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【DEEP103】DEEP初出場、DJ.taikiと対戦──ZST王者・関鉄矢─02─「面倒くさい試合になるでしょうね」

【写真】面倒くさい試合=しんどい試合、楽しみだ(C)TETSUYA SEKI

9月23日(木・祝)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP103で、DJ.taikiと対戦する関鉄矢インタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

海外での試合を経て、関の意識は変わった。その結果、ZSTのベルトも巻いている。しかし、そんな関に訪れた挫折ーーRIZINで、堀江圭功にKO負けを喫してしまった。山あり谷あり、そんなMMA人生のなかで関は、一つのことに気づいたという。初参戦となるDEEPで、DJ.taikiを相手に新しい関鉄矢を見せることができるか。

<関鉄矢インタビューPart.01はコチラから>


──2017年4月には2度目の海外遠征を経験しています。中国で開催されたAustralian FCで、アイコス・トレプカに3R TKO勝ちしました。

「あれは嬉しかったですね。前に中国で負けて、ずっとリベンジしたいと思っていて。海外遠征で勝つことができたのは、本当に大きかったです」

──関選手の試合は、スタンドでの打ち合いが多いですよね。今も打撃戦のほうが好きなのですか。

「好きというのもあるんですけどーー根性を見せたくなっちゃうんですよね」

──根性、ですか!?

「試合前はいろいろ作戦とか考えるんですけど、リングに上がるとスイッチが入ってしまうんです。それで試合はプランどおりにできなくて……」

──その点に関して、ジム代表の安田けんさんは、どのように言っていますか。

「試合中にセコンドから注意を受けたりします(苦笑)」

──関選手はリーチも長く、ZSTの試合でもキレイに三角絞めの形に入ったりしています。別にサブミッションができないわけではなく……。

「そうなんですよね。自分では寝技ができないとも思っていません。練習でも極めようと狙ったりもします。でも試合になると、それを出すことができなくて」

──根性を見せるという意味では、RIZINでの神田コウヤ戦(2000年8月、2RにKO勝ち)は根性勝ちのようにも見えました。最後は相手がバテたところをパンチで仕留めています。

「あの試合は、KO勝ちできたことはよかったけど、試合内容は納得いっていないです。ずっと動きが堅かったですよね。大舞台というのを意識しすぎちゃっていました。会場も大きかったですし」

──この頃、関選手はMMAを戦ううえで、目標などは生まれていたのでしょうか。

「いえ、コレという目標はなかったですね。何を目指して戦えばいいのか分からなかった、というのが正直な気持ちです。まずは、自分が出ているプロモーションで一番になりたい。そう考えていました」

──話は前後しますが、ZSTでは2017年5月に橘川尋貴選手とのフェザー級王座決定戦を判定で制して、ベルトを巻いています。

「あの試合も内容が……相手が場外に落ちた結果の判定決着でしたからね。当時、自分のことをチャンピオンだと言っていいのか、分かりませんでした。ちゃんとタイトルマッチで勝ってベルトを巻かないと、自分はチャンピオンだと言えないなと思って。でもそのあとはZSTで連勝して敵がいなくなったと思うので、今は僕がZSTのチャンピオンだと、胸を張っていえます」

──そこで2020年に入り、RIZINからオファーがあった時は、どう感じましたか。

「RIZINからオファーがあったのは、ビックリしました。出たいなぁ、とも思っていたので」

──しかし、そのRIZIN2戦目で、UFC参戦経験もある堀江圭功選手に敗れてしまいました。

「悔しかったです。それまで連勝していて、久々の敗戦でした。完全に実力で負けた。今のスタイルでの限界が見えましたね。打ち合いに固執しているわけではないんですけど、試合前に立てたプランを遂行することができませんでした。……自分の中で、頑固になりすぎている部分があると思うんですよね。とにかく次の試合で結果を出すしかないです」

──堀江戦から半年を経て、次のDJ.taiki戦を迎えます。この期間に、どれだけ変わることができたのかが大きなポイントになるかと思います。

「今までと練習内容を変えました。具体的には言えないですけど、MMAではこういうことができる、ああいうこともやれるーーそういう視野も広がってきたと思います。MMAに夢中になってきたというか」

──夢中になってきた……というと?

「今考えると、野球をやっていた頃って努力していなかったんですよ。家で素振りをしたりとか、そういうこともなかった。特に努力をしなくても、何となくこなせてしまうので」

──しかしMMAは、そうはいかなかったのですね。

「MMAって、本当の個人競技じゃないですか。試合では1対1、勝っても負けても結果は自分自身で受け止めないといけない。野球とか集団競技は、自分がミスしても他の誰かがカバーしてくれる。それはそれで良いことなんですけど、僕はそこに甘えていたと思うんです」

──……。

「MMAは果たし合い、そういう緊張感があります。ようやく分かったんですよね。MMAっていう良いスポーツに出会うことができました。今まで、これほど真剣に取り組んだスポーツは、他になかったので」

──なるほど。次のDEEP初戦は、その気持ちで迎える仕切り直しの一戦ともいえます。

「初めて出場するので、アウェイ感はあると思います。でも、それは意識しません。同じMMAなので」

──対戦相手のDJ.taiki選手の印象を教えてください。

「試合の映像は見ました。面倒くさい試合になるでしょうね」

──面倒くさい試合、というのは?

