カテゴリー
CORO DEEP DJ.taiki MMA o RIZIN UFC キム・ギョンピョ キャプテン☆アフリカ ストラッサー起一 パンクラス ボクシング レッツ豪太 中村K太郎 中村優作 北方大地 堀江圭功 宇佐美正パトリック 山本空良 石司晃一 萩原京平 金太郎

RIZIN.41:オッズ/予想と展望

例によってMMAの試合のみ。

中村優作 1.77
メイマン・マメドフ 2.00

昨年10月の初参戦時、戦績を見たら微妙だったマメドフだが、実際の試合を見ても微妙だった。34歳で伸びしろもない。前回に比べて良いところといえば、今回は本来のフライ級での試合となるということだけか。地元中村への咬ませ犬役。ただ、いきなりグラウンドになったので、打撃でどこまで出来るかは不明。技術では中村が上だと思うが、打たれ弱くなっているだけに一発をもらった時が怖い。

中村KO勝ち。

宇佐美正パトリック 1.83
キム・ギョンピョ 1.91

昨年のRoad To UFCに出場予定だったが計量失敗で危険したパトリック vs. 準決勝で敗れたギョンピョ。ギョンピョは優勝候補だったが、準決勝ではパトリックと初戦で対戦する予定だったインドのアンシュル・ジュブリに敗れている。ジュブリのボクシングが予想外に上手く、パンチを効かされていた。しかし日本ではHEATなどでトム・サントス、キャプテン☆アフリカ、レッツ豪太などに勝利している実力者。

結果が読めない試合。前回、ボクシングの強いジュブリ相手に苦戦していたが、ジュブリは直近のデータがなく、過去の戦績を見るとグラップラーだったので、対策が立てられなかったのかもしれない。パトリック相手なら打撃戦を避けるのでは。

ギョンピョ判定勝ち。

金太郎 2.60
石司晃一 1.50

昨年11月にCOROに勝って暫定王座を獲得した石司だが、かつて元谷や大塚らがDEEPバンタム級トップだった頃からはレベルが2ランク以上落ちる。タイトルを奪ったCOROにしても、それほど実績がない中で、数年間フェザーで戦っていたDJ.taikiとの暫定王座決定戦が急遽組まれていて、RIZINクラスの実力者には勝っていない。

もっとも、金太郎もパンクラスでタイトルに挑戦したものの、ハファエル・シウバに完敗していて、ローカルの実績で言えば大差はない。RIZINでは前回堀口相手からダウンを奪う見せ場は作ったものの、ここまで2勝4敗。金太郎がRIZIN参戦後にどこまで成長しているかが問われる試合。

金太郎判定勝ち。

神龍1.25
北方大地 4.00

今日本で試合をしている日本人フライ級ファイターでは最強の神龍。北方は本来階級下で、しかも本来の階級でもパンクラスでベルトを奪われているだけに、今大会一番のアンダードッグになるのも致し方ないか。神龍はフィニッシュしての勝ちが求められる。

神龍判定勝ち。

ストラッサー起一 2.29
中村K太郎 1.63

2014~17年までUFCに参戦していたストラッサーと、2015~19年まで参戦していたK太郎の対戦。ストラッサーは41歳で膝の負傷による1年の欠場明け、K太郎は38歳で3年の長期欠場明けで、ともに実力が読めない。

過去のイメージで言えば、ボクシング技術で勝るK太郎が、テイクダウンを奪われても攻めさせず、最後はチョークで一本勝ち。

カイル・アグォン 1.71
萩原京平 2.10

RIZINではランカークラスとの対戦が続いて連敗中の萩原。対するアグォンは下位ランカークラスの実力と見る。テイクダウンから固めて攻める地味な実力者だが、地味だけに、勝つには3Rすべてドミネイトするしかない。山本空良戦のように一発大きなダメージをもらってしまうと、RIZINのトータルジャッジでは勝てないので、このルールには向いていない。そう考えると、萩原としては3R中ずっとテイクダウンされて固められたとしても、一発でも効かせる打撃を入れれば勝てるので、そこまで分が悪いカードではないかもしれない。

アグォン判定勝ち。

ウガール・ケラモフ 1.49
堀江圭功 2.65

ケラモフは大晦日に欠場、堀江は1年半のブランク明けで、ともに次の挑戦者候補からは外れてしまった者同士。堀江はRIZIN3連勝だが、RIZINフェザー級で実績がない佐々木戦が評価できる唯一の勝利で、これが本当にトップランカーの実力があるかが試される試合となる。ケラモフ相手にフィジカル負けしなければ勝機はあると思うがどうなるか。

