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ABEMA LFA LFA138 MMA MMAPLANET o UFC   アライジャ・ジョンズ アリ・ファリアス 河名マスト 田中路教

8.5『LFA 138』に田中路教と河名マストが出場



 27日(月・現地時間)にLFAより8月5日(金・同)にオクラホマ州ショーニーのグランドホテル・カジノ&リゾートで開催されるLFA138に田中路教が出場し、アリ・ファリアスと対戦することが発表された。

 また同大会には日本から河名マストも出場し、アライジャ・ジョンズと戦うことも決まっている。

 ラテンと米国の融合=LFAらしさの洗礼を受けているなかで、「今回も強豪を当ててもらえて、米国に来た甲斐があるなと思います。未来を切り開くために頑張ります。おそらくABEMAで放送があると思うので、今回も日本から応援して頂けたら嬉しいです」と、田中はMMAPLANETに意気込みを語ってくれた。

Michinori Tanaka(Sherdog)

Ary Farias(Sherdog)

Masuto Kawana(Sherdog)

Elijah Johns(Sherdog)

 田中路教 vs. アリ・ファリアス、河名マスト vs. アライジャ・ジョンズが決定。プロフィールはこちらを参照。続きを読む・・・
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ABEMA LFA LFA138 MMA MMAPLANET o Progress UFC アイザック・ドーダーライン アライジャ・ジョンズ アリ・ファリアス イアゴ・ジョルジ エド・ソアレス サイモン・オリヴェイラ ジアニ・グリッポ パンクラス ヒカルド・ディアス ブルーノ・ソウザ マイキー・ムスメシ 森戸新士 河名マスト 田中路教

【LFA138】8月5日に田中路教と河名マストが揃い踏み。UFC契約ファイターレベルの猛者と対戦へ

【写真】河名と田中。LFAで戦うことが、既に生き様を見せている(C)LFA&MMAPLANET

27日(月・現地時間)にLFAより8月5日(金・同)にオクラホマ州ショーニーのグランドホテル・カジノ&リゾートで開催されるLFA138に田中路教が出場し、アリ・ファリアスと対戦することが発表された。

また同大会には日本から河名マストも出場し、アライジャ・ジョンズと戦うことも決まっている。


昨年11月のヒカルド・ディアス戦以来、実に9カ月振りの試合が決まった。UFCとの再契約を目指し、LFAと契約して渡米した田中にとって、勝利を収めてなお試合が組まれないという状況は予想だにしていなかった。

米国に滞在できるビザの半分を消化してなお、実戦の舞台が巡って来ない状況に田中は、フリーランスになることさえ視野に入れるなかで、ようやくLFA2戦目を戦うことができるようになった。実際、同大会の出場は3週間以上前に確定していたが、対戦相手がなかなか決定しないなか、田中はファリアスと戦うことをツイッターで知ったという。

ラテンと米国の融合=LFAらしさの洗礼を受けているなかで、「今回も強豪を当ててもらえて、米国に来た甲斐があるなと思います。未来を切り開くために頑張ります。おそらくABEMAで放送があると思うので、今回も日本から応援して頂けたら嬉しいです」と、田中はMMAPLANETに意気込みを語ってくれた。

2018年のムンジアルでも準優勝。ジョアオ・ミヤオを準決で下しているのだから、どれだけの実力者か分かるというモノ(C)SATOSHI NARITA

そんな彼が戦うファリアスは、得意とする亀逃げが許されないファイター、いや柔術家だ。

2013年ムンジアル黒帯フェザー級幻の世界王者……アウグスト・メンデス=タンキーニョとファイナルを争った際、アドバン差で勝利を確定させたファリアスは、試合終了の合図を待たずマットの外に出て感情を爆発させた。これを違反行為とされアドバンを献上し、レフェリー判定で敗れてしまう。

自業自得といえば自業自得ではあるが、同トーナメントではイアゴ・ジョルジ、アイザック・ドーダーライン、ガブリエル・モラエス、マイキー・ムスメシ、ジアニ・グリッポも出場しており、この名だたる強豪よりも上の結果を残していることで、ファリアスがどれだけの実力者かは理解できるだろう。

2018年には決勝にマイキー・ムスメシの軍門に下ったものの、準決勝でジョアオ・ミアオに勝利しているファリアス。MMA戦績は11勝3敗で打撃には課題が残っているが、2018年のACBブラジル大会で昨年のコンテンダーシリーズからUFC入りを果たした──パンクラス来日経験もある──サイモン・オリヴェイラに勝利するなど、MMAでの力も絶対的に確かなモノがある。

粗いパンチから組んでテイクダウン及びバックテイクをさせれば、ケージの中が柔術マットの上と同じ状態となる。ゆえにバックを譲って、スクランブルを制す田中にとっても非常に危険な相手になることが想像される。

田中が1試合しか戦えなかった期間、昨年7月のプロMMAデビューから9カ月で5勝1敗と試合をし続けた河名が、早くも北米フィーダーショー・デビューを果たす。日曜日のGladiatorのProgress提供フォークスタイルグラップリング戦で森戸新士を相手に、日本の組み技界の最高峰トータルグラップリングの結晶といえる激闘を2-1で制した河名。事前インタビューを行った時点で、既に今回の試合は決まっていた。

