カテゴリー
Report UFC UFC261 ジャン・ウェイリ ブログ ローズ・ナマジュナス

【UFC261】左ハイ一閃、ローズ・ナマジュナスがジャン・ウェイリを倒し──78秒パウンドアウト

<UFC世界女子ストロー級選手権試合/5分5R>
ローズ・ナマジュナス(米国)
Def.1R1分18秒by KO
ジャン・ウェイリ(中国)

ウェイリのコールにはブーイングが起こり、大USAコールのなか、試合がスタート。チャントはレッツゴー・ローズに変り、ナマジュナスが左ジャブを伸ばす。そこにローを入れるウェイリは、落ち着いて左インサイドローを続ける。

左ハイを狙ったナマジュナス、ローと思ったが左足をひき、がら空きだった顔面に蹴りが直撃しウェイリが腰から崩れ落ちる。パウンドを打ち込むナマジュナスを見て、レフェリーが試合をストップ。ウェイリがストップに納得がいかないような表情を浮かべる。

「I am a best!!」、泣き笑いのナマジュナスは「彼女の動きは見ていなかった。起き上ってこないように鉄槌を落としたの。ベルトを持って回って世界の問題を解決したい」と話し、前王者は「私は戻れる。何というか、忘れてしまったわ。私は意識はあった。レフェリーは試合を止めるのが早かった」と語った。


The post 【UFC261】左ハイ一閃、ローズ・ナマジュナスがジャン・ウェイリを倒し──78秒パウンドアウト first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
News UFC UFC261 カマル・ウスマン ジェシカ・アンドレジ ジャン・ウェイリ ブログ ホルヘ・マスヴィダル ローズ・ナマジュナス ヴァレンチーナ・シェフチェンコ

【UFC261】計量終了 約14カ月振りの有観客イベントはウスマン✖マスヴィダルなど3つの世界戦

【写真】今回が5度目の王座防衛戦となるシェフチェンコ。全く穴が見えないチャンピオンに対し、アンドレジが無類のパワーを発揮するか (C)ZUFFA/UFC

23日(金・現地時間)、24日(土・同)にロリダ州ジャクソンビルのヴィアスター・ベテランズ・メモリアル・アリーナで開催されるUFC261「Usman vs Masvidal 2」の計量が行われた。

UFCにとって昨年3月7日のUFC248=ラスベガス・Tモバイルアリーナ大会以来の有観客イベントは、パンデミック真っただ中の昨年5月にUFCの活動再開に協力したフロリダ州ジャクソンビルが開催地となった。


チケットが瞬く間にソールドアウトになった同大会は3階級の世界戦が組まれるヒストリックイベントとなる。

メインは昨年7月の再戦=世界ウェルター級王者カマル・ウスマンにホルヘ・マスヴィダルが挑む。ウスマンは2月に友人対決となったジルベルト・ドリーニョに勝利してから、僅か2カ月のインターバルで、ウスマンに完敗を喫して以来の試合がダイレクトリマッチとなるマスヴィダルを迎え撃つ。

昨年の試合は、スクランブル発進のマスヴィダルがただケージに足を踏み入れたことに価値があるような状況で、勝負は一方的にウスマンがコントロールしている。そこから誰にも勝っていない挑戦者というのも首をかしげざるを得ない、ベストの状態のマスヴィダルを期待したい。

その他の世界戦は共にアジア国籍の女子世界王者──キルギスのフライ級王者ヴァレンチーナ・シェフチェンコと中国人のストロー級王者ジャン・ウェイリがそれぞれジェシカ・アンドレジ、ローズ・マナジュナスの挑戦を受ける。

今やUFCのP4Pといっても過言ないシェフチェンコは5度目の防衛戦で、ウェイリは2度目のタイトルディフェンディング・ファイトとなる。

また今大会では上海のUFC PIのUFCアカデミー出身の3人の中国人ファイター=ロン・チュウ、アオリーチーラン、リャン・ナがUFC初陣を戦う。

■視聴方法(予定)
4月25日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前11時~WOWOWライブ

