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BELLATOR Bellator271 MMA アーロン・ピコ ジャスティン・ゴンザレス

【Bellator271】アーロン・ピコ、ジャスティン・ゴンザレスにThis is MMAファイトで圧勝

<フェザー級/5分3R>
アーロン・ピコ(米国)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27
ジャスティン・ゴンザレス(米国)

ピコのジャブにいきなり右オーバーハンドを合わせたゴンザレスが、ローを蹴っていく。ピコはダブルレッグでテイクダウンを決め、足を抜いていくとスクランブルに。がぶったピコだが、ゴンザレスが立ち上がって間合いを取り直しジャブを伸ばす。ピコはダブルから回り込んでテイクダウンへ。スクランブルで上を取ったが、ここもゴンザレスがスタンドに戻った。

ヒザを入れ、左ジャブから右前蹴りを繰り出したピコに対し、左を一発入れたゴンザレスはボディ殴られ距離を取り直す。ヒザで腹を狙うピコ、ゴンザレスがローを入れる。右アッパーで距離を詰めたピコは、離れたゴンザレスに組みつき、クリンチからアッパー、さらに左ボディで抉っていく。

痛みが顔に出たゴンザレスは、荒いパンチにダブルレッグを合わされ3度目のテイクダウンを奪われる。ピコはハーフで抑え、レッスルアップにはヒジを打ちつけてがぶりアナコンダの仕掛けを見せたところで時間に。ピコがMMAでゴンザレスを完全支配した。

2R、ゴンザレスが左前蹴りを腹に入れる。飛び込んでハイクロッチでテイクダウンしたピコがパスしてサイドで抑える。ニーインベリーをブリッジして返し、起き上ろうとしたゴンザレスだが、がぶったピコがバックに回る。リストを掴むゴンザレスを押しつぶし、トップを取ったピコ。ゴンザレスは背中を預けてスタンドに戻る。

後方へのエルボーを放つゴンザレスだが、ピコはバックから思い切り左フックを打ち込む。このタイミングで離れることができたゴンザレスが、右を当てるが直後にピコがダブルレッグでテイクダウンを決める。ワキ差しパスを決めたピコは、エルボーを落としサイドで抑えゴンザレスを圧倒する。

ヒザでワキ腹を固定し、背中を見せるようにゴンザレスを誘導したピコが両足をフックさせる。ブリッジにもピコはマウントに移行し、この回もMMAでゴンザレスを圧倒した。

3R、テイクダウンを切って乱打戦に持ち込むしか逆転はないゴンザレスが、右ローを蹴る。ピコはパンチで圧を掛け、ケージにゴンザレスを押し込んで左エルボーを突き刺す。離れたゴンザレスはジャブを打たれ、ここもパンチが大きくなる。インサイドローを蹴られても右フックを返したピコは、近い距離のパンチの交換からダブルレッグへ。

下にされたゴンザレスは、パスのプレッシャーのなかで左パウンドを受けて削られる。Zハーフガードも構わず左を打ちつけるピコが、全く危なげない状態で最後の2分を迎える。しっかりと抑えトップコントロールからパス、ゴンザレスのブリッジにバックを取ったピコはスクランブルでトップキープし、がぶってスタンドへ。残り30秒で、左ボディフックに続き後ろ回し蹴りを見せ、クリンチで大外刈りを決めたピコが最後までゴンザレスに付け入る隙を与えず、判定勝ちを決めた。

「レスラーは諦めない。彼はタフだった。経験が必要だし、3R判定勝ちでも嬉しいよ。ドミネイトできた。フィニッシュが信条だけど、判定勝ちでもハッピーだ。また練習に戻って強くなる」とピコは話した。


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BELLATOR Bellator271 MMA YouTube   アーロン・ピコ クリス・サイボーグ シネード・カヴァナー ジャスティン・ゴンザレス タイレル・フォーチュン ボクシング

【Bellator271】計量終了 サイボーグにバトルメーキャップなし。フォーチュン&モウリーの比較も一興

【写真】サイボーグは落ち着き払っていた(C)BELLATOR

11日(木・現地時間)、12日(金・同)にフロリダ州ハリウッドのセミノール・ハードロックホテル&カジノで開催されるBellator271「Cyborg vs Kavanagh」の計量が行われた。

メインはBellator世界女子フェザー級王者クリス・サイボーグが3度目の防衛戦でシネード・カヴァナーの挑戦を受ける。

セレモニアル・フェイスオフでサイボーグは、いつものようなバトル・メーキャップをすることなく、非常に涼しい目でカヴァナグに視線を送り握手をすることなく別れた。


パンチャー、真正面に立って左右の連打を打ち込むカヴァナー、パンチの回転数は早いがガードの無さと、蹴りのあるサイボーグに対して、ボクシング&ヒザという打撃の展開に持ち込むことができるのか。武器の多さでサイボーグが優位と見られるが、果たして。

注目のファザー級マッチ=アーロン・ピコ✖ジャスティン・ゴンザレスの両者も熱くなることなく対峙しつつ、しっかりと握手し明日の健闘を誓いあった。

コメインのタイレル・フォーチュン✖リントン・ヴァッセル、プレリミメインのスティーブ・モウリー✖ライム・クリーブランド、フォーチュンとモウリーというヘビー級の新鋭の出世争いも楽しみだ。

共にレスリングベース、ピュアレスリングのテイクダウンでいえばフォーチュンが上かもしれないが、打撃があるケージの中でのテイクダウン&コントロールは、モウリーも頭抜けたものがある。