面構えが、すでに怖い(C)LFA

対戦相手のジョンズは、LFAでフェザー級タイトル戦を経験しているファイターだ。昨年3月に現UFCのマチダ・カラテの継承者=ブルーノ・ソウザにスプリット判定負けでベルトを逃したが、ファリアスと並びUFCのプレリミに出る選手と同レベルの力を持っている相手といえる。

世界を見据えてのLFA参戦、強者と戦わないなら出場にも意味はない。またエド・ソアレスLFA代表によると、さらに日本人選手の出場の可能性もあるようだ。そんなLFA140は、田中の言葉にもあるように昨年11月大会に続きABEMAでのライブ中継が口頭では合意に至っている模様だ。

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F1 o ONE UFC UFC275 パンクラス ホジェリオ・ボントリン マネル・ケイプ 田中路教

UFC275:シンガポール大会でマネル・ケイプ vs. ホジェリオ・ボントリン決定

ケイプは先月スムダルジ戦が予定されていたが、試合前のチェックでM3トリナボルが検出されたために欠場となっていた。ただし、検出された薬物の量はUFCの規定以下であり、処分は下されていない。ネバダ州アスレチックコミッションからは半年間の検査が課されており、検査結果で問題ない場合はネバダ州でも試合をすることは可能となる。

M3トリナボルについては、USADAが100ピコグラム以下では能力を高める効果は全くないとしており、UFCもその基準で運用しているものの、試合を行うネバダ州はより厳格な基準にしているため、処分に差異が生じている(ネバダ州でも上記の通り、ケイプの検出量は即時処分の対象となるものではない)。

こうした微妙な状況で、他の国で試合が組まれるという例はあまりないが、ケイプにとっては幸運な判断となった。

対戦相手はスムダルジではなく、ホジェリオ・ボントリンに。ランキングはスムダルジの12位に対し、ボントリンは8位と、より上位の相手との試合になった。ボントリン戦はもともと2020年8月のUFCデビュー戦で組まれていたが、ボントリンが負傷欠場したために流れたという因縁がある。UFC3勝3敗。2016年、パンクラスで春日井寒天たけしを腕十字でタップアウトしたが、体重オーバーでノーコンテスト、GRANDSLAMではバンタム級で田中路教にチョークで一本負けしている。

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ABEMA MMA MMAPLANET o ONE ONE X ONE131 UFC   アギラン・タニ ウ・ソンフン キック グスタボ・バラルト ジャレッド・ブルックス スティーブン・ローマン ソン・ミンジョン ダニエル・ウィリアムス チャンネル ボカン・マスンヤネ ボクシング マイキー・ムスメシ 三浦彩佳 今成正和 佐藤将光 川原波輝 猿田洋祐 田中路教

【ONE131】世界と戦う日本人(04)川原波輝─後編─「それでホンマにエェん? それが恰好エェこと?」

【写真】日本でも米国でも、試合に出るのは日々の成果 (C)MMAPLANET

22日(金・現地時間)、シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE131「Reloaded」でダニエル・ウィリアムスと対戦する川原波輝インタビュー後編。

未知のウィリアムス戦へ向け、寝技の極めという部分に対し自身を持つことを明らかとした川原がインタビューの最後に言いかけたこととは……。

2022年、春~世界に立ち向かうJ-MMAファイター特集~。第4弾─後編─、川原波輝の話に耳を傾けたい。

<川原波輝インタビューPart.01はコチラから>


──日本では柔術の練習しかしていなかったですが、アルファメールでは打撃も十分に?

「それとレスリングばっかりですね。日本で柔術しかやっていなかったので、こっちに着いた時は距離感とか、ちょっと分からんようになっていて。でも去年は半分ぐらいアルファメールにいたので……その時の調子が良かった感覚にだいぶ戻ってきました。

向うがMMAをしてくるのか。グラップリング、レスリング……自分は全部、できるようになってきたので試すつもりです。今回みたいに分からない相手は初めてで。ただ戦績を見ても4勝1敗で勝ったんは全部KOですよね……まぁ強いは強いけど、どういう相手と戦ってきたんか」

──デェダムロンも柔術は駆使しますが、あの試合はもう動けていなかった部分もあります。とはいえ、ある程度は寝技に対応できていました。

「でもデェダムロンには極めがないです。僕には極めがあるんで。そこは取れると思っています」

──今大会、ストロー級の試合が他にも組まれています。ボカン✖ブルックス、猿田選手✖バラルト、どの試合もタフで非常に楽しみです。チャンピオン以外のライバルが総出のイベント、この点を気にすることはありますか。

「う~ん……マスンヤネとジャレッドは勝った方がタイトル挑戦ですよね。で、僕の試合はメインカードに入れてもらっている。それは、それなりの評価を受けていると思っています。まぁ、でも別に気にしていないかもしれないですね。咄嗟に言葉が出てこないんで(笑)。

チャンピオンになるつもりでやっているし、そのために自分が勝つことだけ考えて他の選手がどうなろうが……僕は自分の相手をフィニッシュすることしか考えていないです。とにかくフィニッシュしないと始まらないと思っています」

