょうか。

「チャイニーズキックボクシング……散打、ウィンチャン・カンフー(詠春拳)もやってきたけど、主にストリートでの護身術を習得した。ケージで戦うようになってもからも、僕の蹴りはカンフー時代に修得したモノを使っている。

ストリートファイトの戦いは、如何に身を守るかということに重点が置かれていた。目潰し、喉への攻撃、掌底攻撃、急所攻撃、全てが含まれていたよ。僕はグレードラゴン・ホワイトタイガー・カンフーのブラック・サッシュ(※サッシュとは中世の軍人の勲章のような、肩から腰に掛けて掛ける儀礼な場面で使う帯)なんだ。MMAでは使えない。でも、ストリートファイトの護身を習った経験は生きるよ」

──そんな話を聞くと、さらにマルチネス戦が楽しみでしょうがなくなってきました。ではマルチネスの印象を教えてください。

「前の試合はショートノーティスで、しかもコーチが亡くった直後という状況であまり参考にはならないんだけど、あまり動きの多い選手じゃないと思う。ジャブは多いけど、レスリングもそれほど仕掛けない。でも様子見を続けるというわけじゃないよね。僕のフットワークと、アングルで攻略できると思っている」

──スイッチヒッターですが、パワーがあるのは左かと思います。

「そこだよ。左が強いことは、注意しないといけない。いずれせによ打ち合いだろうが、裏のかき合いだろうが、どんな戦いになっても対応できないとMMAじゃない。多くの選手が1つや2つのスタイルを使って戦うけど、僕は多くのスタイルの練習をしてきたうえで、戦いの中でトラディショナル・マーシャルアーツ……カンフーの美点を見せたいと思う」

■視聴方法(予定)
1月23日(日・日本時間)
午前7時30分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWライブ

■UFC271対戦カード

<UFC世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者] イスラエル・アデサニャ(ニュージーランド)
[挑戦者] ロバート・ウィティカー(豪州)

<ヘビー級/5分3R>
デリック・ルイス(米国)
タイ・ツイバサ(豪州)

<ミドル級/5分3R>
ジャレッド・キャノニア(米国)
デレック・ブルンソン(米国)

<バンタム級/5分3R>
カイラー・フィリップス(米国)
マルセロ・ロホ(アルゼンチン)

<ライト級/5分3R>
ナスラ・ハクパレス(ドイツ)
ボビー・グリーン(米国)

<ヘビー級/5分3R>
アンドレ・オルロフスキー(ベラルーシ)
ジャレッド・ヴァンデラ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ロクサン・モダフェリ(米国)
ケイシー・オニール(英国)

<フライ級/5分3R>
アレックス・ペレス(米国)
マット・シュネル(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ウィリアム・ナイト(米国)
マキシム・グリシン(ロシア)

<バンタム級/5分3R>
ロニー・ローレンス(米国)
マナ・マルチネス(米国)

<ライト級/5分3R>
アレキサンダー・ヘルナンデス(米国)
ヘナト・モイカノ(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
カーロス・アルバーグ(ニュージーランド)
ファビオ・チェラント(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジェイコブ・マルクーン(豪州)
AJ・ドブソン(米国)

<バンタム級/5分3R>
ドゥグラス・アンドレージ(ブラジル)
セルゲイ・モロゾフ(カザフスタン)

<ウェルター級/5分3R>
ジェレマイア・ウェルス(米国)
マイク・マザサ(ニュージーランド)

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【UFC271】オニール相手に現役ラストマッチへ。ロクサン・モダフェリ「諦めないのが私の忍道」

【写真】今も流暢に日本語を操り、最後まで英語も丁寧に聞き取りやすく話してくれたロクサンだ (C)MMAPLANET

12日(土・現地時間)、テキサス州ヒューストンのトヨタ・センターで開催されるUFC 271「Adesanya vs Whittaker 2」にロクサン・モダフェリが現役最後の試合を戦う。

2003年11月にSmackgirlでデビューしたロクサンが45度目の試合でグローブを置く。彼女がこれまでMMAを続けることができたのは、偏にMMAへの愛の深さと日々の努力の賜物だ。全く食えない日本の女子格時代から、TUFでチャンスを掴み米国MMA界の人気者になったロクサン──現役最後のインタビューをお届けしたい。


──ロクサン、現役最後の試合が土曜日に迫ってきました。今の気持ちを教えてください。

「凄くワクワクしています。と同時に過去を振り返り、これまでの経験を思うとノスタルジックな気持ちになって。本当に素晴らしい時を過ごしてきました。だから最後の試合に相応しくなるよう、ベストの準備ができています。悔いを残さないよう……自分がやっておきたいこと、全てをやり切るつもりです」

