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【DEEP105】「勝っても第二章がスタートするというだけ」。牛久絢太郎に挑戦、神田コウヤ─02─

【写真】落ち着いたなかに芯の強さが感じられる神田だ(C)MMAPLANET

12日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP 105 IMPACTで、牛久絢太郎の持つDEEPフェザー級王座に挑戦する神田コウヤ・インタビュー後編。

今やRIZINフェザー級との二冠王となった牛久への挑戦は、神田のキャリアに何をもたらすのか。また牛久✖斎藤裕が行われることで、揺れた心境、さらには今後についた神田が物腰柔らに答えてくれた。

<神田コウヤ・インタビューPart.01はコチラから>


──無責任な自信ですか。良いですねえ。

「それがあったので、ここまで……タイトル挑戦まで続けることができたと思います」

──スタイル的な話になりますが、神田選手のレスリングはグレコですよね。グレコらしさが試合でも見られます。

「ハイ、グレコです。今もグレコっぽさはあるかと思います」

──ただし、グレコはひっついて戦うレスリングです。そこはすぐさまMMAに生かすことは難しかったのではないでしょうか。

「そうですね、打撃とか他の部分しっかりとできるようになればグレコが生きてくると思います。ですから、むしろバックボーンを捨ててMMAを戦うぐらいでやったほうが、後々グレコは生きると思います」

──神田選手はそのグレコとムエタイの首相撲を上手く融合しているように見えます。

「ハイ、グレコローマンと首相撲は互換性があります。そこは自分も前々から考えてきたことなので、同じ意見を聞くとちょっと嬉しくなります」

──結果、首相撲やダーティボクシングが強いというイメージです。

「昔の日本のMMAってヒジがなくて、ムエタイの有効性ってそれほどなかったと思います。今はヒジもあるので、ムエタイは有効です。なのでグレコと互換性を持って戦えれば良いなと思います」

──そのように自身のスタイルを構築しながら今年はDJ.taiki戦と平田直樹戦、タイプの違うファイターを相手にしっかりと勝利を収めました。

「2人もキャリアも戦い方も違います。DJさんだと元チャンピオンのストライカー、平田選手は無敗の新星グラップラーでした。今回、タイトルを挑戦するにあたり2人と試合ができたことは凄く良い経験になっています」

──平田選手などは、神田選手よりもキャリアが少なくて下からの突き上げになりました。

「今回の試合やDJさんとの試合もそうですが、上の選手と戦う方が気持ち的にも楽かなぁというのは考えてしまっています」

──そのタイトル戦ですが、挑戦が決まってから牛久選手が斎藤裕選手に勝利してRIZINでもチャンピオンになっています。

「10月24日が牛久選手と斎藤選手の試合で、僕の挑戦が12月12日ということだったので、その試合をこなしたうえで僕との試合を成立させることができるのかという不安はありました」

──ということは……スバリ、どちらが勝つと思っていましたか。

「斎藤選手が勝つと思っていました」

──それってモチベーションの欠如に通じてこなかったですか。

「そこは大丈夫でした。牛久選手は中村選手にもKOで負けしいますし、自分は現役のチャンピオンと戦ってタイトルが欲しいだけなので」

──では牛久選手がRIZINの王者になったことで、より気持ちが上がるということは?

「それもあったのですが、逆にRIZINのチャンピオンになったことでDEEPの防衛戦が組まれるのかという部分で疑心暗鬼になりました。牛久選手が大晦日に出場するんじゃないかと思って。だからタイトル戦が現実になった時に、めちゃくちゃホッとしました」

──そのタイトル戦、牛久選手と戦ううえで自信のほどを教えてください。

「自信……ですか。自分の方が試合間隔も空いていますし、勝って手にデキることが多いので、気持ちが入っていると思います」

──勝利に必要なモノは何だと思っていますか。

「牛久選手はとてもしぶとい選手なので、そこで負けないこと。互いにやりたいことは違うと思うので、やりたいことができる時間が長い方が勝てる戦いになります。なので、なるべく自分が得意な展開を増やす、攻める時間を増やすよう徹底したいです」

──神田選手は本当に話振りがソフトですね。練習からガツガツ、周囲を圧するような選手もいますが、真逆に感じます。

「そういうのって度胸の使いどころという話になると思うんです。自分はソレは本番で使えば良いですし、そんな無駄なところで度胸を消耗する暇はないというか……。そんな感じです」

──いやぁ、ガツッと来る言葉でした。ではDEEPのタイトル獲得もその一環であるかと思いますが、MMAファイター人生の目標を教えてください。

「最終目標はRIZINでチャンピオンになりたいです。近場でいえば、次の試合で必ず勝つこと。負けないことです」

──では牛久選手はRIZINのチャンピオンですし、次に勝つことがRIZINで王座挑戦に直結するという考えでしょうか。

「この試合に勝つことで、RIZINのチャンピオンになれるとは全く思っていないです。この試合で勝つことで、RIZINで戦うチャンスを頂けるという風に考えています。勝っても第二章がスタートするというだけなので、そこはわきまえて戦いたいと思います」

──では神田コウヤのここを見てほしいということがあれば、一言お願いします。

「自分は国内のフェザー級では体系的にも特殊だと思っています。そこで戦い方にも違いが生まれてくると思うので、そういうところを注目してもらって──なるべくLIVEで見てもらえると嬉しいです」

