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BELLATOR Bellator295 F1 LFA MMA o ONE PANCRASE YUKI   アーロン・ピコ イリマレイ・マクファーレン オットー・ホドリゲス ジェレミー・ケネディ ジョシュ・ヒル ダニー・サバテーロ ティム・ジョンソン ディアナ・ベネット パッチー・ミックス パンクラス マーク・レミンガー ライカ リズ・カモーシェ ローマン・ファラルド 堀口恭司 手塚裕之 村山暁洋 渡辺華奈 菊入正行

堀口恭司、渡辺華奈出場の4.22『Bellator 295: Stots vs. Mix』でアーロン・ピコ vs. オットー・ホドリゲス、菊入正行 vs. アレクセイ・シュルケヴィッチ等が追加発表

Bellatorが第14代ウェルター級キングオブパンクラシスト菊入正行と契約(2022年09月15日)

Bellatorがハワイで2連戦を開催、4.21『Bellator 294』はリズ・カモーシェ vs. ディアナ・ベネット、4.22『Bellator 295』はラウフェオン・ストッツ vs. パッチー・ミックス、イリマレイ・マクファーレン vs. 渡辺華奈 etc.(2023年02月16日)

4.22『Bellator 295』で堀口恭司とレイ・ボーグが対戦(2023年03月09日)

 こちらの続報。


 Bellator MMAが4月21日と22日にハワイ州ホノルルで開催する『Bellator 294: Carmouche vs. Bennett 2』と『Bellator 295: Stots vs. Mix』の追加カードを発表。

 『Bellator 294: Carmouche vs. Bennett 2』のメインカードはリズ・カモーシェ vs. ディアナ・ベネットの女子フライ級タイトルマッチ、ティム・ジョンソン vs. サイド・ソウマのヘビー級マッチ、アーリン・ブレンカウ vs. サラ・マクマンの女子フェザー級マッチが既報でしたが、今回ダニー・サバテーロ vs. マルコス・ブレノのバンタム級マッチ、レヴァン・チョケリ vs. マイケル・ロンバルドのウェルター級マッチが追加発表されています。

 ダニー・サバテーロは昨年12月の『Bellator 289: Stots vs. Sabatello』で行われたバンタム級グランプリ準決勝でラウフェオン・ストッツに判定負けして以来の試合。現在Bellatorバンタム級ランキング5位。マルコス・ブレノは昨年8月の『Bellator 284: Gracie vs. Yamauchi』で行われたBellatorデビュー戦でジョシュ・ヒルに判定勝ちして以来の試合。

 レヴァン・チョケリは昨年11月の『Bellator 288: Nemkov vs. Anderson 2』でローマン・ファラルドに判定勝ちして以来の試合。マイケル・ロンバルドは昨年12月の『Bellator 289: Stots vs. Sabatello』でマーク・レミンガーに1R KO勝ちして以来の試合。





 そして、『Bellator 295: Stots vs. Mix』のメインカードはラウフェオン・ストッツ vs. パッチー・ミックスのバンタム級ワールドグランプリ決勝戦&暫定王座戦、イリマレイ・マクファーレン vs. 渡辺華奈の女子フライ級マッチ、堀口恭司 vs. レイ・ボーグのフライ級マッチが既報ですが、アーロン・ピコ vs. オットー・ホドリゲスのフェザー級マッチが追加発表。さらにプレリミナリーカードに菊入正行 vs. アレクセイ・シュルケヴィッチ等が発表されています。

Otto Rodrigues(Sherdog)

 アーロン・ピコは昨年10月の『Bellator 286: Pitbull vs. Borics』でジェレミー・ケネディに1R TKO負けして以来の試合。試合中に左肩を脱臼しインターバル中に入れ直して2Rに挑もうとしましたがドクターストップで終了しています。現在Bellatorフェザー級ランキング3位。オットー・ホドリゲスは現在34歳(試合時は35歳)のブラジル人でMMA戦績13勝1敗。2021年7月の『LFA 112』でカルロス・アウグスト・サントス・ダ・シウバに判定勝ちして以来の試合で今回がBellatorデビュー戦。

Masayuki Kikuiri(Sherdog)

Alexey Shurkevich(Sherdog)

 菊入正行は現在27歳で千葉県出身。MMA戦績8勝2敗1引き分け。全てパンクラスでの試合。昨年10月の『PANCRASE 324』で行われたウェルター級暫定王者決定戦で村山暁洋に判定勝ちし王座獲得。その後、手塚裕之がタイトル返上したことから正規王者になっています。昨年9月にBellatorと契約したことが確認されていましたが、この度ようやくデビュー戦です。アレクセイ・シュルケヴィッチは現在30歳のロシア人でMMA戦績13勝5敗。2021年10月の『Bellator 269: Fedor vs. Johnson』で行われたBellatorデビュー戦でグラチック・ボジンヤンに1R KO勝ちした後、昨年2月にロシアで開催された『SFC 3』でヘナート・ゴメス・ガブリエルに2R KO負けして以来の試合。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o ONE ONE FN05 エジソン・マルケス エドゥアルド・フォラヤン キック 手塚裕之

【ONE FN05】地元フォラヤンのローを凌いだマルケスが、離れ際の右ストレートでKO勝ち

【写真】マルケスはONEで2連敗からの2連勝だ (C)MMAPLANET

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
エジソン・マルケス(ブラジル)
Def.2分53秒 by TKO
エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)

