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【PFL2022#04】計量終了 崖っぷちのジェレミー・スティーブンスが坊主頭で計量クリア

【写真】髭も剃られており、思わず見返さないと確信が持てないが──確かにジェレミー・スティーブンスだった (C)PFL

16日(木・現地時間)、17日(金・同)にジョージア州アトランタのオーバータイム・エリート・アリーナで開催されるPFL2021#04の計量が行われた。

ライト級レギュラーシーズンマッチ4試合とシングルマッチ1試合、ライトヘビー級シーズンマッチ5試合に出場する全20選手が無事パスしている。


ライト級で勝ち星を持っているランク上位の潰し合いが組まれ、昨年優勝のハウス・マンフィオはセレモニアル計量が終わり、「5勝0敗なのにまたアンダードッグ? なぜだろうね(笑)。でもスーパータフな相手だとは分かっている。オッズはバランスをみているんだろうね。でもベットするなら僕に、だよ」と笑顔で語った。

そのマンフィオと戦うオリヴィエ・オバメルシェは昨シーズン最終戦で、対戦予定のナタン・シュルチが欠場しボーナス獲得の機会を逸しレーオフ進出争いから脱落した。その際に、結果的に昨シーズン優勝者となるマンフィオにエレベーターの中で顔合わせ、「そのおかげで僕は残れた」と感謝されたという。

「彼は良いヤツなんだよ。そんな彼と対戦して今年は痛めつけないといけないのはちょっと思うところあるけど、それが僕の仕事だから。100万ドルのことは少し考える。でも、プレーオフ進出できるかどうかということで、ナーバスになることないよ。ただ戦うだけだから」とオバメルシャは話した。

一方、メインで戦うクレイ・コラードとアレックス・マルチネスはまず後者が「何が何でもやりとげる。だからここにいるんだ。タフなテストはファイターにとって良いことだから、とても楽しみにしているよ。自分が何を試合で出せるのか、それがとても重要になってくる。どういう風に説明したら良いのか分からないけど、神がいつも僕を見守ってくれているから自信を持って戦うことができるんだ」とインタビューに答えた。

対して、コラードはプレーオフ進出が懸かった大会でメインで戦う直前に、愛娘が誕生し「彼女をこの腕で抱いて何とも言えなくなった。でも、試合に集中している。賞金を家に持ち帰ることが家族のためだからね。生まれる前にコトを終わらせて抱きたかったけど、また戻って彼女を抱きしめるよ。少しでも早くKOをして、家に帰りたいかって? タフな相手を用意してくれたよ。でも俺はいつでもKOするために練習している。3Rか2Rか、1Rなのか。とにかく倒す」とコメントした。

現在0P、プレーオフ進出には少しでも早くフィニッシュ勝利し、ポイント上で上位選手にプレッシャーを与えたいジェレミー・スティーブンスは、頭を丸めてステージに登壇。1ポンドオーバーリミット丁度の156ポンドでスケールを終え、マイルス・プライスと戦うのみとなっている。

■視聴方法(予定)
4月21日(木・日本時間)
午前8時00分~DAZN

■ PFL2022#04計量結果

<ライト級/5分3R>
カシアス・クレイ・コラード: 155.2ポンド(70.39キロ)
アレックス・マルチネス: 155.8ポンド(70.66キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アントニオ・カルロス・ジュニオール: 205.8ポンド(93.34キロ)
ブルーシ・ソウト: 205.2ポンド(93.07キロ)

<ライト級/5分3R>
ハウシュ・マンフィオ: 155.8ポンド(70.66キロ)
オリヴィエ・オバメルシェ: 155.8ポンド(70.66キロ)

<ライト級/5分3R>
ジェレミー・スティーブンス: 156ポンド(70.76キロ)
マイルス・プライス: 155.2ポンド(70.39キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
オマル・アクメトフ: 203.2ポンド(92.16キロ)
テオドラス・オークストリス: 204ポンド(92.53キロ)

<ライト級/5分3R>
ナタン・シュルチ: 156ポンド(70.76キロ)
マーチン・ヘルド: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
エミリアーノ・ソルディ: 204.8ポンド(92.89キロ)
デラン・モンチ: 205.6ポンド(93.25キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ロブ・ウィルキンソン: 206ポンド(93.44キロ)
ヴィクトル・ペシュタ: 205.8ポンド(93.34キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
マールシン・ハムレット: 205.6ポンド(93.25キロ)
ジョシュ・シルヴェイラ: 205.6ポンド(93.25キロ)

