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【Pancrase327】TSUNEが井村塁をテイクダウン&流血に追い込みドミネイト、フルマークの判定勝利

【写真】TSUNEはこれで3連勝、ランキング2位の井村を下し、王座挑戦も近いか(C)MMAPLANET

<バンタム級/5分3R>
TSUNE(日本)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
井村塁(日本)

サウスポーのTSUNEに対し、井村は右ストレートから右ハイ。回るTSUNEに左ジャブを突く。体勢を低くしてから右のスイングを当てた井村が、さらに右でTSUNEにケージを背負わせる。TSUNEも井村が出て来るところに左を合わせ、さらに左ストレートで井村に尻もちを着かせた。井村はダブルレッグに切り替えるが、スプロールしたTSUNEがトップへ。TSUNEのパウンドをもらった井村は鼻から出血が見られる。

井村の顔面に左ヒジを押し付けるTSUNE、井村は下から足を延ばしていくも、TSUNEはトップをキープして相手の頭をケージに向ける。井村は下からTSUNEの右腕を取り、体をずらしながら三角も狙える位置に。さらに左腕に狙いを切り替えたか、しかしTSUNEが頭を抜いてトップに戻る。残り30秒で左パウンドを当てたTSUNEが、さらに鉄槌を連打。下から足を上げる井村の顔面にパンチを連打し、初回を終えた。

ジャッジは3者ともTSUNEに10-9をつけた。

2R、TSUNEの左ミドルを捌いた井村が、シングルレッグで組みつきTSUNEをケージに押し込む。TSUNEは井村の頭部に横から左ヒジを突き刺していく。井村の右腕を取るTSUNE。それでも井村はTSUNEの右足を引いて尻もちを着かせた。ケージに背中を着けたTSUNEに対し、ボディロックで押し込む井村。しかしTSUNEが徐々に立ち上がっていく。

井村はTSUNEの左足へのシングルレッグに切り替えたが、倒しきれずにボディロックへ戻した。さらにダブルレッグに移行してTSUNEに尻もちを着かせるも、TSUNEがスプロールしてトップへ。ケージに井村を押し付け、パンチを落とす。井村の顔面は大量の出血で赤く染まっている。井村の三角絞めを凌いだTSUNEが強いパウンドを落とす。井村もTSUNEの左腕を取って腕十字を仕掛けたが、これもしのいだTSUNEがパンチを連打していった。

2Rもジャッジ3者ともTSUNEに10-9をつけている。

最終回、井村が遠い距離からダブルレッグを狙うも、スプロールしたTSUNEがトップへ。井村はハーフガードからガードに戻した。右腕を抱えられながら、左のパンチを落とすTSUNE。相手の頭をケージに向け、さらに左の拳を叩き込んでいく。ケージキックから潜ってスイープを狙う井村、TSUNEがこれを潰してトップをキープする。

再び相手の頭をケージに向けたTSUNE、井村のケージキック&潜りスイープを潰していく。井村は幾度となく下から三角、腕十字を仕掛けるもTSUNEがトップをキープし続ける。残り30秒で上半身を起こした井村は、左腕でTSUNEの首を取りギロチンを狙ったが、これも極めることができず。最後までTSUNEがトップポジションを保った。


3Rもしっかり取ったTSUNEが、ランキング上位の井村をフルマークで下した。


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【Pancrase327】村山暁洋と対戦、木下憂朔「前回以上の衝撃を。メチャクチャ強いなっているので」

【写真】炭火焼けいじ──はお父さんが営んでいるお店とのこと (C)MMAPLANET

29日(金・祝)、東京都の立川ステージガーデンにて開催されるPancrase327の第2部のメインで木下憂朔が、村山暁洋と戦う。

事実上今大会のヘッドライナーである木下は、昨年11月にほぼ勝利を手中に収めながら金網を掴んでの踏み付け行為で反則負け──キャリア初黒日を喫したRIZIN TRIGGER参戦からホームで再起戦を戦う。

4試合連続初回フィニッシュ、DEEP王者を相手に内容では圧倒していた木下を計量直後にインタビュー。この間の成長をケージの中で披露したい気持ちが満ち溢れていた木下だった。


──計量を終えて、今の調子はいかがですか。

「いよいよやなって感じですね。前回の試合からちょうど5カ月、準備期間が長かったのでようやくソレをお披露目できるなって。体調の方も水抜きはいつも通りしんどいですけど、時間をかけてそこまでは落としてきたので調子は良いです」