■UFC261計量結果

<UFC世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]カマル・ウスマン: 169.5ポンド(76.88キロ)
[挑戦者]ホルヘ・マスヴィダル: 170ポンド(77.11キロ)

<UFC世界女子ストロー級選手権試合/5分5R>
[王者]ジャン・ウェイリ: 114.5ポンド(51.94キロ)
[挑戦者]ローズ・ナマジュナス: 114.5ポンド(51.94キロ)

<UFC世界女子フライ級選手権試合/5分5R>
[王者]ヴァレンチーナ・シェフチェンコ: 124.5ポンド(56.47キロ)
[挑戦者]ジェシカ・アンドレジ: 124.5ポンド(56.47キロ)

<ミドル級/5分3R>
クリス・ワイドマン: 186ポンド(84.37キロ)
ユライア・ホール: 185ポンド(83.91キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス: 206ポンド(93.44キロ)
ジミー・クルート: 205.5ポンド(93.21キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ランディ・ブラウン: 171ポンド(77.56キロ)
アレックス・オリヴェイラ: 171ポンド(77.56キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ドゥワイト・グラント: 170ポンド(77.11キロ)
ステファン・セクリッチ: 171ポンド(77.56キロ)

<ミドル級/5分3R>
ブランダン・アレン: 186ポンド(84.37キロ)
カール・ロバーソン: 185ポンド(83.91キロ)

<フェザー級/5分3R>
トリスタン・コネリー: 146ポンド(66.22キロ)
パット・サバティニ: 146ポンド(66.22キロ)

<バンタム級/5分3R>
バットゲレル・ダナー: 136ポンド(61.69キロ)
ケヴィン・ナティヴィダッド: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ライト級/5分3R>
ロン・チュウ: 156ポンド(70.76キロ)
ロドリゴ・ヴァルガス: 155ポンド(70.31キロ)

<フライ級/5分3R>
ジェフ・モリーナ: 126ポンド(57.15キロ)
アオリーチーラン: 126ポンド(57.15キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
アリアニ・アルネロッシ: 115ポンド(52.16キロ)
リャン・ナ: 116ポンド(52.62キロ)

The post 【UFC261】計量終了 約14カ月振りの有観客イベントはウスマン✖マスヴィダルなど3つの世界戦 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
Report UFC UFC251 ジェシカ・アンドレジ ブログ ローズ・ナマジュナス

【UFC251】圧力に負けず、ナマジュナスがアンドレジ相手にリベンジ成功

<女子ストロー級/5分3R>
ローズ・ナマジュナス(米国)
Def.2-1:29-28.29-28,29-28
ジェシカ・アンドレジ(ブラジル)

頭を振ってフック、ローを蹴るアンドレジ。ナマジュナスが左ジャブを当て、アンドレジは左右のローを蹴っていく。アンドレジの前進を左ジャブで止めにかかるナマジュナスは、ローに右ストレートを合わせる。左から右フックを振るうアンドレジに対し、左ジャブ、右ストレートをナマジュナスが打っていく。さらに左ヒジを見せたナマジュナスだが、アンドレジが左フックを当てる。頭を振るのがディフェンスでなく、勢いをつけるような動きになっているアンドレジは、ナマジュナスの左ジャブを受けても常に圧力をかけていく。クリンチ狙いに首相撲からヒザを入れたナマジュナスはワンツー、右ストレートを当てる。ダブルを切って、再びヒザを入れるなどアンドレジの動きが見えているナマジュナスは、左ハイをガードし初回を取った。

2R、頭を振り過ぎて、力が逃げているようにも見えるアンドレジ。左右のローを蹴り、左ミドルを狙うも、ナマジュナスが左を当てる。跳びヒザは距離が合わなかったナマジュナスに、アンドレジが右ストレート、ローを蹴り込む。踏み込みにアッパーを合わせたアンドレジだが、ナマジュナスは右ボディフックを打たれてなお左ジャブを連続でいれる。アンドレジは右を入れ、跳びヒザをかわされたナマジュナスが背中からマットに落ちる。

