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UFC on ESPN+56:メインイベント・ケトレン・ヴィエイラ vs. ミーシャ・テイト

女子バンタム級ヴィエイラ7位、テイト8位。

ランキング最高2位まで行ったヴィエイラだがこれがUFC初メイン。押さえ込みで勝つスタイルのためになかなか評価が上がらない。アイリーン・アルダナに1RKO負けでMMA初黒星を喫すると、2月の前戦はヤナ・クニツカヤを得意の押さえ込みで攻めたものの、押さえ込むだけでその先の攻めがなかったためにジャッジからは評価されず、メディアのジャッジの過半数ヴィエイラを支持する内容での判定負け(ただ、ありえない判定ではなかった)。ランキングも大きく後退した。

5年前、29歳で一度引退してから7月に現役復帰した元王者のテイト。初戦でいきなりランカーのマリオン・ルノーに完勝したが、ルノーが4連敗中の44歳で、その試合で引退を宣言していたことを考えると、割り引いて見る必要がある。しかし動きは引退前と遜色なかった。今回が本当の実力を試される試合となる。

ワンツーを入れたヴィエイラ。テイトじわじわ間合いを詰める。ヴィエイラのジャブがヒット。リーチに勝るヴィエイラに対し、パンチの間合いまで入れないテイト。パンチを出したがヴィエイラのジャブをもらう。テイト飛び込んだが、またヴィエイラのパンチをもらう。また飛び込んだテイト。左右のパンチを打ち込みながらケージまで詰めて組み付いたが、ヴィエイラ引き剥がし離れる。残り1分。また組んでケージに押し込むテイト。しかし引き剥がしたヴィエイラ。残り30秒でヴィエイラシングルレッグ。こらえるテイト。がぶって切った。ホーン。

1R微妙。打撃のヒット数だけならテイトだが。

2R。ヴィエイラ出てきた。パンチがテイトの顔面にヒット。踏み込んで右をヒットさせたテイト。カーフキックを一発入れたヴィエイラ。テイト間合いを詰めて打ち合いに。ヒット数は五分だがややヴィエイラが上か。テイト出た。ヴィエイラのパンチを貰いながらも右をヒットさせる。またパンチを貰いタックルに入ったテイトだが切られた。ヴィエイラのローに合わせたタックルも切られる。ヴィエイラは出ずに待ちの構え。テイトが出るところにパンチを合わせていく。ホーン。

2Rも僅差。ややヴィエイラか。

3R。ワンツーを入れたヴィエイラ。ジャブ。飛び込むテイトだがヒットせず。テイトのアイポークがありタイムストップ。再開。出ていくテイト。しかしパンチがヒットする間合いよりも遠い。ヴィエイラもテイトを待って、入ってくるところにパンチを合わせようとする。ヴィエイラワンツー。テイトのタックルを切ってパンチを入れた。間合いを詰めてきたテイトだが、ジャブを放ったところにワンツーを返される。またパンチで出たテイトに右を当てた。テイトタックルへ。ケージで耐えるヴィエイラ。切って離れた。テイト残りわずかでケージに押し込む。ホーン。

3R、手数ならテイト。

4R。テイト飛び込み右をヒット。また右。さらに飛び込みタックルへ。テイクダウン。すぐに背中を向けて立つヴィエイラ。テイトがバックからクラッチして倒そうとするがクラッチを切るヴィエイラ。正対されるがケージに押し込みながら殴るテイト。離れた。テイト飛び込んでワンツー。テイト首相撲に捕らえるが、ヴィエイラがパンチ連打で抵抗し引き剥がした。また右を狙うテイト。テイトのローにワンツーを合わせたヴィエイラ。さらに右。テイト組み付くが肘で引き剥がしたヴィエイラ。押し込んでいくテイト。ホーン。

このラウンドはヴィエイラ

5R。両者ようやく手数を増やしてきた。テイトタックル。止められ離れる。打撃からまたタックル。止められた。ヴィエラ間合いを詰める。出てきたテイトのボディに膝を入れると右。ヒットしテイト鼻血。それでも先に飛び込むのはテイト。ヴィエイラ待ち構えて打ち返す。出てくるテイトにジャブを合わせるヴィエイラ。残り10秒でヴィエイラは距離を取り逃げる。タイムストップ。

