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【DEEP JEWELS42】アム・ザ・ロケット&イェジは無事に来日&計量クリア 佐伯代表「2人とも減量がキツくなくてよかった…」

【写真】台風の影響が心配されたが来日組のアム・ザ・ロケット(左)、イ・イェジ(右)は無事に計量をクリア (C)Takumi Nakamura

明日10日(日)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP Tokyo Impact 2023#05&DEEP JEWELS42「10th Anniversary」の計量が、9日(土)に新宿区のホテルローズガーデンにて行われた。

2大会合わせて25試合50名が参加した計量は2部構成で行われ、第1部にDEEP Tokyo Impact 2023#05出場選手、第2部にDEEP JEWELS42「10th Anniversary」出場選手が登場。DEEP JEWELS出場の上瀬あかりを除く全選手が無事に計量をクリアしている。


8日に台風13号が関東地方に接近するなか、DEEP JEWELSにはタイからアム・ザ・ロケット、韓国からイ・イェジの2選手が来日。イェジこそ予定通りに来日できたものの、アムは天候不良の影響をもろに受け、宿泊ホテルに到着したのが深夜2時頃だったという。

DEEP佐伯繁代表は「仮に来日できても、空港からホテルまで移動できるか分からなかったからホントに心配しましたよ。2人とも減量がキツくなくてよかった。問題なく計量をパスしてくれたけど、これが減量のキツイ選手だったら大変だったよ!」と胸をなでおろしていた。

実際にアムは計量後に「久々に適正階級で試合ができるし、ベルトは絶対に渡しません。自分が防衛することを確信してます」と話し、改めてコメントを求めると「日本に到着するんが遅れましたけど体調は問題ないです。練習している時から勝つイメージしかないし、KOか一本で勝てると思っています」と自信をのぞかせていた。

村上もバキバキ・ボディを披露

■ DEEP JEWELS42対戦カード

<DEEP JEWELSミクロ級選手権試合/5分3R>
[王者]アム・ザ・ロケット:43.06キロ
[挑戦者]村上彩:43.80キロ

<49キロ契約/5分3R>
パク・シウ:48.95キロ
HIME:48.95キロ

<49キロ契約/5分2R>
須田萌里:48.50キロ
ケイト・ロータス:48.80キロ

<ストロー級/5分2R>
青野ひかる:52.55キロ
桐生祐子:52.25キロ

<フライ級/5分2R>
NORI:56.9キロ
斎藤百瑚:57.00キロ

<ミクロ級/5分2R>
山崎桃子:43.20キロ
古林礼名:44.00キロ

<アトム級/5分2R>
古瀬美月:47.90キロ
イ・イェジ:47.80キロ

<50キロ以下契約/5分2R>
竹林愛留:49.70キロ
彩綺:49.80キロ

<ミクロ級/5分2R>
ちびさい KYOKA:43.15キロ
上瀬あかり:46.15キロ

<ライト級/5分2R>
ぽちゃん Z:70.10キロ
細谷ちーこ:65.95キロ

<フライ級/5分2R>
奥富夕夏:57.00キロ
鈴木”BOSS”遥:56.90キロ

<アマ・ストロー級/3分2R>
サラ:52.50キロ
愛温:52.25キロ

<アマ49キロ契約/3分2R>
須田美咲:48.90キロ
槇原未来:49.00キロ

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【DEEP JEWELS42】実戦復帰=古瀬美月戦へ、イ・イェジ「JEWELSで戦うことで、もっと成長できる」

【写真】組の粘りはあった。MMAとして、その強みをいかに試合に出せるようになっているのか注目 (C)MMAPLANET

10日(日)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS42「10th Anniversary」にイ・イェジが出場し、古瀬美月と戦う。
Text by Manabu Takashima

K-MMA版高校生ファイターとして注目されデビュー戦の相手が、しなしさ。2戦目が久遠と無茶でキャリアの序盤を過ごしたイ・イェジは、ニームバリューを実力が追いかけるキャリアを過ごしていた。確かな実力を育みつつあったなかでのコロナ時代突入で、今回が実に3年10カ月ぶりのファイトとなるイ・イェジに話を訊いた。