<ライト級/5分3R>
ジェイク・チルダース: 155ポンド(70.31キロ)
ナサニエル・ジェナーマン: 155ポンド(70.31キロ)

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【PFL2022#04】ペティス優遇ライト級。星勘定上位戦=マンフィオ✖オバメルシェ&コラード✖マルチネス戦

【写真】文字通り星勘定が必要になってくるマンフィオ✖オバメルシェ、コラード✖マルチネスというライト級の上位対決だ (C)PFL

17日(金・現地時間)にジョージア州アトランタのオーバータイム・エリート・アリーナでPFL2022#04が開催される。

ライト級とライトヘビー級からレギュラーシーズン2巡目=最終戦を迎える。とはいっても現在ランク1位のアンソニー・ペティスは、第1巡と同様に別階級の試合が組まれたイベントに出場=24日の#05大会でスティービー・レイ戦が決まっている。

初戦でマイルス・プライスを初回に三角絞めで一蹴し6Pを獲得しているペティスとアレックス・マルチネスに判定負けを喫したレイとの対戦は、プレーオフ進出の可能性が高い特別枠のように見受けられる。

なんせ、今大会ではランク2位のハウシュ・マンフィオは5位のオリヴィエ・オバメルシェと、ランク3位のクレイ・コラードは4位のマルチネス戦がマッチアップされている。ポイントのある選手同士が潰し合いを強いられている状況とは、余りにも対照的なペティスへの厚待遇ぶりだ。

それでもドン・マッジがドロップし、マーチン・ヘルドが加わったライト級戦線、マンフィオは勝てば10~7点まで得点を伸ばすことができ、判定勝ちでもプレーオフ進出は堅くなる。

対してマンフィオと対戦するオバメルシェ、コラード✖マルチネスは最大9P獲得できるが、最小では6点に留まる。確実性を取るのか、ボーナス獲得ファイトを狙うのかは、自身がデカゴンに足を踏み入れるまでの試合結果によってくる。


無得点組みは初回フィニッシュのボーナスで最大6点、判定勝ちだと3P獲得という状況は自力入賞の可能性はなく、プレーオフ進出は上位勢の結果次第だ。

それゆえにプライスを用意されたジェレミー・スティーブンス、ヘルドと戦う2度の世界王者ナタン・シュルチも対戦相手同様にフィニッシュ優先ファイトが必要となる。

一方、ライトヘビー級は5Pを持ちランク4位のコリー・ヘンドリックスが欠場し、それ以外のランク上位選手=1位アントニオ・カーロス・ジュニオール、2位オマリ・アクメドフ、3位ロブ・ウィルキンソン、5位(実質4位)のマールシン・ハムレットがそれぞれ、ブルーシ・ソウト、テオドラス・オークストリス、ヴィクトル・ペシュタ、今大会から参戦のジョシュア・シルヴェイラと0点ファイターとの試合が組まれている。勝てば勝ち抜きの上位勢✖フィニッシュ必須の下位ランカーという構図だ。

【ライト級ランキング】
1位 6p アンソニー・ペティス
2位 4p ハウシュ・マンフィオ
3位 3p クレイ・コラード
4位 3p アレックス・マルチネス
5位3p オリヴィエ・オバメルシェ
6位 0p ナタン・シュルチ
7位 0p スティービー・レイ
8位 0p ジェレミー・スティーブンス
9位0p ドン・マッジ
10位 0p マイルス・プライス
11位0p マーチン・ヘルド

【ライトヘビー級ランキング】
1位 6p アントニオ・カーロス・ジュニオール
2位 6p オマリ・アクメドフ
3位 5p ロブ・ウィルキンソン
4位 5p コリー・ヘンドリックス
5位 3p マールシン・ハムレット
6位 0p テオドラス・オークストリス
7位 0p エミリアーノ・ソルディ
8位 0p ブルーシ・ソウト
9位 0p ヴィクトル・ペシュタ
10位 0p デラン・モンチ
11位 0pジョシュ・シルヴェイラ

