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【ONE NEXTGEN】平田樹欠場の知らせ前に──スタンプ・フェアテックスが話していたこと

【写真】インタビューの翌日に練習風景の写メをスタンプ自身が送って来てくれた (C)STAMP FAIRTEX

明日29日(金・現地時間)に開催されるONE NEXTGENでジュリー・メザバルバと対戦するスタンプ・フェアテックス。女子アトム級ワールドGP準決勝で本来ハム・ソヒと対戦する予定が、欠場でメザバルバと戦うことになったスタンプだが、この変更をそれほど気にする素振りはなかった。

このインタビュー後、平田樹の欠場が決まったが、スタンプが決勝では平田と戦うことになると予想していた。底抜けに明るいスタンプは、何があっても動じない強さが感じられた。


──ジュリー・メザバルバと来週の金曜日に対戦します(※取材は10月22日に行われた)。

「100パーセント、試合に向けて準備はできているわ。あとは体重だけね」

──もともとはハム・ソヒと対戦予定でしたが、3週間ほど前に彼女の欠場が決まり対戦相手が代わったという経緯があります。

「最初、彼女が欠場すると知った時、そのままトーナメントの決勝に行けたらなって思ったわ(笑)。でもジュリーと戦うことになって、ハム・ソヒも彼女もストライカーだから、そんなに違いはないから心配はしていなかったわ」

──体はハム・ソヒより大きく、力も強そうですが。

「確かにそうかもね。ジュリーはもともとストロー級の選手だし、メイ・ヤマグチとの試合では本当にサイズが違っていたわね。あれだけ体格差があれば、メイ・ヤマグチのテイクダウンを切るのも簡単だったと思う。私よりも彼女の方が大きいと思うけど、そんなにパワーは違わないだろうし、いつも男の選手と練習しているからこの練習環境が次の試合に役立つはずよ」

──スタンプは常にMMAらしい試合を心掛けているように見えますが、メザバルバが打撃で来るようだといつも以上にムエタイの技術が使える試合になると思いますか。

「彼女が打撃戦を仕掛けてきても全く苦にならないわ。私はムエタイで戦うだけだから。この試合が決まった時に彼女は私をKOするって言っていたの。彼女の方がキックボクシングが上手くて、私のスピードは彼女の半分しかないんだって(笑)。私は自分がどういう選手か理解しているし、打撃で来るなら大歓迎よ」

──アリョーナ・ラソヒーナとの2試合を終えて、どれだけMMAファイターとして成長できたと思っていますか。

「打撃に自信があるのは絶対よね。でも柔術は自分のレベルがまだ分からないの。ただアリョーナとの1回目の試合と再戦を比較すると、アップグレードできていることは分かった。でも、それがどの程度なのか分からないわ」

──この試合で勝つと、決勝戦です。リトゥ・フォーガットと平田樹選手、どちらが上がってくると思っていますか。

「難しい質問ね……ただイツキ・ヒラタかな。彼女の方がウェルラウンディット・ファイターだから。リトゥはまだ打撃が十分じゃないしね」

──それは優勝するために平田選手の方が組みしやすしということではなく?

「ノー、そういうことじゃないわ。イツキ・ヒラタもリトゥも私にとっては簡単な相手じゃないし。ただ、次にどっちと戦うのかって考えると、イツキかなって思うだけで。リトゥよりMMAファイターとしてバランスが取れているから。彼女と戦うことは私にとっても新しい挑戦で、それが楽しみなの」

──MMAだけでなく、ダンスバトルも楽しみにしています(笑)。

「アハハハハ。彼女がTikTokでよく踊っているのを見るわ。ダンス・コンペティションでも、皆に喜んでもらって私は負けないわ(笑)」

──ところでハム・ソヒ✖デニス・ザンボアンガ、クリスチャン・リー✖オク・レユンという風に裁定にブレが見られると、ゲームプランを立てるのに影響はでないでしょうか。

「とにかく、一つ一つの攻撃、動きで対戦相手を上回り、私の方が上だとクリアに理解できるよう戦うことを心掛けるわ。もちろんKOできれば判定は関係ないけど、3Rが終わった時点で私が文句なしに勝っている──そういう戦いをしようと思っているわ。全てをクリアにするためにね。そういう風に戦える自信もあるわ」