フォーチュンはテイクダウンからパウンドという典型的なレスラー出身者的なMMAファイターだ。一方でモウリーはヒザ蹴りという大砲を持ち、アメリカーナやキムラという腕関節での一本勝ちも多い。直接対決でないだけに、両者を見比べてみるのも一興だ。

またプロ初黒星から再起戦となるテイラー・ターナー戦に臨む、テコンドー・クイーンことヴァレリー・ロウレダも相変わらず独特の存在感を示していた。

■視聴方法(予定)
11月13日(土・日本時間)
午前8時55分~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前11時55分~Main Card: Bellator MMA YouTube Channel

■Bellator271計量結果

<Bellator世界女子フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]クリス・サイボーグ: 145ポンド(65.77キロ)
[挑戦者] シネード・カヴァナー: 145ポンド(65.77キロ)

<ヘビー級/5分3R>
タイレル・フォーチュン: 253.8ポンド(115.12キロ)
リントン・ヴァッセル: 239.2ポンド(108.49キロ)

<フェザー級/5分3R>
アーロン・ピコ: 145.4ポンド(65.95キロ)
ジャスティン・ゴンザレス: 145.6ポンド(66.04キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
アーリーン・ブレンコウ: 145.8ポンド(66.13キロ)
パム・ソーレンソン: 146ポンド(66.22キロ)

<ヘビー級/5分3R>
スティーブ・モウリー: 249.6ポンド(113.21キロ)
ライム・クリーブランド: 249.6ポンド(113.21キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ブルーナ・エレン: 125.6ポンド(56.97キロ)
デザリー・ヤネス: 125.4ポンド(56.88キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ローマン・フェラルド: 171ポンド(77.56キロ)
ロバート・ターンクエスト: 177.8ポンド(80.64キロ)

<フェザー級/5分3R>
コディ・ロー: 145.4ポンド(65.95キロ)
コルトン・ハム: 145.8ポンド(66.13キロ)

<128ポンド契約/5分3R>
ヴァレリー・ロウレダ: 127.6ポンド(57.87キロ)
テイラー・ターナー: 127.2ポンド(57.69キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ワルド・コルテスアコスタ: 256.6ポンド(116.39キロ)
モー・デリース: 255ポンド(115.66キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マフムッド・ファウジ―・シビー: 170.8ポンド(77.47キロ)
イーサン・ヒューズ: 170.8ポンド(77.47キロ)

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AJ・マッキー BELLATOR Bellator271 LFA MMA UFC YouTube アダム・ボリッチ アーロン・ピコ ジャスティン・ゴンザレス ブログ

【Bellator271】見逃せないエリート✖雑草。倫也+パト=アーロン・ピコ✖テクニカルなゲイジー=ゴンザレス

【写真】ベラトールのフェザー級戦線をより激しく、楽しくさせるピコとゴンザレスのマッチアップが実現!!(C)BELLATOR

12日(金・現地時間)、フロリダ州ハリウッドのセミノール・ハードロックホテル&カジノでBellator271「Cyborg vs Kavanagh」が開催される。

英国~アリゾナ~ロシア~アイルランドと目まぐるしい1カ月を送ったBellatorが再び米国に戻り、フロリダでのイベントではメインにクリス・サイボーグ✖シネード・カヴァナグの女子世界フライ級選手権試合が組まれた。

そんなフロリダ大会のメインカードで、見逃せないエリート✖雑草のフェザー級の対戦が見られる。それがアーロン・ピコ✖ジャスティン・ゴンザレスの一戦だ。


AJ・マッキー政権が始まったBellatorフェザー級戦線は前チャンピオンのパトリシオ・フレイレ、ワールドGP出場のエマニュエル・サンチェス、アイルランドで直接対決を行ったペドロ・カルバーリョとダニエル・ヴェイケル(※前者が勝利)の中堅&ベテラン勢に対し、GP参加組ではアダム・ボリッチ、ランク外にジェイジェイ・ウィルソンなど若き注目ファイターがひしめき合っている。

そのなかで何度躓こうが、アーロン・ピコのパフォーマンスの高さとカリスマ性は際立っているといっても過言でない。1996年9月生まれの25歳、戦績は8勝3敗。戦績に特筆すべきモノはない。

ただしMSGでプロデビュー戦を行ったピコは、キャリアの全てが特別だ。カリフォルニアがメキシコだった時代の最後の為政者の血を引く名門の出で、カデットとジュニア時代にフリー&グレコ、そしてフォークスタイルで全米王者になるなど輝かしい戦績をレスリングで記録してきたピコ。2013年には世界カデットで今ではEXFIGHT所属でMMAファイターへの道を歩み始めた藤波勇飛を破って優勝している。

10代でのリオ五輪出場の夢が潰えたが、その2年前にボクシング(全米ジュニア・ゴールデングローブ優勝)やパンクレーション(全米及び欧州選手権金メダリスト)でも結果を残してきたピコをスコット・コーカーは青田買いし、Bellatorは純正培養に努めた。

レスリングは当然として、ボディフックに見られるボクシングのセンスの良さ、おいってみればピコは中村倫也と宇佐美正パトリックが融合した強さをデビュー時から兼ね備えてきた。

が、上記にあるように順調にMMAファイター人生を歩むことはできなかった。まずデビュー戦のザック・フリーマン戦でまさかのギロチンチョークで一本負けを喫する。それでもLFA初代フェザー級王者のレアンドロ・イーゴを初回KOするなど4連勝で盛り返したもののヘンリー・コラレス、アダム・ボリッチ戦で連続KO負け。前者はボクシングで攻勢、後者はレスリングで支配しておきながら一瞬の隙をつかれて敗れた。