ケラモフ一本勝ち。

第1試合開始は1日14時。MMAの試合のみ速報します。

カテゴリー
CORO DEEP DEEP Tokyo Impact Deep Tokyo Impact2023#02 DJ.taiki MMA MMAPLANET o ブログ 鹿志村仁之介

【DEEP TOKYO IMPACT2023#02】鹿志村仁之介と対戦、DJ.taiki「一番向いている――いやMMAしかない」

【写真】後方にはしっかりと、あの方の写真が飾られています(C)SHOJIRO KAMEIKE

25日(土)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP TOKYO IMPACT2023 2ndで、DJ.taikiが鹿志村仁之介と対戦する。
Text by Shojiro Kameike

DJにとっては昨年5月、COROとのDEEPバンタム級暫定王座決定戦で敗れて以来、10カ月ぶりの試合となる。SNS等でCORO戦の判定や、相手の反則に対する抗議文への対応など、DJの不満が目立った。そこでDJに本音を尋ねてみると、熱すぎるほどのMMA愛が返ってきた。


――昨年5月のCORO戦から10カ月、これだけ試合間隔が空いた理由は何だったのでしょうか。

「去年の11月に行政書士の試験があったからですね。試合のオファーはあったけど、ちょうど試験と重なってしまって。試験勉強もありましたし」

――SNSでは現役引退を示唆するような発言もありました。前回の試合後にケージを去ることも頭の中にあったのですか。

「前回の試合だけじゃなく、年齢的に引退のことは常に頭にありますよ。周りの選手や同年代の選手が引退するようになってから……。今は僕より若い選手も引退するようになっていますし。そうなると自分も辞め時なのかなぁと思っちゃいますね。スポーツ選手だから、体力的な問題もあって。どうしても体力は落ちてきますから。

ただ、引退のタイミングって難しいですからね。前回のタイトルマッチで勝って、ベルトを巻いて引退するというのも考えていました。それが分かりやすいじゃないですか。ベルトを巻くっていうのは、キリが良くて。まぁ、どこで引退するかは本当に難しいです。年齢制限とかあれば、それに従いますけど。もしかしたら佐伯(繁DEEP代表)さんから『この試合で引退ね』と言われたら引退するかもしれないし。本当に難しいです。今はそのタイミングを模索している感じです」

――CORO戦の判定に関しては、DJ選手が不満を露わにしていました。

「あのジャッジは何だ、という感じですね。1Rも2Rも取ったと思っていたから、最終回は行かなかったんです。試合を見返せば見返すほど――特に30-26というジャッジは何なんだと思いますよ。内容でいえば、ボコボコにされたわけではないので、消化不良だったという気持ちはあります。だから、『あの試合で最後にするのはな……』と思っていました。本当はチャンピオンになったら引退するつもりだったけど、負けて終わるのはキリが悪くて。DEEPへ送った抗議文の対応についても納得いかないし」

――抗議文に関する一連の流れはDJ選手のブログをご覧いただくとして、これまでもDJ選手とDEEPの間にはトラブルが起こりました。ご自身でも納得のいかない結末を迎えていることもある。それでもDJ選手はMMAを続けているわけですね。

「それは、MMAに人生を懸けているからですよ。今の僕にとっては、MMAが全てで。よく若い選手が『格闘技を辞めてビジネスで成功する』とか言っているじゃないですか。あるいは格闘技でも他競技に転向することがある。でも多くの場合は成功していない。なぜかといえば、その選手は自分の向き不向きが分かっていないから。

僕自身も若い頃から、いろんなことに挑戦してきましたよ。ただ、いろいろ挑戦してきて辿りついたのがMMAだから。だんだんと『これに懸けるしかない』と思うようになってきて、今は若い時よりもMMAに懸けています。自分にはMMAが一番向いている――いや、MMAしかないんだっていう気持ちですね」

――一方、先ほどは「引退も考えている」という言葉がありました。それほど人生を懸けているMMAがなくなった人生を想像できますか。

「別に引退しても完全にMMAから離れるわけじゃないですからね。自分の得意なところを生かして生活していくなら、やっぱり指導もしていくことになりますよ。他に何か人より秀でたものがあるわけじゃないし」

――今はMMAと並行して様々な資格を取得されたり、TOIECにチャレンジしたりしていますよね。正直なところ、SNSを通じてCORO戦以降の活動を見ていると、このまま引退するのか……とも感じていました。