■視聴方法(予定)
4月21日(木・日本時間)
午前8時00分~DAZN
PFL202#04

■PFL202#04対戦カード

<ライト級/5分3R>
カシアス・クレイ・コラード(米国)
アレックス・マルチネス(パラグアイ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アントニオ・カルロス・ジュニオール(ブラジル)
ブルーシ・ソウト(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ハウシュ・マンフィオ(ブラジル)
オリヴィエ・オバメルシェ(カナダ)

<ライト級/5分3R>
ジェレミー・スティーブンス(米国)
マイルス・プライス(アイルランド)

<ライトヘビー級/5分3R>
オマル・アクメトフ(ロシア)
テオドラス・オークストリス(リトアニア)

<ライト級/5分3R>
ナタン・シュルチ(ブラジル)
マーチン・ヘルド(ポーランド)

<ライトヘビー級/5分3R>
エミリアーノ・ソルディ(アルゼンチン)
デラン・モンチ(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
ロブ・ウィルキンソン(豪州)
ヴィクトル・ペシュタ(チェコ)

<ライトヘビー級/5分3R>
マールシン・ハムレット(ノルウェー)
ジョシュ・シルヴェイラ(米国)

<ライト級/5分3R>
ブルーノ・ミランダ(ブラジル)
ナサニエル・ジェナーマン(米国)

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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#01 アレックス・マルチネス キック スティービー・レイ

【PFL2022#01】寝技のアタックにリアクション&パウンドを落としたマルチネスがレイから判定勝ち

<ライト級/5分3R>
アレックス・マルチネス(パラグアイ)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
スティービー・レイ(英国)

踏み込んで右掛け蹴りを見せたレイ、構わずマルチネスがワンツーを振るっていく。ロー、前蹴りに続き左ミドルを狙うマルチネスは、テコンドー流の打撃を見せる。さらにローから左回し蹴りも、レイが左ストレートを伸ばす。続いて左ボディストレートを決めたレイが、アイポークがあったとアピールし試合が中断する。再開後、レイが再び掛け蹴りを見せたが、もう1度左のサイドキック気味の蹴りを狙ったところで、マルチネスがバックに回り前方に崩す。

背中を譲ったまま立ち上がったレイが、胸を合わせるとマルチネスが離れる。直後にサイドキックから組みつきボディロックテイクダウンを決める。ラバーからハーフバタフライを取ったレイはパスからマウントを取られそうになりハーフに止める。マルチネスは立ち上がりローを蹴り、右のパウンド。レイの足関節狙いに呼応して足を抜きパウンド、バックに回ったマルチネスが初回をリードした。

2R、左サイドでボディを蹴るマルチネス、レイはワンツーで前に出る。左に回ってかわしたマルチネスは前蹴り、右ミドルからダブルレッグへ。下になったレイがラバーガードを立ち上がられるとスクランブルを狙いバックを許す。レイはキムラ・グリップ、腕を抜いたマルチネスが後方からハイキックを蹴っていく。これで打撃の間合いになると、レイが右カウンターを入れる。

左に回るマルチネスに左をヒットさせたレイが、ダウンを奪う。しかし、バックに回り切れずマルチネスが立ち上がってケージに押し込んでいく。かに挟みから内ヒールに取ったレイが、ヒザ十字に移行する。ヒザを抜いて正対したマルチネスはハーフで抑え、レイの潜りにギロチンを合わせる。腹ばいになり、シングルのレイ。スクランブルでスタンドに戻るとマルチネスはワンツー、レイが右オーバーハンドを放ってラウンド終了を迎えた。

最終回、レイが左を伸ばして前に出る。マルチネスは前蹴りから左、前蹴りから距離を詰める。逆にレイがダブルレッグでテイクダウンを決めると、マルチネスはクローズドガードからパス狙いに腰を押して外掛けの形に。逆にレイが外掛け&外ヒールをセットする。反転した足を抜きに行ったマルチネスはバックを許すが、後方に鉄槌を落とす。レイはカーフスライサーの状態で殴られるも後方回転、足の辛みを抜いてトップを取る。