期待値が高かっただけに4勝3敗というレコードには、ピコの誰もがうらやむ才能がMMAには実は不向きなのかという見方までされだしたが、ジャクソン・ウィンクMMAでの練習と戦略がハマり、その後は4連勝と着実に相手をフィニッシュし今大会を迎える。

対するゴンザレスはLFAフェザー級王者からBellatorと契約し、6月にタイワン・クラッストンをスプリットで破りデビュー以来の連勝を12に伸ばしている無敗のファイターだ。

ジャスティン・ゲイジーとはノーザンコロラド大のレスリング部の同期で、ベースのレスリングを中心にそれこそゲイジーにも似たローの使い手で、打撃もパワフルだ。

コロラドのスパルタ・コンバットリーグというローカルプロモーションでプロデビューを果たしたゴンザレス──同大会のメインはコリー・サンドハーゲンがフェザー級王座を奪取──は、アマMMAで9勝0敗とまさにグラスルーツ出身で、ピコとは対照的なキャリア、そして戦績を残してきたといえる。

コンテンダーシリーズで勝利もUFCとは契約できず、LFA王者になってベラトールと契約という過去を見ても、ゴンザレスはピコのような相手に絶対に負けたくないという雑草魂を持っているだろう。

技術的には打撃もレスリングもピコが一枚上、しかし喧嘩ファイトになった時の危機管理能力、削り合いでの粘り強さはゴンザレスが上回っているという見方も十分にできる。そんなメイン以上に注目の一番だ。

■視聴方法(予定)
11月13日(土・日本時間)
午前8時55分~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前11時55分~Main Card: Bellator MMA YouTube Channel

■Bellator271対戦カード

<Bellator世界女子フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]クリス・サイボーグ(ブラジル)
[挑戦者] シネード・カヴァナグ(アイルランド)

<ヘビー級/5分3R>
タイレル・フォーチュン(米国)
リントン・ヴァッセル(英国)

<フェザー級/5分3R>
アーロン・ピコ(米国)
ジャスティン・ゴンザレス(米国)

<女子フェザー級/5分3R>
アーリーン・ブレンコウ(豪州)
パム・ソーレンソン(米国)

<ヘビー級/5分3R>
スティーブ・モウリー(米国)
ライム・クリーブランド(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ブルーナ・エレン(ブラジル)
デザリー・ヤネス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ローマン・フェラルド(米国)
ロバート・ターンクエスト(米国)

<フェザー級/5分3R>
コディ・ロー(米国)
コルトン・ハム(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ヴァレリー・ロウレダ(米国)
テイラー・ターナー(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジョーダン・ニューマン(英国)
シェーン・オシェイ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
マフムッド・ファウジ―・シビー(エジプト)
イーサン・ヒューズ(米国)

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DEEP DEEP101 DEEP103 DEEP104 DJ.taiki MMA RIZIN   アーロン・ピコ 久保健太 伊藤裕樹 住村竜市朗 北岡悟 大原樹里 大木良太 小金翔 山本歩夢 平田直樹 杉山廣平 海外 渋谷カズキ 石塚雄馬 神田コウヤ 米田奈央 藤田大和 越智晴雄 鈴木琢仁 駒杵嵩大 鶴屋怜

【DEEP104】10月23日、北岡悟が現役続行の意義が問われる鈴木琢仁戦!! 平田直樹✖山本歩夢の潰し合いも

【写真】北岡が再びケージに足を踏み入れる(C)MMAPLANET

10 日(火)、DEEPが10月23日(土)に東京都文京区の後楽園ホールで開催するDEEP 104IMPACTの対戦カードを発表している。

9月23日のDEEP103でDEEP暫定フライ級選手権試合=藤田大和✖伊藤裕樹、大原樹里✖小金翔のライト級戦。関鉄矢✖DJ.taiki、駒杵嵩大✖杉山廣平というZSTとNEXUSでベルトを巻いたファイターの初出場に加え、元ストロー級王者の越智晴雄がフライ級に階級アップし渋谷カズキと対戦するというカードを揃えているDEEPだが、10月大会もお腹いっぱいのマッチアップ第一弾発表となった。


真っ先に目を引くのは2月のDEEP100で大原樹里に敗れ、現役続行か如何な、その岐路が注目されていた北岡悟が、3月大会で秘技MMA版ヴィンガチーバを披露した鈴木琢仁と対戦する1戦だ。

自主興行での小金翔戦のドローを挟み、4連敗──過去10戦の戦績は2勝7敗1分の北岡が、再びケージに足に踏み入れることとなった。その敗北の多くが国内外の強豪が相手だったが、今回の対戦相手の鈴木は非常に特徴のあるファイターである一方で、戦績は9勝6敗のトップに届いていない選手だ。

試合結果は当然として、内容によっても──北岡悟というJ-MMAを代表し、一時代を築いたファイターが現役生活を続ける意義が問われることになる対戦といえよう。

これからのJ-MMAを睨むうえではフィーチャリングされるのが、平田直樹✖山本歩夢のフェザー級戦といえよう。

デビューからの1年で樹の兄でなく、平田直樹としての存在感を示す新鋭はデビュー4戦目で神田コウヤに惜敗、初黒星を喫して以来4カ月振りの再起戦となる。

対する山本は昨年12月のデビューから、経験値で上回る相手に3連続フィニッシュ勝利を挙げている逸材だ。

『格闘DREAMERS』では二次でケガもあっても脱落も、MMAだけが人生とないビジョンが同オーディションの方向性と合わなかったという側面も見られた。

パラエストラ千葉ネットワーク所属も自らのマイクで『あまりパラエストラで練習していないですけど』と言い切ってしまう個性的かつ尖がっている山本と平田は、この時点で潰し合わせるのが勿体ないという取り方もできる注目カードだ。

