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【Pancrase326】ハンセン玲雄の左が見えない鹿志村仁之介、跳びつきガードから三角絞めで逆転勝ち

<フェザー級/5分3R>
鹿志村仁之介(日本)
Def.2R0分58秒by 三角絞め
ハンセン玲雄(日本)

サウスポー同士、ハンセンが左ローを蹴る。左に回った鹿志村はハイブロックするが、左ストレートを受けて動きが止まる。もう一発被弾し、ケージ際に引き込んだ鹿志村だがハンセンが離れる。試合がスタンドに戻ると、ハンセンは右からワンツー。続く鹿志村のテイクダウン狙いを切る。

さらに右ジャブを受け、ドタバタした動きになる鹿志村が右ハイを繰り出す。ハンセンは左を伸ばし、右フックを狙う。慎重な攻めのハンセンが左をヒットさせ、ローを効かせる。思い込み飛び込んだ組んだ鹿志村に対し、ハンセンはヒザをボディに突き上げて距離を取り直す。

とハンセンが左オーバーハンドをヒットさせるが、直後に鹿志村がダブルレッグでテイクダウンを決める。クローズドを取るハンセン、残り時間は1分だ。頭をつけた状態から、上体を起こして右エルボーを打った鹿志村が、右のパンチを連打する。スクランブルのハンセンに腕十字から足を取った鹿志村が、内ヒールへ。ロールして逃れるハンセンに対し、50/50にとった鹿志村だが時間となった。

ジャッジ3者ともハンセンを支持し、試合は2Rへ。ハンセンが右ボディフックから左ストレート、続くワンツーに組んでいった鹿志村が逆にケージに押し込まれる。跳びつきガードから引き込んだ鹿志村は、速攻で三角絞めをセットする。必死に耐えるハンセンが観念してタップ──鹿志村が逆転一本勝ちを手にした。


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【パンクラス】速報中!PANCRASE 326 第1部

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昨日のRIZIN.34に引き続き、今日はパンクラスと修斗。まずはベルサール高田馬場でPANCRASE 326が開催されます。2022年の開幕興行は2部構成の大容量。タイトルマッチが2試合も用意される豪華なラインナップが揃いました。今回は北の地からPPVを観戦しつつ、電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【第1試合 ストロー級】
×大城正也(T-Rex Jiu-Jitsu Academy)
(判定0-3)
◯植松洋貴(NEVER QUIT)
1R、開始直後にテイクダウンした植松がグラウンドをコントロール。大城が立ち上がってもスタンドでバックに張りつく。時間を掛けて首に手を回すとバックチョーク。あわやの場面だったが大城は耐え抜いてラウンドを終えた。
2R、パンチを狙って前に出る大城に対して植松はカウンターのタックルでテイクダウン。またしてもスタンドながらバックに回る。しかし大城は向き直るとショートレンジのフックを連打して植松を追い込む。危ない場面だったが植松はタックルでテイクダウン。ポジションをキープしていたが大城は下から腕十字を仕掛ける。これは植松がしっかり対応してラウンド終了。
3R、序盤の差し合いからテイクダウンしたのは大城。立ち上がる植松に対してフックを当てるが植松は逆に組みついてテイクダウン。そのままグラウンドで優位に試合を進めて試合終了。判定は植松に軍配。


【第2試合 フェザー級】
×ハンセン玲雄(reliable)
(2R 三角絞め)
◯鹿志村仁之助(IGROO)
1R、スタンドでのお見合いが続く中、ハンセンの左フックがきれいにヒット。鹿志村は腰から落ちる。だがハンセンは深追いせずにスタンドを要求。するとハンセンのロー、左フックが面白いようにヒット。鹿志村はジリ貧になるが残り1分で一気に間合いを詰めるとタックルでテイクダウン。パウンドを放ちつつ、潜って足関節を狙う!あわやの場面だったがハンセンは回転して耐え抜きラウンドを終えた。
2R、開始直後にボディからフックを当てたハンセン。しかし鹿志村は一気間合いを詰めて組みつくとグラウンドに引き込む。すると電光石火の早業で三角絞め!耐えるハンセンだったが観念してタップ!鹿志村が鮮やかに極めた!