「あぁ、TOIECについては英語でMMAを指導することも考えているからです。やっぱりMMAといえば米国じゃないですか。だから渡米して向こうのジムへ行く時に、少しでも英語に馴染めていたほうが良いですよね」

――DJ選手も2013年にMMAから離れ、語学留学として渡米していた時期がありました。

「あとは日本で指導をするにしても、選手を米国へ送り出す時に自分が英語を話せたほうが、選手のためになると思うので。『英語が嫌だから米国へ行かない』というのは、もったいないですよ。行けるなら行ったほうが良いし、そのために英語を話せたほうが良いから」

――何か新しいことを始めたとしても、すべてはMMAのため……。

「そうです。100パーセント、MMAのためです」

――なるほど。それを聞いて何か安心しました。選手としての話に戻ると、復帰にあたってバンタム級で戦うかフェザー級に転向するかで悩んでいたそうですね。

「それは常に考えてきました。正直、バンタムとフェザーの中間があれば一番良いです。約5キロ刻みで階級が設けられているから、やっぱり不利な選手は出て来ますよね。自分はフェザーではフレームが小さいし、バンタムだと減量の問題がある。どちらの階級でもベストコンディションで戦えているとは思っていないです。2019年にフェザー級で試合をして、やっぱりフレーム的に難しいと思って、もう一度バンタム級まで落としているという感じです」

――今回の復帰戦をフェザー級で行う可能性もあったのですか。

「プロモーターからフェザー級のオファーがあれば、フェザーで出ていました。僕としては、どちらでも良いと伝えています。するとバンタム級でのオファーが来たので。今回がノンタイトル戦というのも大きいです。タイトルマッチと違って、500グラムオーバーまでは認められますからね」

――もう一つ、SNSでは「土屋トレーナーのために復帰する」という発言がありました。この土屋トレーナーについて教えていただけますか。

「土屋治紀さんといって、元プロボクサーのトレーナーです。土屋トレーナーが喜んでくれるから、僕は試合で勝ちたい。今はもう自分のためというより、喜んでくれる人のためにMMAをやっています。僕が人を喜ばせることができるのは、MMAだけですから。

もともと僕が打撃のジムに通っていて、そこで土屋さんがトレーナーをやっていたんですよ。それが2019年ぐらいの話ですね。土屋トレーナーは僕のことを、しっかりと見てくれて。2021年に土屋さんがジムを辞めて、一緒に練習する場所がなくなったので、今は公園で練習しています」

<この項、続く

The post 【DEEP TOKYO IMPACT2023#02】鹿志村仁之介と対戦、DJ.taiki「一番向いている――いやMMAしかない」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
CORO DEEP DEEP113 DEEPフライ級GP MMA MMAPLANET o RIZIN 上迫博仁 五明宏人 佐伯繁 力也 北岡悟 大原樹里 安谷屋智弘 本田良介 村元友太郎 石塚雄馬 神田コウヤ 福田龍彌 青井人

【DEEP113】ライト級選手権試合&有情と無情の狭間=北岡✖大山、青井✖五明、村元✖ビョン&etc

【写真】今回の頭抜けた充実のラインナップだ(C)MMAPLANET

20日(月)、DEEPより5月7日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP113 IMPACTの追加カードが発表されている。

既にDEEPフライ級GP決勝戦=福田龍彌✖本田良介戦が組まれている同大会だが、ライト級選手権試合=チャンピオン大原樹里✖チャレンジャー上迫博仁を筆頭に7つの3回戦と2回戦1試合=計8試合が加わった。


昨年9月のRIZINでの敗北から、今年2月にBLACKCOMBATで復活の大原は、10カ月ぶりのDEEPで2度目の王座防衛戦を戦う。挑戦者の上迫は北岡悟、石塚雄馬という元ライト級チャンピンとタイトルコンテンダーに連勝中で、フェザー級に続き2階級制覇を目指す。

2月に4年振りの勝利を挙げながら、「だから何だ」とマイクも拒否し、ケージを下りた北岡悟が大山釼呑助と対戦する。自ら目指す位置にあるファイターとの対戦に向け、北岡は7年振りとなる連勝なるか──。

前バンタム級暫定王者のCOROは、キャリア3勝6敗から4連勝で白星先行となった力也と再起戦。レスリングベースながらKOパワーを持つようになった力也が、上位勢との戦いに割って入るステップボードとするか。あるいはCOROがその上位に踏み止まるために意地を見せるか。