さらに6月のDEEP101のメインで対戦も、急所蹴りでテクニカル判定という消化不良の一戦となったDEEPウェルター級チャンピオン住村竜市朗が、米田奈央とのダイレクトリマッチに加え、鶴屋怜がプロ4戦目で久保健太と対戦するという2試合も決まっている。

住村としては、再び大舞台=RIZINの年末大会に向け好材料しか残したくない一戦となる。鶴屋と戦う久保は、36歳でMMAデビューを韓国で果たしたオールド・ルーキー、国内では4連勝中だ。名古屋と大阪のDEEPとパンクラスで戦ってきた久保にとって、戦績と力を測られ鶴屋怜のためにピックされたカードということは本人も陣営も百も承知だろう。

鶴屋怜をアーロン・ピコに見立て、意地の一発を狙ってくる久保サイドからみても、興味深いマッチアップといえる。さらに7月に大原樹里とライト級暫定王座決定戦でローブローによるテクニカル判定で敗れた大木良太が、石塚雄馬との対戦も決まっている。

RIZINへの道が明確に存在し、海外への挑戦も認めるDEEP佐伯代表の方針もあり、他団体からの流入やDEEP育ちの新鋭と人材が集まっている現状に裏付けされた、勢いのあるカードが揃っている9月と10月のDEEPだ。

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MMA Shooto2021#05 UFC   アーロン・ピコ コリー・サンドハーゲン チャンネル 中村倫也 修斗 論田愛空隆

【Shooto2021#05】伝説の始まり、中村倫也─02─「やっと夢を与えることができる。その番が回ってきた」

【写真】語られるエピソードが、26歳とは到底思えない。どれだけ中村がMMAに囲まれて生きてきたか。彼こそMMAの申し子だ (C)MMAPLANET

25日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2021#5で論田愛空隆とMMAデビュー戦を戦う中村倫也インタビュー後編。

ワールドクラスのフリースタイルレスラーは、出自も育ちもMMA=ピュアブレッド大宮──全ては、あの場所から始まった中村のMMAファイター人生が、ようやく第1章を迎える。

レスラーがMMAに挑戦するのではない、MMA人間がレスリングでも活躍してきた、それが中村倫也だ。伝説が始まる、その前日譚──中村のルーツをここで知って欲しい。

<中村倫也インタビューPart.01はコチラから>


──今回のデビュー戦、2回戦なのですね。てっきり3回戦だと思っていました。その方がスペシャル感もあって、盛り上がるのに……。

「クラスAですか? 僕も3R制だと思っていました。それぐらいあっても良いなぁって(笑)。でも3Rに行かないですし、2Rでも判定にならない。10分以内に終らせることができれば同じだなって」

──「それぐらいあっても良い」というのも自己顕示でなく、倫也選手の表情を見る限り、MMAデビューを背景まで含めて楽しみたい風に見えます。

「やっと……です。やっと、ですから。実は先週、ピュアブレッドに行ってきたんです」

──元プロシューター、ピュアブレッド大宮所属でピュアブレッドの名を継いだ池田久雄さんの下へ?

「ハイ。プロデビューを迎えたので、挨拶に言ってきました」

──そのために上尾まで足を運ばれたのですか!!

「ハイ。池田先生にデビューの報告を、と思いまして。そうしたらピュアブレッドのキッズレスリングの子たちがいて。いえば僕の後輩になるんですよね、あの子たちは。その子供たちが僕にベタベタとくっついてくるんです──。『俺が子供の頃、石川真さんや朝日(昇)さん、野中(公人)さん達にしていたとの同じだ』って思いました。

あの頃の僕にとっての選手たちが、彼らにとって『俺になっている』と感じることができて、やっと夢を与えることができる。ようやくその番が僕に回ってきたと思ったんです。何か──凄く嬉しくて」

──いやぁ、思わず鳥肌が立ってしまいました。エリート・レスラーのMMA挑戦と見られがちですが、倫也選手の口から出てくるのが剛術・石川くん、朝日昇に野中くん……根っからのMMA畑の人間じゃないかって。

「僕の憧れでしたから。上野九平さん……ルタ☆ユージさんも」

──ルタ選手はお父さんの運転手をされていましたよね。確かにカナダでピュアブレッドを創るという話もあったかと思います。

「カナダといえば先月ですかね、カーロスから『頑張って。パンデミックが終息したら、日本にいくから練習しよう』っていうDMが来たんです」

──カーロス……カーロス・ニュートンですか?

