カテゴリー
ABEMA LFA LFA117 MMA ONE UFC VTJ   チャンネル チャールズ・ジョンソン ヒカルド・ディアス マイキー・ムスメシ マーク・クライマコ リチャード・アラルコン 修斗 堀内佑馬 平良達郎 田中路教

【LFA117】クライマコと対戦、リアル・シン日本人=堀内佑馬「田中選手、平良選手。俺が全てを掻っ攫う」

【写真】気合が入りまくっていることが伝わってくるインタビューだった(C)t.SAKUMA

5日(金・現地時間)、カリフォルニア州ヴァイセイリアのヴァイセイリア・コンベンションセンターで開催されるLFA117「Dias vs Tanaka」で、堀内佑馬がコ・メインに出場しマーク・クライマコと対戦する。

UFCを目指し、カリフォルニアを拠点に置く堀内は、7月に暫定王座決定戦で惜敗。今回が再起戦となる。対戦相手のマーク・クライマコは6勝0敗の新鋭だ。UFCに行くために毎試合、しっかりと勝つと断言する堀内は、リアルにこだわる。


──クライマコ戦を6日後に控えています(※取材は現地の10月30日に行われた)。今の調子はいかがでしょうか。

「イィ感じできています。明日の朝に練習すると、あとは減量ですね」

──リモートや試合映像よりも実物の方が大きく感じられる堀内選手ですが、上背よりもフレームが大きくて減量はなかなかハードなのかと。

「そうなんですよね。これまで水抜きをしないできたので、今回はこれからのために水抜きを試そうと思っています」

──最後のドライアウトなしで、あの大きさからフライ級に落としていたのですか!! だから計量の時は筋肉まで落ちているように見えたのですね。

「体が結構小さくなっているので、『ヤバいね』って驚かれます。結構、無理な減量はしてきたかと……。厚着して走って落としていたので、水抜きは水抜きですね。LFAの場合はホテルに入る時には、もう体重を落としていました」

──計量前夜からのドライアウトでなく、それ以前に走って徐々に落としていたらリカバリーも少なくないですか。

「だから今回は色々な人のアドバイスを受けて、ホテルに入ってから水抜きをすることにしました。ただこれまでの試合で力負けを感じたことはないので、体格的には恵まれていると思っています」

──LFAの場合、現地入りは試合の何日前なのですか。

「計量の1日前なので、試合の2日前ですね」

──なるほど、そこはビッグプロモーションとは違いますね。

「ハイ。今回は飛行機で移動できる他の州での大会でなくて、(コリン)オーヤマ・コーチの運転で、もう1人出る選手と一緒に4時間のドライブで現地に行きます。けっこう、きついですよね」

──そして7月の暫定王座決定戦の厳しい判定負け以来の試合です。この間、タイトルを賭けて戦ったチャールズ・ジョンソンは初防衛に成功して、正規王者のヴィクトー・アルタミラノはコンテンダーシリーズからUFCへステップアップを果たしました。

「コンテンダーシリーズって時期が集中しているし、あの一発勝負の博打的な試合よりも、普段のLFAで毎試合しっかりと良い勝ち方をして、ショートノーティスだろうがUFCの空きをつく方が良い──というのがオーヤマ・コーチの考えなんです。

タイトル戦で負けてからの再起戦で6勝0敗っていう良い相手を当ててくれたので──、田中選手の相手もオーヤマのコンテンダーシリーズに出ているデスモンド・トーレスに勝っているので、『凄い相手とやるな』って思っていたら、自分にも強いのがきて(笑)。最初は12日だと聞いていたのに、契約書には5日になっていて。でも良い相手だし、良い勝ち方をしてここから先に繋げたいですね。それを想像すると、楽しくてしょうがないです」

──クライマコ、日本では当然のように無名ですが、どのような印象を持っていますか。

「ムエタイベースなのに、テイクダウンをよく使っていますよね。オファーが来た時はムエタイで打撃が強いっていう情報だったのが、最近の試合を見るとがっつりレスラーで(笑)。まぁ何でもできますね。

打撃は普通に上手くて、クリンチからのテイクダウンとそこからバック奪取してRNCですかね。ただし粗いです。僕も日本からも戻ってきて全てを見直してきたので、結構手応えを感じています。スクランブルで削って、削って……極めたいです。そうですね……ジャパニーズMMAを見せたいです」

──ジャパニーズMMA?

「僕が子供の頃に見ていたMMAは、寝技で仕留めることができるけど打撃も使う。それが日本人が創り出した究極のMMAなのでそこを見せたいと思います」

──確かに一本勝ちもありますが、堀内選手は圧倒的に打撃のイメージが強いです。今回の相手は打撃のサウスポーの構えから、テイクダウン狙いは右手前一本槍。左ワキを取らせず、組みへの準備を怠らないで打撃で削るのかと思っていました。

「最近、寝技の調子が良くて。ONE柔術のジヴァ・サンタナのところで練習していて、極める数も増えてきました。グラップリングとMMAのグラップリングはフットサルとサッカーぐらい違うと思います。リチャード・アラルコン……レッドってメチャクチャ強いんです。それがマイキー・ムスメシに足関節で秒殺されるし。どうなっているんだって」

──別物です、ね。

「ハイ。寝技は奥が深すぎます。それだけやっている人と、MMAファイターはやはり違っていて。ジヴァさんのテクニックも本当に凄いです。体格差はあるのですが、アレックス(ペレス)とか極められるし、力でなく技術で僕も取られまくっています。レッドにもボコボコにされますが、オーヤマではUFCファイターと極められ、極めるこという感じになっています。

だから今回の試合は全部対応して、なんかチョット成長したなってところを見せたいです。ここからリアルになりたくて。リアルになるためには全部できるようにならないといけないですし……。リアルな選手になることを目標にやっています」

──リアル……ですか。暫定王者はまだUFCと契約しておらず、正規王者になる見込みです。

「今度の試合、無傷で勝って12月も勝って、ジョンソンにはやり返さないと気が済まないです。アイツには絶対にリベンジをします」

──今回、日本ではLFAから修斗、そしてVTJと中継が続きます。VTJのメインは同じフライ級の平良達郎選手です。嫌らしい見方ですが、若い選手も多く出場する。この日は堀内選手も含め、誰が一番期待できるのかというショーケースだと思っています。

「VTJも修斗もありますけど、僕はリアルなところを見せたいです。田中選手、平良選手が話題にならないような試合をして、全てを搔っ攫うつもりで戦います。正直な話、平良選手の相手の試合映像を見た時、俺がやる選手の方が強いと思いました。そこで俺が良い勝ち方をして、全ての視線を俺にもって来させたいです。それは田中選手にしても平良選手にしても、同じことです。

田中選手の試合が見たくてABEMAを視る人が多いだろうから、そこで俺が全部を掻っ攫います」

──では日本のファンに一言お願いします。

「頑張ります」

──ホントに一言じゃないですか!!

「あっ……もうちょっとの辛抱、気合が凄く入っていて。俺が一番、リアルだということを見せたいと思います」

──今回リアルという言葉が多いですが、前にいっていたシン日本人というのは?