フォラヤンが距離を詰めて左ロー。マルケスは左ストレートをボディに突き刺す。左右のローを当てるフォラヤン。しかしマルケスも距離を取って相手のローを外し始めた。フォラヤンは相手が近づいてくると左ジャブで動きを止める。フォラヤンは長身の相手に右ミドルハイ、右ボディストレートを伸ばすマルケスは左右に動きながらプレッシャーをかけ、フォラヤンにケージを背負わせた。フォラヤンが押し返すも、ローに右ストレートを合わされてしまう。

右ハイからパンチに繋げたフォラヤン、マルケスはフォラヤンの動きに合わせて右を狙っていく。左バックスピンキックから前に出ていくフォラヤンが、右ローから右ストレートへ。さらに左サイドキックでマルケスを突き放す。マルケスも右バックスピンキックを見せてから左ジャブを当てた。フォラヤンの右ストレートに左フックを被せたマルケスは、さらに右も当てて首相撲でも優位に立つ。ラウンド終了間際には右ストレートでフォラヤンをグラつかせた。

2R、フォラヤンが右ストレートをボディに伸ばす。しかし左インローがマルケスの下腹部を捉えてしまった。すぐに再開する意志を見せるマルケス。再開後、足を使って左右に動くマルケスに対し、フォラヤンは左右ローでステップを止めにかかる。マルケスの右ハイを受けながら組みついたフォラヤンだが、ケージ際まで持ち込むもマルケスに逃げられてしまう。

ケージ中央では左右ローでマルケスを追い詰めていくフォラヤン。マルケスがケージを背負ったところで、一気に距離を詰めたが、マルケスが右フックでフォラヤンを振り払った。ケージ中央で見合いながら、またも一気に距離を詰めたフォラヤンだったが、それをかわしたマルケスがケージ際から首相撲で脱出しながら右ストレートをフォラヤンのアゴに叩き込んだ。前のめりに倒れるフォラヤン、すぐに立ち上がるもレフェリーが試合を止めた。

これでマルケスは、今年1月に手塚裕之にKO負けを喫してから2連勝。フォラヤンは4連敗となった。


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MMA MMAPLANET o ONE ONE156 ダニエル・ウィリアムス 川原波輝 手塚裕之

【ONE156】川原波輝も……ウィリアムスにダウンを喫し判定負け。2月、3月、4月で日本勢国際戦で8連敗

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ダニエル・ウィリアムス(豪州)
Def.3-0
川原波輝(日本)

距離を詰めるウィリアムスが右ローを蹴る。川原は即ダブルレッグを決めるとハーフで抑え枕で固める。ブリッジで上を取ったウィリアムスが、重いパウンドを落とす。殴られながら立ち上がった川原、ウィリアムスがステップインから右を打とうとする。ダブルレッグを切られ、引き込んだ川原が立ち上がってボディを殴る。ウィリアムスは強いロー、川原の右オーバーハンドは空振りに。

さらに足払いで倒されて鉄槌を落とされる川原は、ハイガードへ。ウィリアムスが離れて立ち上がりロー、そこに右を合わせる。さらに左ミドルを蹴るも、ウィリアムスがボディショットを決める。斜めからダブルレッグでテイクダウンを決めた川原は、マウントへ。バックに回ると胸を合わせようとするウィリアムスの左腕を喉下に滑り込ませつつ、腹ばいになったところで背中を伸ばさせる。上を向いて残り1分、手首を掴んで耐えるウィリアムスにパンチを入れる川原が鉄槌を入れてパンチに切り替える。最後にアゴの上からのRNC狙いも、ウィリアムスが時間まで耐えきった。

2R、川原はすぐに組みつきバック、シングルを移行するがウィリアムスが足を引き抜く。右オーバーハンドを入れた川原はダブルレッグを切られ、左の蹴りを受けそうになる。詰めてジャブを当てるウィリアムス、ケージを背負った川原はワンツーに右を合わせていく。ボディを左回りでかわした川原は、右を被弾してダウン。スクランブルでバックを取られそうになり、ガードを取ってパウンドを受ける。ウィリアムスは足を捌いて鉄槌、シングル狙いに離れる。

ダブルを切られミドルを蹴られるなど、厳しい状態の川原はオーバーハンドが空を切る。ウィリアムスがヒザ蹴り、キャッチされないように離れる。川原は左ミドルを入れるが、ケージに詰まり右を被弾する。ダブルレッグでバックに回った川原は、スタンドで背中に飛び乗るが振り落とされる。と、直後にダブルレッグ再びバックも背中乗れずウィリアムスが胸を合わせる。

ウィリアムスは右ボディ、右ストレートからアッパーを繰り出す。さらに力強い右ロー服をボディに入れた。パンチが荒くなり、テイクダウンの距離が遠いなど川原は追い込まれた。

最終回、右オーバーハンド&ボディの川原に対し、ウィリアムスが右をヒットさせる。川原はオーバーハンドを当てても単発だ。ウィリアムスは右ローを続け、川原はそこにダブルレッグも切られる。必死にバックを取り、左足に続き右足をフックさせるとグラウンドへ持ち込む。

四の字フックで背中を伸ばしに掛かった川原は、左で殴る。腹ばいになったウィリアムスの背中を伸ばしに掛かる。上を向いて耐えたウィリアムスがついに胸を合わせて立ち上がりパンチを落とす。起き上った川原は即ダブルレッグからバックに回ると右足を入れてワンフックも、ウィリアムスがまたも胸を合わせる。立ち上がったウィリアムスは、川原のダブルエッグをスプロールして、グラウンド状態で蹴りを狙って姿勢を乱す。