──MMAの間合いと手数として、ONE Xのミキーニョ×若松選手、スティーブン・ローマン✖佐藤将光選手の注意とイエロー、「手を出せ。攻めろ」のレフェリングをどのように感じましたか。

「う~ん、ビックリですよね」

──あのレフェリングが来ると、準備をしているものとは違う攻めが必要になる可能性があります。しかもイエローでファイトマネーが10パーセントの減額があるとか……ないとか。

「あぁ、ありますねぇ(笑)。う~ん、まぁ出すんやったら出したらエェえやん。もう、そんなこと考えないで戦います。15分のうちに終わらせたらエェんです。僕、自分がどれだけ相手をボコボコにしても判定になったら負けになってもしょうがないと思ってやっているんで。ジャッジを下してもらう──それで負けても、戦いは倒すか倒されるかしかないと思っているんで。

だから自分がやるように戦ってイエローが出たから、『あと何分あるんや?』ぐらいで。もちろん競った戦いで判定に納得できへんことはあるやろうけど、倒し合いでしかないんで。そやから間に入ってくれている人に対し、何もないですね。ただ金的を見逃したり、アイポークがあってもそのままやったり、ケージ掴みを流したりするんは別ですよ。それは勘弁してくれってなります。そこはちゃんとやってくれって思います。

それと──攻めろや、殴り合えやってONEのやり方じゃないですか。それも分かってONEという場所を選んだし、ONEで戦う以上はそういうこともある。そういうつもりでいます。自分の手でジャッジを下す──それが自分のやるべきことですよね」

──では5万ドルの人参にはひかれますか。

「ひかれるでしょ(笑)。それはひかれますよ。これまでの数年間を取り戻すのが、今からになってくるので。やっぱ、ひかれますね。ていうか、しっかりといつも通りの戦いをしてフィニッシュしたら取れると思っています。

あれがあって自分のスタイルを変えるわけじゃないんで。判定で勝ってきた人間が、お金欲しさにKO狙うわけじゃないですから(笑)。これまでにあの制度があったら、アレが取れる試合なんかナンボでもあります。だから、いつも通りです。それで取れると思います。自然とついてくるモンです」

──そんななか日本人対決がONE Xで組まれました。ということはいずれ川原✖猿田という試合が組まれるかもしれないです。

「あるかもしれないけど、ONEが評価しているのは僕じゃないですか。僕はメインカードっていうのは、偉そうやけどONEも分かっているなって(笑)」

──……。そういえば田中路教選手から、週に2度ほど打ち込みを一緒にやっていてシンガポールにセコンドで行くという連絡がありました。本件は向うで練習したいから、どうしたら良いかという質問だったのですが……。

「アハハハハ。ノリピーが僕にも夜叉坊にも心を開いてくれて、なんか嬉しいですよ。チームメイトとして、普通に嬉しいッスよね。僕と夜叉坊とノリピーの3人で週に2回、1時間ほどやけど僕らだけでやっていて。夜叉坊も凄くノリピーのサポートを一生懸命やっていますよ。夜叉坊も、ホントに変わってきましたよ」

──それは良かったです。では日本のファンに、こんなところを見て欲しい、期待してほしいということはありますか。

「今、ストロー級はONEが最高じゃないですか。UFCにストロー級があれば、僕はUFCを目指していました。まぁUFCとは違って、ストロー級ならONEが世界一っていう説明はせなアカンのですけど、世界一になるために戦っています。そのためにやっていて……今の日本の格闘技界に関して……僕はSNSとかやらないけど、遠くから見ていて……それでホンマにエェん? それが恰好エェことなの?って思ってしまうんです。

でも、僕は世界イチが見えてきているので。本気で世界イチを目指して、本気で倒し合いをしている選手がおるっていうことは……う~ん、やっぱ止めておきます。こんなん言うても、しょうがないですよね。今、言うても一緒になってしまうから……。言うんやったら本当に世界イチになってから言います。ハッキリ、言います。

俺には憧れた選手がいて、そういう風になりたいっていうんがあるんで。だから期待して欲しいのは──世界イチのMMAファフィターが誕生するんのを期待して見て欲しいです」

──本当に言いたいこと、言わないといけないことを口にすることがデキる日がやってくることを期待しています。

「ありがとうございます。必ず、やりとげます」

■放送予定
4月22日(金・日本時間)
午後5時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後6時~ONE Supper App

■ONE131対戦カード

<ONEキックボクシング世界ライト級選手権試合/3分5R>
[王者]レギン・アーセル(オランダ)
[挑戦者] アリアン・サディコビッチ(ボスニアヘルツェゴビナ)

<ONEムエタイ世界女子ストロー級王座決定戦/3分5R>
スミラ・サンデル(スウェーデン)
ジャッキー・ブンタン(米国)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ボカン・マスンヤネ(南アフリカ)
ジャレッド・ブルックス(米国)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
リアム・ハリソン(英国)
ムアンタイ・PK・センチャイ(豪州)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
チェン・ルイ(中国)
ソン・ミンジョン(韓国)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
川原波輝(日本)
ダニエル・ウィリアムス(豪州)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
猿田洋祐(日本)
グスタボ・バラルト(キューバ)