マルチネスの三角狙いに対し、レイは担ぎパス。マルチネスはシングルレッグ、レイのギロチンから頭を抜いてリバーサルに成功する。レイはキムラを取り切れず、ニーシールドもマルチネスが右足を抜いていく。バタフライに戻したレイは、クローズドに移行する。マルチネスが腰を起こして鉄槌を入れるが、威力はない。と、残り75秒でレフェリーがブレイクを命じレイの眉間のカットにドクターチェックが入る。

当然、ストップされることなく──しかし、なぜかスタンドで再開を命じる。内回し蹴りのマルチネスに左を入れたレイが、右も振るう。そこに左を合わせたマルチネスが前蹴り、レイは声を出して前に出る。右ミドルのマルチネスが、ダブルレッグを決める。レイはギロチンが極まらず鉄槌を落とされてシングルへ。切ったマルチネスが立ち上がり、レイがアップキックを放ったところで時間を迎えた。

初回はマルチネス、2Rはダウンを奪ったレイ。最終回も寝技にしてもレイのアタック数が、対応しての反撃だったマルチネスを上回ったか。しかし、結果はジャッジ2人が30-27、28-29でマルチネスを支持。仕掛けを切ってパウンド──が評価されて3P獲得となった。


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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#01 UFC   アレックス・マルチネス アンソニー・ペティス アントニオ・カルロス・ジュニオール クレイ・コラード ジェレミー・スティーブンス ジョシュア・シルヴェイラ ドン・マッジ ナタン・シュルチ ハウシュ・マンフィオ ブルーシ・ソウト マールシン・ハムレット 工藤諒司

【PFL2022#01】計量終了 金持ち喧嘩せず─ならぬ、金持ち試合を楽しむ発言 by ハウシュ・マンフィオ

【写真】セレモニアル計量中のインタビュー、なぜかスティーブンスでなくコラードが選ばれた。メインぐらいは両者、そうでなければ元UFCファイターの言葉を届けるべきだろう (C)MMAPLANET

19日(火・現地時間)、20日(水・同)にテキサス州アーリントンのアーリントン・スポーツコンプレックス内Eスポーツ・スタジアムで開催されるPFL2021#01の計量が行われた。

フェザー級に工藤諒司が出場するPFL2020年シーズンが、開幕する。第1週はライト級とライトヘビー級の10試合──アンソニー・ペティス✖マイルズ・プライス戦が第3週にリスケされてライト級は4試合、ライトヘビー級は5つのレギュラーシーズン戦と1試合のワンマッチが行われる。


そのライトヘビー級でエミリアーノ・ソルディと対戦予定だったコナンJrことジョシュア・シルヴェイラが欠場、ノン・シーズン戦に出場予定だったコーリー・ヘンドリックスが代役出場となり、ワンマッチはチャレンジャーシリーズのラストチャンスをモノにしたシメオン・パウエルが出場権を得た。

計量失敗時点で試合に出ても-1P、ボーナスを献上しないための戦いを強いられるPFLレギュラーシーズン。明日の開幕戦は出場全選手がクリアーしている。

ド派手は電飾ステージでセレモニアル計量とフェイスオフを終えたメイン出場ファイターは、片方の選手がステージ下でインタビューを受けるという形式が今シーズは採られている。

インタビューではコメインでドン・マッジと対戦する昨年のウィナー=ハウシュ・マンフィオは「マッジはタフな選手だけど、僕は彼よりタフな相手を去年倒してきた。100万ドルを手にするとファイターとしても成長する? お金のことは考えて戦っていない。去年の賞金で僕の生活は安定した。ただ戦うことが楽しみだから試合に出るんだ。MMAが好きだからパフォーマンスも向上する」と──余裕のコメントを残している。

メインでPFL初陣のジャレミー・スティーブンスと戦うクレイ・コラードも「楽しめないと戦うべきじゃない。タフな相手と戦える。俺はラッキーな男だよ。決勝に残れなかったから戻ってきた。でも、そこは今は考えてない。ジェレミー・スティーブンスと戦うんだから。今はジャレミー・スティーブンスを倒すことに集中している」と話した。

また2018年&2019年ウィナーのナタン・シュルチは、オリヴィエ・オバメルシェと力の入った攻防必至の一戦に向け、「凄くタフな相手だけど、今年はチャンピオンに返り咲く」と断言し笑顔を浮かべた。