──これまでの試合前と比較して、エモーショナルになることはないですか。

「ハイ、そうですね。プレッシャーもいつもより感じているし、きっと試合の日はもっとエモーショナルになっていると思います」

──引退を決意するには多くの理由が存在していたと思います。引退したいと思ったのか、引退しないといけないと感じたのか。

「いくつか理由があって、私は引退しないといけないと思いました。練習中に頭を打たれると、以前よりもダメージが残るようになってきていました。私は脳に障害を持ちたくないです。そうなる前に辞めようと。そして以前は独身だったけど、今は結婚を決めたフィアンセがいるので」

──おお、おめでとうございます。

「ありがとう(笑)。だから、今が潮時かなって。引退するのは、このタイミングだと思いました」

──引退はフィアンセと話し合って決めたのでしょうか。

「ノー。私が決めました。彼はどういう判断をしても、私を支えてくれるので」

──押忍。これは私が少なからず感じていたことなのですが、パンデミック以前のロクサンは試合をするたびに勝敗に関わらず、成長の跡を見せてくれていました。特に立ち技という点において。ただ、ここ2試合ほどそういう試合になっていなかったです。努力は間違いなく続けていたと思います。ただし、結果がついてこなかった。それは引退を決断したことに関係していますか。

「ここ数年、自分が思ったように戦えていない……そう感じていました。去年の9月にタイラ・サントスと戦った時は、ファイトキャンプの時から良い試合ができないことは分かっていました。頭に衝撃を受けることを恐れて、試合を戦うのに必要なスパーリング・パートナーを選ぶこともなくて。そうね、今でもしっかりと練習ができれば試合に勝つことはできると思っています。でも、それには怖がらないで練習をする必要があります。

今回はヘッドギアをつけて練習しました。以前は、つけることがなったけど。そうすると、良い感じで練習ができて、今回の試合はしっかりと準備ができました」

──しかし、引退試合だというのに若くて活きの良い……8勝0敗のケイシー・オニールと当ててくるとは、本当にUFCらしいです。

「私は誰とでも戦いますよ。どんな相手でもオファーがあれば、答は『イエス』しかありません。日本にいた時から、そうでした。誰と試合が組まれても、私はハッピーだから。それがマーシャルアーツ・スピリッツだし」

──ではオニールの印象を教えてください。

「とてもアグレッシブで、強いファイターね。常に前に出てきて、私とは手が合うと思う。きっと良い試合になります」

──最後の試合、ファンに何を見せたいですか。

「(日本語で)諦めない気持ち。私の心を見せたい。武道はナルトの世界では忍道……諦めないのが私の忍道ね。それをファンたちに見せたいです。(英語で)私の絶対に諦めない気持ちを見せたいです。そうだっ!! 小見川さんも引退しますよね」

──ハイ、2月26日に中村大介選手と引退試合を戦います。

「私と同じ頃に戦い始めた選手の最後の生き残りが、引退をするようになってきましたね」

──小見川選手とロクサン、グランドスラムで練習していたのが懐かしいです。そして、私はロクサンに感謝していることがあります。多くの日本で戦ってきた選手たちは、私がインタビューをした時には当然のように日本のことを話題にしてくれます。ただロクサンは米国のメディア、INVICTA FCやUFCのインタビューでも日本について話してくれます。特に東日本大震災の時期になると、ファイト・ジャパンと言ってくれて……アレが本当に嬉しかったです。

「当然です。私は日本を愛しているんだから。日本のファンの人たちは、私が日本を離れてもずっとサポートしてくれています。8年間、皆さんの住む素晴らしい国で最高の時間を過ごすことができました。日本での日々で、いくつかの人生で最高の瞬間を経験しました。日本の皆が大好きです。そして、いつもインタビューをしてくれて感謝しています。

私のキャリアは日本でスタートをしました。その日本のメディアの方がずっと私のことを覚えてくれることが本当に幸せでした。ありがとう」

■視聴方法(予定)
1月23日(日・日本時間)
午前7時30分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWライブ

■UFC271対戦カード

<UFC世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者] イスラエル・アデサニャ(ニュージーランド)
[挑戦者] ロバート・ウィティカー(豪州)

<ヘビー級/5分3R>
デリック・ルイス(米国)
タイ・ツイバサ(豪州)

<ミドル級/5分3R>
ジャレッド・キャノニア(米国)
デレック・ブルンソン(米国)