イ・ユンジュンの下でMMAを学び始めたイ・イェジが、仕切り直し&巻き返しの一歩を踏み出す。


――2019年11月にプロ修斗で勝利して以来、実に3年9カ月振りの試合となります。コロナもあったのですが、この間はどのように過ごされていたのでしょうか。

「なかなか試合ができない状況でも練習はやってきたのですが、試合という明確な目標がなかったので、張り合いはなかったです。ただ、ジムでは子供達の指導を続けて過ごしていました」

――韓国内でもコロナ後もMMAイベントは行われてきましが、オファーはなかったのでしょうか。

「試合に関しては、修斗からはトーナメント出場のオファーがあったのですが、コロナの関係で入国が難しくて……。試合のオファーは、それぐらいでした。ただし、MMAに関する想いは変わりなかったです。いつ、試合ができるのか──そういう不安はあったのですが、MMAから気持ちが離れることは一切なかったです」

──韓国国内で試合のチャンスはなかったのですね。その一方で国内外で韓国の女子選手も試合に出るようになっていたことに対し、焦りはなかったですか。

「しっかりとした練習ができていなかったので、あの時に試合がなくて今となっては良かったと思います」

──というのは?

「ウォンジュにあるチームJ MMAで練習をしてきたのですが、どうしても地方都市なので練習相手も限られていました。なので、もっと色々な選手と交流をして練習をしてみたいと思って、今年の2月にソウルに引っ越しました」

――そうなのですか!!

「ハイ。もっと強くなりたかったので。今ではチームaomに所属してイ・ユンジュン監督の指導を受けています」

──Road FCバンタム級チャンピオンだった?

「ハイ、そうです。Roadジム・アップジョンのなかにチームaomという選手チームがある形です。ほとんど男子選手ばかりなのですが、女子は私を含めて3人います。1人はRoad FCで戦っているペク・ヒョンジュ選手、それとセミプロでもう1人いて。その選手はかなり大きいのでハードな練習になっています。

今はDEEP JEWELSで試合が決まり、しっかりと準備期間があって、目標もある練習ができるので凄く充実しています。韓国と比較しても、日本は女子選手が多いですし、ステップアップできる環境だと思います」

――DEEPからオファーがあった時は、どのような気分でしたか。

「3年間、いつ試合ができるのか分からない状態だったので、オファーがあった時は正直驚きました。DEEP JEWELSは日本の女子MMAの中心で、ここからステップアップをしていった選手も多いです。私もDEEP JEWELSで試合をすることで、もっと成長できると思っています」

――2月に引っ越しをしたということで、既に半年以上新しい環境で練習していることになります。この間、どのような点が成長できたでしょうか。

「これまで知らなかった技術なども学びましたし、そこはレベルアップできたと動いていて思います」

――イ・ユンジュンさんは病気が原因で現役生活を退きましたが、超一流のウェルラウンダーでした。コーチとしてどのような人物ですか。

「もちろん素晴らしい選手だったので、現役時代に培った技術を全て教えてくれます。ただ、一番指摘されることは『最後は自分。どれだけ自分が強くなりたいと思っているのか。ただ習ったことを繰り返すだけでなく、自分で考えて頑張らないといけない』ということで。そういう点でも、素晴らしい指導者です」

――なるほどぉ。では対戦相手の古瀬選手について、どのような印象を持っていますか。

「凄く優しそうな顔つきをしているのに、試合ではかなりタフな相手になります。私も負けずにバチバチやりあいたいです。古瀬選手は私と同じように、女子高生ファイターとして注目されていた時期があります。その時から彼女を知っているファンも多いと思いますし、そういう風に知名度がある選手なのでとにかく皆に喜んでもらえる試合がしたいです」

――では、今後の目標を教えてください。

「アトム級は世界に進出するには、難しい階級です。ただし、私のベストの階級はアトム級なので、とにかくアトム級で頑張りたいです。まだまだなのですが、一つひとつ勝利を積み重ねてアトム級のチャンピオンになりたいと思います」

――イ・イェジ選手、今日はありがとうございました。最後にファンに一言メッセージをお願いできますか。

「久しぶりの試合ですが、自分のできることをしっかりとアピールして、面白い戦いをします。応援よろしくお願いします」

■視聴方法(予定)
9月10日(日)
午後5時05分~DEEP チャンネル-YouTube、サムライTV
午後4時30分~U-NEXT

■ DEEP JEWELS42対戦カード

<DEEP JEWELSミクロ級選手権試合/5分3R>
[王者]アム・ザ・ロケット(タイ)
[挑戦者]村上彩(日本)