<キック・ライトヘビー級/3分3R>
アンドレイ・ストイカ(ルーマニア)
ヤンニス・ストフォリディス(ギリシャ)

<ムエタイ・女子ストロー級/3分3R>
アニッサ・メクセン(フランス)
マリー・ルーメット(エストニア)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ウインジソン・ハモス(ブラジル)
ウ・ソンフン(韓国)

<女子ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
三浦彩佳(日本)
ダヤニ・ソウザ(ブラジル)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
アブラォン・アモリン(ブラジル)
パク・デソン(韓国)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
アギラン・タニ(マレーシア)
ジン・テホ(韓国)

<グラップリング・143ポンド(64.86キロ)契約/15分1R>
マイキー・ムスメシ(米国)
今成正和(日本)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
ケアヌ・スッバ(マレーシア)
ジェームス・ヤン(米国)

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Column LFA LFA124. MMA MMAPLANET UFC   アフマッド・ハッサンザダ ジョズエ・フォルミーガ フィリッピ・ブニス 堀内佑馬 田中路教

【LFA124】試合結果 タリバンから逃れて、ハッサンザダが米国初V。体重超過もフォルミーガは一本勝ち

【写真】体重オーバーは全くもっていただけないが、動きはさすがだったフォルミーガ(C)LFA

11日(金・現地時間)、アリゾナ州フェニックスのアリゾナ・フェデラル・シアターでLFA124「Formiga vs Bunes」が開催された。

メインでUFCフライ級戦線で活躍したジョズエ・フォルミーガが、UFC復帰=再生を目指し、LFAに初出場──もフライ級からバンタム級に変更されたにも変わらず、体重オーバーのキャッチ戦で同朋のフィリッピ・ブニスと戦った。

結果、RNCで一本勝ちを収め改めて実力者ぶりを見せつけた。フォルミーガは、この一戦でUFC復帰を望んでいる節もあったが、計量失敗が如何に影響するか。またLFAに継続参戦した場合、バンタム級で戦うのか、それともフライ級になるのか。いずれにせよ、田中路教と堀内佑馬に嫌な相手になる一方で勝てばUFC当確というビッグネームの参戦だ。

またセミではタリバンに命を狙われ、米軍とともに母国アフガニスタンを離れたアフマッド・ハッサンザダが、スタンドでの強さを見せて4勝0敗だったジェイムス・ウィルソンに初黒星をつけ、米国デビューを果たしている。

LFA124「Formiga vs Bunes」
<139ポンド契約/5分3R>
○ジョズエ・フォルミーガ(ブラジル)2R1分53秒
RNC
詳細はコチラ
×フィリッピ・ブニス(ブラジル)
<ライト級/5分3R>
○アフマッド・ハッサンザダ(アフガニスタン)3R
判定
詳細はコチラ
×ジェイムス・ウィルソン(米国)
<ヘビー級/5分3R>
○ワルドー・コーテズアコスタ(米国)2R0分28秒
TKO
×デリック・ウィーバー(米国)
<160ポンド契約/5分3R>
○オースティン・ワームス(米国)1R1分18秒
腕十字
×ジャコビー・ジョーンズ(米国)
<バンタム級/5分3R■>
○ケイシー・ターナー(米国)1R2分16秒
TKO
×トリスタン・リンディ(米国)
<フライ級/5分3R>
○アン・ホー(米国)1R2分23秒
TKO
×ギルヘルミ・クロッシ(ブラジル)
<フライ級/5分3R>
○ブレデン・パガオア(米国)1R1分05秒
TKO
×フェデリコ・フローレス(フィリピン)
<ウェルター級/5分3R>
○オヴィディオ・ボヨルケス(メキシコ)2R1分49秒
TKO
×ベン・グッドウィン(米国)


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LFA MMA MMAPLANET キック ジョズエ・フォルミーガ フィリッピ・ブニス 堀内佑馬 田中路教

【LFA124】計量失敗のフォルミーガが、見事なバック奪取からRNCでブニスを絞め落とす

<139ポンド契約/5分3R>
ジョズエ・フォルミーガ(ブラジル)
Def.2R1分53秒by RNC
フィリッピ・ブニス(ブラジル)

額をつけ、タッチグローブなしでスタートを迎えた両者。まずブニスが左ジャブを伸ばす。ローを蹴ったフォルミーガが、スピニングバックフィストを見せる。遠い距離の両者、ブニスが前蹴りをアゴに届かせる。踏み込んで左から右フックを当てたフォルミーガは、ブニスのハイキック後に左フックを振るう。左フックを引き続き入れるフォルミーガが、ブニスの右をかわし、ここでも左フックを打っていく。

中盤、手数が少なく様子見のなかでブニスが右前蹴りをボディに入れ、右フックから組みつく。ムエタイ流ケンケンガードから離れたフォルミーガは、ボディを打たれる。直後にダブルレッグ→ボディロックでテイクダウンを決めたフォルミーガが、スクランブルでバックに回りスタンドで背中に飛び乗り、ワンフックの態勢に。ブニスが前方に落とし、フォルミーガが右足を両足で抱えてバナナスプリットを仕掛ける。