■視聴方法(予定)
12月12日(日)
午後4時45分~SPWN PPV
午後4時45分~ニコニコ生放送

■ 対戦カード

<DEEPフェザー級選手権試合/5分3R>
[王者]牛久絢太郎(日本)
[挑戦者]神田コウヤ(日本)

<メガトン級/5分3R>
水野竜也(日本)
誠悟(日本)

<ライト級/5分3R>
悠太(日本)
小金翔(日本)

<バンタム級/5分3R>
石司晃一(日本)
笹晋久(日本)

<フェザー級/5分2R>
関鉄矢(日本)
山本歩夢(日本)

<バンタム級/5分2R>
CORO(日本)
RYUKI(日本)

<メガトン級/5分2R>
酒井リョウ(日本)
KENNY中村(日本)

<メガトン級/5分2R>
赤沢幸典(日本)
大成(日本)

<フライ級/5分2R>
本田良介(日本)
駒杵嵩大(日本)

<58キロ契約/5分2R>
日比野”エビ中”純也(日本)
ヒロヤ(日本)

<フェザー級/5分2R>
西谷大成(日本)
鬼山班猫(日本)

■DEEP TOKYO IMPACT2021視聴方法(予定)
12月12日(日・日本時間)
午前11時45分~SPWN PPV
午前11時45分~ニコニコ生放送

■DEEP TOKYO IMPACT2021対戦カード

<バンタム級/5分3R>
高野優樹(日本)
橋本優大(日本)

<ライト級/5分2R>
大山釼呑助(日本)
Street♡★Bob”洸助(日本)

<フライ級/5分2R>
島袋チカラ(日本)
力也(日本)

<55.5キロ契約/5分2R>
中村真人(日本)
木戸脇広樹(日本)

<フェザー級/5分2R>
高塩竜司(日本)
ハリー・スタローン(ブラジル)

<フェザー級/5分2R>
大村友也(日本)
高橋辰也(日本)

<フェザー級/5分2R>
小川顕広(日本)
牧野滉風(日本)

<ウェルター級/5分2R>
嶋田伊吹(日本)
レバナ・エゼキエル(コンゴ民主共和国)

<ウェルター級/5分2R>
コマネチゆうた(日本)
チョウ・テギ(日本)

<バンタム級/5分2R>
岩見凌(日本)
コマネチ竜太(日本)

<アマSPルール・フェザー級/3分2R>
田中ユラ(日本)
岡野雅司(日本)

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【DEEP105】「スノボーで感覚を磨く」&「重いモノを持ち上げる自信」。関鉄矢と対戦、規格外=山本歩夢

【写真】このまま突っ走ることはできるのか──(C)MMAPLANET

12日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP 105 IMPACTで、山本歩夢が関鉄矢と対戦する。

昨年12月デビューの山本は、キャリア3戦3勝で全試合が1Rフィニッシュと頭抜けた強さを見せてきた。MMAの練習は月に1、2回。重いモノを挙げ、スノボーで感覚を研ぎ澄ませるという山本はZST王者で、同門の神田コウヤに勝利している関との試合に向け、「ケガせず、初回で勝って大晦日に滑り込む」と断言した。

全てが規格外、ビッグマウスか実力の裏付けがあるのか──とにかく、山本歩夢の言葉に耳を傾け、12日の試合を注視したい。


──今年の2月に山本選手のキャリア2戦目をDEEP100で見て、『強い選手が出てきた』と思っていると、格闘技DREAMERSに出演していたことが分かり、時系列が理解できていなかったです。昨年から今年の流れというのはどういう状況だったのですか。

「もともと柔道をやっていたのですが、引退して半年ぐらい経ったときに、実業団時代の先輩がLDHのオーディションがあることを見つけて教えてくれたんです。先輩自身は30歳で年齢制限があって出られなくて『代わりに出てみないか』と誘われて。

僕は自分で会社を経営しているのですが、その宣伝も含めて手っ取り早く有名になりと思ってオーディションに申し込んだのですが、延期になって。もともと格闘DREAMERSのオーディションは、3月とかだったじゃないですか」

──ハイ、それが新型コロナウィルス拡大で8カ月ほど延期されたと記憶しています。

「いつあるか分からないし、少し体を動かさないと変になりそうでMMAをやろうと思い一番近いジムに入会しようと話を聞きに行って。そこがパラエストラ柏だったんです。それが去年の11月の終わりぐらいで、入門しようというタイミングでオーディションがあるという連絡が入りました」

──なるほどぉ。もともと柔道を、しかも実業団レベルでやっていたので、MMA3戦とは思えない強さを見せることが可能だったのですね。

「21歳まで実業団でやっていました。高校から一旦、大学に進学したのですが……そこから実業団に入りました」

──大学、実業団でやれるということは柔道の腕前も相当だったのでは?

「高校だと埼玉県で……埼玉県って柔道のレベルが高いのですが、66キロ級と73キロ級で優勝して全国大会に出場しています。2人しかいない柔道部でも、埼玉栄とか名門校に勝つことができ、インターハイでも入賞できました。自分でやらないといけない練習は何なのか。そういうことを理解していれば、結果は残せるという気持ちにはなれました。

それもあって所属はパラエストラ柏ですけど、MMAの練習は月イチ、月に2度ぐらいしかしていないです」

──では、普段はどういう練習をしているのですか。

「格闘技とは違う別のことをやっています。沖縄に行って素潜りをするとか」

──!!