■視聴方法(予定)
4月21日(木・日本時間)
午前7時00分~DAZN

■ 対戦カード

<ライト級/5分3R>
カシアス・クレイ・コラード: 155ポンド(70.31キロ)
ジェレミー・スティーブンス: 156ポンド(70.76キロ)

<ライト級/5分3R>
ハウシュ・マンフィオ: 156ポンド(70.76キロ)
ドン・マッジ: 155.8ポンド(70.66キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アントニオ・カルロス・ジュニオール: 205.6ポンド(93.25キロ)
デラン・モンチ: 205ポンド(92.99キロ)

<ライト級/5分3R>
ナタン・シュルチ: 156ポンド(70.76キロ)
オリヴィエ・オバメルシェ(カナダ)

<ライトヘビー級/5分3R>
エミリアーノ・ソルディ: 205.4ポンド(93.16キロ)
コーリー・ヘンドリックス: 205.8ポンド(93.34キロ)

<ライト級/5分3R>
アレックス・マルチネス: 156ポンド(70.76キロ)
スティービー・レイ: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
マールシン・ハムレット: 205.8ポンド(93.34キロ)
テオドラス・オークストリス: 204.6ポンド(92.8キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
オマル・アクメトフ: 204.6ポンド(92.8キロ)
ヴィクトル・ペシュタ: 205.6ポンド(93.25キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ロブ・ウィルキンソン: 205ポンド(92.99キロ)
ブルーシ・ソウト: 204.6ポンド(92.8キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
シメオン・パウエル: 205.8ポンド(93.34キロ)
クリントン・ウィリアムス: 204.6ポンド(92.8キロ)

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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#01 RIZIN UFC アレックス・マルチネス アンソニー・ペティス アントニオ・カルロス・ジュニオール クレイ・コラード ジェレミー・スティーブンス ドン・マッジ ネイサン・ウィリアムス ハウシュ・マンフィオ ブルーシ・ソウト ブルーノ・ミランダ マールシン・ハムレット

【PFL2022#01】2022年シーズン開幕。ライト級にペティス、スティーブンス、マッジらUFC組出場

【写真】いきなりマッジがマンフィオを下し、序列を崩す可能性があるライト級開幕戦(C)PFL

22日(火・現地時間)、PFLが4月20日(金・現地時間)にテキサス州アーリントンのEスポーツ・スタジアム・アーリントンで開幕するPFL2022年シーズン開幕戦のラインナップを発表している。

今シーズンも昨年同様にレギュラーシーズンが6大会、プレーオフが3大会、ファイナルが1大会の全10戦で実施され、レギュラーS序盤の3戦はテキサス州アーリントン、後半はジョージア州オーガスタで行われる。

プレーオフは8月5日から3週、決勝は11月25日で7カ月間のカレンダーとなったPFL。その2022年シーズンは、ライト級とライトヘビー級で戦いの火蓋は切って落とされる。


同階級の2021シーズン・ウィナーのハウシュ・マンフィオとカルロス・アントニオ・ジュニオールというブラジル勢は、ドン・マッジとデラン・モンチと第1戦を戦う。

ドン・マッジはキャリア6戦の時点で3勝3敗という平凡な記録しか残せていなかったが、その後は母国のEFCでライト級王者になり、2018年にUFCとデビューし2連勝も4試合連続で試合がキャンセルとなりフリーエージェントに。昨年の10月のフィナーレ大会でネイサン・ウィリアムスをRNCで下し、今年の参戦が決まった。

鋭い打撃を持つウェルラウンダーのマッジオが、昨年王者マンフィオを倒す可能性は決して低くないだろう。そのライト級で昨年、クレイ・コラードとマンフィオに敗れ、まさかのレギュラーシーズン連敗でプレーオフに進出できなかったアンソニー・ペティスが捲土重来、今シーズンもPFLに挑む。

元UFC組としては名勝負製造マシーンのジェレミー・スティーブンスがコラードとのPFL初陣も要注目だ。ライト級4試合しか組まれておらず、もう1試合は以降の大会で──恐らくオリヴィエ・オバメルシェと先週のチャンレジャーシリーズで契約を勝ち取ったブルーノ・ミランダが対戦すると思われる。