──とはいえ、計量の日に大阪から移動するのはやはり厳しいですね。

「どっちにしろしんどいので。東京にいても(笑)。そこは大丈夫です」

──ところで、蒸し返すわけではないのですが……いや、蒸し返しているのですが、前回のTRIGGERでの反則負け。ケージを掴んでいなくても、勝負は決していた可能性が高く。レフェリーもそこで指導がなくて、あとから勝ちが取り消されて反則負けという裁定をどのように捉えていますか。

「あの直後はわけが分かっていなかったので、『ハァ?』という感じだったのですが、ルールはルールですし。動画を視ても、アレを審判の人たちが良しとすると続いちゃいますからね。だから、僕がケージを掴まなかったら良かったので。

RIZINルールやから、踏み付けで終わらせたいという意識が強すぎました。普段やらんことやから、金網を掴んでしまったんやと思います。どういう形でもフィニッシュできていたはずなのに、要らん拘りが出てしまいました。興奮しすぎて、覚えてないのですけど、いつもやらんことをやるとああなってしまいました」

──しかしレコード的には反則負けであろうが、黒星はつけたくなかったのでは。

「そこも何日間は、そういう気持ちになったのですが、自分が進みたい先にいけるならソレで構わないという風に思っています。試合結果ばかりでなく、試合内容に拘るしかないって」

──ポジティブで、良いですね。それなのに──試合前日に気持ちを上下させてしまうような質問になってしまうかもしれないですが、6月にシンガポールで開催されるRoad to UFCに木下選手は出場の有力候補という話は伝わっていました。ただし、アジアの事情かウェルター級自体が組まれなかった。

「そうなんですよ……。そのつもりだったんですけど……でも、いつか行くんで。早くいけそうな今回のタイミングが、僕には当てはまらなかっただけで。自分が頑張れば、いつかオファーくると思っています」

──その頑張る試合が、明日に控えています。

「メインでやるのも初めてで。大阪大会でもなかったことです。先輩の試合も見てきたけど、自分がその場に立つのがベストで。ただただ楽しみ、それだけです。変に気負うこともないです。これまでも4試合目、5試合目で戦っていても、自分がメインやと思って戦ってきたので。それが叶ったのだから、これまで通り僕が一番面白い試合をするだけです」

──ズバリどういった試合をしたいですか。

「カルペディエム芦屋で岩崎さんにグラップリングを習って、寝技や組みも自信がついてきたので打撃もより思い切り使えます。その打撃も当然、スキルアップしていますし。総体的にMMAとして、この半年で上がっているので前回以上の衝撃をお見せします(笑)。めちゃくちゃ強くなっていると思うので」

■視聴方法(予定)
4月29日
午後2時30分~ TIGET LIVE
午後4時30分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE

■Pancrase327計量結果

<2022年ネオブラッドTストロー級1回戦/5分3R>
江崎壽:52.65キロ
大和田光太郎:51.9キロ

<ミドル級/5分3R>
押忍マン洸太:83.35キロ
佐藤龍汰朗:82.95キロ

<フェザー級/5分3R>
渡辺謙明:65.6キロ
Ryo Takagi:65.9キロ

<ウェルター級/5分3R>
木下憂朔:77.25キロ
村山暁洋:77.15キロ

<フライ級/5分3R>
秋葉太樹:56.9キロ
鶴屋怜:56.65キロ

<バンタム級/5分3R>
井村塁:60.85キロ
TSUNE:61.3キロ

<フェザー級挑戦者決定T決勝/5分3R>
岩本達彦:65.9キロ
透暉鷹:66.15キロ

<ウェルター級/5分3R>
近藤有己:72.4キロ
鈴木一史:72.35キロ

<フライ級/5分3R>
上田将竜:57.05キロ
有川直毅:57.1キロ

<ライト級/5分3R>
松岡嵩志:70.3キロ
冨樫健一郎:69.1キロ

<ライト級/5分3R>
平信一:70.35キロ
粕谷優介:70.3キロ

<フェザー級/5分3R>
田村一聖:65.5キロ
三宅輝砂:65.85キロ

<バンタム級/5分3R>
平田丈二:61.1キロ
ジェイク・ムラタ:61.3キロ

<バンタム級/5分3R>
工藤修久:64.85キロ
平田純一:65.8キロ

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【Pancrase327】計量終了 世代闘争多し。有川直毅「勝って世代交代」&木下憂朔「僕の大会なんで」