【第3試合 ウェルター級】
×中村勇太(T-Rex Jiu-Jitsu Academy)
(1R TKO)
◯髙橋攻誠(RIGHT THING ACADEMY)
1R、最初にパンチを当てた中村。そのまま組み付いてテイクダウンを狙う。しかし高橋の腰は重い。差し合いが続く。身体が離れるとお互いパンチを振り回す打ち合い。すると高橋の左がヒット。膝を落とした中村に対して左右の連打。膝から崩れ落ちる中村を見てレフェリーが試合を止めた!高橋はデビュー戦を白星スタート。


【第4試合 ライト級】
×渡部拓馬(reliable)
(1R チョーク)
◯DARANI(PRAVAJRA)
1R、開始直後にDARANIのサイドキックが顎を直撃。渡部はダウン。DARANIは一気に間合いを詰めると立ち上がる渡部の背中に張り付く。そのまま首に腕を巻き付けてバックチョーク!背中に張り付いたまま絞め上げると渡部はタップ!DARANIが衝撃的な一本勝ち!


【第5試合 ストロー級】
◯高島俊哉(リバーサルジム新宿Me,We)
(1R チョーク)
×尾崎龍紀(コブラ会)
1R、パンチの交差から高島がタックルでテイクダウン。尾崎に背中をつけさせるとすかさずバックに移行。そのままバックチョークを極めると尾崎はタップ!高島が一本勝ちです。


【第6試合 フェザー級】
×遠藤来生(Power of Dream Sapporo)
(判定1-2)
◯内村洋次郎(イングラム)
1R、試合は終始スタンドの展開。序盤は内村の鋭いパンチが単発ながらヒット。遠藤は組みに行くがテイクダウン出来ず身体が離れる。再開すると徐々に目が慣れたのか遠藤も果敢にパンチを打ち返す。終了間際には組み付いた遠藤がテイクダウンしたところでラウンドを終えた。
2R、遠藤はスタンドでも臆せずに打撃を交差させる。中盤に入ると遠藤が組み付いて足を掛けてテイクダウン。立ち上がる内村の背中に張り付くが、内村は脱出して身体が離れる。再び打撃の交差になると内村のローがローブロー。遠藤は膝をついて悶絶。試合はしばらく中断。何とか再開してラウンドを終えた。
3R、遠藤のタックルで距離が詰まると両者足を止めて激しく打ち合う。しかしクリーンヒットはない。一旦試合が落ち着いだが近距離で遠藤のフックがヒット。内村は少し腰を落とす。だが内村は差し合いから足を掛けてテイクダウン。何と内村が上を取るとは。ガッチリとポジションをキープして試合終了。微妙過ぎる判定はスプリットで内村に軍配。


【第7試合 パンクラス・フェザー級王座挑戦者決定トーナメント・リザーブマッチ】
◯透暉鷹(ISHITSUNA MMA)
(2R チョーク)
×名田英平(コブラ会)
1R、一定の距離を保ったスタンドの展開。中盤に入って透暉鷹が飛び膝で距離を詰めるとそのまま組み付く。ケージに押し込んで倒しにかかるが名田の腰は重たい。長い差し合いが続いてラウンド終了。
2R、一転して名田がパンチを振るって前に出る。良いパンチが入ったが透暉鷹は組み付いてテイクダウン。名田の下からのギロチンをかわすと立ち上がるところを背中に張り付いてバックチョーク!これで名田はタップ!透暉鷹が一本勝ち!
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【Pancrase326】既に米国行きも視野に。本気になった鹿志村仁之介─02─「タップは早めにお願いします」

