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【Bu et Sports de combat】武術的な観点で見るMMA。ヴォルカノフスキー✖オルテガ「人間の本質」

【写真】写真はオルテガのハーフになっているが、両者の勝つための選択が、この上下の位置取りだった (C)Zuffa/UFC

MMAと武術は同列ではない。ただし、武術の4大要素である『観えている』状態、『先を取れている』状態、『間を制している』状態、『入れた状態』はMMAで往々にして見られる。

武術の原理原則、再現性がそれを可能にするが、武術の修練を積む選手が試合に出て武術を意識して勝てるものではないというのが、武術空手・剛毅會の岩﨑達也宗師の考えだ。距離とタイミングを一対とする武術。対してMMAは距離とタイミングを別モノとして捉えるスポーツだ。ここでは質量といった武術の観点でMMAマッチを岩﨑師範とともに見てみたい。

武術的観点に立って見たアレックス・ヴォルカノフスキー✖ブライアン・オルテガとは?!


──UFC世界フェザー級選手権、王者アレックス・ヴォルカノフスキー✖挑戦者ブライアン・オルテガ。言葉にならない死闘でした。MMAとしても。

「MMAの深さを思い知らされました。ヴォルカノフスキーもオルテガも、彼らがマックス・ホロウェイやジョゼ・アルド、ジョン・チャンソンやフランキー・エドガーと戦った時と比べると、打撃に関しては申し訳ないですが、感心する部分はなかったです。

基本的に打撃の攻防が成り立っていなかった。リーチの長いオルテガに対し、入っていきたいヴォルカノフスキーが入れない。当然の図式のなかで、オルテガがヴォルカノフスキーのパンチを受けることができていなかった。ジャブに入れないヴォルカノフスキーですが、踏み込みの良いフックを持っていました。それをオルテガが被弾しています。

よく寝技ができないという表現がありますが、それって攻めて、守ってと寝技の攻防、やり取りができるかどうかだということです。打撃にしても、使ってはいても打撃ができない選手もいます。私のなかで打撃ができる、できないという物差しは相手の攻撃に合わせて打撃ができているのか。相手の動きにアジャストできているのか、です。相手の攻撃に対し、自分はどう防御して攻撃を出すのか。そのやり取りができないと打撃ができるとはいえないと思っています。

そのなかでスタンドの打撃に関して、今回の世界は2人ともできていなかったです。凄い試合だけど、やり取りができていない。なぜ、そうなったのか……」

──それが岩﨑さんからして、MMAの深さなのですか。

「いえいえ、そうではないです。3R、オルテガはヴォルカノフスキーのローに左ストレートを合わせて倒し、起き上ってきたところにギロチンからマウントに入りました。そこからですね、この試合の凄みは。5Rは疲れて、リスクをお互いにおかすことはなかったですが、ギロチン以降の3Rと4Rは互いのリスクの取り合いでした。基本、上がヴォルカノフスキーで下がオルテガ。上を取って抑え、立ってきたところをバック狙いで良いわけではないですか、ヴォルカノフスキーとすれば」

──ハイ、コツコツパンチで三角を凌げれば。

「それを立ち上がって、ヴォルカノフスキーは殴っていきました。立って離れるのではなくて、殴りました。さすがに三角は警戒していますが、オルテガの柔術の力があれば草刈りスイープでも何でも仕掛けることができます。そして、実際にパンチを落とすところで三角絞めもセットしていました。

いや、お前らどうなってんの?……ですよ。オルテガは殴られながら、一本を狙った。殴られる距離にいるから取れる。ヴォルカノフスキーも取られるかもしれないところにいるから、スペースがあってあのパウンドを落とすことができた。技がデキる者同士のどっちが退くのかというせめぎ合い、紙一重の戦いをしていました。全部ができて当たり前、できないことがあっちゃ、あの場には立てない。そうなると、どうすれば勝てるのかなんていう方程式は存在しないです。その状況で、絶対に負けないという意志力をもって選択したのがオルテガはガードからの仕掛けで、ヴォルカノフスキーはトップからのパウンドでした。

強い者同士は、絶対に引かない。そういうことなのでしょうかね……。引かないばかりか、自分にとって嫌な状況を創って、それを乗り越えて勝ちにいく。最近のMMAは柔術ができるけど寝ない。レスリングができるけど、テイクダウンにいかない。パンチは良いけど、倒すように戦わない。結果、遠い位置から脹脛を蹴り合うという展開が多かったです。全てがデキる人が、使わないという戦いですね。

確かにヴォルカノフスキー✖オルテガの試合は、武術としてはダメです。ボロボロになるような戦いはダメです。キューバ危機では大量の核弾頭を持った東西の大国が、結果として使わなかった。使ったら最後、両者が負けるからです。武術とは戦わずして勝つこと。その境地を目指す。ただし、そんなことをいくら口で言っても人間は殺し合います。自分だけが可愛いという性悪説があるなかで、米ソは戦争しないという勝利をキューバ危機で手にしました。