「相手はタフだし、打撃戦も上等な感じがあるじゃないですか。変則的な動きをすることもあるし。でも、もう誰にも負けない。その自信があります。DEEPでも、RIZINや海外の大会でも──どこで戦おうと、僕はトップになります」

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【DEEP104】10月23日、北岡悟が現役続行の意義が問われる鈴木琢仁戦!! 平田直樹✖山本歩夢の潰し合いも

【写真】北岡が再びケージに足を踏み入れる(C)MMAPLANET

10 日(火)、DEEPが10月23日(土)に東京都文京区の後楽園ホールで開催するDEEP 104IMPACTの対戦カードを発表している。

9月23日のDEEP103でDEEP暫定フライ級選手権試合=藤田大和✖伊藤裕樹、大原樹里✖小金翔のライト級戦。関鉄矢✖DJ.taiki、駒杵嵩大✖杉山廣平というZSTとNEXUSでベルトを巻いたファイターの初出場に加え、元ストロー級王者の越智晴雄がフライ級に階級アップし渋谷カズキと対戦するというカードを揃えているDEEPだが、10月大会もお腹いっぱいのマッチアップ第一弾発表となった。


真っ先に目を引くのは2月のDEEP100で大原樹里に敗れ、現役続行か如何な、その岐路が注目されていた北岡悟が、3月大会で秘技MMA版ヴィンガチーバを披露した鈴木琢仁と対戦する1戦だ。

自主興行での小金翔戦のドローを挟み、4連敗──過去10戦の戦績は2勝7敗1分の北岡が、再びケージに足に踏み入れることとなった。その敗北の多くが国内外の強豪が相手だったが、今回の対戦相手の鈴木は非常に特徴のあるファイターである一方で、戦績は9勝6敗のトップに届いていない選手だ。

試合結果は当然として、内容によっても──北岡悟というJ-MMAを代表し、一時代を築いたファイターが現役生活を続ける意義が問われることになる対戦といえよう。

これからのJ-MMAを睨むうえではフィーチャリングされるのが、平田直樹✖山本歩夢のフェザー級戦といえよう。

デビューからの1年で樹の兄でなく、平田直樹としての存在感を示す新鋭はデビュー4戦目で神田コウヤに惜敗、初黒星を喫して以来4カ月振りの再起戦となる。

対する山本は昨年12月のデビューから、経験値で上回る相手に3連続フィニッシュ勝利を挙げている逸材だ。

『格闘DREAMERS』では二次でケガもあっても脱落も、MMAだけが人生とないビジョンが同オーディションの方向性と合わなかったという側面も見られた。

パラエストラ千葉ネットワーク所属も自らのマイクで『あまりパラエストラで練習していないですけど』と言い切ってしまう個性的かつ尖がっている山本と平田は、この時点で潰し合わせるのが勿体ないという取り方もできる注目カードだ。

さらに6月のDEEP101のメインで対戦も、急所蹴りでテクニカル判定という消化不良の一戦となったDEEPウェルター級チャンピオン住村竜市朗が、米田奈央とのダイレクトリマッチに加え、鶴屋怜がプロ4戦目で久保健太と対戦するという2試合も決まっている。

住村としては、再び大舞台=RIZINの年末大会に向け好材料しか残したくない一戦となる。鶴屋と戦う久保は、36歳でMMAデビューを韓国で果たしたオールド・ルーキー、国内では4連勝中だ。名古屋と大阪のDEEPとパンクラスで戦ってきた久保にとって、戦績と力を測られ鶴屋怜のためにピックされたカードということは本人も陣営も百も承知だろう。

鶴屋怜をアーロン・ピコに見立て、意地の一発を狙ってくる久保サイドからみても、興味深いマッチアップといえる。さらに7月に大原樹里とライト級暫定王座決定戦でローブローによるテクニカル判定で敗れた大木良太が、石塚雄馬との対戦も決まっている。

RIZINへの道が明確に存在し、海外への挑戦も認めるDEEP佐伯代表の方針もあり、他団体からの流入やDEEP育ちの新鋭と人材が集まっている現状に裏付けされた、勢いのあるカードが揃っている9月と10月のDEEPだ。

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【DEEP Tokyo Impact】神田コウヤが打撃で試合をコントロール、平田直樹とのフェザー級新世代対決を制す

<フェザー級/5分3R>
神田コウヤ(日本)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
平田直樹(日本)

サウスポーの神田が右ハイ、平田はバックステップでかわす。平田は右の前蹴り、神田も左のミドルハイを放つ。神田は相手の左に回りながら右ローを繰り出し、左右のワンツーから右ローへつなげる。対する平田はプレッシャーをかけ、神田にケージを背負わせる。すると神田は横に回り、ケージから離れる。平田がダブルレッグダイブを仕掛けるも、それをカットした神田。平田は神田の左ミドルハイをブロックする。

