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【SUG19】チェール・ソネンだけが治外法権なのか。Bellator世界王者✖UFCメインイベンター対決が実現

【写真】Bellator世界王者とUFCヘッドライナーがケージ・グラップリングで激突(C) Bellator& Zuffa/UFC

8日(日・現地時間)、チェール・ソネン率いるノーポイント&サブオンリーinケージ大会のSubmission Undergroundが12月20日(日・同)に開催するSUG19のポスターを発表し、グラップリングといえどもとんでもないカードが組まれることが明らかとなっている。

10月にソネンが言及していたようにメインはSUG無差別級王者メイソン・ファウラーに、石井慧が挑戦する一戦が組まれた同大会。同プロモーションにとって2つ目のベルトとなる女子無差別級王座決定戦でアマンダ・ローウェンに挑戦するのはことが明言されていたUFCファイターは、フェリシア・スペンサーであることが分かった。


この女子タイトル以外に今回のポスター発表で周知のことなったカードはライアン・ベイダー✖デリック・ルイス、ドナルド・セラーニ✖ハファエル・ドスアンジョス、そしてアンソニー・ジョンソン✖ファブリシオ・ヴェウドゥムの3試合だ。

いってみればピュア・グラップリング界のトップ対決でも、グラップリング✖MMAファイターの対決でもなく、MMAファイター同士の組み技マッチだ。それでもBellator世界ヘビー級王者ベイダーと28日のUFN184でカーティス・ブレイズとメインで戦うルイスの対戦など、オクタゴンとサークルケイジを行き来してコメンテイターを務めることができるソネンだからこそ実現できるマッチアップだ。

ショーン・オマリーとジェイムス・ギャラガーがSNSでヒートアップするなど、実現には至らなかったがゾクっとする顔合わせも期待できるSUG。現実問題としてUFCではBellator世界王者経験者を他の団体の世界王者と呼ぶなか、ソネンだけは治外法権なのか──と思わされるカードだ。

他のカードも近日発表ということだが、このMMAファンが視聴することが間違いないイベントでクレイグ・ジョーンズらSUGで戦ってきたトップグラップラーの出場も期待したい。

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JJ Globo Report SUG16 アマンダ・ローウェン エレン・ハールー ブログ

【SUG16】ショートノーティスのハールーに対し、オーバータイムでローウェンが腕十字勝利

<5分1R>
アマンダ・ローウェン(米国)
Def.OT1R
エレン・ハールー(米国)

ジリアン・ロバートソンの欠場で2日前に出場の決まったハールーに対し、ローウェンはジャンピングガ―ドからオーバーフック・アームバーを仕掛ける。腕を抜かれると首、足を狙いつつクローズドを維持するローウェンは、再びオーバーフックで右腕を狙うとハールーの反応にスイープを合わせる。

トップを取ったローウェンは足関狙いがすっぽ抜けて下になるが、乗ってきたハールーをギロチンで捕えてスイープで上に。マウントを取り、ギロチンが抜けるとワキをすくって肩固めへ。さらに腕十字に移行するが、尻がマットに早く着いてしまい腕が抜ける。ローウェンはニースライスに対し、ハールーは側転して正対する。両者が立ち上がると、試合時間は既に残り15秒、引き込んだハールーは最後に足関節を狙うもタイムとなった。

OTはハールーが先攻でシートベルトを選択するが、腰をずらしてローウェンがエスケープに成功する。後攻のローウェンはスパイダーウェブから、2度ほど回転し足をすくい腕を伸ばしタップを奪った。


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JJ Globo News SUG16 UFC アマンダ・ローウェン クレイグ・ジョーンズ ケビン・ケイシー ジェイク・エレンバーガー ジリアン・ロバートソン ブログ メイソン・ファウラー リッチー・ブギーマン・マルチネス

【SUG16】5分で極めることができるか!! クレイグ✖ファウラー。ロバートソンがUFCより出場

【写真】マイク・ブラウンから陽性反応が出たATTからの参戦となる──キックを繰り出すロバートソン。彼女はATTの中でもディン・トーマス組だが、無事出場できるのか(C)Zuffa/UFC

12日(日・現地時間)にチェール・ソネンがホストのSubmission Underground16が開催され、UFC Fight Passでライブ中継させる。

今回もSUGアイランドと名付けられたスタジオで収録される大会は、前回大会の1万ドル争奪の8人トーナメントでコンバット柔術世界王者コディ・スティーグや、IBJJF柔術の新鋭ロベルト・ヒメネスを破ったメイソン・ファウラーが、クレイグ・ジョーンズとメインで戦う。


セミでは同じく前回大会でUFCファイターのジェシカ・アイを破ったアマンダ・ローウェンが、ジリアン・ロバートソンと対戦。ロバートソンもまた6月20日のUFC ESPN11でコートニー・ケイシーをRNCで破ったばかりのUFCと契約下にある選手だ。前回、ロバートソンより格上のアイをオーバータイムでアイに腕十字を極めてローウエンは、道着でも活躍していたように守りの堅さも5分✖1R&OTのSUGのレギュレーションに適している。その一方で、打撃を効かせず極める術をロバートソンが持っているのかが鍵となる。