【写真】 (C)PANCRASE

本日21日(月・祝)、東京都新宿区のベルサール高田馬場で開催されるPANCRASE326の第1部でハンセン玲雄と対戦鹿志村仁之介インタビュー後編。

柔道&柔術、そしてグラップリングからMMAへ。生きていくためにMMAに賭ける選択をした鹿志村──注目すべきは極め力だ。

<鹿志村仁之介インタビューPart.01はコチラから>


──食う手段がない……IGLOOの斉藤オーナーは逸鉄という東京スカイツリーや私鉄の駅などに関する工事、金属加工を請け負う企業のオーナーでもあり随時、社員を募集しているではないですか。採用条件が柔術家か格闘家、「経験よりも柔術家か格闘家であること」と明言し。

「あぁ、あれ良いですよね(笑)。いつも募集していますよね……でも、僕は格闘技に賭けてみようか思って」

──とはいえMMAを戦うのであれば、柔術アカデミーでなくMMAジムが存在しています。MMAの練習はどのような環境でやっているのですか。

「僕、水戸に自分のジムスペースを持っていて地元の知り合いで打撃の強い選手がいるので、その人と打撃の練習をし、1週間に3日ほど都内で練習しています。グラント・ボグダノフ選手のALMA FIGHT GYM LIFE、IGLOOでイゴール(タナベ)と住村(竜市朗)さんのMMA練習、それと横山武司さんとS/wells柔術ジムでやっています。横山さんもNEXUSでMMAデビューしたばかりで、意見を出し合って練習しています。ただ変わった練習といえば変わって練習ですね」

──聞く限り、都内の練習仲間で打撃を修得しているのは住村選手だけのように感じます。組み主体の練習なのでしょうか。

「そうなんです(笑)。住村さん、イゴール、グラントは体が僕より大きいですけど、体の動かし方とか凄く学ぶモノがあります。あとグラントのところでは吉野(光)君とも練習しています」

──吉野選手は大内刈りの強さが際立っている印象があります。

「あぁ、大内刈り……上手いッス」

──倒されることもありますか。

「テイクダウンは負けないッスよ(微笑)。テイクダウンは絶対に負けないです。でも吉野君とは激しくやっています」

──IGLOO所属でも青木選手や岩本選手たちの水曜昼のMMAグラップリングの練習への参加は?

「出たいんですけどね……。実は僕、中学2年生から3年生の時まで土曜日の朝のTRIBEの柔術クラスで青木さんに教わっていたんです。高校に入ってから部活が忙しくて通えなくなっていたのですが、IGLOOに入った理由の一つに青木さんが練習と指導をしているということもありました」

──おおっ!!

「今は水曜日の練習は参加していないのですが、青木さんの一般クラス……グラップリングクラスには出させてもらうようになっています。凄く丁寧で、普通の人たちが青木さんの技術を学ぶ、凄いクラスです」

──青木選手からプロ練習に誘われることは?

「ないですね。ただ青木さんは中学の時に習っていたことも覚えていてくれたし、きっと僕から言えば参加させてもらえるとは思います。この試合が終わったら、ガツガツ話させてもらおうと思っています。また東京に出て来たいですし、あとシュウ・ヒラタさんと契約したので夏頃には米国で練習しようと思っています」

──おおっ、展開が早いです。

「ハイッ!! もうNYに行くことしか頭にないです(笑)。やっぱりMMAを本気でやりたいので」

──今や格闘DEREMERSの熱さに負けない気持ちだと?

「絶対に負けないです。そこは大丈夫です。それだけ気持ちが入っています。強さでも負けないつもりです。それに番組には参加しなかったですけど、俺、髙谷さんが好きなんです。凄く熱くて、一本気で」

──ならEXFIGHTで変則的な凱旋試合もあり得ますか。

「戦う場所に関しては、全く拘りはありません。どこででも戦っていきたいと思っています。米国でも試合に出たいと思っていますし。向うには3カ月は行くことになりますし、最後の1カ月で向うでも戦いたい。あと、次の試合が終わっても米国に行くまでに日本で試合をしたいです」

──そんななかグラップリングとはいえ、2月16日にFINISHで上久保選手に横三角で一本勝ちしたのは大きな自信になっていないですか。

「大きかったです。ケージですし。ケージのなかで上久保さんに勝ったという結果が、大切です。ルールは何でも構わないので。壁に押し込まれてから、左足を抜いて横三角を取ろうと。あれだけを狙っていたので、狙い通りです。アレも柔道の寝技ですね」

