RIZINの榊原信行CEOが自身のXで直々に契約を発表したシェイドゥラエフ。そこからも期待の大きさが伝わってきますが、10戦10勝、レスリングベースのキルギス人ファイター、ヤン・ジヨンにチョークで一本勝ちというキーワードが重なると、幻想を抱きたくなる気持ちもよくわかります。
RIZINには普段より重いフェザー級での参戦ですが、ROAD FCの63kgトーナメントで計量オーバーした過去があるだけに、階級変更は吉と出る可能性十分。SNSの普及で「未知の強豪」という言葉は死後になりつつありますが、RIZINでブレイクしても何ら不思議ではないでしょう。
対するは逆にライト級からフェザー級に落としてきた武田。転向初戦では萩原京平をレスリングで圧倒して完封勝ち。フェザー級でも動けるところをアピールしてくれました。しかし、レスリングベースの相手との国際戦となれば話は別。どこまで通用するのか、真価を問われる試合を迎えます。
それにしてもRIZIN.47は混じりっけのない本格的なカードのオンパレード。堀口恭司×セルジオ・ペティス、クレベル・コイケ×ファン・アーチュレッタだけでも贅沢なのに、さらに盛り付けてきましたか。超RIZIN.3がバラエティセットだとしたら、RIZIN.47はど真ん中のMMAでストレート勝負。今から楽しみです。