「リアル・シン日本人で、お願いします(笑)。絶対良い試合をして、リアル・シン日本人を皆に見せたいです。応援、宜しくお願いします」

■視聴方法(予定)
11月6日(土・日本時間)
午前11時00分~UFC Fight Pass
午前11時00分~ABEMA格闘チャンネル

■LFA117対戦カード

<バンタム級/5分5R>
ヒカルド・ディアス(ブラジル)
田中路教(日本)

<フライ級/5分3R>
堀内佑馬(日本)
マーク・クライマコ(米国)

<160パウンド契約/5分3R>
エミリオ・ウィリアムス(米国)
バットスムベレル・ダグワドルジ(モンゴル)

<150ポンド契約/5分3R>
ハイダー・アミル(米国)
ホブソン・ジュニオール(ブラジル)

<175ポンド契約/5分3R>
クリスチャン・アヴァロス(米国)
ジェフリー・クレイグ(米国)

<175ポンド契約/5分3R>
アルバート・ゴンザレス(米国)
ドミニク・サマー(米国)

<フェザー級/5分3R>
ブロック・ディアス(米国)
カーロス・フィゲロア(米国)

The post 【LFA117】クライマコと対戦、リアル・シン日本人=堀内佑馬「田中選手、平良選手。俺が全てを掻っ攫う」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA ONE WNO12   マイキー・ムスメシ リチャード・アラルコン

【WNO12】ワキの下でなく、首の窪みで使う足関=マイキーロックで、ムスメシがバンタム級王者に

【写真】普段の練習の足のコントロールから、極め技を創造する。素晴らし過ぎる(C)CLAYTON JONES/FLOGRAPPLING

20日(水・現地時間)、テキサス州オースチンでWNO12「Return of Gordon Ryan」が開催された。サブオンリー・グラップリング最高峰のプロイベントに君臨するWho’s Number Oneでは9月に5階級の王座決定戦を行った。その後も2021年グラップリング界の頂点を決めるトーナメントでチャンピオンが誕生した以外の階級でも、ワンマッチの王座決定戦が男女で組まれている。
Text by Isamu Horiuchi

ここではライト級トーナメントでまさかの初戦敗退を喫したマキシー・ムスメシが、コンバット柔術バンタム級ワールドを制したリチャード・アラルコンと戦ったWNOバンタム級王座決定戦の模様をお届けしたい。


<WNOバンタム級王座決定戦/15分1R>
マイキー・ムスメシ(米国)
Def.0分56秒 by マイキーロック
リチャード・アラルコン(米国)

試合後すぐに寝転んだムスメシに対し、アラルコンは左右に動きながらその足を捌きにかかる。ムスメシはアラルコンの右手首を両手でキャッチし、クローズドガードに引きずり込むことに成功した。

ムスメシは、やることは決まっているとばかりにすぐにアラルコンの右足を内側から抱えて横回転し、50/50を作る。そこからアラルコンの左足を伸ばして捕獲したムスメシは、自ら頭をマットにつけるような格好をとりながら、アラルコンの左足のカカトと爪先を両手で掴んで捻りあげると、アラルコンはすぐにタップ。

僅か56秒、先月のトーナメントのまさかの敗戦から1カ月、ムスメシが新たな足関節技とともに見事な復活を果たした。

ベルトを得て放送席にやってきたムスメシは、「試合前に予告していたミステリーサブミッションは、これだったのかい?」との司会者の質問に対し「そうさ! マイキーロックっていうんだ。通常のヒールフックのようにアームピット(ワキの下)を用いるんじゃなく、ネックピット(首の窪み)を使って極めるんだよ。(ヒールフックと)インサイドトーホルドとのハイブリッドみたいな技で、足首にもヒザにもプレッシャーがかかるんだ。練習ではもういつもこれで極めているんだよ」と新必殺技について説明した。

さらにムスメシは「僕は6週間前にコロナにかかってしまい、その後も予後の後遺症に悩まされていて筋肉、腕、足がまだ通常の状態に戻ってはいないんだ。前の試合から2週間はベッドの中で全く動けない状態だったんだよ。それでも今回2週間前に練習を開始したんだ」と状況を説明。

さらに控室でのインタビューでは、体調が悪くなったのは先月のWNOの1週間前からだと述べており、トーナメント敗戦と無関係ではないという見方と、それで出場したのかという疑問も残るカミングアウトだった……。

続いてマイキーロックについて尋ねられると「カウンターがさんざん発達しているヒールフックと違い、現在この技のカウンターは存在しない。だからグラップリング界に革命を起こす技となるはずだ。今日は単にお披露目したにすぎないよ。練習中、相手の足をコントロールするために自分の首を使っていた時、ここからサブミッションができるぞと思い至ったんだ。僕が今まで学んだ中でもっとも強力なサブミッションだ。そして僕が引退してからもみんなこの技を使い続けるだろうね。そんな技の創設者となれて光栄さ!」とコメントしたマイキー。

今回から所属をデイジー・フレッシュことペディゴ・サブミッション・ファイティングに代えたことで、自分と同じテンションで毎日練習に没頭する仲間に囲まれて最高だとも述べた。やはりこの選手からは、今後も目が離せない──

The post 【WNO12】ワキの下でなく、首の窪みで使う足関=マイキーロックで、ムスメシがバンタム級王者に first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
ABEMA MIKE MMA ONE ONE Championship WNO Championships   ガブリエル・ソウザ マイキー・ムスメシ ルーカス・ピニェーロ

【WNO Championships】レポート─02─ライト級この一番。マイキーがファンダメンタル柔術でソウザに下る

【写真】衝撃のマイキー・ムスメシの一本負け (C)MIKE CALIMBAS/FLOGRAPPLING

25&26日(土&日・現地時間)にテキサス州オースチンのパーマー・イベンツセンターで開催されたWho’s Number One Championships。ライト級、ミドル級とヘビー級、女子はストロー級及びヘビー級で賞金3万ドルとチャンピオンベルトを賭けた2days 8人制トーナメント──は2021年グラップリング界の最大のイベントとなった。
Text by Isamu Horiuchi

レビュー第2回はライト級のこの一番──大アップセットとなったガブリエル・ソウザ✖マイキー・ムスメシ戦の模様をお伝えしたい。


<ライト級1回戦/15分1R>
ガブリエル・ソウザ(ブラジル)
Def. 10分10秒by ノースサウスチョーク
マイキー・ムスメシ(米国)

試合開始後、すぐにマットに横たわったムスメシ。体格に勝るソウザは、素早い動きで左右へのパスを仕掛けてゆく。

ムスメシは両手でソウザの左足首を掴んでグラウンドに引き摺り込むが、ソウザは腰を引いて距離を取り、やがて立ち上がって背中を向けて距離を取った。猛威を振るうムスメシの足関節に、ソウザは一切付き合うつもりはないようだ。

再びソウザがパスを仕掛けるために近づくと、ムスメシはKガードからソウザの右足を腕で内側からホールドして捕獲する。

逃げようとするソウザを強引に引っ張り込んで崩し、右足を両足で挟み込むと、強烈なヒザ十字に。一瞬ヒヤリとしたソウザだが、右足でムスメシのヒザ裏を蹴りながら角度を変え、やがて距離を取ることに成功した。

危機を脱したソウザは、左右に低く体を預けてのパスを狙うが、ムスメシは左腕のフレームと足を利かせて距離を作る。その後も足を狙いにゆくムスメシだが、付き合うつもりのないソウザは未然に対処して距離を取ると、逆に左右のパスを仕掛けてゆく。

やがて体格差が響いてきたか、ソウザがパスの攻勢に出る場面が目立ち始め、頭まで回られてしまったムスメシがインヴァーテッドガードで対処する場面が出てくる。ムスメシは足を極めるのは難しいと判断したか、ソウザの腕を下からたぐろうとするが、ソウザこれも素早く切ってはパス攻撃を繰り出していった。

ムスメシの足を捌きながら左右の動きを加速してパスのプレッシャーを強めたソウザは、6分過ぎに右方向に動いてムスメシの頭側に付くと、インヴァーテッドからこじ入れようとするムスメシの足を払いのけて胸を合わせることに成功する。

ムスメシは下から動き続け、なんとか隙間を作ってオープンガードに戻してみせたものの、ソウザが大きな印象点を得た。

その後四つ足で素早く歩くように右にパスを仕掛けたソウザは、そのままムスメシの頭に回り、インヴァーテッドから絡もうとするムスメシの足を完全に押し除け、なんと上四方で完全に押さえ込むことに成功する。階級別の試合でムスメシがパスガードを許したのは、おそらく16年のパン大会におけるルーカス・ピニェーロ戦以来だろう。