48-47×2、49-46の3-0でヴィエイラ勝利。

先に仕掛けていたのはテイトで、単純なヒット数もテイトだったが、強打を入れていたのはヴィエイラ。どのラウンドも僅差だった。

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11.6『UFC 268: Usman vs. Covington 2』でローズ・ナマユナス vs. ジャン・ウェイリのダイレクトリマッチが決定/アイアキンタ vs. グリーン等も追加発表


 UFCが11月6日にニューヨーク州ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで『UFC 268: Usman vs. Covington 2』を開催することと、上記7カードを正式発表。

 カマル・ウスマン vs. コルビー・コヴィントンのウェルター級タイトルマッチ、ジャスティン・ゲイジ- vs. マイケル・チャンドラーのライト級マッチ、ショーン・ストリックランド vs. ルーク・ロックホールドのミドル級マッチ、フランク・エドガー vs. マルロン・ヴェラのバンタム級マッチは当サイトでは既報。

 ローズ・ナマユナス vs. ジャン・ウェイリの女子ストロー級タイトルマッチ、ジャーメイン・デ・ランダミー vs. アイリーン・アルダナの女子バンタム級マッチ、アル・アイアキンタ vs. ボビー・グリーンのライト級マッチが追加発表されています。

 ローズ・ナマユナス vs. ジャン・ウェイリは『UFC 261: Usman vs. Masvidal 2』のダイレクトリマッチ。この時は当時チャンピオンだったジャンにナマユナスが挑戦し1RハイキックでKO勝ちし王座を奪回しています。

 デ・ランダミーは昨年10月の『UFC on ESPN 16: Holm vs. Aldana』でジュリアナ・ペーニャに3Rギロチンチョークで勝利して以来1年1ヶ月ぶりの試合。アルダナは『UFC 264: Poirier vs. McGregor 3』でヤナ・クニツカヤに1R TKO勝ちして以来の試合。

 アイアキンタは2019年10月の『UFC 243: Whittaker vs. Adesanya』でダン・フッカーに判定負けして以来2年1ヶ月ぶりの試合で現在2連敗中。グリーンは『UFC 265: Lewis vs. Gane』でハファエル・フィジエフに判定負けして以来の試合で現在2連敗中。続きを読む・・・
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10.16『UFC Fight Night』でホーリー・ホルムとノルマ・ドゥモン・ヴィアナが対戦


 UFCが10月16日に開催するFight Nightシリーズの大会でホーリー・ホルム vs. ノルマ・ドゥモン・ヴィアナの女子フェザー級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。

 ホルムは『UFC on ESPN 16: Holm vs. Aldana』でアイリーン・アルダナに判定勝ちして以来の試合で現在2連勝中。フェザー級で試合をするのは2018年6月の『UFC 225: Whittaker vs. Romero 2』でミーガン・アンダーソンに判定勝ちして以来4試合ぶり。

 ヴィアナは『UFC Fight Night 188: Font vs. Garbrandt』でフェリシア・スペンサーに判定勝ちして以来の試合で現在2連勝中。続きを読む・・・
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【UFC264】試合結果 マクレガー、足首壊れポイエーに敗北。オマリーはタフすぎるモウティーニョに激勝!!

【写真】ビッグネームとの対戦にケリをつけ、次の狙いはシャーウス・オリヴェイラか(C)Zuffa/UFC

10日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナでUFC264「Poirier vs McGregor 3」が開催された。

メインのライト級5回戦は初回終了間際にコナー・マクレガーが足を負傷し、試合速攻不可能となりダスティン・ポイエーが、トリロジーの最終幕でTKO勝ちを収めた。

セミのウェルター級はジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズが宣言通りテイクダウンを織り交ぜてスティーブン・トンプソンに判定勝ち、注目のショーン・オマリーは驚異的なタフネスさを誇るクリス・モウティーニョにパンチを入れ続け、3RにTKO勝ちを手にしている。