──スタンプ、では最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

「オハヨー。全ての私のファンにベストを尽くすことを約束するわ」

■視聴方法(予定)
10月29日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE Super App

■ONE NEXTGEN対戦カード

<女子アトム級(※52.2キロ) ワールドGP準決勝/5分3R>
スタンプ・フェアテックス(タイ)
ジュリー・メザバルバ(ブラジル)

<女子アトム級(※52.2キロ) ワールドGP準決勝/5分3R>
リトゥ・フォーガット(インド)
ジェネリン・オルシム(フィリピン)

<キック・ヘビー級/3分3R>
イラジ・アジスプール(イラン)
アンダーソン・シウバ(ブラジル)

<ヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
キリル・グリシェンコ(ベラルーシ)
ダスティン・ジョインソン(カナダ)

<ストロー級(※61.2キロ)/5分3R>
ミャオ・リータオ(中国)
ジェレミー・ミアド(フィリピン)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ベイブラット・イスアエフ(ロシア)
ボグダン・ストイカ(ルーマニア)

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【Fight&Life】平田樹と対戦。リトゥ・フォーガット──ダンガルと父と、クシュティ、そしてMMA

【写真】このロングヘアーにも彼女のファミリーの秘話が背景にある(C)MMAPLANET

本日22日(金)発売のFight&Life#87には10月29日にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE NEXTGENで、平田樹と対戦するリトゥ・フォーガットのレポートが掲載されている。

インド映画史上最大級のヒットとなった「ダンガル きっと、つよくなる」で自身の父と姉が題材となり、インドで最も有名なレスラーとなったリトゥだが、彼女の姿をスクリーンで追うことできない。

映画では描かれなかった3女とクシュティの時代、そしてMMA転向時の父の言葉、さらには平田樹の印象など同レポート用の取材で話したリトゥの言葉をここで紹介したい。


(C)ONE

──リトゥ、9月3日のモン・ボー戦でもレスリングと並ぶ最大の武器、ハートの強さを見せてアッパーカットでダウンを喫した展開から逆転勝ちを収めました。

「前回の試合はかなり難しい展開になり、まっすぐ勝つことはできかったわ。アッパーカットを受けてノックアウト寸前だったけど、私は子供の頃から絶対に諦めないことの大切さを学んできたから、レスリングを使って2Rからテイクダウンを決めて、パウンドで攻めることができたの」

──MMAデビュー当初よりも、今の方がテイクダウンも思い切りが良くなり、シングルレッグやダブルレッグ以外にも多岐にわたるテイクダウンを仕掛けるようになりました。

「確かに最初のころは普通のコンビネーションしか見せることはできなかったけど、過去数戦ではもっと色々と使うことができて……私自身MMAを始めてからもレスリングは日に日に上達しているわ。次の試合ではどれだけ私のレスリングと打撃が進化したのかを見てもらうわ」

──リトゥはインド一有名なレスリング一家で育ち、姉妹もレスリングで活躍しています。そして「ダンガル きっと、つよくなる」がヒットしたことにより、世界中に存在が知られるようになりました。映画が大ヒットしたことで、リトゥと家族はどのような影響を受けましたか。

「映画の公開後、私と家族の生活は大きく変わったわ。インドだけでなく、世界中の人が私の家族のことを知るようになったから。それまでは近所の人しか私たちのことを知らなかったのに、国民的な英雄みたいになって、それ自体はとても嬉しいことだけど、それまで以上に責任を感じるようになったわ」

──映画では2人の姉ギータとバビータだけを追っていましたが、リアルな人生ではリトゥとギータはわずか5歳違い。映画では映されていない、リトゥと他の姉妹のレスリング人生も存在しています。映画のようにリトゥもクシュティからレスリングを始めたのですか。

「全てはインドの伝統的なレスリング、クシュティから始まり、そこからフリースタイルレスリングに進んだの。クシュティを始めたのは8歳だったわ」

──映画ではインドでは普通の女の子はレスリングをしないように描かれていましたが、本当にそのような状況だったのでしょうか。

「私がクシュティを始めたころは、確かにレスリングは男のスポーツだったわ。でも父が現状を打破しようとしたから私たちはクシュティを始めたの。確かに簡単ではなかったけど、努力を続けていれば難しくなかったわ。男性社会が、女性を認めることで女子もレスリングができるわけだから」

──今、リトゥは長髪ですが、クシュティを始めた時は映画のようにお父さんから髪の毛を切られてしまったのでしょうか。

「父は男の子のようになれということではなくて、レスリングをするのに長髪は邪魔だと考えていたの。それにショートだと手入れが簡単だから(笑)」

──コーンロウという判断はなかった?

