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【ONE Revolution】ブシェシャ、一発も打撃を受けずTDからノースサウスチョークを極め白星デビュー

<ヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
マーカス・ブシェシャ・アルメイダ(ブラジル)
Def.1R2分55秒by ノースサウスチョーク
アンダーソン・シウバ(ブラジル)

注目、ブシェシャのMMAデビュー戦。右を振るって組みついたブシェシャが、ダブルレッグでシウバをケージに押し込み、そのままテイクダウンから即マウントを取る。しがみつくシウバに対し、片ヒザを立てて左のパンチを入れるブシェシャは自ら3/4ガードを取り、右のパンチを落とす。パスから上四方を取ったブシェシャは、左右のヒザを頭部に思い切り入れ、ノースサウスチョークへ。指を立てて大丈夫だという意思表示をしたシウバだが、すぐにタップし勝負は決した。

普通にノーギグラップリングで、キックボクサーを相手にしなかったブシェシャは「夢が実現した。人生には新しい挑戦が必要だ。柔術では何も証明することがなくなった。シウバに感謝している。対戦相手がケガをして、彼が3週間前に試合を受けてくれた。本当のレジェントだ。サイドで腕を取っている時、コーナーのレオナルド・ヴィエイラが待てと指示してくれたんだ。そこからノースチョークを極めにいき、直ぐじゃないけどタップを奪えた」とインタビューで話した。


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【ONE Revolution】ついにMMAデビュー、ブシェシャ「MMAでブシェシャの柔術を見てほしい」

【写真】マウス着用でフェイスオフ、バーチャルメディア会見も経験した(C)ONE

本日24日(金・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE「Revolution」でブシェシャこと、マーカス・アルメイダがMMAデビュー戦でアンダーソン・シウバと対戦する。

ムンジアル13冠、ADCC2度制覇。不世出の柔術家ブシェシャが対戦相手が急遽変更したなか、ようやくMMA初陣を迎える。ONEデビュー戦前に、ブシェシャの心境を尋ねた。


──トーマス・ナルモから、対戦相手が同朋のアンダーソン・シウバに代わりました。

「最後の最後、試合の2週間前かな……対戦相手が代わったのは。4月も色々とあったし、もうこういうことには慣れたから問題ないよ。まぁ、なるようになるって感じだったね」

──4月にMMAデビューを戦う予定でしたが、スリナム相撲のチャンピオンであるウマウ・ケニ・ログログから韓国のカン・ジウォンに対戦相手が変更され、結果的に試合が行われませんでした。それでもいよいよMMAデビューです。

「ようやく実現するね(笑)。柔術からMMA転向を決めてから、1年以上が経ってしまったよ。最初は2月に試合をする予定だったのが、4月になり、ここまで延びた。去年の年末からずっと試合の準備をしてきて、これだけ時間が掛かったけどあとはやるだけだ。レッツゴー。僕らは起こった状況を受け入れて戦うだけだからね。そうやって、ずっと過ごしてきた。そして、試合が行われる。やるだけだよ」

──対戦相手となったアンダーソン・シウバは、ヘビー級キックボクシングで多くの実績を残しています。ただ対戦相手が代わっただけでないかと。

「う~ん、僕のやるべきことは変わりないからね。打撃には気を付けるということ。トーマス・ナルモもストライカーだったし、どの対戦相手だってデンジャラスだから。前に組まれた相手も、楽な相手は1人もいなかった。皆、危険な相手だったよ」

──柔術やグラップリングのトップステージでの経験値は文句なしのブシェシャですが、パンチがある戦いに挑むことで試合前の心境に違いはありますか。

「それを望んで転向してきたわけだからね。柔術とノーギを戦ってきて、今度はリアルファイトで自分の力をテストしたい。自分の柔術MMAが、どれだけ通じるかを試したい。居心地の良い場所から離れても、そういうチャレンジがしたかった。MMAだからといって、自分のやりたいことをやるわけだから柔術やノーギの時と気持ちに変りはないよ」