起き上ってダブルレッグも倒せず、続くダブルを切られてオーバーハンドが荒くなった川原は、最後30秒でオーバーハンドから左フック。最後に足を止めての打ち合いで、打ち勝った川原がダブルレッグでテイクダウンを奪ったところで時間に。

結果は3-0でウィリアムスに凱歌が挙がった。ヒザをマットにく川原だが、ONE判定だと妥当な裁定。「彼は経験が上でテイクダウンからバックを取ったけど、我慢して戦った。あとはムエタイ・メンタルで戦った。僕は試合毎に成長する。ストロー5を倒したい。ムエタイとMMA、スペシャルルール何でも戦う。僕はマーシャルアーチストだ」と話した。

一方、三浦、猿田に続き、川原も敗れた日本勢。1月28日に手塚裕之が勝利を最後に国際戦は8連敗となった……。


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ABEMA DEEP MMA MMAPLANET ONE PANCRASE Pancrase327 RIZIN RIZIN TRIGGER01 住村竜市朗 手塚裕之 木下憂朔 村山暁洋 菊入正行

【Pancrase327】立川でのパンクラス、カード第一弾は木下憂朔×村山暁洋の年の差2ディケイド対決

【写真】このタイトな寝技に持ち込まれると村山。スペースがあって殴ることができると木下の試合だ(C)KEISUKE TAKAZAWA & MMAPLANET

4日(金)、パンクラスが4月29日(金・祝)に東京都立川市の立川ステージガーデンで開催するPancrase327のカード第一弾として、木下憂朔×村山暁洋のウェルター級マッチを発表した。

ポスト・イーストコースト時代のパンクラス、3月のベルサール高田馬場に続き、立川での新会場でまずウェルター級の新旧対決──そしてランキング1位✖2位のぶつかり合いが決まった。


ランク1位、21歳の木下はプロ5戦目となった昨年11月のRIZIN TRIGGER01におけるDEEPウェルター級チャンピオン=住村竜市朗戦でキャリアは初黒星を喫してからの再起戦となる。とはいっても木下は右のパンチを2発当て、ノックダウン状態の住村に対し、顔面踏みつけを連続で見せた際に金網を掴んでいたことでの失格負けだ。

金網掴みは反則であるのは事実。とはいえレフェリーも「掴むなよ」という注意は与えてはいたが、割って入る間もなく住村が戦闘不能となり、木下はケージ内でウィナーコールを受けていた。

試合後に重大な反則として裁定が覆ったわけだが、重大な反則であれば反則である分、その場で失格を告げられるべきだった。木下は一度は手にした勝利が零れ落ちた──本人も周囲も、何より見ていたファンもそう思うであろう。

そんなプロ初黒星を喫した木下は、反則行為は猛省して然りだが、DEEP王者を内容で圧倒しており自信をつけた一戦になっているに違いない。そしてパンクラスに凱旋とはならなかったが、戻っての初戦で直近の試合が暫定ウェルター級王座決定戦だった元ウェルター級KOP村山が相手となった。

プロキャリアでいえば6戦目の木下に対し、村山は44戦目。年齢では42歳と木下の倍を生きてきた。とはいえ人生の大先輩も木下にとっては殴り倒すべき相手でしかない。

正規王者の手塚裕之がONEを主戦場にしている今、木下のデカゴンでの標的は暫定チャンプ菊入正行の首でしかないはず。菊入が1勝1敗、2試合とも判定決着だった村山に対し、木下は必倒のファイトを心掛けるに違いない。その勢いを真綿にしみ込ませるようベテランの巧妙さを村山が見せることができるか。そんな事実上の次期挑戦者決定戦だ。

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DEEP F1 GLORY K-1 MMA ONE ONE Championship Report YUKI   キック ジャレッド・ブルックス ジャン・リーポン ボクシング ミカエル・デ・ジェズウス ルンピニー ワン・シュオ 修斗 和田竜光 手塚裕之 秋山成勲 箕輪ひろば

『ONE: Only the Brave』試合結果/ハイライト動画

ONEフェザー級(70.3kg)キックボクシング ワールドグランプリ準決勝。アラゾフ&シッティチャイが決勝へ(バウトレビュー)
第9試合 メインイベント 準決勝 3分3R
○シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ/ONEフェザー級キック3位、元GLORYライト級(70kg)王者、元ルンピニー認定ウェルター級王者)
×ダビット・キリア(ジョージア/元GLORYライト級王者、クンルンファイト70kg世界トーナメント2018優勝)
判定3-0

第8試合 コーメインイベント 準決勝 3分3R
×ジョー・ナタウット(ムエタイ同級3位)
○チンギス・アラゾフ(ベラルーシ/ONEフェザー級キック4位、元K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級(70kg)王者)
1R 1’55” KO (左ストレート)

第7試合 MMA ライト級 5分3R
×ルスラン・エミベック・ウフール
○ジャン・リーポン
1R 0’32” KO (左ストレート)

第6試合 キックボクシング ヘビー級 3分3R
○ラーデ・オパチッチ
×フランシェスコ・エクシャジャ
2R 2’00” KO (左ボディフック)

第5試合 MMA ウェルター級 5分3R
○手塚裕之(ハイブリッドレスリング山田道場/TGFC/パンクラス・ウェルター級王者)
×エドソン・マルケス(ブラジル)
3R 1’05” KO (左フック)