「あぁ、コーンロウ自体をインドではほとんど見ることがなかったの。クシュティは土に水をまいたり、油を落として戦うから練習中でも髪の毛が泥だらけになるの。だからショートの方が適していたのは間違いないわ」

──なるほどぉ!! そのクシュティの経験はMMAを戦ううえで生きていますか。

「クシュティはグラウンドの展開が多くて、一度寝技になるとフォールを狙ってずっとグラウンドの攻防になるから、コントロールという点では役立っていると思う。

その一方でフリースタイルレスリングはクシュティよりもテクニック、スピード、敏捷性が求められるからMMAを戦う場合はフリースタイルレスリングの方がアドバンテージになっているという面は否定できないかな。

たださっきも言ったようにMMAではコントロールも重視されるのでクシュティの経験が、私の武器になっていることは間違いないと思う。と同時にMMAはパウンドがあるなかでコントロールをするので、スペースが必要でよりコントロールする力が必要になるから、そこを練習しているの」

──リトゥは有名なファミリーの一員で、U23世界大会では銀メダルを獲得。インドのプロ・レスリング・リーグ(フリースタイルレスリングのチーム対抗戦リーグ)でももっとも契約金の高いレスラーでした。なぜMMAへの転向を考えたのでしょうか。

「確かにMMAに転向したとき、私はインドのレスリング界のスター選手の1人だった。でもMMAにはずっと興味があって、注目していたの。子供の頃から人とは違う挑戦をすることが好きだったから、インド人初のMMAチャンピオンになりたいと思ったの」

──お父さんの反応はいかがでしたか。

「MMAに転向することを伝えた時、父はまず『オリンピックが近づいているのにか?』とは言っていたわ。でも私がMMAを戦いたい気持ちを無碍に否定することはなかった。そうね父は全く反対せず、『どんな競技だろうが、インドの誇りになってくれ』と言って、私の考えを尊重してくれたわ」

──素晴らしいですね。インド人初のMMA世界チャンピオンはアルジャン・ブラーが4月のONE ダンガル大会でONE世界ヘビー級チャンピオンとなりましたが、女子アトム級GPは世界挑戦権が賭けられたトーナメントで2週間後に準決勝で平田樹選手と戦います。その一方で、シンガポールはコロナ陽性者が爆発的に増えました。ただし、政府は重症化率が非常に低いことでロックダウンはせずに、コロナと共生すると宣言しています。このような状況でイヴォルブMMAの練習は制限を受けていないですか。

「一度ジムが3日連続で閉鎖となったほか、スパーリング相手は1人限定で、交代が認められていない状態ね。私はサイズも同じで、レスリングができるリュート(澤田龍人)がいつもパートナーよ」

──澤田選手は以前からリトゥは本当にレスリングが強いと言っていました。

「(笑)。リュートは私にとって最高のスパーリング・パートナーよ」

──では平田選手の印象を教えてください。

「打撃では彼女の方が上ね。経験も私よりあるし。ただし、私のレスリングの方が彼女の柔道より強力よ。私のパワーこそ最強で、誰も対抗することはできない。ファンにとっても面白い試合になると思うけど、私が最強だと証明する試合にしたい……そうなるわ」

──ところで今回のGPではハム・ソヒとデニス・ザンボアンガの判定が問題となり、結局ハム・ソムは負傷で準決勝を欠場しました。

「あの試合が論争になったことは私には関係ないわ。私は私の試合に集中するだけだから。最強の選手がチャンピオンになるべきで、私はGPで優勝する準備はできているから」

※リトゥ・フォーガットのファミリー構成などが記されたレポート掲載のFight&Life#87は22日(金)より発売されています。

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【ONE NEXTGEN】女子アトム級GP準決勝から、ハム・ソヒOUT。メザバルバ IN。GPは混戦模様に

【写真】残念だが、初戦の戦い方を見ると万全の状態でサークリケージに戻ってきてほしいハム・ソヒ。メザバルバは飛躍のチャンスを得た (C)ONE

29日(木・現地時間)、ONE Championshipが公式SNS及びホームページで10月29日(金・同)に開催されるONE NEXTGENで行われる予定だった女子アトム級準決勝をハム・ソヒが負傷欠場することが発表されている。