──それだけの想いを持つようになったMMA、ハンセン玲雄戦では何を見せたいですか。

「MMAは総合的な選手じゃないと勝てないですよね。寝技に特化して強いのも勿論なんですけど、ちゃんと総合格闘技に取り組んでいる自分を見てほしいです」

──では米国行きを見据えて、今後戦っていきたい選手などいますか。

「ぶっちゃけの話、中村倫也選手ですかね……僕、けっこう体がしょぼいのでバンタム級に落とそうと思っているんです。でも中村選手は次も決まっているし、現実味がある試合としては、狩野君に借りを返したいです。フェザー級でやったら、どうなんだって。経験も知識もない中で彼に負けた。キャリアの序盤に黒星が付いているのは、自分としても取り戻したいです」

──了解しました。必ず書かせていただきます。では最後にMMAPLANETの読者の皆さんに対して、ハンセン戦に向けてアピールお願いします。

「かなり見てほしいところはあります。なかでもテイクダウンをしてからの極めに行くまでの速さと極め力に注目してほしいです。キープするより極め力、そこですね。ハンセン選手、僕は段階を踏んで極めるようにしていますがタップは早めにお願いします」

■視聴方法(予定)
3月21日
午後2時30分~ TIGET LIVE
午後4時30分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE

■ Pancrase326計量結果

<フライ級KOPC/5分5R>
[王者] 小川徹:56.7キロ
[挑戦者] 猿飛流:56.5キロ

<ストロー級QOPC/5分5R>
[王者] 藤野恵実:52.15キロ
[挑戦者] KAREN:51.9キロ

<ミドル級王座決定戦/5分5R>
内藤由良:83.55キロ
ロッキー川村2:83.65キロ

<フェザー級挑戦者決定T/5分3R>
中田大貴:65.85キロ
亀井晨佑:65.85キロ

<フェザー級挑戦者決定T/5分3R>
岩本達彦:66.0キロ
Ryo:66.2キロ

<ライト級/5分3R>
葛西和希:70.55キロ
松本光史:70.3キロ

<フライ級/5分3R>
田代悠生:56.9キロ
前田浩平:56.85キロ

<フェザー級挑戦者決定T補欠戦/5分3R>
透暉鷹:66.2キロ
名田英平:66.2キロ

<フェザー級/5分3R>
遠藤来生:65.7キロ
内村洋次郎:65.75キロ

<ストロー級/5分3R>
高島俊哉:52.5キロ
尾崎龍紀:52.55キロ

<ライト級/5分3R>
渡部拓馬:70.4キロ
DARANI:70.05キロ

<ウェルター級/5分3R>
中村勇太:76.75キロ
髙橋攻誠:76.0キロ

<フェザー級/5分3R>
ハンセン玲雄:65.75キロ
鹿志村仁之介:65.35キロ

<ストロー級/5分3R>
大城正也:52.15キロ
植松洋貴:51.75キロ

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MMA MMAPLANET o ONE PANCRASE Pancrase325 Pancrase326 Ring Girl Special ハンセン玲雄 鹿志村仁之介

【Monday Ring Girl】Pancrase325

毎週月曜日にラウンドガールをご紹介する「MONDAY RING GIRL」。第400弾は2021年12月12日(日)、東京都江東区のスタジオコーストで開催されたPancrase325のリングガールです。

<関連レポート>
【Pancrase326】追加カード続々。ブレーキの壊れたハンセン玲雄×ブレーキ無用のSub=鹿志村仁之介

(C)MMAPLANET

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ABEMA KAREN MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase326 RYO   ハンセン玲雄 ロッキー川村2 中田大貴 久米鷹介 亀井晨佑 内村洋次郎 内藤由良 名田英平 小川徹 尾崎龍紀 岩本達彦 松本光史 猿飛流 葛西和希 藤野恵実 透暉鷹 遠藤来生 高島俊哉 鹿志村仁之介

