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DEEP DEEP113 MMA MMAPLANET o 北岡悟 大山釼呑助

【DEEP113】テイクダウンから一切のチャンスを与えず、北岡が大山をギロチンで仕留める

【写真】北岡の一本勝ちは2018年4月のタラス・サパ戦以来(C)MMAPLANET

<ライト級/5分3R>
北岡悟(日本)
Def.3R2分26秒 by ギロチン
大山釼呑助(日本)

サウスポーの北岡に対し、大山が左手を伸ばす。すぐに組んだ北岡がテイクダウンを奪い、大山に背中を着かせた。ハーフガードの大山の首に左腕を巻き付けていく北岡。大山は体をずらしていくが、北岡が右腕を差し上げて抑え込む。右のパンチで削りながらパスを狙う北岡は、左腕で大山の首を抱える。首にプレッシャーをかけられる大山は、一度ガードに戻すもすぐにハーフガードへ。大山が下からヒジを突き刺すが、状況を変えることはできない。北岡は大山の頭をケージに押し込み、右のパンチを連打する。大山が下から暴れるも、北岡が左腕を枕にして抑え込み続けた。

2R、北岡は左ロー、左ミドルから組みついていく。両差しから大山をケージに押し込み、ダブルレッグへ切り替えて尻もちを着かせた。立ち上がる大山、北岡はダブルレッグでしっかり背中を着かせる。北岡が左腕を差し上げ、右ヒジを押し付けていく。大山の頭を押し込み、パンチとヒジで削りながら、北岡が大山の右腕をキムラで抱えた。極めることはできなかったが、そのまま大山の右腕をコントロールしながら左ヒジを叩き込んだ。

最終回、右アッパーを突き上げた北岡がダブルレッグで組みつく。シングルレッグ、ボディロックに切り替えてケージ際でテイクダウンを奪った。左腕で大山の首にプレッシャーをかけつつ、パスしてサイドへ。ボディに右のパンチを、顔面で左ヒジを叩きこむ北岡は、スクランブルから左腕で大山の首を捕らえ、ギロチンでタップを奪った。試合後、前戦と同じく北岡はマイクを握ることなくケージを後にした。


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【DEEP113】計量終了 明日、戦う――フライ級GP出場者たちの優勝者予想。「福田」、「福田」、「福田」

【写真】結果、福田龍彌が本命、本田はアンダードッグのままで決勝前日まで来た(C)MMAPLANET

7日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP 113 Impactの計量が中野区中野サンプラザ11階で行われた。

メインでフライ級GP決勝=福田龍彌×本田良介、コメインでDEEPライト級選手権試合=チャンピオン大原樹理×チャレンジャー上迫博仁が組まれた今大会。

ここでは計量結果とGP決勝に向け、GP出場3選手の勝利者予想&その理由をお届けしたい。


<58キロ契約/5分3R>
安谷屋智弘:58.0キロ
ヒロヤ:57.85キロ


安谷屋智弘
勝者:福田
「自分といい勝負をしたからです」

<フライ級/5分2R>
村元友太郎:57.2キロ
ビョン・ジェウン:57.1キロ


村元友太郎
勝者:福田
「本田選手も頑張るんですけど、福田選手をテイクダウンしきれずに削られる。徐々にダメージを与える福田選手もフィニッシュできないけど、判定で勝かちます。でも、こんなことを尋ねられるのは侮辱なので、明日しっかりと勝ちます」