生の人間同士が、引くに引けない戦いをするなかで、人間の本質というものがヴォルカノフスキー✖オルテガの試合で見られました。人間の本質を勉強できる戦いを彼ら2人はしているんです。経験もしてないのに『戦わずして勝つ』とか言ってんじゃねえよ、この野郎って。

向うはこっちを殺しに来るんだよ。ボサッとしていたら、殺されてしまうんだよって。一生懸命頑張っても、ジャッジがこんな酷い裁定をするんだよ──みたいなことを、人間が生きる上でそれは多くのことを金網の中でMMAファイターは経験しています。これ以上ない、武術修行です。あの場に背を向けて、何が武術か。ロッキー川村2氏の時に言いましたが、この経験をしているMMA選手こそ武術を学んで昇華させていって欲しいです。

と同時にヴォルカノフスキー✖オルテガを見て感じたのは、武術の理をMMAで使えたとしても、絶対に引かないぞと言っている相手に勝てるのか。武術を究めていく人間として、MMAから突きつけられたと思います。気合が入りました。

UFCという世界最高峰の舞台、その頂点に立つ者だけが巻くことができるベルトを心から欲している。あの場があるから、ヴォルカノフスキー✖オルテガは生まれた。そう感じました。UFCには、彼らと同じような実力を持っている選手は他にもいると思います。ただし、この2人のような意識レベルにある選手は、どれだけいるのか。一番身に着けることが困難なのは技術ではなく、その意識レベルじゃないでしょうか。本当に苦しい時に、人間の意識レベルが見える。意識レベルの高さをヴォルカノフスキーとオルテガに見せつけられました。

この2人の真似を日本人はしてはいけないです。そういう風に体ができていないですから。同じことをしてはダメ。それでも勝機はあります。それには人間を改造する気持ちでいかないと、こんな戦いで勝つことはできない。そういう稽古をするしかない。それは、ヴォルカノフスキー✖オルテガと見てなお、俺もこの両者の意識レベルでMMAをやって行くんだと思える選手、そういう選手だけです。勝機を勝利に変えることができるのは。そういう意識を続けることができる選手がいれば、実力は後付けでも手にできますから」

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『UFC 266』アレックス・ヴォルカノフスキー vs. ブライアン・オルテガを見たファイター・関係者の反応

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Twitter reacts to Alexander Volkanovski's title defense vs. Brian Ortega in UFC 266 classic(MMAJunkie)

 『UFC 266: Volkanovski vs. Ortega』アレックス・ヴォルカノフスキー vs. ブライアン・オルテガを見たファイター・関係者のツイッターでの反応。続きを読む・・・
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【UFC266】激闘! オルテガの追撃を振り切ったヴォルカノフスキーが3-0で世界フェザー級王座を死守

<UFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)
Def.3-0:50-44.50-45.49-46.
ブライアン・オルテガ(米国)

左を前に出して距離を測るヴォルカノフスキーに対し、オルテガも左ジャブを連打で突く。ヴォルカノフスキーの右ミドルハイをかわしたオルテガは、サウスポーにスイッチして左ハイ。そしてヴォルカノフスキーの右側に回る。プレッシャーを強めていくヴォルカノフスキー。オルテガはオーソドックスに戻すも、ヴォルカノフスキーの右フックをもらう。さらにヴォルカノフスキーは右のショートを当てる。

サウスポーになったオルテガには左右のローで攻めるヴォルカノフスキー。オルテガにケージに背負わせ、左ジャブを当てながら、相手が前に出てくると右ショートを合わせる。ヴォルカノフスキーの左目下から出血が見られるように。それでもプレッシャーをかけ、ローと左ジャブで回るオルテガを追いかけ、左ミドルを当てた。オルテガは左ミドルをキャッチしながら離す。

細かいローで追い詰めるヴォルカノフスキーだが、オルテガも左ストレートを当てた。残り10秒のところで、ヴォルカノフスキーの左ミドルをキャッチしたオルテガが左右のパンチを当てていった。

2R、オーソドックスのオルテガを、左のローとミドルで追い立てるヴォルカノフスキー。パンチは次第にオルテガがタイミングを合わせて左を当てる場面も。スイッチしながら様子をうかがうオルテガに対し、ヴォルカノフスキーは細かいローを放っていくが、オルテガもオーソドックスから右ローを返してヴォルカノフスキーに距離を取らせる。体勢を戻したヴォルカノフスキーは、右ショートを軸にしてオルテガにケージを背負わせる。

オルテガは足を使ってケージ際から脱出するが、ヴォルカノフスキーはプレッシャーをかけ、強い左右のローを繰り出していく。顔面が赤くなり、出血も見られるオルテガ。ヴォルカノフスキーは左右フックで追い込み、組み付くがオルテガはカット。ケージ中央で右ローと左ジャブを当てるヴォルカノフスキーに対して、オルテガのほうがプレッシャーを強めて右ストレートを当てる。

ケージ中央でパンチを出し合う両者。サウスポーからオルテガのパンチが伸びてくる。さらに右ローを当てるオルテガ。ヴォルカノフスキーもスイッチしながらプレッシャーをかける。ラウンド終了後、両者はにらみ合いを展開した。