【Pancrase326】計量終了 第2部はタイトル直結ファイト。第1部は序列の再編成の兆候が……

【写真】 タイトル戦が軸、そんなパンクラスの2022年となるのか(C)PANCRASE

明日21日(月・祝)に東京都新宿区のベルサール高田馬場で開催されるPancrase326の計量が20日(日)、新宿サンエービル地下1階会議室で行われた。

1部と2部、2部構成になっている山の手のパンクラスは2部に王座決定戦を含めタイトル戦が3試合、さらにフェザー級挑戦者決定トーナメントが2試合(※第1部で補欠戦)と、タイトル直結のカードが組まれている。


冠はついていないが葛西と松本の勝者が、久米鷹介の持つライト級王座に近づくことも間違いない。

また1部でも前述のようにフェザー級挑戦者決定T補欠戦=透暉鷹×名田英平の中京×関西対決をはじめ、北海道から遠藤来生、九州からは中村勇太が参戦し、それぞれベテラン=内村洋次郎&デビュー戦=髙橋攻誠と戦う試合、さらに渡辺拓馬と尾崎龍紀と地方在住ファイターの試合も目立つ。

さらにはMMAに本気になった大器?!=鹿志村仁之介と戦うハンセンレオも神戸のreliable所属だ。TRIGGERの出現により、にわかに地盤の変化が全国的にみられるJ-MMA界──ちょっとした再編成が感じられる──ポスト・ディファ時代のパンクラス初イベント、その第1部だ。

■視聴方法(予定)
3月21日
午後2時30分~ TIGET LIVE
午後4時30分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE

■ Pancrase326計量結果

<フライ級KOPC/5分5R>
[王者] 小川徹:56.7キロ
[挑戦者] 猿飛流:56.5キロ

<ストロー級QOPC/5分5R>
[王者] 藤野恵実:52.15キロ
[挑戦者] KAREN:51.9キロ

<ミドル級王座決定戦/5分5R>
内藤由良:83.55キロ
ロッキー川村2:83.65キロ

<フェザー級挑戦者決定T/5分3R>
中田大貴:65.85キロ
亀井晨佑:65.85キロ

<フェザー級挑戦者決定T/5分3R>
岩本達彦:66.0キロ
Ryo:66.2キロ

<ライト級/5分3R>
葛西和希:70.55キロ
松本光史:70.3キロ

<フライ級/5分3R>
田代悠生:56.9キロ
前田浩平:56.85キロ

<フェザー級挑戦者決定T補欠戦/5分3R>
透暉鷹:66.2キロ
名田英平:66.2キロ

<フェザー級/5分3R>
遠藤来生:65.7キロ
内村洋次郎:65.75キロ

<ストロー級/5分3R>
高島俊哉:52.5キロ
尾崎龍紀:52.55キロ

<ライト級/5分3R>
渡部拓馬:70.4キロ
DARANI:70.05キロ

<ウェルター級/5分3R>
中村勇太:76.75キロ
髙橋攻誠:76.0キロ

<フェザー級/5分3R>
ハンセン玲雄:65.75キロ
鹿志村仁之介:65.35キロ

<ストロー級/5分3R>
大城正也:52.15キロ
植松洋貴:51.75キロ

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【Pancrase326】ハンセン玲雄戦へ。MMA、舐めている?鹿志村仁之介─01─「スイッチ入りました」

【写真】この不敵な笑みは本来持つものではあるものの、リクエストに答えてくれた笑顔だ (C)MMAPLANET

21日(月・祝)、東京都新宿区のベルサール高田馬場で開催されるPANCRASE326の第1部で鹿志村仁之介がハンセン玲雄と対戦する。

ストライプル茨城で小学6年生の時に柔術を始めた鹿志村は、これがMMAキャリア4戦目だ。現状2勝1敗という、いわば平凡な戦績ながら過去2年間はまるでクジラか潜水艦という風に、時折り姿を見せると印象深い活躍をしてきた。

