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【LFA144】強豪プエルタと再起戦、堀内佑馬─01─に訊いたRTU「終わった。格闘家人生が終わった」

【写真】フエルタ戦を週末に控えた堀内に、Road to UFCのことを聞かずにはいられなかった(C)MMAPLANET

14日(金・現地時間)、サウスダコタ州スーフォールズのサンフォード・ペンタゴンで開催されるLFA144「Gafurov vs Silva」に堀内佑馬が出場し、フアン・プエルタと対戦する。

10代で渡米し、UFCを目指してきた堀内が掴んだRoad to UFCというチャンス。しかし、トップノイ・キウラムに判定負けを喫し、儚くも夢が現実になることはなかった。何よりも勝負を賭ける場面、オタツロックでホールドして試合を終えるという悔いの残る戦いをなぜ堀内はしてしまったのか。

再起戦、元Titan FCフライ級王者でコンテンダーシリーズでも勝利している強豪プエルタとの戦いを目前に控えた堀内に対して──人生を賭けた場で、勝負に出られなかった理由を尋ねずにはいられなかった。


──もう、すっかり頬がこけていますね。

「あと水抜き分ぐらいですかね」

──LFAは計量の前日に現地入りなので、アーバインでそこまで落とす必要があるのですね。

「そうですね。今回はスーフォールズに到着するのが夜の10時ぐらいなので、水抜きは少し心配です」

──ファイトウィークのタイミングで申し訳ないですが、6月のRoad to UFCを振り返ってもらいたいのですが。あの展開、3Rにポジションは取っていても堀内選手はフィニッシュに向けてパウンドを落としたり、一本を狙う必要がある場面でホールドした状態でタイムアップを迎えてしまいました。あの時、どういう心境だったのでしょうか。

「あの時……、気づいたら試合が終わっていました。気づいた時にはホテルの部屋にいたというような感じで。なんなんですかね……」

──それは何かダメージがあったということですか。

「いえ、そういうことではないです。ダメージはなかったです。夢に飲まれた感じがしました(苦笑)。飲まれたのか……それも分からないです、我に返ったときには『終わった』と思いました。その『終わった』という感覚しか覚えていないんです。

減量も過去最高に上手くいって、練習もこれまでで一番といえるだけやっていたのに。マジでどうなっているのか……試合後はただただ悔しかったです。いや悔しかったのより、もう終わったという感じでした……。

試合後のホテルでオーヤマ・コーチにも色々と言われましたけど、その時ももう『終わった。格闘家人生が終わった』という気持ちしかなかったので、聞いてはいたのですが、あまり頭に入ってこないぐらいでした。ホントに終わったと……勝てた試合ですし、ようやくUFCと絡めた試合だったのに……それを落としたということは、けっこうきつかったです」

──終わったということは、MMAは引退というぐらいの気持ちだったのですか。

「シンガポールのあとビザの更新で日本にいないといけなかったのですが、帰国しても2、3週間は練習もしていなくて……遊んで、ボォッとしたり好きなことだけをしていました。でも結局……格闘技が一番楽しかったです。好きにしていた時期に、僕が所属していたタンタン・ファイトクラブが活動を再開して、そこの先輩でRISEとかに出ている吉沼大輝選手が練習に誘ってくれて。

僕がどれだけあの試合に賭けていたのかを分かっていたので、一切格闘技の話とか皆がしてこないんですよ。それでも元気つけようとしてくれていて。凄く応援してくれていることが伝わってきました。だったら、俺にも価値があるなって考えるようになりました。そこで、やっぱり諦めることはできない──夢を諦めたくないという気持ちになってきました。

で、また1日に3部練とかしっかりと練習するようになって。ただビザを取るにも試合が決まらないという話で、キックはタンタン・ファイトクラブでやり、MMAはMe,Weでやらせてもらっていました」

──おお、Me,Weですか!!

「試合が9月に入ってから決まって。そこからチーム・オーヤマに戻っても十分な時間がないので、Me,Weでしっかりとお世話になりました」

──Me,Weで練習するようになったのは?

「僕の師匠の宮下(トモヤ)さんが山﨑(剛Me,We代表)さんにセコンドに就いてもらったりしていたので。だったら僕も日本では山﨑さんに見て欲しいと思いました。倉本(一真)さん、佐々木憂流迦さん、山北(渓人)君、(藤田)大和君とか、村田夏南子選手や魅津希選手もいました。あとTSUNE選手もそうですね。僕は中学と高校の時にGRABAKAのプロ練習に参加させてもらっていて、恒村(俊範=TSUNEの本名)さんはその頃からの知り合いなんです。それもあって恒村さんにもよくしてもらって、凄く良い練習ができました」

──藤田選手は日本のフライ級のトップです。練習を一緒にしてみて、どのような感触でしたか。

「いやぁ……良い練習でした。メチャクチャ良い練習でした。Me,Weには色々なタイプの選手がいるので、素晴らしい環境だと思いました。山﨑さんの人柄ですよね。1日中、山﨑さんはジムにいるし。バッチリ、練習できました。それとチーム・オーヤマは組み中心なんですけど、日本ではMe,WeでMMA、タンタン・ファイトクラブでキックと打撃をいつもより多めにデキたので、凄く良い状態でした。