タイトルに絡んだ選手としては、2月大会でキャリア4戦目にして暫定フェザー級王座決定戦に挑むも、神田コウヤに判定負けを喫した五明宏人が青井人と相対する。これは、使い古された表現でいえば──裏メインといっても良い注目の顔合わせだ。

ベルトを賭けた一戦で敗れたとはいえ、組みへの対応力が予想以上だった五明が、ワンステップ上の活躍をするために──組みで守勢になった場合でも、倒せる打撃を打ち込むことが必要となってくる。青井は組み&打撃でアグレッシブに攻めてくることが予想されるだけに、MMAとしての戦いでより制圧力の高さ、強度の高い攻撃が勝敗を分ける。そんな青井✖五明戦になりそうだ。

さらにフライ級ではGP敗者組のもう落とせない崖っぷち決戦、村元友太郎✖ビョン・ジェウン戦。同じくGP組から安谷屋智弘はあの激闘の終え、決してご褒美とは決していえないHIROYAとの非情のマッチアップとなったとなった。

選手のキャリアアップとともに、圧倒的に3回戦の数が増えてきたDEEPの後楽園ホール大会では、有情と無情の狭間。絶妙の佐伯繁プレゼンツ──生き残り合戦が繰り広げられる。

The post 【DEEP113】ライト級選手権試合&有情と無情の狭間=北岡✖大山、青井✖五明、村元✖ビョン&etc first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
CORO DEEP DEEPフライ級GP DJ.taiki MMA News o RIZIN パンクラス 上迫博仁 五明宏人 伊澤星花 修斗 力也 北岡悟 大原樹理 本田良介 渡部修斗 石司晃一 福田龍彌 青井人

【DEEP】連勝中の力也がバンタム級元暫定王者COROと対戦!

230320deep-2-coro-rikiya
5月7日に後楽園ホールで開催されるDEEP 113 IMPACT。既に福田龍彌 ×本田良介のDEEPフライ級GP決勝戦が発表されていますが、新たに豪華な追加対戦カードが発表されました。

大原樹理(KIBAマーシャルアーツクラブ)×上迫博仁(NICE BAD GYM)のライト級タイトルマッチの他、北岡悟(パンクラスイズム横浜)×大山釼呑助(INFIGHT JAPAN)、青井人(BLOWS)×五明宏人(トライフォース赤坂)など好カードが並ぶ中、個人的に大注目なのはCORO(K-Clann)×力也(KING OF LIBERTY)のバンタム級ワンマッチです。

COROは石司晃一に敗れて正規王座戴冠はならなかったものの、しぶとい試合運びでDJ.taikiに判定で競り勝って暫定王者に就いたいぶし銀。負けが続いた時期もありましたが、最近では寝技での一本勝ちも増えて本格化してきました。伊澤星花との入籍の話題が先行していますが、王座獲りに向けて再出発なるか。注目です。

そして対戦相手の力也は2023年ネクストブレイクの気配満載。レスリング全日本学生選手権で2度優勝し、2014年のレスリング世界大学選手権グレコローマン59kg級で5位に入賞した逸材。MMAに転向後は寝技もさることながら、血気盛んに打撃を振るって前に出るアグレッシブな試合運びが目に付きます。

COROと同じK-Clannに所属するKENTAにはパンチの猛攻で秒殺すると、2月のDEEPではRIZINバンタム級GPファイターの渡部修斗を打撃で圧倒。開始直後からプレスをかけて左右の連打を浴びせるとダウンを奪ってパウンドアウトする衝撃的な攻撃力を見せつけました。

もしCOROにも圧勝するようだと、いよいよバンタム級タイトルショットも視界に入ってくるでしょう。勝ち方次第ではRIZINからオファーが舞い込むなんて事も。力也が連勝で一気にブレイクするか。COROが熟練の試合運びで光を消すか。楽しみな一戦が組まれました。
カテゴリー
Black Combat CORO DEEP DEEP JEWELS DEEP JEWELS40 DEEP Tokyo Impact DEEP112 DJ.taiki MMA MMAPLANET o ONE RIZIN Road to UFC UFC VTJ ボクシング ライカ 修斗 内山拓真 宇佐美正パトリック 小金翔 川名TENCHO雄生 桐生祐子 石塚雄馬 野村駿太 雅駿介 須田萌里 風我 駒杵嵩大 鹿志村仁之介