すぐに立ち上がったナマジュナスは右から左フック、ローを蹴り合いヒジを繰り出す。ナマジュナスはテイクダウン狙いを切って離れるが、手数で上回るアンドレジはボディフック、ナマジュナスが首相撲&ヒザを入れる。左フックを2つ当てたアンドレジが、この回を取った。

最終回、左右のフックで前に出るアンドレジがボディから顔面を狙い、左ハイを蹴る。左ジャブを当てたナマジュナスは、手数では譲るが右をしっかり当てる。ただし、こうなると手数と勢いで判断しがちなジャッジはアンドレジにポイントを与えることになるだろう。と、アンドレジは左フックをかわして右を当てると、鼻をカットし大量の出血が見られるナマジュナスを投げ捨てる。

一旦、下に収まったナマジュナスは蹴り上げからスタンドに戻ると、後ろ回し蹴りに続きワンツーの右を打ち込む。首相撲&ヒザを貰ったアンドレジは右を返し、左ジャブを当てていく。軸が乱れるようになったナマジュナスは右フックを被弾するが、ワンツーを返しダブルレッグを決める。その刹那、スイープで上を取ったアンドレジはトップで固めることなく、ナマジュナスの動きに合わせてスタンドへ。アンドレジは右アッパー、ナマジュナスが飛び蹴りを見せたところでタイムアップとなった・

鼻の頭をカットし、左目の下も大きく腫らしたナマジュナスはスラムで敗れ王座を失った1年2カ月前のリベンジを果たした。


カテゴリー
News UFC UFC251 アマンダ・ヒーバス アレックス・ヴォルカノフスキー イリー・プロハースカ カマル・ウスマン ジェシカ・アンドレジ ジョゼ・アルド ピョートル・ヤン ブログ ペイジ・ヴァンザント ホルヘ・マスヴィダル マックス・ホロウェイ レオナルド・サントス ロマン・ボガトフ ローズ・ナマジュナス ヴォルカン・オズテミア

【UFC251】対戦カード プレリミでタイトルコンテンダー=オズテミア✖元RIZIN王者プロハースカ

【写真】スイスからオズテミアがヒストリック・イベントに。西欧からオズテミア以外に3選手、旧ソ連圏以外の東欧からは対戦相手のプロハースカとポーランドのティブラの2選手が出場する。またメインのウスマン✖マスヴィダルもオフィシャルで発表された(C)MMAPLANET

2020年7月11日(土・現地時間)
UFC251
UAE アブダビ
UFC Fight Island

■視聴方法(予定)
6月12日(日・日本時間)
午前7時~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前11時~WOWOW ライブ

■対戦カード

<UFC世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]カマル・ウスマン(ナイジェリア)
[挑戦者]ホルヘ・マスヴィダル(米国)

<UFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]アレックス・ヴォルカノフスキー(豪州)
[挑戦者]マックス・ホロウェイ(米国)

<UFC世界バンタム級王座決定戦/5分5R>
ピョートル・ヤン(ロシア)
ジョゼ・アルド(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
ジェシカ・アンドレジ(ブラジル)
ローズ・ナマジュナス(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ペイジ・ヴァンザント(米国)
アマンダ・ヒーバス(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
ヴォルカン・オズテミア(スイス)
イリー・プロハースカ(チェコ)

<ウェルター級/5分3R>
エリゼウ・カポエイラ(ブラジル)
ムスリム・サリコフ(ロシア)

<フェザー級/5分3R>
マクワン・アミルカーニ(フィンランド)
ダニー・ヘンリー(英国)

<ライト級/5分3R>
レオナルド・サントス(ブラジル)
ロマン・ボガトフ(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
マルチン・ティブラ(ポーランド)
マクシム・グリシン(ロシア)

<フライ級/5分3R>
ザルガス・ズマグロフ(カザフスタン)
ハウリアン・パイヴァ(ブラジル)

<女子バンタム級/5分3R>
ヴァネッサ・メーロ(ブラジル)
カロル・ホサ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
マーチン・デイ(米国)
デイヴィー・グラント(英国)

カテゴリー
News UFC UFC249 ジェシカ・アンドレジ ジャスティン・ゲイジー ジャルジーニョ・ホーゼンストライク ダナ・ホワイト トニー・ファーガソン フランシス・ガヌー ブログ ホナウド・ジャカレ ユライア・ホール ローズ・ナマジュナス ヴィセンチ・ルケ

【UFC249】仰天!!!! UFC249は「アイランズ・ファイツ」?! ダナ保有のプライベート島で開催か??!!