神田が距離を詰めた瞬間、平田が組み付き、脇を差してテイクダウンに成功し、ケージ際へ。神田はスイープを狙うが、平田がトップをキープする。ケージ際で神田が立ち上がり、押し込んでくる平田を引きはがす。ケージ中央へ戻った両者。神田は左のインロー、平田は右のボディストレートを返す。神田も左のロー、ミドルを繰り出すがクリーンヒットはない。

2R、前に出た神田が右ミドルハイ。さらに左ストレートが平田の顔面をかすめる。神田がプレッシャーをかけていくが、相手の蹴り終わりにテイクダウンを試みた平田。一度目はカットされたが、二度目はボディクラッチにまで持ち込む。これを引きはがした神田がケージ中央へ。ケージを背負った平田のダブルレッグダイブは遠い・神田が距離を詰めて左ストレートを狙う。

平田は遠い距離から右フックを放つが、神田はバックステップでディフェンス。平田が体勢を低くして潜り込もうとすると、神田は左をカウンターで合わせた。プレッシャーをかけて、平田にケージを背負わせる神田。平田の右ストレートを神田はダッキングでかわす。そして左ヒジで平田をケージに追い込んだ神田は、さらに飛び込みながらの左ヒジ。平田は、これをかわして左側に回る。

ケージ中央で、神田の右足にシングルレッグを仕掛けた平田。そのままケージに押し込むが、神田は倒れない。左腕を差し込み、体勢を入れ替えた神田が、平田をケージに押し込み、いったん離れる。離れた神田がヒザ蹴りで飛び込んだところに、低空でもぐり込みグラウンドに持ち込もうとした平田だったが、神田は足を抜いてすぐに距離を取った。

最終R、サウスポーの神田に対し、その左側に回る平田。神田はダブルレッグを狙うが、平田は左わきを差して神田をケージに押し込む。平田が足技を仕掛けたところで離れた神田。再びケージ中央からプレッシャーをかける。平田は前に出ながら右ミドル。さらに右を振りながらもぐり込むが、神田もバックステップでかわす。なおも低空のダブルレッグを狙う平田、そのまま組み付きケージに押し込むが、神田が体勢を入れ替える。

ボディロックから相手のバランスを崩した平田が、神田のバックを狙うも、神田が体勢を入れ替えて離れる。ケージ中央に戻り、神田は左のローとミドルハイ。平田は右を振るうが届かない。さらに平田は組み付いて神田をケージに押し込むが、神田が両脇を差してケージ際を制する。離れて平田にケージを背負わせたところで、再び左の飛びヒザ。これをかわしながら神田の左足を取った平田は、シングルへ。神田も倒れず、ケージ際でヒザと肩パンチを放ち合った。

判定はジャッジ3者とも、1ポイント差で神田の勝利を支持。
フェザー級新世代対決は、神田コウヤが生き残った。


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【DEEP】速報中!DEEP TOKYO IMPACT 2021 ~2nd ROUND~

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さてさてDEEP全開の週末。今回はDDEEP TOKYO IMPACT 2021 ~2nd ROUND~を速報します。メインにはRIZINにも出場した神田コウヤ(パラエストラ柏)が今売り出し中で勢いのある平田直樹(K-Clann)と対戦する興味深いマッチメイク。引き続きSPWNのPPVを観戦しつつ、電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【第1試合 アマチュアSPルール DEEP JEWELS ストロー級】
○サラ(坂口道場)
(1R TKO)
×野中はる(Y&K ACADEMY)
1R、開始直後から激しくパンチを打ち合う両者。サラの右フックがヒット。さらに右を入れると野中は後方にダウン。レフェリーが試合を止めた!わずか16秒の出来事!!


【第2試合 アマチュアSPルール バンタム級】
○木村琉音(K-Clann)
(1R TKO)
×西原大貴(夕月堂本舗)
1R、開始直後から足を止めて激しい打ち合い。左右のパンチを振り合う。すると木村の左右のフックが面白いようにヒット。西原は腰から崩れ落ちるようにダウン。慌ててレフェリーが試合を止めた!


【第3試合 アマチュアSPルール DEEP JEWELS ストロー級】
×吉川桃加(禅道会駒ヶ根道場)
(判定0-3)
○SAKI(K-Clann)
1R、パンチを振るうSAKIに対して吉川が組み付いて投げを狙う。しかしSAKIはケージを背にして堪える状態が続く。SAKIはタックルをガブって吉川を亀に固定。グラウンドをコントロールする。スタンドに戻ると吉川がタックルに行くがSAKIが堪えて突き放す。するとSAKIのパンチが連続でヒットしたところでラウンドを終えた。
2R、SAKIの前蹴りを掴んだ吉川がテイクダウン。SAKIはケージを背にして立ち上がる。そのまま吉川をネルソンのように形でひっくり返してテイクダウン。バックに回ってチョークを仕掛ける。これは逃げられたが上をキープして試合終了。判定は主導権を握ったSAKIに軍配。


【第4試合 ストロー級】
○竜己(KRAZY BEE)
(2R KO)
×キンタ・ジ・エンド(KIBAマーシャルアーツクラブ)
1R、序盤はスタンドで様子を窺い合う静かな立ち上がり。その後もスタンドの状態が続いたがお多賀にビッグヒットがないままラウンドを終えた。
2R、このラウンドも距離を取ったスタンドの展開。互いにプレッシャーをかける場面はあったが決定的な攻撃がないまま時間が経過。このまま判定かと思いきや、竜己の左ハイキックがクリーンヒット。ダウンしたキンタを見てレフェリーが試合を止めた。キンタは立ち上がれず。。。