<49キロ契約/5分3R>
パク・シウ(韓国)
HIME(日本)

<49キロ契約/5分2R>
須田萌里(日本)
ケイト・ロータス(日本)

<ストロー級/5分2R>
青野ひかる(日本)
桐生祐子(日本)

<フライ級/5分2R>
NØRI(日本)
斎藤百瑚(日本)

<ミクロ級/5分2R>
山崎桃子(日本)
古林礼名(日本)

<アトム級/5分2R>
古瀬美月(日本)
イ・イェジ(韓国)

<50キロ以下契約/5分2R>
竹林愛留(日本)
彩綺(日本)

<ミクロ級/5分2R>
ちびさい KYOKA(日本)
上瀬あかり(日本)

<ライト級/5分2R>
ぽちゃん Z(日本)
細谷ちーこ(日本)

<フライ級/5分2R>
奥富夕夏(日本)
鈴木”BOSS”遥(日本)

<アマ・ストロー級/3分2R>
サラ(日本)
愛温(オランダ)

<アマ49キロ契約/3分2R>
須田美咲(日本)
槇原未来(日本)

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【DEEP JEWELS42】ミクロ級王者アム・ザ・ロケットに挑戦、村上彩「動きはミクロ級の方が良いです」

【写真】計量前日のインタビューは、異例。有難いのと同時に、心身ともにそれができる状態にある (C)SHOJIRO KAMEIKE

10日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS42「10th Anniversary」で、村上彩がアム・ザ・ロケットの持つミクロ級王座に挑む。
Text by Shojiro Kameike

普段はアトム級(47.6キロ以下)で戦うことが多い村上にとって、ミクロ級(44キロ以下)の試合は2021年12月の古瀬美月戦以来となる。そんな村上が計量前日に、MMAPLANETのインタビューに応じてくれた。アトム級から、さらに4キロ近く体重を落とすだけに心配されたが――リモート画面に現れたのは元気で、かつ自信にあふれる村上だった。


――計量前日に取材を受けていただき、ありがとうございます。先ほどSNSで公開されていましたが、体がバキバキで顔色も良いように見えます。

「ありがとうございます。メチャクチャ絞れていますよ!」

――これまではアトム級で試合をすることが多かった村上選手ですが、ミクロ級まで落とすと、何か影響はありませんか。

「減量の影響っていうのは、特にないですね。みんな減量しているし、他の人と同じぐらいの影響だと思いますよ。ただ、やっぱり動きはミクロ級のほうが良いです。体が軽いほうが動きも速くなるし、それは練習から実感しています。私は固めるタイプの選手ではないので」

――村上選手はポジショニングやサブミッションなど、どんどん自分から動いていくタイプですよね。

「はい。今までアトム級の試合では、相手が重いと感じることはないけど、自分の動きが重いという時もありました。私の中では、やっぱりミクロ級がベストだと思います。アトム級で試合をしながら、プロモーターさんにも『タイトルマッチができるならミクロ級のほうが良いです』と伝えていて」

――やはりストロー級に比べてアトム級は選手層が薄くなりますし、ミクロ級となれば、っさらに試合も組みづらかったでしょう。

「だからこそ逆に挑戦しやすい、という状況ではあります。まずミクロ級のベルトを獲ってから、アトム級も狙いたいです。今回分かったのは、『しっかりと常に体をつくって練習しながら階級を上げたほうが、アトム級でも動きやすいだろう』ということですね」

――なるほど。これまでアトム級で試合をする時は、それほど体重を落とす必要もなかったのですか。

「2キロぐらい落とすだけなので、計量当日に水抜きをするぐらいでクリアできます」

――今日インタビューを行ううえで一つ心配だったのは、減量の影響で口がカサカサになり喋ることが難しいのではないかと……。

「アハハハ。確かに口の中は渇いていますけど、声は聞き取りづらいですか?」

――いえ、ハッキリと伝わってきます。

「良かった。いつもと同じように、普通に喋ることができますよ」

――ということは、良い体重の落とし方ができているということですよね。

「どうなんでしょうね。ミクロ級は久しぶりだから、良い減量ができているかどうか……。といっても、そもそも契約体重までは絶対に落とさなきゃいけないし、それに向かって頑張るというだけですけどね(笑)。でも前にミクロ級で試合をした時――2年ぐらい前に古瀬美月さんとミクロ級で試合をしていて(※2021年12月、古瀬美月に腕十字で一本勝ち)。その時よりも良い落とし方ができていると思います」