ビョン・ジェウン
勝者:福田
「本田選手に勝ってほしいけど、福田選手が上手くするかなと思います」

■視聴方法(予定)
5月7日(日)
午後5時20分~DEEP チャンネル-YouTube、U-NEXT、サムライTV

■ DEEP113計量結果

<フライ級GP決勝/5分3R>
福田龍彌:56.65キロ
本田良介:56.06キロ

<DEEPライト級選手権試合/5分3R>
[王者] 大原樹理:70.25キロ
[挑戦者] 上迫博仁:70.2キロ

<バンタム級/5分3R>
CORO:61.7キロ
力也:61.45キロ

<ライト級/5分3R>
北岡悟:70.8キロ
大山釼呑助:70.6キロ

<フェザー級/5分3R>
中村大介:65.75キロ
青井人:66.15キロ

<58キロ契約/5分3R>
安谷屋智弘:58.0キロ
ヒロヤ:57.85キロ

<フライ級/5分2R>
村元友太郎:57.2キロ
ビョン・ジェウン:57.1キロ

<フェザー級/5分3R>
高野優樹:66.3キロ→
西谷大成:66.3キロ→

<メガトン級/5分2R>
誠悟:117.55キロ
江畑秀範:―キロ

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DEEP DEEP113 MMA MMAPLANET o YouTube   チャンネル 上迫博仁 北岡悟 大山釼呑助

【DEEP113】大山釼呑助戦へ、北岡悟─02─「殴り合い…それも強さでもあると思います。いざとなったら」

【写真】いざとなる時があってはならない試合前も、いざとなった時の強さも養う (C)MMAPLANET

7日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP113 IMPACTで、大山釼呑助と対戦する北岡悟インタビュー後編。

4年2カ月振りの勝利から、3カ月のインターバルで大山と戦う北岡の心身の状態の良さが伺えるなかで、技術&試合の組み立て方に続き──その根底にあるファイターとしての矜持を語った。

<北岡悟インタビューPart.01はコチラから>


──そのマモルさんがコーナーに就くことは?

「八隅さんがいないときに、一度お願いしたことがあります。でも、指導を受けるのとセコンドに就いてもらって指示をしてもらうこともまた違って……。究極的には流派が違うから」

──なるほど、そうなると根本が八隅さんは同じですか。

「そうですね。そういうことなんです。究極的な流派的な問題で。ただ、マモルさんから貰ったもの、自分に入ったモノは絶対的にあります。そこには自信があります。だからドリル練習の時も当然なのかですが、誰よりも理解している自負があるし、それを皆に伝える役割もできる。僕はちゃんとしたマモルさんの生徒です」

──では、3週間を切った大山戦に向けてですが、このところは現状のような心持ちで準備できていたと。

「僕の中では上迫(博仁)戦がデカいです。上迫君は正直、鈴木琢仁は当然として大原樹理よりも強いと思っていましたし、あの試合は大きかったです」

──大原樹理戦、鈴木琢仁戦を経ての上迫博仁戦、江藤公洋戦の2試合はどこかで「誰か介錯してやって」という想いがあったのですが、結果的に介錯を求める場でなく、そこから戻って来る試合になりました。

「ありがとうございます。思い切り負けておいてなんですけど、上迫君にも江藤君にも僕を介錯する力なんてないですからね。うん。僕はまだ途上ですからね」

──では途上における大山戦、自身の目標に向かって何を見せないといけないと考えていますか。

「何を見せないといけないか? 見せるということじゃないな。こうしたいということはあるんですけど、大事なことは勝つことで。勝てば良かろうと思っています。見せたいというのは……見る人の勝手です。試合を見てくれた人が、何をどのように想ってくれても僕はそれで良いです」

──見せたいではなくて、やらないといけないことがあるという感覚ですか。

「そうですね。やりたいことがあるから、そのために──ですね」

──前回の試合はやりたいことをやり通した。それでも不満があったわけですか。

「う~ん……。そうですね……う~ん、あんまり何か、こないだの試合の感想は表立って言いたくないということはあります」

──勝負は何が起こるか分からないですが、勝利という結果を得られるのであれば次の試合こそ北岡選手の満足度に関わらず、ファンにマイクで何かを話して欲しいとは思っています。自らマイクを握るぐらいの試合が北岡選手にとってもベストかと。