【第5試合 フライ級】
○RYOGA(フリー)
(判定3-0)
×風我(フリー)
1R、風我は独特の軽快なステップで左右にサークリングしてチャンスを窺う。RYOGAはジワジワとプレッシャーをかけてケージに追い込む。風我の蹴りを掴んでテイクダウンしたRYOGA。しかし風我は下から足関節を狙う。これはRYOGAは冷静に対処して脱出に成功。一進一退の末にラウンドを終えた。
2R、勢いのある胴タックルを仕掛ける風我。しかしRYOGAはしっかり切って身体が離れる。時間をおいてまたも風我が胴タックル。尻餅をつかせたものの、RYOGAはすぐに立ち上がって長い差し合い。身体が離れるとRYOGAのパンチがヒットして風我はグラつく。なんとか組み付いて堪える。終了間際に風我がタックルでテイクダウンしたところで試合終了。判定はRYOGAに軍配。


【第6試合 DEEP JEWELS 58kg契約】
×熊谷麻里奈(ウィラサクレック・フェアテックス札幌/K-Clann)
(2R 腕十字)
○te-a(AACC)
1R、スタンドで前に出る熊谷に対してte-aは胴タックル。ケージに押し込むと熊谷はケージを掴んで耐える。直後に勢い余って熊谷がテイクダウン。しかしレフェリーが試合を止めて熊谷にイエローカードが出される。スタンドで再開するとte-aがまたしても胴タックルでテイクダウン。ケージを背にして立ち上がろうとする熊谷に対して強引にマウントを奪うte-a。肘とパウンドでラッシュ。危ない場面だったが熊谷がスイープに成功。パウンドで逆に攻め立てるとte-aは立ち上がって脱出。今度はte-aがタックルでテイクダウンしてラウンドを終えた。
2R、長いリーチから鋭いパンチをヒットさせる熊谷。打ち気になって前に出るとte-aがタックルでテイクダウンに成功。ハーフガードからパウンドを入れる。マウントに移行するとまたも熊谷はリバース。下になったte-aは下から腕十字を仕掛ける。これがガッチリ極まって熊谷はタップ!te-aが鮮やかに極めた!


【第7試合 フェザー級】
×鬼山斑猫(KRAZY BEE)
(判定1-2)
○高塩竜司(KIBAマーシャルアーツクラブ)
1R、パンチの交差から組み合う両者。ケージ際でテイクダウンを狙う。高塩は足を掛けてテイクダウンするが鬼山もすぐに立ち上がって逆にタックルでテイクダウンを取る一進一退の攻防。時間はかかったが高塩もスタンドに脱出。パンチを振るって前に出るが鬼山がタックルでテイクダウンする展開。互角のままラウンドを終えた。
2R、高塩のパンチに合わせて鬼山が胴タックルでテイクダウン。高塩が立ち上がって、パンチを振るって前に出るのリピート。互いにスタミナをロスしてきたか中盤は差し合いの時間が増える。残り30秒でスタンドで高塩がラッシュを仕掛けるがタイムアップ。判定はスプリットで高塩に軍配。


【第8試合 バンタム級】
○力也(フリー)
(2R TKO)
×伊澤カズト(フリー)
1R、ゴングと同時に力也のフックがヒット。伊澤は膝をつく。力也はサイドバックから側頭部にパウンドを入れて決めにいくが伊澤の意識はある。タックルでテイクダウンをしかけたが、力也は下からひっくり返してリバースに成功。グラウンドをコントロールする。しかし伊澤がスタンドの脱出すると終了間際に打撃の攻防。伊澤のフックがヒットすると力也はダウン。伊澤がパウンドを連打するが力也はしがみついて耐え抜いた。
2R、開始直後のパンチの交差。今度は力也のフックがヒット。ダウンした伊澤に強烈なパウンド。動きがない伊澤も見てレフェリーが試合を止めた。力也がシーソーゲームを制した。
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【DEEP Tokyo Imapact】神田コウヤ戦へ。平田直樹─02 ─「絢太郎さんが王者の間に力をつけたい」

【写真】しっかりと計量もクリアした平田直樹 (C)DEEP

明日19日(土)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP TOKYO IMPACT2021~ 2nd ROUND~のメインで神田コウヤと対戦する平田直樹インタビュー後編。

グラップリングの練習をすることで組み技マッチでも腕試しをしたいという平田は、DEEPフェザー級チャンピオン牛久絢太郎を先輩に持つ。

J-MMAの5年後を支える候補、平田直樹は牛久がチャンピオンである間に力をつけ、先輩のステップアップ後のベルトを虎視眈々と狙っている。

<平田直樹インタビューPart.01はコチラから>


──それだけグラップリングの練習をしていると、MMAの試合期間が空いたときに組み技の試合に出てみたいと思うことはありますか。

「あります。グラップリングも柔術も出たいです。練習していると、試合に出て試したくなります。柔術も出たこともありますし。MMAに重ならないなら、出てみたいです。

こないだUnrivaledで道着マッチで勝った宮川太暉選手は僕の先輩なんです。道着でもノーギでも面白そうですし、どっちでも戦ってみたいです」

──その機会があれば、楽しみです。ところで今回の神田選手との試合は、挑戦権が近づく試合になることは間違いないです。

「タイトルに絡めた嬉しいですけど、もっと色々な経験がしたいです。だからこの試合に勝って、タイトル戦線というのはあまり考えていないです。先輩の牛久絢太郎選手がチャンピオンですし、絢太郎さんに大きな舞台にいってもらってから考えたいですね」