「でも素潜りのために石垣島に行くと、『格闘技をやっている人がいるよ』ってブラジリアン柔術の渡辺(直由)さんを紹介してもらいました。なので石垣に行くと、練習に行くというか顔を出させてもらっています」

──素潜り目的で石垣島へ行って、渡辺直由さんと柔術を(笑)。あと、重いモノを挙げるのが好きだと伺ったことがあります。

「好きというか……男として喧嘩が強いのと、重たいモノを持ち上げるのって浪漫があるじゃないですか」

──アハハハハ。そうですか?

「ハイ。アハハハハハ」

──強さ、重いモノを持ち上げるのが男の浪漫!! 私の若い頃は強い、速い、オンナでした(笑)。

「アハハハハ、まさにその通りだと思います。それは分かります。タイでハヤブサ(スズキ・GSX1300R)をかっ飛ばしたりしています。それと僕、スノーボードも得意で試合前にも先輩とスノーボードに行くつもりだったんです。それこそスノーボードはノーブレーキでコントロールできるかどうかっていうスピードで滑降して。感覚が研ぎ澄ますというか、こういうのってMMAを戦うのに生きると思っています」

──バイクでかっ飛ばすのも、スノボの滑降も命がけです。

「ハイ。一歩間違えたらっていう感覚は、格闘技に生きるはずです」

──いやぁ、言わんとしていることは分からないでもないですが、無謀というかトンパチですね。

「それにベンチプレスとかスクワットとかで重たいモノを挙げるのも、他の人より重いモノを挙げていると自信になります。数字は誰が見ても絶対です。でもジムで、皆で汗をかいて強くなっているねぇっていう練習って……それこそRIZINに出ている選手たちと練習していたら、自信になるかもしれないです。でも、それって実体のないモノなので。ケージの中に入っちゃうと『何やっていたっけ?』ってなっちゃうと思うんです。

僕はMMAを始めてまだ間もないですけど、チーム戦ではなくて1人で戦うモノだと思うので。絶対的な数字の方が自信もつくし、安心感があります」

──う~ん、MMAの練習を必至にしている選手から反感を買いそうですね(笑)。

「それもあって、ジムでは割とハブかれています(笑)」

──アハハハハ。面白いです。ところで10月の平田直樹選手との試合がキャンセルとなり、今回の対戦相手は関鉄矢選手になりました。昨年、RIZINでチームメイトの神田コウヤ選手に勝っている選手ですが、その辺りというのは?

「そこは余り意識しないです。普通に勝てるなって思いますし」

──あのう……MMAの練習を月に1、2度していて強いと思う選手はいますか。

「いないですね」

──それは柔道をやってきたからでしょうか。それとも重いモノを挙げて、スノボーをするから?

「柔道がメインだと思いますが、田舎育ちで喧嘩を山ほどしていて……。喧嘩もバチバチにやって、負けたこともないです。ボクシングとかのパンチでもなく、柔道をやっているから投げるでもない。掴んで、後ろに回って背後から殴るとか、そういう陰険な部分が格闘技にも生きてきていると思います」

──いやはや……。肝が据わっているのですね。

「自然な強さ……男らしいことをやりたいだけです」

──ではMMAファイターの目標というのは?

「いやぁ、無いッスね。取りあえず、日本で有名なのはRIZINなのでMMAを始めて1年ぐらいで出ることができればと思っていました。まぁMMAはやってもあと1年、2年はやらないと思うので……よく皆が海外、UFCが何とかって言っていますけど、UFCも視たことないですし。

まぁ今はそういうところは目指していないですけど、もし狙うなら練習なんかしていなくても、国内ではサクっと勝たないと海外では通用しないとは思っていますけどね、完全に」

──その考えだと、格闘DREAMERSで契約を勝ち取ることなど絶対に無理でしたね。髙谷さんも『見ている先が違う』と言われていました。

「ハイ(笑)。ホントにその通りです。僕みたいなのがいると、雰囲気を悪くしてしまいます」

──まずは関選手との戦い、どのような試合を見せたいと思っていますか。

「1Rでケガなく、サクっと勝って大晦日にギリギリで滑り込むつもりです。2R、3Rとか考えてなくて、相手の試合も1回見ただけで対策をもしていません。とりあえず自分の持っている全てを1Rでぶつけます──というような感じですかね」。

■視聴方法(予定)
12月12日(日)
午後4時45分~SPWN PPV配信 & ニコニコ生放送 PPV配信

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DEEP DEEP Tokyo Impact RIZIN   中村大介 平田直樹 牛久絢太郎 神田コウヤ 関鉄也

RIZIN&DEEPフェザー級王者の牛久絢太郎、12.12『DEEP 105 IMPACT』で神田コウヤを相手にDEEP王座防衛戦


 DEEPが12月12日に東京のニューピアホールで開催する『DEEP 105 IMPACT』で牛久絢太郎 vs. 神田コウヤのDEEPフェザー級タイトルマッチを行うことを発表。