今月3日に開幕した同GP、初戦を勝ち残った4選手はファン投票の結果、ハム・ソヒ✖スタンプ・フェアテックス、リトゥ・フォーガット✖平田樹という準決勝が決定していた。

24日のONE Revolutionの中継内でこの2試合が発表されてから僅か5日後、初戦の判定勝ちが論争となったものの優勝候補筆頭のハム・ソヒが姿を消し、代役として補欠戦で山口VV芽生を下したジュリー・メザバルバがスタンプと戦うこととなった。


デニス・ザンボアンガ戦を左手一本で戦っていたハム・ソヒ。試合後のリモート会見では、それを「作戦の一部」という風に振り返っていたが、MMAPLANETでは会見終了時には信頼おける韓国MMAメディア経由でチームMADのヤン館長から、腕を負傷していたという情報を得ていた。

ハム・ソヒ陣営としては2カ月以内に訪れる準決勝を想定し、ケガを公表したくはなかったのだろうが──現時点でONEの発表が「負傷」としかないので断定はできないが──、恐らくは腕の負傷が癒えずにGP欠場を断腸の想いで決断したと予想される。

ハム・ソヒが消えたワールドGPは、28歳のメザバルバ✖24歳のスタンプ、27歳のリトゥ✖22歳の平田と登竜門的なステップアップ争いとなる。

メザバルバは未知数な部分も残っているが、しいていえば強味は総合力か。他の3人は攻撃面で組み技の成長が著しいが防御面に穴があるムエタイのスタンプ、勢いのある打撃もディフェンス面が十分でないレスラーのリトゥ、この面子では十分に柔道の投げは通用することが予想されるが、極めという絶対的な部分の成長が欠かせない平田。

長所と短所を併せ持つ3者と、未知数のメザバルバ。誰が頂点に立ってもおかしくない混戦模様のアトム級ワールドGPといえる。

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ONE ジュリー・メザバルバ デニス・ザンボアンガ ハム・ソヒ 平田樹

ONE:ハム・ソヒがONEアトム級GPを負傷欠場。

3日のアトム級一回戦でランキング1位のデニス・ザンボアンガを破り、試合後には判定が審議入りとなったものの、結果に変更はなく準決勝進出が決まっていたハム・ソヒだが、10月29日に行われる準決勝を負傷欠場。代役はリザーバーのジュリー・メザバルバ。ルール通りなのだから当然ではあるが、負けたサンボアンガにチャンスが回っても面白くなった気がする。

トーナメントは総合的にレベルが高い選手がいなくなり、平田にも十分優勝のチャンスが出てきた。

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【Column】パク・ソヒ✖デニス・ザンボアンガの裁定を審議するということについて、ちょっと考えました

【写真】ONE73のサゲッダーオ✖マ・ジャワン。ミャンマーでの一戦は、ONEの歴史で勝敗が入れ替わった唯一の例だ(C)MMAPLANET

9月3日に開催されたONE Empower、女子アトム級ワールドGP準々決勝のハム・ソヒ✖デニス・ザンボアンガ戦の裁定に関して、「コンペティション・コミッティーが審査し、検討する」という旨の発表をチャトリ・シットヨートンがSNSで行った。

MMAPLANETに於いても──この2-1でハム・ソヒが判定勝ちした裁定は、あり得ないと書き記した。簡単にいえば打撃で大差なく、テイクダウンとトップコントロールをしたザンボアンガの負けはMMAとしてないと感じたからだ。

ONEはダメージ、ニアフィニッシュを最重視しており、テイクダウンは言ってしまえばスプロールすれば帳消し、あるいは下になったままの選手がパンチやエルボーを下から打てば効果的とされないという見方もできる。

とはいえ、この試合ではダメージやニアフィニッシュという部分で、ハム・ソヒが明白にリードしていたわけではない。顔の傷を評価対象にするのは無理がある。個人的にダメージと傷、有効打と腫れ具合はイコールだとは思っていない。

そして裁定に関して、色々な意見が出ることは正しい。だからジャッジは3人いる。3人が下した結果で勝敗が決まる。それが定められたルールだ。

過去、ONEにおいて自分が記憶している限り、裁定が覆ったのは4度ある。最初は2012年にシャノン・ウィラチャイが、ミッチ・チルソンをサッカーボールキックで破った一戦だ。後日、裁定が覆りノーコンテストになっている。この試合に関して、多くの試合結果をまとめているサイトではイリーガルキックとなっているが、当時のONEはサッカーボールキックを認めており、なぜ結果が変わったのか恥ずかしい限りだが自分は失念してしまっている。