3R、左ローを伸ばすオルテガに対し、ヴォルカノフスキーは左ジャブを突く。さらにヴォルカノフスキーの右カーフキックを食らったオルテガが下がる。ヴォルカノフスキーがローキックで攻めたてつが、オルテガもサウスポースタンスから右を当てる。ケージ際でローを効かせ、右クロスから首相撲に持ち込もうとするヴォルカノフスキー。離れたオルテガは顔面から大流血。ヴォルカノフスキーは左右のフックとローで攻め立てる。

左ジャブの突き合いでも上回るヴォルカノフスキーはオルテガを追い回すが、オルテガはケージを背負いながらヴォルカノフスキーを押し倒し、すぐさまマウントからギロチンへ。体を動かし続けて頭を抜いたヴォルカノフスキーが、シングルでトップを奪い、パウンドを連打。するとオルテガは下から三角絞め。ヴォルカノフスキーの右足を抱え、絞め上げるオルテガ。ヴォルカノフスキーも頭を抜いてトップを奪い返す。

ケージ際でパウンドを落とし続けるヴォルカノフスキー。オルテガの意識は飛んでいるようにも見える。ここでラウンド終了のホーンが鳴った。

4R開始直後、ドクターチェックが入る。オルテガの右目が腫れあがっている。何度もオルテガの視野をチェックするドクターとレフェリー。そして試合は再開された。再開後からヴォルカノフスキーが左右のローからプレッシャーをかける。オルテガの動きが鈍いが、それでも右ストレートを放つ。左ジャブの突き合いで勝るヴォルカノフスキーに対して、オルテガがボディロックを仕掛ける。

ケージ際でグラウンドに持ち込んだオルテガは、起き上がろうとするヴォルカノフスキーにアナコンダを仕掛けるが、これは極まらず。ヴォルカノフスキーが頭を抜いてトップへ。ハーフガードのオルテガに右ヒジを叩きこむ。それでも足を利かせるオルテガは、立ち上がってから再ガードインするヴォルカノフスキーに三角絞めを狙う。上半身を抜いたヴォルカノフスキーは、インサイドガードからパウンドを連打。なおもオルテガは下からサブミッションを仕掛けていく。

構わずパウンドを落とし続けるヴォルカノフスキーが、立ち上がってスタンド戦に戻る。再び打撃でプレッシャーをかけるヴォルカノフスキー。オルテガの顔面は腫れあがっている。

最終回、ここでもドクターチェックが入るも試合は続行される。開始直後からヴォルカノフスキーがプレッシャーをかけるは、オルテガも左ジャブを返す。サウスポーにスイッチしたオルテガは右ハイ。ヴォルカノフスキーは左ジャブを連続でヒット。オルテガのシングルをカットし、パンチで攻め立てるヴォルカノフスキー。ケージ際でヒジを打ち合った両者だが、オルテガは下がってしまう。

お互いにバッティングがあり、レフェリーが間に入るも、レフェリーを振り切って戦う気持ちを見せるオルテガ。ここからオルテガが前に出て、手数が増える。ヴォルカノフスキーは左右ロー。下がる場面が増えたヴォルカノフスキーに対し、オルテガは左右のジャブから右ストレートを当てる。ヴォルカノフスキーも左ジャブから左右フックを繰り出すが、オルテガが前に出てヴォルカノフスキーを下がらせる。

ヴォルカノフスキーは左ボディから右フックにつなげるも、オルテガを下がらせることはできない。ヴォルカノフスキーをケージ際に追い込み、右の飛びヒザを見せたオルテガは、最後まで前進を止めず右ストレートをヒットさせた。

裁定はユナニマスでヴォルカノフスキー。しかしオルテガの盛り返しも光った試合だった。
インタビュー終了後、両者は激闘を称え合って肩を組んだ。


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MMA Report UFC UFC266 アレックス・ヴァルカノフスキー ニック・ディアス ブライアン・オルテガ ブログ ロビー・ローラー ローレン・マーフィー ヴァレンチーナ・シェフシェンコ

【UFC266】計量終了 ブライアン・オルテガ「ベルトなんてクソくらえ。お前の首を掻き切ってやる」

【写真】(C)Zuffa/UFC

25日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで開催されるUFC266「Volkanovski vs Ortega」の計量が行われた。

ベガスの有観客PPVショーはUFC世界フェザー級選手権試合=王者アレックス・ヴォルカノフスキー✖挑戦者ブライアン・オルテガ、UFC世界女子フライ級選手権試合=王者ヴァレンチーナ・シェフチェンコ✖ローレン・マーフィー、ミドル級=ロビー・ローラー✖ニック・ディアスと、ノンタイトル&メインでないディアズ✖ローラー戦も含め、上位3試合で5分✖5Rが組まれている。


セレモニアル・ウェイインで誰よりも大きな歓声を受けたのは、6年8カ月ぶりのファイトとなるニック・ディアス、ずいぶんと大きくなったフレームをロビー・ローラーとのフェイスオフで披露した。