 牛久は10月の『RIZIN.31』で斎藤裕のRIZINフェザー級王座に挑戦し2RドクターストップでTKO勝ちし二冠王になって以来の試合。DEEP王座は7月の『DEEP 102 IMPACT』で中村大介に判定勝ちして以来の防衛戦。

 神田は6月の『DEEP TOKYO IMPACT 2021 ~2nd Round~』で平田直樹に判定勝ちして以来の試合で現在3連勝中。RIZINにも出場経験があり、昨年8月の『RIZIN.22』で関鉄也に2R TKO負けしています。

 これで牛久のRIZIN王座防衛戦は来年以降になったと言っていいでしょう。続きを読む・・・
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【DEEP105】DEEP&RIZIN二冠王の牛久絢太郎、12月ニューピアで神田を相手にDEEP王座防衛戦

【写真】12月12日に王座防衛戦、つまり牛久の大晦日出場はないということか。となれば、なおさら落とせない2度目の防衛戦になる(C)MMAPLANET

11日(木)、DEEPより12月12日に東京都港区のニューピアホールで行われるDEEP105で牛久絢太郎が神田コウヤを相手にDEEPフェザー級王座防衛戦を行うことが発表された。

牛久は10月25日に斎藤裕を破り、RIZINフェザー級王座も獲得しており現在はDEEPとRIZINの二冠王だ。RIZINの現役王者が古巣のプロモーションで戦うのは初めてで、当然タイトルマッチを戦うのも史上初のこととなる。


挑戦者の神田はキャリア8勝3敗、RIZINフェザー級で関鉄矢に敗れてからDEEPでは3連勝中。鬼山斑猫、DJ.taiki、そして6月に牛久と同門の平田直樹を下し、初めてタイトル挑戦のチャンスを掴んだ。

牛久にとっては昨年9月に弥益ドミネーター聡志を破り獲得したベルトの2度目の防衛戦ということになる。一瞬のダブルのフェイクから跳びヒザのカットで斎藤を下した牛久が、この勝利でどれだけ自信を手にし、追い風としているのか。

牛久は体の軸がしっかりしており、頭から突っ込むようなパンチはワンステップで相手を捉え、同時に組みの距離になる。ボディロックテイクダウンも強いチャンピオンだが、身長で10センチ長身のレスリングベースの神田は、決して容易な相手ではない。

長いリーチを打撃とレスリングの両面で生かすことができる神田に対し、牛久は踏み込んでインファイトに持ち込めるか。神田がジャブで突き放し、組みにもしっかりとワキを差して逆ボディロックTDからコントールという展開も有り得る。

牛久のステップイン&パンチへの、レンジの長い神田の対処──まずは、この辺りが見所になるDEEPフェザー級選手権試合だ。

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DEEP DEEP JEWELS35 DEEP104 HIME MMA 伊澤星花 山本歩夢 平田直樹 本野美樹 藤田翔子 青木真也

【DEEP104&DEEP JEWELS35】平田直樹、全治3カ月の負傷で山本歩夢戦が中止。師走のJEWLESで本野が再起

【写真】残念過ぎる平田の負傷欠場だが──今は焦らず治療に専念してほしい(C)MMAPLANET

10日(日)、DEEPより23日(土)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP104 Impactで山本歩夢と対戦予定だった平田直樹が負傷欠場し、両者の試合が中止となること、12月11日(土)に港区のニューピアホールで行われるDEEP JEWLES35の対戦カードが発表されている。

2回戦ながらフェザー級の新鋭同士の対戦として多いに注目を集めていた平田の欠場は残念な限り。リリースでは負傷箇所は明らかとされていないが、全治3カ月とのこと。

平田は実妹・樹とともに土曜の朝8時半からTRIBEで行われている青木真也の組技打ち込みクラスに参加しており、ケージレスリングへの知識が深まったという情報も入っていただけに──完治後、ぜひとも山本戦は実現してほしいところだ。


JEWELS35では超新星=伊澤星花に敗れストロー級王座を失った本野美樹の再起戦が決まった。対戦相手は藤田翔子&ケイト・ロータスに勝利しているHIMEだが、キャリアの浅いルーキーとの対戦へのトラウマを消し去りたい一戦となる。

この他同大会では栗山葵✖ケイト・ロータス、加賀谷花野✖はなこという2つのフライ級マッチも決まっている。

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【DEEP104】10月23日、北岡悟が現役続行の意義が問われる鈴木琢仁戦!! 平田直樹✖山本歩夢の潰し合いも

【写真】北岡が再びケージに足を踏み入れる(C)MMAPLANET

10 日(火)、DEEPが10月23日(土)に東京都文京区の後楽園ホールで開催するDEEP 104IMPACTの対戦カードを発表している。

9月23日のDEEP103でDEEP暫定フライ級選手権試合=藤田大和✖伊藤裕樹、大原樹里✖小金翔のライト級戦。関鉄矢✖DJ.taiki、駒杵嵩大✖杉山廣平というZSTとNEXUSでベルトを巻いたファイターの初出場に加え、元ストロー級王者の越智晴雄がフライ級に階級アップし渋谷カズキと対戦するというカードを揃えているDEEPだが、10月大会もお腹いっぱいのマッチアップ第一弾発表となった。


真っ先に目を引くのは2月のDEEP100で大原樹里に敗れ、現役続行か如何な、その岐路が注目されていた北岡悟が、3月大会で秘技MMA版ヴィンガチーバを披露した鈴木琢仁と対戦する1戦だ。