ムスメシは懸命に下から腕を伸ばして距離を作ろうとするが、体格に勝るソウザは重心を低くして密着し、上から巧みに動き続けてムスメシに隙間を与えない。さらに上からムスメシのワキに腕をこじ入れてチョークを狙うソウザ。

完全に上半身を殺されながらも、腕を差し返して守っていたムスメシだが、とうとうソウザが左腕をムスメシのワキに入れ、右腕で首を巻いてノース&サウスチョークをロックオン。

これで万事休すに追い込まれたムスメシがタップ──試合時間は10分10秒だった。立ち上がって咆哮したソウザ。ノーギ転向以来のムスメシの快進撃を止めたのは、意外にもグラップリングの専門家ではなく、階級上の柔術家ソウザだった。

ここまで、名だたるグラップラーたちを相手に足関節で圧倒してきたムスメシ。試合前はブレイキング・メカニズムをさらに徹底追求してきたと語っており、この試合も序盤から露骨に足関節のみを狙っていった。狙いが明白だっただけに、ソウザには対処しやすかった面もあるだろう。

またムスメシとしては、急速に熟達中である足関節技の完成に練習を集中してしまい、本来の強みであるガード&パスガードの攻防の準備が疎かになった面もあるしれない。最強の柔術ファンダメンタルを持つと思われたムスメシが、ノーギの舞台にて、同じく柔術をベースに持つソウザにファンダメンタルの攻防で完全に制されての敗戦。組技の奥深さを思い知らされた試合だった。

The post 【WNO Championships】レポート─02─ライト級この一番。マイキーがファンダメンタル柔術でソウザに下る first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
MIKE MMA ONE ONE Championship WNO Championships   ガブリエル・ソウザ ケイド・ルオトロ コール・アバテ ジオ・マルチネス ジョシュ・シスネロス デミアン・アンダーソン マイキー・ムスメシ

【WNO Championships】レポート─01─波乱続出、ライト級準々決勝~準決。ファイナルはソウザ✖ケイド

【写真】準決勝でアバテを下し、ドヤ顔のソウザ(C)CLAYTONE JONES/FLOGRAPPLING

25&26日(土&日・現地時間)にテキサス州オースチンのパーマー・イベンツセンターで開催されたWho’s Number One Championships。ライト級、ミドル級とヘビー級、女子はストロー級及びヘビー級で賞金3万ドルとチャンピオンベルトを賭けた2days 8人制トーナメント──は2021年グラップリング界の最大のイベントとなった。

WNO Championshipsレビュー、第1回はライト級準決勝までの痕跡を辿りたい。
Text by Isamu Horiuchi


ライト階級は1回戦から波乱続出となった。まず、優勝候補大本命と思われたマイキー・ムスメシが、当初は補欠扱いだったガブリエル・ソウザにまさかの一本負け(別稿で詳述)。

(C)MIKE CALIMBAS/FLOGRAPPLING

さらに、準決勝におけるムスメシとの因縁の再戦が期待されていたジオ・マルチネスまでも1回戦敗退。

土壇場で代打出場が決まったAOJの16歳、コール・アバテと対戦したマルチネスは、序盤から素早く力強いアバテの下からの足関節の仕掛けに防戦を強いられる。さらに上から強引に腕を取りに行ったところで、体をずらされてバックを許してしまった。結局最後までアバテの足狙いに手を焼き、攻め手を見つけられないままマルチネスは判定0-3で完敗した。

(C)CLAYTONE JONES/FLOGRAPPLING

かくて伏兵同士の顔合わせとなった準決勝では、ソウザとアバテが一進一退の攻防を展開。

前半はアバテが下からの足関節の仕掛けでペースを握る。が、後半はパターンを読んだソウザが徐々に上からのプレッシャーを強める展開に。結局、途中内ヒールを深く入れる場面も作ったソウザが、スプリット2-1で判定をものにして決勝進出した。が、15分間を通して攻勢に出る場面が多かったのはアバテの方だっただけに、異論を唱える声も多く聞かれたジャッジングだった。

(C)MIKE CALIMBAS/FLOGRAPPLING

もう一方のブラケットの1回戦では、ムスメシ本人が最大のライバルとして名前を挙げていたケイド・ルオトロが、今年のアブダビ・ワールドプロ大会覇者であるパトことディエゴ・オリヴェイラと対戦。

序盤にパトの下からの迅速の抱え十字で腕を伸ばされかける場面もあったものの、その後は持ち前のノンストップ・パス攻勢で徐々にパトを削ってゆく。残り2分でついにインヴァーテッドガードを突破してパスに成功したケイドは、すぐにダースチョークを仕掛け、鮮やかな一本勝ちを収めた。

(C)MIKE CALIMBAS/FLOGRAPPLING

もう一つの1回戦は、やはり注目株のジョシュ・シスネロスが代打出場のデミアン・アンダーソンと相対した。

下から足を絡めてくるアンダーソンの仕掛けを、素早い反応のダースチョーク狙いで切り返したシスネロスは、うつ伏せで耐えるアンダーソンのバックへ。そのまま右腕をとって腕十字を極め、2分弱で会心の勝利。

(C)CLAYTON JONES/FLOGRAPPLING

続く準決勝──ケイドとシスネロスによる注目の新世代対決──では、残念なアクシデントが起きてしまう。

シングルを仕掛けたシスネロスに対し、ケイドがスピード感溢れるカニバサミで切り返すと、シスネロスは不自然な形で崩れてしまう。ここでレフェリーは即座に試合をストップすると、倒れこんだシスネロスが痛みに絶叫し、それを見ているケイドも頭をかかえてしまう状況となった。

スロー再生を見ると、シスネロスが重心をかけた右足のヒザ下に、横から勢いよくケイドの上半身がぶつかっている。これにより、右ヒザが曲がらない方向に大きな力が一瞬でかかってしまったようだ。やがて立ち上がり歩けるようになったシスネロスだが、負傷棄権によりケイドが決勝に進出。本命のムスメシ、新星アバテを倒したガブリエル・ソウザと決勝を争うことになった。

The post 【WNO Championships】レポート─01─波乱続出、ライト級準々決勝~準決。ファイナルはソウザ✖ケイド first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
MIKE MMA WNO Championships ケイド・ルオトロ ケネディ・マシエル コール・アベート ジョシュ・シスネロス デミアン・アンダーソン ブログ マイキー・ムスメシ 堀内勇 高橋サブミッション雄己

【WNO Championships】高橋サブミッション&堀内勇がWNOを深掘り。ライト級本命はマイキー

【写真】プロシューターでありながら、グラップリングが本職の高橋サブミッション雄己とMMAPLANETグラップリング・ライターの堀内勇氏。こんなに楽しいグラップリング論は、そうそうない(C)HIDEYA WADA & ISAMU HORIUCHI

25&26日(土&日・現地時間)にテキサス州オースチンのパーマー・イベンツセンターで開催されるWho’s Number One Championships。男子ではライト級、ミドル級とヘビー級、女子はストロー級及びヘビー級で賞金3万ドルとチャンピオンベルトを賭けた2days 8人制トーナメントが同大会では行われる。

世界のベストグラップラー、新進気鋭の若い選手が一堂に会す大会。その中から3階級を日本のグラップリングをネクストステージに引き上げようという高橋サブミッション雄己、そしてMMAPLANETでグラップリングシーンを執筆中の堀内勇氏に水先案内人となってもらった。