「ハイ。カーロスも暫らく大宮にいたことがあって、今はカナダの柔術ジムで指導しているみたいです」

──うわぁ、懐かしい名前です(笑)。きっとジョエル・ギャルソンのジムですよね。いやぁ、倫也選手と話していると、26歳とは思えない懐かしい選手の名前が飛び出してきますね。

「僕にとってピュアブレッド大宮が庭でした。毎日、あそこにいて。如何にエンセンと修斗君に会わないのかが、僕のなかのテーマでした(笑)」

──アハハハハ。エンセンはともかく、修斗君は怖すぎます。

「子供心に、エンセンも怖すぎました(笑)」

──最大の理解者の息子さんに、そういう風に接することができるエンセンがまた面白すぎます。

「あと桑原(卓也)さんも怖かったです(笑)」

──マッスル!! 空気が読めなさそうです(笑)。そういう幼少期があり、ピュアブレッドの池田さんにデビュー前の挨拶をするということなのですね。

「凄くエネルギーを貰うことができました。原点に返った気がします。あの子たちを見ていると、もう格好良いところを見せるしかないです」

──気合が入り過ぎることはないですか。

「その辺りはレスリング時代に経験していたことが生きると思います。レスリングの時もワクワクが大き過ぎたので」

──実は今週コリー・サンドハーゲンとエイドリアン・ヤネスというUFCバンタム級ファイターのインタビューをすることになっているのですが、倫也選手のようなバックグラウンドを持つ選手が、あの場で戦えるようになることを切実に願ってしまいます。

「サンドハーゲン、マジですかっ!! そうッスね……現地でUFCを見てみたいです。まだ画面越しでしか見ていないので、直接生で見てUFCファイターのエネルギー感とか、もっと出てくると思うので。そこがまだピンとは来ていなくて、ボヤっとしているところなんです」

──その世界最高峰を最先端で目指す。周囲の期待値もひたすら高く、求められるモノも他のデビュー戦を迎えるファイターとは違ってきます。

「デビュー戦に関しては、正直もっと僕の方がチャレンジする立場の試合が組まれると思っていました。でも、今回の試合はチャレンジするというよりも、受けて立つぐらいの気持ちでいることに気付きました。結果、思っていたより気楽ではないです(苦笑)」

島影直弥(LDH martial arts取締役) 倫也の人生はそういうモノなんだよ。回りの選手とは違う。覚悟を決めないと。

──では覚悟を持って、デビュー戦はどのような試合をしたいと思っていますか。

「伝説が始まる──そんな予感がするような試合をしたいと思います」

──おぉ、伝説の始まりですか。

「皆にここから何か始まるぞ──そう思ってもらえる試合をしないといけないです。ひたすら攻めます。ずっと主導権を握って、相手に能動的な動きをさせない。僕の動きに、反応した攻撃しか出させないようにして、選択肢を狭めていきます。そして、しょうがなしに動いたところで仕留めます」

──頭のなかに戦い方は出来上がっているようですね。一つだけ、その勢いに水を差すようなことを言っても良いですか。

「アハハハ、どんなことですか?」

──これだけ期待されて、舞台も整っている。そこで脳裏をよぎるのが、アーロン・ピコなんです。

「あぁあぁあぁ……。それ、分かります!! マジで分かります。アーロン・ピコに関してはデビュー戦だけでなく、他の試合でもMMAの怖さを目の当りにしました。

もちろん、僕だってアーロン・ピコのようにならないとは限らないです。あり得ることです。ただし、良いのを一発貰った時のことも想定しています。経験していないことなので、何とも言えないですけど……」

──嫌なことをいって申し訳ないです(笑)。

「アハハハ。ピコ……そうッスよね。ただピコってレスリングの時も、大量失点をするんです。でも、それより多くの点を取って勝つ」

──えぇ? 倫也選手はアーロン・ピコのレスリング時代もご存じなのですね!! 深すぎます。

「もう7年も前ですけど、ブルガリアの大会にピコはコーチと2人で来ていて。『相手がいないから、練習してくれ』って言われたんです」

──凄まじい逸話じゃないですかっ!!

「ピコは僕の2歳下で、彼と同い年の藤波(勇飛=2017年世界選手権フリースタイル70キロ銅メダリスト)は、世界ジュニアでアーロン・ピコと決勝で戦っていますし。

そうですね、ブルガリアで練習したときは、スクランブルが凄くて強かったです。試合もあの時に初めて見たのですが、凄く得点能力が高いけど、失点もメチャクチャします。大味といえば大味なレスリングで。

だからMMAもそのままなんですよ。凄く良い攻撃をするけど、被弾もする。僕の場合はあそこまで行き切るような試合はしません。ああなると事故が多くなってしまうので。もらうことが増えると、攻めに影響が出てしまうでしょうし。そこは自分の感覚を信じて、失点ゼロで戦います」

■視聴方法(予定)
7月25日(日)
午後5時~ ABEMA格闘チャンネル

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BELLATOR Result Bellator260 アーロン・ピコ ジェイソン・ジャクソン ジャスティン・ゴンザレス ブログ ヤーソラフ・アモソフ ルカス・ブレナン

【Bellator260】試合結果 ドゥグラス・リマ、3度目の王座転落。新チャンピオンはヤーソラフ・アモソフ

【写真】デビュー以来26連勝。29連勝のヌルマゴが引退した今、アモソフの負け無し記録は現役で世界一だ(C)BELLATOR

11日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのFight sphereことモヒガンサン・アリーナ でBellator260「Lima vs Amosov」が開催された。

上限を設けながら、会場にファンが戻ってきたBellator──。

そのメインでヤーソラフ・アモソフが、ドゥグラス・リマを破りBellator世界ウェルター級王座に就いた。頑強なボディロックから、腰に乗せてテイクダウンを何度となく決められたドゥグラス・リマは、スクランブルでなくガードで下になる展開を続け、為すすべなく3度目の王座陥落となった

新王者誕生したウェルター級戦線ではキャッチウェイト戦ながらジェイソン・ジャクソンが、ポール・デイリーを完封し王座挑戦に近づいた。またワールドGP決勝を控えるフェザー級のおいてアーロン・ピコが、その存在感を改めて見つける一本勝ちを収め、LFA王者からBellatorにやってきたジャスティン・ゴンザレスはタイワン・クラッストンに辛勝しプロモーション・デビューの大切な一戦で勝利を手にしている。