Dana White【写真】仰天プランを話したダナ・ホワイト(C) MMAPLANET

6日(月・現地時間)、UFCが18日(土・同)に開催するUFC249の対戦カードを発表したが、同日ダナ・ホワイトがTMZスポーツの取材を受け同大会を個人所有の島で行う予定だと語った。

「!!」。なんとも想像を遥かに超えたUFCのプランをダナ・ホワイトが明らかにした。対戦カードの変更こそ見られるが、UFC249を当初の日時に行うことをアナウンスしていたUFCだが、TMZスポーツのインタビューでダナは同大会が、彼が保有するプライベート・アイランドに選手やスタッフばかりかコミッション関係者も移動させ、イベントを行うという仰天プランを明かした。当然、何らの圧力が掛かることが予想され、その目をくらますための発言である可能性は否定できないものの、ダナがTMZスポーツで話した内容は以下の通りだ。


「この問題が世界に振りかかってから、何かを決めても翌日に水泡と化するという毎日を過ごしてきた。間違いなく、過去に経験したことがないハードな日々だった」と現状を振り返ったダナは、過去2カ月に渡り毎週のイベントを開くことができる会場を探し続けてきた結果、今回のプランに行き着いたこと明言した。

開催地に関しては、各州のコミッションが認可しないためカリフォルニア州のネイティブアメリカン・リザベーションになるという予測が立てられていたものの、人々の常識内に当てはまらない計画がUFCでは実行に移されていたことになる。

ダナが保有するプライベート島ではインフラを進められ、国際大会の準備に取り掛かっており、新型コロナウィルスのチェックを行い健康であることが確認されたで選手、コミッション関係者、ジャッジ、レフェリー、UFCスタッフを飛行機で移動させ、UFC249は行われるという。まだ最終確定とはなっていないが、近々に全てが決まるとのこと。

開催地を明確とせず、「UFC249はESPNで行われるんだ」と笑顔を見せたダナは、インタビュアーの「ファイトアイランドってネーミングになるの?」という問いかけに対し、声を挙げて笑い「そうだ。アイランド・ファイツだ」と応えている。

「誰もこんな日が来ることは予期できなかったはずだ。例え夢の中でも。ラスベガスがシャットダウンされ、カジノが1カ月、きっとそれ以上閉まるなんて。そんなことが自分の生きている間に起こるとは思いもしなかった」とシリアスな表情になったダナは、「ジョー・ローガンは大会に関わらにと言っているが」と話を振られると、「メディアに出ていることは信じるな。ポッドキャストで話されていることなんて、Bull Shitだ。ローガンは大会にいるよ」と返答し、インタビューは終わった。

トニー・ファーガソン✖ジャスティン・ゲイジーのUFC暫定世界ライト級王座決定戦を始め、ジェシカ・アンドレジ✖ローズ・ナマジュナスの再戦、ヴィセンチ・ルケ✖ニコ・プライス戦などがメインカードに組まれ、3月28日のオハイオ大会のメインで組まれていたフランシス・ガヌー✖ジャルジーニョ・ホーゼンストライクがプレリミメイン。

そのプレリミではホナウド・ジャカレ・ソウザ✖ユライア・ホールもマッチアップされており、ファイトパス・プレリミにマイケル・ジョンソン、サム・アルヴィーが出場する超豪華「アイランズ・ファイツ」は、ダナのプラン通り実現に至るのか。とにかく発想力に加え実行力、何よりも資本力の桁が違うUFCだ。