「う~ん……。ノーコメントでお願いします(笑)」

──了解です。

「ただ良い練習をさせてもらって、ここまで来ているのは絶対です」

──ベテラン勢が元気な印象が強かった日本のMMA界ですが、若い力も育ってきました。

「ハイ、皆が頑張っています。ただ平田(直樹)君なんて、なんでプレリミなんだよって(笑)。平田君は強いです。最近は中田(大貴)君は来ていないけど、前に来ていて。高木(凌)選手とか亀井(晨佑)選手もグラップリングに来ていて、もちろんMMAとグラップリングは違うけど……まぁ、まぁ、そういうことですよ(笑)」

──とはいえ練習ではグラップリングは100の力を出すことは可能だと思いますが、打撃は違います。打撃があるとグラップリングが50になる可能性があります。それをやってほしいという風に思わないですが、北岡選手は『最後は殴り合えるよ』という戦いをしてきました。

「あぁ、殴り合い……それも強さでもあると思います。いざとなったら、向き合う気でいます」

──いざとなった時ですよね。そのいざという時にやり合える気持ちは、ファイターとしての矜持に通じていますか。あるいは強さの根拠に。

「それもあるし、苦しくなった時になぜか前に出ることができる。あとは『行ったれ』ってなれるところがある」

──ただし、北岡選手がしようとしているファイトより、苦しくなった時のファイトの方が評価されるのはまた違うと思います。

「安易ですからね。一つ間違えれば、安易な選択だから。それも理解できています。一か八かになることですから。同時にそっちの方が評価されるのは、それはそれでありがたいことで誉でもあります。内心、いざとなったら俺は行けるよっていうのは。僕より強い人はいるけど、心を打つ戦いをして評価される部分が僕にはある。

ただ、『違う』と言われていることは分かります。そのなかでも、そこまで極端に振り切ることがなくても、そういうことができるとも思っています。勝手にそういうところが出てくるので」

──過程にあるならば、「いざ」という場面が来ないことが好ましい次戦かと。

「そういう試合じゃない。そう思っています。うん」

■視聴方法(予定)
5月7日(日)
午後5時20分~DEEP チャンネル-YouTube、U-NEXT、サムライTV

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DEEP DEEP113 MMA MMAPLANET o アキラ パンクラス ライカ 北岡悟 大山釼呑助 高野優樹

【DEEP113】大山釼呑助戦、17日前の北岡悟─01─「整理し、組み合わせることで新しいモノが生まれる」

【写真】肉体も精神も心地よい疲労の仕方をしているように見えた (C)MMAPLANET

7日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP113 IMPACTで、北岡悟が大山釼呑助と対戦する。

2月の高野優樹戦で4年2カ月振りの勝利を挙げた北岡が、3カ月のインターバルで今年2戦目に挑む。ロータス世田谷で精力的なスパーリングを終えた北岡の『今』を尋ねた。


──MMAPLANETの北岡選手の試合前インタビュー、計量後以外のモノは実にiSMOS.1前以来、2年9カ月振りになります。

「あぁぁぁ、ハイ。そうかもしれないですね」

──試合前1週間や2週間と比較して、計量後はピリピリ感が一段落している。それが一番の理由でした。

「あぁ、でもあと今はもう3週間切っていますよね。それを考えると、イライラしていないと思いませんか」

──そうなんです。前回、ゴン格でインタビューをさせてもらった時に、次の試合前はできるかもと感じて。

「うん。なるほど」

──正直、イライラしていないことが北岡選手に良いことなのか、良くないことなのかも正直、分からないのですが。

「そうですね。ハイ。そういう空気感でないことは、前回の試合に勝った影響はあるかもしれないけど、去年の試合前から変わって来ていたと思います。この3年間ぐらいで徐々に変わってきました」

──ロータスの練習も久しぶり取材をさせてもらい、ここも良いのか悪いのか分からないですが、以前と比較してスパーリングを楽しめている感じもしました。

「あぁぁぁ、なるほど。やっぱり自分のジムで練習している時と比較するとイライラしていないですよね。パンクラスイズムでは他のことがどうしても目に入ってしまうので。責任者だから……ここでも一番の年長者としての立ち振る舞いには気を付けようとは思っていますけど。やっぱり、自分のジムだけでなくここがあるのは大きいです。ロータス世田谷がないと、続けていられないと思います」