自主興行での小金翔戦のドローを挟み、4連敗──過去10戦の戦績は2勝7敗1分の北岡が、再びケージに足に踏み入れることとなった。その敗北の多くが国内外の強豪が相手だったが、今回の対戦相手の鈴木は非常に特徴のあるファイターである一方で、戦績は9勝6敗のトップに届いていない選手だ。

試合結果は当然として、内容によっても──北岡悟というJ-MMAを代表し、一時代を築いたファイターが現役生活を続ける意義が問われることになる対戦といえよう。

これからのJ-MMAを睨むうえではフィーチャリングされるのが、平田直樹✖山本歩夢のフェザー級戦といえよう。

デビューからの1年で樹の兄でなく、平田直樹としての存在感を示す新鋭はデビュー4戦目で神田コウヤに惜敗、初黒星を喫して以来4カ月振りの再起戦となる。

対する山本は昨年12月のデビューから、経験値で上回る相手に3連続フィニッシュ勝利を挙げている逸材だ。

『格闘DREAMERS』では二次でケガもあっても脱落も、MMAだけが人生とないビジョンが同オーディションの方向性と合わなかったという側面も見られた。

パラエストラ千葉ネットワーク所属も自らのマイクで『あまりパラエストラで練習していないですけど』と言い切ってしまう個性的かつ尖がっている山本と平田は、この時点で潰し合わせるのが勿体ないという取り方もできる注目カードだ。

さらに6月のDEEP101のメインで対戦も、急所蹴りでテクニカル判定という消化不良の一戦となったDEEPウェルター級チャンピオン住村竜市朗が、米田奈央とのダイレクトリマッチに加え、鶴屋怜がプロ4戦目で久保健太と対戦するという2試合も決まっている。

住村としては、再び大舞台=RIZINの年末大会に向け好材料しか残したくない一戦となる。鶴屋と戦う久保は、36歳でMMAデビューを韓国で果たしたオールド・ルーキー、国内では4連勝中だ。名古屋と大阪のDEEPとパンクラスで戦ってきた久保にとって、戦績と力を測られ鶴屋怜のためにピックされたカードということは本人も陣営も百も承知だろう。

鶴屋怜をアーロン・ピコに見立て、意地の一発を狙ってくる久保サイドからみても、興味深いマッチアップといえる。さらに7月に大原樹里とライト級暫定王座決定戦でローブローによるテクニカル判定で敗れた大木良太が、石塚雄馬との対戦も決まっている。

RIZINへの道が明確に存在し、海外への挑戦も認めるDEEP佐伯代表の方針もあり、他団体からの流入やDEEP育ちの新鋭と人材が集まっている現状に裏付けされた、勢いのあるカードが揃っている9月と10月のDEEPだ。

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Report Special   中村大介 平田直樹

『QUINTET FIGHT NIGHT 7 in TOKYO』試合結果

QUINTET 7.13 後楽園ホール:小見川道大代表のTEAM WOLF、2度目の挑戦で初優勝。森戸新士が一人で3本勝ちの活躍(バウトレビュー)
チーム戦

1回戦(1)

×TEAM TRI-FORCE(平田直樹 澤田伸大 石毛大蔵 中島康輔 鈴木和宏)
○TEAM WOLF(内柴正人 伊藤盛一郎 森戸新士 小見川道大 グラント・ボグダノフ)

(1) △平田直樹(時間切れ)内柴正人△
(2) △澤田伸大(時間切れ)伊藤盛一郎△
(3) ×石毛大蔵(2’06” 三角絞め)森戸新士○
(4) ×中島康輔(2’45” 裸絞め)森戸新士○
(5) △鈴木和宏(時間切れ)森戸新士△

1回戦(2)

×TEAM BRAVE GYM(寒河江寿泰 今成正和 竿本樹生 山田崇太郎 宮田和幸)
○TEAM THE BODY RIDE(八隅孝平 世羅智茂 中村大介 出花崇太郎 小谷直之)
総指導数5-4

(1) △寒河江寿泰(時間切れ)八隅孝平△
(2) △今成正和(時間切れ)世羅智茂△
(3) △竿本樹生(時間切れ)中村大介△
(4) △山田崇太郎(時間切れ)出花崇太郎△
(5) △宮田和幸(時間切れ)小谷直之△

決勝

○TEAM WOLF(グラント・ボグダノフ 小見川道大 伊藤盛一郎 内柴正人 森戸新士)
×TEAM THE BODY RIDE(八隅孝平 世羅智茂 出花崇太郎 小谷直之 中村大介)

(1) △ボグダノフ(時間切れ)八隅孝平△
(2) △小見川道大(時間切れ)世羅智茂△
(3) △伊藤盛一郎(時間切れ)出花崇太郎△
(4) △内柴正人(時間切れ)小谷直之△
(5) ○森戸新士(1’52” 腕ひしぎ十字固め)中村大介×

シングルマッチ

Special Iron Man Match(エキシビションマッチ) 5分
―SAKU Jr.&桜庭和志(サクラバファミリア)
―ガリットチュウ福島善成(吉本興業)
勝敗無し