<バンタム級/5分3R>
カイラー・フィリップス(米国)
マルセロ・ロホ(アルゼンチン)

<ライト級/5分3R>
ナスラ・ハクパレス(ドイツ)
ボビー・グリーン(米国)

<ヘビー級/5分3R>
アンドレ・オルロフスキー(ベラルーシ)
ジャレッド・ヴァンデラ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ロクサン・モダフェリ(米国)
ケイシー・オニール(英国)

<フライ級/5分3R>
アレックス・ペレス(米国)
マット・シュネル(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ウィリアム・ナイト(米国)
マキシム・グリシン(ロシア)

<バンタム級/5分3R>
ロニー・ローレンス(米国)
マナ・マルチネス(米国)

<ライト級/5分3R>
アレキサンダー・ヘルナンデス(米国)
ヘナト・モイカノ(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
カーロス・アルバーグ(ニュージーランド)
ファビオ・チェラント(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジェイコブ・マルクーン(豪州)
AJ・ドブソン(米国)

<バンタム級/5分3R>
ドゥグラス・アンドレージ(ブラジル)
セルゲイ・モロゾフ(カザフスタン)

<ウェルター級/5分3R>
ジェレマイア・ウェルス(米国)
マイク・マザサ(ニュージーランド)

The post 【UFC271】オニール相手に現役ラストマッチへ。ロクサン・モダフェリ「諦めないのが私の忍道」 first appeared on MMAPLANET.
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BELLATOR MMA UFC UFC ESPN31   ウィリアム・ナイト キック クレイ・グイダ ザルガス・ズマグロフ ジェレマイア・ウェルス ジョゼ・アルド セルジオ・ペティス ペドロ・ムニョス ボクシング マネル・ケイプ マルロン・ヴェラ マーク・マドセン ラファエル・フィジエフ ロブ・フォント ヴィンス・モラレス 堀口恭司

【UFC ESPN31】計量終了 もはや怖いモノ見たさのフォント✖アルド。目に焼き付けたいグイダ✖レオ

【写真】この計量台での表情……ジョゼ・アルドは大丈夫なのか(C)Zuffa/UFC

3日(金・現地時間)、4日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ESPN31「Font vs Aldo」の計量が行われた。

メインで対戦するロブ・フォントとジョゼ・アルドは前者が134ポンド、後者が136ポンドでパスしている。とはいってもフォントがラッシュガードを着て余裕で計量を終えたのに対し、アルドは頬がこけ、目が窪んでおり厳しい減量だったことを伺える。

ここからリカバリーするのがアルド流とはいえ、元UFC世界フェザー級王者も既に35歳。このダイエット&リカバリーがアドバンテージなのか疑問に思われる──ほどのギリギリに見える体躯だった。


それでなくとも今回のフォント戦は、アルドにとって分が悪い一戦として見られている。

マルロン・ヴェラ、ペドロ・ムニョスという群雄割拠のバンタム級戦線における曲者クラスを連破しているアルドだが、フォントは今回の計量当日に堀口恭司をKOしBellator世界バンタム級王座の防衛に成功したセルジオ・ペティスを敵地ミルウォーキーで破って以来、リッキー・シモン、マルロン・モラレス、コディ・ガーブラントと4連勝中で、試合内容も完勝といって良い。

フォントの強さはズバリ、ボクシングに尽きる。しかもMMAグローブに合った──振り抜くより、止める系のパンチで対戦相手に確実にダメージを蓄積させ、精神的にも削ってきた。

オーソ同士でジャブを叩くことなく、右ストレートをパーリングしてジャブを次々と打ち込む。この真っ直ぐと、外から入る右フックの打ち出しが同じで、対戦相手がストレートを予測していると横からグローブごと持っていかれそうな拳が飛んでくることになる。

削った相手の心を折るのが、右アッパーだ。プレッシャーを掛けておいて、追い込まれた相手の踏み込みを待ち受けるように放たれる右アッパーがクリーンに決まれば、KO云々以上に試合をフォントが支配している証だ。

そんなフォントに対し、アルドの勝機はやはりローキックか。ジャブや右ストレートにしても、左足はしっかりと前方に置くフォントだけに、ここを蹴られると持ち味である体重移動に影響が出ることは間違いないだろう。