【写真】5カ月ぶりの試合に減量疲れも感じさせなかった木下。闘志が外に出ることがないが、気持ちで戦う村山とどのような戦いになるか(C)MMAPLANET

28日(木)、東京都新宿区の新宿サンエービル地下1階会議室で、明日29日(金・祝)に立川市の立川ステージガーデンで開催されるPancrase327の計量が行われた。

3部制、全14試合=28人の出場選手は計量失敗はなく、明日を迎えることとなる。

以下、1部と2部の出場選手の試合に賭ける意気込みだ。


上田将竜
「先手、先手でかまします」

有川直毅
「勝って世代交代。出たいところがあるので、しっかり成り上ります」

松岡嵩志
「勝って這い上がりたいと思います」

冨樫健一郎
「経験の差を見せようと思います。頑張って勝ちます」

平信一
「明日は投げる」

粕谷優介
「道場生がいっぱい見に来るので、良いところ見せたいと思います」

田村一聖
「やってきたこと全部出して、圧倒して勝ちたいと思います。宜しくお願いします」

三宅輝砂
「圧倒するのは僕です。お願いします」

平田丈二
「明日は戦いを楽しみたいと思います」

ジェイク・ムラタ
「明日は戦いを目いっぱい苦しもうと思います」

工藤修久
「明日は道場の皆、生徒がたくさん見に来るので精いっぱい頑張って良い試合をしたいと思います」

平田純一
「とうとう今年、49歳になっちゃいましたけど、何とか出し切って良いところ見せたいと思います」

村山暁洋
「今回、最高の状態に仕上がったので明日は一本、KOで勝ちます」

木下憂朔
「明日、色んなカードが組まれていると思うんですけど、僕の大会なんで楽しみにしておいてください」

秋葉太樹
「明日は完全決着に近づけるように、全力で最高の試合を見せたいと思います」

鶴屋怜
「明日は面白い試合をするんで、注目してください」

井村塁
「明日は地元の立川で試合ができるので、再起の一戦でしっかりと自分らしくフィニッシュして……勝ちます。以上です」

TSUNE
「かつて一緒に練習していた後輩なんですけど、ここまで先に行かれちゃったんで明日はぶっ飛ばしたいと思います」

岩本達彦
「明日はトーナメントの決勝ということで、相手はリザーバーの選手になっちゃったんですけど、本戦出場者がリザーバーに負けるわけにはいかないので。明日もフィニッシュしてタイトルマッチに向けてタイトルマッチに賭けたいと思います」

透暉鷹
「明日はやってきたことを出すだけなんで、ガッチリと自分を信じて戦います」

近藤有己
「まず階級が変わってしまって、スミマセンでした。全力を出します」

鈴木一史
「格闘技を始める前からテレビでずっと見ていた選手と戦える機会がくるとは考えていなかったので。このチャンスにしっかりと勝ちたいと思います」

■視聴方法(予定)
4月29日
午後2時30分~ TIGET LIVE
午後4時30分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE

■Pancrase327計量結果

<2022年ネオブラッドTストロー級1回戦/5分3R>
江崎壽:52.65キロ
大和田光太郎:51.9キロ

<ミドル級/5分3R>
押忍マン洸太:83.35キロ
佐藤龍汰朗:82.95キロ

<フェザー級/5分3R>
渡辺謙明:65.6キロ
Ryo Takagi:65.9キロ

<ウェルター級/5分3R>
木下憂朔:77.25キロ
村山暁洋:77.15キロ

<フライ級/5分3R>
秋葉太樹:56.9キロ
鶴屋怜:56.65キロ

<バンタム級/5分3R>
井村塁:60.85キロ
TSUNE:61.3キロ

<フェザー級挑戦者決定T決勝/5分3R>
岩本達彦:65.9キロ
透暉鷹:66.15キロ

<ウェルター級/5分3R>
近藤有己:72.4キロ
鈴木一史:72.35キロ

<フライ級/5分3R>
上田将竜:57.05キロ
有川直毅:57.1キロ

<ライト級/5分3R>
松岡嵩志:70.3キロ
冨樫健一郎:69.1キロ

<ライト級/5分3R>
平信一:70.35キロ
粕谷優介:70.3キロ

<フェザー級/5分3R>
田村一聖:65.5キロ
三宅輝砂:65.85キロ

<バンタム級/5分3R>
平田丈二:61.1キロ
ジェイク・ムラタ:61.3キロ

<バンタム級/5分3R>
工藤修久:64.85キロ
平田純一:65.8キロ

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ABEMA MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase327 TSUNE 井村塁 河村泰博 高城光弘