プレリミではニコ・プライスを相手に、限定四次元殺法&正道的なMMAでミシェウ・ペレイラが判定勝ち、ライアン・ホールは寝技の展開に持ち込めずイリャ・トプリアにパウンドアウトされている。

ファイト・オブ・ザ・ナイト=ショーン・オマリー✖クリス・モウティーニョ
パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト=タイ・ツイバサドリキュス・デュプレシー

UFC264「Poirier vs McGregor 3」
<ライト級/5分5R>
○ダスティン・ポイエー(米国)1R5分00秒
TKO
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×コナー・マクレガー(アイルランド)
<ウェルター級/5分3R>
○ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ(ブラジル)3R
判定
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×スティーブン・トンプソン(米国)
<139.5ポンド契約/5分3R>
○アイリーン・アルダナ(メキシコ)1R4分35秒
TKO
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×ヤナ・クニツカヤ(ロシア)
<バンタム級/5分3R>
○ショーン・オマリー(米国)3R4分33秒
TKO
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×クリス・モウティーニョ(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○マックス・グリフィン(米国)3R
判定
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×カーロス・コンディット(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○ミシェウ・ペレイラ(米国)3R
判定
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×ニコ・プライス(米国)
<フェザー級/5分3R>
○イリャ・トプリア(ドイツ)1R4分47秒
KO
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×ライアン・ホール(米国)
<ミドル級/5分3R>
○ドリキュス・デュプレシー(南アフリカ)2R1分41秒
TKO
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×トレヴィン・ジェイルズ(米国)
<女子フライ級/5分3R>
○ジェニファー・マイア(ブラジル)3R
判定
×ジェシカ・アイ(米国)
<ミドル級/5分3R>
○ブラッド・タヴァレス(米国)3R
判定
×オマリ・アクメドフ(ロシア)
<フライ級/5分3R>
○ザルガス・ズマグロフ(カザフスタン)1R2分02秒
ギロチンチョーク
×ジェローム・リヴェラ(米国)

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MMA UFC UFC264 アイリーン・アルダナ ヤナ・クニツカヤ

【UFC264】体重オーバーのアルダナが、クニツカヤをパウドアウト。「2度としない」と謝罪

<139.5ポンド契約/5分3R>
アイリーン・アルダナ(メキシコ)
Def.1R4分35秒by TKO
ヤナ・クニツカヤ(ロシア)

まずクニツカヤが左ロー、組みつつ離れ際に左ミドル、さらにはカカト落としまで見せてアグレッシブに前に出る。ワンツー、右ローのクニツカヤに対し、体重オーバーのアルダナはしっかりと動きを見ているか。近距離で頭を抑えながら左ミドル、離れて後ろ回し蹴りを繰り出したクニツカヤが、今度は組んでテイクダウンを狙う。ケージ際で体を入れ替えながら、最終的にはアルダナがヒザを入れて離れる。

クニツカヤはスピニングバックフィスト、左に回ってかわしたアルダナが右ローを蹴る。さらにステップインにカウンターで右を合わせてアルダナは、クニツカヤの動きを見切りつつあるようだ。左ボディフックを被弾し、動きが落ちたクニツカヤは右ミドル、左前蹴りも左フックを再び打たれる。アルダナは右クロス鼻血を流して前に出るクニツカヤが首相撲からヒザを入れる。

間合いを取ったアルダナは、ショートフックを踏み込みに合わせダウンを奪う。足を捌きつつパンチ、思い切り右を落としたアルダナは蹴り上げに右ローを蹴る。足を一本抜いたアルダナが、ハーフから潜ろうとしたクニツカヤに左のパウンドを入れる。背中を見せたクニツカヤにパウンドを連打し勝利したアルダナは「最初に彼女と彼女のチームに体重を落とせなかったことを謝りたい。もう2度としない。試合を受けてくれた彼女に感謝している」と話し、「あの距離での練習を凄くハードにした。一歩一歩進み、ベルトを巻きたい。今日でもないし、明日でもない。でもいつの日か」と話した。


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Report UFC UFC ESPN16 アイリーン・アルダナ ブログ ホーリー・ホルム