Bellator260「Lima vs Amosov」
<Bellator世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
○ヤーソラフ・アモソフ(ウクライナ)5R
判定
詳細はコチラ
×ドゥグラス・リマ(ブラジル)
<175ポンド契約/5分3R>
○ジェイソン・ジャクソン(ジャマイカ)3R
判定
詳細はコチラ
×ポール・デイリー(英国)
<フェザー級/5分3R>
○アーロン・ピコ(米国)3R1分33秒
アナコンダチョーク
判定
詳細はコチラ
×エイデン・リー
<ウェルター級/5分3R>
○マーク・レミンガー(米国)2R3分30秒
TKO
詳細はコチラ
×デマルケス・ジャクソン(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○カイル・クラッチマー(米国)3R
判定
×レヴァン・チョクヒリ(ジョージア)
<フェザー級/5分3R>
○ジャスティン・ゴンザレス(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×タイワン・クラッストン(米国)
ライト級/5分3R>
○ボビー・キング(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×ニック・ニューウェル(米国)
<150ポンド契約/5分3R>
○ルカス・ブレナン(米国)1R1分54秒
アナコンダチョーク
詳細はコチラ
×マシュー・スキビッキー(米国)
<女子フェザー級/5分3R>
○マリーナ・モフナトキナ(ロシア)3R
判定
×アマンダ・ベル(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
○アレックス・ポリジィ(米国)1R4分22秒
ストレートアームバー
×グスタボ・トゥルヒーリョ(キューバ)


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BELLATOR Bellator260 MMA Report アーロン・ピコ エイデン・リー キック

【Bellator260】凄まじいペースで11分30秒間攻め続けたアーロン・ピコがアナコンダでリーを下す

<フェザー級/5分3R>
アーロン・ピコ(米国)
Def.3R1分33秒by アナコンダチョーク
エイデン・リー(英国)

長身のリーが左ミドルハイを続ける。左フックにシングルレッグを合わせたピコが、テイクダウン。すぐにスクランブルから立ち上がったリーはワンツーに真っすぐ下がり、左を見せてからのシングルで2度目のテイクダウンを許す。ハーフで抑えたピコは、足を抜きながら立ち上がったリーをケージに押し込む。

離れたリーに今度はダブルレッグを決めたピコが、ハーフでエルボーを落とす。ここも立ちあがって離れたリーは、左ストレートにボディロックテイクダウンを許し、2分半で4度目のテイクダウンを奪われる。立ち上がらせては倒すピコは、ダブルレッグを合わせると、スクランブルでアナコンダチョークへ。腹ばいになって耐えるリーのバックにピコが回ったが、前転からスタンドへ逃げられた。

リーはケージキックで距離を詰めるが、6度目のテイクダウンを奪われる。立ち上がってパウンドを落としたピコは、エルボーから左のパンチを纏めると、再びスクランブルでアナコンダ、そしてバックに回る。今度は前転についていったピコは、クローズドガードのリーにエルボーを打ちつける。左目の周囲をカットしたリーから、ステップオーバー腕十字。腕を抜かれ、リーが足を戻したところでストレートフットロックからヒールの形も、ピコは力を入れずラウンド終了を迎えた。

2R、ワンツーに左ジャブを受けたピコが、ここもテイクダウンを決めてサイドで抑える。リーが足を戻し、バタフライガードを取る。ピコは腰が浮いた状態でエルボーを打ちつけ、鉄槌へ。パスからヘッドロック、立ち上がったリーに左ボディフックを入れ、直後にテイクダウンへ。さすがに削られ、背中をつける時間が増えたリーが正対すると、ピコはしっかりとアナコンダをセットする。ここも亀になり、バックを譲って前転でガードに戻すリーだが、ピコは即パスから背中を見せたリーのバックへ。前転で逃れ、クローズドを取ったリーを攻め続けるピコのペースが凄まじい。

立ち上がり、パンチを入れたピコは残り20秒でマウントを奪取。リーも足を戻し、攻められ続けるなかでサバイブに成功した。

最終回、キャリア初の3Rを戦うピコは後ろ回し蹴り、左ハイを見切り右ストレート。左ボディフックを入れて、ダブルレッグを決める。パウンドを纏め、立ち上がったピコはダブルレッグを切り、亀からガードを取ったリーをパス。スクランブルでがぶり、ボディにパンチを入れてサイドバックへ。ワキ腹にヒザを痛打するピコは、またもアナコンダへ。ついにリーがタップし、11分30秒攻め続けたピコが一本勝ちを手にした。

「エイデン・リーに感謝している。彼はウォリアーだ。ケガもないし、来月も戦うことができる。アルバカーキーは素晴らしい場所だよ。心はカリフォルニアあるけど、ジムとジム以外でもアルバカーキーは最高だ。次? トップ10の誰とでも戦う。準備はできている。でも、今日はKOできなくてゴメン」と試合と同じくハイペースで話した。


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【Bellator260】計量終了 クラックストン「大学も出て、学位もある。この試合が人生を左右することない」

【写真】米国ではマスクが嫌がれるのが分かる?! 眼だけ見ると、異様に怖いクラックストン(C) BELLATOR

11日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのFight sphere=モヒガンサン・アリーナ で開催されるBellator260「Lima vs Amosov」の計量が、10日(木・同)に行われた。