──金原(正徳)選手、八隅(孝平)さんの声掛けも良い空気を醸し出しているというか。

「あの声があるのは、パンクラスイズムとは違います。それは違います(笑)」

──そして、やはり以前と比べると動きが良く見えます。

「あぁ、ありがとうございます。動けていますね」

──動けていますが、しっかりとやられている。ここも大切かと。

「まぁ、松本(光史)さん──強いですから。いまだにアキラさんに負けたこと、『なんでやねん』って思っています。ずっと、想っています」

──他の選手とのスパーリングもそうですが、テイクダウンされ下になっている。そこに抗い、同時に受け入れているという風にも見えました。

「別にただやられているだけじゃないですし、良い練習になっています。やられた場合も超ダメダメではない。それを分かってやっている。良い練習ですよね」

──シングルで動きを止めている時、下になった時なども状況を打開するために考えて、スパーリングをしていますか。

「ハイ。動かせることを考え、変化できることを試みてやっています」

──とはいえキャリアを積んでくると、やることは大きく変わらないかと思います。

「ハイ。それは変わらないです。なかなか変わらないものです。整理したりして、組み合わせによって新しいモノが生まれたりするけど。そのなかでも色々とアドバイスを貰って、ここから派生できる動きを考えてはいます」

──劇的なストライカー転身などあり得ないし、華麗なステップを踏むようになることもない。そして対戦相手も北岡選手が何をしてくるのかは、百も承知です。

「練習相手になるとなおさらですし、試合ですらそうです」

──そのなかで、何か変化を加えることで相手も戸惑う。そういう何かを投入していくことが、北岡選手の成長になるのでしょうか。

「入り方は色々と考えています。ボディムーブとか、打撃に関しても動きに変化を加えて。距離とか、リズムですね。あるいは、そこを破壊した動きだとか。勝手に変化を加えない動きが出ることもあります。もう本能で動く部分もあるし、そこはそこで全てを含めて戦いです。そのなかで、自分がやってはいけない動きをあぶりだすのも練習で。イメージトレーニングと実際に体を動かしてすり合わせるような感じです」

──そこのすり合わせは誰とすることが多いのですか。

「練習している人とちょっと軽く答え合わせする程度で、基本は自分ですよね。八隅さんと話をしても、そこには八隅さんには八隅さんの見解、受け取り方があるので全部が僕にフィットするわけじゃない。川村(亮)も理解しているし、松嶋(こよみ)君も理解しているから、そういうことを軽く話すことはあっても全てを答え合わせするわけじゃない。

MMAはちょっと情報量が多いので。それこそスパーリング相手に、自分の動きのフィードバックを求めたりしても、自分の考えている全てのことを種明かしするわけじゃないですからね。そこは皆に対して、ですね」

──皆が良いと思って話してくれるなかでも、取捨選択がある?

「そもそも皆が僕には対して、気軽にそういう話を振って来ない(笑)。だからこそ、言ってくれる人の言葉は大切にします。違うなって思うことも聞きますし。そうなると確実に話してくれるマモルさんという存在があって。試合前にはマモル塾をプライベートでやってもらっていますし、月に2回パンクラスイズムでドリル練習の指導をしてもらっているので、そこにも参加しています。

それでもマモルさんが言ってくれることを、全てそのまま取り入れるのではなくて、どのように僕に落とし込むのかという話ですし。マモルさんとの付き合いも、もうまる6年だから結構その辺も互いに分かっている。マモルさんの求めていることの理解は、最低限はしていると思うので」

<この項、続く>

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CORO DEEP DEEP113 DEEPフライ級GP MMA MMAPLANET o RIZIN 上迫博仁 五明宏人 佐伯繁 力也 北岡悟 大原樹里 安谷屋智弘 本田良介 村元友太郎 石塚雄馬 神田コウヤ 福田龍彌 青井人

