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【TTFC08】TTFCにサステイン & NEXUSが協力し、全8試合をPIA LIVE STREAMで中継

【写真】Road to ONE 02では5試合だったが、TTFC08は8試合が組まれる予定だ(C) MMAPLANET

20(火)、TRIBE TOKYO MMAより6月27日(土)に会場非公開の無観客大会として、TTF Challenge08を開催することが正式発表された。

15日(金)、TTFCを主宰する長南亮氏がSNSで同大会を行うことを明言していたが、今回の発表でLIVE配信はチケットぴあ──による、PIA LIVE STREAMでの同日午後7時から中継されることが明らかになっている。視聴料は2000円だ。


改めて同リリースで開催主旨を「コロナウィルスによる政府からの自粛要請をうけて格闘技イベントが中止、延期に追い込まれています。このような状況であっても感染症対策をしっかりと行い、無観客の有料配信でイベントを行うことで新しいイベント形態を創っていくこと」と説明がなされた。

現UFCファイターの佐藤天、ONEファイターの上久保周哉、三浦彩佳、修斗で暫定世界王座決定戦が決まっている岡田遼などが、ステップアップを果たしたグラスルーツショー=TTFC。今大会はサステイン、ファイティングネクサスの協力を受け全8試合を予定されている。またコロナの時代の格闘技中継を担ってきたABEMAでの放送はないが、制作面で今大会をサポートすることもリリースに一文で添えられている。

なお大会サポーター視聴券も購入でき、購入者の氏名が大会エンドロールで流れる特典がついてくる。無観客&有料配信は海の向こう、UFCでは既にスタートしており、規模は違うがニューノーマル時代のイベントの形になることは間違いないだろう。

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UFC ESPN08 UFC Result アリスター・オーフレイム クラウジア・ガデーリャ ソン・ヤードン ダン・イゲ ブログ

【UFC ESPN08】試合結果 コロナの時代のUFC3連戦、トリでアリスターがハリスに勝利

【写真】豪快なハイキックからの追い打ちで復活Vを挙げたアリスター(C)Zuffa/UFC

5月16日(土・現地時間)にUFC on ESPN08「Overeem vs Harris」がフロリダ州ジャクソンビルのヴィスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナで行われた。

コロナの時代のUFC3連戦のトリは、アリスター・オーフレイムがウォルト・ハリスにTKO勝ち。好勝負となったクラウジア・ガデーリャ✖アンジェラ・ヒルは前者がスプリット判定をモノにしている。

フェザー級転向のエジソン・バルボーサは省エネファイトが響き、ダン・イゲに逆転スプリット負け、ソン・ヤードンはマルロン・ヴェラに判定勝ちを収めている。

UFC on ESPN08「Overeem vs Harris」
<ヘビー級/5分5R>
○アリスター・オーフレイム(オランダ)2R3分00秒
TKO
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×ウォルト・ハリス(米国)
<女子ストロー級/5分3R>
○クラウジア・ガデーリャ(ブラジル)3R
判定
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×アンジェラ・ヒル(米国)
<フェザー級/5分3R>
○ダン・イゲ(米国)3R
判定
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×エジソン・バルボーサ(ブラジル)
<ミドル級/5分3R>
○クリシュトフ・ヨッコ(ポーランド)3R
判定
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×エリク・アンダース(米国)
<バンタム級/5分3R■>
○ソン・ヤードン(中国)3R
判定
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×マルロン・ヴェラ(エクアドル)
<ウェルター級/5分3R>
○ミゲール・バエザ(米国)2R0分18秒
KO
×マット・ブラウン(米国)
<ミドル級/5分>
○ケヴィン・ホランド(米国)3R
判定
×アンソニー・ヘルナンデス(米国)
<フェザー級/5分3R>
○ジガ・チカゼ(ジョージア)3R
判定
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×アーウィン・リヴェラ(メキシコ)
<フェザー級/5分3R>
○ネイト・ランドヴェール(米国)3R
判定
×ダレン・エルキンス(米国)
<女子フライ級/5分3R>
○コートニー・ケイシー(米国)1R3分36秒
腕十字
×マラ・ロメロ・ボレッラ(イタリア)
<ヘビー級/5分3R>
○ホドリゴ・ナシメント(ブラジル)3R
判定
×ドンテイル・メイス(米国)


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UFC Result UFN ESPN+29 UFN171 グローバー・テイシェイラ チアゴ・モイゼス ブログ リッキー・シモン

【UFN171】試合結果 劣性から一転、テイシェイラがスミスから逆転勝利。Please、モイゼスにボーナスを!!

