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【PFL2023#04】プレーオフ進出を賭けたウェード戦へ、工藤諒司─02─「相手も1Rから極めにくる」

【写真】これが工藤が見ている風景だ (C)PFL

8日(木・現地時間)にジョージア州アトランタのオーバータイムエリート・アリーナで開催されるPFL2023#04で、クリス・ウェードと対戦する工藤諒司のインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

インタビュー中、工藤は何度も「KOしないと次に繋がらない」という言葉を口にした。1Rでウェードを仕留めることができれば、昨年同様プレーオフに進出することができる。PFL2023年シーズンのフェザー級ランキングは現在、以下のとおりだ。

【フェザー級ランキング】
1位 5p ブレンダン・ラウネーン
2位 3p バッバ・ジェンキンス
3位 3p モヴィッド・ハイブラエフ
4位 3p ガブリエル・ブラガ
──────────────────────────────────
5位 0p ヘスス・ピネド
6位 0p 工藤諒司
7位 0p クリス・ウェード
8位 0p マルロン・モラエス
9位 0p タイラー・ダイヤモンド
10位0p チョ・ソンビン

この状況のなか、工藤は「初戦を落としているウェードが相手だからチャンスがある」と語った。

<工藤諒司インタビューPart.01はコチラから>


――昨年のフローレス戦は、教科書のような右オーバーハンドによるKO勝ちだったと思います。工藤選手にとっても、フローレス戦のようなイメージを持っているのでしょうか。

「ありがとうございます。これまでのキャリアを考えても、あの右は一番良かったと思いますね。力まず、軽く出したパンチが入りました。そういうパンチが効くんだなって勉強にもなりましたし」

――それはPFLという場でも、テイクダウンされずに自分の右を当てたら勝てるという自信に繋がりましたか。

「そうですね。自分も倒せる打撃を持っているんだということを再確認できました。その打撃を最大の武器として戦っていきたいと考えています。PFLで勝つために、自分のやるべきことが明確になったといいますか」

――先ほど工藤選手も言われたように、今年もプレーオフへ進むためには、次の対戦相手クリス・ウェードをKOしなければなりません。しかも、できるだけ早い段階で。このPFLの仕組み自体は、どのように考えていますか。

「どの試合も勝たなければいけないので、特に考えたことはないですけど――多くの選手は初戦って、ポイントを取るための試合をしているという印象はありますね。あまりリスクは冒さず、しっかりと判定で勝つための試合展開で」

――実際、工藤選手の初戦も相手のハブライエフが、その戦法で来たわけですね。

「僕の場合は、判定ではなく決着をつける試合をしたいと思っています。もちろんハブライエフ戦も倒し切りたいという気持ちを持っていました。その試合を落としてしまい、何がなんでも次の試合は倒さないと次に進めないので、むしろ自分にとっては良い状況なのかもしれません」

――PFLも選手がクイックシックスを求める仕組みを創った。つまり初回からフィニッシュを目指すような試合をさせるためのシステムですよね。一方で工藤選手の場合は無理やりPFLのルールに合わせるのではなく、工藤選手のスタイルとPFLの求めるものが一致しているのでは……という印象があります。

「確かに、そうなんですよね。クイックシックスを狙うために自分のスタイルを崩すわけではないですから。もちろん今回も1RからKOを狙います。ここで6ポイントを獲得するしかプレーオフに繋がる方法はないので」

――率直に、クリス・ウェードはクイックシックスを狙える相手だと思いますか。

「はい、そう思っています。もともと相手も初戦を落としていて、僕としては初戦を落とした者同士の対戦って考えていなかったんですよ。勝っている選手と負けている選手の対戦——それが基本的な流れじゃないですか」

――通常ならば、そういうマッチメイクになるでしょうね。

「負けた者同士だと状況が変わります。初戦を落とした者同士だから、相手もクイックシックスを狙って1Rから極めに来るでしょう。それが打撃で来るのか寝技で来るのかは分からないけど、お互いにフィニッシュしなければいけない。だからこそ自分にもチャンスがあると思っています」

――ではファイターとしてのウェードの印象を教えてください。

「レスリングベースで、打撃とグラップリングもできる選手ですね。ファイターのレーダーチャートがあるとすれば、全ての項目の点数が高いタイプだというイメージです。怖いのは左ストレートとハイキック。そのあたりの打撃はもらわないように攻めていきたいですね。あとは試合が始まってみないと分からないところもありますけど」

――全部できるファイターだからこそ、何で来るかが読めないところがある。反対にウェードのほうは、1Rで仕留めきるタイプではないですよね。

ベスト4が2度、準優勝が1回。嫌な打撃、怖い組みを持つクリス・ウェード

「そう思います。

自分としては相手がどう出て来たら、こうするという戦略も固まっています」

――まだウェード戦を控えている段階でお聞きするべきことではないかもしれませんが、プレーオフに出場してハブライエフに借りを返したいですか。

「バッハ・ジェンキンスもそうですし、負けている選手には借りを返したいです。そのためにも、ウェード戦でキッチリと仕留めたい。判定決着になっても自分としては面白くないし、何よりプレーオフに繋がりません。もちろん勝って嬉しくない試合はないです。でも大事なのはこの試合で判定勝ちすることではなく、プレーオフに進出して優勝することなので」

