カテゴリー
MMA ONE UFC ヴィルナ・ジャンジローバ 村田夏南子

村田夏南子、『UFC on ESPN 25』ヴィルナ・ジャンジローバ戦で脱臼した左肘のレントゲン写真を公開



 『UFC on ESPN 25: The Korean Zombie vs. Ige』でヴィルナ・ジャンジローバに2ラウンド終了後にドクターストップでTKO負けした村田夏南子がインスタグラムに脱臼した左肘のレントゲン写真を公開しています。続きを読む・・・
カテゴリー
Report UFC UFC ESPN25 ブログ ヴィルナ・ジャンジローバ 村田夏南子

【UFC ESPN25】ジャンジローバの腕十字で、腕を負傷した村田が涙のドクターストップ負け……

<女子ストロー級/5分3R>
ヴィルナ・ジャンジローバ(ブラジル)
Def.2R5分00秒by TKO
村田夏南子(日本)

サウスポーの村田に対し、ジャンジローバが右を伸ばす。左ミドルのタイミングでパンチを胸に受けた村田がバランスを乱し、すぐに立ち上がる。打撃の攻防で右を被弾したに対し、ジャンジローバは遠い位置から右を伸ばす。村田の踏み込みに対し、カウンターで待ち受けるジャンジローバ。村田は組んでクリンチ、ケージにジャンジローバを押し込んで右ヒザを突き上げる。

ジャンジローバは引き込みを選択し、村田が左のパンチを入れる。腰を切ったジャンジローバの腕十字を防いだ村田だが、すぐにフルガードに戻される。直後に一瞬の三角クラッチからクローズドのジャンジローバは、肩抜き後転で腕十字へ。頭を跨いで防ぐ村田だが、左腕は完全に伸び、ヒジが逆側に曲がっていた……。ジャンジローバは腕を掴み続ける。その後、村田は胸を合わせ、ヒジを抜くことに成功する。ハイガードで手首を掴み三角狙いのジャンジローバが足をきかせるが、村田が左足を抜いたところで時間となった。

2R、ジャンジローバの左ハイをかわした村田は、右目の下が腫れている。距離を詰めたジャンジローバが、村田の左ハイ後に右を振るっていく。さらに村田のステップインに右を当てるジャンジローバ、右オーバーハンドは空振りに。腕十字の影響か、左が全く使えない村田はガードもままならない。

左の腕をぶらりとさせている村田に対し、ジャンジローバは圧を強め、右ハイを当てる。シングルレッグからケージにジャンジローバを押し込んだ村田は、少し時間をおいて自ら離れる。ジャンジローバは右をここでも当て、村田の蹴りはバックステップでかわしてワンツー、そしてスリーを打つ。右ロングにヒザ蹴りを狙った村田だが、距離が合わない。

左ジャブをジャンジローバが入れ、左に回る村田に右を打ちこむ。さらにワンツーから右を当てたジャンジローバ、。残り30秒も左腕を使うことは一度もなかった。

ラウンド終了後、「もう上がらないだろう」と言う山崎剛トレーナーに対し、「ハイ、いや……」と村田が返答する。山崎の「止めておこう」という言葉に、村田はその胸に顔をうずめ嗚咽を漏らした……。


The post 【UFC ESPN25】ジャンジローバの腕十字で、腕を負傷した村田が涙のドクターストップ負け…… first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
MMA UFC UFC ESPN25 ヴィルナ・ジャンジローバ 村田夏南子

【UFC ESPN25】キャリア最強の寝業師ジャンジローバと対戦、村田夏南子「斬り込み隊長、頑張りますっ!!」

【写真】Zoomで取材に応じてもらうところが、なぜか使えず──WhatsAppでのインタビューとなった (C)TEKESHI YAMAZAKI

19日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ESPN25「Korean Zombie vs Ige」。

同大会では女デミアン・マイアこと、ヴィルナ・ジャンジローアを相手に村田夏南子がオクタゴン2戦目を戦う。

恒例のCSAにおける直前ファイトキャンプから、ラスベガス入りした村田にMe,Weの山崎剛代表も合流。キャリア最強の寝業師といっても過言でないジャンジローバ戦前の心境を尋ねた。