MMAに対し、「スイッチが入った」という鹿志村に話を訊いた。


──鹿志村選手のことは……自分は2020年のGTFの予選で初めて存在を知り、それからMMAもパンクラスで戦っているけど負けた。そしてタイムラグがあり、LDHマーシャルアーツのFighter Battle Auditionに応募し一次選考で受かりながら辞退……。また情報が途絶えていたら、昨年10月にパンクラスで再起し、先日のFINISHでは上久保周哉選手に横三角を極めた。潜水艦のようにいきなり現れて、潜伏する。そんな風に感じていました。

「アハハハ。まぁ、去年はちょっとご存知だと思うんですけど、ヤラカシテしまったことがあって……。そこから本気でMMAをやろうという気持ちになったんです」

──まずは……そういう心境になるまでを伺わせていただきます。そもそも柔術をやり始めたのはいつ頃なのでしょうか。

「凄く簡単な理由で、小学4年生から柔道をやっていて茨城県内でも勝てなかったです。メダルを貰ったこともなくて。子供の頃ってメダルとかに憧れるものですけど、柔道では獲れないメダルが柔術だと簡単に獲れました」

──では柔術もキッズの時から始めていたのですね。

「ハイ。6年生の時に親父に勧められてストライプル茨城で井上(和浩)先生に柔術を習うようになりました。親父が相当の格闘技ファンなんです(笑)。で、柔術を始めると寝技にハマりました。ただ、柔術を教わりにいっているのに亀返しとか、柔道に使える寝技をずっと教わっていて(笑)」

──試合では、どのような戦い方を?

「柔術家に柔術でいくと勝てないので、そこそこできた柔道で勝っていました。柔術家は柔道に対応できていなかったですし。で、子供の頃や青帯の頃って結局は体力がモノをいうじゃないですか。フィジカルの強さで何となく勝ち上がっていたような感じです。それでも高校1年の時に全日本の青帯アダルトを獲れて、そこから火が付きました。

そうなると柔術の座ることができるというのが楽しくて。ずっとラッソーガードをしていましたね。結局、柔道と柔術は高校3年まで、並行してやって。で、高校を卒業する時に柔術を本気でやりたいと思うようになっていました。東京の専門学校に進み、高校を卒業してからすぐにIGLOOに入りました。GTFの何カ月か構えですね。GTFに出た時は専門学校に通いながら、バイトで生計を立てて柔術をIGLOOで練習していました」

──数ある柔術道場のなかで、なぜIGLOOを選んだのでしょうか。

「本気でやろうとスイッチが入ったので最初はCarpe Diemにしょうかと迷っていて……。で、IGLOOの斉藤社長と話をさせてもらったら、『金がないなら、会費は要らないよ』と言ってもらえて。ならIGLOOだなって(笑)」

──いや格闘技道場潰しですよ、その甘い言葉は(笑)。

「本当にそうですよね。でも助けられました。それにIGLOOのアットホームで、縛りがない空気が良かったです」

──ただ記録によると、IGLOO入門前にパンクラスでMMAデビュー戦を戦っていますね。

「専門学校に進学する時の奨学金狙いで、プロで戦ったという実績が欲しくて戦いました。種類を問われずプロ選手、五輪選手だと特待生になれて学費が半額になったんです。それも親父にやってみないかって言われて……1月にマーシャルワールド杯のAクラス・ライト級で優勝してプロ昇格ができました」

──それでプロに? MMAの練習というのは?

「打撃の練習はしていないです。2週間ほど前からストライプルのMMAクラスには混ぜてもらっていましたけど、先生と親父からグラップリングで戦えという指示があったのでテイクダウンをして寝技で勝負をしました」

──それで勝ててしまうのですね。ただし2戦目で狩野優選手にネオブラTの初戦で敗れました。

「そもそもMMAに全く興味がなく、全く知らない状態で出ていました。あの時も全く減量もしないで戦って。どのクラスで戦うべきかも分かっていなかったです」

──ではなぜ? LDHのオーディションを受けたのですか。しかも一次審査を受かっておきながら辞退して。

「アレは親父が知らない間に勝手に応募していて。で、書類検査に通ったからオーディションに参加してこいという感じで……。それでスパーリングで極めることができて、一次をパスしちゃったんですよね。僕は面接でも正直に『MMA一本でやる気はない』と言っていたし。それに合宿とかあるなんて知らなくて。で、合宿の前日とかに用事があったんです。合宿には行きたくないし、『いいか』って。『ちょっと欠場します』って(笑)」