【UFC ESPN16】よりアグレッシブ&よりウェルラウンド化、ホルムがアルダナを完全ドミネイト

<女子バンタム級/5分5R>
ホーリー・ホルム(米国)
Def.3-0:50-44.50-45.50-44
アイリーン・アルダナ(メキシコ)

アルダナのローに対し、サイドキックを見せるホルム。左に回るホルムが左ストレートを当てる。ショートでパンチを見せ、サイドキックで距離を創るホルムが真っすぐ入って連打を繰り出す。この動きからローに繋げるホルムに対し、アルダナが自ら前に出るもホルムが左を当てて、パンチを纏める。アルダナも右を打ち返すがホルムは離れて左ハイ、前に出てくるところに左のカウンターと合わせようとする。左に続き右アッパー、サイドキックから組みついてボディロックテイクダウンを仕掛けたホルムだが、アルダナがウィザーで耐える。それでも左腕を差しあげて、テイクダウンを決めたホルムが初回をリードした。

2R、左フックから右ローを蹴ったアルダナに対し、続く踏み込みに右クロスを打ち込んだホルムが左から右のワンツー、右サイドキックを繰り出す。さらに左フックをヒットさせるなど、試合をリードするホルムは中に入ってのパンチがこれまでより多い。対してアルダナは、手数が少ない。アルダナは左フックを狙ったところで組まれ、ヒザを見せて離れる。直後に食らいついてボディロックテイクダウンを決めたホルムがハーフで抑えパスに成功する。アルダナは足を戻してフルガードへ。

スクランブルではなくガードワークを選択したアルダナが足をきかせると、ホルムが立ち上がる。アルダナも続き試合はスタンドに戻り、左に回るホルムが左を当ててワンツー、前に出てくるアルダナをサイドキックで蹴り放す。さらにスピニングバックキックをボディに入れたホルムがこの回も取った。

3R、先手を取りたいアルダナにサイドキックを入れ、前に出てくるところに左のカウンターを伸ばすホルムが、左ハイへ。左に回りながら左ストレートを入れ、ボディロックには腰に乗せて投げようとしたアルダナを組み伏せたホルムがパンチを入れてパスからキムラを狙う。

左腕を差して立ち上がろうとしたアルダナを潰してマウントを取ったホルムがパンチを纏め、エルボーから左右のパンチを落とす。さら肩パンチを入れ、アルダナのブリッジにサイドに戻り鉄槌を打っていく。スタンドに戻り、追ってきたアルダナに組みついたホルムが間合を取り直し、左ストレートをヒット。テイクダウンを織り交ぜることで、打撃の精度を上げるホルムがボディにサイドキックを入れる。さらに左オーバーハンドからショートの連打を繰り出したホルムが、サイドキックを決めて支配を続けた。

4R、サイドキックをここでも見せたホルムがワンツーを打ち込む。アルダナは右を逃すが、距離が合っていない。つまりタイミングを掴めていないアルダナは追いかけてはパンチを纏められる。それでも左ミドルに右を合わせようとしたが、パンチは軽く直後にサイドキックを腹に受ける。ローにはローを返したアルダナはボディロックから小外掛けを許して、ここも背中をマットにつかされる。

ホルムは寝技に拘らず立ち上がって、アルダナがスタンドに戻る際に連打を見せる。サークリングから一転、左ストレート、ワンツーフックと付け入る隙を与えないホルムはラウンド終了時に、追いかけてくるスピードが上がったアルダナのパンチを受けそうになるが、有効打はなく最終回を迎えることに。

5R、ホルムは右ジャブとサークリングでアルダナの接近を許さず、左ストレートをヒットさせる。ジャブを当てられ、追いかけてのパンチも届かないアルダナは、左ミドルを被弾。左回りを続け右サイドキックを顔面に届かせ、左ストレート、ボディへのサイドキックとホルムはペースを乱さずに戦う。ダブルレッグのフェイクから左を当て、残り70秒でボディロックからテイクダウンを決めたホルムが盤石の終盤へ。スタンドに戻り、アルダナが立ち上がろうとしたときに思いきり左ミドルを蹴り上げ、パンチ、KO狙いの蹴り、組んでもエルボーを打ち込み、フックの連打でまとめたホルムが、よりアグレッシブ、よりウェルラウンダーだということを見せつけフルマークの判定勝ちを決めた。