2度目は2018年6月29日、サゲッダーオ・ペットパヤータイ✖マー・ジャワン戦。前者が後者を3-0で下したが、敗者側の抗議を受けてマー・ジャワンの勝利となり白・黒が入れ替わった。

3度目はキックだが、2019年のフェザー級GPでペットモラコット・ペッティンディーアカデミーが判定勝ちも、レフェリーが首相撲を適正に裁かなかったという理由でジョルジオ・ペトロシアンから挙げた勝利がノーコンテストになった。

4度目は記憶に新しい今年4月のエディ・アルバレスとユーリ・ラピクスの一戦だ。エディのパウンドが後頭部だったと判断したレフェリーが、反則負けの断を下した。が、ノーコンテストに変更された。

上記4試合中、ウィラチャイ✖カーン、ペットモラコット✖ペトロシアンの2試合は再戦が組まれた。

今回、裁定が覆れば5度目ということになる。従来のMMAに通例でいえば、ドラックテストの結果を受けて、陽性のファイターの勝利が取り消される以外では、一度下った裁定が覆ることはほぼない。

その常識が覆ることに違和感を覚えることもあるが、まぁケージの中やリングの上での裁定は暫定結果で、問題があれば裁定は変わるという方法論をONEが用いるのであれば、それはそれで良いだろう。

とはいえ、ここで浮上したコンペティション・コミッティーの存在と、その構成メンバー、どのような執り行いがあったのは明白になる必要がある。ここのが不透明だと、委員会に興行運営陣が噛むことで──公正でないという見方もされて然りだ。その意見も分かる。と同時に興行論と競技運営論を混同しないのであれば、興行側の人間が試合を裁くことに関係するのもありだと思っている。

それがONEであればマット・ヒュームであり、日本だと梅木さんだ。興業団体関係者及びジム関係者が審判団に入ることで公平性を欠くという意見は、自分も長らく信奉してきた。サッカーで横浜マリノスの関係者が審判団にいないように。阪神タイガースの選手のフィジカルを指導している人物が、審判団に属していないのと同じように。

この考えに変化が加わったのは、MMAのような進化や変化が激しいスポーツで、一切選手と関わらない、普段はMMAから離れた人物には攻防は理解できないことに気付いたからだ。第三者機関なら良いというのであれば、米国のようにコミッションから派遣されたキックしかみたことがないジャッジが、あり得ない判定をしても良いことになる。

レフェリーはMMAを知るために、実際に練習をする方が逆に正しいとさえ感じている。最近では試合経験のあるリタイア組が、レフェリーを務めるケースも増えてきた。彼らの中には後進の指導に当たっている者も当然のように存在している。だからONEの競技委員会が、ONEの組織内にあっても──興行論とは一線を画した存在であれば──構わない。

その一方で、裁定を見直すことができる権利はONEという舞台で戦う選手全てに平等に与えらなければならない。そのように思えないから今回の件は判定には異論を捉えている人々からも非難されるているのだろう。

自分は本来、『審判だって人間。ミスはある。MMAはヒューマンスポーツ、一度下った裁定は覆られない』という考えた方だけれども、注目度の高さ、視聴者の抗議の声、SNSの反応に依り、特定の人物が「これは見直すべきだろう」ということで審議対象になるのはなく、全選手に与えられて権利で、全選手がその権利を行使できるなら、再審議はあっても良いかとも思う。


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【ONE Empower】試合後の会見で涙を見せたザンボアンガ。ハム・ソヒは「左だけで戦ったのは作戦の一部」

【写真】 元は黄色だったハム・ソヒのファイトウェアが、ザンボアンガのバッティングによる返り血でオレンジ色に染まってしまっている……(C)ONE

3日(金・現地時間)、シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されたONEにとって初めてとなるオンリー女子イベント= Empowerが開催された。

メインでシィオン・ヂィンナンが ミシェル・ニコリニを判定で下しONE世界女子ストロー級王座に防衛し、この日開幕した女子アトム級GPはハム・ソヒ、スタンプ・フェアテックス、リトゥ・フォーガット、平田樹の4名が勝ち残り、補欠戦では山口VV. 芽生がジュリー・メザバルバに判定負けを喫している。