13日(水・現地時間)にフロリダ州ジャクソンビルのヴィスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナでUFN171:UFN on ESPN+29「Smith vsTeixeira」が開催された。

メインは序盤攻勢だったアンソニー・スミスに対し、2Rにパンチを被弾し目の周囲が腫れたグローバー・テイシェイラが猛然と反撃に転じ、逆に試合は一方的に。最後はマウントパンチでTKO勝ちを手にした。

各ボーナスは以下の通りだが、ここは劣性の初回から一転──2Rにストレートフットロックでマイケル・ジョンソンを仕留めたチアゴ・モイゼスにパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを贈って欲しかったところだ。

ファイト・オブ・ザ・ナイト=ブライアン・ケレハー✖ハンター・アジャー
パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト=ドリュー・トバーグローバー・テイシェイラ

UFN171:UFN on ESPN+29「Smith vsTeixeira」
<ライトヘビー級/5分5R>
○グローバー・テイシェイラ(ブラジル)5R1分04秒
TKO
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×アンソニー・スミス(米国)
<ヘビー級/5分3R>
○ベン・ロズウェル(米国)3R
判定
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×オヴァンス・サンプレー(ハイチ)
<ライト級/5分3R>
○ドリュー・ドバー(米国)2R4分25秒
TKO
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×アレキサンダー・フェルナンデス(米国)
<バンタム級/5分3R>
○リッキー・シモン(米国)3R
判定
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×レイ・ボーグ(米国)
<ヘビー級/5分3R>
○アンドレイ・オルロフスキー(ベラルーシ)3R
判定
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×フィリッピ・リンス(ブラジル)
<ライト級/5分3R>
○チアゴ・モイゼス(ブラジル)2R0分25秒
ストレートフットロック
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×マイケル・ジョンソン(米国)
<女子バンタム級/5分3R>
○シジャラー・ユーバンクス(米国)3R
判定
×サラ・モラス(カナダ)
<ライト級/5分3R>
○オマール・モラレス(ベネズエラ)3R
判定
×ガブリエル・ベニテス(メキシコ)
<バンタム級/5分3R>
○ブライアン・ケレハー(米国)3R
判定
×ハンター・アジャー(米国)
<ヘビー級/5分3R>
○チェイス・シャーマン(米国)3R
判定
×イケ・ビジャヌエバ(米国)


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Interview ONE ジョシュア・パシオ ブログ 内藤のび太 未分類 猿田洋祐

【ONE】「のび太さん、疲れないですか?」。ONE IGライブ──猿田洋祐&内藤のび太の公開質問への返答!!

【写真】のび太……ありがとうございますじゃないだろう……(笑)(C)MMAPLANET

ONEアスリート達の対談にファンが参加できるIGライブ。先週末は16日(土)に高橋遼伍✖中原由貴、17日(日)には猿田洋祐✖内藤のび太の対談が行われた。

MMAPLANETでは出演者に質問を公開で投げかけており、高橋&中原に続き猿田とのび太の回答を紹介したい。

彼らへの質問と、その返答は以下の通りだ。

──2人とも現チャンピオンのジョシュア・パシオと1勝1敗です。猿田選手、のび太選手が次にパシオを戦った際、どこに注意してどう戦えば良いかアドバイスをお願いします。同様にのび太選手、猿田選手がパシオともう1度戦った時の注意点と攻略方法を。自身の経験に基づき、相手のスタイルを考慮したうえで話してもらえると助かります。


猿田 僕からはですね…あのこのIGライブ、パシオ選手見ていますけど(笑)。 まあ、良いか(笑)。基本彼は待ちで、カウンターじゃないですか。あんまり自分から前に出てきたりとか、仕掛けて来ないので。自分からタックル入ったりとか消耗したりした時に、ポイント取りにくるイメージなので。のび太さんは遠い間合いからとか、低いシングルでタックル入るじゃないですか。あれ結構疲れないですか?。

のび太 疲れるっス。あと、恥ずかしいっス。そんな言って頂いて……自分が見られていて……(笑)。

猿田 あれだとスプロールされて疲れるし、足触れなくなっちゃうんで。

のび太 確かに……。

猿田 あと、がぶりからのヒザとかあるじゃないですか。

のび太 怖いっス。

猿田 だから、あれだとポイント取られやすいというか。そういう危険性があるので。自分がやるとしたらリーチ生かして、蹴り使うとか。パシオ選手とのび太選手との試合を見た時に、前傾というかいつでもスプロールできるように状態も低くやっていたので、あの状態を少し上げさせる為に、ミドル・ハイ蹴ったりとか前蹴り蹴ったりとか。

のび太 本気のアドバイスしてくれているじゃないですか。マジで(笑)。

猿田 あははは(笑)

のび太 ありがとうございます!