──今回の神田選手だけでなく、あとからデビューした同世代の山本歩夢選手などフェザー級も若くて楽しみな選手が増えてきました。

「特に他の選手のことは気にしていないです。試合が決まったら戦うだけで」

──平田選手は海外の試合もよくチェックしているそうですね。

「試合も見るのはUFCとかが多いですし。ブランドン・モレノがチャンピオンになったフライ級世界戦とか、凄かったです。

階級を問わず、自分に似たようなタイプの選手の試合を視て、技術を参考にして取り入れてみようとか思います。そうやってフィニッシュへの意識を高めています。やっぱりフィニッシュはしたいですからね」

──そういう点も踏まえ、またタイトル戦線も考慮して目指したいところは?

「ここを勝って……絢太郎さんが上の舞台に行き、自分はDEEPのタイトルを取る。そして海外へ行きたいという気持ちは今も変わらないです。もし国内でベルトを取るのに時間が掛かるようなら、いつ行ける状態になるのか分からないですけど、自分は外に行くつもりでいます。

でも、できるならDEEPのタイトルを取って、国内で実績を残して挑戦したいというのはあります。何よりも、その前に米国で練習してみたいですね。絢太郎さんが次のステップに行くまでに、自分がしっかりと強くなり、絢太郎さんが返上したら、直ぐに取りにいけるように準備しておきたいです。

神田選手との試合に勝って、2週間後には絢太郎さんの防衛戦があるので、しっかりと協力できるようにしたいです。絢太郎さんには、ちゃんと勝ってほしいので」

──今回は2日間で、CORO選手を始め多くの練習仲間が試合に出ます。

「ハイ、アマチュアを含めると19日と20日で8、9人出るんじゃないですかね。皆の調整期間が同じだったので、お互い刺激しあえました。個人的には色々な調整の仕方があるから、それを見ているのも興味深かったです」

──5年後のJ-MMAのために、どのような試合をしたいでしょうか。

「もちろんKO、フィニッシュ……一本を狙って、次につながる勝ち方をしたいです。仕上がりは過去最高なので、皆の期待に応えてメインイベンターらしい試合をします」

■視聴方法(予定)
6月19日(日・日本時間)
午後5時15分~PPV SPWN

■DEEP Tokyo Impact 計量結果

<フェザー級/5分3R>
神田コウヤ: 66.05キロ
平田直樹: 66.25キロ

<フェザー級/5分2R>
オーロラユーキ: 65.85キロ
小川顕広: 66.15キロ

<バンタム級/5分2R>
力也: 61.65キロ
伊澤カズト: 61.45キロ

<フェザー級/5分2R>
鬼山班猫: 66.0キロ
高塩竜司: 66.15キロ

<女子58キロ契約/5分2R>
熊谷麻里奈: 57.8キロ
村山多笑: 57.6キロ

<フライ級/5分2R>
RYOGA : 56.9キロ
風我: 56.85キロ

<ストロー級/5分2R>
竜己: 52.15キロ
キンタ・ジ・エンド: 52.65キ

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【DEEP Tokyo Impact】計量終了 酒井✖SAINTがメインの第一部で、鈴木琢仁&ボクダノフの柔術勢に注目

【写真】メインで組まれた酒井リョウ✖SAINT──絵になる?! (C)DEEP

18日(金)、19日(土)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP TOKYO IMPACT2021~ 1st ROUND~及び~ 2nd ROUND~の計量が行われた。

新宿FACEからニューピアへ、リングからケージへ──箱と舞台が変わって開かれる東京インパクト大会。2部制興行の第一部のメインは酒井リョウ✖SAINTのメガトン国際戦だ。

第二部の締めはフェザー級の新世代対決=神田コウヤ✖平田直樹。酒井✖SAINTは当然として、神田✖平田の両者も問題なく計量を終えている。


1部では柔術の力をDEEPのケージでも魅せることができるか──勢いにのるボンサイ柔術から、鈴木琢仁が出場し石塚雄馬と対戦する。さらには柔術系ではグラント・ボクダノフのMMAデビュー戦も非常に楽しみだ。

パンクラス&DEEPのアマチュアを制した裏格闘DREAMERS=吉村海飛は、山口コウタとデビュー戦対決へ。

第2部では若い力の台頭が目立つフェザー級戦線で、その標的なった高塩竜司が、生き残りをかけて鬼山班猫とのマッチアップ。KINGレイナとのキック2連戦を経て、K-Clannに移籍した熊谷麻里奈が村山多笑を相手にMMA初勝利を目指す一戦などが組まれている。