──誠に勝手ながら、この興味深いトーナメントですが、5階級のうちから3階級にピックして話していただこうかと。

高橋 そのつもりといいますか、女子2階級は予習する時間がなかったです(笑)。

堀内 正直、僕も女子はどうすれば良いのか分からないので……オッズがあれば、なんとかなるかと思っていたぐらいでして(苦笑)。

──外れるのは女子2階級になりますか。ヘビー級でギャビ、ストロー級でエレクトリックチェアーを使わせると男女通してナンバーワンかと思われるグレース・ガンドラムなど興味深い選手も出場していますが。

高橋 確かに10th Planet柔術で括れば一番完成度が高く、グラップリングとして成立させているのはグレースですね。そこは楽しみなんですが、いかんせん男子3階級と比べると、興味深さで差は出てしまいます。

──今大会はそれだけの面子が揃っているということですね。では、男子ライト級から見所をお願いします。

高橋 道着での強さは当然として、ここ数カ月のノーギの活躍を見てマイキーが優勝候補だと思います。そもそもルースターやライトフェザー級の選手なので、体重が足らないのか。そこだけですね、不安要素は。マイキーに肉薄するかと思っていたケネディ・マシエルが欠場になってしまったのが、残念です。

──ケネディがマイキーに肉薄するという予想は、どのような理由からだったのでしょうか。

高橋 体格差と、マイキーは下から攻めると思うので取り切れなかった場合はWNO判定では上の人に付きがちなので、もしかしたらというのがあるかと思っていました。

堀内 もうケネディは居なくなってしまっていたので、頭から抜け落ちていましたが、絶対にマイキーが中心になると思っています。そこで個人的に面白いとおもっていたのが、ケイド・ルオトロがダナハー門下だったイーサン・クレリステンと戦い、足関節を全てベリンボロに切り返し、最後はダースで勝ったじゃないですか。

(C)CLAYTON JONES

マイキーも最近、足関節で勝っている。

じゃあケイドのベリンボロはマイキーに通じるのか。それを考えていたら、高橋選手が「足の掛け方によってベリンボロが掛けやすくなったり、掛けにくくなる」ということを言われていて……。ならマイキーの足関節というのは、カウンターのベリンボロに対する再カウンターになっているのかと。

高橋 そこ、自分が足関全盛期論といって自論を唱えているところなんですけど。全盛期があるからにはそこに至る黎明期があり、過渡期があり、成長期がある。黎明期と僕がしているのが、ダナハーとかエディ・カミングスがサドルロックで逆足を抱えて内ヒールをギュッとやっていた頃がなんです。

──!!

高橋 過渡期にあたるのは、それが皆に流布してきた時代。クレイグ・ジョーンズやニッキー・ライアンが座り込んでバタフライガードからサドルでバンバンと取る選手が増えてきた時期です。

(C)MIKE CALIMBAS

その次に出てきた流れとして、サドルロックとか外掛け外ヒールにベリンボロでカウンター。

クレイグ・ジョーンズがカイナン・デュアルチに破れたりしている。こないだもタイ・ルオトロとクレイグの試合がありましたが、足関節もベリオンボロの攻防にならなかったです。

堀内 あの時、クレイグが足関節に出なくて。

高橋 自分もその残念さを感じつつ、クレイグはベリンボロを驚異に感じているんだと思ったんです。

堀内 ああなるほど、ミドル級の話になってしまいますが、クレイグは『足関はいつもやっていてつまらないから、今日は違うことをやった』と言っていましたが、高橋選手の見立てでは返されることを経験して、一歩上を行ったということですね。

それにしてもダナハー流が足関黎明期とは。僕らオールドファンからすると、黎明期の足関節技師というと佐藤ルミナ……いや藤原組長とかになっちゃいますよ。

──確かにダナハーとサドルは、我々にとっては新時代の幕開けでしたからね。

堀内 それを黎明期と捉える、高橋選手のその感性が最先端ですね。

高橋 いえ、僕はそれ以前を知らないだけなので……。

──その最先端の見立てでいくと、ベリンボロを察知して足関節を仕掛けない。となると、また新しい潮流が出てくるということですね。

高橋 サドルを組みたい人達もクレイグや立ち技をしたり、ニッキー・ライアンがレッスルアップからリバーサルという風にトップゲームを考えて始めている。そこが新しい潮流になるのか……。ただ足関節軸でいうと、サドルや外掛けをするから反転されてベリンボロの形にハマるので、それをしないと良いということでマイキーはKガードからの50/50を使っているのかと。

──そこが堀内さんの言われた足関節へのカウンターのベリンボロを封じ込める再カウンターだということですね。結果、ミスなく守れる人が勝つということでしょうか。

高橋 その節は得にWNO判定だとあるかもしれないですね。

──ここまでのお話で、実はマイキーが最先端かということになるかと思うのですが、ライト級の対抗馬は誰になるでしょうか。

(C)F2W

高橋 マシエルに2勝1敗で勝ち越ししているジョシュア・シスネロスです。

若さも相まって、もっとノビシロがあるなら面白いかと思います。しかも彼、パン柔術では道着でパウロ・ミヤオに勝っていますよね。メチャクチャ上質な道着有りの柔術で勝てて、ノーギでもADCC準優勝のマシエルに勝つ。シスネロスには期待したいです。

堀内 僕もシスネロス推しです。マシエルとの試合でも最初の試合は逆転負けこそしたもの、その前にはニーカットパスからワキをすくって腕を取ってクルスフィックスに持っていき、そこからキムラをほとんど極めかけていたし、最後の最後に大逆転負けするまでシスネロスが圧倒していました。2試合目はマシエルが上から攻めたのですが、シスネロスがキムラをまた取りかけていた──自力でマシエルに優っていました。

──WNOはこれまでワンマッチでしたが、今回は2日間のトーナメントです。その辺りのマネージメント能力も問われるのではないでしょうか。そういうなかでマイキーが、ジオ・マルチネスに対して意識過剰といえる感情的な態度を取っているのは気になります。自爆すらしてしまいそうな、ヒステリックさを感じました。

堀内 丁寧な話し方の中に狂気を孕んでいるように見えました。トーナメント前にも「僕はブレイキング・メカニズムを徹底的に解剖してきた。ジオ・マルチネスとの試合で僕はダークサイドに入って、今はその真っ只中にいる。昔と違って、壊すことは全く躊躇しない」とか言っているんですよ。

──怖い……。いずれにせよ、ライト級は本命がマイキーで、対抗がケイド・ルオトロとシスネロスといったところでしょうか。

堀内 あとイーサン・クレリステンの欠場で代役出場になるデミアン・アンダーソン、ダナハーの紫帯ですが、結構強いです。先月、コンバット柔術バンタム級王者のリチャード・アラルコンをキムラで倒して、ガブリエル・ソウザにもエメラルドシティ・グラップリングで内ヒールで勝っています。決勝はジアニ・グリッポに負けたのですが、オーバータイムでほとんど互角でした。紫帯とは思えない選手なので、大穴としては面白いです。

──コール・アベートもそういう意味では楽しみでないですか。

堀内 メンデス兄弟みたいな、いかにもAOJ的な柔術で、普通に凄く強いです。15歳、どんどん若い選手が出てきていますね。

高橋 それでも、僕はブレイキング・モードのマイキーが凄く楽しみですね(笑)。

<この項続く>

堀内勇Profile

高校1年の時に少林寺流空手をはじめ、94年硬式空手世界大会出場。
1998年、留学先のカリフォルニア州にてペドロ・カウバーリョ・ブラジリアン柔術道場に入門。タカ・クノウ、マックス増沢、前田桂(stArt JAPAN共同設立者)、杉内勇らとともに在米日本人組技集団チーム・グラエロを結成する。
色帯時代のジェフ・グローバー、ビル・クーパー、ハレック・グレイシー、ナム・ファン等と対戦経験あり。本人によると「ナムに塩漬け負け以外は全部秒殺負けです」とのこと。
2004年、LAのアマMMA大会The Last Drawで一本勝ち。
空手&ブラジリアン柔術黒帯。