──今回の試合はATTで準備してきたのですか。

「そうだよ。そのためにフロリダに移り住んだ。ATTには多くの選手がいるけど、マルセーロ・ゴン、マルコス・アウジェリオ・ペイザォン、アントニオ・カルロスJr、そして同じ週末にUFCで戦うジャイルジーニョ・ホーゼンストライクらと準備してきたよ。対戦相手が代わっても、ストライカーはストライカーだし、ゲームプランもさほど変わらない、同じように皆と練習してきた」

──当然のようにブシェシャにとっては、柔術が一番の武器です。MMAを戦うことで、どのような試合を見せたいと思っていますか。

「ずっと練習してきたことを出したい。どんな状況でも対応できるように準備してきた。スタンドでも、そうだよ。もちろん、グラウンドでもね。打撃を使うことも問題ない。とはいえ初めての試合だからどうなるかは……試合が始まらないと分からない。ただし、練習で十分に使えるように仕上げてきた」

──では、この試合のキーはどこになると考えていますか。

「う~ん、どうだろう……。距離、角度、レベルチェンジ、スマートに戦うことかな」

──柔術家がMMAで勝つと、柔術の勝利という見方が今もあります。キックボクサーやレスラーにはないことです。ブシェシャも柔術の優秀性を見せるために、MMAで戦うのでしょうか。

「自分は何をできるのか、それにチャレンジして証明したい。もう柔術のタイトルはこれ以上、必要ない。最高の記録を残してきた。今は自分が別の場所でやっていけるのか。そのチャレンジをしているんだ」

──ドゥリーニョなどはMMAとグラップリングを並行して戦っています。来年、ADCCもありますが、ブシェシャの出場は?

「もう出ないだろうね。僕の柔術家としてのキャリアは幕を閉じた。柔術はルールが大きく変わって、選手が戦いにいかない。ポイントで勝てば良い。そういう戦いは、僕はやる気が起きない。だから柔術で試合をすることは、もうないと考えている」

──ノーポイント&サブオンリーの方は?

「ノー、今の気持ちでは戦いたいとは思わない。これからの目標はパンチのある戦いで勝つことだから」

──ではMMAファイターとしての目標は、現状でどのように考えているのでしょうか。

「この試合に勝ってから一歩、一歩進んでいきたいと思っている。デビュー戦で学ぶこともあるだろうし、これからことのことはここが終わってから考える。今はこの試合に集中しているんだ」

──最後に日本のMMAファンだけでなく、柔術愛好家の皆にも一言メッセージをお願いできますか。

「僕はもう柔術やグラップリングの試合には出ない。でも僕の柔術をケージの中で見せる。僕の柔術を見ていてくれた人たちも、MMAでブシェシャの柔術を見てほしい」

■視聴方法(予定)
9月24日(金・日本時間)
午後8時00分~ ABEMA格闘チャンネル
午後8時00分~ONE Super App

■ ONE「Revolution」対戦カード

<ONE世界ライト級(※77.1キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]クリスチャン・リー(米国)
[挑戦者] オク・レユン(韓国)

<ONEキックボクシング世界バンタム級選手権試合/3分5R>
【王者】カピタン・ペッティンディーアカデミー(タイ)
【挑戦者】メヂ・ザッツプッツ(アルジェリア)

<ONE世界ストロー級(※56.7キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]ジョシュア・パシオ(フィリピン)
[挑戦者]猿田洋祐(日本)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
マーチン・ウェン(豪州)
キム・ジェウン(韓国)

<ヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
アミール・アリアックバリ(イラン)
アナトリー・マリキン(ロシア)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ヴィクトリア・リー(米国)
ヴィクトリア・ソウザ(ブラジル)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
リト・アディワン(フィリピン)
ハシガトゥ(中国)

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
ペッダム・ペッティンディー・アカデミー(タイ)
内藤大樹(日本)

<ヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
マーカス・アルメイダ(ブラジル)
アンダーソン・シウバ(ブラジル)

<キックボクシング・バンタム級/3分3R>
ペッタノン・ペットフォーガス(タイ)
ジャン・チェンロン(中国)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
ジェームス・ヤン(米国)
ロエル・ロサウロ(フィリピン)

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