GPではザンボアンガの右目の周囲が腫れているということはあったものの、打撃で明確な差が見られず、2度のテイクダウンと最後はトップコントロールを許したハム・ソヒが判定勝ちしたことがファンの間でも論議の対象となっている。

試合後のリモート会見では先に登場したザンボアンガは、裁定に納得がいっておらず「彼女の攻撃で驚かされたものは何もない。コントロールして、打撃も打ち合った。次に戦えるならサブミッションを仕掛けてフィニッシュする。誰が勝ったか皆分かっているはず。私は全てを出して戦った。彼女は何もしていない。私は何もダメージも負ってない」というと、涙がこらえられなくなる場面も。

「私は打撃だって入れていた。勝ったと信じている」と懸命に言葉を続けたザンボアンガに続き、リモート会見を行ったハム・ソヒは、「この判定結果が問題になることが分かりません。顔を見てください。顔が結果を表しています。この裁定を疑問に思う人は、ONEのルールをもっと勉強する必要があると思います。デニス・ザンボアンガ選手が判定に納得がいっていないなら、彼女は先にONEのルールを勉強すべきです。彼女がルールを分かっていたら、この裁定に同意するでしょう」とコメントした。

以下、MMAPLANETが質問の機会を得たやりとりを再現したい。


──(※日本語で)おめでとう。お疲れ様。

「ありがとございます(笑)」

──ハム・ソヒ選手は個人的に過去10年、どのような時も取材依頼を受けてくれました。ただし、今回は初めて『試合に集中したいので』ということで、個別取材の機会がありませんでした。そして計量に苦労したという話も耳にしています。さらに今夜の試合、左手一本で戦っていました。コンビネーションすら使っていないです。何か試合前から体調不良、ケガをしていたということはないですか。

「う~ん……。正直なところ、今回が初めてのONE出場でハイドレーションテストは過去の減量とは全く違うモノでした。だから、これまでにできていたこともできないということがありました。ハイドレーションと計量は昨日で終わらせるつもりだったのですが、パスをしたのは今朝でした。リカバリーの時間は十分になかったです。

これも正直にいいますが、試合では100パーセントのコンディションではなかったです。左のパンチしか使っていないという質問ですが、それは作戦の一部でした。対戦相手の動き、彼女がどのように戦いたいのかを考えたうえでのメソットです。そして練習中から練ってきた動きでした」

──韓国に次ぎ、応援する人が多い日本のファンにメッセージをお願いできますか。

「(※※日本語で)応援してくれて、本当にありがとございます。私が……いつか……日本で試合をやることが分からないけど、応援よろしくおねがいします」

──カムサハムニダ。

「フフフ、ありがとございます」

なおONEでは準決勝のマッチアップをファン投票で決定することを発表しており、見たいカードを実現するための一票はコチラから投票できる。

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【ONE Empower】これはもう恐怖判定。ダメージ無し、TD決めたザンボアンガがハム・ソヒに敗れる

<女子アトム級(※52.2キロ) ワールドGP準々決勝/5分3R>
ハム・ソヒ(韓国)
Def.2-1
デニス・ザンボアンガ(フィリピン)

サウスポーのハム・ソヒが左ストレートを当てる。ザンボアンガの前進に距離を取り直したハム・ソヒは、ジャブの叩き合いから組まれヒザを入れる。ケージに押し込んだザンボアンガは、ボディロックからテイクダウンを狙う。金網を使って耐えたハム・ソヒは。正対してきたザンボアンガの頭を押してパンチを打っていく。

首相撲でヒザを入れたハム・ソヒだが、ザンボアンガも頭をつけてボディチェンジ──ダブルレッグへ。シングル、ダブルにしっかりと対応するハム・ソヒに対し、ザンボアンガもヒザを入れる。残り1分、ザンボアンガが押し込んだ状態が続き、ハイクロッチもウィザーで耐えたハム・ソヒだが、最後の最後にボディロックで尻もちをつかされた。

2R、サンボアンガが右を伸ばす。ハム・ソヒは左を入れ、ザンボアンガが右を返す。左から組みに行ったハム・ソヒ、切ったザンボアンガの組みをハム・ソヒも防ぐ。ハム・ソヒの左、ザンボアンガの右が交錯する。サンボアンガは臆することなくハム・ソヒと立ち合い、右を伸ばす。最小限のステップでかわすハム・ソヒは、左を当てる。ザンボアンガは右を返し、ハム・ソヒがダブルレッグを防ぐ。直後にダブルレッグから走ったザンボアンガが、テイクダウンを決める。