【Pancrase327】5月22日にNEO BLOOD&Young Lion大会開催。立川で井村塁再起、ネクサス王者再登場

【写真】所属ジムのある立川で再起戦を戦う井村もネオブラ優勝者だ(C)MMAPLANET

2月28日(月)、パンクラスから2022年のネオブラッド・トーナメントの募集を開始し、そのプレスリリースに「全国の植えるFIGHTERよ、品川に集結セヨ」というキャッチフレーズとともに5月22日(日)、品川インターシティの文字が記されたCGを公開している。

品川インターシティは港区、品川の南にあるのに──なぜ北品川方面、海辺にあるホールで、椅子を敷き詰めた状態で収容700人の会場だ。

4月29日(金・祝)の立川ステージガーデン大会=Pancrase327に出場し、TSUNEと対戦することが発表されている井村塁は2020年のネオブラ・バンタム級優勝で、昨年末にはバンタム級王座決定戦を戦った。井村の例は特別かもしれないが、ネオブラがパンクラスでトップになるための登竜門であることは間違いない。

なお同大会ではネオブラのトーナメント戦だけでなく、メインカード出場を賭けたシングルマッチ、そしてアマの試合も組まれる──ネオブラ・ヤングライオン・イベントとなる。

またPancrase327では昨年末に2年のブランクを経て再起を果たした高城光弘と2月のネクサス・バンタム級王座防衛戦を欠場した河村泰博の一戦が組まれることも明らかとなっている。


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ABEMA KAREN MMA MMAPLANET ONE PANCRASE Pancrase326 RIZIN UNRIVALED 中島太一 井村塁 藤野恵実

【Pancrase326】藤野恵実、KARENと23歳年の差──選手権試合で、2年3カ月振りのパンクラス参戦

【写真】藤野は戦い続ける(C)MMAPLANET

18日(火)、パンクラスが3月21日(木・祝)に東京都新宿区のベルサール高田馬場で開催されるPancrase326のカード第二弾としてストロー級QOPC=藤野恵実×KAREN戦を発表した。

女王・藤野にとって2019年12月にチャン・ヒョンジを破り同級王座に就いて以来のデカゴン、2年3カ月振りのパンクラス参戦となる。


王座奪取時点から国内外、他のプロモーションでの試合が容認されていた藤野だが、ONEなどアプローチをかけたプロモーションと契約はならず。UNRIVALEDやQUITETでの組み技戦を経て、昨年9月に盟友・浜崎朱加とRIZINで戦い──判定負けを喫した。

半年ぶりの実戦復帰を前に41歳を迎えた藤野に対しKARENは18歳、キャリア5戦目で王座挑戦となる。KARENが生まれた翌年にMMAデビューを果たした藤野は、23歳の年の差タイトルマッチが38戦目となる。

KARENは4勝中3試合がフィニッシュ勝利だが、対戦相手の経験値は藤野とは比較にならない。藤野としては自身の歩んできた道に傷をつけないために、女子版の中島太一×井村塁戦にするしかないパンクラス復帰戦だ。

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MMA PANCRASE Pancrase325 キック 中島太一 井村塁

【Pancrase325】中島太一が井村塁を左ジャブと右ストレートで圧倒してKO--キャリア10年の初戴冠

【写真】注目の新鋭・井村を完全に圧倒しての戴冠だった(C)MMAPLANET

<暫定バンタム級王座決定戦/5分5R>
中島太一(日本)
2R0分08秒 by TKO
井村塁(日本)

左ジャブを突く井村。中島の左ジャブに対して左ローを返す。中島も左ジャブから右ロー。井村が距離を詰めると、バックステップでかわす。井村は右クロス、中島は井村のガードが空いたところに右ストレートを突き刺し、井村からダウンを奪う。立ち上がるも、フラついている井村。前に出てくる相手に左フックを当てて、ダウンを奪った中島。井村はダブルで切り返すが、中島が上から潰した。立ち上がった中村に対して、井村はシングルで飛び込むも中島はスプロールしてトップへ。