また同大会の合間には20日のDEEP101とDEEP Jewels33の計量を行われる。

DEEP TOKYO IMPACT2021~ 1st ROUND~

■視聴方法(予定)
6月19日(日・日本時間)
午後5時15分~PPV SPWN

■ 計量結果

<フェザー級/5分3R>
神田コウヤ: 66.05キロ
平田直樹: 66.25キロ

<フェザー級/5分2R>
オーロラユーキ: 65.85キロ
小川顕広: 66.15キロ

<バンタム級/5分2R>
力也: 61.65キロ
伊澤カズト: 61.45キロ

<フェザー級/5分2R>
鬼山班猫: 66.0キロ
高塩竜司: 66.15キロ

<女子58キロ契約/5分2R>
熊谷麻里奈: 57.8キロ
村山多笑: 57.6キロ

<フライ級/5分2R>
RYOGA : 56.9キロ
風我: 56.85キロ

<ストロー級/5分2R>
竜己: 52.15キロ
キンタ・ジ・エンド: 52.65キロ

DEEP TOKYO IMPACT2021~ 1st ROUND~

■視聴方法(予定)
6月19日(土・日本時間)
午後12時15分~PPV SPWN

■計量結果

<メガトン級/5分2R>
酒井リョウ: 104.8キロ
SAINT: 103.05キロ

<ライト級/5分2R>
鈴木琢仁: 70.5キロ
石塚雄馬: 70.5キロ

<フライ級/5分2R>
鮎田直人: 56.85キロ
加藤瑠偉: 56.95キロ

<ウェルター級/5分2R>
グラント・ボクダノフ: 77.5キロ
田中一矢: 75.55キロ

<女子ミクロ級/5分2R>
KYOKA:──キロ
古林礼名:──キロ

<メガトン級/5分2R>
KENNY中村: 113.4キロ
関野大成: 96.0キロ

<フェザー級/5分2R>
吉村海飛: 65.5キロ
山口コウタ: 65.6キロ

<ライト級/5分2R>
Street♡★Bob”洸助: 70.4キロ
拳太郎: 70.8キロ

<ストロー級/5分2R>
林豊: 52.35キロ
中村真人: 52.7キロ

<ストロー級/5分2R>
多胡力翔: 52.65キロ
根本元太: 52.55キロ

<フェザー級/5分2R>
渡辺純: 65.6キロ
高橋辰也: 65.75キロ

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DEEP Tokyo Impact MMA ONE 平田直樹 神田コウヤ

【DEEP Tokyo Imapact】新世代内闘争、神田コウヤ戦へ。平田直樹─01─「TDされる分には全然……」

【写真】まだプロデビューから8カ月、期待値が増す一方の平田だ(C)MMAPLANET

19日(土)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP TOKYO IMPACT2021。新宿FACEのリングからニューピアのケージで行われることになった2部制の東京インパクト大会、その~ 2nd ROUND~のメインで平田直樹が神田コウヤと対戦する。

若い力が育ちつつあるDEEPにあって、神田コウヤのその先駆的なファイターで既にDJ.taikiを下している。対して平田は昨年10月のプロデビューから3戦目で横山京亮にTKO勝ちを収めたスーパールーキーだ。

寝技の柔道をベースに、MMA IQの高さを早くも感じさせる平田に実績リードの同世代との対戦について尋ねた。


──今週土曜日は東京インパクト大会第2部のメインで戦います。ナンバーシリーズが緊急事態宣言を受けて延期され、翌日に控えていますがインパクト大会でメインを任されたことはどのように感じていますか。

「自分の場合はメインで戦うのは3度目で(苦笑)、デビュー戦以外は全て東京インパクト大会のメインなんです」

──キャリア4戦目でメインが3試合目!! まさにスーパールーキーです。

「最後の試合ですし、盛り上げることもそうなんですけど……正直、後楽園ホールのナンバーシリーズで戦いたいという気持ちはあります。でも、それほど拘りはなく新宿フェイスでもやることは同じ──しっかりと良い試合をしたいです」

──後楽園ホール大会でone of themになるよりも、東京インパクト大会でしっかりと注目される。佐伯さんの期待の表れかと思います。

「そういう風に期待していただけているなら嬉しいです。ニューピアは新宿FACEより大きいですし、その期待に応えられるようにメインらしい試合をして、しっかりフィニッシュしたいです」

──年齢的に少し上ですが、神田コウヤ選手は新しい世代で前を進む選手です。

「DJ.taiki選手に勝っていますしね。それほど試合はチェックはしていないのですが、身長が高くてリーチも長い。

きっと打撃で来ると思うので、自分のやるべきいつものスタイルを徹底してやり通すだけです。3Rをフルに動き続けて、フィニッシュしようと思っています」

──離れてはジャブや蹴り、近い位置でのテイクダウンは当然あって、その上でヒザ蹴りもあります。

「そこは勿論研究しています。組み際もそうですし、リーチのある選手なので、どういう風に自分の戦いにもっていくかはやってきました」

──組んだ先に上を取れるパターンもありますし、同様に下にされる可能性もあります。

「テイクダウンされる分には全然……逆にありがたいです。寝技で来るか分からないですが、テイクダウンから抑えてくることはあるかと思います。でも、下になることは全然怖くないです。