■視聴方法(予定)
6月9日(金・日本時間)
午前7時30分~DAZN

■ PFL2023#04対戦カード

<フェザー級/5分3R>
ブレンダン・ラウネーン(英国)
ヘスス・ピネド(ペルー)

<フェザー級/5分3R>
モヴィッド・ハイブラエフ(ロシア)
タイラー・ダイヤモンド(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
マールシン・ハムレット(ノルウェー)
サム・ケイ(豪州)

<フェザー級/5分3R>
バッバ・ジェンキンス(米国)
チョ・ソンビン(韓国)

<ライトヘビー/5分3R>
ジョシュ・シルヴェイラ(米国)
デラン・モンチ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
マルロン・モラエス(ブラジル)
ガブリエル・アウベス・ブラガ(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
タイ・フローレス(米国)
ダン・スポーン(米国)

<フェザー級/5分3R>
クリス・ウェード(米国)
工藤諒司(日本)

<ライトヘビー級/5分3R>
インパ・カサンガネイ(米国)
ティム・キャロン(米国)

<女子フェザー級/5分3R>
アビゲイル・モンテス(メキシコ)
ブランディ・ヘスター(米国)

<フェザー級/5分3R>
アレクセイ・パーガンデー(米国)
アキーム・バシアー(米国)

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【PFL2023#04】工藤諒司、2戦目の相手はクリス・ウェード。プレーオフ進出の可能性は、まだまだある

【写真】いやぁ、良いマッチアップ。勝てる可能性はプレーオフ進出より、さらに高い(C)PFL

26日(水・現地時間)、6月8日(木・同)にジョージア州アトランタのオーバータイムエリート・アリーナで開催されるPFL2023#04の対戦カードが発表された。

フェザー級とライトヘビー級の2階級のレギュラーシーズン2戦目にして最終戦。工藤諒司はクリス・ウェードと対戦することが決まった。両者の対決に触れる前に、現状のランキングを確認しておきたい。

【フェザー級ランキング】
1位 5p ブレンダン・ラウネーン
2位 3p バッバ・ジェンキンス
3位 3p モヴィッド・ハイブラエフ
4位 3p アレハンドロ・フローレス
──────────────────────────────────
5位 3p ガブリエル・ブラガ
6位 0p ヘスス・ピネド
7位 0p ダニエル・トーレス
8位 0p 工藤諒司
9位 0p クリス・ウェード
10位 0p マルロン・モラエス


2021年シーズン準優勝&2022年ベスト4のウェードは、PFL活動初年度のライト級参戦時に川名雄生を初回にギロチンチョークで破っている確かな実力者だが、今年は初戦でバッバ・ジェンキンスに判定負けを喫している。その結果、0Pで初戦でブレンダン・ラウネーンに2RでKO負けしたマルロン・モラエスが最下位のランクで現状はブービー賞、下から2番目にランクされている。

工藤もまた、モヴィッド・ハイブラエフに敗れ0Pで8位だ。つまりは8位と9位の下位対決と見られがちだが、ここが僅か2戦のレギュラーシーズン、PFL首脳の──ウェードなのか工藤かのか、果てはそのいずれかにプレーオフ進出の期待が込められているマッチアップといえる。

今回PFLが明らかにしたマッチアップで0P同士の対戦はこの1戦のみ。首位のラウネーンは6位のピネドと。3位のハイブラエフの相手は7位のダニエル・トーレス、さらに4位のアレハンドロ・フローレスが最下位のモラエスと戦う。

さらにいえば5位のガブリエル・ブラガは、シーズン2戦目は用意されておらず、初戦直前にメディカル書類の不備で試合出場ならなかったチョ・ソンビンが大まくりを目指し、2位のバッバ・ジェンキンスと相対する。

勝手な予測だが、PFLサイドは1位から3位はこのままプレーオフ進出に順当な勝利を望んでいる。ラウネーンは最大11P獲得でき、他の2選手は勝てば6Pが約束されている。仮にこの3名がボーナスポイントを献上して敗北するなら、大穴の誕生でプレーオフをさらに興味深くなる。

他方、フローレスにはモラエスを当て、一発逆転ビッグネームのプレーオフ進出への可能性を残した。それは工藤とウェードにも当てはまる。仮に上位の大崩れがなく、順当に勝ち星を重ね、フローレスがモラエスを下すと工藤のプレーオフ進出はなくなる。

その一方でフローレスが敗れた場合、ウェードと工藤の勝者がボーナスを得られると、最後の4枠目を獲得できるというわけだ。また試合順を見れば、工藤✖ウェードはモラエス✖フローレスの一つ後。勝手ながら、非常に打たれ弱くなっているモラエスのひと踏ん張り、そして可能な限り最小得点獲得という流れがあれば、工藤にとって(もちろんウェードにとっても)最高の状況が整う。

そんな捕らぬ狸の皮算用に関係なく、工藤に必要なのは昨年度と同じクイックシックス。ウェードもそこを狙ってくることで、あのねちねちとしたフォークスタイルのコントロールではなく、大きな振りのパンチやバランスの悪い蹴りを多用してくる可能性は高くなる。となれば、工藤の左右どちらも倒せる拳の炸裂の確立も高くなる。