UFC世界女子フライ級王者シェフチェンコに挑戦するマーフィーは「私はこの試合で勝利を手にすることが分かっている。世界にショックを与えるわ。サンキュー・ベガス、ここに居られて本当に幸せよ」とコメント。

6度目の王座防衛戦に挑むシェフチェンコは「アメージングなフィーリングよ。皆のサポート、スピリットからエネルギーとパワーを得ることができるわ。明日は戦いの時、ただ勝利を目指す。レッツゴー」と話し、大きな声援を受けた。

メインのUFC世界フェザー級選手権試合、挑戦者ブライアン・オルテガとアレックス・ヴォルカノフスキーはフェイスオフで、笑顔を浮かべながら挑発をしあい、オルテガの「もう言葉はいらない。ベルトなんてクソくらえ。お前の首を掻き切ってやる」という言葉に大喜びしたファンは、続いてマイクを向けられたヴォルカノフスキーにブーイングを送る。

ヴォルカノフスキーは「ただ、あいつは何も考えずに全力を向かってくれば良いんだよ。オーストラリア、俺はオーストラリアにベルトを持って帰る。レッツゴー」と言葉を返し、ベガスのファンに向かって叫び声を挙げ、ポージングを取った。

■視聴方法(予定)
9月26日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前11時~WOWOWライブ

■UFC266計量結果

<UFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]アレックス・ヴォルカノフスキー: 144.5ポンド(65.54キロ)
[挑戦者]ブライアン・オルテガ: 144ポンド(65.31キロ)

<UFC世界女子フライ級選手権試合/5分5R>
[王者]ヴァレンチーナ・シェフチェンコ: 124ポンド(56.25キロ)
[挑戦者]ローレン・マーフィー: 125ポンド(56.7キロ)

<ミドル級/5分5R>
ロビー・ローラー: 184ポンド(83.46キロ)
ニック・ディアス: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ヘビー級/5分3R>
カーティス・ブレイズ: 261ポンド(118.38キロ)
ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク: 257ポンド(116.57キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジェシカ・アンドレジ: 126ポンド(57.15キロ)
シンシア・カルヴィーロ: 126ポンド(57.15キロ)

<バンタム級/5分3R>
マルロン・モラエス: 135.4ポンド(61.41キロ)
マラブ・デヴァリシビリ: 135.4ポンド(61.41キロ)

<ライト級/5分3R>
ダン・フッカー: 155.5ポンド(70.53キロ)
ナスラ・ハクパレス: 154.5ポンド(70.08キロ)

<ヘビー級/5分3R>
シャミル・アブドゥラヒモフ: 258ポンド(117.02キロ)
クリストファー・ダカウス: 231ポンド(104.77キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ロクサン・モダフェリ: 125.5ポンド(56.92キロ)
タイラ・サントス: 125ポンド(56.7キロ)

<ライト級/5分3R>
ウロス・メディッチ: 156ポンド(70.76キロ)
ジェイリン・ターナー: 156ポンド(70.76キロ)

<ミドル級/5分3R>
ニック・マキシモフ: 185.5ポンド(84.14キロ)
コディ・ブランデージ: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マシュー・セメルスバーガー: 170.5ポンド(77.34キロ)
マーティン・サノ: 170ポンド(77.11キロ)

<フェザー級/5分3R>
オマー・モラレス: 145.5ポンド(66.0キロ)
ジョナサン・ピアース: 145.5ポンド(66.0キロ)

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News TUF29 UFC アレックス・ヴォルカノフスキー ジョシュア・レッティングハウス ダスティン・ランプロス ダニエル・エルゲータ ブライアン・オルテガ ブレイディ・ハイスタンド ブログ ミッチ・ラポソ リウドヴィク・ショリニアン リッキー・トゥルシオス ヴィンス・マードック

【TUF29】復活TUFはチーム・ヴォルカノフスキー✖チーム・オルテガ。バンタム級、注目ファイターは??

【写真】TUF29バンタム級に出場するリウドヴィク・ショリニアン。バックを取ってスロエフ・ストレッチを狙うもの旧ソ連系らしい?? (C)LFA

17日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されたUFC on ESPN22「Whittaker vs Gastelum」の中継内で6月1日(火・同)にTUF29「The Return of The Ultimate Fighter」の中継が始まり、コーチはUFC世界フェザー級王者アレックス・ヴォルカノフスキーとブライアン・オルテガが就任されることが発表された。

この両者は本来、3月27日のUFC260でベルトを掛けて戦う予定になっていたが、王者が新型コロナウィルスに感染し中止となっていた。2005年にSPIKEで放映された第1回が当たり、今のUFC──だけでなくMMAの世界的隆盛のきっかけとなったTUF。2018年まで14年に渡り年に2度のペースでシーズン28まで実施され、今回が3年半ぶりの復活となる。

SPIKE~FOXで中継されてきた名物リアリティTVシリーズも、時代の流れか米国ではESPN+で毎週火曜日に配信が決まった。現状、日本においてはESPN+配信大会はUFC Fight Passで視聴できるようになっているが、TUFに関しては国内の配信体勢に関して正式発表はない。