──ジャンジローバ戦に向けて、どのような気持ちですか。

「ラスベガスに入る前に、CSAでファイトキャンプをしたのですが、凄く良い練習ができました。体重も創れて、気持ちも整っています」

──去年の滞在時と、米国のコロナ感染対策は変わっていましたか。

「カリフォルニアは皆マスクをつけていました。ただ自分もジムとスーパーぐらいしか行かないのですが、マスクをしてソーシャルディスタンスを守っています。州によって違うんだと思います」

──一気に開放的になっているのかと思っていました。ところでジャンジローバが、彼女も村田選手も対戦相手が見つからない。皆がノーといって戦いたがらない。でも自分たちは誰とでも戦う──というようなことを言っていましたが、なかなか対戦相手が見つからない状態だったのでしょうか。

「なんか今、鳥肌がたちました。私との対戦を拒否している選手がいるかどうかは分からないです。ただオファーが届くと、やるとしか返答をしたことがないので、そういう風に言ってもらえるとありがたいです。それで鳥肌がたってしまいました(笑)」

──ジャンジローバは同じ日本人の井上魅津希選手に勝っています。その辺りを意識することはありますか。

「試合って、今、戦うもので、過去は全然関係ないと思っています。だから、日本人選手に勝っているとかは気にしないです」

──寝技に関しては、過去最強の相手といっても過言でないです。

(C)Zuffa/UFC

「柔術……柔術ですね。でも、全部できるから勝って来ることができたんだと思います。

自分も前回の試合からステップアップするために打撃もレスリングも寝技もやってきた自信があるので、その全てを出せればと思います」

──打撃と寝技を一番の強みであるレスリングと融合させる作業は進んでいますか。

「それは……進んでいます。一つ一つを適当にこなすのではなく、打ち込みにしてもしっかりと集中してやるようにしているので」

──打撃とテイクダウンが、すっかり一体化しているように感じます。

「レスリングは道着なしで組み合うもので、その距離になると自然と出ているんだと思います。そこに繋げるための打撃を日本で……山崎さん……、大野(崇)さんに創ってもらって、こっちに入ってからはキリアン(フィッツギボンズ)・コーチと一緒に創ってきました。

米国での練習も……動画に撮って、山崎さんに送って……います」

──なんか電波の調子が悪いのか、言葉が途切れて聞こえます。

「アッ、大丈夫です。電波のせいでなくて、自分の言葉が途切れています(笑)」

──アハハハ。それこそ村田選手にはインタビューでなく、試合に期待しているので問題ないです。今回、どのような試合を日本のファンに見せたいと思っていますか。

「どんな試合……。ジムの仲間が試合をしているのを見て、元気をもらってきました。普段から自分を応援してくれる人たち、見てくれている人に、自分も元気を与えることができる試合をしたいです」

──同じ週末にMe,Weの練習仲間がDEEP JEWELSで試合をします。

「少し自分の方が試合が始まるのが早いので、勝って皆に繋げたいです。斬り込み隊長、頑張りますっ!!」

──もちろんジャンジローバは強豪です。だからこそ、勝つと次につながる。タイトルを見据えて、そこに近い選手と戦うことになっていくと思います。

「自分より上の選手ばかりなので、ここから1人ひとり倒せていかないと生き残ることはできないと思います。しっかりと良いパフォーマンスを見せたいので、日本からの応援お願いします」

■視聴方法(予定)
6月20日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN25対戦カード

<フェザー級/5分5R>
ジョン・チャンソン(韓国)
ダン・イゲ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
アレクセイ・オレイニク(ロシア)
セルゲイ・スピヴァク(モルドバ)

<バンタム級/5分3R>
マルロン・ヴェラ(エクアドル)
デイヴィー・グラント(英国)

<フェザー級/5分3R>
ジュリアン・エロサ(米国)
チェ・スンウ(韓国)