【DEEP113】ライト級選手権試合&有情と無情の狭間=北岡✖大山、青井✖五明、村元✖ビョン&etc

【写真】今回の頭抜けた充実のラインナップだ(C)MMAPLANET

20日(月)、DEEPより5月7日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP113 IMPACTの追加カードが発表されている。

既にDEEPフライ級GP決勝戦=福田龍彌✖本田良介戦が組まれている同大会だが、ライト級選手権試合=チャンピオン大原樹里✖チャレンジャー上迫博仁を筆頭に7つの3回戦と2回戦1試合=計8試合が加わった。


昨年9月のRIZINでの敗北から、今年2月にBLACKCOMBATで復活の大原は、10カ月ぶりのDEEPで2度目の王座防衛戦を戦う。挑戦者の上迫は北岡悟、石塚雄馬という元ライト級チャンピンとタイトルコンテンダーに連勝中で、フェザー級に続き2階級制覇を目指す。

2月に4年振りの勝利を挙げながら、「だから何だ」とマイクも拒否し、ケージを下りた北岡悟が大山釼呑助と対戦する。自ら目指す位置にあるファイターとの対戦に向け、北岡は7年振りとなる連勝なるか──。

前バンタム級暫定王者のCOROは、キャリア3勝6敗から4連勝で白星先行となった力也と再起戦。レスリングベースながらKOパワーを持つようになった力也が、上位勢との戦いに割って入るステップボードとするか。あるいはCOROがその上位に踏み止まるために意地を見せるか。

タイトルに絡んだ選手としては、2月大会でキャリア4戦目にして暫定フェザー級王座決定戦に挑むも、神田コウヤに判定負けを喫した五明宏人が青井人と相対する。これは、使い古された表現でいえば──裏メインといっても良い注目の顔合わせだ。

ベルトを賭けた一戦で敗れたとはいえ、組みへの対応力が予想以上だった五明が、ワンステップ上の活躍をするために──組みで守勢になった場合でも、倒せる打撃を打ち込むことが必要となってくる。青井は組み&打撃でアグレッシブに攻めてくることが予想されるだけに、MMAとしての戦いでより制圧力の高さ、強度の高い攻撃が勝敗を分ける。そんな青井✖五明戦になりそうだ。

さらにフライ級ではGP敗者組のもう落とせない崖っぷち決戦、村元友太郎✖ビョン・ジェウン戦。同じくGP組から安谷屋智弘はあの激闘の終え、決してご褒美とは決していえないHIROYAとの非情のマッチアップとなったとなった。

選手のキャリアアップとともに、圧倒的に3回戦の数が増えてきたDEEPの後楽園ホール大会では、有情と無情の狭間。絶妙の佐伯繁プレゼンツ──生き残り合戦が繰り広げられる。

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CORO DEEP DEEPフライ級GP DJ.taiki MMA News o RIZIN パンクラス 上迫博仁 五明宏人 伊澤星花 修斗 力也 北岡悟 大原樹理 本田良介 渡部修斗 石司晃一 福田龍彌 青井人

【DEEP】連勝中の力也がバンタム級元暫定王者COROと対戦!

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5月7日に後楽園ホールで開催されるDEEP 113 IMPACT。既に福田龍彌 ×本田良介のDEEPフライ級GP決勝戦が発表されていますが、新たに豪華な追加対戦カードが発表されました。

大原樹理(KIBAマーシャルアーツクラブ)×上迫博仁(NICE BAD GYM)のライト級タイトルマッチの他、北岡悟(パンクラスイズム横浜)×大山釼呑助(INFIGHT JAPAN)、青井人(BLOWS)×五明宏人(トライフォース赤坂)など好カードが並ぶ中、個人的に大注目なのはCORO(K-Clann)×力也(KING OF LIBERTY)のバンタム級ワンマッチです。