他力本願であるが可能性を秘めたウェード越え──に期待したいセカンド・ラウンドだ。

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【PFL2023#01】PFL2023#01 Gallery 大きくて動けるのは武器──計量Before & After

【写真】本計量でもデカいだろうと感じるジェンキンス、このリカバリーで15分間動き続けた(C)PFL

1日(土・現地時間)に開催されたPFL2023#01。フェザー級とライトヘビー級のシーズンが幕を開けたメインで昨年王者のブレンダン・ラフネーンがマルロン・モラエスの前足をカーフで破壊して勝利し、2021年王者で1年半ぶりの実戦復帰となったモヴィッド・ハイブラエフは、テイクダウン&コントロールで工藤諒司に判定勝ちを収めた。

そんなPFLシーズン開幕戦からフェザー級6選手の本計量~セレモニアル計量~ファイトのフレームの違いを比較。ダイエット&リカバリーを武器にできるかできないかは選手次第だ。そして、武器に出来る選手はケージの中でアドバンテージを得ることができる。

ここに挙げた6選手、ラフネーン、ハイブラエフ、バッバ・ジェンキンスの戻り方はやはり目を見張るものがある。一方でかつてはライト級で戦っていたクリス・ウェードはそれほどでもない。また本計量からセレモニアル計量の間に戻っている選手と、試合当日に大きくなっている選手がいる。

六者六様のフレームの変化、計量Before & Afterを見比べてみたい。


モヴィッド・ハイブラエフ

ブレンダン・ラウネーン

クリス・ウェード

工藤諒司

ダニエル・トーレス

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MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#01 キック ブレンダン・ラウネーン マルロン・モラエス

【PFL2023#01】左右のカーフで、前足を壊されたマルロン・モラエス。ラウネーンがKO勝ちで好スタート

<フェザー級/5分3R>
ブレンダン・ラウネーン(英国)
Def.2R1分11秒by KO
マルロン・モラエス(ブラジル)

モラエスが最初の右カーフを空振りする。ラウネーンのジャブに左インローから、右カーフをモラエスが入れる。同じ左右ローのコンビネーションを繰り出したモラエスに対し、ラウネーンはジャブを続け、右カーフを返す。カーフに右を合わせたラウネーンが、逆にカーフを続ける。スピニングバックフィストを外されたモラエスは、左フックをヒット。モラエスはカーフをチェックして、サウスポーにスイッチする。ラウネーンは変わらず前足を蹴り、頭が当たったとモラエスがブレイクを要求。すぐにリスタートとなり、モラエスはスピニングバックキックを見せ、右アッパーを入れる。

ラウネーンはカーフを効かせ、右ストレートをヒット。腰が落ち、下がったモラエスは直後の左カーフで姿勢を乱し、追撃でついにダウンを喫する。ダブルレッグも決まらずハイキックを受けそうになったモラエスは時間に救われたが、足を引きずってコーナーに戻った。

2R、ドクターチェックを受け2Rに応じたモラエスは、オーソで構えてパンチでラッシュを掛ける。回ってかわすラウネーンが右カーフ。モラエスは飛び込んでパンチを振るうが、ラウネーンはかわして堅実にカーフを続ける。構えを変え、左右のローで前足を定期的に蹴るラウネーン。その度に動きが止まるモラエスだが、必死に左フックを合わせていく。近距離で右ハイを見せて左アッパーを放ったモラエスだが、続く右カーフで左足を潰され前方に倒れて終幕となった。

フェザー級で唯一ボーナス2Pを獲得し、5Pでランク1位とラウネーンは「バイオレンスな試合をすることだった。フィニッシュに眠らせる必要はない。それでも危険な戦いをして5Pを手にすることはできる。ハイブラエフ、僕はすでにチャンピオンだ。もうあんな試合にはならない。5分✖5Rでマンチェスター・アリーナで戦おう」と笑顔で話した。


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Gladiator MMA MMAPLANET o PFL PFL2023#01   アルジャメイン・ステーリング アレハンドロ・フローレス インパ・カサンガネイ ガブリエル・ブラガ クリシュトフ・ヨッコ クリス・ウェード ジョゼ・アルド ダニエル・トーレス チアゴ・マヘタ・サントス チョ・ソンビン バッバ・ジェンキンス ブレンダン・ラウネーン ヘスス・ピネド マルロン・モラエス マールシン・ハムレット モハマド・ファフレディン モヴィッド・ハイブラエフ ロブ・ウィルキンソン 工藤諒司

【PFL2023#01】計量終了 チョ・ソンビン、メディカルにパスせず欠場。モラエス「今もベストの1人」

【写真】映像では、もっと身長差があったように見えたラウネーンとモラエスだった(C)PFL

1日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのザ・シアター@ヴァージンホテルで開催されるPFL2023#01の計量が、3月31日(金・同)に終了している。