もともとLFAからは、最初はブラジル人のフィリッピ・ブネスという選手と戦うというオファーだったんです。でもアーバインに戻って来てから、対戦相手が代わって」

──いやぁフアン・プエルタは元Titan FCのフライ級王者で、去年のコンテンダーシリーズでも勝利しています。

「ハイ、全然良い相手になりました」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
10月15日(土・日本時間)
午前10時~UFC Fight Pass

■ 対戦カード

<LFAバンタム級王座決定戦/5分5R>
ムイン・ガフロフ(タジキスタン)
ジエゴ・シウバ(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
ジョーダン・ヘイダーマン(米国)
ダイクォン・バックリー(米国)

<フライ級/5分3R>
堀内佑馬(日本)
フアン・プエルタ(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジャレッド・レヴェル(カナダ)
ヘナート・ヴァレンチ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
クリスチャン・ナティヴィダッド(米国)
イスラエル・ギャルヴァン(米国)

<ライト級/5分3R>
ジェイコブ・ジョーンズ(米国)
クリスチャン・ターナー(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ロナルド・コールマン(米国)
チャト・ワイエスト(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ブレイディ・ミナー(ブラジル)
パトリック・リベラ(米国)

<バンタム級/5分3R>
アダム・アイサ(米国)
マテオ・ゴンザレス(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
シャイアン・バワーズ(米国)
ナランジャガル・ツェンダユシュ(モンゴル)

<ウェルター級/5分3R>
ジェフ・ニールセン(米国)
ベン・シャウアー(米国)

<ライト級/5分3R>
アンドレス・マーリー(米国)
ホビソン・ジュニオル(ブラジル)

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【ONE→???】世界に立ち向かうJ-MMAファイター(11)上久保周哉─後編─「練習を台無しにしたくない」

【写真】国内でグラップリングで実戦を経験するのは?という問い対して、上久保は「MMAが戦いたい」と言い切った (C)ONE

半年以上、音無しの構えの上久保周哉インタビュー後編。

ONEとの契約更新をせず、マッチング期間を終えて次のステージで戦うために動き出す。そんな上久保にUFCで戦うために、彼がこれまで築き上げてきたファイティング・スタイルについて尋ねた。

2022年、春(※既に梅雨明けだが)~世界に立ち向かうJ-MMAファイター特集~。第11弾─後編─、引き続き上久保周哉の話に耳を傾けたい。

<上久保周哉インタビューPart.01はコチラから>


──キム・ミンウ……UFCとの契約を勝ち取るには、一番リスキーな相手です。

「僕が出ていたらという仮定の話ですけど、うまくすり抜けて優勝してUFCと契約するよりも、キム・ミンウと試合をする価値のほうが自分には魅力的に映ります」

──その辺りの自負というか、矜持というのか。とても上久保選手っぽいですね。

「本当ですか(笑)」

──とにかくUFCに行ければ良い。そして最初の3試合がぐらいはあまり強くない相手と戦いたい。自分ならそう思ってしまいます(笑)。

「その過程を踏んで強くなれるなら、それでも良いと思います。ただ、UFCに行きたい理由がメチャクチャ強いヤツと戦いたいということだから、それまででも強い選手とは戦いたいです。正直、自分が限界を感じて弾き飛ばされるような選手がいるのがUFCだと思っています。

本当のトップどころとやっていないのもありますが、ONEで戦った相手とはそういう風にはならなかった。少なくともノーギワールズのチャンピオン、レスリングのオールアメリカンと戦っても弾き返される感じはしなかったです。『同じ人間』と思いました」

──自分とは違う生物と思ってしまうような相手と戦いたい?

「そういうことをUFCに求めています」

──ではマッチング期間が終え、UFCとサインする行程をどのように考えていますか。

「タイミングと運も関係してきますが、アジア・トーナメントで欠場が出て代役という機会が巡って来るかもしれない。ワンマッチ出場かもしれないし、コンテンダーシリーズもあり得ます。本戦のスクランブルもあるかもしれない。全ては巡り合わせかと」

──今はビザの発行に時間がかかるようですが、とにかくUFCの周囲で考えているということですね。

「そうですね。目標として、年内に1試合でも滑り込みたいという気持ちはあります。でも『この戦績じゃダメだ』と言われるなら、どこかで試合をすることを考えています」

──UFCが『欠場が出たら声を掛ける』というのは、どれだけの数のファイターに言っているのか……。

「それこそ、ビザがないから自分の身でそれが起こるならシンガポール大会で。だから普通のオファーを待つためにどうしていくかですね」

──正直、UFC首脳というか……MMAプロモーター好みのファイトスタイルではないではないですか、上久保選手の場合は。

「今、持っているモノだと物足りないと言われたら……その言い分は分かります。フィニッシュはしていても、決して皆に好かれる戦い方ではないです。その自覚はあります」

──とはいえ入ってしまえば結果は重視してくれます。その一方で、UFCファイターと戦った時に同じ生物とは思えない相手に、永久寝技地獄ならぬ永久組技地獄が通じるのか。

「練習では打撃も変わらずやってきました。試合では使わなくても勝てるから、使っていないですけど。プランをいくつか用意しているなかで、1つ目、2つ目で試合が成立してしまっているのが現状です。そのなかでもスタンドで相手のキツイ一発を被弾することもなくやってきましたし」