COROは石司晃一に敗れて正規王座戴冠はならなかったものの、しぶとい試合運びでDJ.taikiに判定で競り勝って暫定王者に就いたいぶし銀。負けが続いた時期もありましたが、最近では寝技での一本勝ちも増えて本格化してきました。伊澤星花との入籍の話題が先行していますが、王座獲りに向けて再出発なるか。注目です。

そして対戦相手の力也は2023年ネクストブレイクの気配満載。レスリング全日本学生選手権で2度優勝し、2014年のレスリング世界大学選手権グレコローマン59kg級で5位に入賞した逸材。MMAに転向後は寝技もさることながら、血気盛んに打撃を振るって前に出るアグレッシブな試合運びが目に付きます。

COROと同じK-Clannに所属するKENTAにはパンチの猛攻で秒殺すると、2月のDEEPではRIZINバンタム級GPファイターの渡部修斗を打撃で圧倒。開始直後からプレスをかけて左右の連打を浴びせるとダウンを奪ってパウンドアウトする衝撃的な攻撃力を見せつけました。

もしCOROにも圧勝するようだと、いよいよバンタム級タイトルショットも視界に入ってくるでしょう。勝ち方次第ではRIZINからオファーが舞い込むなんて事も。力也が連勝で一気にブレイクするか。COROが熟練の試合運びで光を消すか。楽しみな一戦が組まれました。
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DEEP DEEP112 MMA MMAPLANET o   北岡悟 本田良介 福田龍彌

【DEEP112】DEEP112 Gallery 勝つための選択。ハイパーダイエット&リカバリー。計量Before & After

【写真】一目瞭然。賛否両論はあるだろう。しかし、勝つための選択であることは事実(C)MMAPLANET

11日(土)に開催されたDEEP112。フライ級GP準決勝2試合と2階級のタイトル戦──意外のワンマッチが、揃って激闘続きの濃密なイベントとなった。

そのなか北岡悟が4年2カ月振りの勝利を挙げ、マイクを手にすることなくケージを下りた。北岡が北岡悟を貫いているのは計量時とケージの中での体躯の違いを見ても明白だ。

ハイパー・ダイエット&リカバリーブームは……国内では過ぎた今、現代MMAの基準よりも自身の骨格比で大きめを想定した北岡を始め、フライ級GP決勝に残った両名の計量Before & Afterを見比べてみたい。


本田良介

福田龍彌

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Column DEEP DEEP112 MMA MMAPLANET o   しなしさとこ 五明宏人 伊藤裕樹 住村竜市朗 修斗 力也 北岡悟 古林礼名 宇田悠斗 山本有人 嶋田伊吹 本田良介 渡部修斗 神田コウヤ 福田龍彌 鈴木慎吾 鈴木槙吾 阿部大治 高野優樹

【DEEP112】試合結果 フライ級GPは本田&福田が生き残り、鈴木と神田が新王者に。北岡が一本勝ち

【写真】激闘、熱闘続きだったDEEP112(C)MMAPLANET

11日(土)、東京都文京区の後楽園ホールでDEEP 112 Impactが開催された。今年最初のDEEPは本戦9試合のコンパクト興行ながら、3回戦が7試合でタイトル戦が2試合、トーナメント準決勝3試合と強度の高さが凝縮されたイベントとなった。

フライ級GP2試合は打撃戦とスクランブルで激闘となり本田良介と福田龍彌が生き残り、5月の決勝戦へ。2階級のタイトル戦は鈴木慎吾がウェルター級王者、神田コウヤが暫定フェザー級チャンピオンに輝いている。

北岡悟は3Rのねちっこいドミネイトの果てに、ノースサウスチョークで高野優樹を下し4年2カ月振りの白星を手にした。その北岡、手を挙げらえても笑顔はなく勝利者インタビューも拒否。大会終了後の囲み会見に出席することなく、会場を後にしている。