<ミドル級/5分3R>
ウェリントン・トゥルマン(ブラジル)
ブルーノ・シウバ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ディエゴ・リマ(ブラジル)
マット・ブラウン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ニック・ネグメレアフヌ(ルーマニア)
アレクサ・カミュール(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ヴィルナ・ジャンジローバ(ブラジル)
村田夏南子(日本)

<ウェルター級/5分3R>
マシュー・セメルスバーガー(米国)
ケイオス・ウィリアムス(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ジョシュ・パリジャン(米国)
ロッキー・マルチネス(グアム)

<ライト級/5分3R>
ジョアキン・シウバ(ブラジル)
リック・グレン(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ララ・プロコピオ(ブラジル)
ケイシー・オニール(英国)

The post 【UFC ESPN25】キャリア最強の寝業師ジャンジローバと対戦、村田夏南子「斬り込み隊長、頑張りますっ!!」 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
Interview UFC UFC ESPN25 ブログ ヴィルナ・ジャンジローバ 村田夏南子

【UFC ESPN25】村田夏南子と対戦、ヴィルナ・ジャンジローバ「プランAはいつだって、柔術で一本勝ち」

【写真】インタビューでは、常に大人しめでかつ朗らかだったが、なかなかの狂気性も感じられるジャンジローバ。間違いなく強い (C)MMAPLANET

19日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ESPN25「Korean Zombie vs Ige」。

同大会では女デミアン・マイアこと、ヴィルナ・ジャンジローアが村田夏南子と対戦する。

昨年12月のマッケンジー・ダーン戦では、スタンディングバトルに終始し敗れたジャンジローバは、再起戦となる村田との一戦にどのような想いでいるか。その意気込みをZoomインタビューで訊いた。


──土曜日に日本の村田選手と対戦します。今の気持ちを教えてください。

「カナコのようなテクニカルな選手と戦う機会を得ることができて、とても嬉しいわ。それにいつだって日本人選手と戦えることは楽しみでしょうがないし。今回はしっかりと準備ができているので、きっと良い試合ができるわ」

──ブラジルではまだまだコロナ感染が収まらず、痛ましいニュースも届いてきます。

「不幸にもブラジルの状況は良くならない。でも練習に関しては、皆がウィルスに対して知識もでき、しっかり対応して練習できたわ」

──つまりは昨年12月のマッケンジー・ダーン戦では、準備が十分でなかったということでしょうか。

「マッケンジーとの試合はまだ良かったけど、8月のフェリス・へーリングと戦った時はロックダウンや隔離に慣れていなくて、十分な練習ができなかったの」

──そのへーリング戦では僅か104秒で一本勝ちできましが、マッケンジーとの試合は判定負けでした。あの試合は柔術ウォーになるかと思われたのですが、ほぼほぼスタンドの打撃戦になりました。

「確かにマッケンジーとの試合で、寝技の展開がもっと多ければ興味深いモノになったでしょうね。そうなれば私の勝機は広がり、もっとトライできることがあったと思う。だからこそ、マッケンジーはスタンドで戦うという予想もしてあったの。結果、ほとんど寝技がないファイトになったということね」

──ヴィルナはMMAに於いて、素晴らしい柔術を見せてきましたが、日本にいてIBJJFのムンジアルを頂点にした柔術を追っていると、ヴィルナの名を聞く機会はほとんどありませんでした。

「私はノルデスチ(ブラジル北東部)に住んでいて、リオやサンパウロまで旅をして試合に出る余裕はなかった。だから大きなトーナメントに出ることは余り出来なくて。でも、住んでいた地域の大会には13年近く出ていたわ。

CBJJEの世界大会ではクラウジア・ガデーリャに勝って優勝したし、アマンダ・ヌネスとも戦っているわ。茶帯の時にCBJJEの大会で(階級及び無差別でムンジアル黒帯9冠の)ビア・メスキータに勝って、私の名前は知られることになったの」