【DEEP Tokyo Impact2023#01&#02】野村駿太、鹿志村仁之介が昼夜のメインで川名とDJ.taiki越えに挑む

【写真】スタイルも恐らくは性格も相当に違うであろう野村と鹿志村。キャリア6戦目と8戦目──なるかJ-MMA界の新陳代謝 (C)ONE

7日(火)にDEEPより3月25日(土)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP Tokyo Impact2023#01&#02の対戦カードが発表されている。

今月4日にBlack Combatとの対抗戦、11日の後楽園ホール大会=DEEP112、そして18日に新宿FACEでDEEP JEWELS40が開かれるDEEPにあって、各階級トップ下の潰し合いが繰り広げられるTokyo Impact大会第1&第2弾のカードはメインで、ストライカーとグラップラーの新鋭がベテランに挑むマッチアップが用意された。


まず昼の部となる正午開始の1st round=#01は野村駿太が川名TENCHO雄生に挑むライト級マッチが決まった。帝京大空手部出身、全日本空手道選手権で5位の実績を持つ野村は、2021年9月にグラチャンでプロデビューし、VTJからグラチャン、そしてDEEPで戦績を積み、現在4勝1敗の戦績を残す。唯一の敗北はキャリア2戦目にVJTで宇佐美正パトリックに喫した判定負けだ。

伝統空手特有の距離からの踏み込みだけでなく、近距離でボクシング、さらにレスリングと総合力を高める野村は、昨年12月には小金翔太を『打』で圧倒し、元修斗世界王者との対戦する権利を得た。

一方の川名は2020年9月のRIZINでの武田光司戦より、悪夢の4連敗を経験。特にDEEP初陣となった石塚雄馬のKO負けは、進退を考えるべき敗北となっていた。その川名は昨年11月の高橋Bancho良明戦で涙の復活勝利を挙げ、新鋭の挑戦を受けることとなった。

午後5時半スタートの2nd round=#02のヘッドライナーは鹿志村仁之介が抜擢され、DJ.taikiと対戦するバンタム級戦となった。

Road to UFCの緊急チャレンジからDEEPに戦場を移し、階級を下げた鹿志村は初戦で雅駿介をRNCで下し、元バンタム級王者越えを狙うマッチアップを手にした。NY修行中、現地に関して「向うの選手は簡単に極めることができない」と米国MMAファイターの防御能力の高さを実感していた鹿志村は、その分だけ極めの精度を上げてくることが予想される。

とはいえDJに対して、打撃が見えていないと組みの展開に持ち込むことは簡単ではない。殴られても組むというスタイルから殴られずに組むことが不可欠になってくる。DJとしてもCOROとの暫定王座決定戦で敗れからの再起戦で、5勝2敗の21歳に遅れを取ると再浮上は難しくなる。ばかりか総合力で力の差を見せつけることが、欠かせない。

いずれにせよ、野村と鹿志村ともここを越えるとタイトル戦も見えてくる。そしてタイトル戦線がより活発化する起爆剤となり、ナンバーシリーズにつながる対戦といえる。修得すべき技術が多いMMAではファイターとしてのピークはやや高くなる。とはいえ、常に新しい力は生まれてくる。キャリア10戦に満たない選手が、一度は頂点を究めたファイターと対戦が無謀に感じられなくなってきたJ-MMA界だ。

この他、#01では雅駿介✖内山拓真、泉武士✖井上竜旗戦、#02では駒杵嵩大✖風我のフライ級サバイバル戦が改めて組まれ、女子ではアトム級で須田萌里と桐生祐子の再浮上へ世代を越えた連敗は許されない者同士の試合が決まっている。

The post 【DEEP Tokyo Impact2023#01】野村駿太、鹿志村仁之介が昼夜のメインで川名とDJ.taiki越えに挑む first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
BELLATOR CORO DEEP o RIZIN UFC パンクラス ビクター・ヘンリー 中村優作 北方大地 堀江圭功 石司晃一 金太郎

RIZIN.41:4月1日に大阪大会を開催。堀江 vs. ケラモフ等、MMA4カードを発表。

フェザー級(66.0kg)5分3R
堀江圭功(ALLIANCE)
ヴガール・ケラモフ(ORION FIGHT CLUB)

両者とも「勝ってタイトルマッチをやりたい」と言っているが、ケラモフは前戦欠場、堀江は怪我で1年半近いブランクがあることを考えると、すぐ次というのはなさそう。牛久 vs. 朝倉未来、斎藤 vs. 平本の勝者のどちらかが優先されそう。挑戦できなかった方と堀江 vs. ケラモフの勝者がやるというのはどうか。