1月にGladiatorで衝撃的な強さを見せたチョ・ソンビンは、2年振りのPFL参戦に向け本計量を146ポンドでパスしたが、何とメディカルをパスせず欠場に。

セレモニアル計量開始15分前にガブリエル・ブラガの代替出場が決まった。

3月のPFLチャレンジャーシリーズで勝利しているブラガは、144.5ポンドで計量をパス。

セレモニアル計量で体重計の上で「レッツゴー」と叫び声を挙げ、終始笑顔だった。


メインで対戦する昨年のフェザー級王者ブレンダン・ラウネーンと、マルロン・モラエスは明らかな身長差があり、フェイスオフでは上と下から視線をぶつけあった。

2014年3月にハードロックホテル&カジノ内ザ・ジョイントと呼ばれた同会場でWSOF世界バンタム級王座を獲得しているモラエスは「素晴らしい雰囲気だよ。会場は最高だ。PFLは最高の大会を開き、僕はここでベルトを巻く。戦い続ける理由? コレが好きだから戦い続けているんだ。そして、この試合で勝って、僕は今も世界のベストの1人だと証明してみせる」と話した。

一方ラウネーンは「チャンピオンになって、シーズンオフは少し休んだ。家族や友人と楽しい時を過ごしてね。けど、1月からタイに渡ってトレーニングをし、この日のためにほとんどを過ごしてきた。モラエスはジョゼ・アルド、アルジャメイン・ステーリングに勝っている。明日はベストバージョンのマルロン・モラエスと戦いたい」と意気込みを語っている。

なお日本から出場の工藤諒は+500というオッズがつき、対するは2021年度の世界王者モヴィッド・ハイブラエフは実に-675と掛け率では圧倒的な差がついている。

そんな両者はフェイスオフを終え、穏やかな表情で握手を交わした。

■視聴方法(予定)
4月2日(日・日本時間)
午前7時30分~DAZN

■ PFL2023#01計量結果

<フェザー級/5分3R>
ブレンダン・ラウレーン: 146ポンド(66.22キロ)
マルロン・モラエス: 145.4ポンド(65.95キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ロブ・ウィルキンソン: 205.4ポンド(93.16キロ)
チアゴ・マヘタ・サントス: 206ポンド(93.44キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
クリシュトフ・ヨッコ: 205.4ポンド(93.16キロ)
ウィル・フルーリー: 205.6ポンド(93.25キロ)

<フェザー級/5分3R>
モヴィッド・ハイブラエフ: 145.8ポンド(66.13キロ)
工藤諒司: 146ポンド(66.22キロ)

<フェザー級/5分3R>
クリス・ウェード: 145.6ポンド(66.04キロ)
バッバ・ジェンキンス: 146ポンド(66.22キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
マールシン・ハムレット: 205.6ポンド(93.25キロ)
モハマド・ファフレディン: 205ポンド(92.99キロ)

<ライトヘビー/5分3R>
ジョシュ・シルヴェイラ: 202.8ポンド(91.98キロ)
サム・ケイ: 206ポンド(93.44キロ)

<フェザー級/5分3R>
アレハンドロ・フローレス: 145.4ポンド(65.95キロ)
ダニエル・トーレス: 146ポンド(66.22キロ)

<フェザー級/5分3R>
チョ・ソンビン: 146ポンド(66.22キロ)
ヘスス・ピネド: 144.6ポンド(65.58キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
デラン・モンチ: 205.4ポンド(93.16キロ)
タイ・フローレス: 206ポンド(93.44キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
コリー・ヘンドリックス: 205ポンド(92.99キロ)
インパ・カサンガネイ: 205.4ポンド(93.16キロ)

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Gladiator Gladiator020 MMA MMAPLANET o ONE PFL PFL2023#01 UAEW UFC アレハンドロ・フローレス アンドレ・ハリソン エウベウチ・バーンズ キック クリス・ウェード ダニエル・トーレス チアゴ・マヘタ・サントス チョ・ソンビン バッバ・ジェンキンス ブレンダン・ラウネーン マルロン・モラエス モヴリッド・ハイブラエフ ランス・パーマー ロブ・ウィルキンソン 中川皓貴 工藤諒司

【PFL2023#01】PFL開幕戦で工藤諒司が19勝0敗1分のハイブラエフと対戦。グラジ王者チョ・ソンビンも出場

【写真】これはまた凄まじい相手との対戦が決まった工藤だ(C)PFL

16日(木・現地時間)、4月14日(金・同)にネヴァダ州ラスベガスのザ・シアター・アット・ヴァージンホテルズで開催されるPFL2023年レギュラーシーズン=キックオフ大会の追加カードと出場参加選手が発表され、工藤諒司が2021年シーズン優勝者モヴリッド・ハイブラエフと対戦することが明らかとなった。

2023年シーズンはフェザー級とライトヘビー級が開幕戦となり、2022年フェザー世界王者のブレンダン・ラウネーンがマルロン・モラエス、同ライトヘビー級世界王者ロブ・ウィルキンソンがチアゴ・マヘタ・サントスという両UFCベテランと戦うことが既にアナウンスされていた。

昨年ベスト4の工藤の継続参戦は決定事項だったが、レギュラーシーズンは2戦しか実施されないなかで、初戦がハイブラエフとのマッチアップとは如何に彼が世界の高みで戦っているのかの表れだ。