──YouTubeでチェックしたことがあります。スイープして勝った試合ですね。

「そう、その通りよ(笑)。経済的な問題もあって、リオやサンパウロの大会には2年に1度ぐらいしか参加できなったから名前を挙げても、また表舞台から消えるような感じで。彼女達のように柔術では有名な戦いに出ることはできなかったけど、それでも良い選手とは戦ってきたと思う」

──確かにブラジルは色帯から人材の宝庫ですしね。柔術時代とは違い、MMAファイターになってからはグローバルに活躍しています。

「MMAはプロとして、団体から招かれる点が柔術とは大きく違うところよね。プロとしてはMMAのような世界が築かれないと。だから私も柔術よりMMAに力を入れるようになったし。それに色々なこと学ぶ必要があるMMAって、どれだけやっても飽きないの(笑)。それでも私のゲームの軸には柔術があることは確かだけどね」

──素晴らしいですね。そんなヴィルナは村田選手のことをどのように思っていますか。

「カナコはレスリングが素晴らしいわ。ずっとレスリングをやってきたことで、競い合いに慣れているし。UFCという場で、彼女のようなファイターと真のトップの座を賭けて戦うことができるのは、本当に素晴らしいことだわ。

私もカナコも簡単に対戦相手が見つからない。でも、彼女は私と同じでオファーに『ノー』と言わない選手よ。色んな選手たちが私や彼女とは戦いたがらないけど、私たちはプロとして、望まれた試合を戦っているから」

──村田選手のテイクダウン後の力をどのように評価していますか。

「皆が知っているように、グラップリングでも強くて何でもできるでしょうね。でも、彼女のゲームには穴があるから、寝技になれば私が勝つ。それでも、カナコは特別なファイターよ」

──穴がありますか。では勝負はグラウンドで?

「それはいつも狙っているわ。でも、私にも新しい武器があるの(笑)。だから、プランBではそれを使うつもりよ。プランAはいつだって、柔術を使って寝技で一本勝ちすることだけどね」

──ヴィルナ、今日はありがとうございました。日本のファンに一言お願いできますか。

「私は日本に本当に感謝しているの。柔術は日本からブラジルに渡って来たもの。日本と中国がなければ、この世界にマーシャルアーツは存在しなかった。世界の反対側で生まれたマーシャルアーツが、私や多く人間の人生になっている。日本や中国がなければ柔術もUFCもなかった。コロナが終息すれば、一番行きたい国──日本を訪れること、それが私の夢なの。いつもサポート、ありがとう。オブリガーダ、チャウ」

■視聴方法(予定)
6月20日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN25対戦カード

<フェザー級/5分5R>
ジョン・チャンソン(韓国)
ダン・イゲ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
アレクセイ・オレイニク(ロシア)
セルゲイ・スピヴァク(モルドバ)

<バンタム級/5分3R>
マルロン・ヴェラ(エクアドル)
デイヴィー・グラント(英国)

<フェザー級/5分3R>
ジュリアン・エロサ(米国)
チェ・スンウ(韓国)

<ミドル級/5分3R>
ウェリントン・トゥルマン(ブラジル)
ブルーノ・シウバ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ディエゴ・リマ(ブラジル)
マット・ブラウン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ニック・ネグメレアフヌ(ルーマニア)
アレクサ・カミュール(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ヴィルナ・ジャンジローバ(ブラジル)
村田夏南子(日本)

<ウェルター級/5分3R>
マシュー・セメルスバーガー(米国)
ケイオス・ウィリアムス(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ジョシュ・パリジャン(米国)
ロッキー・マルチネス(グアム)

<ライト級/5分3R>
ジョアキン・シウバ(ブラジル)
リック・グレン(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ララ・プロコピオ(ブラジル)
ケイシー・オニール(英国)

The post 【UFC ESPN25】村田夏南子と対戦、ヴィルナ・ジャンジローバ「プランAはいつだって、柔術で一本勝ち」 first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
News UFC UFC256 シリル・ガンヌ ジュニオール・ドスサントス デイヴィソン・フィゲイレド ブランドン・モレノ ブログ ヘナト・モイカノ ホナウド・ジャカレ マッケンジー・ダーン ラファエル・フィジエフ ヴィルナ・ジャンジローバ