■WNO Championships出場選手

【ヘビー級】
カイナン・デュアルチ(ブラジル)
メイソン・ファウラー(米国)
オーランド・サンチェス(米国)
カイル・ベーム(米国)
ティム・スプリッグス(米国)
ルイス・パンザ(ブラジル)
テックス・ジョンソン(米国)
ハイサム・リダ(ガーナ)

【ミドル級】
タイ・ルオトロ(米国)
ウィリアム・タケット(米国)
ロベルト・ヒメネス(米国)
ジョン・ブランク(米国)、
ダンテ・リオン(カナダ)
ミカ・ガルバォン(ブラジル)
ジェイコブ・カウチ(米国)
オリバー・タザ(カナダ)

【ライト級】
マイキー・ムスメシ(米国)
ケイド・ルオトロ(米国)
ジオ・マルチネス(米国)
ディエゴ・オリヴェイラ(ブラジル)
コール・アベート(米国)
デミアン・アンダーソン(米国)
ジョシュア・シスネロス(米国)
ガブリエル・ソウザ(ブラジル)

【女子ストロー級】
マイサ・バストス(ブラジル)
ダニエル・ケリー(米国)
ジェッサ・カーン(米国)
アマンダ・アレキン(米国)
グレース・ガンドラム(米国)
アレックス・グエン(米国)
ジェシカ・クラン(米国)
タミー・ムスメシ(米国)

【女子ヘビー級】
ギャビ・ガルシア(ブラジル)
ハファエラ・ゲイジス(ブラジル)
エリン・ハープ(米国)
アナ・カロリーナ・ヴィエイラ(ブラジル)
エリザベス・クレイ(米国)
アマンダ・ローウェン(米国)
ケンドール・リユージング(米国)
アマンダ・レヴィ(米国)

The post 【WNO Championships】高橋サブミッション&堀内勇がWNOを深掘り。ライト級本命はマイキー first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
MMA ONE ONE Championship UFC WNO Championships アナ・カロリーナ・ヴィエイラ アマンダ・リヴェイ アマンダ・ローウェン ウィリアム・タケット エリン・ハープ オーランド・サンチェス カイナン・デュアルチ カイル・ベーム ギャビ・ガルシア クレイグ・ジョーンズ グレース・ガンドラム ケイド・ルオトロ ケネディ・マシエル ジオ・マルチネス タイ・ルオトロ ダンテ・リオン ティム・スプリッグス テックス・ジョンソン ハイサム・リダ マイキー・ムスメシ マイサ・バストス メイソン・ファウラー ルイス・パンザ ロベルト・ヒメネス

【WNO Championships】世界への扉、開くか。ハイサム・リダ─02─「日本の柔術を世界に証明したい」

【写真】動けるヘビー級ハイサムに、世界が驚く日がやって来る──のか(C)CLAYTONE JONES

25&26日(土&日・現地時間)にテキサス州オースチンのパーマー・イベンツセンターで開催されるWho’s Number One Championships。5階級の2021年グラップライング最強を決めるノーポイント&サブオンリー、ジャッジ裁定有りのトーナメントに出場するハイサム・リダ・インタビュー後編。

参加選手はカイナン・デュアルチ、メイソン・ファウラー、オーランド・サンチェス、カイル・ベーム、ティム・スプリッグス、ルイス・パンザ、テックス・ジョンソン。右を見ても左を見ても強豪だらけのトーナメント出場を関しては、ハイサムは「カイナン以外なら全員勝てる。」と断言した。

全てを変える──トーナメントへの意気込みとは。

<ハイサム・リダ・インタビューPart.01はコチラから>


──トーナメントで優勝を狙うには、カイナンが初戦の相手だとやはりリスクは高いです。

「決勝で当たるのが一番ですよね」

──ではトーナメント優勝を考えると、初戦で誰と戦いたいと思っていますか。

「最初はテックス・ジョンソン……なんというのか、正直なところカイナン以外では誰でもいけると思っています。なのでトーナメントで優勝することを考えても、カイナンとは決勝で戦うのが一番良いです。カイナンも1回戦で僕と戦うのは嫌だと思っているだろうし、カイナン以外だと最初に戦うのは誰でも良いです。」

──オーランド・サンチェス、ティム・スプリッグスなどよく言えば重厚、いわば動かない試合で勝つ選手です。そのなかでハイサムはヘビー級でもライト級のように動くことができる。それが世界に知れ渡って欲しいです。

「そこが自分の持ち味です。今、少しだけハイサム・リダがどんな選手なのか皆が気付き始めています。『あれだけ体重があって、身長も高いのに動ける』って。

(C)SATOSHI NARITA

オーランド・サンチェスのパワーはとんでもないはずです。ただ、言われたように動けない。ということは、試合が進めば僕の動きについて来られなくなります。これは絶対に。

それに米国に来てから、ずっとレスリングの練習をしてきました。ミシガンから五輪に出たジェイク・ハーバートから直接指導を受けています。ジェイクは2012年のロンドン五輪フリースタイルレスリング米国代表で、世界選手権で準優勝になったこともあります。

※ジェイク・ハーバートは2009年のレスリング世界選手権フリースタイル84キロ級で銀メダルを獲得。ノースウェスタン大学時代には2度のNCAA D1王者で、4度のオールアメリカンレスラー。2009年にはダン・ホッジ・トロフィー(年間ベスト・カレッジレスラー)を獲得している。

ジェイクとやってきたので、テイクダウンをバンバン取れるということではないですが、テイクダウンされない自信もついてきました。オーランドのような選手は、テイクダウンしてずっと上からプレッシャーを掛けてくるのですが、自分の動きにはついて来られなくなるという自信は持っています」

──テイクダウンポイントがない。引き込めることに関して、ADCCルールよりもテイクダウン&コントロール・グラップラーと戦いやすいということはないですか。

「下になっても構わないです。ただし、ジャッジ裁定になった際にテイクダウンやパスにはUFCのように評価される向きはあります。一本を取れないと、マットコントロールは重視されます。ただし、テイクダウンを取っても一本を逆に取られることもありますし。WNOルールは、自分に一番向いているルールです」

──カイル・ベームは10thPlanetスタイルで、足関節が巧みです。僅か1試合の印象でハイサムは足関節が課題と見続けられている面もあると思いますが、さきほど名前を挙げたテックス・ジョンソンもレッグアタッカーです。それはハイサムが足関節の防御に自信を持つようになった表れなのでしょうか。

(C)SATOSHI NARITA

「テックス・ジョンソンはガンガン足関節を狙ってきます。

でも、もう足関節の防御には、自信があります。自分の弱点だと思ったので、ここに来てから克服に努めてきました。デトロイトに来てからの練習でも、皆が上を取れないので凄く足関節を狙ってきました。

(C)SUG

最初は極められましたが、ずっと練習してきたので今は以前のように極められることはないです。

カイル・ベームとテックス・ジョンソンは、リバースデラヒーバから回って足関節を狙ってくると思うので、その対策練習はずっとやってきました。それに自分の課題は足関節だけでなく、他にもあります。なので足関節も含め、穴がなくなるよう練習してきました」

──それはスパーリングで身につけていくものですか。

「僕はまず打ち込みを徹底してやっています。1時間の打ち込みから、少し休憩してスパーリングという風にやっています。できることは全てやっています。自分の時間は強くなるために、全て使っています」

──それにしても凄くイキイキしていますね。

「本当に楽しみです。最初に言ったように、ADCCに出たこともない実績では一番下だと思っています。完全にアンダードッグですが、そんな評価をひっくり返したいです。それができる予感が凄くあります。凄く大きなチャンスを手にすることができました。アンダードッグだからこそ、一番目立てます」