この他、ジェイク・エレンバーガー✖マイカー・ブレイクフィールドというMMAからグラップリングに活躍の場を移しながら、なかなか結果が出せない者同士の崖っぷち対決、10thPLANET柔術のリッチー・ブギーマン・マルチネス✖ヒクソン・グレイシー柔術のケビン・ケイシーと戦う一番も組まれている。

5分✖1Rは守りに入ると、なかなか極め切ることが難しいフォーマットだけに、OTに勝負を掛ける出場者も増えてきた感があるSUGだが、サブオンリーの醍醐味がOTより印象に残る大会となるか、注目だ。

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JJ Globo Report SUG15 アマンダ・ローウェン ジェシカ・アイ ブログ

【SUG15】ジェシカ・アイ、オーバータイムでアマンダ・ローウェンにOTで腕十字極められる

<5分1R>
アマンダ・ローウェン(米国)
Def.OT1R
ジェシカ・アイ(米国

立ちレスから30秒、ジャンピンガードで引き込んだローウェンがアイの右腕をオーバーフックで絞る。アイは腕を抜いてボディロック、ワキをすくわれないようガードの中にステイする。上体を起こしてスイープを狙うローウェン、潰すアイ──試合タイムは2分を切る。最後の10秒でローウェンが左腕を取りにいったが、そのままタイムアップとなった。

OT1R、アイがシートベルトを選び、18秒でローウェンがエスケープ。後攻めのローウェンはスパイダーウェブを選択すると、22秒で腕十字を極めた。


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JJ Globo Preview SUG15 アマンダ・ローウェン クレイグ・ジョーンズ コディ・スティール ジェシカ・アイ ネイト・オーチャード ブログ

【SUG15】4大会連続のクレイグ・ジョーンズ。ジェシカ・アイはUFCの翌週で出場。$1万TはCJJWの再戦か?

【写真】UFCから1週間でSUGに出場するジェシカ・アイ。タフだが、連敗恐れは十分にある (C)Zuffa/UFC

21日(日・現地時間)にチェール・ソネンがホストのSubmission Underground15が開催され、UFC Fight Passでライブ中継させる。

前回に続きSUGアイランドと名付けられたスタジオで収録される大会は、1万ドル争奪の8人トーナメント、そしてクレイグ・ジョーンズが4大会連続出場、さらに1週間前にUFCで戦ったジェシカ・アイが出場と見所が多い。


トーナメント出場選手は1回戦で書き記すと、コディ・スティール✖アンディ・ヴァレラ、メイソン・フォウラー✖ウォーレン・ブロックス、ロベルト・ヒメネス✖ネイサン・オーチャード、アダム・ブラッドリー✖ハンター・コルヴィンの8名だ。

なかでも注目はスティールと、オーチャードか。スティールは昨年のコンバット柔術ウェルター級世界王者で、全試合オーバータイムで勝利している。つまり5分✖1R+OT制のSUGでは、コンバット柔術よりもさらに強みを発揮できるだろう。

スティールはテキサス州オースチンを拠点としたチェックマット系ホドリゴ・カブラルの黒帯で、2018年には日本の柔術界にも馴染みのマリアナスオープンの茶帯を制し、アメリカン・ナショナルで3位に入っている。とはいっても、ノーギ&サブオンリーでは極めさせない強さとエスケープの能力の高さこそが彼の武器となろう。

そのスティールにコンバット柔術ウェルター級GP決勝で敗れたオーチャードも優勝候補の1人といえる。ミッションコントロールから両腕の入った三角クラッチを組み、アームバーやキムラに取る──デッドオーチャードの使い手は、決勝まで勝ち上がりスティールとのリベンジ戦を実現させることができるか、興味深い。

SUG12でケヴィン・ケイシー、SUG13でヴィニー・マガリャエス、SUG14でヴァグネウ・ホシャを破り、4カ月連続でSUG出場となるクレイグ・ジョーンズはガブリエル・チェッコと対戦する。

MMAファイターでもあるチェッコのSUG出場は3カ月連続となり、過去2大会でジェイク・エレンバーガーとオースティン・ヴァンダーフォードという同じくMMA選手に勝ってきた。この試合の見所は、チェッコがどこまでジョーンズの足関節コンビネーションに対応できるのか──という一点に絞られるか。

2016年12月、FLO Grapplingで配信されていた時代のSUG第2回大会のミーシャ・テイト戦以来、3年7カ月ぶりのSUG登場となるアイは、先週のUFCにシンシア・カルヴィーロに敗れたばかりで驚きのサブオンリー・グラップリング参戦となる。試合タイム8分時代のSUGで、ミーシャにOT負けだったアイは──試合中も肩抜き後転腕十字で右腕を伸ばされ、レフェリーがタップをしていないのにストップをかけ無効になるなど、攻められるシーンが多かった。

そんなアイと戦うアマンダ・ローウェンは2018年ノーギワールド女子ミディアムヘビー級3位、強烈なマルセロチンで相手を持ち上げたタップを奪ったシーンは特に印象深い。色帯時代には2014年にムンジアルの茶帯ライト級で2位なっており、MMAではアマファイターのローウェンだが、グラップリングにおいてはアイに対して分があることは確かだ。