またライトヘビー級ではチャレンジャーシリーズで契約を勝ち取ったブルーシ・ソウトだけでなく、選外となったジョシュ・シルヴェイラの出場も決まっており、それぞれロブ・ウィキンソンとエミリアーノ・ソルディと戦うことも決まっている。

チャレンジャーシリーズのフォーマットが、根底から崩れることがすんなりと起こってしまうのもまたPFLに残るWSOF臭かもしれない。

なおライトヘビー級にはRIZINやQUINTET参戦経験のあるテオドラス・オークストリスが4年5カ月振りのMMA復帰戦で昨年準優勝のマールシン・ハムレットとの一戦の見ものだ。

■視聴方法(予定)
4月21日(土・日本時間)
午前6時30分~Official Facebook

■ PFL2022#01対戦カード

<ライト級/5分3R>
ハウシュ・マンフィオ(ブラジル)
ドン・マッジ(南アフリカ)

<ライト級/5分5R>
アンソニー・ペティス(米国)
マイルス・プライス(アイルランド)

<ライトヘビー級/5分3R>
アントニオ・カルロス・ジュニオール(ブラジル)
デラン・モンチ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
カシアス・クレイ・コラード(米国)
ジェレミー・スティーブンス(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
エミリアーノ・ソルディ(アルゼンチン)
ジョシュ・シルヴェイラ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
マールシン・ハムレット(ノルウェー)
テオドラス・オークストリス(リトアニア)

<ライトヘビー級/5分3R>
オマル・アクメトフ(ロシア)
ヴィクトル・ペシュタ(チェコ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ロブ・ウィキンソン(豪州)
ブルーシ・ソウト(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
アレックス・マルチネス(パラグアイ)
スティービー・レイ(英国)

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MMA PFL PFL2021#07 アレックス・マルチネス

【PFL2021#07】マルチネスの左ジャブを寄せ付けず、TDで勝ったラジャポフが判定勝利で決勝進出

<ライト級準決勝/5分3R>
ロイック・ラジャポフ(タジキスタン)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28.
アレックス・マルチネス(パラグアイ)

ラジャポフが左フックから距離を詰めて、組み付きマルチネスをケージに押し込む。右腕を差し込んでテイクダウンを防ぐマルチネスは、さらに左腕も差し込んだ。ラじゃp府は離れてから、再び前に出る。マルチネスはサークリングしながら左ジャブを突くも、ラジャポフの突進を止められず。組み付いたラジャポフがダブルレッグでテイクダウンを奪う。

足を利かせて距離を作ったマルチネスが起き上がると、体を起こして再び組み付いたラジャポフがボディロックでケージに押し込む。ケージを這うようにしてマルチネスは離れる。

ケージ中央で左ジャブを突くマルチネスに対し、ラジャポフの放った左ジャブがマルチネスの下腹部を捉える。再開後、ラジャポフはマルチネスをケージに押し込みながら、左腕を差し込む。マルチネスは内股を見せるが決まらない。しかしマルチネスは体勢を入れ替えて、反対にラジャポフをケージに押し込む。

ここで倒せないとみるや離れたマルチネス。ケージ中央で打ち合う両者だったが、ラジャポフの左フックがヒットし、マルチネスがグラついた。右フックを連打しながら前に出るラジャポフ。マルチネスが顔面から流血が見られる。

2R、マルチネスの右前蹴りからスタート。ラジャポフのフックがヒットするが、マルチネスも左ジャブを返す。ラジャポフのテイクダウンをカットしたマルチネスはサークリングするも、ラジャポフは組み付きボディロックでテイクダウンを試みる。グラウンドに持ち込んだラジャポフはバックコントロールへ。立ち上がったマルチネスを引き倒すが、マルチネスもすぐに立ち上がる。

反対にラジャポフをケージに押し込んだマルチネスが、ボディロックからラジャポフに尻もちを着かせる。立ち上がるもケージに押し込まれ続けるラジャポフ。マルチネスはシングルに切り替えるも倒せず。離れたマルチネスは左ミドルのフェイントを見せるが、打ち終わりにラジャポフが右ローを当てて、マルチネスはマットに背中を着いてしまう。