──コンテンダーシリーズ、LFAと見ていてもストライカーの方がアピールできています。UFCのスカウトも試合で、上久保選手のその部分を見ることができていないですし。

「う~ん、乱打戦に持ち込むとかって、どう転ぶか分からない。見ている人は盛り上がってくれるけど、負けるかもしれない。そういう風に戦って、練習を台無しにするようなことは試合ではしたくないです。それでUFCに行けないという風に天秤に掛けられると、難しくなってしまいますけど……」

──Bellatorのバンタム級ワールドGPでワイルドカードから準決勝進出を決めたダニー・サバテーロはコンテンダーシリーズで勝利し、Titan FCではバンタム級王座を奪取&防衛を果たしました。完全ドミネイトしても、UFCから声は掛からなかったです。UFCに行くには、状況によりますが練習が台無しになることをする必要があるかもしれない。

「そうですね……。多少はやるのかな。でも、今の自分は積み上げてきたことを否定するようなことはしたくないです」

──アッパレです。あとサバテーロは極めていないという事実もあります。そこが上久保周哉との違いかと。

「まぁ極める自信もついてきました。フィニッシュする力と言う部分は、ONEに行く前から課題だと指摘されてきたことで、そこが求められているのは分かっていました。抑え込むだけでなく、削ってフィニッシュに近づけていくことはずっと磨いてきました」

──そうやって考えると、Road to UFCはトーナメントなので結果が全てというのは良いですね。その戦いに年内に合流する巡り合わせがなかった場合のケースとして、他プロモーションのオプションは考えていますか。

「LFAですかね。BRAVE CFも興味を持ってくれていたので、具体的にはこの2つです」

──契約的な縛りがないのがLFAで。条件ではBRAVE CF。いえば条件が良くないのと縛りがあるという側面もあります。

「でもLFAにはムイン・ガフロフがいますよ。まぁ、コンテンダーシリーズで変な負け方して意外でしたけど」

──ジョズエ・フォルミーガもバンタム級で戦っています。2月の試合は体重オーバーでしたが……。そういう選手と戦っていけるのか、とにかくはマッチング期間空けからの行動開始に期待です。

「試合はないという絶対の状況と、頭の片隅に試合があるかもと思うのでは、やはり練習への身の入り方が違うなと実感する部分はあります。それで大きく変わるわけでもなく、やるべきことはやっているのですが……絶対に試合がないという感覚でいるより、薄々でも『試合があるかも』と思って練習している方が自分は好きです(笑)。とにかくケガをしないように、行動開始するまで練習し続けます」

──そんななか、すっかりと尋ね忘れていたのですが、UFCとの契約を探る期間に日本で戦うという選択肢は?

「余り考えていないというか……自分に日本で試合ができる場所があるんですかね(苦笑)。特にホームの団体がない状態で、ONEで戦うようになったので戻る場所がないんですよ」

──ONEで6戦無敗のバンタム級ファイター……RIZINから声が掛かることは?

「ないです。興味を持たれていない(笑)」

──アハハハハハ。

「バンタム級は人がいっぱいいますし、もう良いんじゃないですか」

──首を縦に振らない一派だと思われているはずです。でもケージで倉本一真✖上久保周哉とか実現すれば凄く見たいです。

「なるほど。ただ、僕は外国人と試合がしたくてMMAを続けているので。そっちの方向で進んでいく方が良いと思います」

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Brave CF MMA PFL UAEW UAEW24 UFC アリ・アルカイシ イ・ドギョム カールストン・ハリス キック サルバツホン・カミドフ サンボ・ゴリンボ シルベスター・チップファンブ ヘンダソン・フェヘイラ マヒル・マメドフ ムイン・ガフロフ ユ・スヨン ヴィニシウス・ジ・オリヴェイラ

【UAEW24】2人のUAEW王者に挑むのはTitan FCとEFC Worldwideのチャンピオン!! 世界中の新鋭がズラリ!!

【写真】Titan FCフェザー級チャンピオンの挑戦を受けるUAEWフェザー級王者のイ・ドギョム(C)UAEW

29日(金・現地時間)、UAEはアブダビの柔術アリーナでUAE Warriors24が開催される。

28日(木・同)には同所でUAEW23 Arabia05と中東勢中心のYoung Blood大会が行われ、2日連続のイベント開催となる。また30日には同地でUFC267が開催されることで、今大会はダナ・ホワイトの御前試合になる可能性も高い。

今年の1月のEagle FCとの合同イベントはダナとカビブ・ヌルマゴメドフが席を並べて視察し、カールストン・ハリスがUFCと契約し、ムイン・ガフロフがコンテンダーシリーズ行のチャンスを掴んでいる。


そんなUFCウィークのUAEW24では2つのタイトル戦が組まれている。メインでは16勝2敗、ブラジル人王者ヴィニシウス・ジ・オリヴェイラがシルベスター・チップファンブの挑戦を受ける。

3月大会でカナダ人王者ザビエル・アラウイをハイキックからパウンドアウトしベルトを巻いたオリヴェイラに対し、ジンバブエ人ファイターで現在は南アフリカのケープタウン在住のチップファンブはEFC Worldwideのバンタム級チャンピオンだ。