しかも前述したラウネーン✖モラエス、そして昨年の準優勝で工藤を準決勝で破ったバッバ・ジェンキンスがもう1人のベスト4=クリス・ウェードと対戦する一番に並び、工藤✖ハイブラエフはESPNで中継されるメインカードに組み込まれている。


重量級大好き米国にあって今大会のメインカードはライトヘビー級が2試合、フェザー級が3試合となっている。それだけ注目度の高い階級で、2度目のシーズン挑戦となる工藤。しかしハイブラエフは簡単な相手でない。どころか非常に厳しい相手といえる。

キャリア19勝0敗1分──ロシアは北コーカサス、ダゲスタン生まれの32歳。同地のファイターの多くに見られるフリースタイルレスリングから格闘技を始めたハイブラエフも、コンバットサンボに転身しMMAという路を選択した。

アブドゥルマナップ・ヌルマゴメドフの指導の下、キャリア11連勝でONEと契約し、現UFCファイターのエウベウチ・バーンズを破るも僅か1試合でアジアを去り、母国で1試合を挟むとPFL 2019年シーズンに臨んだ。

初戦でデイモン・ジャクソンをヒザ蹴りで10秒KOという衝撃的な北米デビューを果たしたハイブラエフだったが、続くアンドレ・ハリソン戦はドロー、シーズン準々決勝でダニエル・ピエダのフックで沈みシーズン制覇はならなかった(※後にピエダがテストで陽性となり結果はノーコンテストに)。

初めてキャリアの挫折を経験したハイブラエフだが、UAEWを経て2021年シーズンに挑むとランス・パーマー戦ラウネーン戦ウェード戦などをクリアしPFLの頂点に立つ。連覇が期待された2022年シーズンは負傷欠場となり、今回の工藤戦が1年半ぶりの実戦復帰だ。

いわば工藤は優勝候補筆頭と対戦するわけだが、ポジティブに考えるとここで勝てば2年連続プレーオフ進出に大きなアドバンテージを持つことになる。ばかりか、他の選手にとってもハイブラエフの敗北はシーズン制覇の道を幾分か優しくするものだ。

レスリング&コントロールに徹して来られると、正直分は相当に悪いだろう。ただし、ハイブラエフが打撃で攻めてくるなら今や工藤は左右の両方の拳でノックダウンを奪うことができる。つまりは、テイクダウンを如何に切るかが鍵となってくる。

そして、テイクダウンを許してもスクランブルに持ち込み、凌ぐ。ハイブラエフを動かして疲れさせる。フィニッシュ勝利にはボーナスという利点があるが、工藤は15分のフルファイトで10分間は我慢の展開──残りの5分でボーナス1Pが付随するフィニッシュ勝利を目指すぐらいの開き直った心理状態から準備を始め、徐々に勝機が増す戦術を確立させていって欲しい。

(C)KSW

メインカードの3試合以外のフェザー級レギュラーシーン出場選手も注目だ。

まず昨年工藤にKO負けしているアレハンドロ・フローレスと元KSWフェザー級王者ダニエル・トーレスがプレリミでマッチアップされている。

2021年1月トーレスは当時、欧州で最強非UFCファイターという評判だったサラディーヌ・パルナスを右フックの上腕がテンプルをかすめるパンチでKOし、ベルトを巻いている。

工藤という物差しがあるフローレスとの試合で、トーレスの力量を測ることができる一番といえる。また対戦相手は未定だが、今回のリリースでチョ・ソンビンのシーズン出場も明らかとなっている。

元UFCファイターで、2021年シーズン以来のPFL参戦が決定したジョ・ソンビンは1月22日のGladiator020で中川皓貴を2分12秒でKOし、フェザー級のベルトを巻いたばかりだ。

そのフェザー級を越えた──ウェルター級を思わせる体躯で、北米再チャレンジを決めたチョ・ソンビン。PFLのマッチメイク次第で工藤との対戦をあり得るだけに、彼の試合も見逃せないシーズン開幕戦となる。

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MMA MMAPLANET o PFL PFL2022#10 バッバ・ジェンキンス ブレンダン・ラウネーン

【PFL2022#10】魂のベストバウト。ジェンキンスにTD許さなかったラウネーンが殴り勝ちフェザー級優勝

<フェザー級決勝/5分5R>
ブレンダン・ラウネーン(英国)
Def.4R2分38秒by TKO
バッバ・ジェンキンス(米国)

左ミドルハイから右ジャブを、スイッチスタンスのラウネーンに見せたジェンキンス。ダブルレッグに距離を取ったラウネーンは左カーフを蹴る。素早いジャブにも反応しているラウネーンが、左ストレートをかわす。アッパーからの低い姿勢のダブルレッグを身を翻すように逃げたラウネーンだったが、右フックを打たれダブルレッグでケージに押し込まれる。

アンクルピックから殴りつつ、バックを狙ったジェンキンスに対し、ラウネーンは即胸を合わせて反応する。ならばとシングルで右足を取ったジェンキンスが、右のパンチを顔面に打ち込む。回って離れたラウネーンは左ハイをかわし、左ローを蹴る。ジェンキンスは右ジャブを当て、ローに右を合わせる。スイッチから左右のローカーフを蹴るラウネーンは、テイクダウンを防ぐために基本カーフの距離を位置取る。終盤、右を当てたジェンキンスが初回をリードした。