第4試合 MMA ストロー級 5分3R
×箕輪ひろば(総合格闘技道場STF/4位、修斗世界王者)
○ジャレッド・ブルックス(米国/3位)
判定0-3

第3試合 71.65kg契約 3分3R
○イヴァン・コンドラチェフ
×ドビダス・リムクス
3R 0’35” KO (左ストレート)
※フェザー級GPの交替試合(=リザーブファイト)として組まれていたが、リムクスが計量とハイドレーションテストでオーバーし、70.3kgのフェザー級から71.65kg契約の通常ワンマッチに変更

第2試合 MMA 61.5kg契約 5分3R
○和田竜光(フリー/元DEEPフライ級王者)
×ワン・シュオ(中国)
判定3-0
※ワンが計量とハイドレーションテストでオーバーし、61.2kgのフライ級から変更

第1試合 MMA バンタム級 5分3R
○プレブ・オトゴンジャンガル
×ミカエル・デ・ジェズウス
判定3-0

 ONE Championshipが1月28日にシンガポール・インドアスタジアムで開催した『ONE: Only the Brave』の試合結果。手塚裕之はエドソン・マルケスに3R KO勝ちし秋山成勲戦をアピール。箕輪ひろばはジャレッド・ブルックスに判定負け。和田竜光はワン・シュオに判定勝ちしています。


 ジャン・リーポン vs. ルスラン・エミベック・ウフール ハイライト動画。



 手塚裕之 vs. エドソン・マルケス ハイライト動画。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET ONE ONE Only the Brave エジソン・マルケス 手塚裕之

【ONE Only the Brave】TD&コントロールで試合をリードした手塚が、左フック一発でマルケスをKO

<ウェルター級(※77.1キロ)/5分3R>
手塚裕之(日本)
Def.3R1分05秒by KO
エジソン・マルケス(ブラジル)

ファイトウィークになり、対戦相手がゼバスチャン・カデスラムからエジソン・マルケスに変わった手塚。長身のマルケスがジャブを伸ばす。手塚はローを狙う。ジャブをパーリングしローを蹴った手塚は、逆にローを蹴られる。前に出てジャブにも左を振るう手塚だが、ローでバランスを崩される。すぐに立ち上がった手塚は左を空振りする。手塚はジャブに左ハイを見せ、直後にダブルレッグでテイクダウンを奪う。

サイドで抑えた手塚は頭を巻いてきたマルケスのハーフに収まると、細かいパンチをテンプルに続ける。しがみついているマルケスに注意が入り、鉄槌やパンチを続ける手塚にもポジションを取れという鬼指示をレフェリーが与える。スクランブルにバックからパンチを連打した手塚は、ケージ際でバックを続けるもマルケスが胸を合わせて離れる。手塚は跳びヒザをかわし、リーチの長いマルケスに左ジャブを伸ばす。右は振りが大きくなった手塚だが初回をリードした。

2R、マルケスがジャブを届かせる。手塚は左右のローを返し、右オーバーハンドは空振りに。ジャブを差し合った両者、ボディストレートにダブルレッグの手塚だがマルケスが切る。それでも手塚は右ローにダブルレッグを合わせてテイクダウンし、マルケスがクローズドガードを取る。手塚のパンチは後頭部に入り、レフェリーが注意を与える。手塚はヒザを尻に当ててガードを割るが、マルケスがクローズドを取り直す。

ヒジを鼻に滑らせる手塚は、肩固めを狙い反応したマルケスを殴っていく。マルケスは手首を掴んでパンチを防ごうとするが、振り払った手塚が殴っていく。しっかりとハーフで抑えた手塚は、最後に腕関節を狙うがマルケスが立ち上がって前方に振り落としリバーサル。手塚がスタンドに戻り時間に──この回もリードを広げた。

最終回、右から左を入れたマルケス。手塚は左で腹を殴り、ステップインからも左ボディフックを打ち込む。とマルケスの左に、踏み込んで左フックを合わせた手塚がこの一発でKO勝ちを決めた。

「アイ・フィール・グレート」と話した手塚は、そのまま英語で「次はカデスタムか秋山と戦いたい。ありがとう」とアピールした。


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ABEMA ONE キック ジャレッド・ブルックス ワン・シュオ 和田竜光 手塚裕之 箕輪ひろば

【ONE】速報中!ONE: ONLY THE BRAVE

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金曜夜の恒例行事になりつつあるONE。今日はシンガポール・インドアスタジアムでONE: ONLY THE BRAVEが開催されます。注目はやはり日本勢。手塚裕之、和田竜光、箕輪ひろばの3選手が参戦します。コロナの影響で欠場、カード変更が相次ぐ波乱の展開の中、どんな試合を見せてくれるのか興味津々。今宵はABEMAで観戦しつつ、日本人選手の試合を中心に電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【フライ級】
○和田竜光
(判定3-0)
×ワン・シュオ
1R、距離を取る両者。和田は片足タックルでテイクダウン。しかしシュオはすぐに立ち上がる。それでも和田はしつこく組み付く。足を掛けてまたしてもテイクダウン。立ち上がるシュオのバックに回ってグラウンドに引きずり込む。側頭部にパウンドを当ててポジションをガッチリとキープ。しかし残り1分でシュオはスタンドに脱出。スタンドでも和田はカーフキックで崩してラウンドを終えた。
2R、打撃の交差から組み付いて和田。しかしシュオの腰は重い。肘を当てて身体を突き放す。スタンドの展開になるが、和田はタックルで組み付くとテイクダウンに成功。サイドを奪うがシュオはまたも立ち上がる。和田は組み付いてケージ際で長い差し合い。しかし倒せず身体が離れる。打ち合いになると和田はボディ、シュオは右フックを当ててラウンド終了。
3R、長いスタンドの展開。シュオは関節蹴りを多用。対する和田はボディやジャブを的確に当てる。中盤に入って和田は片足タックルでついにテイクダウンに成功。サイドも回ってポジションをキープ。しかしシュオはスタンドに脱出。和田はくらいついてまたも差し合いを経てスタンドに戻るが決め手なく試合終了。判定は和田に軍配!