メインではBellator世界ウェルター級王者ドゥグラス・リマが、キャリア25連勝中のヤースラフ・アマソフの挑戦を受ける。

セレモニアル計量後、マスク着用のスコット・コーカーを中央にフェイスオフを行った両者は、肩を組んで記念撮影に収まった。


デイリーの腹回りが……(C)BELLATOR

ウェルター級の新旧対決=175ポンド契約で激突するポール・デイリー✖ジェイソン・ジャクソン。

そのジャクソンとサンフォードMMAの同門で、マーク・レミンガーと対戦する──もう1人のジャクソン=ダマルケス・ジャクソンは4月16日の敗北からの再起戦を前に、個別取材で「サンフォードMMAのチームの皆の士気の高さが、俺をプッシュしてくれる」と話していた。

さらにアーロン・ピコもメインカードで出場する今大会、プレリミでは同じくフェザー級の一戦=ジャスティン・ゴンザレス✖タイワン・クラックストンに注目だ。

LFA王者からベラトール参入のゴンザレス戦を前に、クラックストンは同じく個別取材で「アイツと俺は経験値が違う。俺のようなタフな相手と戦っていない」とワールドGP出場選手の意地が伺われた。

さらにクラックストンは「この試合はベラトールとの契約の最終試合だ。現状で更新の話はない。ただし、ジャスティン・ゴンザレスとの試合を見たら、スコット・コーカーも考えなおすだろうし、他からもオファーは来るはずだ。だからといって俺は何もこの試合が特別だとは思っていない。俺は大学を卒業し、学位を持っている。それを使って仕事に就ける。だから、何も今回の試合で人生が左右されるようなことはないんだ」と一風変わった自信に溢れる言葉を口にしていた。

■視聴方法(予定)
6月12日(土・日本時間)
午前7時00分~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前10時~Main Card: Bellator MMA YouTube Channel

■Bellator260計量結果
<Bellator世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]ドゥグラス・リマ: 169.75ポンド(76.99キロ)
[挑戦者]ヤーソラフ・アモソフ: 170ポンド(77.11キロ)

<175ポンド契約/5分3R>
ポール・デイリー: 175ポンド(79.37キロ)
ジェイソン・ジャクソン: 175ポンド(79.37キロ)

<フェザー級/5分3R>
アーロン・ピコ: 145.75ポンド(66.11キロ)
エイデン・リー: 145ポンド(65.77キロ)

<128ポンド契約/5分3R>
ヴァネッサ・ポルト(ブラジル)
イララ・ジョアニ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ダマルケス・ジャクソン: 170ポンド(77.11キロ)
マーク・レミンガー: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カイル・クラッチマー: 170.75ポンド(77.45キロ)
レヴァン・チョクヒリ: 170ポンド(77.11キロ)

<フェザー級/5分3R>
タイワン・クラックストン: 146ポンド(66.22キロ)
ジャスティン・ゴンザレス: 145ポンド(65.77キロ)

<ライト級/5分3R>
ニック・ニューウェル: 156ポンド(70.76キロ)
ボビー・キング: 156ポンド(70.76キロ)

<150ポンド契約/5分3R>
ルカス・ブレナン: 146.5ポンド(66.45キロ)
マシュー・スキビッキー: 146ポンド(66.22キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
アマンダ・ベル: 145ポンド(65.77キロ)
マリーナ・モフナトキナ: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アレックス・ポリジィ: 205ポンド(92.99キロ)
グスタボ・トゥルヒーリョ: 205.25ポンド(93.09キロ)

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BELLATOR Bellator252 Report アーロン・ピコ ブログ

【Bellator252】TD&パウンドで圧倒したピコ。最後はデ・ジーザスのテンカオに右を合わせてKO勝ち!!

<フェザー級/5分3R>
アーロン・ピコ(米国)
Def.2R4分12秒by KO
ジョン・デ・ジーサス(米国)

サウスポーのデ・ジーサスが飛び込んで前蹴りを繰り出す。ピコは右オーバーハンドを見せ、プレッシャーを掛けると右ハイキック。これは空振りになったが、右を当てて即ダブルレッグを決める。クローズドガードのデ・ジーサスに左のエルボーを落としたピコは、立ち上がって左足を抜くと、ハーフからパウンドを続ける。

デ・ジーサスはスクランブルからスタンドに戻るが、すぐにテイクダウンを取られエルボーで目尻をカット。ピコはガードの中から鉄槌を入れ、左足を抜いてハーフに。左を差してきたデ・ジーサスのバックに回ると、後方から右で殴りつける。引き込んで上を向いたデ・ジーサスを殴り、サイドを取ったピコはパンチとエルボーを続ける。デ・ジーサスは残り30秒で立ち上がるが、右を被弾してダブルでケージに押し込まれ時間となった。

2R、デ・ジーサスが左ハイ。ピコは右を伸ばす。左ハイを放ったデ・ジーサスにボディフックを打ち込んだピコが、即ダブルレッグでテイクダウン。ケージを背負って座るデ・ジーサスの足を引いて背中をつかせる。抑えて勢いのあるパンチを振り下ろすピコに対し、デ・ジーサスが必死にクローズドガードへ。ならばとピコはガードの中から強烈な勢いで左エルボーを落とし、左足を抜く。

殴られながら、立ち上がったデ・ジーサスは一度蹴りを見せたが、腹を殴られダウン気味に引き込む。ここからのスクランブルでバックに回ったピコが左のパンチを入れ、デ・ジーサスの前転を許さずバックコントロールを続ける。頭を抱えて殴れるデ・ジーサスは、一気に立ち上がると左を当てる。さらに蹴りも見せたデ・ジーサスだが、続くヒザ蹴りにピコは思い切り右オーバーハンドを打ち込む。ブリッジするように後方にのけ反って倒れたデ・ジーサスに、パウンドを追撃したピコがKO勝ちした。