中東のプロモーションのブラジル人王者に、アフリカの王が挑む一戦。MMAの世界的伝播とUAEWのグローバル感が改めて伝わってくるメインといえる。そのグローバル感をさらに感じさせるのが、コメインのフェザー級選手権試合だ。

同級王者は韓国のイ・ドギョム。彼はAngel’s FCでフェザー級王座挑戦もムン・ギブンに敗れ、キャリアアップに中東の地を選んだ。現在はBRAVE CFに在籍する元PXCフェザー級王者でUFCベテランのロランド・ディをKOすると、2020年7月にアレクサンドル・キトランをヒザ蹴りで一蹴し、UAEWフェザー級王座に就いている。

挑戦者のアリ・アルカイシはBRAVE CFで3連勝しUFCにステップアップ──も2連敗でリリースされる。その後はUAEWで再起し、8月にはTitan FCでアンドリュー・ウィットニーを下しTitan FCフェザー級王者になっている──ヨルダン人散打ファイターだ。

イ・ドギョムとすれば、ただ王座初防衛を目指すだけでなく、有力フィーダーショーのチャンピオンを相手にインパクトを残す勝ち方をし、UFCへのステップアップを狙うファイトであることは間違いない。

また韓国からはイ・ドギョムだけでなくZEUS FCバンタム級王者のユ・スヨンがプロモーション・デビューを果たす。

(C)KEISUKE TAKAZAWA

ユ・スヨンは2019年11月にパンクラスに来日し大橋悠一を僅か13秒でKOし、再来日が期待されていた25歳の新鋭だ。

ユ・スヨンもまた中東をステップアップの地として照準を定めたが、UAEWでは同大会初戦となるタジキスタン人ファイターのサルバツホン・カミドフ──キャリア11連勝中のえげつない相手を用意している。

またEFC Worldwideのウェルター級王者サンボ・ゴリンボもUAEW初陣を迎え、PFLベテランのヘンダソン・フェヘイラと相対する。この他にもカザフスタンのオクタゴンMMAミドル級王者で19勝1敗のマヒル・マメドフも出場、世界の新鋭の品評会ともいえるUAE Warriors24──見逃せないイベントだ。

■視聴方法(予定)
10月29日(金・日本時間)
午後11時00分~UFC FIGHT PASS

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DWCS S05 Ep02 MMA ONE UFC キック チャド・アンヘリガー ムイン・ガフロフ

【DWCS S05 Ep02】ONEで活躍したムイン・ガフロフ、アンダードッグのアンヘリガーに判定負け

<バンタム級/5分3R>
チャド・アンヘリガー(カナダ)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
ムイン・ガフロフ(タジキスタン)

まず右ローを蹴ったガフロフが、ワンツーを空振りする。アンヘリガーがローを返した直後にガフロフがダブルレッグでテイクダウンを決める。ケージ際でバックに回ったガフロフはリフトからテイクダウンし、タートルのアンヘリガーに両足をフックする。腕を差して前方に落とそうとしたアンヘリガーに対し、ガフロフは腕十字へ。返されそうになるとマウントに移行する。

ケージキックからスクランブルに持ち込んだアンヘリガーが、ギロチンをパスガードで防ぎサイドで抑える。ロールから立ち上がったガフロフは右ストレートを被弾し、続いてアンヘリガーは左ボディフックを打ち込む。直後に首相撲からヒザを顔面に入れてダウンを奪ったアンヘリガーが、パウンドで追撃し腕十字を防ぐ。アンヘリガーはガードの中からエルボーを落とし、再び腕十字をディフェンスするとスクランブルでガフロフがヒザを腹に突き刺す。ヒザを返したアンヘリガーは、ケージに押し込まれるも離れたガフロフの後ろ回し蹴りをかわして初回をリードした。

2R、ガフロフが右オーバーハンドを当て、アンヘリガーが右ローを蹴る。ガフロフか初回と同様にダブルレッグを決め、アンヘリガーのギロチンを防ぐ。ケージを蹴り、腰を切ったアンヘリガーが腕十字を狙う。外したガフロフがバックを取り、立ち上がったアンヘリガーの足を払って崩すと、そのまま両足をフックする。前方に落とされた直後、ガフロフが疲れを見せる。

スクランブルで右エルボーを入れたアンヘリガー、続くフックの応酬から首相撲へ。同時にヒザを突き上げ、ガフロフのニーがアンヘリガーの急所に入り試合が中断する。再開後、残り2分を切り、首相撲でヒザを続けるアンヘリガーをテイクダウンしたガフロフがハーフで抑える。ここでエルボー、前腕を顔面に打ちつけたガフロフはワキ腹にパンチを入れキムラからマウントへ。ポジションを許さなかったアンヘリガーだが、エルボーを落とされイーブンとされた。

最終回、左ミドルを入れたガフロフが、右オーバーハンドの直後にダブルレッグへ。ケージに押し込まれたアンヘリガーは左腕を差し、右はウィザーでテイクダウンを許さない。右を振るって離れたガフロフは、続くダブルレッグを切られる。明らかに疲れが見えるガフロフは左ジャブから右ローを受け、組んだところでヒザをアンヘリガーが放つ。