【ストロー級】
×箕輪ひろば
(判定0-3)
○ジャレッド・ブルックス
1R、開始直後から間合いを詰めるブルックス。ケージに追い詰めると左右のパンチの連打。これが効いた箕輪はタックルに行くがブルックスはこれを切ってインサイドガード。肘で箕輪の額を切り裂く。長時間グラウンドを制圧。終了間際に立ち上がる箕輪に膝をヒットさせるがここでラウンド終了。
2R、序盤はスタンドの展開。ブルックスがパンチを当てタックルでテイクダウンに成功。脱出を図る箕輪をガブって頭部に膝蹴り。そのまま倒してインサイドガード。ポジションをキープしてラウンドを終えた。
3R、開始直後にブルックスが豪快なタックルでリフトしてテイクダウン。立ち上がろうとする箕輪を抑え込んでグラウンドを制圧。箕輪は事態を打開出来ない。残り30秒で立ち上がる箕輪。ブルックスが膝を放つとこれがローブロー。しばらく中断。再開すると箕輪は飛び膝を放つが不発。判定はブルックスに軍配!


【ウェルター級】
○手塚裕之
(3R TKO)
×エドソン・マルケス
1R、緊張感のあるスタンドの立ち上がり。手塚はパンチで勝負をかけるかと思いきや長いお見合い。その末に手塚は胴タックルでテイクダウンに成功。意外な展開。ポジションをがっちりキープしていたがマルケスは脱出に成功。スタンドでパンチを交差させてラウンドを終えた。
2R、長いスタンドのお見合い。手塚はタックルでテイクダウンするがマルケスはすぐに立ち上がる。しかし手塚はまたも胴タックルでテイクダウン。ポジションを固める。マルケスは終了間際に脱出するが手塚は回避してラウンド終了。
3R、開始直後に手塚の左フックがクリーンヒット。後方にダウンしたマルケスを見てレフェリーが試合を止めた!最後の最後の手塚がパンチでKO!
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【ONE Only the Brave】和田竜光と対戦、坂野周平最後の相手=ワン・シュオ「勝つ確率は80%から90%」

【写真】インタビュー当日(※24日)、上海在住のONE China PRチームとのZOOMでのやり取りが上手くいかず、20分ほど放置された形になったワン・シュオはその間も全くイライラした素振りもなくジッと待ち続けてくれていた (C)MMAPLANET

28日(金・現地時間)に、シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE Only the Braveで、和田竜光と対戦するワン・シュオ。

2015年に1度だけONEで戦い、昨年4月に6年振りにサークルケージに戻ってきた。この間、Revel FCでバンタム級王座を獲得したワン・シュオ、その時の対戦相手が日本の坂野周平だった。

2年4カ月振りの日本人選手との対戦を控えたワン・シュオをインタビューした。


──ワン・シュオ選手、和田選手との試合に向けて今の調子はいかがですか。

「ベストコンディションだし、凄く楽しみだよ」

──和田選手の印象は?

「対戦相手の試合映像はたくさん見てきた。彼はグラップラーであり、レスラーだ。テイクダウンのスピードが速い。あの速さはこれまでに見てきた選手のなかでも特別だと思う。凄く良い選手だよ」

──ワン・シュオ選手については、日本ではまだまだ未知の部分が多いです。なぜMMAを始めたのかを教えていただけますか。

「MMAの練習を始めたのは2015年で、ベースはムエタイ的だよ。そしてシンジャン・ファイトクラブのリーダー的な役割にあるんだ」

──シンジャン・ファイトクラブには今大会に出場するタン・カイ選手も所属していますね。

「タン・カイ、シェ・ウェイ、ミャオ・リータオというONEで活躍する中国人選手は僕のトレーニングパートナーだよ。シンジャン・ファイトクラブは中国で最高のMMAクラブの一つだと断言できるよ」

──2015年に1度だけONEで戦い、その後は他のプロモーションで戦ってきましたね。

「2015年の6月にONEで戦った時、僕はただのムエタイ・ファイターでMMAファイターではなかった。あの時、ONEは中国で選手の発掘的なトーナメントを開き、コーチの勧めもあって出たんだ。僕はあの試合で負けてから3、4カ月後に当時所属していたジムを離れ、シンジャン・ファイトクラブで本格的にMMAの練習をするようになったんだ。ONEで戦ったのは前に所属していたクラブからだったし、離れたことでONEで戦うルートがなくなったんだよ。

でもシンジャン・ファイトクラブでしっかりとMMAのトレーニングを積めて良かったと思っている。結果、MMAファイターとして力をつけてまたONEで戦えるようになったからね」

──REBEL FCで坂野周平選手と対戦し、バンタム級王座を獲得。あの試合を最後に坂野選手は負傷もあり、MMAで戦って生きていくことに区切りをつけました。ワン・シュオ選手と戦い、どれだけ努力しても届かない世界との差を痛感したという風にも聞いています。