――今回はミクロ級のタイトルマッチで、しかも国際戦となります。この試合に向けて何か変えてきたところや、新しく取り組んだものはありますか。

「国際戦だから、というのは特にないです。柔術では外国人選手と試合をしていますけど、それほど日本人選手との違いは感じていなくて。外国人選手でも力が強いとか、体が柔らかいとかは人によりますよね。それよりも、私は攻められたら弱いというか。自分が優位ではない状況や、疲れている時は試合中に躊躇してしまうことがあります。そういう状況にどう戦うのか――相手どうこうよりも、自分に何ができて何をやりたいか。とにかく自分自身を高めていくことを考えています」

――つまりメンタルの部分ですね。今年4月のサダエ・マヌーフ戦はノンストップで動き続け、しっかりと判定勝ちしています。サダエ戦で躊躇という部分は見えませんでした。

「あの試合は、ちゃんと頭で考えながら動くことができました。私は思考が停止すると動けなくなるんですよ。でも試合中に『これが良いかな。これは無理かな。次はこう来たら、これをやろう』と考えることができれば、そのとおりに動くことができます。だから試合中の思考の切り替えや集中力も大事になってきますよね。その部分を生かすことができたという点では、前の試合は良かったと思います。でも今までで集中力が高かったのは、古瀬戦なんですよ」

――やはりミクロ級がベストであると。

「そうなりますね(笑)。相手との相性もあるでしょうけど」

――では次の対戦相手であり、王者でもあるアム・ザ・ロケットの印象を教えてください。

「動きが速いです。私と同じように、ミクロ級ならもっと速くなると思います。アムさんもミクロ級がベストじゃないですか。彼女が打撃と寝技のどちらで来るか分からないけど、私との試合は打撃で来るかもしれないと考えています」

――アムはMMAだとグラウンドで仕留めることが多いものの、やはりムエタイらしい打撃も持っています。アムの打撃については、どう考えていますか。

「それはセコンド陣が教えてくれたことがあって――『自分からKOするつもりで行けば、相手の打撃も効かないから』と。KOできるものなら、やってみろ。そういう気持ちで行けば怖くないし、そう思いながら練習でも取り組んでいます」

――ミクロ級がベストである両者の対決は楽しみです。

「私もムエタイの選手を対戦するのは初めてなので、すごく楽しみですね。でも私は、自分が『これをやる』と決めたことをやり通すだけで。今回はヒジ有りなので、パウンドだけでなくヒジもしっかり入れていきたいです。ヒジがあればグラウンドの展開も変わりますし。明後日は私がチャンピオンになります。皆さん、ぜひ試合を楽しんでください!」

■視聴方法(予定)
9月10日(日)
午後5時05分~DEEP チャンネル-YouTube、サムライTV
午後4時30分~U-NEXT


■ DEEP JEWELS42対戦カード

<DEEP JEWELSミクロ級選手権試合/5分3R>
[王者]アム・ザ・ロケット(タイ)
[挑戦者]村上彩(日本)

<49キロ契約/5分3R>
パク・シウ(韓国)
HIME(日本)

<49キロ契約/5分2R>
須田萌里(日本)
ケイト・ロータス(日本)

<ストロー級/5分2R>
青野ひかる(日本)
桐生祐子(日本)

<フライ級/5分2R>
NØRI(日本)
斎藤百瑚(日本)

<ミクロ級/5分2R>
山崎桃子(日本)
古林礼名(日本)

<アトム級/5分2R>
古瀬美月(日本)
イ・イェジ(日本)

<50キロ以下契約/5分2R>
竹林愛留(日本)
彩綺(日本)

<ミクロ級/5分2R>
ちびさい KYOKA(日本)
上瀬あかり(日本)

<ライト級/5分2R>
ぽちゃん Z(日本)
細谷ちーこ(日本)

<フライ級/5分2R>
奥富夕夏(日本)
鈴木”BOSS”遥(日本)

<アマ・ストロー級/3分2R>
サラ(日本)
愛温(オランダ)

<アマ49キロ契約/3分2R>
須田美咲(日本)
槇原未来(日本)