パンチを落とす中島に対して、井村はフルガード。ケージキックから右腕を狙うと、中島は立ち上がった。井村は中島の右足へシングルを狙うも、カットした中島がパンチをヒジを落とす。ケージ中央で、井村の動きに合わせて左ジャブを当てる中島。井村のテイクダウンも全て防ぐ。中島は井村の足首へ右ロー、相手のパンチをかわし、自身の右クロスを当てる。ここで井村はまたもシングルで飛び込むが、カットした中島がパウンドを連打し、井村の動きが止まったところでラウンド終了のホーンが鳴った。

1Rはジャッジ3者とも10-8で中島につけた。

2R開始早々、中島の左ジャブが当たって、井村が腰を落としてマットに手を着く。すかさず中島がパンチの連打を浴びせたところで、レフェリーが試合をストップした。

暫定王座ながら、2011年のプロデビュー以来これが初戴冠となった中島は、「自分の得意なジャブとカーフが当たると思っていて、作戦通りでした。(ベルト獲得は)10年かかっちゃいました。これからパンクラス以外の強いヤツも倒していきたいと思います」と語った。


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ABEMA J-CAGE News Pancrase325 ブログ 中島太一 久米鷹介 井村塁 北方大地 宮澤雄大 雑賀ヤン坊達也

【Pancrase325】計量終了 井村塁「勝つだけなんで」×中島太一「初心に返って、楽しんで」

【写真】キャリアの差は明白の井村と中島。勢いと若さか、経験と成熟度の高さか(C)MMAPLANET

12日(日)に東京都江東区のUSENスタジオ・コーストで開催されるPancrase325の計量が新宿区・新宿サンエービル地下1階会議室で行われた。

ディファ有明取り壊し以降、パンクラスのホーム会場だったスタジオ・コースト大会も明日が最後となる。グランドフィナーレにふさわしく3階級のタイトル戦以外にも、バンタム、ライト、ミドル級でこれからのデカゴンの王座の行方を占ううえで欠かせないマッチアップがみられる同大会。

計量失敗は1人もでず、明日を迎えるばかりとなった。ここではタイトル戦に出場する選手の試合に向けて、最後の一言をお届けしたい。


久米鷹介
「素晴らしい相手とできるので、自分の全てを創れるように準備してきたので後は出し切るだけです」

雑賀ヤン坊達也
「いつも通り、会場を沸かしてKOしてやります」

北方大地
「最後に一言? なんやろう。最後はもう──見てください。黙って見てください……ですかね」

宮澤雄大
「平常心で戦えばベルトを巻けると思うので、今までやってきたことをしっかりパフォーマンスとして出して──しっかりベルトを巻きたいと思います」

井村塁
「勝つだけなんで。勝って、今年を締めくくりたいです。明日は全身全霊で頑張ります。セコンド問題? それはもう明日、確認してください(笑)」

中島太一
「初心に返って、楽しんで試合をします」

■視聴方法(予定)
12月12日(日)
午後1時00分~TIGET LIVE
午後1時00分~ABEMA PPV ONLINE LIVE

■Pancrase325 計量結果

<ストロー級/5分3R>
植松洋貴:51.8キロ
佐藤良太:51.65キロ

<フライ級/5分3R>
田代悠生:56.8キロ
渦巻DATE:56.4キロ

<バンタム級/5分3R>
高城光弘:61.45キロ
水永将太:61.15キロ

<フェザー級/5分3R>
齋藤拓矢:65.35キロ
高木凌:65.85キロ

<ネオブラッドTストロー級決勝/5分3R>
大塚智貴:52.5キロ
孫悟空DATE:51.65キロ

<ライト級王座統一戦/5分5R>
[正規王者] 久米鷹介:70.15キロ
[暫定王者] 雑賀ヤン坊達也:69.75キロ

<ストロー級KOPC/5分5R>
[王者] 北方大地:52.05キロ
[挑戦者] 宮澤雄大:52.5キロ

<暫定バンタム級王座決定戦/5分5R>
井村塁:60.9キロ
中島太一:60.8キロ

<ライト級/5分3R>
金田一孝介:70.3キロ
林源平:69.9キロ

<ライト級/5分3R>
松岡嵩志:70.45キロ
松本光史:70.4キロ

<バンタム級/5分3R>
花レメ紋次郎TK:61.0キロ
風間敏臣:60.8キロ

<ミドル級/5分3R>
内藤由良:83.9キロ
フェルナンド・マツキ:82.6キロ

<ライト級/5分3R>
丸山数馬:70.35キロ
伊良波心:70.05キロ

<75キロ契約/5分3R>
近藤有己:72.6キロ
DARANI:72.3キロ

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【Pancrase325】暫定バンタム級王座決定戦=井村塁✖中島太一が、まさかのセコンドと盟友にダメだし