「えっ、それは坂野選手が引退したのは僕との試合があったからということ? それは知らなかった。彼と戦ってから……いつだったか、インスタで話したんだけど、ケガがあり……ジムもパンデミックの影響もあり閉めることになるからリタイアすると聞いたよ。坂野選手は僕が原因とは言っていなかったけど、もしそうなら申し訳ないことをした」

──謝る必要は一切ないと思います。それがファイト・ライフです。自分より強い選手と戦って、負けて諦めるのは。

「坂野選手は本当にグラップリングが強かった。彼とケージのなかで死力を尽くして戦えたことを光栄に思うよ。今、そしてこれから彼が人生で成功することを願っている」

──今回はその坂野選手と戦って以来の日本人選手との試合になります。坂野選手はフィジカルの差が歴然だったと試合を振り返っていましたが、和田選手と戦う際もフィジカル・アドバンテージがあると考えていますか。

「アドバンテージはフィジカルでなく、打撃になるはずだよ。立ち技は彼よりずっと上という自信はある。それに今言ってもらったようにパワー、体力でもリードしているから。そうだね──だからフィジカルと打撃で僕にアドバンテージがあるのは確かだ」

──和田選手は経験豊かなファイターですが、自信の程は?

「僕が勝つ確率は80パーセントから90パーセントはあると思っているよ。と同時にこの試合を見てくれるファンの人たちに喜んでもらう試合をするよ」

■放送予定
1月28日(金・日本時間)
午後7時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後7時30分~ONE Super App

■ONE Only the Brave対戦カード

<キック・フェザー級ワールドGP準決勝/3分3R>
シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)
ダビット・キリア(ジョージア)

<キック・フェザー級ワールドGP準決勝/3分3R>
ジョー・ナタウット(タイ)
チンギス・アラゾフ(アゼルバイジャン)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
キム・ジェウン(韓国)
タン・カイ(中国)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
スーパーガール・ジャルーンサックムエタイ(キルギス)
ラスラン・エミルベク(キルギス)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ラーデ・オバチッチ(セルビア)
フランシェスコ・エクシャジャ(アルバニア)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
箕輪ひろば(日本)
ジャレッド・ブルックス(米国)

<キック・フェザー級ワールドGP補欠戦/3分3R>
イヴァン・コンドラチェフ(ロシア)
ドビダス・リムクス(リトアニア)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
和田竜光(日本)
ワン・シュオ(中国)

<ウェルター級(※77.1キロ)/5分3R>
手塚裕之(日本)
エジソン・マルケス(ブラジル)

<キック・108キロ契約/3分3R>
ポール・エリオット(英国)
アンダーソン・シウバ(ブラジル)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
プレウ・オトゴンジャルガル(モンゴル)
ミカエル・デ・ジェズウス(ブラジル)

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【ONE Only the Brave】箕輪ひろばと対戦、ジャレッド・ブルックス「世界は僕を中心に回っている」

【写真】RIZIN時代は封印していたトラッシュトークが、じわる感じで復活しつつあるブルックス (C)MMAPLANET

28日(金・現地時間)に、シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE Only the Braveで、箕輪ひろばとジャレッド・ブルックスが戦う。

ONE参戦から2戦目、初戦は箕輪が2-1のスプリット判定勝ちを収めたリト・アディワンを肩固めで一蹴しているブルックス。箕輪の力を低く見積もることなく、しっかりと研究した上でゆるぎない自信を持つブルックスは、トラッシュトークではなくとも自信のほどを言葉にし続けた。


──インタビュー、宜しくお願いします。

「もちろん。パンクラスで日本に行った時から、ずっと取材をしてくれてありがとう」

──いえ、前回など飛行機の遅延で厳しいスケジュールのなかインタビューを受けてもらって感謝しています。今回は問題なくシンガポール入りできましたか。

「悪くなかったよ。27時間の長旅だったけどね。ずっと3席を占領できたし、それこそ貧乏人のファーストクラスだよ(笑)」

──アハハハハ。前回のONE初陣ではリト・アディワンを完封し、肩固めで一本勝ちしました。ルール、計量方法など全てが新しい体験でしたが、戸惑うことはなかったですか。

「特にそんなことはなかったよ。他の団体に出る選手は凄い減量をしているけど、僕は人生でああいう減量をしたことはほとんどないんだ……そうパンクラスとRIZINで115ポンドまで落とした時以外はね。115ポンドにするのはハードだったけど、今は普段から123ポンドや124ポンドだから、ONEのストロー級の125ポンドで戦うのに適している。

減量ゲームの必要がなく、毎日のように食事を摂ることができている。ステーキを毎日食べて試合ができるのは最高だよ。。今日、今からだって試合はできるよ(※取材は1月24日に行われた)。本当に準備は整っている」

──UFCと契約をしたことで実現はしなかったですが、パンクラスで3階級制覇を宣言したこともありました。そんなジャレッドがONEで修斗の世界ストロー級王者でもある箕輪選手と戦います。

「修斗は選手に甘くない団体だよ。強い選手が揃っているからね。もちろん、ヒロバのことを見落としているはずもない。特に前にオファーがあってからは、しっかりと意識してきた。15分ほど前にヒロバと初めて顔を合わしていたんだけど、火花を散らすような感覚が既にあったよ──彼もしっかりと意識していただろう。

ヒロバはスマートな選手で、どう戦えば勝てるかを理解して戦っている。将来性が抜群の選手だと思う。若くて良い選手だけど、現時点で僕に勝てるだけの力はない。彼がジュニア修斗からMMAをやってきたことも知っている。ヒロバのことは、少し詳しいよ(笑)。勘違いしないで欲しいのは、僕は彼がタフだと理解しているということだよ」