ガフロフはシングルでケージに押し込むが、倒すことができずアンヘリガーが打撃でリードする。右アッパーから組んだガフロフは、シングルでアンヘリガーをケージに押し込む。スピニングバックキックを蹴りながら離れたガフロフだが、右ストレートから左アッパーを腹に受ける。さらにダブルレッグを切り返しトップを取ったアンヘリガーが、スクランブルでバックへ。ワキを潜って離れたアンヘリガーの左フックがアンヘリガーの顔面をモロに捕える。

しかし、疲れで次の一手がないガフロフは、ケージに押し込んだ状態から離れたアンヘリガーがワンツー、ヒザを打たれ、右フックを返したところでタイムアップに。ジャッジの裁定は2-1でアンヘリガーに凱歌が挙がった。ONEとUAEWからUFC入りを目指したガフロフに北米の壁が立ち塞がった。

「僕はリストの最後だった。ずっとコールを待っていた。これから、もっと楽しんでいきたい。ローカルで戦ってきたけど、僕がやれる。ここで戦えたことが嬉しい。僕のグラップリング技量に関しては色々と言われたけど、僕は自分のことを分かっていた」と番狂わせを起こしたアンヘリガーは話した。


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BELLATOR Combate Global DWCS S05 Ep02 LFA MMA ONE PANCRASE UFC   カーロス・ヴェルガラ グスタボ・バラルト サイモン・オリベイラ チディ・ンジョグアニ ブルーノ・コヘア ブログ ホセ・アルダイ マリオ・ソウザ ムイン・ガフロフ

【DWCS S05 Ep02】パンクラス来日オリベイラ、元ONEのガフロフらが出場。これはUFCプレリミでしょ!! 

【写真】パンクラスと強さを見せたサイモン・オリベイラとONEでジョン・リネケルと真っ向勝負をしたガフロフら、他プロモーションではメインイベンター級のファイターが勢揃いするとんでもないDWCW2021年第2週だ(C)KEISUKE TAKAZAWA & MMAPLANET

7日(火・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでDana White’s Contender Series2021の第2週が開催される。先週のエピソード01では4試合で5人がUFCと契約、例え試合に敗れても気迫を見せればステップアップもあるという状況で10人のファイターが、ダナ・ホワイトの御前試合に挑む。

メインでジョシュ・クィンランと戦う予定だったダレン・ウィークスがコロナ陽性でファイトウィークを迎えて欠場となり、代役のローガン・アーバンがスクランブル発進となった。この両者がヘッドライナーの今大会だが、その前の4試合に出場する選手が断然に興味深く、UFC本戦のプレリミと遜色ない──つまりフィーダーショーではメインイベンターが集結したイベントとなる。


まずオープニングファイトのバンタム級戦ではONEからUAEW経てコンテンダーシリーズと契約したタジキスタン人ファイターのムイン・ガフロフが、チャド・アンヘリガーと戦う。

カナダのアンヘリガーは、キャリア10勝5敗で同国のRISE FCフライ級王者だ。昨年8月にアンヘリガーは、先のTUF29ファイナルに出場したブレディ・ヒースタンドからKO勝ちしており、この記録だけで見るとUFCと契約できる力の持ち主である。

そんなアンヘリガーに対し、ガフロフはキャリア17勝3敗でONEではレアンドロ・イッサからKO勝ち、2戦目ではONE初陣となったジョン・リネケルに判定負けも打撃、組み、グラウンドと真っ向勝負し互角の展開だった。ONEのバンタム級で戦う日本人選手にとって手強いライバルとなると思いきや、あっさりとアジアを離れ中東契約でUFCを目指すこととなった。

第2試合ではTUF BR04出場で僅か1戦ながらUFC本戦を経験しているブルーノ・コヘアが、カーロス・ヴェルガラと対戦する。フライ級のコヘアはバンタム級で争われたTUF BR内で公式記録には残らないが、現在Bellatorバンタム級のトップ戦線にいる初代LFAフェザー級王者のレアンドロ・イーゴをRNCで破っている。

TITAN FCではONEで本領を発揮し始めたグスタボ・バラルトに僅差のスプリット判定負けを喫しているが、過去3年で1分を挟み5連勝中のコヘア、捲土重来6年振りのUFC復帰を目指す。ただし、そのチケットを争うヴェルガラが強い。フィーダーショー大手のFURY FCフライ級王者のヴェルガラはスイッチヒッター、強烈な左ミドルを持つ。打撃からテイクダウンの流れもあるヴェルガラだけに、テコンドーからムエタイ&柔術を融合させたコヘアもタフファイトは避けられないだろう。

(C)KEISUKE TAKAZAWA

第3試合には2019年12月にパンクラスに来日し、2日前に同門の金太郎の欠場でスクランブル発進を極めた三村亘を76秒ギロチンで一蹴したサイモン・オリベイラが出場する。

キャリア17勝3敗のオリイラはベイラは、三村戦でも魅せたように驚異の11の一本勝ちと5つのKO勝ちを誇るフィニッシャーだ。

67キロという体重に応じ、強烈な印象を残したオリベイラはパンクラスでバンタム級タイトル・コンテンダーになることが予想されたが、コロナパンデミック発生により来日機会は途絶え、またこの試合が三村戦以来の実戦となる。オリベイラは元々、英国在住アフガニスタン人選手のジャビッド・バジャラトとの試合が組まれていたが、ビザが修得できずホセ・アルダイが代役出場となった。