圧勝したホルム、元世界王者の「私はまだ新人」という言葉が印象に残った。


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News UFC UFC ESPN16 アイリーン・アルダナ アラテンヘイリ カーロス・コンディット ケイシー・ケニー シャルル・ジョーダン ジャーメイン・デランダミー ジュリアナ・ペニャ ジン・ユ・フレイ ブログ ホーリー・ホルム ローマ・ルックンブンミー

【UFC ESPN16】計量終了 アラテンヘイリがケイシー・ケニ―に挑み、ローマはフレイと真っ向勝負

【写真】アラテンヘイリがケイシーを相手に、どかまでやれるのか。日本のファンからすればメインよりもプレリミが興味深いかもしれない大会だ(C)Zuffa/UFC

2日(金・現地時間)、4日(日・同)にUAEはアブダビのUFC Fight Islandで開催されるUFC on ESPN16 「Holm vs Aladana」の計量が行われている。

今大会のメインは女子バンタム級のホーリー・ホルム✖アイリーン・アルダナで、セミ前も同級のジャーメイン・デランダミーとジュリアナ・ペニャ戦と、世界を制した経験のあるファイターに下位ランカーが挑む一戦が用意されている。


プレリミでもカーロス・コンディットやシャルル・ジョーダンという注目すべきファイターが出場しているが、序盤に組まれたアジア勢絡みの試合がやはり気になる。第2試合のLFA2階級制覇からUFCにステップアップし、オクタゴンで3勝1敗のケイシー・ケニーはRoad FCやクンルンファイトで活躍し、佐々木郁矢に勝利、朝倉海に敗れている中国人ファイターのアラテンヘイリと戦う。

UFCで連勝中のアラテンヘイリ、簡単ではないがケニーのテイクダウン込みの打撃と渡り合えることができれば、上位進出も見えてくるカードだ。

また第3試合ではタイのローマ・ルックンブンミーが、元Invicta世界アトム級王者で、そのインヴィクタやRoad FCで浜崎朱加、ハム・ソヒと戦ってきたジン・ユ・フレイと対戦する。

ストロー級としては小さな2人だが、今回の試合は技術的にも真っ向から渡り合えるだけに本領発揮が期待できる。そしてフレイというモノ差しを持つことで、ローマの力がどれほどなのかも図ることができる興味深いマッチアップだ。

■視聴方法(予定)
10月4日(日・日本時間)
午前8時30分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN16計量結果

<女子バンタム級/5分5R>
ホーリー・ホルム: 136ポンド(61.69キロ)
アイリーン・アルダナ: 136ポンド(61.69キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヨーガン・デ・カストロ: 261ポンド(118.38キロ)
カルロス・フィリッピ: 263ポンド(119.29キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
ジャーメイン・デランダミー: 136ポンド(61.69キロ)
ジュリアナ・ペニャ: 135.5ポンド(61.46キロ)

<バンタム級/5分3R>
カイラー・フィリップス: 136ポンド(61.69キロ)
キャメロン・エルス: 136ポンド(61.69キロ)

<ミドル級/5分3R>
デクアン・タウンゼント: 186ポンド(84.37キロ)
ドゥスコ・トドロビッチ: 186ポンド(84.37キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カーロス・コンディット: 171ポンド(77.56キロ)
コート・マッギー: 170.5ポンド(77.34キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョシュア・クリバオ: 145.5ポンド(66.0キロ)
シャルル・ジョーダン: 145ポンド(65.77キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョーダン・ウィリアムス: 182ポンド(82.55キロ)
ナソーディン・イマボフ: 185.5ポンド(84.14キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ローマ・ルックンブンミー: 116ポンド(52.62キロ)
ジン・ユ・フレイ: 116ポンド(52.62キロ)

<バンタム級/5分3R>
ケイシー・ケニー: 136ポンド(61.69キロ)
アラテンヘイリ: 136ポンド(61.69キロ)

<ライト級/5分3R>
イエシン・アヤリ: 156ポンド(70.76キロ)
ルイジ・ヴェンドラミニ: 156ポンド(70.76キロ)

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