──本当に楽しみしている日本のサポーターに一言、お願いします。

「ハイ。いつも同じことを言っていますが、試合が決まってからも本当に色々な人からメッセージを貰いました。皆が応援してくれています。6月の試合も、こんなに多くの人が日本で見ていてくれたんだと……嬉しいし、本当に皆に感謝しています。これからも日本の柔術を世界に証明したいです」

■WNO Championships出場選手

【ヘビー級】
カイナン・デュアルチ(ブラジル)
メイソン・ファウラー(米国)
オーランド・サンチェス(米国)
カイル・ベーム(米国)
ティム・スプリッグス(米国)
ルイス・パンザ(ブラジル)
テックス・ジョンソン(米国)
ハイサム・リダ(ガーナ)

【ミドル級】
クレイグ・ジョーンズ(豪州)
タイ・ルオトロ(米国)
アンドリュー・ウィルツ(米国)
ウィリアム・タケット(米国)
ロベルト・ヒメネス(米国)
ジョン・ブランク(米国)、
ダンテ・リオン(カナダ)
ミカ・ガルバォン(ブラジル)

【ライト級】
マイキー・ムスメシ(米国)
ケイド・ルオトロ(米国)
ジオ・マルチネス(米国)
ディエゴ・オリヴェイラ(ブラジル)
コール・アベート(米国)
イーサン・クレリステン(カナダ)
ジョシュア・シスネロス(米国)
ケネディ・マシエル(ブラジル)

【女子ストロー級】
マイサ・バストス(ブラジル)
ニエル・ケリー(米国)
ジェッサ・カーン(米国)
トゥディ・アレキン(米国)
グレース・ガンドラム(米国)
アレックス・グエン(米国)
ジェシカ・クラン(米国)
タミー・ムスメシ(米国)

【女子ヘビー級】
ギャビ・ガルシア(ブラジル)
ハファエラ・ゲイジス(ブラジル)
エリン・ハープ(米国)
アナ・カロリーナ・ヴィエイラ(ブラジル)
エリザベス・クレイ(米国)
アマンダ・ローウェン(米国)
ケンドール・リユージング(米国)
アマンダ・リヴェイ(米国)

The post 【WNO Championships】世界への扉、開くか。ハイサム・リダ─02─「日本の柔術を世界に証明したい」 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
MMA ONE ONE Championship WNO Championships   アナ・カロリーナ・ヴィエイラ アマンダ・リヴェイ アマンダ・ローウェン ウィリアム・タケット エリン・ハープ オーランド・サンチェス カイナン・デュアルチ カイル・ベーム ギャビ・ガルシア クレイグ・ジョーンズ グレース・ガンドラム ケイド・ルオトロ ケネディ・マシエル ジオ・マルチネス タイ・ルオトロ ダンテ・リオン ティム・スプリッグス テックス・ジョンソン ニュース ハイサム・リダ マイキー・ムスメシ マイサ・バストス ミカ・ペルハヴェッツ メイソン・ファウラー ルイス・パンザ ロベルト・ヒメネス

【WNO Championships】ヘビー級T出場、ハイサム・リダ─01─「カイナンは僕を止めることはできない」

【写真】目指すはグラップリング世界一、ハイサム・リダ(C)CLAYTONE JONES

25&26日(土&日・現地時間)にテキサス州オースチンのパーマー・イベンツセンターで開催されるWho’s Number One Championships。男子ではライト級、ミドル級とヘビー級、女子はストロー級及びヘビー級で賞金3万ドルとチャンピオンベルトを賭けた2days 8人制トーナメントが同大会では行われる。

世界のベストグラップラー、そして新進気鋭の若い選手が一堂に会す大会に、ハイサム・リダがヘビー級でエントリーされている。

カイナン・デュアルチ、メイソン・ファウラー、オーランド・サンチェス、カイル・ベーム、ティム・スプリッグス、ルイス・パンザ、テックス・ジョンソンという世界を代表する屈強なグラップラーと王座を争うメンバーに抜擢されたハイサムをZoomインタビューした。

全てを変える──トーナメントへの意気込みとは。


──WNOのヘビー級のリストが発表されたことは先週末(※取材は9月1日に行われた)に分かっていたのですが、仕事に追われていてチェックするのが週を明けてからになってしまいました。そうしたらリストにハイサムの名前を見つけて、メチャクチャ興奮しました。このメンバーに名前が連なるなんて、凄いビッグニュースです。

「正直、出たい気持ちはずっとありましたけど、自分でもこの8人の中に入れるようになるなんて思っていなかったです。米国に住むようになって、それほど時間は経っていないですし、レコード的にも……これから、どんどんタイトルを獲っていく自信はあるのですが、今はまだ他の出場選手と比較しても実績不足なのは明らかなので。だから、まだ入れないなっていうことは頭の中にありました。

なのでオーガナイザーからオファーが来た時は、自分でもビックリして嬉しかったです。自分の柔術を世界に証明するチャンスを手にしました。これまでやってきたことの全てをこのトーナメントに賭けていきたいです」

──オファーはいつ頃だったのですか。

「8月の後半になってからですね。発表までは少しありました」

──6月のWNOではキーン・コーネリアスと戦うという注目の試合が、キーナンの欠場で彼の弟子ミカ・ペルハヴェッツに対戦相手が代わり、本戦からプレリミに試合順も下げられてしまいました。あの時、ハイサムの名前を売る絶好のチャンスを逃してしまったと残念でならなかったです。それがプレリミでの勝利から、ここのメンバーに入った。大逆転ですね。

「キーナンとの試合は、僕もチャンスだと思っていました。レベル的にも自信もありましたし。それがミハとの試合になり、試合順もメインカードからプレリミに下げられた時は、頭に来ました。『マジかよ』って」

──ハイサムの責任ではないですからね。

「ハイ。メインカードに出たいとずっと思ってきたので。怒りというかフラストレーションは感じていました。あの試合は、自分は周囲が思っているよりも、ずっとできるといことを証明する試合にしたい……そういう試合を見せるという気持ちで戦いました。

そうしたら自分が期待していた以上に短時間で試合を終えることができて、WNOの人達に力を見せることができたと感じました。そして次の週にアメリカン・ナショナルがあって、そこでも優勝しました(黒帯スーパーヘビー級)。あの2大会はオーガナイザーにアピールできたと思います」

──結果、思い通りになったということですね。

「ただ、アメリカン・ナショナルのあとで連絡がきたときは、出場8人のなかで誰かケガをしたら代役で出てもらうという話だったんです。『100パーセントではないけど、準備はしていて欲しい』という感じで」

──なかなか微妙な状況ですね……それは。

「ハイ。そして、8月の後半になって『やっぱりハイサムに出てほしい』という風になりました。あの時は他にどんなメンバーが出るのか分かっていなかったですが、『YES。やるよ』と即答しました」

──その後、出場メンバーを見てどのように思いましたか。

「なんというのか……まぁ簡単な試合はないです。でも、自分は勝てるという自信はあります」

──おお、力強い言葉です。もうトーナメント枠は決まっているのでしょうか。

「トーナメント・ブラケットはファイトウィークになってから、抽選で決めるんだと思います。違うのかもしれないですけど(笑)。誰が相手になっても、大丈夫なように準備をして臨みます」

──優勝云々でなく、コンペティターとして誰と一番戦いたいですか。

「一番戦いたい試合は、一番困難になる試合です」

──つまりは……。

「ハイ、カイナン・デュアルチです。彼を倒すと、全てが変わると思います。カイナンには道着で2度戦って、2回とも負けています。でもノーギだったら、僕のスピードや勢いを止めることはできない。その自信はあります。道着ではなくて、ノーギの自分はカイナンにとって多分……いや、絶対に苦手なタイプです。それにフィジカルトレーニングを積んで体も大きくなっていますし、スピードもあって動けます。カイナンは僕を止めることはできない。カイナンと一番戦いたいです」