また住村竜市朗と、しなしさとこ──の元チャンピオン2人も再起の勝利を挙げている。

DEEP112 Impact
<フライ級GP準決勝/5分3R>
○本田良介(日本)3R
判定
詳細はコチラ
×伊藤裕樹(日本)

<フライ級GP準決勝/5分3R>
○福田龍彌(日本)3R
判定
詳細はコチラ
×宇田悠斗(日本)
<DEEPウェルター級選手権試合/5分3R>
○鈴木槙吾(日本)2R2分05秒
ギロチン
詳細はコチラ
×阿部大治(日本)
<DEEP暫定フェザー級王座決定戦/5分3R>
○神田コウヤ(日本)3R
判定
詳細はコチラ
×五明宏人(日本)
<ライト級/5分3R>
○北岡悟(日本)
3R3分27秒 by
ノースサウス・チョーク
詳細はコチラ
×高野優樹(日本)
<ウェルター級/5分3R>
○住村竜市朗(日本)3R
判定
詳細はコチラ
×嶋田伊吹(日本)
<女子ミクロ級/5分2R>
○しなしさとこ(日本)2R
判定
詳細はコチラ
×古林礼名(日本)
<バンタム級/5分3R>
○力也(日本)1R0分27秒
TKO
詳細はコチラ
×渡部修斗(日本)
<バンタム級/5分2R>
○KENTA(日本)2R
判定
×山本有人(日本)
<フライ級/5分2R>
○秋元強真(日本)1R3分16秒
KO
×高柳京之介(日本)


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DEEP DEEP112 DEEPフライ級GP o ONE   しなしさとこ パンクラス 五明宏人 伊藤裕樹 住村竜市朗 修斗 力也 北岡悟 古林礼名 宇田悠斗 山本有人 嶋田伊吹 本田良介 渡部修斗 神田コウヤ 福田龍彌 鈴木槙吾 阿部大治 高野優樹

『DEEP 112 IMPACT』試合結果


▼第9試合 宗明建設 Presents DEEPフライ級GP準決勝 5分3R
×伊藤裕樹(ネックスイチムエ)57.05kg
[判定0-5] ※28-29×5
〇本田良介(フリー)57.05kg
※本田が決勝進出

▼第8試合 宗明建設 Presents DEEPフライ級GP準決勝 5分3R
〇福田龍彌(MIBURO)57.15kg
[判定5-0] ※30-27×2, 29-28×3
×宇田悠斗(総合格闘技道場HOPE)56.80kg
※福田が決勝進出

▼第7試合 DEEPウェルター級タイトルマッチ 5分3R
×阿部大治(フリー)王者 77.00kg
[2R 2分05秒 ギロチンチョーク]
〇鈴木槙吾(Mil gracias)挑戦者 76.95kg
※鈴木がウェルター級新王者に

▼第6試合 DEEPフェザー級暫定王者決定戦 5分3R
〇神田コウヤ(パラエストラ柏)65.70kg
[判定5-0] ※30-27×4, 30-26
×五明宏人(トラフォース赤坂)65.70kg
※神田がフェザー級暫定王者に

▼第5試合 DEEP ライト級 5分3R
〇北岡 悟(パンクラスイズム横浜)70.70kg
[3R 3分47秒 ノースサウスチョーク]
×高野優樹(フリー)69.50kg

▼第4試合 DEEPウェルター級 5分3R
〇住村竜市朗(TEAM ONE)77.55kg
[判定2-1] ※29-28×2, 28-28マスト嶋田
×嶋田伊吹(FIGHT HOLIC)77.40kg

▼第3試合 DEEP女子ミクロ級 5分2R
〇しなしさとこ(フリー)43.40kg
[判定3-0] ※20-18×2, 19-19マストしなし
×古林礼名(GSB 多治見)43.75kg

▼第2試合 DEEPバンタム級 5分3R
×渡部修斗(FIGHT LYNX)61.60kg
[1R 0分27秒 TKO] ※右フック→パウンド
〇力也(KING OF LIBLTY)61.50kg