とはいえ、アルドのローの距離はフォントのジャブの距離でもあり、両者にとって命綱の攻撃も下がって打てる分フォントに分がありそうだ。

前述したペティスが、過去最強の相手のいの一番名前を挙げたフォントですら、ランク4位──恐るべきUFCバンタム級の頂きを目指し、アルドを相手にどのような戦いを見せるのか。堀口のKO負けを引きづったままでは、怖いモノ見たさと表現してもおかしくない一戦だ。

コメインのライト級のラファエル・フィジエフとブラッド・リデルも見逃せないマッチアップだ。

共に戦績は10勝1敗、トップ15入りという第一の壁を崩した彼らが、第二の壁トップ10越えを果たすための試金石となる潰し合いといえる。

同じライト級でも、もはや望郷の念を持って試合を眺めたくなるのがクレイ・グイダとレオ・サントスという大人の顔合わせだ。フェイスオフを終えて、何とも言えない笑みを浮かべた2人。

グイダは前回マーク・マドセンに、レオはグラント・ドーソンに敗れている。デビューから18年、39歳のグイダとMMAキャリアが20年を越え、41歳となったレオ──人生の半分でMMAを戦ってきた両者が拳を合わせる。目にその雄姿を焼き付けたい、そんな対戦だ。

飛躍のためのステッピングボード=ザルガス・ズマグロフ戦に向け、余裕の笑みを浮かべたマネル・ケイプは額をぶつける勢いでフェイスオフを行った。

■視聴方法(予定)
12月4日(日・日本時間)
午前9時00分~UFC FIGHT PASS

■ UFC EPSN31計量結果

<フェザー級/5分5R>
ロブ・フォント: 134ポンド(60.78キロ)
ジョセ・アルド: 136ポンド(61.69キロ)

<ライト級/5分3R>
ラファエル・フィジエフ: 155.5ポンド(70.53キロ)
ブラッド・リデル: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ライト級/5分3R>
クレイ・グィダ: 155ポンド(70.31キロ)
レオナルド・サントス: 156ポンド(70.76キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジミー・クルート: 205.5ポンド(93.21キロ)
ジャマール・ヒル: 205ポンド(92.99キロ)

<ミドル級/5分3R>
ブレンダン・アレン: 185.5ポンド(84.14キロ)
クリス・カーティス: 185ポンド(83.91キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ブライアン・バルベレナ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ダリアン・ウィークス: 170ポンド(77.11キロ)

<ミドル級/5分3R>
マキ・ピトロ: 184.5ポンド(83.68キロ)
ドゥスコ・トドロビッチ: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジェイク・マシューズ: 170ポンド(77.11キロ)
ジェレマイア・ウェルス: 170.5ポンド(77.34キロ)

<フライ級/5分3R>
ザルガス・ズマグロフ: 125.5ポンド(56.92キロ)
マネル・ケイプ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
マロリー・マーチン: 115ポンド(52.16キロ)
シャイアン・ヴリスマス: 115.5ポンド(52.38キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アロンゾ・メニフィールド: 205.5ポンド(93.21キロ)
ウィリアム・ナイト: 206ポンド(93.44キロ)

<ライト級/5分3R>
クラウジオ・プエレス: 155ポンド(70.31キロ)
クリス・グラッツマーカー: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
アレックス・モロノ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ミッキー・ガル: 170.5ポンド(77.34キロ)

<バンタム級/5分3R>
ルイス・スモルカ: 135.5ポンド(61.46キロ)
ヴィンス・モラレス: 135.5ポンド(61.46キロ)

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マキ・ピトロ vs. ダスコ・トドロヴィッチ、ジェイク・マシューズ vs. ジェレマイア・ウェルス等『UFC on ESPN 31: Font vs. Aldo』前座の対戦カードを紹介

12.4『UFC Fight Night』でマネル・ケイプとザルガス・ズマグロフが対戦/UFC戦績1勝2敗同士が激突(2021年09月28日)

 こちらの続報。

 12月4日にラスベガスのUFC APEXで開催する『UFC on ESPN 31: Font vs. Aldo』の前座でマネル・ケイプ vs. ザルガス・ズマグロフのフライ級マッチが行われますが、ここではその他の前座のカードを紹介します。


Maki Pitolo vs. Dusko Todorovic opnieuw ingepland, ditmaal voor 4 december in Las Vegas(MMA DNA)

 マキ・ピトロ vs. ダスコ・トドロヴィッチのミドル級マッチが行われるとのこと。

 ピトロは2月の『UFC 258: Usman vs. Burns』でジュリアン・マルケスに3Rアナコンダチョークで敗れて以来の試合で現在3連敗中。トドロビッチは『UFC Fight Night 189: Rozenstruik vs. Sakai』でグレゴリー・ホドリゲスに判定負けして以来の試合で現在2連敗中。