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【DEEP JEWELS42】10周年記念大会でHIME戦、パク・シウ「目標は自分の力の40~50パーセント出すこと」

【写真】昨年4月のDEEP OSAKA Impact以来のケージ出場で、どのような進化した姿を見せるか (C)MMAPLANET

10日(日)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS42「10th Anniversary」にて、パク・シウが約1年5カ月ぶりのDEEP出場──2年3カ月振りのDEEP JEWELS参戦を果たし、HIMEと対戦する。
Text by Takumi Nakamura

一昨年大晦日のRENA戦を皮切りに、昨年はRIZINを主戦場に戦ったパク・シウ。RIZIN女子スーパーアトム級ワールドグランプリでは1回戦で浅倉カンナ、準決勝で浜崎朱加に勝利して決勝進出を果たすと、決勝では伊澤星花とスプリット判定までもつれる接戦を演じた。伊澤戦から約9カ間「試合に負けて後悔や落ち込んでいる暇があるなら、その時間にトレーニングをした方がいい」とMMAファイターとしての底上げのための練習を続けてきた。HIMEとの一戦ではその成果を見せたいと語った。


――昨年大晦日のRIZIN女子スーパーアトム級ワールドグランプリ決勝の伊澤星花戦はスプリットでの判定負けという結果でした。あの試合を振り返ってもらえますか。

「昨年は試合数が多かったので、試合で見つかった自分の悪い部分を修正する時間がなかったです。それが試合に出てしまったかもしれません。今回は約9月間、試合間隔が空いたので、昨年の試合で見つかった課題を修正する練習ができました。またコンディションもすごくいい状態です」

――判定結果が物語っているようにどちらが勝ってもおかしくない試合だったと思います。そういった負けを経験して、気持ちを切り替えることに苦労はなかったですか。

「プロで試合をしている以上、勝つこともあれば負けることもあります。伊澤選手に判定負けしたことを後悔はしていませんし、それを引きずることもないです。後悔する・落ち込んでいる暇があるなら、その時間にトレーニングをして次の試合に向けて備えた方がいいですよね? 私はいつもそういう気持ちで練習しています」

――RIZINではRENA選手、浅倉カンナ選手、浜崎朱加選手、そして伊澤選手とトップ選手たちと試合が続きました。どのようなことが経験やプラスになりましたか。

「まず本当のプロフェッショナルなファイターとして試合をしていると感じていました。あとは色んなタイプの選手たちと戦えたことも大きな経験になりました」

――伊澤戦以降は、練習において何か特別に意識することはありましたか。

「試合期間が空いたので対戦相手のことを意識せず、自分のMMAのレベルを上げるための練習ができました。打撃、レスリング、グラップリング…それぞれの技術を伸ばすことを意識し、それぞれの技術で自分の弱点だったところを克服しています」

――日本ではKRAZY BEEが主な練習場所ですか。

「そうですね。基本的にはKRAZY BEEが主です」

――パク・シウ選手は打撃の印象が強いですが、レスリングやグラップリングの強化についてはいかがですか。

「まず私は周りから『打撃が強い』と言ってもらえるのですが、世界のトップレベル選手と比べるとまだまだだと思っています。KRAZY BEEに打撃専門のトレーナーさんがいるので、その方のもとで打撃の技術を伸ばす練習をしています。レスリング・グラップリングについては全体的なレベルアップが必要で、そうした練習をやりつつ、試合になった時に自分が得意な打撃とどう組み合わせて使うのかが大事だと思っています」

――実際にこの半年間でどんなスキルが伸びていると感じていますか。

「練習で成長は感じていますが、それを試合で出すことが難しいし、試合で出せなければ意味がないので、次の試合でそれが分かるのかなと思います」

――では対戦相手のHIME選手の印象を教えてください。

「私は対戦相手の映像をあまり見ないので、細かいことは分からないですが、もともとバスケットボールの選手で背が高くて身体能力が高い選手だと思います。成長のスピードも速いと思うので、前回の試合よりも今回の方が間違いなく強くなっていると思います」

――言える範囲で構わないので、どのような試合をイメージしていますか。

「相手は打撃が強くて、私も打撃が好きなので、打撃戦になると思います。私は新しいコンビネーションも練習しているので、それを試合で出したいです。あとはレスリングとグラップリングもたくさん練習しているので、テイクダウンしてサブミッションでも勝ちたいです。いざ試合でどうなるかは楽しみにしていてください」