<この項、続く>

■WNO Championships出場選手

【ヘビー級】
カイナン・デュアルチ(ブラジル)
メイソン・ファウラー(米国)
オーランド・サンチェス(米国)
カイル・ベーム(米国)
ティム・スプリッグス(米国)
ルイス・パンザ(ブラジル)
テックス・ジョンソン(米国)
ハイサム・リダ(ガーナ)

【ミドル級】
クレイグ・ジョーンズ(豪州)
タイ・ルオトロ(米国)
アンドリュー・ウィルツ(米国)
ウィリアム・タケット(米国)
ロベルト・ヒメネス(米国)
ジョン・ブランク(米国)、
ダンテ・リオン(カナダ)
ミカ・ガルバォン(ブラジル)

【ライト級】
マイキー・ムスメシ(米国)
ケイド・ルオトロ(米国)
ジオ・マルチネス(米国)
ディエゴ・オリヴェイラ(ブラジル)
コール・アベート(米国)
イーサン・クレリステン(カナダ)
ジョシュア・シスネロス(米国)
ケネディ・マシエル(ブラジル)

【女子ストロー級】
マイサ・バストス(ブラジル)
ニエル・ケリー(米国)
ジェッサ・カーン(米国)
トゥディ・アレキン(米国)
グレース・ガンドラム(米国)
アレックス・グエン(米国)
ジェシカ・クラン(米国)
タミー・ムスメシ(米国)

【女子ヘビー級】
ギャビ・ガルシア(ブラジル)
ハファエラ・ゲイジス(ブラジル)
エリン・ハープ(米国)
アナ・カロリーナ・ヴィエイラ(ブラジル)
エリザベス・クレイ(米国)
アマンダ・ローウェン(米国)
ケンドール・リユージング(米国)
アマンダ・リヴェイ(米国)

The post 【WNO Championships】ヘビー級T出場、ハイサム・リダ─01─「カイナンは僕を止めることはできない」 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
MMA ONE WNO Championships アナ・カロリーナ・ヴィエイラ アマンダ・リヴェイ アマンダ・ローウェン ウィリアム・タケット エリン・ハープ オーランド・サンチェス カイナン・デュアルチ カイル・ベーム ギャビ・ガルシア クレイグ・ジョーンズ グレース・ガンドラム ケイド・ルオトロ ケネディ・マシエル ジオ・マルチネス タイ・ルオトロ ダンテ・リオン ティム・スプリッグス テックス・ジョンソン ニュース ハイサム・リダ マイキー・ムスメシ マイサ・バストス メイソン・ファウラー ルイス・パンザ ロベルト・ヒメネス

【WNO Championships】ADCC&ノーギワールズ、SUG覇者らと共に。ヘビー級Tにハイサム・リダ出場!!!

【写真】この面子のなかに選ばれることが、すでにハイサムのバリューだ(C)CLAYTON JONES/FLOGRAPPLING

9月25日(土)と26日(日)の2日間に渡り5階級の8人制チャンピオンシップ・トーナメントが開催されるWho’s Number One。ライト級&ミドル級、女子ストロー級及び女子ヘビー級に続き、ヘビー級参加選手が発表されている。

そして世界のベストグラップラーが3万ドルを賭けて覇権を争うチャンピオンシップ・トーナメントにハイサム・リダの出場が決まった。


カイナン・デュアルチ、メイソン・ファウラー、オーランド・サンチェス、カイル・ベーム、ティム・スプリッグス、ルイス・パンザ、テックス・ジョンソンの7名。

ADCC2019とムンジアルを制した(※テストで陽性となり剥奪)カイナンを筆頭に、2015年ADCC99キロ以上級優勝のサンチェス、ノーギワールズ優勝経験者はスプリッグス、パンザ、ジョンソンの3選手、さらにいえばファウラーはSUG無差別級王者で、ベームはそのファウラーへの挑戦者を決めるトーナメントで優勝しており、ルカス・バルボーサに勝利している。

いってみればハイサムからすれば全員が格上だ。ただし、ハイサムの実績が及ばないのは北米を拠点にしてからまだ日が浅いからにすぎない。F2W、WNOのプレリミ出場からの今回の抜擢となったことはすでにハイサムのポテンシャルが認められているという表れでもある。

特にサンチェス、スプリッグス、ジョンソンなどはテイクダウン&コントールという渋い試合になることも予想され、ハイサムは動けるスタイルで一躍グラップリング界重量級のニュースターと認められるか可能性も大きい。

とはいえ足関スペシャリトのベームら、ハイサムが課題される部分で抜群に強さを発揮する選手も出場する。ポイント制ということも考慮すると、当然のように本命はカイナンだが、トーナメント枠次第でファイナル進出もあり得る。柔術家としては日本育ちのハイサムが、世界のトップグラップラーを相手にどのようなパフォーマンスを見せることができるか──心底楽しみだ。

■WNO Championships出場選手

【ヘビー級】

カイナン・デュアルチ(ブラジル)
メイソン・ファウラー(米国)
オーランド・サンチェス(米国)
カイル・ベーム(米国)
ティム・スプリッグス(米国)
ルイス・パンザ(ブラジル)
テックス・ジョンソン(米国)
ハイサム・リダ(ガーナ)

【ミドル級】
クレイグ・ジョーンズ(豪州)
タイ・ルオトロ(米国)
アンドリュー・ウィルツ(米国)
ウィリアム・タケット(米国)
ロベルト・ヒメネス(米国)
ジョン・ブランク(米国)、
ダンテ・リオン(カナダ)
ミカ・ガルバォン(ブラジル)

【ライト級】
マイキー・ムスメシ(米国)
ケイド・ルオトロ(米国)
ジオ・マルチネス(米国)
ディエゴ・オリヴェイラ(ブラジル)
コール・アベート(米国)
イーサン・クレリステン(カナダ)
ジョシュア・シスネロス(米国)
ケネディ・マシエル(ブラジル)

【女子ストロー級】
マイサ・バストス(ブラジル)
ニエル・ケリー(米国)
ジェッサ・カーン(米国)
トゥディ・アレキン(米国)
グレース・ガンドラム(米国)
アレックス・グエン(米国)
ジェシカ・クラン(米国)
タミー・ムスメシ(米国)

【女子ヘビー級】
ギャビ・ガルシア(ブラジル)
ハファエラ・ゲイジス(ブラジル)
エリン・ハープ(米国)
アナ・カロリーナ・ヴィエイラ(ブラジル)
エリザベス・クレイ(米国)
アマンダ・ローウェン(米国)
ケンドール・リユージング(米国)
アマンダ・リヴェイ(米国)

The post 【WNO Championships】ADCC&ノーギワールズ、SUG覇者らと共に。ヘビー級Tにハイサム・リダ出場!!! first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
MMA ONE WNO Championships アナ・カロリーナ・ヴィエイラ アマンダ・ローウェン ウィリアム・タケット エリン・ハープ ギャビ・ガルシア クレイグ・ジョーンズ グレース・ガンドラム ケイド・ルオトロ ケネディ・マシエル ジオ・マルチネス タイ・ルオトロ ダンテ・リオン マイキー・ムスメシ マイサ・バストス ロベルト・ヒメネス

【WNO Championship】女子ヘビー級は天敵不在のなかギャビが対本命。推定体重差45キロのハープも注目

【写真】写真は3度目のADCC制覇時。試合には敗れたが、先のデジェスス戦などスタンドのフットロックで足首を破壊するなど、今も頭抜けた強さを見せているギャビだ (C)SATOSHI NRIATA

9月25日(土)と26日(日)の2日間に渡り5階級の8人制チャンピオンシップ・トーナメントが開催されるWho’s Number Oneで、女子ヘビー級のロースターが明らかになっている。