ヒザをついて座ったブニスが、立ち上がり再び前方にフォルミーガを落としに掛かる。着地したフォルミーガの腰をコントロールし、カカトを取ったブニスが上を取る。フォルミーガも直ちに立ち上がり、左ミドルに軸足払い気味の右ローを決めて時間に。

2R、ブニスが右前蹴りからジャブ、フォルミーガはローから後ろ回し蹴りを狙う。続くブニスの後ろ回し蹴りのお返しにバックに回ったフォルミーガが、前方にブニスを崩しに掛かる。前転して逃げようとしたブニスだが、このままバックを許し両足のフックを許す。フォルミーガはRNCをセットアップする。ファルミーガはワンフックに移行し、懸命に耐えるブニスが落ちて勝負は決した。

計量失敗で一本勝ち──「1年半、試合がなかった。凄く嬉しい。対戦相手は良いファイターだ。尊敬している。でも、これが僕の仕事だ。戻ってきたんだ。BJJをずってやってきた。バックを取れば、サブミットだ」と話したフォルミーガ。今後はフライ級かバンタム級か──堀内佑馬か田中路教、どちらの前に立ち塞がるのか。嫌なファイターがLFAにやってきた。


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BELLATOR LFA LFA123 MMA MMAPLANET UFC アスカル・アスカル ジェシカ・アンドレジ マイロン・サントス リスクルベク・イブライモフ リチャード・パレンシア 田中路教

【LFA123】1年間で10勝、12-0 の21歳=マイロン・サントスがLFA初陣で元TUFのエルゲーダと対戦

【写真】これまでと同じようなファイトをエルゲーダ相手にデキるようなら、サントスは田中にとって強敵になる(C)LFA

4日(金・現地時間)にインディアナ州ハモンドのホースシュー・ハモンド・カジノでLFA123「Argueta vs Santos」が開催される。

シカゴと州境を挟んだハモンドはイリノイ州がMMAを認める以前から、シカゴエリアのファイターがIRON HEART CROWNなどで戦ってきたMMA歴の長い街だ。そんなハモンドでのLFAでは、メインとコ・メインでバンタム級の試合が組まれている。

ダニエル・エルゲーダ×マイロン・サントス、アスカル・アスカル×リスクルベク・イブライモフの2試合の勝者は、LFAバンタム級王者リチャード・パレンシアが年頭にBellatorと契約を果たしたため、これから田中路教とベルトを争うライバルになる可能性が高い。


いわばベルトを賭けた戦いへの選考会ともいえる2つのカード、最大の注目は21歳&12勝0敗のマイロン・サントスだろう。ジェシカ・アンドレジの同門のサントスは、2019年3月のプロMMAデビューから、コロナ・パンデミック発生の翌2020年3月までに10試合の経験を積み、10勝で6つのフィニッシュ勝ちを手にしている。

どっしりとした構えでパワフルな打撃を繰り出すサントスは、急いで戦わない一方で瞬発力とスピードも十分にある。それでいて、じっくりと戦えるのが最大の強味だ。そんなサントスと戦うダニエル・エルゲーダは、LFAとCombate Americasで主にキャリアを積み、TUF29に出演したマッチョ・グラップラーだ。

フレームの大きさではサントスに遅れを取るが、低い姿勢で組みつくとワキを潜ってバック奪取、もしくはテイクダウンをしてパス狙いからバックという風に、エルゲータは背中を取ることで活路を見出そうとすることが予想される。

サントスに非凡さを感じるのは組んでくる相手に対し、ジャブ、ヒザ、そしてKOパワーのある右ストレートをカウンターで打ちこめる点だ。とはいってもこれまでの対戦相手の多くは経験値が高くないファイターで、負け越している相手も含まれている。よってTUF29ベテランで、6勝0敗のエルゲータと戦うことでサントスの実像が分かる。そんな見方が成り立つ顔合わせだ。

なおコ・メインのバンタム級ではパレスチナ人ファイターのアスカル・アスカルとキルギスのリスクルベク・イブライモフが相対する。

ねちっこい攻めが信条のアスカルを、如何にイブライモフがジャブで突き放し、テイクダウン狙いをスプロールできるか。いずれにせよ、消耗戦になることは間違いない。

■視聴方法(予定)
2月5日(土・日本時間)
午前11時~UFC Fight Pass

■LFA123対戦カード

<バンタム級/5分3R>
ダニエル・エルゲーダ(米国)
マイロン・サントス(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
アスカル・アスカル(パレスチア)
リスクルベク・イブライモフ(キルギス)

<ライト級/5分3R>
ジョシュ・ストリーカー(米国)
ミゲール・ジャコブ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
ペイトン・ブレジンスキー(米国)
コディ・デイヴィス(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ホルストン・ウィリアムス(米国)
ローガン・ネイル(米国)

<フェザー級/5分3R>
アルベルト・ロドリゲス(米国)
ボー・サマニゴ(米国)

<フライ級/5分3R>
コディ・リーニー(米国)
ケヴィン・フェルナンデス(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
タイラー・ハフネグル(米国)
ゲイブリエル・モタ(米国)

<ライト級/5分3R>
ジャスティン・ラブリック(米国)
アレクサンダー・ケカ(米国)

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BELLATOR MMA PFL UFC 佐藤天 田中路教