いずれにせよ、米国での配信がこれまでの放送にように決まった時間帯を設けて行われるのか。ESPN+と同じディズニーのデジタル配信システムのDisney+は配信日の米国太平洋時間の午前0時より全世界で視聴できる。

上記のシステムと同様で、かつUFC Fight Passで視聴できると仮定すると、日本国内でも日付を跨ぐことなく火曜日の午後4時からTUFが見られることになるが──。


今シーズンにUFCとの契約が争われるのは男子ミドル級とバンタム級の2階級で、昨年10月31日(土・同)にシーズン復活のアナウンスがあってから2週間、11月13日(金・同)まで出場選手の申し込みが行われ、16名が決定している。

ここではバンタム級で出演する8名から注目株を紹介した。

ダニエル・エルゲータ(米国)
ブレイディ・ハイスタンド (米国)
ダスティン・ランプロス (米国)
ヴィンス・マードック (米国)
ミッチ・ラポソ (米国)
ジョシュア・レッティングハウス(米国)
リウドヴィク・ショリニアン (ウクライナ)
リッキー・トゥルシオス(米国)

以上の8人がバンタム級の参加者で最年少はハイスタンドの21歳、最年長はレッティングハウスの31歳だ。そのレッティングハウスは16勝5敗で戦績的にも最多試合経験者となる。

ダニエル・エルゲータ(C)LFA

アルゲータ、ハイスタンド、ランブロス、ラポソの4選手は5試合を経験し、4勝1敗のハイスタンド以外が無敗だ。

最年長、経験豊富なレッティングハウスは2014年3月、つまり7年も前にWSOFでマルロン・モラエスの持つバンタム級世界王座に挑戦しており、メジャータイトル挑戦という点においても実績はピカ一といえる。

M-1でもタイトルコンテンダーだったレッティングハウスがまず何番ピックになるのか、彼基準で両コーチの見立てを判断したい。

ウクライナ国籍のアルメニア人ファイター、現在はカリフォルニアのKD MMA所属のショリニアンもイスラエル大会のプレリミとはいえBellatorベテラン、メジャー経験者だ。

9勝1敗のショリニアンはLFAで現UFCファイターのヴィンセント・キャチェロに勝利し、LXF(Lights Out Xtreme Fighting)では堀内佑馬からスプリット判定勝ちをしている。米国や他の国のレスリングとは違う、ソ連系の裸のサンボというべきテイクダウンが面白い選手だ。

(C)Zuffa/UFC

レッティングハウスに次ぎ、11勝6敗というキャリアを持つマードックもまたポストリムでベラトールを経験している。

昨年はコンテンダーシリーズ出場もルイス・サルダーニャに敗れチャンスを逃し、乾坤一擲のTUF挑戦となる。

(C)BELLATOR

トゥルシオスの戦績は9勝2敗で、彼もまた10戦以上のキャリアの持ち主。

2017年にコンテンダーシリーズでボストン・サルモンに敗れているが、コロナパンデミックで流れた者の昨年5月にはコンテンダーシリーズからUFCで注目されるようになったエイドリアン・ヤネツとFury FCで対戦が決まっていただけに、その潜在能力の高さは認められるところだ。

以上、MMAファイターとしたある一定の評価基準を持つ4人選手に対し、キャリア5戦の4人が如何にポテンシャルの高さ、将来性を見せることができるか。その辺りがポイントになりそうなTUF29バンタム級戦線だ。

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Report UFC UFN ESPN+38 UFN180 ジョン・チャンソン ブライアン・オルテガ ブログ

【UFN180】NEWオルテガ、サウスポーで空間を支配し、シングル交えてジョン・チャンソンから完封勝利

<フェザー級/5分5R>
ブライアン・オルテガ(米国)
Def.3-0:50-45.50-45.50-45
ジョン・チャンソン(韓国)

右ストレート&左フックを見せたジョン・チャンソン、オルテガはローを返す。ジョン・チャンソンもローを蹴り、左ボディを伸ばす。オルテガは前蹴りから左ローも、静かな立ち上がりに。サウスポーから右ジャブを届かせたオルテガが、もう一度右ジャブを伸ばす。ジョン・チャンソンの左ジャブは届かず、右カーフを蹴る。オルテガはここも右ジャブを当て、右サイドキック&右ロー。左を見せたジョン・チャンソンが右を当てる。

オルテガも右を入れ、左オーバーハンド。ジョン・チャンソンはサウスポーへのアジャストに時間をかけているかのように慎重に攻める。右リードフック、左ストレート、左ボディストレートのオルテガが、ダブルジャブから左を当てる。さらに前に出てきたジョン・チャンソンに右を当て、動きを一瞬止めさせる。続いて右前蹴りに左ストレートを被弾したジョン・チャンソンはバランスを崩すが、右を打ち返す。左ロングフックも入れたジョン・チャンソンだが、蹴りをキャッチしバックに回ったオルテガが後方から右フック──初回を取った。