──リト・アディワン戦というフィルターを通すと、勝ち方に違いがあるのは明白だとインタビューで彼に伝えると、ジャレッドがあそこまでレスリングに集中して戦えたのは、彼とアディワンの試合を見たからという発言がありました。

「知っているよ。ツイッターで、その意見に対して彼にはメッセージを送っている。良いかい? 僕がMMAを始めた時、彼は何をしていたと思う? 高校でチョコレートミルクを飲んでいたんだよ(笑)。22歳の選手が、リトと戦った試合を見て僕が参考にしたって?(笑)。

もちろん試合映像はチェックしたよ。そして研究もした。それも間違いない。だからって、僕がヒロバとリト・アディワンの試合を見たから、ああいう勝ち方ができたって? 勘弁してくれよ(笑)。リト・アディワンに勝てたのは、僕の方がより優秀なファイターで、強かったからだ。少しテクニックで上回っていたしね。まぁヒロバが何て言おうが、気にしないよ」

──この試合で勝てば、タイトル挑戦権獲得もあり得ます。ONEストロー級の頂点に立つことに関して、自信のほどは?

「自信はあるよ。自分を信じている。普通、人間って70パーセントはネガティブなことを考えがちで、だから実際にネガティブなことが起こるんだよ。ネガティブなことを思うのではなく、ポジティブに力強く考えることができていると、良いことが起こる。僕は最高の状態を頭において生きている。

そうだね、ミノワには頑張って欲しいよ。僕は彼のことを研究してきた。それだけ彼のことを尊敬している。でも、これは僕の仕事で、人生の途中で与えられた絶好の機会なんだ。この機会を逃すことはない」

──金曜日の試合、リト・アディワン戦のようにスマートで、洗練された試合を見せることを望んでいますか。

「あのさ、世界は僕を中心に回っているんだ。僕が思い描く試合をする。きっとテクニカルだけど、エキサイティングな試合になるだろう。MMAに必要なすべての要素を見ることができるに違いない。皆がKOを期待していることは分かっている。

その期待に応えるつもりだし、そうでなくても1秒で早く勝つことを常に心がけている。ヒロバを少しでも早く、彼の大切な家族のところに送り返す。結局、これはストリートファイトなんだ。ヒロバをぶっ飛ばすよ」

──ジャレッド、最後にこの試合を楽しみにしている日本のファンに一言お願いします。

「日本のファンの皆、心の底から愛している。アリガトウゴザイマス。日本人選手と戦うことになったけど、皆の心に僕があることを願っている。絶対に盛り上がる試合をするから、楽しみにしてほしい」

■放送予定
1月28日(金・日本時間)
午後7時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後7時30分~ONE Super App

■ONE Only the Brave対戦カード

<キック・フェザー級ワールドGP準決勝/3分3R>
シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)
ダビット・キリア(ジョージア)

<キック・フェザー級ワールドGP準決勝/3分3R>
ジョー・ナタウット(タイ)
チンギス・アラゾフ(アゼルバイジャン)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
キム・ジェウン(韓国)
タン・カイ(中国)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
スーパーガール・ジャルーンサックムエタイ(キルギス)
ラスラン・エミルベク(キルギス)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ラーデ・オバチッチ(セルビア)
フランシェスコ・エクシャジャ(アルバニア)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
箕輪ひろば(日本)
ジャレッド・ブルックス(米国)

<キック・フェザー級ワールドGP補欠戦/3分3R>
イヴァン・コンドラチェフ(ロシア)
ドビダス・リムクス(リトアニア)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
和田竜光(日本)
ワン・シュオ(中国)

<ウェルター級(※77.1キロ)/5分3R>
手塚裕之(日本)
エジソン・マルケス(ブラジル)

<キック・108キロ契約/3分3R>
ポール・エリオット(英国)
アンダーソン・シウバ(ブラジル)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
プレウ・オトゴンジャルガル(モンゴル)
ミカエル・デ・ジェズウス(ブラジル)

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【ONE Only the Brave】キム・ジェウン戦へ、タン・カイ「KOする。組みの展開になることもない」

【写真】中国人ファイターは赤……ではなく紅が似合う (C)MMAPLANET

28日(金・現地時間)に、シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE Only the Braveで、フェザー級の非常に興味深い中韓対決=タン・カイ×キム・ジェウンが組まれている。

2009年1月のONE参戦以来、5連勝中で3つのKO勝ちを誇るタン・カイは高橋遼伍、ユン・チャンミンと連続初回KOで今回の試合を迎える。

先に掲載したキム・ジェウンのインタビューでの受け答えと、タン・カイの言葉を見比べても両者が打撃に絶対の自信を持つことは明らかだ。だからといって打撃戦にならないのが、MMAの妙でもあるが──果たして……。


──キム・ジェウンとのタフマッチが迫ってきました。今の気持ちを教えてください。

「凄く落ち着いていて、気持ちが昂るということはないよ。試合まで、このままリラックスして過ごそうと思う」

──そのキム・ジェウンは昨年9月に前ONE世界フェザー王者のマーチン・ウェンに勝利しており、実績的にはタン・カイ選手を上回っています。

「キム・ジェウンと戦うことに関して、彼がマーチン・ウェンに勝利していることは全く関係ないよ。彼は運よくマーチン・ウェンに勝てたけど、あの日はマーチンに運がなかっただけだから。まぁ、あの夜のマーチンの動きなら、僕が戦っていても絶対に勝てただろう。キムは運が良かった。キムがマーチンに勝っていることで、僕がプレッシャーを受けることは一切ないよ」