――まだ試合で見せたことがないパク・シウ選手のことを見せられそうですか。

「今までの試合は自分が持っているものの20パーセント程度しか見せることが出来ませんでした。今回の目標はそれを40~50パーセント出すことで、それが出来たらとてもいい試合になると思います」

――今回は約1年5カ月ぶりのDEEP参戦となります。久しぶりにDEEP JEWELSで戦うことをどう感じていますか。

「RIZINでずっとリングの試合をやってきて、今回は久々のケージなので、まずそこを楽しみにしています。また前回DEEP JEWELSに出た時よりもたくさんの人が応援に来てくれるので、そういう人たちの前で戦うことも楽しみです」

――今回の復帰戦をクリアしたあとの目標を聞かせてください。

「私はアトム級・スーパーアトム級で試合をしていますが、今はRIZINのスーパーアトム級チャンピオンになることが一番の目標です。それを実現出来たら階級を上げて、50キロ以上の階級にもチャレンジしていきたいです」

■視聴方法(予定)
9月10日(日)
午後5時05分~DEEP チャンネル-YouTube、サムライTV
午後4時30分~U-NEXT

■ DEEP JEWELS42対戦カード

<DEEP JEWELSミクロ級選手権試合/5分3R>
[王者]アム・ザ・ロケット(タイ)
[挑戦者]村上彩(日本)

<49キロ契約/5分3R>
パク・シウ(韓国)
HIME(日本)

<49キロ契約/5分2R>
須田萌里(日本)
ケイト・ロータス(日本)

<ストロー級/5分2R>
青野ひかる(日本)
桐生祐子(日本)

<フライ級/5分2R>
NØRI(日本)
斎藤百瑚(日本)

<ミクロ級/5分2R>
山崎桃子(日本)
古林礼名(日本)

<アトム級/5分2R>
古瀬美月(日本)
イ・イェジ(日本)

<50キロ以下契約/5分2R>
竹林愛留(日本)
彩綺(日本)

<ミクロ級/5分2R>
ちびさい KYOKA(日本)
上瀬あかり(日本)

<ライト級/5分2R>
ぽちゃん Z(日本)
細谷ちーこ(日本)

<フライ級/5分2R>
奥富夕夏(日本)
鈴木”BOSS”遥(日本)

<アマ・ストロー級/3分2R>
サラ(日本)
愛温(オランダ)

<アマ49キロ契約/3分2R>
須田美咲(日本)
槇原未来(日本)

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【DEEP JEWELS42】10周年記念大会でアム×村上のミクロ級タイトル戦。齋藤百湖の初陣は何と、NØRI

【写真】ほぼほぼ適正体重より重い状態で戦って来た両者が、どのようなパフォーマンスを見せつけるか (C)MMAPLANET

12日(水)にDEEPより、9月10日(日)に東京都港区のニューピアホールでDEEP JEWELS42「10th Anniversary」が開催されオープニングのアマMMAを含め12試合の対戦カードが発表された。

2013年8月31日に新宿FACEで旗揚げ戦が行われ(※メインに藤野恵実、セミのキックにキム・ジヨン、グラップリングに魅津希、パウンド無し試合も組まれた)、確実に日本の女子MMA界の成長を後押ししてきたDEEP JEWELSが活動開始から10年の区切りとなる大会を開催する。


3回戦で発表されたのは、DEEP JEWELSミクロ級タイトル戦=王者アム・ザ・ロケット×村上彩。そしてパク・シウ✖HIMEの49キロ契約マッチの2試合だ。

同じく49キロ契約では2回戦ながら須田萌里×エイト・ロータスという注目カードが組まれている。

また全日本学生柔道選手権63キロ級で3位の実績を持ち、EXFIGHT所属でアマMMAで万智に勝利している齋藤百湖がプロデビューに挑む。対戦相手は何とパンクラスでタイトル戦を経験したばかりのでNØRI──実績崩壊マッチも実現する。

この他、青野ひかる×桐生祐子、山崎桃子×古林礼名、竹林愛留✖ 彩綺なども決定した10周年記念大会。特別仕様でなく、普段着の装いで記念大会が実現することが、DEEP JEWELSが10年に渡り積み上げて来た実績の証といえるだろう。