 両者は『UFC Fight Night 189: Rozenstruik vs. Sakai』で対戦予定でしたがピトロが欠場したことでトドロビッチがホドリゲスと対戦した経緯があるので今回は仕切り直しマッチとなります。


Jake Matthews treft Jeremiah Wells tijdens UFC evenement op 4 december(MMA DNA)

 ジェイク・マシューズ vs. ジェレマイア・ウェルスのウェルター級マッチが行われるとのこと。

 マシューズは3月の『UFC 259: Blachowicz vs. Adesanya』でショーン・ブレイディに3R肩固めで敗れて以来の試合。ウェルスは6月の『UFC Fight Night 190: Gane vs. Volkov』で行われたUFCデビュー戦でワルリー・アウベスに2R KO勝ちして以来の試合。


Cheyanne Buys steps in to face Mallory Martin at UFC on ESPN 31(MMAJunkie)

 シャイアン・ベイス vs. マロリー・マーティンの女子ストロー級マッチが行われるとのこと。

 ベイスは7月の『UFC on ESPN 28: Hall vs. Strickland』でグロリア・デ・パウラに1R TKO勝ちして以来の試合。マーティンは2月の『UFC 258: Usman vs. Burns』でポリアナ・ヴィアナに1Rアームバーで敗れて以来の試合。


Third time's the charm? William Knight vs. Alonzo Menifield added to UFC on ESPN 31(MMAJunkie)

 アロンゾ・メニフィールド vs. ウィリアム・ナイトのライトヘビー級マッチが行われるとのこと。

 メニフィールドは8月の『UFC 265: Lewis vs. Gane』でエド・ハーマンに判定勝ちして以来の試合で現在2連勝中。ナイトは8月の『UFC on ESPN 29: Cannonier vs. Gastelum』でファビオ・ケラントに1R KO勝ちして以来の試合。

 両者は2月の『UFC Fight Night 186: Rozenstruik vs. Gane』と3月の『UFC 260: Miocic vs. Ngannou 2』で対戦予定でしたが2月はメニフィールドに新型コロナウイルスの陽性反応、3月はナイトに新型コロナウイルスの陽性反応が出たことから中止されており、今回が三度目の正直の対戦となります。


BREAKING: Claudio Puelles treft Chris Gruetzemacher tijdens UFC evenement op 4 december(MMA DNA)

 クラウディオ・プエレス vs. クリス・グリッツマーカーのライト級マッチが行われるとのこと。

 プエレスは6月の『UFC Fight Night 189: Rozenstruik vs. Sakai』でジョーダン・レヴィットに判定勝ちして以来の試合で現在3連勝中。グリッツマーカーは『UFC on ESPN 28: Hall vs. Strickland』でハファ・ガルシアに判定勝ちして以来の試合。


Jared Vanderaa treft debuterende Azamat Murzakanov op 4 december(MMA DNA)

Azamat Murzakanov(Sherdog)

 ジャレッド・ヴァンデラー vs. アザマット・ムルザカノフのヘビー級マッチが行われるとのこと。

 ヴァンデラーは10月の『UFC Fight Night 194: Dern vs. Rodriguez』でアレクサンダー・ロマノフに2R TKO負けして以来の試合。ムルザカノフは現在35歳のロシア人で戦績10勝0敗。8月の『Dana White's Contender Series 37』でマテウス・シェッフェルに1R TKO勝ちして以来の試合で今回がUFCデビュー戦。


Mickey Gall vs. Alex Morono added to UFC on ESPN 31 in December(MMAJunkie)

 アレックス・モロノ vs. ミッキー・ガルのウェルター級マッチが行われるとのこと。

 モロノは9月の『UFC Fight Night 191: Brunson vs. Till』でダビッド・ザワダに判定勝ちして以来の試合で現在2連勝中。ガルは7月の『UFC on ESPN 27: Sandhagen vs. Dillashaw』でジョーダン・ウィリアムズに1Rリアネイキッドチョークで勝利して以来の試合。


Vince Morales vs. Louis Smolka Set For December 4 UFC Event(CagesidePress)