【写真】セコンドと盟友の試合について厳しかった井村と中島 (C)MMAPLANET

26日(火)、12月12日(日)に東京都江東区のUSENスタジオコーストで開催されるPancrase325で組まれた暫定バンタム級王座決定戦=井村塁✖中島太一の調印式が、ライト級王座統一戦=久米鷹介✖雑賀ヤン坊達也戦の調印式に続き、新宿区サンエービル地下1F会議室で行われた。

まず冒頭の挨拶で中島は「次の試合への意気込みは、積んできたモノが違うと言う事を見せたいです。それだけです」と抱負を語り、続いて井村は「こないだ試合をしたばっかりで感覚が残っている間に試合がしたいと思っていたら、この暫定戦のお話を頂いたんで12月しっかりと勝って自分の目標にしているUFCに行きたいです」と話した。

ここから質疑応答に移り、中島は「最近知った選手で、勢いがあって、若さがあって、高い目標があって素晴らしい」と井村を評しつつ「経験の違い」を口にした。

対して井村は「キャリアの差はもうどうしようもないんで。自分は勢いしかなく、勢いを潰したくないのでこのまま行きたいと思っている」と現状を強調した。

ここからはパンクラス・バンタム級戦線や、12月の試合に向けて気になった点を尋ねた部分を抜粋してお届けしたい。


──井村選手、中島選手の順で答えて頂きたいのですが、アラン・ヒロ・ヤマニハ、金太郎、瀧澤謙太という3選手と対戦することなく、暫定バンタム級王座を賭けて戦います。RIZINで戦う3者と比較して、今回の対戦相手の力量をどのように判断していますか。

井村 力的には十分にある選手で、僕からするとバンタム級のなかで頭3つ、4つ抜けている選手だと思っています。

中島 う~ん、出てきたばっかりの選手なのでどれぐらい強いのかもはっきりしていないから上手く言えないのですが、まぁ……瀧澤選手や金太郎選手、ヤマニハ選手と比べると実績的には下だと思います。しっかりと勝たないといけない相手だと思います。

──Road to ONEで盟友の小野島恒太選手が、やるべきことをやり切って勝利しました。この試合に向けて、彼の勝利から何かを感じ入るところはありましたか。

中島 僕は何でもできるファイターだと思っているので、一つに拘ることなく僕はやっていきたいです。その方が自分らしさを発揮できると思うし、持っている強みを生かすためにも試合で色々と仕掛けていきたいです。

──ジェイク・ムラタ戦を他の大会の取材で拝見できていないのですが、セコンドはどなたが務めたのでしょうか。

井村 森(雄大)さんと倉田(在俊)さんです(※ともに井村が所属するネクサセンスの黒帯柔術家)。植松さんがDEEPの審判に行っちゃって。

──黒帯のお二人ですが、MMAの経験はありません。中島選手とのタイトル戦も含め、これまでより強い選手と戦っていくなかでそのお二方のセコンドで大丈夫だと思っていますか。

井村 ダメだと思っています(※会見場の記者から笑い声が起こる)。今回はしっかり植松さんにお願いしたいと思います。

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【パンクラス】井村塁×中島太一 バンタム暫定王者決定戦!

パンクラス
12月12日に新木場USEN STUDIO COASTで開催されるPANCRASE 325井村塁(Nexusense)×中島太一(ロータス世田谷)のバンタム暫定王者決定戦が行われる事が発表されました。コロナ禍において正規王者のハファエル・シウバの来日の目途が立たない事によるもの。

井村は6戦全勝。全ての試合でフィニッシュしている決めの強さが際立つ21歳の新鋭。先日行われたPANCRASE 324ではZST王者のジェイク・ムラタを秒殺。テイクダウンを許すも下からの三角絞めであっと言う間に一本を取りました。