この階級の本命はムンジアル6冠、ADCCを4度制したギャビ・ガルシアであることは間違いない。今年に入り、クレイグ・ジョーンズとの性別を越えた対決に向けて動き出し、話題となったが──これは実現に至っていない。

そのギャビだが、2月にWNO06でムンジアル3度優勝のナチアリ・デジェススの足をバキバキに破壊しながら、「ポッブして痛みがなかった」というデジェススの反撃を受け、バッククラブを取られ判定負けを喫している。

人類女子最強の座を守るには、デジェススが出場しない今回のトーナメントを圧倒的に勝ち抜きたいところだ。


他の出場選手はハファエラ・ゲイジス、エリン・ハープ、アナ・カロリーナ・ヴィエイラ、エリザベス・クレイ、アマンダ・ローウェン、ケンドール・リユージング、アマンダ・リヴェイの7名となっている。

(C)SUG

SUG王者アマンダ・ローウェンとF2W女子ヘビー級王者エリザベス・クレイの競演も興味深い。

ローウェンはポイント有り&道着の試合も経験豊富だが、最近は5分&OTとかなり偏向した状況でのSUGが主戦場となっており、トーナメントを勝ち上がる戦術とポジショニングへの対応力が問われるだろう。

一方クレイはノーギワールズで紫&茶帯を制しており、前述したF2Wでサブオンリーも戦うなど、ADCC特有の前半と後半での戦い方のアジャストが上手くいえば、面白い存在になりそうだ。

またケンドール・リユージングは2019年のノーギワールズ黒帯世界王者、今年もパン・ノーギを制しており、アマンダ・リヴェイは紫&茶帯のノーギワールズ・チャンピオンでキムラ・スペシャリストだ。

道着で2019年ムンジアル茶帯優勝、黒帯になってからはパン柔術で優勝しているハファエラ・ゲイジスは、道着ではラッソー、ノーギではクローズドガードが基本姿勢──だけに、引き込みマイナスがどのように作用するか。

柔術の実績でいえばギャビ以外の参加者のなかで、アナ・カロリーナ・ヴィエイラが群を抜いている。ムンジアルではミドル級で3連覇中のヴィエイラだが、ギャビと比較すると体格的なハンデはあるか。

女子はストロー級とヘビー級、ライト級以下のハープは適正階級がない(C)CLAYTON JONES

体格的なハンデでいえば、Invicta FCにも出場しているエリン・ハープはWNOではゲイジスとフェザー級で戦い勝利こそしているが、MMAではバンタム級ファイターだ。

通常体重だとギャビとの体重差は推定45キロ以上になるかと思われる。

ヘビー級というよりも、ミドル級以上のオープンクラスといえる同トーナメント。小兵のハープがどのような動きを見せるか。マーク・ケアー✖レオジーニョの再現を期待したい……とまでは言えないが、彼女の出場はグラップリングならでの醍醐味を見せることになるかもしれない。

■WNO Championships出場選手

【ミドル級】
クレイグ・ジョーンズ(豪州)
タイ・ルオトロ(米国)
アンドリュー・ウィルツ(米国)
ウィリアム・タケット(米国)
ロベルト・ヒメネス(米国)
ジョン・ブランク(米国)、
ダンテ・リオン(カナダ)
ミカ・ガルバォン(ブラジル)

【ライト級】
マイキー・ムスメシ(米国)
ケイド・ルオトロ(米国)
ジオ・マルチネス(米国)
ディエゴ・オリヴェイラ(ブラジル)
コール・アベート(米国)
イーサン・クレリステン(カナダ)
ジョシュア・シスネロス(米国)
ケネディ・マシエル(ブラジル)

【女子ストロー級】
マイサ・バストス(ブラジル)
ニエル・ケリー(米国)
ジェッサ・カーン(米国)
トゥディ・アレキン(米国)
グレース・ガンドラム(米国)
アレックス・グエン(米国)
ジェシカ・クラン(米国)
タミー・ムスメシ(米国)

【女子ヘビー級】
ギャビ・ガルシア(ブラジル)
ハファエラ・ゲイジス(ブラジル)
エリン・ハープ(米国)
アナ・カロリーナ・ヴィエイラ(ブラジル)
エリザベス・クレイ(米国)
アマンダ・ローウェン(米国)
ケンドール・リユージング(米国)
アマンダ・リヴェイ(米国)

The post 【WNO Championship】女子ヘビー級は天敵不在のなかギャビが対本命。推定体重差45キロのハープも注目 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
MIKE MMA ONE WNO11 ウィリアム・タケット クレイグ・ジョーンズ グレース・ガンドラム ケイド・ルオトロ ケネディ・マシエル ジオ・マルチネス タイ・ルオトロ ダンテ・リオン マイキー・ムスメシ マイサ・バストス ロベルト・ヒメネス

【WNO11】2021年、組み技の祭典。No-P&Sub Onlyの頂点が決まる5階級8人制Two DaysT開催!!

【写真】タイ・ルオトロ、ラミレス、ガルバォン、そしてジョーンズ。ノーポイント&サブオンリーの頂点が決まる (C)/WNO

ADCC世界大会が延期された2021年、グラップリング界をリードしているWho’s Number Oneが、9月25日(土)と26日(日)の2日間に渡り5階級の8人制チャンピオンシップ・トーナメントを開催し、女子ストロー級、ライト級及びミドル級のランナップが既に明らかとなっている。

2年に1度開催のADCC世界大会は16名参加で男女7階級と無差別級の9人の世界チャンピオンを輩出しているが、コロナパンデミックで1年延期されることが決まっている。

この間のグラップリングの盛り上がりが反映し、かつ8人制Tの実施により、精鋭が揃うという見方ができるロースターが階級ごとに発表が始めっている。


ミドル級は──クレイグ・ジョーンズ、タイ・ルオトロ、アンドリュー・ウィルツ、ウィリアム・タケット、ロベルト・ヒメネス、ジョン・ブランク、ダンテ・リオン、ミカ・ガルバォンの8名だ。まさに豪華絢爛、道着の実績でなくノーギで選ばれた8人のグラップラーといえる。

ライト級では──マイキー・ムスメシ、ケイド・ルオトロ、ジオ・マルチネス、ディエゴ・オリヴェイラ、コール・アベート、イーサン・クレリステン、ジョシュア・シスネロス、ケネディ・マシエルがリストアップされた。

圧倒的な存在感を誇るのが、道着から本格的にノーギに活躍の場を移したマイキーであることは間違いない。

この階級はADCCの66キロと77キロの中間、道着と並行して活躍してきた選手も少なくないだけに、ミドル級と比較するとビッグネーム感に欠けるきらいもある。が、その分AOJの青帯で16歳のアベートを筆頭に若い選手が目立っている。

マイサ・バストス、ダニエル・ケリー、ジェッサ・カーン、トゥディ・アレキン、グレース・ガンドラム、アレックス・グエン、ジェシカ・クラン、タミー・ムスメシの8人の参加が決まった女子ストロー級トーナメント。

2019年ムンジアル女子ルースター級王者でEBI女子ストロー級Tを制しているバストスと筆頭にムスメシ姉が大舞台に復帰、エレクトリックチェアーの王女ガンドラムらと粒揃いの女子グラップラーが集まっている。情勢が許すことはなかったのだろうが、バストスやケリー、そしてガンドラムというライバルや過去に対戦経験のある湯浅麗歌子の名前は見たかったのは偽らざるところだ。

とはいえ、これぞ2021年のグラップリング界の頂点を決めるワールド・ザ・ベスト決定戦といっても過言ないTwo Daysトーナメント、他の階級の出場選手のアナウンスが待たれる──組み技の祭典だ。

The post 【WNO11】2021年、組み技の祭典。No-P&Sub Onlyの頂点が決まる5階級8人制Two DaysT開催!! first appeared on MMAPLANET.