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BELLATOR Bellator252 News アーロン・ピコ クォンリー・グレイシー パトリシオ・フレイレ ブログ ペドロ・カルバーリョ ヤーソラフ・アモソフ ルーカス・ブレナン ローガン・ストーレー

【Bellator252】計量終了 フレイレ「ヤツを殺す。ただ勝つ」✖カルバーリョ「ただひたすら強くなった」

【写真】フェイスオフからエキサイト気味だったカルバーリョは、「ドント・タッチ」と諫めるスコット・コーカーの前で、マスクを外して挑発し始めた(C)BELLATOR

12日(木・現地時間)にコネチカット州アンカスビルのFight Sphereことモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator252「Pitbull vs Carvalho」の計量が行われた。

今大会のメインはBellatorがCovid19パンデミックで活動休止に突入した3月13日のBellator241で組まれていたBellator世界フェザー級選手権試合兼フェザー級ワールドGP準々決勝=パトリシオ・フレイレ✖ペドロ・カルバーリョの一戦だ。


8カ月の時を経て仕切り直しとなった世界戦。ライト&フェザー級のチャンプチャンプ=パトリシオにとって昨年9月以来の実戦となる。挑戦者のカルバーリョは今も珍しいポルトガル人ファイターだ。「母国でMMAの知名度が上がることに役立てるファイター人生を送りたい。僕がパトリシオに勝てばもっとポルトガルでMMAは盛んになる」という抱負を3月の時点でカルバーリョは語っている。

そんな人格者的な発言をしていたカルバーリョだが、パブリック・ファイスオフでは拳を突きつけ、マスクを外してチャンピオンを挑発する。しかし、マイクを向けられると「僕の自信はハードワークによるもの。1月から1月、月曜日から月曜日、ずっと練習を続けているから試合ごとに100倍成長している。3月から今日までの期間は、ただひたすら僕を成長させてくれた」と冷静な発言をした。

対してフレイレは「俺がチャンピオン。アイツを殺す。ただ勝つ、それだけだ」

上背やリーチで上回るカルバーリョ、パトシリオのスピードと爆発力を兼ね添えたファイトに対して、序盤は落としても我慢強く5Rの時間を使って──王者に攻め疲れをさせることが勝利には欠かせない。それには二冠王の攻めの圧力を凌ぎきることが求められる。とはいってもパトリシオはカウンターを取るのも秀でており、待ちのファイトもできる。つまりカルバーリョにとっては、攻めて守ることが必要な心身ともにタフなチャレンジが待ち受けていることになる。

セミではカビブ・ヌルマゴメドフのMMAでデビュー以来負け知らず29連勝というワールドレコードに次ぐ、24連勝中のヤーソラフ・アモソフが、ローガン・ストーレーと戦う。

フォークスタイルレスリングがベースのストーレーだが、アモソフはエド・ルースを払い腰で投げ、ダブルレッグでテイクダウンを決めており、いかにケージとスクランブルゲームでコントロールできるかがカギとなる。

メインカード・オープニングはフェザー級ワールドGP準々決勝のダニエル・ヴェイケル✖エマニュエル・サンチェス戦がマッチアップされ、プレリミにもアーロン・ピコ、ケリー・テイラーメレンデス、クリス・ブレナンの息子ルーカス、ホイスの嫡男クォンリーと気になるファイターが目白押しの今大会。

しかし、テイラーメレンデス、ブレナンは体重おーアーでキャッチ戦を戦うことになっている。

■視聴方法(予定)
11月13日(金・日本時間)
午前6時00分~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前9時00分~DAZN

■Bellator252計量結果

<Bellator世界フェザー級選手権&ワールドGP準々決勝/5分5R>
[王者]パトリシオ・フレイレ: 144.7ポンド(65.63キロ)
[挑戦者]ペドロ・カルバーリョ: 144.5ポンド(65.54キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ヤーソラフ・アモソフ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ローガン・ストーレー: 170ポンド(77.11キロ)

<フェザー級ワールドGP準々決勝/5分5R>
ダニエル・ヴェイケル: 143.8ポンド(65.22キロ)
エマニュエル・サンチェス: 145ポンド(65.77キロ)

<フェザー級/5分3R>
アーロン・ピコ: 145.6ポンド(66.04キロ)
ジョン・デ・ジーサス: 145ポンド(65.77キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ケリー・テイラーメレンデス: 116.2ポンド(52.7キロ)
エミリー・キング: 115ポンド(52.16キロ)

<フェザー級/5分3R>
ゲイブリエル・ヴァルガ: 145.8ポンド(66.13キロ)
ブランドン・フィリップス: 150ポンド(68.03 キロ)

<ライト級/5分3R>
デヴィン・パウウェル: 155.2ポンド(70.39キロ)
マニー・ムロ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョーネル・ルゴ: 135ポンド(61.24キロ)
スカイラー・スート: 135.4ポンド(61.41キロー

<フェザー級/5分3R>
ルーカス・ブレナン: 148ポンド( 67.13キロ)
アンドリュー・サラス: 145ポンド(65.77キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ローラン・ファラルド: 170.5ポンド(77.34キロ)
パット・ケイシー: 170.8ポンド(77.47キロ)

<ウェルター級/5分3R>
クォンリー・グレイシー: 168.8ポンド(76.5キロ)
トレバー・グッデ: 170ポンド(77.11キロ)

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