2R、オーソに戻したオルテガが、すぐにサウスポーにスイッチして左ローを蹴る。フックで前に出て右アッパーを当てたジョン・チャンソンは、パンチを纏めて離れる。オルテガは打撃の間合いでテイクダウンへ。コレを切られると右エルボーを放つ。さらに足を触るフェイクから左オーバーハンドを当てたオルテガは、前蹴りを急所に入れてしまう。間をおいて臨戦態勢に戻った両者、ジョン・チャンソンが右アッパーをヒットさせる。

オーソで右ハイを狙い、そのままスイッチしたオルテガはすぐにオーソに戻し、ジョン・チャンソンのステップイン&左にスピニングエルボーを合わせる。後方に倒れ、立ち上がったジョン・チャンソンだが明らかに足に来ておりパンチを打ち返すも、組まれてボディロックでテイクダウンを取られラウンド終了を迎えた。

3Rも入りはオーソだったオルテガが、即サウスポーにスイッチする。距離を詰めることができないジョン・チャンソンに対し、オルテガが右リードを打ち込む。さらに左ミドルから右ローを蹴り、テイクダウンのフェイクからサイドキックとオルテガのペースが続く。ジョン・チャンソンはダメージの回復を図っているか、ワンツーで踏み込むシーンはあるが積極的に仕掛けることはしない。そんなコリアン・ゾンビに右ジャブ、左ボディストレートをオルテガがヒットさせる。

またも右手で前足を触り、左を入れたオルテガが右ジャブも続いて決める。さらに左右のロー、ダブルの右ジャブからシングルレッグを仕掛け、ジョン・チャンソンが離れるや左ストレートをヒット。最後のスピニングエルボーはかわしたジョン・チャンソンだが、この回も明らかにオルテガが支配した。

4R、ジョン・チャンソンが右ミドルから右ストレート、さらに右ハイと前に出る。ケージの前を回って間合を外したオルテガに右ミドルを蹴ったジョン・チャンソンが、流れを変えにかかり圧力をかけていく。オルテガは左フックから右ジャブ、ワンツーを見せる。続いて左ミドルを決めたオルテガはシングルレッグへ。押し込んで足をリリースした直後に右を当てたオルテガは、ボディロックテイクダウンへ。スクランブルから立ち上がったジョン・チャンソンに対し、オルテガは右エルボーを入れる。

左目尻をカットしたジョン・チャンソンにドクターチェックが入る。再開後、左ミドルか右前蹴りを入れたオルテガは、攻め急ぐことなくローを走らせる。右ミドルにワンツーを合わされ、ボディを殴られたジョン・チャンソンは厳しい状態が続く──が、ここから巻き返すことができるのがコリアン・ゾンビのはず。しかし、最後にシングルからドライブ、リリースしたところでスピニングエルボーと、オルテガがラウンド終了まで攻勢だった。

最終回、タッチグローブから間合を詰めるジョン・チャンソン。右、左を伸ばすがオルテガはこれが見えている。そのオルテガは右足で左足を触り、続く一手を狙う。これだけで空間を支配していることが分かるオルテガは、攻め急ぐことなくカウンターの大きな一発を受けないファイトで、確実にジャブを当てる。

ジョン・チャンソンは右ミドルを入れるが、直後に右を被弾する。それでも右ストレートをヒットさせたジョン・チャンソン、オルテガは足を使ってリズムを変える。そして右ジャブを2発入れたオルテガは、右関節蹴り、サークリングからシングルレッグ、放してパンチを狙う。

ジョン・チャンソンは殴られても前に出て左を打ちこみ、続いて右を振るうがオルテガはシングルを仕掛け、打撃戦を続けさせない。さらにオルテガが右ジャブを入れるも、ここは距離が近くジョン・チャンソンが右フックをヒットさせる。こうなると間合を取り直し、右ジャブを当てたオルテガが、最後まで乱打戦に持ち込ませることなく25分を戦い終えた。

「チームの皆に感謝している。やりたいことができた。手術後、新しい僕になったんだ。MMAに必要な全てを身につけてきた」と言い、アレックス・ヴォルカノフスキーへの挑戦に関して自信の言葉を続けた。


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News UFC UFN ESPN+38 UFN180 グラム・クタエラデス ジョン・チャンソン ブライアン・オルテガ ブログ マテウス・ガムロ

【UFN180】計量終了 オルテガ✖コリアンゾンビの前に、見逃せないマテウス・ガムロのUFCデビュー戦

【写真】マスク姿ではほとんど分からないが、左がガムロで右がクタテラデス(C) Zuffa/UFC

16日(金・現地時間)、18日(日・現地時間)にUAEはアブダビのヤス島=UFC Fight Island で開催されるUFN180:UFN on ESPN+38「Ortega vs Korean Zombie」の計量が行われた。

メインでブライアン・オルテガ✖ジョン・チャンソンのフェザー級戦が組まれた今大会、プレリミメインでマテウス・ガムロがUFC初陣を迎える。Bellator世界ライト級王者マイケル・チャンドラーのUFC参戦は大きな話題になったが、コア・ファンにとってはガムロのオクタゴン挑戦も非常に注目されている。