2R、スピーディーなジャブの応酬から、テイクダウンの機会を伺うジェンキンスのジャブがラウネーンを捕らえる。ラウネーンも右ジャブを返し、ジェンキンスの左をかわす。ローを蹴られ「カモン」と口にした直後にジャブを被弾したラウネーンは右を差され、シングルでケージに押し込まれると鉄槌を落とす。バックを許さず、離れたラウネーンは左カーフを蹴り、左ボディを受ける。右前蹴りから左カーフのラウネーンに、ジェンキンスも左カーフを返して右ハイをガードする。

右ジャブから左フックを決めたラウネーンが、右ハイをブロックされた直後に右を届かせる。勢いがラウネーンに傾きつつあるなか、蹴りが急所に入ったジェンキンスがしゃがみこむ。再開後、右ミドルを入れたラウネーンが左カーフを蹴り時間となった。

3R、ジェンキンスの早いパンチを避けるラウネーン、互いに蹴りを受けてパンチを伸ばす状態でジェンキンスがワンツー&ショートフックを決める。組みのフェイクから、右を当てたジェンキンスは左から右をヒットさせ、パンチの精度が上がる。間合いを外したラウネーンがワンツーから右インローを蹴る。手数を伴ったタフな主導権争い──ジェンキンスはテイクダウンを仕掛けず、打撃勝負でスタミナのロスを防ぐ作戦か。

前足を蹴られるが、重い右クロスを決めたジェンキンスは左ミドルを蹴っていく。残り1分40秒でシングルレッグからダブルでケージにラウネーンを押しこむジェンキンスだが、ラウネーンが足を抜いて離れる。直後にダブルジャブを被弾したラウネーンが、ワンツーで反撃に。前足を蹴られ、構えを変えたジェンキンスが右を被弾してヒザ蹴りでケージにつめられる。ワンツーから左ボディショット、ヒザ蹴りとラッシュを掛けたラウネーンは前に出てきたジェンキンスにヒザを入れ、ワンツーに繋げてタイム──余裕の笑みを浮かべた。

4R、疲労の色が見えるジェンキンスがジャブから左を伸ばす。さらに右を当てたジェンキンスはラウネーンの前蹴りからワンツー、さらにカーフと攻められると組んでテイクダウンへ。低い姿勢のテイクダウン狙いは、ここもラウネーンがすり抜け打撃の攻防に。ついに前足を蹴られて姿勢を乱すようになったジェンキンスは、ワンツーから右を被弾する。カーフとワンツーのコンビで攻勢のラウネーンは、右ストレートを打ち込む。後ろ足がさがり、体が沈んだジェンキンスにパンチをまとめたラウネーンがTKO勝ちで、フェザー級制した。

テイクダウン防御が、ほぼ完ぺきだったラウネーンが事前の予想を覆し100万ドルを手にし、勝利者インタビュー中にケージを去ろうとしたジャンキンスを呼び止め、ハグで健闘を称え合った。そして「ベルト、100万ドルは置いて。2人のベストレスラーを破った僕は、他団体を含めてもベストのフェザー級ファイターの1人だと証明できたと思う。このスポーツで最もタフなコンペティションだ。家族の人生を変えられる? だから感情的になっているんだ。こんなホテル探しが大変な時に、マンチェスターから来てくれた皆に感謝している」と声を詰まらせ、ベルトを高々と掲げた。


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『2022 PFL Championship』前日計量動画


MAIN CARD (Pay-per-view, ESPN+, 8 p.m. ET)

・Kayla Harrison (154.4) vs. Larissa Pacheco (154.2)
・Bubba Jenkins (145) vs. Brendan Loughnane (144.8)
・Ante Delija (241.8) vs. Matheus Scheffel (254.2)
・Julia Budd (146) vs. Aspen Ladd (145.4)
・Olivier Aubin-Mercier (154.6) vs. Stevie Ray (154.6)
・Sadibou Sy (169.6) vs. Dilano Taylor (169.4)
・Omari Akhmedov (202.8) vs. Rob Wilkinson (204.6)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 5:30 p.m. ET)

・Marlon Moraes (146) vs. Sheymon Moraes (145.8)
・Natan Schulte (155.4) vs. Jeremy Stephens (155.8)
・Magomed Magomedkerimov (175.8) vs. Gleison Tibau (174.6)
・Katherine Corogenes (124.3) vs. Dakota Ditcheva (125.6)
・Biaggio Ali Walsh (154.8) vs. Tom Grasser (154.8)

 『2022 PFL Championship』前日計量結果。今大会は7つの階級(女子ライト級、フェザー級、ヘビー級、女子フェザー級、ライト級、ウェルター級、ライトヘビー級)の決勝戦が行われますが、優勝賞金100万ドルが懸かっているだけあって全員パス。マルロン・モラエス、ジェレミー・スティーブンス、グレイソン・チバウらが出場する前座でも全員パスしています。




 前日計量動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・ケイラ・ハリソン vs. ラリッサ・パチェコはハリソン支持10人、パチェコ支持1人。