しぶとい寝技が持ち味のジェイクに苦戦するかと思いきや、あっさりと極める姿には正直戦慄を覚えたました。このクラスに圧勝したとなるといよいよホンモノ。パンクラスのスケールを飛び越えてRIZINに飛び級する可能性も十分にあり得ます。

しかし対する中島の実績はこれまで対戦してきた相手とはひと味違う。海外での試合経験もあり、外国人選手との対戦経験も十分。さらに1階級重いフェザー級では今やRIZINのライジングスターとして頭角を表してきた堀江圭功をスプリットの判定で下した試合は特筆モノです。

以前は後ろ回し蹴りでKOするなど派手なファイトスタイルでしたが、最近では落ち着いた試合運びにシフトチェンジ。立っても寝ても安定感があるだけに、井村にとっては過去最大級の難敵と見て間違いありません。終わってみれば中島が完封という可能性も。。。井村が一気に飲み込むか、中島がベテランの妙味を魅せるか。この試合は会場で見るしかない!
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【Pancrase325】暫定バンタム級KOPCで、平均3分20秒で6試合連続フィニッシュの井村塁が中島太一と対戦

【写真】井村にとって文字通り、ずば抜けて過去最強の相手=中島を迎えることとなる (C)MMAPLANET

20日(水・現地時間)、パンクラスより12月12日(日)に東京都江東区のUSENスタジオコーストで開催されるPancrase325で暫定バンタム級王座決定戦、井村塁✖中島太一戦が組まれることが発表されている。

王者ハファエル・シウバはコロナ禍以前の2019年7月からパンクラスで戦っておらず、2020年3月にはパンデミックでイベントが中止されたBRAVE CF35でガブリエル・ミランダと対戦予定だった。そんななか組まれたバンタム級暫定王座決定戦──井村は17日のPancrase324大会でジェイク・ムラタを三角絞めで破り、デビュー以来の連勝及びフィニッシュ記録を6に伸ばしたばかりだ。


4つの一本勝ちと1つのTKO勝ちは5勝が1R、残る1勝が2Rと井村は未だに3Rを戦ったことがない──ばかりか、6試合の平均試合タイムは3分20秒弱でしかない。

対する中島は5月にフェザー級KOPのISAOに挑戦し熱闘の末、判定負けを喫して以来の再起戦が4年3カ月振りのバンタム級で、しかも暫定ながら選手権試合となる。

強い選手は元から強い──ある意味、格闘技の真理である。確かにボクシングなど、世界王者になるようなボクサーはデビュー直後から、勝負勘や肉体的な資質が抜きんでていることは少なくない。

一方でMMAはキャリアを積むことで力をつけていくという側面があり、デビュー直後からワールドクラスの実力を有しているという例は非常に少ない。そして日本のMMAの歴史でいえばパンクラスのネオブラT優勝者や修斗新人王が、そのプロモーションの30歳前後のトップどころと戦った場合、力の差は明白でこっぴどい敗北を喫するというケースは多々見られてきた。

とはいえ現状、日本のMMA界はベルトを巻いた選手が海外やRIZINにステップアップするだけでなく、コロナ禍においてその下に位置する選手もRIZINを主戦場するケースが増えてきている。パンクラスのバンタム級戦線でいえば井村塁はランキング1位、中島も階級変更と同時に2位につけているが、瀧澤謙太、金太郎、アラン・ヒロヤマニハ、春日井たけしらと競り合って来たわけではない。

このような現象はパンクラスだけでなく、修斗の西川大和にも当てはまる事例で、現状の日本の老舗MMAプロモーション全体のフィーダーショー化が進んでいる表れでもある。

とはいえ上記に挙げた選手たちがパンクラスにいない現実のなかで、井村とすれば中島がバンタム級に落としてこなければ、易々と暫定王座につけていた公算が高い。それゆえにタイトル戦の説得力を持たせる意味でも、井村✖中島はパンクラス・バンタム級戦線で唯一絶対のチャンピオン候補同士のマッチアップといえる。

なお同大会では既にストロー級KOPC=北方大地✖宮澤雄大、ライト級=金田一孝介✖林源平、同じくライト級で松岡嵩志✖松本光史、フライ級=秋葉太樹✖聡-S DATE、バンタム級=花レメ紋次郎TK ✖風間敏臣、ミドル級=内藤由良✖フェルナンド・マツキなどが決まっており、ラスト・スタジオコーストはコロナ禍のパンクラス実戦部隊の総出のファイナルバトルの様相を呈している。

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