【UFC】2021年12月30日(現地時間)の佐藤天「1回で良いんです。チャンスを与えてくれれば……」

【写真】2021年の締め、佐藤天インタビュー。インタビューから7時間後――この選手を声を今日、この時間に伝えておきたいと思いました(C)TAKASHI SATO

佐藤天が最後にUFCで戦ったのは、昨年11月28日。ミゲール・バエザに敗れ、オクタゴン戦績は2勝2敗となった佐藤に2021年は次が訪れないままだった。

この間もフロリダ、サンフォードMMAでUFCやBellagtor、PFLで戦うチームメイトと日々切磋琢磨してきた。それでも試合がない――現状を佐藤はどう考えているのかを尋ねた。


Zoom取材ではUFCのことだけなく、そのほかの個人的な話もし、笑顔もたくさん見られたことも記しておきたい

――佐藤選手、日本人男子唯一のUFCファイターも昨年11月から1年以上、試合から遠ざかっています。一体、どういうことなのでしょうか。

「ここで改めて説明させていただくと、まず去年の11月の試合が終わった時点で、UFC戦績は2勝2敗で契約更新できるのか、見えていない状況でした。試合から数日後、UFCからはコロナ禍もあり『ショートノーティスの可能性が高くなるけど、フロリダにいるならオファーを出す。その時点で契約更新になる』という連絡があったんです。

で5月か6月には試合をできるということだったので昨年末の帰国から、1月に米国に戻り4月からはファイトキャンプ状態で練習を続けていました。でも、なかなかオファーこない状況が続きました。夏過ぎにはもう一度しっかりと交渉をしてもっても決まらなかったです。僕としては自分ができることをするだけなので、1週間前のオファーでも受けられるように常に体重もキープしてきました。コンディショニングのトレーニングもずっとしてきたのですが、気が付けば12月になっていました(苦笑)」

――まったくオファーがなかったのですか。

「実は12月4日の大会の緊急オファーが11月の終わりにありました。もちろんOKしましたし、対戦相手の受けてくれました。そうですね、10日前ぐらいのオファーでした」

――でも実現しなかったのは?

「実は前回の帰国から米国に戻る際にP1ビザが切れていて、Bビザで入国したんです。で、オファーがあるとP1に切り替えるということでフロリダで練習してきたのですが、オファーがあったのが感謝祭のころで……。行政もストップ状態で切り替えができるのが、試合の2日後になるということで戦うことができなかったんです」

――……。いや、なんと言ってよいのか。商用観光ビザだと米国で働くことはできないですからね。

「結果、1月か2月かになるから引き続き準備をしておいてくれという連絡があったのですが、今、コロナの影響でビザの切り替えが、通常は4、5日だったのが2週間から3週間ほど掛かる状況で。そうなるとスクランブルのオファーは受けることができない……。それが現状です」

――う~ん、いやぁ2勝2敗。こういうとアレですが、FCがそこまで佐藤選手にオファーを出さないのはどういうことなのか。

「カミやヘンリーも『ファイトスタイル的に好かれているはずだ』と言ってくれていたのですが……僕は米国にいる外国人選手ですから、与えられたチャンスは手にしないといけないというのは十分に理解してきたつもりです。ただUFCからのドーピング検査も受けて、『試合を組みたい』と言ってもらっても、この状況が続くのは……」

――UFCで戦いたい気持ちを持ち続けている佐藤選手ですが、キャリアを続ける上で他の選択や帰国を考えることはなかったですか。

「コーチたちとも『選手として、試合をしないのは良くない。また1年とか待つことになると、良い時期を逃すことになる』という話にはなります。なので他の団体の意向も聞いてみようという気持ちはあります。

ただし日本に帰るということは全く考えていないです。ヘンリーだけでなく、ヘンリーの奥さんもそうだし、サンフォードの皆が僕のことを大切に思ってくれて。ウェルター級で欠場があると、すぐに動こうってアンテナまで張り巡らしてくれるほど気遣ってくれるんです。

もうぶっちゃけていうと、他のプロモーションから夏ごろにオファーがありました。でも、断らせてもらったんです。やっぱりUFCで戦いたい。もちろん、今もその気持ちです。ただ、ここまでくると他のプロモーションの話も聞く……ということですね」

――UFCは世界最高峰です。だからといって、佐藤選手より力のないファイターとも契約しているじゃないかと、怒りすら自分などは覚えてしまいます。

「怒りというか……求められないのは、辛いです。だから試合があれば、しっかりと見せる。そのために練習をし続けています。まぁ、キツイことはキツイです。ただ自分は自分の中にある価値観、それを大事にしています。選手としての商品価値、どう見えるのかは周りが判断することで。自分のなかで曲げたくないことがあります。その気持ちがあるから、サポートしてくれる人たちもいる。そういう人たちの気持ちも大切にしたいです」

――BELLATORやPFLでも、日本で戦うことができない強い選手と戦えるので、他の選択があっても……と勝手ながら考えてしまいます。

「もちろんBellatorやPFLで戦っている選手たちの強さを知っていますし、彼らがUFCで戦っていないから、選手として価値が劣るとは全く思わないです。ただ、もう自分の意地なのかもしれないですが、1回で良いんです。そのチャンスを与えてくれれば、全てを賭けて掴みにかかる。そのチャンスを1回、1回ごとに掴む。そういう厳しい状況で戦っていくことが、自分の成しえたいことなんです。