▼第1試合 DEEPバンタム級 5分2R
×山本有人(リバーサルジム東京スタンドアウト)61.60kg
[判定1-2] ※18-20, 19-19マスト山本, 19-19マストKENTA
〇KENTA(K-Clann)61.60kg

【オープニングファイト】※開場中に実施
▼DEEPフライ級 5分2R
×高柳京之介(k-clann)57.05kg
[1R 3分16秒 TKO]
〇秋元強真(パラエストラ柏)57.20kg

 2月11日に後楽園ホールで開催された『DEEP 112 IMPACT』の試合結果。フライ級グランプリ準決勝は本田良介と福田龍彌が判定勝ちし決勝進出。ウェルター級タイトルマッチは鈴木槙吾が阿部大治に2Rギロチンチョークで勝利し新チャンピオンに。フェザー級暫定王者決定戦は神田コウヤが五明宏人に判定勝ちし暫定チャンピオンに。北岡悟が高野優樹に3Rノースサウスチョークで勝利し4年2ヶ月ぶりに勝利しています。続きを読む・・・
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DEEP DEEP112 MMA MMAPLANET o キック 北岡悟 高野優樹

【DEEP112】北岡が最終回に高野をノースサウス・チョークで仕留め、4年2カ月ぶりの勝利

【写真】4年2カ月ぶりの勝利で、マイクを持たずにケージを後にしたのも北岡らしさか。 (C)MMAPLANET

<ライト級/5分3R>
北岡悟(日本)
Def.3R3分27秒 by ノースサウス・チョーク
高野優樹(日本)

サウスポーの北岡に対し、高野が距離を詰めていく。北岡は左ミドルハイでけん制した。北岡が左インローからシングルレッグで組みつき、ケージ際で高野に尻もちを着かせる。さらに背中を着かせた北岡は、ハーフガードの高野をパスしてサイドに回る。高野の右腕を取った北岡はキムラを狙うも極まらず。そのままサイドで右ヒジを落としていく。

高野が左腕を両足で挟むが、北岡は右腕で高野の顔面を抱えてノースサウス・チョーク狙いか。もう一度サイドから右ヒジで削っていく北岡は、ノースサウスチョークを狙いながら、今度は右腕に狙いを変えてキムラへ。高野はケージキックで脱出を試みるも、北岡は右腕を離して逆側のサイドに回った。さらに潜る高野の首を左腕で抱えた北岡は、最後に左ヒジを高野の顔面に叩きつけていった。

2R、高野がパンチの連打で前に出る。北岡も下がりながら右フックを当てた。高野の右フックが北岡の頭部を捉える。高野をローで下がらせた北岡は、プレスをかけながら左インローを効かせた。さらに両腕を差し上げてきた高野をケージに押し込む北岡、しかし高野は右ヒジを打ち込みながら離れる。組んだ北岡がドライブしてケージ際でバックに回った。

高野の左足を両足で抑え、パンチで削っていく。正面を向こうとした高野の首を、北岡が左腕で抱えた。一度ハーフネルソンで抑えてから、続いて高野の左腕を掴んでコントロールする。そこから高野の首を左腕で抱えてギロチンへ。高野は前転するも、北岡は逃さずガブって再びギロチンを仕掛ける。トップに回って絞り上げる北岡、ここは高野が頭を抜いたが、そのままトップをキープする。残り30秒で、北岡はまたも高野の首を抱え、左ヒジも落としていった。

最終回、北岡が左インローを当てる。しかし足を滑らせたところに高野が攻め込み、サッカーボールキックが北岡の顔面をかすめた。パウンドを出しながらトップを奪う高野に対し、北岡は右腕を差し上げてハーフガードで守る。さらに北岡はボディロックから反転し、高野の右足を取って内ヒールへ。高野は苦悶の表情を浮かべながらも足を抜く。

すぐさまトップに回った北岡は、ハーフガードの高野を抑え込む。下から動く高野の首を抱える北岡がパスに成功し、ノースサウス・チョークに移行してタップを奪った。


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