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『DEEP JEWELS 38』&『DEEP TOKYO IMPACT 2022 5th ROUND』試合結果

Sports Graphic Number1057号(「格闘技に何が起きているのか。」)


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【DEEP JEWELS38】早々にダメージを与えケージコントロール。最後はフィニッシュ狙いで古瀬が山崎に快勝

【写真】最後の腕十字狙いが極まらなくても、トータルドミネーションの古瀬が山崎を下した(C)MATSUNAO KOKUBO

<ミクロ級/5分2R>
古瀬美月(日本)
Def.3-0:20-17.20-18.20-18
山崎桃子(日本)

左ミドルの古瀬、右ローを蹴った山崎がスーパーマンパンチを狙う。ここを見た古瀬が、左を当てる。効かされた山崎に追撃の古瀬は、シングルレッグを切って首をコントロールしてトップを取り切る。左足を抜いた古瀬はパス狙いの方向にケージがあり、山崎が足を戻す。起き上りつつ右を連打した古瀬は、ケージに山崎を押し込んで大内、小内、小外と足技を仕掛ける。右腕を差し挙げボディロックから大内の古瀬は、山崎が倒れないとみるとヒザを突き上げる。

残り1分20秒、自ら離れた古瀬は山崎の前進に左を合わせていく。山崎はケージを背負い、左から組まれるとケージを背負ってテイクダウンは許さなかったが、反撃の機会も潰され初回を落とした。

2R、左ハイから右を入れた古瀬に対し、山崎も右を振るって前に出る。ケージに古瀬を押し込んだ山崎は体を入れ替えられると、腰に乗せて投げを狙う。察知して防いだ古瀬は、ボディロックに。小外掛けを防いだ山崎だが、押し込まれた時間が続く。左腕を差して、前方に崩していった古瀬は耐えた山崎をケージに押し込んでヒザも、ブレイクが掛かる。

残り2分、左ストレートから組んだ古瀬がクリンチの攻防に出て時間を使う。ここもブレイクが入り、右ハイを空振りした古瀬に右を振るった山崎が組みを選択。古瀬は体を入れ替えてケージに押し込み、残り40秒でついにテイクダウンを決める。パス&マウント狙いの古瀬が、背中を見せた山崎に腕十字を仕掛け時間となった。ダメージを与えた後は、ケージコントロール、仕上げはフィニッシュ狙いで文句なしの判定勝ちを決めた。


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DEEP JEWELS30 J-CAGE Report ブログ 國保小枝 山崎桃子

【DEEP JEWELS30】山崎桃子が國保小枝の組みを凌ぎ、打撃で判定勝ち。「格闘技で得た仲間が財産」

【写真】前蹴りを顔に届かせた山崎(C)KEISUKE TAKAZAWA

<ミクロ級/5分2R>
山崎桃子(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.19-19must
國保小枝(日本)

右前蹴り、右ローを蹴った山崎、スイッチして右ハイを蹴る。組んだ國保がヒザを入れて、ケージに押し込む。山崎はヒザを返し、5発、6発とボディに連続で入れる。右腕を差しているが、なかなかテイクダウンを奪えない國保は、首投げを潰して背中をとり両足をフックする。山崎は頭を抱えてバックマウントを譲らないでいたが、これが外れて國保が絞めを狙う。このまま國保のバックグラブの状態で初回が終わった。

2R、蹴り足をキャッチして殴った國保が、ケージに山崎を押し込む。ウィザーの山崎はボディロックテイクダウンを許しそうになるが、ヒザをついた状態で立ち上がる。ケージと山崎の間に入りバックを取り切りたい國保だったが、残り2分20秒でブレイクが入る。パンチの応酬から右前蹴りを顔面に入れた山崎、國保も右を返して組みへ。国保は腰を抱えて殴り、胸を合わせた山崎にヒザを許さず、左腕を腰に回す。残り40秒で、山崎が上を取り、パウンドを入れる。最後は立ち上がらせ殴り行った山崎、國保は組みを狙いタイムアップに。

打撃でリードした山崎が判定勝ちし、「まだまだ実力不足なのですが、もっともっと頑張っていきます。練習環境を良くしたのですが、上手くいかず情けないです。自分は本当に何もないのですが、格闘技を通してできた仲間だったり、人だったりが人生の財産です」と話した。


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