デビュー以来のMMA戦績は17勝0敗、これはカビブ・ヌルマゴメドフの28連勝、ヤースラフ・アモソフの24連勝、イスラエル・アデサニャとクセイン・アスカボフの20連勝に続き、バレンティ・ベニシェフと並び世界5位タイの無敗の連勝記録だ。

2012年のプロMMAデビューから4戦目から東欧ナンバーワンMMAプロモーション=KSWを主戦場にし、2016年には後のRoad FCライト級$100万トーナメントを制したマンスール・ベルナウイを破りライト級王座を獲得すると、今年の8月までに5度目の防衛に成功していた。この間に2018年12月にはクレベル・コイケを下し、フェザー級チャンピオンになっており、2冠王に君臨しているミスターKSWだ。

ガムロはADCCに出場経験があり、当時のKSWウェルター級ボリス・マンコフスキーとのグラップリングマッチでドローになるなど、下地がしっかりとしている組技師だ。KSWがスクランブルゲームよりも、テイクダウン後は上と下で寝技を展開するというスタイルが主流だったこともあり、ガムロも背中をつけての寝技や足関節で活躍を続けた。

とはいえグラップラーといってもガムロは、荒々しく喧嘩上等の一面も持ち続けてきた。スタンドでの粗い打撃の応酬にも応じ、その打撃がATTでトレーニングをするようになり急激に進化。テイクダウンを切り、寝技に重点の置くことがないスタイルに変わり、ノーマン・パークとの因縁もほぼ打撃戦で決着をつけている。

上記にあるように8月のKSW45でマリアン・ジュコフスキを下しライト級王座防衛に成功するとKSWとの契約を終え、ガムロはUFCを次なる戦場に選んだ。下になることを厭わないフットロッカーからキックボクシング&スクランブルの北米MMAによってきたガムロだが、王道スタイルの猛者が集うUFCだからこそ、以前のような組技師の一面──しかも、強化されたグラップラーとしての技量が、世界の最高峰で生き残るには欠かせないはずだ。

今回はマゴメド・ムスタファエフと対戦予定だったが、同じくUFCデビュー戦となるグラム・クタテラデスに変更された。Brave CFからステップアップとなるクタテラデスは、ジョージア生まれでスウェーデン在住のファイターだ。

古流柔術、極真空手、ムエタイをベースにレスリングやサンボなど──本人がいうのは600戦以上の実戦経験を持つ。MMAは11勝2敗で6つのKO勝ちを数えており、前蹴り、近距離での上段回し蹴りは確実にフルコンタクトの流れをくんでいる。上段回り蹴りから後ろ回し蹴りというコンビネーションも注意が必要だが、パンチでも接近戦の距離でハイキックを使いこなすので、その前後のパンチにはよりガムロもより警戒が必要になるだろう。

ポーランドの現代MMAに目覚めたグラップラーと、バイキングの異名を持つロシアン武芸百般のマッチアップ、非常に楽しみだ。

またオープニングマッチには8月に予定されていたUFC初戦をコロナウィルス陽性で欠場を余儀なくされた世田谷育ちのフィリピン人ファイター=マーク・ストリーグルが、サイド・ヌルマゴメドフという超難敵と対峙する。

アジア・太平洋のMMAを追ってきたファンには見逃せない試合といえるだろう。

■視聴方法(予定)
10月18日(日・日本時間)
午前5時~UFC FIGHT PASS

■UFN179対戦カード

<フェザー級/5分5R>
ブライアン・オルテガ: 146ポンド(66.22キロ)
ジョン・チャンソン: 146ポンド(66.22キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジェシカ・アンドレジ: 126ポンド(57.15キロ)
ケイトリン・チューケイギアン: 126ポンド(57.15キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
モデスタス・ブカウスカス: 206ポンド(93.44キロ)
ジミー・クルート: 206ポンド(93.44キロ)

<ウェルター級/5分3R>
クラウジオ・シウバ: 171ポンド(77.56キロ)
ジェイムス・クラウス: 171ポンド(77.56キロ)

<バンタム級/5分3R>
トーマス・アルメイダ: 146ポンド(66.22キロ)
ジョナサン・マルチネス: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
マテウス・ガムロ: 156ポンド(70.76キロ)
グラム・クタテラデス: 156ポンド(70.76キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ジリアン・ロバートソン: 125.5ポンド(56.92キロ)
ポリアナ・ボテーリョ: 125ポンド(56.7キロ)

<ミドル級/5分3R>
パク・ジュンヨン: 185ポンド(83.91キロ)
ジョン・フィリップス: 186ポンド(84.37キロ)

<ライト級/5分3R>
フェレス・ジアム: 156ポンド(70.76キロ)
ジェイミー・マラーキー: 156ポンド(70.76キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
カジムラッド・アンデグロフ: 206ポンド(93.44キロ)
マクシム・グリシン: 205.5ポンド(93.21キロ)

<バンタム級/5分3R>
サイド・ヌルマゴメドフ: 136ポンド(61.69キロ)
マーク・ストリーグル: 136ポンド(61.69キロ)