すぐさまトップを奪ったラジャポフは、サイドへ移行するもマルチネスは亀になる。するとラジャポフがRNCを仕掛けるが、反転して逃れたマルチネスは立ち上がり、ラジャポフをケージに押し込む。離れたマルチネスに対してテイクダウンを狙うラジャポフだったが、マルチネスはスプロールして、スタンドの打撃戦で2Rを終えた。

最終R、プレッシャーをかけるマルチネス。ラジャポフも右ローから距離を詰める。組み付かれても離れたマルチネスは右前蹴りでラジャポフをケージに追い込んだ。戻ってケージ中央で蹴りを見せ合う両者。距離が近くなると、マルチネスのパンチとヒジをかわしたラジャポフが組み付き、ボディロックからマルチネスに尻もちを着かせた。

上半身を起こすマルチネスを、ケージに押し込んでいくラジャポフ。マルチネスはハーフガードから回転して抜け出そうとするも、ラジャポフにバックを奪われてしまう。立ち上がるマルチネスのバックからラジャポフは離れず、足をかけて再びグラウンドへ。マルチネスが立ち上がるたびにラジャポフがグラウンドへ引き戻す。

ここでマルチネスは前転してトップを奪うが、ラジャポフもすぐに切り返す。一旦ガブって立ち上がりかけたマルチネスだったが、またもラジャポフにグラウンドへ引きづりこまれてしまう。ケージ際へ持ち込まれたマルチネスだったが、ここでギロチンを仕掛けて、そのままグラウンドでもトップを奪う。スタンドに戻っても最後はマルチネスがラジャポフのダブルをカットした。

判定は、ジャッジ2人がフルマークをつける内容で、ラジャポフがユナニマスで勝利した。


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MMA PFL PFL2021#04 Report アレックス・マルチネス キック ナタン・シュルチ

【PFL2021#04】シュルチのスプリット判定勝ちで、シュルチ&ヘルドのプレーオフが消える

<ライト級/5分3R>
ナタン・シュルチ(ブラジル)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
アレックス・マルチネス(ペルー)

初戦黒星のツータイム・ワールドチャンピンが、ボーナス獲得勝利が絶対のマルチネス戦に挑む。ワンツーを伸ばすマルチネスが、ジャブから前蹴りを繰り出す。シュルチはロー、ダブルレッグ狙いからバックを伺う。スクランブルでワンフック、寝技に持ち込んだシュルチだが、背中に乗り切ることはできない。バックコントロールを選択したシュルチは、再びワンフックし絞めを狙う。

マルチネスは前方に落とし、スクランブルでバックへ。胸を合わせたシュルチは、払い腰を仕掛ける。腹ばいで耐えたマルチネスだが、その中に乗ったシュルチがバックに回り切る。マルチネスはケージ際に移動して立ち上がると、シングルに出て上を取り返す。両者すぐにスタンドに戻ると、シュルチは右ローカーフを蹴る。マルチネスは左に回り右フック、ここで組んだシュルチがバックに回りテイクダウンへ。立って離れたマルチネスが逆にダブルレッグを狙う。スプロールしたシュルチは、スタンドに戻ってパンチを振るい前へ。マルチネスは右前蹴りをボディに入れ、左右のフックをヒットさせた。

2R、右カーフを効かせたマルチネスがパンチを纏める。続くローをキャッチしてテイクダウンを奪ったシュルチがバックへ。スクランブルでマルチネスはギロチンを失敗して下に。この選択はカーフを効かせていただけに勿体ない。蹴り上げからシングル狙いのマルチネスに対し、バックに回ったシュルチがスタンドの打撃戦に戻らないで試合を進める。

マルチネスもスクランブルでバックに回るが、落とされてからのスクランブルで試合はスタンドに。足を使うマルチネスが右カーフを続ける。さらにワンツーから右はキック、シュルチもコンビを返す。マルチネスはパンチで応戦し、左ローを蹴る。右カーフを効かせたのが偶発性だったことを伺わせるマルチネスがカーフ、前蹴り、ハイと攻撃を散らす。

シュルチは組んでバックへ。ここもテイクダウンを奪い、ポイント的にはリードを許さないファイトを展開する。離れたマルチネスがテンカオ、右カーフもシュルチが組みつく。バックコントロールに対し、胸を合わせたマルチネスが離れて右から左ロング、詰めたシュルチがショートのワンツーを入れた。