ハム・ソヒもすぐに立ち上がるが、ケージに詰められた状態が続く。必死でダブルレッグを防ぐハム・ソヒは、ヒザをボディに2つ受け、エルボーを打たれる。残り30秒でレフェリーがブレイクを命じる。ハム・ソヒの左、ザンボアンガの右とこれまでと同じ交錯が見られタイムとなった。

最終回、叩き合いからハム・ソヒが左、かわしたザンボアンガの右も当たらない。左と右を打ち合い、ザンボアンガが前蹴りを入れる。どちらもミドルを蹴らない展開のなか、ザンボアンガが左ジャブを届かせる。ハム・ソヒも左フック、右を返したザンボアンガはこの回は組みにはいかない。

コンビネーションがなく、ほぼ左だけで戦うハム・ソヒ。その左を振るって前に出ると、ザンボアンガも右からダブルレッグを仕掛け、両者の頭がぶつかる。ハム・ソヒは左目尻を切り、ザンボアンガは額から流血が見られる。

ザンボアンガにドクターチェックが入る。長引く中断後、再開するとザンボアンガ右を振るって前に出て、ダブルレッグからリフトアップしてテイクダウンを決める。ハーフからクローズドを取ったハム・ソヒだが、このままでは判定で厳しくなる。流血のザンボアンガがパンチを落とす。ハム・ソヒの顔が返り血で真っ赤に染まる。

サンボアンガはガードの中で、細かいパンチを落とし続ける。ハム・ソヒも下からパンチを入れるが、反撃ならず時間に。

ハム・ソヒのコスチュームが真っ赤になっているなか、ジャッジの裁定が読み上げられる。と、判定はスプリットに割れ──なんと、ハム・ソヒに凱歌が挙がる。この裁定は理解不能。パンチのヒット数に差があったのかもしれない。ただし、ダウンを奪ったわけでも、ザンボアンガにダメージもなかった。頭が当たった時も、ザンボアンガに非があるという指示も見られなかったはずだ。この試合展開でテイクダウンとトップが評価されないのであれば、これはもうMMAではない──ミステリー裁定、いや恐怖判定だ。


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【ONE Empower】シンガポールのロックダウンにより、女子アトム級ワールドGP開幕が延期に……

【写真】延期を知らせるオフィシャルのCGにリトゥ・フォーガットでなく、ブラジルのジュリー・メサバルバがモン・ボーの横に確認できる (C)ONE

21日(金・現地時間)、ONE Championshipが5月28日(金・同)にシンガポール開催予定だったONE120「EMPOWER」を延期することをオフィシャルSNSを通して発表した。

ONE世界女子ストロー級選手権試合=王者シィォン・ヂィンナン✖ミッシェル・ニコリニで、日本から平田樹が出場するアトム級女子ワールドGPの開幕戦が準々決勝が予定されていたが、シンガポールのロックダウンにより延期が決まった。

シンガポール政府では14日(金・同)に16日(日・同)から6月13日(火・同)まで4週間のロックダウン措置を取ることを発表しており、既にレストランでの外食は禁止、家庭外での人と人が対面することは2人までに制限されている。

近々の7日間での1日の新規感染者が平均32人、それでも増加傾向にあるということでこのような厳格な措置が取れるということは、いかにシンガポールではコロナを制御してきたのか。そのなかで国際大会を完全バブルを創った上でONEが開いてきたのかということに驚かされる。

とはいえロックダウンの発動宣言から、今大会の開催が危ぶまれていたことは明らかで本来では同大会に出場する日本勢は19日(水)に離日予定だったが、日曜日に21日(金)に変更されることが伝えられていた。

またPCR検査も事前でなく空港で受けるよう指示があったことで、大会が行えないことは選手も薄々感じ取っていたに違いない。それでもONE首脳はシンガポール以外で急遽イベント開催できないか協議に入っていたという情報も聞き伝わってきたが、もちろん時間も渡航条件も厳し過ぎることは明白だった。

ONEから今後については言及されていないが、来月16日にロックダウンが解けたとしても隔離措置などを考えると、18日は難しいことが予想され、早くとも仕切り直しは25日を睨むことになるか。