 ルイス・スモルカ vs. ヴィンス・モラレスのバンタム級マッチが行われるとのこと。

 スモルカは2020年12月の『UFC on ESPN 19: Hermansson vs. Vettori』でホセ・キニョネスに2R TKO勝ちして以来1年ぶりの試合。『UFC 264: Poirier vs. McGregor 3』でショーン・オマリーと対戦予定でしたが負傷欠場していました。モラレスは8月の『UFC 265: Lewis vs. Gane』でドラコ・ロドリゲスに判定勝ちして以来の試合。続きを読む・・・
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BELLATOR ONE UFC ウィリアム・ナイト クレイ・グイダ ジョゼ・アルド ピョートル・ヤン ペドロ・ムニョス マネル・ケイプ マルロン・モラエス マルロン・ヴェラ ラファエル・フィジエフ ロブ・フォント ヴィンス・モラレス

UFC on ESPN31:オッズ/予想と展望

ロブ・フォント 1.71
ジョゼ・アルド 2.20
ブラッド・リデル 1.93
ラファエル・フィジエフ 1.89
クレイ・グイダ 2.58
レオナルド・サントス 1.56
ジム・クルート 1.63
ジャマール・ヒル 2.40
ブレンダ・アレン 1.29
クリス・カーティス 3.85
ブライアン・バーバリー1.80
ダリアン・ウィークス 2.05
マキ・ピトーロ 2.35
ドゥスコ・トドロヴィッチ 1.65
マネル・ケイプ 1.38
ジャルガス・ジュマグロフ 3.20
ジェイク・マシューズ 1.60
ジュレマイア・ウェルズ 2.47
シャイアン・ベイズ 1.56
マロリー・マーティン 2.58
アロンゾ・メニフィールド 1.71
ウィリアム・ナイト 2.20
クラウディオ・プエレス 1.91
クリス・グレッツェマーカー 1.91
ジャレッド・バンデラ 2.70
アザマト・ムルザカノフ 1.50
アレックス・モロノ 1.44
ミッキー・ガル 2.85
ルイス・スモルカ 1.68
ヴィンス・モラレス 2.27

メインはバンタム級戦。ロブ・フォントは前日に防衛戦を行うBellatorバンタム級王者セルジオ・ペティスを最後に破った選手だが、試合が決まったのはUFCの方が先なので、わざわざぶつけたわけではなさそう。2014年UFCデビューだが、7年で12試合と試合数は多くない。ペティスや元WSOF王者マルロン・モラエス、元王者のコーディ・ガーブラントにいずれも打撃で勝負して勝利。ムニョスには打撃で推していたもののギロチンで一本負け。アスンサオにはテイクダウンを混ぜられての完敗。しかし、その後の試合ではテイクダウンを奪われてもすぐに立ち上がれるようになり、戦績も上向いてきた。

アルドはピョートル・ヤンとのバンタム級王座決定戦でKO負けし完敗。その後2戦はマルロン・ヴェラとペドロ・ムニョスという強豪(だがタイトル戦線に絡むレベルではない)相手に連勝。いずれも最終的には差を見せたが、年齢や階級変更の影響か、打撃で圧倒はしてもフィニッシュはできていない。WEC時代から数えると、もう12年もタイトル戦線で戦っているアルド。年齢はアルドが1歳上なだけだが、蓄積したダメージは確実に上。

打撃勝負になればフォントのペースか。フォント判定勝ち。

プレリムではマネル・ケイプがUFC4戦目を行う。UFCデビューから2連敗後、前回はオデー・オズボーン相手に1R飛び膝でKO勝ちしたが、体重オーバーしたこともあってか、ここで負けて1勝3敗となったらリリースもあり得るか…と思ったものの、試合前に早くも契約更新が決まった模様。

今回は相手も1勝2敗だが、2連敗中はいいところがなく、前回は0勝3敗の相手にスタンディングギロチンで勝利し生き残った。しかし打撃でプレッシャーをかけられると引いてしまい攻められ続けてしまうという欠点がある。

ケイプはリリースの心配がないだけに、思い切った攻めでの快勝を期待したい。

第1試合開始は5日朝9時から。プレリムは、開始時間の変更がなければ、3時間で9試合も詰め込まれている。速報します。

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【UFC ESPN31】オクタゴン4戦目、マネル・ケイプ「ロシアで戦っている時と別人」&「キョージが勝つ」

【写真】静かな口調で、言いたいことを忖度なく話してくれたケイプ。自信と好調ぶりが伺えた(C)MMAPLANET

4日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ESPN31「Font vs Aldo」でマネル・ケイプがオクタゴン4戦目を戦う。

過去1勝2敗も前回の試合では、見事な跳びヒザ蹴りでKO勝ちを手にした。今回はカザフスタン人ファイター、ザルガス・ズマグロフに関して『ロシアで戦う時とは別人。ロシアで使っていたドラッグをUFCでは一切使えない』と言い切った。

そして自らの試合の前夜にBellator世界バンタム級王座に挑む、堀口恭司に関して言及してもらった。


──ザルガス・ズマグロフ戦が4日後に迫ってきました。今の心境を教えてください。

「最高だよ。しっかりとファイトキャンプで調子を上げることができた。この試合に向けて色々なことを試し、毎日が最高のシェイプで、最高のパフォーマンスを続けることができたんだ」

──今回のキャンプはどこで?