そもそも、7月から開催するGPをフェザー級でやるという案もあるらしく、そうなるとタイトルマッチ自体が今年はない可能性もある(ただ、5月6日にフェザー級GPに出場しそうな4人の試合が組まれるとなると、怪我などもあるかもしれないので、フェザー級GPはかなりの強行日程になるから難しくなる)。

▼フライ級(57.0kg)5分3R
神龍 誠(神龍ワールドジム)
北方大地(パンクラス大阪稲垣組)

Cage Furyフライ級王座を獲得し、フィニッシュ勝利すれば今週末に開催されるはずだったUFC韓国大会に出場が内定という話もあった神龍だが、UFCとの契約は決まらず。試合間隔が開きそうだからのRIZIN単発出場なのか、UFCを諦めてのRIZIN出場なのかは分からず。個人的にはUFCを狙ってほしかったが。「堀口と戦いたい」と言っていたが、Bellatorの契約選手である堀口と対戦するなら、RIZIN代表にふさわしいだけの実績が必要で、ドッドソンやかつての同門・扇久保あたりに勝つくらいの実績が必要となる。この試合よりも、神龍が今後どういう選択をするのかが気になるところ。

昨年3月の村元戦でRIZIN初勝利を挙げた北方だが、パンクラスで山北に敗れストロー級の王座から陥落。もうストロー級に落とす必要もないということなのか、今後はフライ級を主戦場とするとのこと。しかし体格では本来ストロー級がベストウェイトで、RIZINでのフライ級マッチも明らかに体格差があったので厳しいだろう。

▼フライ級(57.0kg)5分3R
中村優作(TEAM FAUST)
メイマン・マメドフ(Olympus Club)

昨年10月に初参戦したマメドフ。戦績が微妙でどんなものなのかと思っていたが、案の定手塚に1R三角で一本負け。今回もまた同じアゼルバイジャンのケラモフとの抱合せ出場なのだろう(前回はケラモフが欠場となったが)。抱き合わせするにも、アゼルバイジャンには他にもっと選手がいないのか。

RIZIN2勝3敗の中村。地元大阪枠での出場で、フライ級GPがあるとしても、出場者枠には入れるかは微妙。今回の相手がトップクラスであれば、勝つことでチャンスが回る可能性もあったが。まあ地元選手がスッキリ勝って盛り上げるにはいいカード。

バンタム級(61.0kg)5分3R
金太郎(パンクラス大阪稲垣組)
石司晃一(フリー)

石司はDEEPバンタム級王者と名乗っていたが、暫定王者では。王者はUFC参戦中のビクター・ヘンリー。そのビクターからタイトルを奪った元谷ら、上位陣が抜けたところで暫定王座を獲得したCOROに勝って戴冠した。COROも石司も上がごっそり抜けたことで回ってきたチャンスであり、ビクター・元谷クラスとは明確な差がある。

しかし金太郎が相手なら、割と手も合うし実力もどっこいどっこいで、見合ったカードなのでは。

カテゴリー
CORO DEEP o RIZIN YouTube   チャンネル 伊澤星花 風我

ブレイキングダウン7 柔術対抗戦 次世代格闘家への道筋を考えてみた トライフォース赤坂vs K-Clann 5対5の対抗戦開催

▽堀塾チャンネルはこちらから▽
https://youtube.com/@user-rb4vz9jm6s
▽UMITO沖縄・熱海の情報はこちらから▽
https://umito.jp/

#BreakingDown 
#伊澤星花 
#格闘技  
#堀鉄平 
#不動産投資 
#風我 
#横田一則 
#UMITO 
#CORO 
#DEEP 
#RIZIN
#秀虎 
#アウトサイダー
#BreakingDown
#ブレイキングダウン
#ブレイキングダウン7
#格闘技
#朝倉未来

カテゴリー
CORO MMA o PFL YouTube   アスペン・ラッド アンテ・デリア オマリ・アクメドフ ケイラ・ハリソン サディボウ・シ ジェレミー・スティーブンス ジュリア・バッド スティービー・レイ ディラノ・テイラー バッバ・ジェンキンス ブレンダン・ラウネーン マテウス・シェッフェウ マルロン・モラエス ラリッサ・パチェコ ロブ・ウィルキンソン

『2022 PFL Championship』前日計量動画


MAIN CARD (Pay-per-view, ESPN+, 8 p.m. ET)