64kg契約 8分
○石黒翔也(CARPE DIEM)
×高橋“SUBMISSION”雄己(和術慧舟會HEARTS/今成柔術)
レフェリー判定3-0

オープニングマッチ 73kg契約 8分
○岡崎孝哉(CARPE DIEM)
×萩原一貴(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)
7’23” 腕ひしぎ十字固め

 7月13日に後楽園ホールで開催された『QUINTET FIGHT NIGHT 7 in TOKYO』の試合結果。トーナメントは小見川道大率いるTEAM WOLFが優勝。森戸新士の活躍に尽きますが、内柴正人や他のメンバーも動きは良かったです。

 ガリットチュウ福島の対戦相手XはSAKU Jr.でしたが、SAKU Jr.が2度タップを取った後に父親・桜庭和志が「俺に代われ」と言って交代し一本取ると福島も相方の熊谷と交代、タップしては交代を繰り返して5分間終了しています。続きを読む・・・
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DEEP Tokyo Impact J-CAGE Report ブログ 平田直樹 神田コウヤ

【DEEP Tokyo Impact】神田コウヤが打撃で試合をコントロール、平田直樹とのフェザー級新世代対決を制す

<フェザー級/5分3R>
神田コウヤ(日本)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
平田直樹(日本)

サウスポーの神田が右ハイ、平田はバックステップでかわす。平田は右の前蹴り、神田も左のミドルハイを放つ。神田は相手の左に回りながら右ローを繰り出し、左右のワンツーから右ローへつなげる。対する平田はプレッシャーをかけ、神田にケージを背負わせる。すると神田は横に回り、ケージから離れる。平田がダブルレッグダイブを仕掛けるも、それをカットした神田。平田は神田の左ミドルハイをブロックする。

神田が距離を詰めた瞬間、平田が組み付き、脇を差してテイクダウンに成功し、ケージ際へ。神田はスイープを狙うが、平田がトップをキープする。ケージ際で神田が立ち上がり、押し込んでくる平田を引きはがす。ケージ中央へ戻った両者。神田は左のインロー、平田は右のボディストレートを返す。神田も左のロー、ミドルを繰り出すがクリーンヒットはない。

2R、前に出た神田が右ミドルハイ。さらに左ストレートが平田の顔面をかすめる。神田がプレッシャーをかけていくが、相手の蹴り終わりにテイクダウンを試みた平田。一度目はカットされたが、二度目はボディクラッチにまで持ち込む。これを引きはがした神田がケージ中央へ。ケージを背負った平田のダブルレッグダイブは遠い・神田が距離を詰めて左ストレートを狙う。

平田は遠い距離から右フックを放つが、神田はバックステップでディフェンス。平田が体勢を低くして潜り込もうとすると、神田は左をカウンターで合わせた。プレッシャーをかけて、平田にケージを背負わせる神田。平田の右ストレートを神田はダッキングでかわす。そして左ヒジで平田をケージに追い込んだ神田は、さらに飛び込みながらの左ヒジ。平田は、これをかわして左側に回る。

ケージ中央で、神田の右足にシングルレッグを仕掛けた平田。そのままケージに押し込むが、神田は倒れない。左腕を差し込み、体勢を入れ替えた神田が、平田をケージに押し込み、いったん離れる。離れた神田がヒザ蹴りで飛び込んだところに、低空でもぐり込みグラウンドに持ち込もうとした平田だったが、神田は足を抜いてすぐに距離を取った。

最終R、サウスポーの神田に対し、その左側に回る平田。神田はダブルレッグを狙うが、平田は左わきを差して神田をケージに押し込む。平田が足技を仕掛けたところで離れた神田。再びケージ中央からプレッシャーをかける。平田は前に出ながら右ミドル。さらに右を振りながらもぐり込むが、神田もバックステップでかわす。なおも低空のダブルレッグを狙う平田、そのまま組み付きケージに押し込むが、神田が体勢を入れ替える。

ボディロックから相手のバランスを崩した平田が、神田のバックを狙うも、神田が体勢を入れ替えて離れる。ケージ中央に戻り、神田は左のローとミドルハイ。平田は右を振るうが届かない。さらに平田は組み付いて神田をケージに押し込むが、神田が両脇を差してケージ際を制する。離れて平田にケージを背負わせたところで、再び左の飛びヒザ。これをかわしながら神田の左足を取った平田は、シングルへ。神田も倒れず、ケージ際でヒザと肩パンチを放ち合った。

判定はジャッジ3者とも、1ポイント差で神田の勝利を支持。
フェザー級新世代対決は、神田コウヤが生き残った。


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【DEEP】速報中!DEEP TOKYO IMPACT 2021 ~2nd ROUND~

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さてさてDEEP全開の週末。今回はDDEEP TOKYO IMPACT 2021 ~2nd ROUND~を速報します。メインにはRIZINにも出場した神田コウヤ(パラエストラ柏)が今売り出し中で勢いのある平田直樹(K-Clann)と対戦する興味深いマッチメイク。引き続きSPWNのPPVを観戦しつつ、電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【第1試合 アマチュアSPルール DEEP JEWELS ストロー級】
○サラ(坂口道場)
(1R TKO)
×野中はる(Y&K ACADEMY)
1R、開始直後から激しくパンチを打ち合う両者。サラの右フックがヒット。さらに右を入れると野中は後方にダウン。レフェリーが試合を止めた!わずか16秒の出来事!!