──なるほどぉ。実はMMAPLANETが行ったキム・ジェウンのインタビューで、彼は『タン・カイは自分と同じレベルの相手と戦っていない』と言っていました。

「まぁ僕とキム・ジェウンは同じ人間じゃないんだから、そんなこと言ってもしょうがないよね。彼は僕がどれだけ強靭な体の持ち主で、どれほどパワフルな攻撃ができるのかを体感したことがないんだから、僕の対戦相手がどういう状況だったか理解できないはずだ。

今はそんな風にトラッシュトークもどきの言い方をしているようだけど、金曜日の夜にケージのなかでは赤ん坊のように泣きじゃくることになるよ(笑)。今のうちに、そういうことを言っておけば良い(笑)」

──ではMMAファイターとしてはキム・ジェウンにはどのような印象を持っていますか。

「立ち技がかなり優れているファイターだと思う。グラップリングも考慮したストライカーで、なんといってもパンチ力もあるね」

──そのようにしっかりと評価はしているのですね。どちらも優秀なストライカーであることは間違いないです。ところでキム・ジェウンは既に試合中にテイクダウン防御能力を見せてきました。一方でタン・カイ選手はエドワード・ケリーとイ・ソンジョンをテイクダウンしていますが、ほとんど組みや寝技は見せていないです。今回の試合ではレスリングやグラップリングという部分に関して、どれだけ自信がありますか。

「う~ん、そうだね……キム・ジェウンが僕を寝技に持ち込むことは、一切できないよ。その機会は訪れない。スタンドの展開で、僕は彼を倒す。とてもじゃないけど、キム・ジェウンが組んで寝技に持ち込むような試合にはならない。KOする。だから、組みの展開になることもない。

この試合のための準備期間は1カ月だけだった。特別にキム・ジェウンの対策ができたかといえば、そうじゃない。でも、常にどのような状況になっても戦えるよう準備はしている。そしてキム・ジェウンのスタイルに応じるのではなく、自分がどんな風にでも戦えるよう臨機応変、柔軟に戦えるように普段から心掛けているんだ。トレーニングキャンプでも、凄くリラックスして調整してきたよ」

──確かな自信があり、過度に興奮するということがなさそうですね。

「そう戦えるよう練習してきたからね」

──この後、3月のONE Xまでにタン・カイ選手がターゲットとするONE世界フェザー級王者タン・リーがゲイリー・トノンの挑戦を受けることが決まっています。どちらが勝つと予想していますか。

「僕はタン・リーが勝つと思っている。ゲイリー・トノンの寝技は素晴らしいけど、打撃ができなさ過ぎる。タン・リーは打撃が得意だし、柔術にもある程度は対応できるから、トノンの得意な形に持ち込ませないで戦うだろう。そして打撃で仕留めるよ」

──分かりました。では金曜日に試合に向けて、日本のMMAファンに一言お願いします。

「日本では素晴らしいテクニックがあり、スピーディーなMMAが行われている。僕も金曜日の夜には、そんな試合を見慣れている日本のファンに喜んでもらえる試合をしてキム・ジェウンをKOしたい。そして、いつか日本で戦える日が来ることを楽しみにしているよ。

去年、日本のリョーゴ・タカハシと戦った時は。僕を応援してくれる日本のファンはいなかっと思うけど、今回は僕のことをサポートしてもらえると嬉しい。僕らはケージの中では対戦相手ではあって、外では兄弟のようなモノだ。何より僕は僕は中国人として、日本の精神文化から多くのことを学んでいる。そんな日本という国のファンのためにも、最高のファイトがしたい。日本と中国、両国の皆が愛と平和を学び合えることができればと思っている。とにかくコロナが終息すれば、シンジャン・ファイトクラブに取材に来て欲しい。試合のたびに僕の声を日本のファンに届けてくれて感謝しているよ。謝謝」

■放送予定
1月28日(金・日本時間)
午後7時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後7時30分~ONE Super App

■ONE Only the Brave対戦カード

<キック・フェザー級ワールドGP準決勝/3分3R>
シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)
ダビット・キリア(ジョージア)

<キック・フェザー級ワールドGP準決勝/3分3R>
ジョー・ナタウット(タイ)
チンギス・アラゾフ(アゼルバイジャン)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
キム・ジェウン(韓国)
タン・カイ(中国)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
スーパーガール・ジャルーンサックムエタイ(キルギス)
ラスラン・エミルベク(キルギス)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ラーデ・オバチッチ(セルビア)
フランシェスコ・エクシャジャ(アルバニア)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
箕輪ひろば(日本)
ジャレッド・ブルックス(米国)

<キック・フェザー級ワールドGP補欠戦/3分3R>
イヴァン・コンドラチェフ(ロシア)
ドビダス・リムクス(リトアニア)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
和田竜光(日本)
ワン・シュオ(中国)

<ウェルター級(※77.1キロ)/5分3R>
手塚裕之(日本)
エジソン・マルケス(ブラジル)

<キック・108キロ契約/3分3R>
ポール・エリオット(英国)
アンダーソン・シウバ(ブラジル)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
プレウ・オトゴンジャルガル(モンゴル)
ミカエル・デ・ジェズウス(ブラジル)

The post 【ONE Only the Brave】キム・ジェウン戦へ、タン・カイ「KOする。組みの展開になることもない」 first appeared on MMAPLANET.