「ラスベガスだよ。エクストリーム・クートゥアーでキャンプをして、UFC PIでもトレーニングをしてきた」

──フライ級で戦うマネルに見合ったサイズのファイターが、エクストリーム・クートゥアーにも所属しているのですね。

「う~ん、だいたいフライ級からフェザー級、そしてライト級の選手たちかな」

──ライト級だと3階級も上になりますね。

「でも、ずっとライト級ぐらいの選手とは練習してきたからね。練習相手は僕より重いことは、何も特別なことじゃないよ。全く問題ない。全くないよ。アメージングな準備ができた」

──8月のオーデ・オズボーン戦で、ようやくマネルのクリスチアーノ・ロナウド風ポーズをオクタゴンの中で見ることができました。

「ハハハハ」

──日本のファンもホッとしたと思いますが、マネル自身が最も安堵したのではないでしょうか。

「そうだね。安心したよ。良い試合、短時間でのフィニッシュ勝利が必要だった。ミスをせず、前に出続けることが命題だったんだ。あの勝利は色々な意味でも大きい。前から考えていた高見に僕を再び連れて行ってくれることになる……そんな勝利だったよ。なんといっても、結果が全てだからね」

──跳びヒザでのKO勝ちにより、その前の接戦での敗戦は誰も忘れるようなインパクトを残したはずです。

「100パーセント、その通りだね」

──そして今回は、UFCで1勝2敗と戦績的には同等のズマグロフと戦います。

「ズマグロフと自分が同じ評価だとは思っていない。それに僕は1勝2敗じゃない、パントージャ戦はともかく、マテウス・ニコラウ戦は負けていない。試合を見た人なら、誰もが分かっているだろう。僕の戦績は2勝1敗だと思っている。

ズマグロフに関してはロシアで戦っていた時の方が、印象深い試合をしていた。ボクシングが強くて、テイクダウンもできていた。今では、ロシアで戦っている時とは別人だ。ロシアで戦うのとUFCで戦うのは違う。パフォーマンスは下降する一方だ。33歳か34歳(※実際は33歳)になって、年を取った。エネルギーも感じられない。

まぁ、ロシアで使っていたドラッグをUFCでは一切使えないということだよ。UFCは自分の力で戦わないといけない。パフォーマンス向上のアイテムは使えないからね。そりゃあ、動きは悪くなるよ。UFCではクリーンな状態で戦わないといけないんだ。

確かに前の試合では勝っているけど、何も特別な試合じゃなかった。対戦相手も大して強くなかったしね。今回の試合はUFCでの過去の試合と比較すると、もっともイージーなファイトになることは間違いないよ」

──パンチ力がありますが、テクニカルではない。レスラーのようで、テイクダウンも奪われる。UFCではマネルの言った通り、コレといったストロングポイントのない印象の薄いファイトをしてきました。

「クリスマスを過ごすには、最高の相手さ(笑)」

──では日本のファンは、マネルからのギフトを期待しないといけないですね(笑)。その日本のファンだけでなく、世界のMMAファンに何を見せようと思っていますか。

「世界中のファンに、素晴らしいギフトを贈るよ。2Rで勝つ。100パーセント、そうなるから期待してほしい。KOか一本はどちらでも構わない。とにかく2Rでフィニッシュする」

──つまり初回はズマグロフの動きを観察するというわけですね。

「そうだよ。彼の動きをチェックして、2Rに終らせる」

──もちろんマネルはこのズマグロフ戦に集中しないといけないですが、1日前に堀口恭司選手がBellator世界バンタム級王者セルジオ・ペティスに挑戦します。この試合に関して、コメントをもらうことは可能でしょうか。

「キョージが勝つよ。キョージは打撃もグラップリングも、セルジオ・ペティスを上回っている。良い試合になるだろう。でも勝つのはキョージだ。100パーセント、キョージが勝つ。断言するよ」

──なるほど。かつてのライバルはUFCでなくBellatorを選択しました。返上したベルトを取り戻し、しっかりと仕事をするのが先決だと堀口選手は言っていました。Bellatorでやるべきことをやり終えると、UFCにやって来るかもしれないです。