【第2試合 アマチュアSPルール バンタム級】
○木村琉音(K-Clann)
(1R TKO)
×西原大貴(夕月堂本舗)
1R、開始直後から足を止めて激しい打ち合い。左右のパンチを振り合う。すると木村の左右のフックが面白いようにヒット。西原は腰から崩れ落ちるようにダウン。慌ててレフェリーが試合を止めた!


【第3試合 アマチュアSPルール DEEP JEWELS ストロー級】
×吉川桃加(禅道会駒ヶ根道場)
(判定0-3)
○SAKI(K-Clann)
1R、パンチを振るうSAKIに対して吉川が組み付いて投げを狙う。しかしSAKIはケージを背にして堪える状態が続く。SAKIはタックルをガブって吉川を亀に固定。グラウンドをコントロールする。スタンドに戻ると吉川がタックルに行くがSAKIが堪えて突き放す。するとSAKIのパンチが連続でヒットしたところでラウンドを終えた。
2R、SAKIの前蹴りを掴んだ吉川がテイクダウン。SAKIはケージを背にして立ち上がる。そのまま吉川をネルソンのように形でひっくり返してテイクダウン。バックに回ってチョークを仕掛ける。これは逃げられたが上をキープして試合終了。判定は主導権を握ったSAKIに軍配。


【第4試合 ストロー級】
○竜己(KRAZY BEE)
(2R KO)
×キンタ・ジ・エンド(KIBAマーシャルアーツクラブ)
1R、序盤はスタンドで様子を窺い合う静かな立ち上がり。その後もスタンドの状態が続いたがお多賀にビッグヒットがないままラウンドを終えた。
2R、このラウンドも距離を取ったスタンドの展開。互いにプレッシャーをかける場面はあったが決定的な攻撃がないまま時間が経過。このまま判定かと思いきや、竜己の左ハイキックがクリーンヒット。ダウンしたキンタを見てレフェリーが試合を止めた。キンタは立ち上がれず。。。


【第5試合 フライ級】
○RYOGA(フリー)
(判定3-0)
×風我(フリー)
1R、風我は独特の軽快なステップで左右にサークリングしてチャンスを窺う。RYOGAはジワジワとプレッシャーをかけてケージに追い込む。風我の蹴りを掴んでテイクダウンしたRYOGA。しかし風我は下から足関節を狙う。これはRYOGAは冷静に対処して脱出に成功。一進一退の末にラウンドを終えた。
2R、勢いのある胴タックルを仕掛ける風我。しかしRYOGAはしっかり切って身体が離れる。時間をおいてまたも風我が胴タックル。尻餅をつかせたものの、RYOGAはすぐに立ち上がって長い差し合い。身体が離れるとRYOGAのパンチがヒットして風我はグラつく。なんとか組み付いて堪える。終了間際に風我がタックルでテイクダウンしたところで試合終了。判定はRYOGAに軍配。


【第6試合 DEEP JEWELS 58kg契約】
×熊谷麻里奈(ウィラサクレック・フェアテックス札幌/K-Clann)
(2R 腕十字)
○te-a(AACC)
1R、スタンドで前に出る熊谷に対してte-aは胴タックル。ケージに押し込むと熊谷はケージを掴んで耐える。直後に勢い余って熊谷がテイクダウン。しかしレフェリーが試合を止めて熊谷にイエローカードが出される。スタンドで再開するとte-aがまたしても胴タックルでテイクダウン。ケージを背にして立ち上がろうとする熊谷に対して強引にマウントを奪うte-a。肘とパウンドでラッシュ。危ない場面だったが熊谷がスイープに成功。パウンドで逆に攻め立てるとte-aは立ち上がって脱出。今度はte-aがタックルでテイクダウンしてラウンドを終えた。
2R、長いリーチから鋭いパンチをヒットさせる熊谷。打ち気になって前に出るとte-aがタックルでテイクダウンに成功。ハーフガードからパウンドを入れる。マウントに移行するとまたも熊谷はリバース。下になったte-aは下から腕十字を仕掛ける。これがガッチリ極まって熊谷はタップ!te-aが鮮やかに極めた!


【第7試合 フェザー級】
×鬼山斑猫(KRAZY BEE)
(判定1-2)
○高塩竜司(KIBAマーシャルアーツクラブ)
1R、パンチの交差から組み合う両者。ケージ際でテイクダウンを狙う。高塩は足を掛けてテイクダウンするが鬼山もすぐに立ち上がって逆にタックルでテイクダウンを取る一進一退の攻防。時間はかかったが高塩もスタンドに脱出。パンチを振るって前に出るが鬼山がタックルでテイクダウンする展開。互角のままラウンドを終えた。
2R、高塩のパンチに合わせて鬼山が胴タックルでテイクダウン。高塩が立ち上がって、パンチを振るって前に出るのリピート。互いにスタミナをロスしてきたか中盤は差し合いの時間が増える。残り30秒でスタンドで高塩がラッシュを仕掛けるがタイムアップ。判定はスプリットで高塩に軍配。