BellatorもPFLも本当にレベルが高いです。でも、手が届かないところに挑戦したい。その気持ちは捨てきれないでいます。本当にあと1回で良いです。結果が出なければ自分はダメなわけで。ホントに1試合、5分×3Rを戦う機会が欲しい……です。そういう気持ちでいます。

上をいくらでも見ることができる一方で、嘘をつくことができないところで自分は格闘家として結果を出したい。そこを曲げてしまったら、自分じゃなくなります。そんなことをしてしまうと、同じ気持ちで応援してくれていた人達を裏切ることになる。

なによりも、自分が自分を嫌いになりそうで……」

――ホントにUFCって何なんでしょうね。佐藤選手や田中路教選手の生き様を見させてもらうと……本当に、どんだけなんだよって。

「中学、高校と格闘家に憧れて成長しました。その憧れの人たちが勝てなかった場所がUFCです。同じことをやっていたら、自分も勝てない。だから自分は違う選択、可能性に賭けて今の選択をしました。やっぱり粘りたいです。何度も言っていますが1試合……、1度で良いです。チャンスが欲しいです」

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LFA MMA ONE UFC   上久保周哉 佐藤天 海外 田中路教 若松佑弥

【Fight&Life】それぞれのキャリアアップ。田中路教、若松佑弥&上久保周哉鼎談から『英語力』に関して

【写真】今回の鼎談は若松がシンガポールから帰国後の隔離期間に行われたためZOOM取材となった(C)MMAPLANET

本日23日(木)発売されたFight&Life#88にLFAからUFCを目指す田中路教、ONEで世界フライ級王座をターゲットとする若松佑弥、そしてONEと契約下にあり2021年1月にはトロイ・ウォーセン戦が決まっているが、北米でのファイトも頭の残っている上久保周哉の鼎談が掲載されている。

米国に拠点を置いて、UFCを目指すキャリア。物語が完結されるONEを舞台に、豊かな生活を望む人生。憧れの舞台で戦うことを念頭において、歩もうという姿。三者三様、それぞれが選択したキャリアアップの長所と短所が聞かれた鼎談のなかで「米国で練習をする上での英語力」に関して、若松が田中に尋ねると上久保も現地での体験を振り返ってくれた。

雑誌では紹介しきれなかった『英語でのコミュニケーション能力』について3者の言葉をここで紹介したい。


──海外、国内、試合でも練習でも人それぞれの選択肢があります。

若松 僕の場合は向うで同じ階級の選手が少なくて、それに日本でも抜けて強いというわけじゃないし。日本でデキないのに、言葉も通じないところへ行くんじゃなくて、国内で自分で環境を創っていく方が良いのかなって考えました。お金がたくさんあって、自由にできるぐらい強くなってから、アメリカに行きます。

田中 言葉が通じないところ……という部分を気に掛けることは大切だと思います。向うで生活をして練習をする上で英会話は絶対に必要です。僕も全く話せない頃に米国に行って、色々な人の指導を受けました。でも今と比較すると、言っていることが理解できていなかったです。

英語がある程度理解できるようになった今、英語が分かる方がプラスになるのは絶対だと思います。英語を話せるようになる努力、それは強くなるための努力の一環として、練習と同じように必要です。

上久保 言語の勉強はやらないといけないと思います。自分も2度、米国に練習に行った時に、分からない部分はめちゃくちゃ質問をしました。実際に技を掛けてもらったりして、とにかく尋ねまくりました。スムーズにコミュニケーションが取れていたら、それだけ短い時間で理解できるということですよね。細かいディティールも分かるだろうし。

──その姿勢は絶対に正しいと思います。英会話も聞き流し、自ら離さないと絶対に伸びないかと。ところで若松選手は下ネタで人間関係を築いていったと、佐藤天選手から伺いました(笑)。

若松 取りあえず女好きは世界共通だなと思って(笑)。

田中 ハハハハハ。

上久保 フフフ。

若松 その場しのぎじゃないですけど、それで分かり合えるなって。

──それは入口でしか……。

田中 コミュニケーションが取れているなら良いかと(笑)。

若松 疲れている時、下ネタでテンションが上がるじゃないですか?

田中 アハハハハハ。

上久保 ……。

若松 でも田中さんが言ったように、英語も練習と同じぐらい大切だと思うし。それぐらいの気持ちで取り組めば、話せるようになるんじゃないかと思います。シンガポールで長南さんの英語を聞いた時、本当に伝えたい気持ちがあれば、向うも受け止めて聞いてくれると思いました。

田中 普段の生活でこっちの英語が拙いから、ちょっと嫌な態度を取られることはあっても、ジムの中では絶対にないので。MMAファイターから、そういう対応をされたことは1度もないです。世界中の国から選手が米国にやってきて、チャンピオンになっているわけじゃないですか。アルファメールも色々な国の選手が集まっているし、そこはリスペクトを選手たちも持っています。

※グラップラー系の田中と上久保に対し、倒せる打撃を持つ若松が前戦でテイクダウン&コントロールにトライした。打撃で打ち合うことは妥協なのか──そんなMMAの本質を探りながら、キャリアアップについて回るお金と最強を目指す心境を3者が語り合った鼎談が掲載されたFight&Life#88は12月23日(木)の発売中です。

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K-1 LFA LFA117 LFA119 MMA UFC アイザック・トムソン ジャレッド・レヴェル ズヴァイアド・ラジシュビリ ソン・ヤードン ボクシング リチャード・パレンシア 田中路教

【LFA119】バンタム級王座決定戦=ベゴッソ✖パレンシアで、田中路教のターゲットが確定する?!

