カテゴリー
News other MMA PFL2021 アンソニー・ペティス ジョニー・ケース ナタン・シュルチ ブログ マーチン・ヘルド

【PFL2021】ライト級は2連覇中のシュルチ、アンソニー・ペティスらに加えマルチン・ヘルドの参加確定

【写真】3連覇目指すシュルチと2018年シーズンの準々決勝でドローだったケース (C)PFL

2日(火・現地時間)、PFLが2021年シーズンのライト級とフェザー級出場選手を発表した。

(C)Zuffa/UFC

4月23日(金・同)に開幕するPFL2021ライト。

ライト級ではこれまで2018&2019ウィナーのナタン・シュルチ、UFCから転じてきたアンソニー・ペティス、RIZINで活躍したジョニー・ケース、そしてオリヴィエ・オバメルシェとジョイルトン・ラターバッバという5選手の出場が明らかとなっていた。

ここに2019年ベスト4のアクメト・アリエフ、準優勝のロイック・ラジャポフ、さらに中止された2020年メンバーだったマーチン・ヘルドに加えカシアス・コラード、ミハイル・オジンツォフの5人の参戦が決定した。


新たに発表された5選手のなかで新顔は3人。コラードはカシアス・クレイ・コラードの異名を持つ選手で、戦績は18勝8敗ながら2019年にボクシングに転向。そのボクシングでは2年間で8勝2敗3分、2020年は5勝1敗と堂々たる戦果を挙げてものMMA復帰となる。

(C)ACA

ベラルーシ人のミハイル・オジンツォフは戦績18勝2敗、昨年ロシアのRCCボクシング・プロモーションが開いたRoad to PFLの優勝者だ。

そんな新顔のなかで再注目は、やはりマルチン・ヘルドか。

2020年シーズン参加予定だったヘルドは、この間もグラップリングマッチに出て、その組み技力を磨いてきた。

現状、この10名でフルエントリーとされているが、これまではレギュラーシーズンは13名の参加で9位以下の5選手がプレイオフに進出できないというフォーマットだったが、今年はレギュラーシーズンが2試合ということで、人数をしぼったことも考えられる。

※フェザー級の出場選手発表はコチラから

■ライト級出場決定選手

ナタン・シュルチ(ブラジル)
ジョニー・ケース(米国)
オリヴィエ・オバメルシェ(カナダ)
ジョイルトン・ラターバッバ(ドイツ)
アンソニー・ペティス(米国)
アクメト・アリエフ(ロシア)
カシアス・コラード(米国)
ミハイル・オジンツォフ(ベラルーシ)
ロイック・ラジャポフ(タジキスタン)
マーチン・ヘルド(ポーランド)

■その他の階級の出場決定選手

【フェザー級】
バッバ・ジェンキンス(米国)
シェイモン・モラエス(ブラジル)
チョ・ソンビン(韓国)
ランス・パーマー(米国)
モヴィッド・ハイブラエフ(ロシア)
ジェイソン・ソアレス(米国)
タイラー・ダイヤモンド(米国)
ブレンダン・ラウネーン(英国)

【ウェルター級】
レイ・クーパー3世(米国)
ローリー・マクドナルド(カナダ)

【ライトヘビー級】
セザー・フェレイラ(ブラジル)
ジョーダン・ヤング(米国)

【ヘビー級】
アリ・イサエフ(ロシア)
デニス・ゴルソフ(ロシア)
モハメド・ウスマン(米国)
ジャレッド・ウィリス(米国)
ヘイタム・モイル(ドイツ)
ヒーナン・フェレイラ(ブラジル)
ブランドン・セイルズ(米国)
ファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル)

【女子ライト級】
ケイラ・ハリソン(米国)

The post 【PFL2021】ライト級は2連覇中のシュルチ、アンソニー・ペティスらに加えマルチン・ヘルドの参加確定 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
News other MMA PFL2020 ケイラ・ハリソン ジェイソン・ソアレス ジョニー・ケース ナタン・シュルチ バッバ・ジェンキンス ブログ マーチン・ヘルド モハメド・ウスマン ランス・パーマー レイ・クーパーIII ローリー・マクドナルド

【PFL2020】ロリマク=ウェルター、ヘルド&ケース=ライト、過去最高が期待されたシーズンが1年先延ばしに

Kayla Harrison【写真】ケイラ・ハリソンは「2020年は試合をしない」ことを明言した (C)PFL/RYAN LOCO

20日(月・現地時間)、PFLが5月21日(木・同)からスタートを切る予定だった2020年シーズンを2021年の春まで延期することを発表している。

レギュラーシーズン→プレーオフ→ファイナルというフォーマットを持つPFLは、ピーター・モーリー代表が「新型コロナウィルスの感染拡大を受け、シーズンフォーマットを重視するPFLでは今シーズンのスタートを2021年春に延期する。PFLではファイター、ファン、PFLの社員、パートナーの健康こそ第一かつ最大に優先させるべきだと考えている」と話している。


ジェイソン・ソアレス(C)TITAN FC

ジェイソン・ソアレス(C)TITAN FC

2020年は女子ライト級、男子はフェザー級、ライト級、ウェルター級、ライトヘビー級、ヘビー級と2019年と同じクラスでシーズンが進められる予定だった。

女子ライト級はケイラ・ハリソン、シンディ・ダンドワ、フェザー級はランス・パーマー、バッバ・ジェンキンス、ジェイソン・ソアレス、ライト級はナタン・シュルチを筆頭にマーチン・ヘルド、ジョニー・ケース、ウェルター級ではブラダボーイことレイ・クーパー3世にローリー・マクドナルド、ヘビー級にカマル・ウスマンの弟モハメド・ウスマンらの出場が決まっていたシーズンは事実上1年間スライドされることとなった。

バッバ・ジェンキンス(C)BRAVE CF

バッバ・ジェンキンス(C)BRAVE CF

この間、ランディ・クートゥアーをホストに関連番組の放送を始めるようだが、モーリーは無観客のノンシーズン大会の開催に関しては、大いに興味を持ちながら「PFLはESPNを通じてファイトをファンに届けることに特化した大会だが、今はそのことについて話す時ではない」としている。

マーチン・ヘルド(C)ACA

マーチン・ヘルド(C)ACA

いずれにせよロリマクが参戦するウェルター級、パーマーの3連覇がかかったフェザー級には前Breve CFフェザー級王者ジェンキンス、Titan FCフェザー級王者フアレスという注目団体の王者が参戦し、ライト級にはケース&ヘルドと過去最高のメンバーといっても過言でないロースターが揃っていただけに、まる1年の延期は非常に残念。

せめて注目選手が勢ぞろいする前哨戦のようなワンマッチ大会を開催して欲しいものだが、この事態を受け、看板ファイターのハリソンはツイッターで「今年は戦うことはないことを皆と約束するわ」と呟いている。

また2021年には2020年シーズンを詰め込み、本来の2021年シーズンとともに2シーズンを実行するのかなども明らかとはなっていない。