猿田 あと、自分はコレをやったんですよ。ハイエルボーのジャブ。あれも蹴りじゃなくて、ハイエルボーのジャブを使って相手の上体を起こさせる。そこからテイクダウンに入るとか、ボディを打つとか。そういう感じで戦略立ててやっていたたんですけど。のび太選手もリーチがあるから、蹴りとかでも全然良いんじゃないかなと思います。

のび太 ありがたいです!

猿田 あと、もっとガチのやつ言っていいですか?

のび太 えっ、何ですか?

猿田 もっとスタンドでプレッシャーかけて、パシオ選手のパンチの距離を近くする。ヒジぐらいの距離。青木選手とかは両手でプレッシャーかけていますけど、あんな感じで壁までプレッシャーかけるようにする。

のび太 怖いっスもん……怖いっス。

猿田 相手がパンチ振ってきたらスッと入る。なるべくケージを背負わせた時間を長くして、テイクダウン。得意じゃないですか。あの時間をずっと長くして、ギュッと抑え込まずに結構スペース作ってっていうの。

のび太 喋り過ぎじゃないっス? 大丈夫ですか、そんなに言って(笑)。

猿田 で、わざと動かせてバック取るとか良いかも知れませんね。

のび太 ラカイの選手は瞬発力が凄いじゃないですか。そこまで言っていただけると思ってなかったので。僕からは……右の蹴りが強いから気をつけた方がいいですよって思います。

猿田 ハイキックも、右の蹴りをもらっちゃったので。

のび太 僕の時は1回目と2回目で戦略を変えてきたので。そういう人が付いているのかなって。自分で考えたのか分からないですけど、相手によって戦い方を変えてくる人なんだなと思います。まあ、若いですからね。これからノビシロがありますよね。

猿田 凄く成長していますよね。

のび太 だから寝技になっても勝てるって踏んでいるから、寝てからのヒジとかじゃないですか。足が強いからパスさせないようにして、判定で勝っている。結果、一本を取るしか勝てないのかなって思いますね。

猿田 のび太さんはどうして前足の頭打ちのシングルレッグなのですか。

のび太 ……。それしか出来ないからです(笑)。猿田さんは何でも出来るから、相手も嫌だと思いますけどね。我々もどうなるか分からないですもんね。誰と戦う事になるのか……。だから気張らずに行きましょう(笑)。

回答へのMMAPLANET公的私信
「のび太ぁ……。『ありがとうございます』じゃない(笑)。気付けよぉ……。猿田君は、君に勝つためにそこまで解析できるんです。だから気張らずに行きましょうではなくて、もっと気張ってください」

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Interview ONE ブログ 中原由貴 未分類 高橋遼伍

【ONE】「ランキングは至極当然」。ONEアスリートIGライブ──高橋遼伍&中原由貴の公開質問への返答!!

【写真】もっとぶちかまして欲しかった……(C)MMAPLANET

ONEアスリート達の対談にファンが参加できるIGライブ。先週末は16日(土)に高橋遼伍✖中原由貴、17日(日)には猿田洋祐✖内藤のび太の対談が行われた。

MMAPLANETでは出演者に質問を公開で投げかけており、ここではまず高橋&中原の回答を紹介したい。

彼らへの質問と、その返答は以下の通りだ。

──ONE公式ランキングで松嶋こよみ選手が2位、山田哲也選手が4位にランクされていますが、自分達の名前がないことと両者のランクインをどのように捉えていますか。


中原 この2人が関して、まず山田選手はONEのキャリアも長いですし、あと松嶋選手は色んな選手にしっかり勝っているので仕方ないというのと、僕の場合は前回負けたゲイリー・トノンが5位なんで……それ以下が無いので、それに関しては何もいう事が無い。アイツが僕より上にいる時点で入りたいとか、そういうレベルじゃ無いです(笑)。

高橋 逆にこれで中原君が入っていたらめっちゃ面白いですけどね(笑)。

中原 あはは、もうどこ見ているんだよってなりますね(笑)。なので至極当然のランキングかなと僕は思います。

高橋 自分もこの前タン・リーに試合負けたし、デビュー戦とかも相手の骨が折れてしまって、勝ったから良いもののパフォーマンスがあまりにも悪過ぎるんで。ONEで自分も良いパフォーマンスが出来たなって一回も無いから、正直このランキングは当然の結果だし、自分の中ではトップ10にも入ってないと思う。