・ブレンダン・ラウネーン vs. バッバ・ジェンキンスラウネーン支持7人、ジェンキンス支持4人。

・アンテ・デリア vs. マテウス・シェッフェウは11人全員デリア支持。

・ジュリア・バッド vs. アスペン・ラッドバッド支持6人、ラッド支持5人。

・スティービー・レイ vs. オリヴィエ・オウビン・メルシエは11人全員オウビン・メルシエ支持。

・ディラノ・テイラー vs. サディボウ・シはテイラー支持5人、シ支持6人。

・オマリ・アクメドフ vs. ロブ・ウィルキンソンはアクメドフ支持4人、ウィルキンソン支持7人。続きを読む・・・
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【PFL2022#10】計量終了 6階級のファイナルは全員パス。モラエス対決。バッド✖ラッドにも要注目

【写真】気が付けば16連勝が掛かっているケイラ・ハリソン。キャリアの初のタフファイトを経験することになるのか (C)PFL

25日(金・現地時間)、ニューヨーク州ニューヨークシティのMSG内Huluシアターで開催されるPFL2022#10 「Championships」の計量が行われた。

PFL2022年シーズン・フィナーレ、さすがに100万ドルが掛かった一戦で計量を失敗する選手はいなかった。


メインでキーラ・ハリソンと女子世界ライト級王座を賭けて戦うラリッサ・パチェコは「3度目の対戦、何も変わりなくクールに調整してきたわ。そして勝てる戦術がある。これまでと何が違うか? 月日も経ったし、過去の試合経験で私も変った。それを明日、見てもらう」と非常に落ち着いた様子でインタビューに答えていた。

一方、ケイラは「彼女は成長して違うファイターになった? う~~~~ん、私が彼女と試合をしたのは4試合目と6試合目とか7試合目で、10試合も前の話よ。彼女は成長していて然り、ただベストバージョンの彼女で来て欲しいわ。そしてベストバージョンの私と戦うのよ。彼女と叩き折ることだけを考えている。1分、一呼吸毎に攻めて。ゴールはKO、TKO、サブミッション。5R戦える準備はして来たけど、そんなに掛からない」と早口でまくし立てた。

コメインのフェザー級ファイナルに出場するバッバ・ジェンキンスとブレンダン・ラウネーンの両者。バッバ・ジェンキンスは「多くのお喋りとは別に、何もアクションはない。一方通行、ブレーキも踏まない。何を言われても気にしない。アイツをぶっ潰しに来たんだ。遊びはなし。この拳で持ち込んで、ただ優勝を目指して戦う」とややすわり気味の視線で、怖い空気感が醸し出していた。

対してブレンダン・ラウネーンは「僕らのこの2シーズンの結果を見てもらうと、この試合はただのストライカー✖グラップラーの試合に留まらないよ。クリス・ウェード、モヴィッド・ハイブラエフ、パット・ヒーリー、テイラー・ダイヤモンド、僕はずっとレスラーと戦ってきた。15年間、テイクダウンを狙い続けられてきた。それは明日も同じだろう。僕は成長してきた、世界を取る」とコメントしている。

ファイナル以外にもショーケースファイトとして、PFLの前身WSOFでバンタム級王者だったマルロン・モラエスが、フェザー級でそのバンタム級王座を賭けて戦ったシェイモン・モラエスと対戦。セレモニアル計量でマルロン・モラエスは、バンタム級時代とはフレームが違う姿を披露した。

また女子ライト級に出場していたジュリア・バッドが、フェザー級に戻してアスペン・ラッドと対戦する一番も見逃せない。

元Bellator世界女子フェザー級王者と元UFCタイトルコンテンダーの対決は、PFL女子フェザー級の扉を開ける一戦となるやもしれない。

■視聴方法(予定)
11月26日(土・日本時間)
午前7時30分~DAZN

■ PFL2022#10対戦カード

<女子ライト級決勝/5分5R>
ケイラ・ハリソン: 154.4ポンド(70.03キロ)
ラリッサ・パチェコ: 154.2ポンド(69.94キロ)

<フェザー級決勝/5分5R>
ブレンダン・ラウネーン: 144.8ポンド(65.68キロ)
バッバ・ジェンキンス: 145ポンド(65.77キロ)

<ヘビー級決勝/5分5R>
アンテ・デリア: 241.8ポンド(109.67キロ)
マテウス・シェッフェウ: 256.4ポンド(116.3キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
ジュリア・バッド: 146ポンド(66.22キロ)
アスペン・ラッド: 145.4ポンド(65.95キロ)

<ライト級決勝/5分5R>
スティービー・レイ: 154.6ポンド(70.12キロ)
オリヴィエ・オバメルシェ: 154.6ポンド(70.12キロ)

<ウェルター級決勝/5分5R>
ディラノ・テイラー: 169.4ポンド(76.83キロ)
サディボウ・シ: 169.6ポンド(76.92キロ)

<ライトヘビー級決勝/5分5R>
オマリ・アクメドフ: 202.8ポンド(91.98キロ)
ロブ・ウィルキンソン: 204.6ポンド(92.8キロ)