また今回の延期発表でONEが用いたグラフィックでは、モン・ボーの相手が先日のONE Dangalでビー・ニューイェンに敗れたリトゥ・フォーガットでなく、ジュリー・メサバルバが写っていることが確認できる。


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【ONE120】5月28日のシンガポール大会は初のオール女子イベントに。GP初戦で平田はアンダーソンと対戦

【写真】トーナメント出場選手のなかでいえば、アンダーソンは怖くはないが不気味な相手だ (C)INVICTA FC & MMAPLANET

12日(金・現地時間)、ONE Championshipが公式SNS上で5月28日(金・同)にシンガポールでONEにとって初の女子だけのイベントONE120「EMPOWER」を開催することを発表した。

メインはONE世界女子ストロー級選手権試合=王者シィォン・ヂィンナン✖ミッシェル・ニコリニで、またこの日から開幕するアトム級女子GPの準々決勝とトーナメント枠も明らかとなっている。


日本から出場の平田樹の相手は、米国のアリス・アンダーソンに決まった。アンダーソンはキャリア5勝1敗、Invicta FCで2勝1敗と勝ち越している。エクストリーム・クートゥアー所属のアンダーソン──シンガポールから米国に戻ったミーシャ・テイトが同所で練習をしており、みっちりと平田対策をこうじてきそうだ。

なお平田と同じ山でモン・ボー✖リトゥ・フォーガットが組まれ、インドMMA界の勝利のエースにキャリア5戦目の試練が与えられた。

(C)ONE

注目のONEデビューを迎えるハム・ソヒは、一度はアンジェラ・リーへの挑戦権を獲得していたデニス・ザンボアンガに。残る1試合はアリョーナ・ラソヒーナとスタンプ・フェアテックスで1月22日大会からのダイレクトリマッチとなる。

当日は女子のみの出場ということで、メインカード扱いであろう上記の試合以外のリードカード等も男子の出場はないのか、気になるところだ。

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【ONE】女子アトム級GPが5月28日に開幕。ハム・ソヒ、スタンプ、サンボアンガ、平田樹ら8名が出場決定

【写真】JEWELS、ROAD FC、RIZINと頂点に立ったハム・ソヒのGP出場がついにチャトリCEOが認めた(C)ROAD FC

24日(水・現地時間)、ONE Championshipのチャトリ・シットヨートンCEO&会長がSNSで女子アトム級GPに関して5月28日(金・同)にスタートすることを発表した。

出場選手はアリス・アンダーソン、平田樹、デニス・ザンボアンガ、アリョーナ・ラソヒーナ、リトゥ・フォーガット、ハム・ソヒ、スタンプ・フェアテックス、モン・ボーの8選手だ。


月曜日に中村未来を2Rでパウンドアウトしながら、自信のパフォーマンスが許せないで涙した平田が日本人唯一の出場となり、8名の出場選手は米国、日本、中国、韓国、タイ、フィリピン、インド、ウクライナと全て国籍が違うこともあり、山口VV芽生、アトム級転向を視野に入れている三浦彩佳は選外となり、また噂に上がっていたストロー級王者シィォン・ヂィンナンの出場もなかった。

スタンプは直近の試合でラソヒーナに敗れながら、共に当確となり、ONEが力を入れて市場を開拓しているインドからは、平田と並びプロキャリア4勝0敗と最も少ないフォーガットの参戦が決まっている。

そして公然の秘密とされていた、ハム・ソヒのエントリーがようやくオフィシャルでリリースされたことになる。

意外な人選は米国のアンダーソンだ。キャリア5勝1敗のアンダーソンはInvicta FCで2勝1敗と勝ち越しているもののパラエストラ八王子に在籍していた紫乃バンフーズにスプリット判定負けを喫している。

優勝者は11月に現アトム級王者アンジェラ・リーに挑戦することも明らかとされており、トーナメントを制するには5カ月強で3試合、タイトル戦を含めると半年で4試合を戦うハードスケジュールとなりそうだ。

ズバリ本命はハム・ソヒ、対抗はモン・ボー、穴はスタンプ・フェアテックス、大穴がデニス・サンボアンガといったところか。また負傷者が出ることも考慮するのであれば補欠戦も行われることも考えられる。仮に補欠戦が組まれるのであれば少ないとも1人は日本選手にチャンスを与えてほしいものだ。

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