これ、逆に自分がランキング入っていたら、ランキング作った人見る目無いというか……好みで選んでいるんじゃ無いかと思ってしまう(笑)。このランキングは当然じゃないかな。

中原 あはは、つまりちゃんと仕事しているって事ですよね(笑)。

高橋 何も僕から言える事はないです(笑)

回答へのMMAPLANET公的私信
「まず、返答ありがとうございます。しかーし、結果を残していないという想いが強いのは理解できますが──優等生すぎるっ!! 中原選手も高橋選手も『松嶋選手や山田選手が勝っている相手には、俺たちも勝てる』くらいの調子でかましてほしかったです。次の試合で勝利した後、両者の大言を期待しています!!」

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News ONE ゲイリー・トノン ゴードン・ライアン トム・デブラス ブログ ホジャー・グレイシー マーカス・アルメイダ

【ONE】ゲイリー・トノンの師匠トム・デブラスと契約。グラップリング路線も気になるところ──

【写真】アジアでの戦いは2012年のマカオ以来となるトム・デブラス(C) MMAPLANET

18日(月・現地時間)、ONE Championshipの公式ホームページがトム・デブラスと契約を結んだことを明らかにした。

MMA戦績9勝2敗、UFCでは福田力に敗れているデブラスは、6年半前にMMAから引退し──天職といえる柔術の指導で成功を収めてきた。少年期にテコンドー、そして陸上競技に勤しんだ後、19歳で柔術の練習を始めた彼はすぐにヒカルド・アルメイダに師事するようになり、6年半後には黒帯を取得する。と同時に自らのアカデミーをオープンし、ゲイリー・トノンを育て上げた。


今回、デブラスが現役復帰を決意したのもトノンがONEで戦い始め、セコンドとしてONEという戦いの場に触れたからだという。「私はサムライの掟が好きで、ONEのようにこの掟が感じられる団体はなかった。38歳だけど、ベストを尽くすことを約束する。この機会を与えてくれたチャトリに感謝している」というデブラス。

MMAではRing of Combatでヘビー級王者になっているが、技術系で荒々しい相手には分が悪かったデブラスだが、MMAを引退後もノーギワールドのマスター黒帯、ADCCアメリカン・ナショナルで優勝し、Fight o WINやKASAI Proでグラップリングの試合は継続して戦ってきた。

パウンドのある戦いで、肉体だけでなく精神のコンディションを上げてくるのか。現状、デブラスのONE初陣がいつになのか公言できる状態ではないが、ヘビー級かライトヘビー級での出場となる模様だ。

またONEではチャトリがホジャー・グレイシー、ゴードン・ライアン、マーカス・アルメイダ・ブシェシャの名前を挙げグラップリングを組むプランを明かしていたが、デブラスはまさに彼らと同体格。MMA、ムエタイ、キックに次いでONEでノーギ・グラップリングが単発的に組まれていくことにも期待が募る──デブラスとの契約といえる。

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Report UFC UFN ESPN+29 UFN171 ブログ リッキー・シモン レイ・ボーグ

【UFN171】終盤、ボーグの打撃に圧されたシモンだがテイクダウンでスプリット判定勝ち

<バンタム級/5分3R>
リッキー・シモン(米国)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
レイ・ボーグ(米国)

ワイドスタンスで素早い左ジャブを見せるシモン、待ち構えるボーグにローを蹴っていく。シモンが左フック2発からアッパーを繰り出すと、ボーグがカウンターを入れる。打撃戦に呼応したボーグを一気にテイクダウンしたシモンが、ボディを殴りハーフで抑える。勢いのある右、そして左を入れたシモンはボーグの立ち上がり際にバックへ。

後方への投げを崩し、アンダーフックからシモンをケージに押し込むボーグだが、体を入れ替えられダブルレッグで尻もちをつかされてしまう。シングルに切り替えレッグリフト、そのままパンチを入れて離れたシモンだが、ボーグのアッパーを受ける。左右のフックもボディを打たれたシモンは、右前蹴り。ボーグは左右のボディフックから組みつくが、バックに回ったシモンがリフトから前方にテイクダウン。バックを制したシモンは臀部にヒザをいれ、胸を合わせてきたボーグをシングルレッグで倒す。ハーフで肩固めを狙ったシモンはパスからパウンド、ボーグはボトムから鉄槌を返した。