最終回、近い距離でボディショットを入れたマルチネスが、ニーからワンツーフックを繰り出す。ボディロックから捻って崩しに掛かるシュルチは、クリンチにもマルチネスが離れる。距離を取るマルチネスは後ろ回し蹴り。組みついたシュルチがテイクダウンを奪い、バックへ。スクランブルで前方にシュルチを落とし、すぐに立って胸を合わせたマルチネスだったが、直後にテイクダウンを許してしまう。

バックを譲るが、両足フックは許さずスクランブルに持ち込むマルチネスが、前転から足関節を狙う。察知したシュルチは、スクランブル&シングルレッグ。マルチネスはギロチンも、倒されて背中をマットにつける。直ぐに背中を譲って立ち上がったマルチネスは、胸を合わせてインサイドトリップ。ここからのスクランブルはシュルチがバックに回って制し、マルチネスが胸を合わせたところで時間に。

テイクダウンを9回決めたシュルチだが、ジャッジの裁定は割れ──スプリット判定勝ち。これで両者のポイントは3Pで並ぶ。結果、シュルチとヘルドのプレーオフ進出は消え──この状況はペティス、いやPFLにとって最も望むべき流れで対戦カードのシャッフルが成功したといえる。


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【PFL2021#01】TD許し、引き込みも極め切れなかったマルチネスがラジャポフにスプリット判定勝ち

【写真】判定負けにラジャポフはごらんの表情。そしてレフェリーは、シャオリンだ(C)PFL

<ライト級/5分3R>
アレックス・マルチネス(パラグアイ)
Def.2-1:30-27.29-28.28-29
ロイック・ラジャポフ(タジキスタン)

左ジャブに左ローを蹴ったマルチネス、これが急所に入り試合が中断する。直ぐに再開し、ラジャポフが左フックから組んでボディロックテイクダウンを決める。マルチネスがギロチンに抱えケージを使って立ち上がる。そのまま引き込んだマルチネスだが、ラジャポフはパスをして頭を抜きサイドで抑える。ケージキックから足を戻したマルチネスの蹴り上げを捌き、パス狙いのラジャポフはスクランブルをがぶって許さない。

マルチネスは引き込んでバタフライガード、離れたラジャポフがローを蹴る。立ち上がって組んだマルチネスを小外掛けで倒したラジャポフが、スクランブルでバックを伺うも、正対したマルチネスがシングルレッグでリバーサル──直後のスクランブルでギロチンをセットする。自ら離れたマルチネスは首投げにバックを許し、後方に投げられた。

2R、マルチネスのサイドキックにも距離を詰めるラジャポフは、シングルレッグにニンジャチョークをセットする。嫌がって頭を下げたマルチネスのバックに回ろうとしたラジャポフだが、引き込まれると離れて立ち上がるのを待つ。マルチネスがスタンドに戻り、ラジャポフはボディロックでケージに押し込む。マルチネスはギロチンから引き込み、ロールして上へ。足を抱えて防いだラジャポフは、スタンドに戻るとワンツーを被弾する。

残り1分30秒、ラジャポフのシングルレッグにスイッチもバックを取れなかったマルチネスが引き込む。蹴り上げから三角を狙いのマルチネス、立ち上がったラジャポフが腕を抜き時間に。

3R、マルチネスの内回し蹴りに対し、ラジャポフは左右のフックから組んでいく。マルチネスはここでもギロチンから引き込むが、パスを許しハーフで下になりキムラを仕掛けるが、続かず右のパウンドを被弾する。マルチネスはクローズドから腰を切ってスイープ狙い。トップを維持したラジャポフはハーフから立ち上がる。

立ち上がりつつ組みに行ったマルチネスを押し倒したラジャポフがハーフで抑え、スクランブルでバックへ。胸を合わせに行ったマルチネスは、反応して起き上ろうとしたラジャポフをシングルで座らせる。ここからのギロチンは極まらず、試合はスタンドに戻りマルチネスが右オーバーハンド、スピニングバックフィストも、組まれてボディロックテイクダウンを奪われたところでタイムアップに。と、裁定は下にいることが多かったマルチネスに凱歌が挙がり、ラジャポフが唖然とした表情を浮かべた。


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