アルダイはCombate Americas、そしてCombate Globalでキャリアを積んできたストライカーだ。

(C)SCOTT HIRANO

とはいえ、このメキシカン・ストライカーは一撃KOタイプではなく、ガチャガチャとした組み有り打撃戦で競り勝つタイプで、根性を見せれば契約がなるかもという状況は追い風になっているだろう。

(C)Zuffa/UFC

コメインはもはやUFCカードといってもおかしくないミドル級の試合が組まれた。

昨年のコンテンダーシリーズで勝利しながら契約できなかったマリオ・ソウザは、12勝1敗というレコードの持ち主で、コンテンダーシリーズという場では何が必要かを噛みしめて、セカンドチャンスに掛けているに違いない。

(C)BELLATOR

そんなソウザの最終査定マッチの相手は、チディ・ンジョグアニだ。

元WEC及びUFCファイターのアンソニーを兄に持つンジョグアニはBellatorで5勝3敗と勝ち越していながらLFAに転身、そしてUFC入りを目指す。とはいえ19の勝ち星(※7敗)のチディは、既にメルギン・ギラードを筆頭に5人のUFCベテランから勝利を手にしている。チディがコンテンダーシリーズに出場というだけで、UFC目線で見た世界のMMAがどれだけレベルアップしているのかが分かる──今週のコンテンダーシリーズだ。

■視聴方法(予定)
9月8日(水・日本時間)、午前9時~UFC FIGHT PASS

■ DECS S05 Ep02対戦カード

<ウェルター級/5分3R>
ジョシュ・クィンラン(米国)
ローガン・アーバン(米国)

<ミドル級/5分3R>
マリオ・ソウザ(ブラジル)
チディ・ンジョグアニ(米国)

<バンタム級/5分3R>
サイモン・オリヴェイラ(ブラジル)
ホセ・アルダイ(メキシコ)

<フライ級/5分3R>
ブルーノ・コヘア(ブラジル)
カーロス・ヴェルガラ(米国)

<ブラジル級/5分3R>
ムイン・ガフロフ(タジキスタン)
チャド・アンヘリガー(カナダ)

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EFC32 other MMA Report UAEW15 ブログ ムイン・ガフロフ

【UAEW15&EFC32】元ONEのムイン・ガフロフ、テイクダウン&バックコントロールでサモラを下す

<フェザー級/5分3R>
ムイン・ガフロフ(タジキスタン)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ワルテル・サモラ(コスタリカ)

サウスポーの元ONEファイターのガフロフが、距離を詰めて左ハイを見せる。オーソに戻し、右オーバーハンド&左フックで前に出て組みつくガフロフ。サモラはヒザをボディに入れて離れると、ガフロフの後ろ回し蹴りは空振りに。スイッチして左ボディを決めたガフロフが、ダブルレッグでテイクダウンを決める。

スクランブルでバックに回ったガフロフが、足の甲を踏みつける。ケージにもたれてテイクダウンを防ぐサモラだが、後方への投げを許す。立ち上がって離れたガフロフはヒザ蹴りにダブルレッグを合わせる。サモラはギロチンも頭を抜いたガフロフがパウンド落とし、立ち上がり際にパンチを纏める。

スタンドに戻り、腹を蹴られたサモラが動きを止める。と、これは三味線で距離を詰めに来たガフロフに跳びヒザを狙う。ここでテイクダウンを合わせたガフロフは、ラウンド終了と同時にスピニングバックキックを狙うなど初回をリードした。

2R、サモラがワンツー。ガフロフは右オーバーハンドを返す。左フックを入れたサモラだが、組まれてケージに押し込まれるとダブルレッグでスラムされる。サモラが立ち上がろうとするとガフロフがギロチンを仕掛け、引き込む。抱えた状態を続けるガフロフは、クラッチを解いて即スタンドへ。

直後のガフロフのダブルレッグに、サモラがギロチン&クローズガード。頭を抜いたガフロフはスクランブルでバックに。自ら離れたガフロフが組みに行くが、逆にサモラがケージに押し込み離れる。ガフロフは疲れてパンチを打っても軸が乱れ、テイクダウンも決まらなくなった。

最終回、ガフロフは右フックを当て、右ハイ、スピニングバックキックを見せる。さらに跳びヒザから左右のフックを放ったガフロフが、右アッパーを決める。サモラもヒザを返すが、ガフロフが右を当てヒザ蹴り、ダブルレッグでサモラをケージに押し込む。尻もちをつかされたサモラも疲れ、バックを許して立ち上がる。

ガフロフはケージに押し込み、ダブルレッグを決める。殴られながら立ち上がったサモラは、後ろ回し蹴りをボディに被弾する。それでも首相撲からヒザを見せたサモラだったが、アッパーを被弾する。足を使うガフロフは残り80秒でダブルレッグを決め、サモラのギロチンは決まらない。ハーフで抑えエルボーを落としたガフロフは、後方へのスープレックスを決め、そのままバックコントロールを続ける。残り5秒で離れたガフロフは、回りながらタイムアップを迎え判定勝ちを手にした。


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【UAEW15&EFC32】砂漠に安住の地を見つけたライト級王者マシャード、極め系ルブを相手に初防衛戦