・Kayla Harrison (154.4) vs. Larissa Pacheco (154.2)
・Bubba Jenkins (145) vs. Brendan Loughnane (144.8)
・Ante Delija (241.8) vs. Matheus Scheffel (254.2)
・Julia Budd (146) vs. Aspen Ladd (145.4)
・Olivier Aubin-Mercier (154.6) vs. Stevie Ray (154.6)
・Sadibou Sy (169.6) vs. Dilano Taylor (169.4)
・Omari Akhmedov (202.8) vs. Rob Wilkinson (204.6)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 5:30 p.m. ET)

・Marlon Moraes (146) vs. Sheymon Moraes (145.8)
・Natan Schulte (155.4) vs. Jeremy Stephens (155.8)
・Magomed Magomedkerimov (175.8) vs. Gleison Tibau (174.6)
・Katherine Corogenes (124.3) vs. Dakota Ditcheva (125.6)
・Biaggio Ali Walsh (154.8) vs. Tom Grasser (154.8)

 『2022 PFL Championship』前日計量結果。今大会は7つの階級(女子ライト級、フェザー級、ヘビー級、女子フェザー級、ライト級、ウェルター級、ライトヘビー級)の決勝戦が行われますが、優勝賞金100万ドルが懸かっているだけあって全員パス。マルロン・モラエス、ジェレミー・スティーブンス、グレイソン・チバウらが出場する前座でも全員パスしています。




 前日計量動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・ケイラ・ハリソン vs. ラリッサ・パチェコはハリソン支持10人、パチェコ支持1人。

・ブレンダン・ラウネーン vs. バッバ・ジェンキンスラウネーン支持7人、ジェンキンス支持4人。

・アンテ・デリア vs. マテウス・シェッフェウは11人全員デリア支持。

・ジュリア・バッド vs. アスペン・ラッドバッド支持6人、ラッド支持5人。

・スティービー・レイ vs. オリヴィエ・オウビン・メルシエは11人全員オウビン・メルシエ支持。

・ディラノ・テイラー vs. サディボウ・シはテイラー支持5人、シ支持6人。

・オマリ・アクメドフ vs. ロブ・ウィルキンソンはアクメドフ支持4人、ウィルキンソン支持7人。続きを読む・・・
カテゴリー
CORO DEEP DEEP110 MMA MMAPLANET o キック ボクシング 石司晃一

【DEEP110】1Rの右ストレート~最終回のTD。石司晃一がCOROを下してDEEPバンタム級暫定王座を獲得

【写真】安定した試合運びで上回った石塚がCOROを下し、暫定ながらDEEPのベルトを巻いた。(C)MMAPLANET

<DEEPバンタム級選手権試合/5分3R>
石司晃一(日本)
Def.5-0:30-27.30-27.30-27.30-27.30-27.
CORO(日本)

開始早々、石司がワンツー。右ストレートがCOROの顔面を捉える。プレッシャーをかけるCOROに対し、右ローを当てる石司が、さらに左フックから右ストレートを当てる。COROは続く右ストレートをバックステップでかわすが、石司は右カーフキックをヒット。COROは左右フック、左ボディストレートを突き刺す。距離を詰めてくる石司にロー、左ボディストレートを当てるCOROだが、石司の右ストレートを受けてダウンを喫する。

すぐにトップから抑え込む石司。COROが下から足を上げていくと、立ち上がった。石司が背中を着けたままのCOROにローを浴びせ続ける。シッティングガードでケージ際を離れたCOROも、下から石司の足を蹴りつける。レフェリーがブレイクをかけ、スタンドで再開。石司の右ストレートに対し、インサイドから左フックを打ち込むCORO。石司も距離が近くなったところでダーティボクシングから右アッパーを突き上げた。鼻血が見られるCOROに、右ストレートを打ち付ける石司。COROはシングルレッグで組みつき、そのままダブルレッグでケージまでドライブして初回を終えた。

2R、石司が左ジャブを突く。距離を詰めてくる相手に右ロー、さらに右ストレートを伸ばす。COROの左フックをかわした石司が、COROのシングルレッグを潰してトップを奪う。フックガードから石司の腕を掴むCORO。石司が立ち上がると、COROも併せてスタンドを選んだ。COROは左ジャブをカウンターで合わせてからテイクダウンを狙うも、石司が振り払う。しかしCOROがスクランブルからシングルレッグを仕掛けたが、石司がサイドバックで抑えた。

ケージ際でトップになり、ハーフガードのCOROを抑え込む石司。上半身を起こしたCOROにアッパーを打ち込み、そのまま抑え込み続ける。COROは右足を上げてラバーガードへ。石司は鉄槌とボディへのパンチで削る。COROが掛けた足を離すと、石司がパウンドを連打。パンチを受けたCOROも下からヒジを当てていくが、石司がトップをキープし続けた。