<フェザー級/5分3R>
シェイモン・モラエス: 145.8ポンド(66.13キロ)
マルロン・モラエス: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
ナタン・シュルチ: 155.4ポンド(70.48キロ)
ジェレミー・スティーブンス: 155.8ポンド(70.66キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドケリモフ: 175.8ポンド(79.74キロ)
グレジソン・チバウ: 174.6ポンド(79.19キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ダコタ・ディチェバ: 125.6ポンド(56.97キロ)
キャサリン・コーロジンス: 125.2 ポンド(56.78キロ)

<ライト級/5分3R>
ビアッジョ・アリ・ウォルシュ: 154.8ポンド(70.21キロ)
トム・グレイサー: 154.8ポンド(70.21キロ)

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【PFL2022#10】いよいよファイナル大会。ラウネーン✖ジェンキンスなど6つの決勝戦。ケイラは3連覇なるか

【写真】工藤はベスト4、来年の出場権を持っているフェザー級の決勝は見逃すことはできない (C)PFL

25日(金・現地時間)、ニューヨーク州ニューヨークシティのMSG内HuluシアターPFL2022#10 「Championships」が開催され6人の2022年度チャンピオンと100万ドルウィナーが誕生する。

顔の優勝者でシーズン・フィナーレに進出を決めたのは、女子ライト級のケイラ・ハリソンのみ。そのケイラは2019年に2度勝利しているラリッサ・パチェコと3度の対戦となる。

常にヘッドライナーを務めてきたケイラは、今回も5階級の男子決勝を従えてオオトリでの出場となる。フェザー級転向も大いにありうる2023年のケイラが、パチェコを相手にデビュー以来の連勝記録を16に伸ばすことができるのか──要注目だ。


男子5階級では共に日本の工藤諒司に勝利しているブレンダン・ラウネーンとバッバ・ジェンキンスが初優勝を賭けて戦う。ラウネーンはレギュラーシーズン初戦でダウンを喫したものの最終回の頭突きで工藤がカット、その時点での裁定となり、テイクダウンのジェネラルシップで29-28で辛勝している。

対してジェンキンスは準決勝で工藤と対戦し、バックスープレックスからRNNで109秒一本勝ちを収めている。この結果だけで判断するのは強引だが、テイクダウン能力にしても絶対的にラウネーンを上回るジャンキンス優位は否定できない。

ウェルター級ではチャレンジャーシリーズで契約したディラノ・テイラーが、サディボウ・シと戦う。

この両者はテイラーが準決勝、シがレギュラーシーズンでローリー・マクドナルドを下している点に注目だ。シは4シーズン連続でPFLに参戦し、初のプレーオフ進出からファイナル出場権を得た。長身、リーチを生かしたディフェンシブなファイトのシと、テイラーの爆発力の競い合いだ。

シーズン&ポイント制の難しさは、プロモーションが想う──ファンが希望するファイターが勝ち残ることができるわけではない点にある。結果、ロリマク、アンソニー・ペティスという元UFCファイターはファイナル進出を果たすことなく姿を消しており、ライト級で1勝1敗ながらボーナスPがなくレギュラーシーズンで姿を消したジェレミー・スティーブンスが締めの大会でツータイム・チャンピオンのナタン・シュルチと対戦、またロシア人ファイター受難の時代ビザが間に合わず、1試合しか戦うことができなかったマゴメド・マドメドケリモフはグレイソン・チバウと戦う試合も注目だ・

マゴメドケリモフは決勝進出のタイラーからフィニッシュ勝利をしているだけに、その実力の程を元UFCファイターに見せることができるかで、来シーズンの展望が違ってくるだろう。

またシーズン制として扱われたことない女子フライ級から英国大会をリードしていたダコタ・ディチェバがプレリミで、キャサリン・コーロジンスと戦う一戦も組まれており、来シーズンの階級決定に関係しているのかも気になるところだ。

■視聴方法(予定)
11月26日(土・日本時間)
午前7時30分~DAZN

■ PFL2022#10対戦カード

<女子ライト級決勝/5分5R>
ケイラ・ハリソン(米国)
ラリッサ・パチェコ(ブラジル)

<フェザー級決勝/5分5R>
ブレンダン・ラウネーン(英国)
バッバ・ジェンキンス(米国)

<ヘビー級決勝/5分5R>
アンテ・デリア(クロアチア)
マテウス・シェッフェウ(ブラジル)

<女子フェザー級/5分3R>
ジュリア・バッド(カナダ)
アスペン・ラッド(米国)

<ライト級決勝/5分5R>
スティービー・レイ(英国)
オリヴィエ・オバメルシェ(カナダ)

<ウェルター級決勝/5分5R>
ディラノ・テイラー(米国)
サディボウ・シ(スウェーデン)

<ライトヘビー級決勝/5分5R>
オマリ・アクメドフ(ロシア)
ロブ・ウィルキンソン(豪州)

<フェザー級/5分3R>
シェイモン・モラエス(ブラジル)
マルロン・モラエス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ナタン・シュルチ(ブラジル)
ジェレミー・スティーブンス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・マゴメドケリモフ(ロシア)
グレジソン・チバウ(ブラジル)

<女子フライ級/5分3R>
ダコタ・ディチェバ(英国)
キャサリン・コーロジンス(米国)

<ライト級/5分3R>
ビアッジョ・アリ・ウォルシュ(米国)
トム・グレイサー(米国)

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