【写真】ブルーノ・マシャードはAbu Dhabi WarriorsからUAE Warriorsライト級王者に。大会名に続き、タイトル名も変更された (C)MMAPLANET

15日(金・現地時間)、アラブ首長国連邦のアブダビ首長国は柔術アリーナで開催されるUAE Warriors15&Eagle FC32。カビブ・ヌルマゴメドフがオーナーとなったEFCとの合同興行で、シャミール・ザフロフを始めナット・ファクレトディノフ、セイジド・イザガクマエフらロシア勢が大挙出場する今大会のメインはABWライト級選手権試合=王者ブルーノ・マシャード✖ミキャエル・ルブ戦だ。

マシャードは昨年7月にABWライト級王座を獲得し、その後タイトルの名称がUAEWライト級王座に変わった。そんなベルトの初防衛戦をミキャエル・ルブを相手に行う。


ブラジリアン柔術家のマシャードは、現在はアブダビにあるコブラ・フィットネスの所属で、UAEで新しい人生を掴めたことでADCC創始者のシェイク・タハヌーン・ビン・ザイード殿下に心酔しており、入場時にはアラビア人のごとく頭にクーフィーカを巻いて入場する。

戦績は14勝9敗とレコードは綺麗ではないが、アブダビに移り住んでからは負け知らずで通算5連勝中、この間のムエタイの成長が好調な要因であることは間違いない。伸びるワンツーと鉈のような蹴り技、加えてテンカオと首相撲&ヒザ蹴りの圧力に負けた相手が組んでくると、しっかりと柔術で仕留める。

カウンターのグラップリングが強いだけでなく、マシャードは自ら組みの展開に持ち込み、テイクダウンからパウンドで相手を失神に追い込んだ勝利もある。

対するルブは昨年までMMAが認められなかったフランスで、パウンド禁止の100%Fightでキャリア序盤を過ごし、英国やポーランドのローカルショーから欧州大会限定ではあったが、UFCにもステップアップを果たした。

1勝2敗でUFCをリリースされると、ロシアのM-1ではタイトルコンテンダーとなり(※16日のBRAVE CF出場のロマン・ボガトフにTKO負け)、パンデミック後も昨年10月にMMAが解禁されたフランスはパリ郊外のヴィトリーシュルセーヌで開かれたMMA GPのメインに出場。

(C)MMAGP

ポルトガル人ファイターのジョアォ・ボンフィムを腹固めで腕を極めタップを奪っている。

さすがはパウンド無しMMAの経験者といえるフィニッシュの持ち主ルブだが、打撃ではスピードがなくマシャードの遅れを取っている。その打撃戦で消耗することなくルブが組み技の展開に持ち込めば、柔術✖極めっこという興味深い展開が待っているメインのライト級選手権試合だ。

■UAE15/EFC32対戦カード

<UAEWライト級選手権試合/5分5R>
[王者]ブルーノ・マシャード(ブラジル)
[挑戦者]ミキャエル・ルブ(フランス)

<73キロ契約/5分3R>
シャミール・ザフロフ(ロシア)
ヘナート・ゴミス(ブラジル)

<64キロ契約/5分3R>
エリアス・ブグズダム(フランス)
ジェシー・アーネット(カナダ)

<ウェルター級/5分3R>
セイジド・イザガクマエフ(ロシア)
カールストン・ハリス(ガイアナ)

<フェザー級/5分3R>
ムイン・ガフロフ(タジキスタン)
ワルテル・サモラ(コスタリカ)

<バンタム級/5分3R>
スルタン・ジョルドシュベク(カザフスタン)
ヴィニシウス・ジ・オリヴェイラ(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
リナット・ファクレトディノフ(ロシア)
エリック・スパイスリー(米国)

<ライト級/5分3R>
アブドゥラクマン・ジティノワソフ(ロシア)
ウィリアム・スタークス(米国)

<バンタム級/5分3R>
マルトン・メスルミアン(アルメニア)
ダニエル・ヴェガ(メキシコ)

<バンタム級/5分3R>
アイリヨホン・ハミドフ(ウズベキスタン)
ルイ・ジョーダン(カナダ)

<63キロ契約/5分3R>
シャミル・マゴメドフ(ロシア)
ジャイソン・マルガロ(フィリピン)

<ミドル級/5分3R>
エリシャ・パクニス(ノルウェー)
モハメド・オシイリ(レバノン)

<ウェルター級/5分3R>
シェクバン・アルハソフ(ロシア)
バシレ・スプロヴィッチ(モルドバ)

<バンタム級/5分3R>
ラムザン・ヤカエフ(ロシア)
レアンドロ・ゴミス(ポルトガル)

<ミドル級/5分3R>
イマムシャフィ・アリエフ(ロシア)
ピム・クスター(オランダ)

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【UAEW15&EFC32】UAEウォリアーズとイーグルFCが合体。ヌルマゴメドフ軍団が、砂漠に大挙集結!!