【第8試合 バンタム級】
○力也(フリー)
(2R TKO)
×伊澤カズト(フリー)
1R、ゴングと同時に力也のフックがヒット。伊澤は膝をつく。力也はサイドバックから側頭部にパウンドを入れて決めにいくが伊澤の意識はある。タックルでテイクダウンをしかけたが、力也は下からひっくり返してリバースに成功。グラウンドをコントロールする。しかし伊澤がスタンドの脱出すると終了間際に打撃の攻防。伊澤のフックがヒットすると力也はダウン。伊澤がパウンドを連打するが力也はしがみついて耐え抜いた。
2R、開始直後のパンチの交差。今度は力也のフックがヒット。ダウンした伊澤に強烈なパウンド。動きがない伊澤も見てレフェリーが試合を止めた。力也がシーソーゲームを制した。
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【DEEP Tokyo Imapact】神田コウヤ戦へ。平田直樹─02 ─「絢太郎さんが王者の間に力をつけたい」

【写真】しっかりと計量もクリアした平田直樹 (C)DEEP

明日19日(土)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP TOKYO IMPACT2021~ 2nd ROUND~のメインで神田コウヤと対戦する平田直樹インタビュー後編。

グラップリングの練習をすることで組み技マッチでも腕試しをしたいという平田は、DEEPフェザー級チャンピオン牛久絢太郎を先輩に持つ。

J-MMAの5年後を支える候補、平田直樹は牛久がチャンピオンである間に力をつけ、先輩のステップアップ後のベルトを虎視眈々と狙っている。

<平田直樹インタビューPart.01はコチラから>


──それだけグラップリングの練習をしていると、MMAの試合期間が空いたときに組み技の試合に出てみたいと思うことはありますか。

「あります。グラップリングも柔術も出たいです。練習していると、試合に出て試したくなります。柔術も出たこともありますし。MMAに重ならないなら、出てみたいです。

こないだUnrivaledで道着マッチで勝った宮川太暉選手は僕の先輩なんです。道着でもノーギでも面白そうですし、どっちでも戦ってみたいです」

──その機会があれば、楽しみです。ところで今回の神田選手との試合は、挑戦権が近づく試合になることは間違いないです。

「タイトルに絡めた嬉しいですけど、もっと色々な経験がしたいです。だからこの試合に勝って、タイトル戦線というのはあまり考えていないです。先輩の牛久絢太郎選手がチャンピオンですし、絢太郎さんに大きな舞台にいってもらってから考えたいですね」

──今回の神田選手だけでなく、あとからデビューした同世代の山本歩夢選手などフェザー級も若くて楽しみな選手が増えてきました。

「特に他の選手のことは気にしていないです。試合が決まったら戦うだけで」

──平田選手は海外の試合もよくチェックしているそうですね。

「試合も見るのはUFCとかが多いですし。ブランドン・モレノがチャンピオンになったフライ級世界戦とか、凄かったです。

階級を問わず、自分に似たようなタイプの選手の試合を視て、技術を参考にして取り入れてみようとか思います。そうやってフィニッシュへの意識を高めています。やっぱりフィニッシュはしたいですからね」

──そういう点も踏まえ、またタイトル戦線も考慮して目指したいところは?

「ここを勝って……絢太郎さんが上の舞台に行き、自分はDEEPのタイトルを取る。そして海外へ行きたいという気持ちは今も変わらないです。もし国内でベルトを取るのに時間が掛かるようなら、いつ行ける状態になるのか分からないですけど、自分は外に行くつもりでいます。

でも、できるならDEEPのタイトルを取って、国内で実績を残して挑戦したいというのはあります。何よりも、その前に米国で練習してみたいですね。絢太郎さんが次のステップに行くまでに、自分がしっかりと強くなり、絢太郎さんが返上したら、直ぐに取りにいけるように準備しておきたいです。

神田選手との試合に勝って、2週間後には絢太郎さんの防衛戦があるので、しっかりと協力できるようにしたいです。絢太郎さんには、ちゃんと勝ってほしいので」

──今回は2日間で、CORO選手を始め多くの練習仲間が試合に出ます。

「ハイ、アマチュアを含めると19日と20日で8、9人出るんじゃないですかね。皆の調整期間が同じだったので、お互い刺激しあえました。個人的には色々な調整の仕方があるから、それを見ているのも興味深かったです」

──5年後のJ-MMAのために、どのような試合をしたいでしょうか。

「もちろんKO、フィニッシュ……一本を狙って、次につながる勝ち方をしたいです。仕上がりは過去最高なので、皆の期待に応えてメインイベンターらしい試合をします」

■視聴方法(予定)
6月19日(日・日本時間)
午後5時15分~PPV SPWN

■DEEP Tokyo Impact 計量結果

<フェザー級/5分3R>
神田コウヤ: 66.05キロ
平田直樹: 66.25キロ

<フェザー級/5分2R>
オーロラユーキ: 65.85キロ
小川顕広: 66.15キロ

<バンタム級/5分2R>
力也: 61.65キロ
伊澤カズト: 61.45キロ

<フェザー級/5分2R>
鬼山班猫: 66.0キロ
高塩竜司: 66.15キロ

<女子58キロ契約/5分2R>
熊谷麻里奈: 57.8キロ
村山多笑: 57.6キロ

<フライ級/5分2R>
RYOGA : 56.9キロ
風我: 56.85キロ

<ストロー級/5分2R>
竜己: 52.15キロ
キンタ・ジ・エンド: 52.65キ

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