──最低ですね(笑)。いや、よくそれであのオーディション会場にいることができたなと感心すらしてしまいます。

「MMAで生きていこうとか全く考えていなかったです。ただの趣味で良い。だから、あの熱い雰囲気が本当に馴染めなくて、嫌で。『そんな若いのにUFCとか、口にしちゃダメでしょ』みたいな感じだったんです。でも、さすが『UFC、UFCって言うなよ』とは言えなかったですけどね」

──なぜ、それが本気でスイッチが入ったのですか。

「ヤラカシテしまって。もう専門学校も通えないし、なら俺はMMAで食っていこうと決めました。茨城に戻って、まずJBJJFの全日本選手権に出ようとストライプルでなく小さな場所で練習して。それとIGLOOの選手練習に混ぜてもらって練習して全日本に出て、茶帯ミドル級で優勝しました。その時からMMAのことばかり考えていました。このままじゃ、俺、食っていけないぞって」

<この項、続く>

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【Pancrase326】追加カード続々。ブレーキの壊れたハンセン玲雄×ブレーキ無用のSub=鹿志村仁之介

【写真】エンジン全開サブミッション、鹿志村がMMA4戦目に挑む(C)ZST

3月21日(月・祝)に東京都新宿区のベルサール高田馬場で開催されるPancrase326の追加カードの発表が続いている。

内藤由良×ロッキー川村2の間でミドル級王座決定戦、女子ストロー級タイトル戦=藤野恵実×KAREAN、フライ級選手権試合=チャンピオン小川徹×チャレンジャー猿飛流とトリプルクラウン大会。27日(木)にライト級=渡部拓馬×DARANI、28日(金)にはストロー級の高島俊哉×尾崎龍紀、フェザー級のハンセン玲雄×鹿志村仁之助というカードが公となった。


渡部×DARANIは10勝10敗1分の前者と、6勝6敗1分と勝率5割同士の対戦だ。上位進出への交通手形となる白星先行という状況を欲していることは間違いない。そこでこうじる手段がどうなるのか。

高島と尾崎の一戦は、ネオブラT優勝者同士の東西対決となった。昨年5月に野田遼介を相手に、手痛い一本負けを喫したものの年内に再起の勝利を挙げた高島に対し、尾崎は同門である山北渓人に一本負けを喫し2連敗中だ。3連敗、そしてMe,We勢に対して連敗は許されない──それが尾崎に心境だろう。

リリースで「ブレーキの壊れた殴り屋・ハンセンが馬場に上陸。鹿志村は同郷・同門だった風間敏臣を超えられるか?」と、ハンセンと馬場という往年の全日本プロレスを連想させる煽りの文字が躍っていたハンセン×鹿志村戦は、黒星先行ながら3連勝中のハンセンと、4戦目の鹿志村という現状でのマッチアップだ。

煽りの一文にあるように鹿志村は昨年のネオブラ優勝、23日の石渡伸太郎引退興行でも生きの良い若手が揃った4人制トーナメントを制した風間とパラエストラ茨城時代の同期だ。大学進学とともに状況し、現在はIGLOOに所属、ZSTのGTFの活躍後、パンクラスでプロMMAデビューも2戦目にして狩野優に敗れる。

そして格闘DREMARSで一次をパスしながら辞退と話題にことかかないルーキーは、昨年は全日本ブラジリアン柔術選手権で茶帯ミドル級を制し、プロ3戦目も腕関節で一本勝ちと自信の強い部分でしっかりと結果を残している。ハンセンの殴られても殴るというスタイルは、鹿志村にとって嫌な部分であることは間違いない。とはいえ関節技に入るスピード、一気に極める鹿志村のサブミッションもブレーキ無用の怖さを持っている。

タガが外れた一面を持つ者同士、短期決戦も十分にありうる

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