【写真】ザフロフを始めヌルマゴメドフ軍団の民族大移動の一歩となるか(C)MMAPLANET

15日(金・現地時間)、アラブ首長国連邦のアブダビ首長国は柔術アリーナでUAE Warriors15 が開催される。翌16日(土・同)には同会場から32キロほど西にあるヤス島UFC Fight IslandでUFC on ABCが行われるなど、2021年のMMAはUAEから始まるといった印象だ。

そんなUAEW15は、カビブ・ヌルマゴメドフの父で昨年7月に新型コロナウィルス感染が原因で逝去したアブドオゥルマナプ・ヌルマゴメドフ追悼大会でもある。

同時にMMAを引退したヌルマゴメドフが買収したEagle Fighting Championship(※旧名はGorilla FC)との共同開催となっている。もともとロシアやブラジルと結びつきの強いUAEの格闘技界だが、ヌルマゴメドフのロシア人ファイターの育成というプランもあってか、全15試合中ロシア人選手の出場は8選手、中央アジアや黒海&カスピ海周辺諸国の選手は5選手でイベントの大半を占める。

イベント名もUAEW15単独ではなくUAEW15/EFC32となった。そんな同大会、セミでUAEW初出場となるシャミール・ザフロフは、ヌルマゴメドフの盟友といって良い存在だ。


(C)ROAD FC

日本のMMA界ではRoad FC100万ドル争奪ライト級GPで準優勝となったことで知られるザフロフは、ヌルマゴメドフのトレーニング・パートナーで韓国の試合ではセコンドに就くこともあった。

同トーナメント決勝でマンスール・ベルナウイに敗れたものの、その8カ月後にザハロフはロードの象徴といえるクォン・アソルを完封し、そのテイクダウン&コントロールの強さを見せつけている。

ゴリラFCでの1試合を経て、ヌルマゴメドフの手引きのより中東で戦うこととなったザフロフの対戦相手ヘナート・ゴミスもまた同プロモーション初登場のブラジリアンだ。それだけに勝利はデフォルトで恐らくはUFC関係者も目にする今回の試合は、パフォーマンスが重要になってくるだろう。

EFCとの合体でアラビア色よりも、ムスリム色が強いといっても過言でなくなった砂漠のフィーダーショーにはONEを離れたムイン・ガフロフも参戦する。昨年11月大会出場予定が、今大会にスライドされたタジキスタン人ファイターは、修斗ブラジルやコンバッテ・アメリカスでキャリアを重ねてきたコスタリカ人ワルテル・サモラと相対する。

ジョン・リネケルには競り負けたものの、ONEバンタム級の上位にあったガフロフの中東入りはMMA界の時世、趨勢を表しているのだろうか。

また一昨年来、自らの負傷、対戦相手の欠場、コロナで大会延期、そして計量失敗とUFCで4度連続で試合が流れた結果、フリーエージェントとなったエリック・スパイスリーとキャリア19勝2敗のリナット・ファクレトディノフとの対戦も決まっている。

ファクレトディノフはゴリラFCミドル級王者で、同じく今大会でカールストン・ハリスと戦うセイジド・イザガクマエフもゴリラFC暫定ウェルター級チャンピオンだ。ヌルマゴメドフ軍団が中東経由で世界を目指す場と化したUAEW/EFC、ザフロフ、ファクレトディノフ、イザガクマエフにとって一大デモンストレーションの場となるであろうか。

なお今大会は新型コロナウィルスのワクチンを投与したファンに限って、会場での観戦が認められている有観客大会として開催される。

■UAEW15/EFC32対戦カード

<UAEWライト級選手権試合/5分5R>
[王者]ブルーノ・アゼレド(ブラジル)
[挑戦者]ミキャエル・ルブ(フランス)

<73キロ契約/5分3R>
シャミール・ザフロフ(ロシア)
ヘナート・ゴミス(ブラジル)

<64キロ契約/5分3R>
エリアス・ブグズダム(フランス)
ジェシー・アーネット(カナダ)

<ウェルター級/5分3R>
セイジド・イザガクマエフ(ロシア)
カールストン・ハリス(ガイアナ)

<フェザー級/5分3R>
ムイン・ガフロフ(タジキスタン)
ワルテル・サモラ(コスタリカ)

<バンタム級/5分3R>
スルタン・ジョルドシュベク(カザフスタン)
ヴィニシウス・ジ・オリヴェイラ(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
リナット・ファクレトディノフ(ロシア)
エリック・スパイシー(米国)

<ライト級/5分3R>
アブドゥラクマン・ジティノワソフ(ロシア)
ウィリアム・スタークス(米国)

<バンタム級/5分3R>
マルトン・メスルミアン(アルメニア)
ダニエル・ヴェガ(メキシコ)

<バンタム級/5分3R>
アイリヨホン・ハミドフ(ウズベキスタン)
ルイ・ジョーダン(カナダ)

<63キロ契約/5分3R>
シャミル・マゴメドフ(ロシア)
ジャイソン・マルガロ(フィリピン)

<ミドル級/5分3R>
エリシャ・パクニス(ノルウェー)
モハメド・オシイリ(レバノン)

<ウェルター級/5分3R>
シェクバン・アルハソフ(ロシア)
バシレ・スプロヴィッチ(モルドバ)

<バンタム級/5分3R>
ラムザン・ヤカエフ(ロシア)
レアンドロ・ゴミス(ポルトガル)

<ミドル級/5分3R>
イマムシャフィ・アリエフ(ロシア)
ピム・クスター(オランダ)

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