神田選手がどのように攻めてこようが、彼の動き云々よりも自分の戦うパターンを用意して、試合で出し切ることが大切だと思っています」

──テイクダウン防御と突き放す打撃で、スコアできる選手でもあるかと。

「そのために打撃でプレッシャーをかけないといけないです。そこから組んで倒す。スクランブルになるなら、ずっと倒し続けるだけです。それで疲れて来るとサブミッションで一本、もしくはパウンドでTKOを狙う。3Rの相手、それをぶっ通して戦います。

リーチのあるサウスポーですが、サウスポーとも、いつも練習していますし。今回はジムでも長身の人とやってきました。それに出稽古させてもらっているKRAZY BEEでは7月に大原樹里選手と暫定ライト級王座決定戦で戦う大木良太選手とか、長身のサウスポーの選手とスパーリングをしてきました。相手の距離にならないように意識してやってきました」

──出稽古はKRAZY BEEが中心ですか。

「MMAはKRAZY BEEで、あと組みの方はトライフォースでノーギクラスに出させてもらっています」

──それはグラップリングのためのグラップリング練習になりますよね。

「そうですね、澤田(伸大)選手たちとやっています。ただ早川先生の指導の時は、MMAを意識した指導を受けさせてもらっています。グラップリングの練習でも、自分はMMAを意識していますし、なるべく引き込まないようにしています。トップの時もパウンドがあることを意識するように心がけてきました。

でも柔術家の強い人たちとのグラップリングでは、しっかりと固めるということが多くて、MMAのグラップリングで動き続けるのとは違っていて、凄く勉強になります。相手がこっちの先を読んで動いてくるのですが、対して自分もさらにその先を考えて動くとか、じっくりと寝技をすることでバンバン動くMMAのグラップリングとは違うことが学べます。技術も細かいですし。

スクランブルと柔術の両方をすることで、MMAに上手く合わせることができるかと思います。そういう風にKRAZY BEEでやったこと、トライフォースでやったことをK-Clannに持ち帰って自分のMMAに落とし込んでいます」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
6月19日(日・日本時間)
午後5時15分~PPV SPWN

■DEEP TOKYO IMPACT2021~ 2nd ROUND~対戦カード

<フェザー級/5分3R>
神田コウヤ(日本)
平田直樹(日本)

<フェザー級/5分2R>
オーロラユーキ(日本)
小川顕広(日本)

<バンタム級/5分2R>
力也(日本)
伊澤カズト(日本)

<フェザー級/5分2R>
鬼山班猫(日本)
高塩竜司(日本)

<フライ級/5分2R>
加藤瑠偉(日本)
桜井宇宙(日本)

<女子58キロ契約/5分2R>
熊谷麻里奈(日本)
村山多笑(日本)

<フライ級/5分2R>
RYOGA(日本)
風我(日本)

<ストロー級/5分2R>
竜己(日本)
キンタ・ジ・エンド(日本)

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【DEEP101, DEEP JEWELS33 & DEEP Tokyo Impact】アマパン&FKTで7連続KOの吉村海飛がデビュー

【写真】アマパン全日本ライト級、FKTフェザー級で優勝、全試合でKO勝ち中の吉村海飛(C)MMAPLANET

4日(火)、DEEPより6月19日(土)と20日(日)に東京都港区のニューピアホールで開催される2部制のDEEP Tokyo Impact2021、DEEP JEWELS33、そしてDEEP101 Impactの追加カード及び、変更が発表されている。

同プレスリリースのトップで明示されたのが、DEEP Tokyo Impact~1st Round~で3月のフューチャーキングTフェザー級優勝の吉村海飛がプロデビュー戦だ。


山口コウタとの対戦が発表された吉村は、極真空手松井派の山口支部所属時代の2015年に全日本高校生空手道選手権で優勝し、その後はTEAM TEPPENでアマキックを経験後にMMAに転向、和術慧舟會HEARTS所属となった22歳だ。

昨年はアマチュア・パンクラスの全日本でライト級を制覇、そして上記にあるようにフューチャーキングTフェザー級で優勝し、この2つのトーナメントで7試合連続KO勝ちしている。また先週土曜に中継された格闘DREAMERSでも明らかになっているように、オーディション参加中の漆間將生の外敵として4月26日に戦った超注目株だ。

鈴木琢仁やグラント・ボクダノフという柔術家の出場に加え、若き武芸百般──原虎徹、そして吉村のプロデビューと新勢力の戦いが要注目のTokyo Impact第1部だ。また神田コウヤ✖平田直樹のメインの第2部では鬼山班猫✖高塩竜司、竜己✖小森勇輝が新たにラインアップに加わっている。

Jewels33ではアトム級GP準決勝で青野ひかると対戦予定だった村上彩が病欠となり、代役は補欠戦で富松恵美と戦うことが決まっていた──にっせーのトーナメント復活出場が決まった。加えて女子MMAでは目下のところ最重量とされているライト級で、ひしぬまjujcyさやか✖ぽちゃんZが追加された。