2R、右を放って組みついたボーグ。シモンは切って、体を入れ替える。ケージを背負ったボーグにヒザ蹴りを入れ、ダブルレッグを決めたシモンは殴ってスタンドへ。ボーグはスピニンングバックフィストから左フック、シモンが左ローを返す。ワンツーで前に出るボーグが、左ジャブと圧力を高める。シモンはジャブからボディ、ニータップと攻撃を散らす。さらにボディから左フックを入れたシモンは、左ボディフック。続くテイクダウン狙いは、ボーグが体を捻って足を抜く。

動きはあるが、やや切れが落ちたようにも見えるシモンに対し、ボーグがボディから顔面にフックを見舞う。組みにいったシモンはダックアンダーからバックに回る。ボーグの前転についていき、スクランブルでもバックを取ったシモン。ボーグが胸を合わせると、両ワキを差し、ワキを潜ってバックに回る。ボーグは前転で離れ、スクランブル直後に右を当てる。続いてボディアッパーを入れたボーグが、シモンの組みを打撃で上回ったか。

最終回、鋭い左ジャブ、左ボディアッパーを見せるボーグに対し、シモンが左ハイを見せる。左フリッカーを当てたボーグが、左ボディショット。さらに左ボディを入れたボーグは、ジャブの差し合いから左を被弾。すぐに右を返したボーグの圧が高い。右ロングに組みついたボーグはここで組んでテイクダウンを決める。サイドで抑えたシモン、ここで抑えるということはスタミナを気にしているのか。

背中を譲りつつ、胸を合わせたボーグがトップに。シモンはシングルレッグでテイクダウンからバックに回る。いよいよ気持ちの削り合いに入ると、シモンがシングルへ。エルボーを放った離れたシモンは、ボディを殴られも左フックを振るう。ボーグは左ハイ、スピニングバックフィストからのバックブローも空振りに。シモンはシングルを切られると、飛びヒザを見せあう。直後に右フックをボーグが入れ、左ボディを決める。ボーグが左右のフックを放ってタイムアップ。初回を攻めたシモンは、2R移行は劣性にも見えたがテイクダウンが評価されスプリット判定勝ちを手にした。

「僕はレスラー。フェイクストライカーだ」と勝者は笑顔を見せた。


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Report UFC UFC ESPN08 アリスター・オーフレイム ウォルト・ハリス ブログ

【UFC ESPN08】TKO負けのピンチを切り抜け、アリスターがハリスをハイから連打&パウンドアウト

<ヘビー級/5分5R>
アリスター・オーフレイム(オランダ)
Def.2R3分00秒by TKO
ウォルト・ハリス(米国)

サウスポーのハリス、アリスターは右に回りつつ踏み込みに組もうとする。すぐに離れた両者、アリスターが後ろ回し蹴りを見せシングルから離れる。ハリスの左に下がるアリスターは、続くローにパンチを合わされ、ここからラッシュを受けてダウン。頭を抱えて殴られながらアリスターはシングルへ。これをすかされると引き込んだアリスターは、ヒールを狙う。体を捻って足を抜いたハリスに、組みつきにいったアリスターはスイッチから離れる。

パンチから蹴りで前に出たハリスの足を捌き、姿勢を乱させた流血のアリスターがバックへ。そのまま寝技に持ち込むと、ハリスが引き込んで背中をつける。サイドに回ったアリスターは、半身のハリスの上体を跨いでバックから左のエルボーを落とす。ハリスの右手首を掴み、左でパンチを続けたアリスターは立ち上がり際にワキ腹、ボディにヒザを入れラウンド終了まで反撃を許さなかった。

2R、両者揃って大量に汗をかき、息も既に荒い。両者、間合をとり手数も少ない。アリスターは足払いのようなローから、右ハイを蹴り。怯んだハリスに左ストレート、続いて右パーを打ち込む。後方に崩れ、亀になったハリスの背中に乗ってパンチを落とすアリスターが、両足をフックして背中を伸ばすと、継続して右のパンチを打っていく。

アリスターはさほど力を入れないパンチを続け、動かないハリスを見てレフェリーが試合をストップした。1度のピンチが最終局面になることも少なくなったアリスターが、TKO負けのピンチを脱しての価値ある勝利。「ただ集中していた。チームに感謝している。好きなことに集中してきた。1Rにカットしたけど、この試合は5Rのメインイベントだ。もう1度、タイトルを目指したい」とアリスターは話した。