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【UFN180】激闘間違いなしっ!! コリアンゾンビ=ジョン・チャンソン✖ブライアン・オルテガ in UFC戦闘島

【写真】エキサイティングな試合を、冷静に戦うことができるコリアンゾンビ(C) MMAPLANET

18日(日・現地時間)、UAEはアブダビのヤス島=UFC Fight Island でUFN180:UFN on ESPN+38「Ortega vs Korean Zombie」が開催される。

メインは大会タイトルにあるようにフェザー級のブライアン・オルテガ✖ジョン・チャンソンの一戦だ。この両者は昨年12月の韓国プサン大会で対戦予定だったが、オルテガのヒザの負傷により欠場、ジョン・チャンソンは代役のフランキー・エドガーに完勝しさらに名を上げている。


エドガー戦以来10カ月振りの試合となるジョン・チャンソンに対し、ブライアン・オルテガは2018年12月にマックス・ホロウェイの持つUFC世界フェザー級王座に挑戦して敗れて以来、実に1年10カ月振りの実戦復帰戦となる。

勝っても負けても、打撃だろうが組みの展開だろうが真正面からの激しいファイトを展開してきたジョン・チャンソンだが、エドガー戦では打・組ともに彼の強さを端的に表す攻撃を見せ、一方的に攻め続けていた。打撃では左ジャブを有効に使い、相手の外を取る。劣性を挽回したいエドガーが前に出てくるところで、右アッパーを合わせる。

この攻撃で確実にダメージを蓄積させると、組み技から寝技の展開になっても得意のバックキープから両足をフックして、寝技に持ち込むや完全にエドガーの背中を伸ばしパウンドの連打で試合を決めた。打撃も組み技も圧し続けて、ダメージを与えるプレッシャー&ダメージというMMAで勝つための王道を実践した。

この攻撃がブライアン・オルテガにも通用するのか。純粋にボクシングでいえば、それでもオルテガの方が上という見方もできる。得意のボディフックを効かせて、顔面への攻撃の威力は相当なモノだ。さらにいえば、自身のレンジより近いボクシングの距離になると、いつでもテイクダウンに移行できても、ジョン・チャンソンより高い防御力を誇り打撃戦を続けることができるだろう。

ホロウェイ戦でのオルテガは、得意の距離より遠い位置取りのチャンピオンを攻略できなかったが、コリアンゾンビがあの距離で戦い続けることはない。ジョン・チャンソンは負けない戦いではなく、勝利を優先して戦うファイターだからだ。そうなると優位になるのはオルテガだが、やはりヒザの負傷からの復帰による実戦の勘という部分は、不安は残る。

特に自分の自信が以前より揺らいでしまえば、上に記したようなオルテガの持ち味や15秒あれば極めることができるトライアングルに代表されるサブミッションも、全て相殺されるに違いない。

コロナ禍によりジョン・チャンソンはエリック・アルバラシンとのトレーニングを積むことはできなかったが、リモートで指示を仰ぎつつチームMADのメンバーや、ジョニー・ケースとボビー・モフェットを米国から呼んでファイトキャンプを行ってきた。

(C)Zuffa/UFC

14日に行われたバーチャル・メディアデーで「ジェニー・ケースはブライアン・オルテガより優れたストライカーで、背も高くて仮想ブライアン・オルテガに凄く適していた。ボビー・モフェットのグラウンドゲームもオルテガ対策だよ」と自信をのぞかせていたジョン・チャンソンだが、果たして──。

25分間だろうが、1R終了のホーンを聞くことがないファイトになろうが、現代MMAの最先端を行く技術と、それを上回る戦闘意欲が交錯する好ファイトになることは間違いない。

■視聴方法(予定)
10月18日(日・日本時間)
午前5時~UFC FIGHT PASS

■UFN180対戦カード

<フェザー級/5分5R>
ブライアン・オルテガ(米国)
ジョン・チャンソン(韓国)

<女子フライ級/5分3R>
ジェシカ・アンドレジ(ブラジル)
ケイトリン・チューケイギアン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
モデスタス・ブカウスカス(リトアニア)
ジミー・クルート(豪州)

<ウェルター級/5分3R>
クラウジオ・シウバ(ブラジル)
ジェイムス・クラウス(米国)

<バンタム級/5分3R>
トーマス・アルメイダ(ブラジル)
ジョナサン・マルチネス(米国)

<ライト級/5分3R>
マテウス・ガムロ(ポーランド)
グラム・クタテラデス(ジョージア)

<女子フライ級/5分3R>
ジリアン・ロバートソン(カナダ)
ポリアナ・ボテーリョ(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
パク・ジュンヨン(韓国)
ジョン・フィリップス(英国)

<ライト級/5分3R>
フェレス・ジアム(フランス)
ジェイミー・マラーキー(豪州)

<ライトヘビー級/5分3R>
カジムラッド・アンデグロフ(ロシア)
マクシム・グリシン(ロシア)

<バンタム級/5分3R>
サイド・ヌルマゴメドフ(ロシア)
マーク・ストリーグル(フィリピン)

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