さらにDEEP101では国内ムエタイ3冠からMMA転向し、2月のDEEP100でヒロヤから判定勝ちを収めた雅駿介の対戦相手=平松翔が負傷欠場、この試合も中止となっている。その結果、平松の同門、鶴屋怜のプロ2戦目=岡崎鷹士郎戦がオープニングから本戦に昇格となった。2日間、4大会のトリとなる同大会もウルトラノヴァ=鶴屋怜、安谷屋智弘に挑む伊藤裕樹、山本歩夢など若い力の台頭に要・注目だ。

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DEEP Tokyo Impact J-CAGE News ブログ 平田直樹 神田コウヤ

【DEEP】Tokyo Impactが19日にニューピアで開催。メインは神田コウヤ✖平田直樹、フェザー級新世代対決

【写真】熊谷らジムメイトと無酸素パウンドのミット打ちを行う平田直樹(C)MMAPLANET

5月5日(水・祝)に東京都文京区の後楽園ホールで行われる予定だったDEEP JEWELS23及びDEEP101が延期され、6月20日(日)に港区のニューピアホールでの開催をアナウンスしていたDEEPが、26日(月)に同所でその前日となる19日(土)にDEEP Tokyo Impact~2nd Round~を行うことを発表している。

本来、5日のDEEP 101が開かれる前後でTokyo Impact大会開催の告知を予定していたDEEPだが、上記のように後楽園ホール2部制イベントの延期を急遽公表することになり、イベント開催順として逆転した形で大会発表となった。


新宿FACE大会とは違いケージでの開催となるニューピアでのTokyo Impact大会。メインではフェザー級3回戦=神田コウヤ✖平田直樹が組まれた。

神田は2月のDEEP100でDJ.taikiを下し、平田は3月に僅かキャリア3戦目で横山京亮を破るなど、フェザー級新世代の台頭を強く印象付ける両者のマッチアップだ。

Tokyo Impact大会に関して「ナンバーシリーズだけではコロナ禍の影響で試合数が組めず、若い選手の試合機会を与えることが難しい」というのが佐伯繁DEEP代表の開催理由だが、この注目カードに関しては「神田選手の試合と平田選手の試合が、なぜ翌日のナンバーシリーズじゃないんだという声も挙がるかもしれないですが、そうなると試合数の関係で5分✖2Rで組まないといけなくなる」と20日でなく、19日に組み込まれた理由を話している。

神田✖平田の対戦は、5分✖3Rに拘れている──これはもう、両者がDEEPフェザー級トップコンテンダーとして捉えられているからに他ならないだろう。

平田も「ジムの先輩の(牛久)絢太郎先輩が次のステージに進めば、今年中にタイトルに挑戦できる位置にいきたい」と公言しており、その牛久が頂点のDEEPフェザー級は弥益ドミネーター聡志、芦田崇宏、そして中村大介という選手とRIZINフェザー級GPの動向にも左右されるが、一気に世代交代が見られる可能性もある。

その可能性を確かなモノにするための──神田コウヤ✖平田直樹の顔合わせとなったともいえるだろう。

この他2回戦で、同じフェザー級のオーロラユーキ✖小川顕広、バンタム級では原虎徹✖松丸息吹、力也✖✖伊澤カズト、女子58キロ契約戦でライバル(?!)=KINGレイナの所属するK-Clann所属となった熊谷麻里奈✖村山多笑などが組まれている。

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DEEP100 DJ.taiki J-CAGE News ブログ 中村大介 牛久絢太郎 神田コウヤ

【DEEP100】フェザー級チャンプ牛久絢太郎が、ノンタイトルで中村大介と。DJ.taiki✖神田コウヤも

【写真】王者となった初めての試合が中村大介戦となった牛久絢太郎(C)MMAPLANET

6日(水)、DEEP事務局より2月21日(日)に東京都文京区のTDCホールにて開催されるDEEP100 IMPACT~20th Anniversary~の追加カードの発表があった。

昨日5日(火)の女子フライ級=杉山しずか✖栗山葵に続き、今日明らかとされたのはフェザー級3回戦2試合と、バンタム級の2回戦1試合だ。


フェザー級の3回戦では同級王者の牛久絢太郎がノンタイトル戦で中村大介と対戦し、DJ.taikiが神田コウヤとを相対する。牛久は9月に弥益ドミネーター聡志を破りDEEPフェザー級の頂点に立って以来、初めての実戦となる。その9月の後楽園ホール大会で中村は長倉立尚を右フックでKOし、4年振りのMMAで勝利を挙げていた。

DJは昨年12月のオーロラ☆ユーキ戦から14カ月のブランクを経て、13歳年下の25歳=神田に胸を貸す。とはいえ、神田はDJが試合から遠ざかっていた昨年に3試合を戦い、敗れたもののRIZINという大舞台を経験している。

DJがかつてのような競り合いのなかので心と軸の強さを見せ、ガムシャラに打撃の距離を消してくるだろう神田との我慢合戦を戦い抜けるのか。あるいは突き放しつつ、集中砲火のファイトが展開できるのか、見ものだ。

なお今日発表されたもう1試合は。力也✖関原翔のバンタム級戦。ここまで決定したカードは9試合。本来は12月に続き韓国からの選手の登用も考慮されていたが、再び入国に対する規制が強まったため、国内勢による20周年記念になりそうだ。

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