「来れば良いよ。僕はRIZINで戦っていた時は違う。あの頃は何もサポートがなく、アフリカで1人のパートナーと練習するだけだった。その状態で、僕はカイ・アサクラに敗れる前までのキョージのキャリアで、最も厳しい試合をした。キョージも、ソレは分かっているはずだ。今の僕は全てが揃っている。UFCに来るという判断をキョージがするなら、それは間違いだ。でも来たいなら、来れば良い」

──凄い自信ですね。では、最後に日本のファンに一言お願いします。

「僕のオールドファンたち、アリガトウゴザイマス。今も日本のファンからのツイートにエネルギーを貰っている。僕の身の内にある日本のファンに、次の試合も100パーセント勝つことを約束するよ。この試合の勝利は、2022年に飛躍するための踏み台になる。いつも、応援ありがとう」

■視聴方法(予定)
12月4日(日・日本時間)
午前9時00分~UFC FIGHT PASS

■ UFC EPSN31対戦カード

<フェザー級/5分5R>
ロブ・フォント(米国)
ジョセ・アルド(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ラファエル・フィジエフ(キルギス)
ブラッド・リデル(ニュージーランド)

<ライト級/5分3R>
クレイ・グィダ(米国)
レオナルド・サントス(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジミー・クルート(豪州)
ジャマール・ヒル(米国)

<ミドル級/5分3R>
ブレンダン・アレン(米国)
クリス・カーティス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ブライアン・バルベレナ(米国)
ダリアン・ウィークス(米国)

<ミドル級/5分3R>
マキ・ピトロ(米国)
ドゥスコ・トドロビッチ(セルビア)

<ウェルター級/5分3R>
ジェイク・マシューズ(豪州)
ジェレマイア・ウェルス(米国)

<フライ級/5分3R>
ザルガス・ズマグロフ(カザフスタン)
マネル・ケイプ(アンゴラ)

<女子ストロー級/5分3R>
マロリー・マーチン(米国)
シャイアン・ヴリスマス(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
アロンゾ・メニフィールド(米国)
ウィリアム・ナイト(米国)

<ライト級/5分3R>
クラウジオ・プエレス(ペルー)
クリス・グラッツマーカー(米国)

<ヘビー級/5分3R>
アザマット・ムルザハノフ(ロシア)
ジャレッド・ヴァンデラ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
アレックス・モロノ(米国)
ミッキー・ガル(米国)

<バンタム級/5分3R>
ルイス・スモルカ(ペルー)
ヴィンス・モラレス(米国)

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MMA UFC   アレッシャンドリ・パントージャ イグナシオ・バハモンデス ウィリアム・ナイト

『UFC on ESPN 29: Cannonier vs. Gastelum』パフォーマンスボーナス


 UFCが『UFC on ESPN 29: Cannonier vs. Gastelum』のパフォーマンスボーナスを発表。

▼ファイト・オブ・ザ・ナイト
・該当試合なし

▼パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト
・イグナシオ・バハモンデス、ウィリアム・ナイト、アレッシャンドリ・パントージャ、ジョジアンヌ・ヌネス

 4選手には各5万ドルのボーナス。続きを読む・・・
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MMA UFC UFC ESPN29 ウィリアム・ナイト ファビオ・チェラント

【UFC ESPN29】顔を背けながらも左フックで、ナイトがチェラントにKO勝ち

<ライトヘビー級/5分3R>
ウィリアム・ナイト(米国)
Def.1R3分58秒by KO
ファビオ・チェラント(米国)

サウスポーのチェラントに対し、ナイトが重い右ローを蹴り、続いて右ハイを蹴っていく。前手を叩き合う両者、チェラントが左を伸ばすが、ナイトは右ローを2発入れる。さらに右ハイで下がらせたナイトは、左ボディを貰っても平気だという表情を見せる。ワンツーはスウェイ&バックステップでかわしたナイトが、右オーバーハンドも危ない下がり方だ。

チェラントは左ボディストレートを入れ、間合を図る。と左オーバーハンドを届かせたチェラントが右ジャブから左を狙う。ナイトのローを返すようになったチェラントが左ボディ、タイミングを見る中でナイトが右ミドルを決める。右フックを伸ばしたチェラントが、その右から左を打ちながら前に出る──と、ナイトの体を後方に反らせて、顔を背けながら振るった左が顔面を捕える。この一発でチェラントが前方に崩れ落ち、パウンドの追撃でナイトが勝利した。


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