【写真】フィーダーショーの王座決定戦はコンテンダーシリーズ、そしてUFCのプレリミの質が求められる (C)LFA

3日(金・現地時間)、アリゾナ州フェニックスのアリゾナ・フェデラル・シアターでLFA119「Silveira vs Revel」が行われる。

メインは9月のLFA115でLFAライトヘビー級王座に就いたジョシュ・シルヴェイラがミドル級との二冠を目指し、ジャレッド・レヴェルとミドル級王座決定戦に挑む一戦だ。

そしてコ・メインではUFCへステップアップを果たしたズヴァイアド・ラジシュビリが返上したLFAバンタム級のベルトを賭けてリチャード・パレンシアと、アラン・ベゴッソが対戦する。


LFAバンタム級といえば田中路教が、UFCに戻るために選んだ舞台。その王者が新たに誕生するということは、田中のターゲットが確定することになる──と思いきや、ベゴッソはチーム・アルファメールの盟友で練習仲間でもある。

この辺りを田中に尋ねると「アランがチャンピオンになったら、彼がUFCにステップアップすることを待ちます。僕はチームメイトとは戦うつもりはない」とのこと。

今は一時帰国中の田中だが、LFA117での勝利後にチームメイトのサポートをするといっていたのが、このベゴッソのことだった。ブラジルはサンパウロ出身、26歳のベゴッソはムエタイベースで、以前は対角線コンビネーションも見せていた。

田中をして「何でもできる。下も上手い」というストライカーは、遠い距離でオーバーハンドやカーフという今流の打撃を見せ、近い距離でもコンビネーションを駆使し、左ボディフックを打ち抜ける。

接近戦でボクシングを見せるということは組みにも自信がある表れだろう。

ここでいう組みとは防御のこと。近々のサマルベク・サビルション・ウウル戦ではシングルにギロチンを合わせて一本勝ちしている。この試合ではカニハサミを仕掛けるなど、組まれてからの強さを見せていた。

キャリア6勝1分で負け無しのベゴッソとベルトを賭けて戦うパレンシアはメキシコ系の米国人ファイターで戦績は9勝0敗だ。

LFAやCombateを主戦場にしていたが、2018年から今年の1月まで2年3カ月ほどのブランクもあった。そのLFAとCombateでの勝利は1つのRNCによる一本勝ち以外は、3勝が判定勝ちとかなり手堅い試合をする。

打撃に関しては、特にその傾向が強くベゴッソに対しても、遠目の距離で様子を見る展開が増えそうだ。それでいて組んで倒してからのコントロールは強く、ベゴッソが受けや下からの寝技を過信するようだと漬けられて終わるということも有り得る。

メキシコ系米国人とブラジル人、無敗同士の王座決定戦はUFCへのステップアップを狙う選手たちのアベレージが理解できる試合にとなるであろう。

田中、ソン・ヤードンと並ぶトムソン(C)MICHINORI TANAKA

またこの日は田中やベゴッソの同門19歳の豪州人ファイター=アイザック・トムソンがプロ3戦目、LFA初陣をドリアン・ラモスと戦う。

田中をして「最も将来性を感じる」と言わしめるトムソンは、14歳で空手の黒帯を巻き、豪州のWAKO K-1ルールの王者にもなっている。

MMAの世界の伝播と浸透の証こそ、トムソンのような若い選手が母国を飛び出し、米国の名門で人生を賭けた勝負に出ている点にある。そういう意味では、トムソンのLFA初陣こそ北米MMAの今──が見えるだろう。

■視聴方法(予定)
12月4日(土・日本時間)
正午~UFC Fight Pass

■LFA119 対戦カード

<LFAミドル級王座決定戦/5分5R>
ジョシュ・シルヴェイラ(米国)
ジャレッド・レヴェル(カナダ)

<LFAバンタム級王座決定戦/5分5R>
リチャード・パレンシア(米国)
アラン・ベゴッソ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
クレイトン・カーペンター(米国)
ロドニー・ケアロヒ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ドリアン・ラモス(米国)
アイザック・トムソン(豪州)

<ライト級/5分3R>
クリス・レンテリア(米国)
オースティン・ウォームス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
レイ・ウォーターズ(米国)
オヴィヂオ・ボヨルケス(メキシコ)

<フェザー級/5分3R>
モーゼス・ディアズ(米国)
ジョンソン・ナソナ(スーダン)

<ミドル級/5分3R>
エリック・フィンブレス(米国)
オサマ・アワダーラ(米国)

<160ポンド契約/5分3R>
セドリック・カタンブワ(米国)
レイ・オズボーン(米国)

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