最終回、右ローを放つ石司に対し、COROが左右フックを浴びせる。さらにヒザ蹴りを見舞うも、石司もワンツーでCOROを下がらせる。石司のワンツーをかわしたCOROが距離を詰めるも、石司はダーティボクシングで応じる。COROはサウスポーにスイッチして左前蹴り。オーソドックスに戻して組み付くも、優位に立つことは難しい。石司がワンツーを軸に攻め立て、さらにCOROが前に出て来たところで押し倒し、そのままトップを奪った。

COROは下のままケージ際へ移動し、ケージに背中を着けたが、石司が再び抑え込む。パンチを落としてくる石司を蹴り離すCORO。さらに石司の顔面を蹴り上げる。COROの左足を掴んでコントロールする石司に対し、COROはスクランブルを狙ったが、石司にバックを奪われてしまう。ガードに戻したCOROに、残り30秒で石司が肩固めを仕掛ける。そのままマウントを奪った石司が、パンチを連打して試合終了のゴングを聞いた。

裁定は5名のジャッジがフルマークで石司の勝利を支持。過去2度の王座挑戦で敗れていた石司が、まさに三度目の正直でベルトを巻いた。
がんで闘病中という石司の父親がケージイン、石司は「ベルトを巻いた姿を見せられて良かったです。どうしても勝たないといけない試合だったので、堅くなってしまいました。次は一つ上のステージで勝負させてください」と語った。


The post 【DEEP110】1Rの右ストレート~最終回のTD。石司晃一がCOROを下してDEEPバンタム級暫定王座を獲得 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
CORO DEEP DEEP110 MMA MMAPLANET o   中村大介 五明宏人 北岡悟 古瀬美月 大島沙緒里 川名TENCHO雄生 江藤公洋 石司晃一 神田コウヤ 赤沢幸典 酒井リョウ 雅駿介 鹿志村仁之介

【DEEP110】計量終了 3階級のタイトル戦。北岡✖江藤、中村✖神田、雅✖鹿志村。後楽園・濃縮大会

【写真】最重量の赤沢は最計量の古瀬の2.78倍の122キロだった(C)DEEP

明日12日(土)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP110 IMPACTの計量が、中野区の中野サンプラザで行われた。

CORO✖石司晃一の暫定バンタム級、酒井リョウ✖赤沢幸典の暫定メガトン級王座決定戦、女子ミクロ級選手権試合=
大島沙緒里✖古瀬美月という3つのタイトル戦に加え、3年11カ月振りの勝利となるか──北岡悟✖江藤公洋のライト級戦、中村大介✖神田コウヤのタイトル挑戦仕切り直し決戦となるフェザー級マッチなど3回戦。

そして2回戦でもストイックなムエタイ三冠王とチャラい極め専門──雅駿介✖鹿志村仁之介など、後楽園ホール大会らしくコンパクトかつ注目カードが並んだ同大会の計量結果は以下の通りだ。


■視聴方法(予定)
11月12日(土)
午後5時50分~SPWN PPV
午後5時50分~ニコニコ生放送

■ DEEP110計量結果

<DEEP暫定バンタム級選手権試合/5分3R>
[王者] CORO:60.95キロ
[挑戦者] 石司晃一:61.05キロ

<DEEP暫定メガトン級王座決定戦/5分3R>
酒井リョウ:107.45キロ
赤沢幸典:122.2キロ

<DEEP女子ミクロ級選手権試合/5分3R>
[王者]大島沙緒里:44.0キロ
[挑戦者]古瀬美月:43.95キロ

<ライト級/5分3R>
北岡悟:70.65キロ
江藤公洋:70.65キロ

<フェザー級/5分3R>
中村大介:66.2キロ
神田コウヤ:66.0キロ

<ライト級/5分3R>
川名TENCHO雄生:70.7キロ
高橋“Bancho”良明:70.2キロ

<バンタム級/5分2R>
雅駿介:61.65キロ
鹿志村仁之助:60.85キロ

<フェザー級/5分2R>
TATSUMI:66.05キロ
五明宏人:66.2キロ

<バンタム級/5分2R>
KENTA:61.55キロ
朝比奈龍希:61.4キロ

The post 【DEEP110】計量終了 3階級のタイトル戦。北岡✖江藤、中村✖神田、雅✖鹿志村。後楽園・濃縮大会 first appeared on MMAPLANET.