【UFC256】計量終了 好カード続出。陰陽柔術家人生マッケンジー✖ジャンジローバが見逃せない

【写真】好勝負が揃った2020年最後のPPV大会、要注目のマッケンジー✖ジャンジローバ (C) MMAPLANET

11日(金・現地時間)、12日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC256「Figueiredo vs Moreno」の計量が行われた。

メインは異例の2カ月連続、PPV大会で防衛戦を戦うUFC世界フライ級王者デイヴィソン・フィゲイレド✖ブランドン・モレノ。モレノもフェゲイレドと同様に11月21日のUFC255で勝利している。

波乱万丈、2020年最後のPPV大会は非常に濃密なカードが揃っており、出場選手全員が計量をパス、RIZINからUFCデビュー戦がまたも流れたマネル・ケイプはメインのバックアップファイターとして124.5ポンドで計量を終えている。


ライト級のトニー・ファーガソン✖シャーウス・オリヴェイラ、ミドル級ではケビン・ホランド✖ホナルド・ジャカレ、さらにヘビー級でジュニオール・ドスサントス✖シリル・ガンヌという顔合わせが見られるメインカード。

プレリミでもヘナート・モイカノ✖ラファエル・フィジエフという絶対に見逃せないライト級のマッチアップも用意されている。そんななか、特に注目したいのが女子ストロー級のマッケンジー・ダーン✖ヴィルナ・ジャンジローバだ。

前戦でランダ・マルコスを見事な変則腕十字で下したマッケンジーには言わずと知れたムンジアル優勝2度、ADCC、ノーギワールド、アブダビ・プロの頂点に立ち──柔術界で考えられる全ての栄冠を手にしてきた。

ウマイタの古豪メガトン・ディアスを父に持ち、MMAも含め常に人生の表街道を歩んできたマッケンジーに対し、ジャンジローバも16歳の頃から柔術を始め、ノーギでアマンダ・ヌネスに2勝1敗、青帯の時にはクラウジア・ガデーリャに勝ちCBJJEの世界大会で優勝している。

バイーアの小さな町サヒンニャ出身の彼女は、米国で生まれ育ったマッケンジーとは違い、スポンサーもなくIBJJFの世界大会へ遠征することもできなかった。

それゆえにMMAを選択し、女デミアン・マイアと呼ばれるほどフィニッシュ力のある柔術ベースのフィニッシャーとして9勝1敗の戦績を残している。

INVICTA FCでは魅津希を破りストロー級王座にもついているジャンジローバ、ようやく日の当たるMMAファイター人生を歩むようになった彼女は、それ以上のスポットライトを浴びるためにマッケンジーに挑む。ブラジルにはIBJJFの頂点に立てない柔術の猛者が数多くいる──という説を、ジャンジローバはMMAの場で示すことができるのか。もちろん、MMAファイターとして総合力で負けないという意地もあるだろうジャンジローバ──それでも柔術MMAの激突を見てみたいものだ。

■視聴方法(予定)
12月13日(日・日本時間)
午前9時30分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWライブ

■UFC256計量結果

<UFC世界フライ級選手権試合/5分5R>
[王者]デイヴィソン・フィゲイレド: 124.5ポンド(56.47キロ)
[挑戦者]ブランドン・モレノ: 124.5ポンド(56.47キロ)

<ライト級/5分3R>
トニー・ファーガソン: 155ポンド(70.31キロ)
シャーウス・オリヴェイラ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
マッケンジー・ダーン: 115ポンド(52.16キロ)
ヴィルナ・ジャンジローバ: 115ポンド(52.16キロ)

<ミドル級/5分3R>
ケビン・ホランド: 185ポンド(83.91キロ)
ホナルド・ジャカレ: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・ドスサントス: 246.5ポンド(111.81キロ)
シリル・ガンヌ: 247.5ポンド(112.26キロ)

<フェザー級/5分3R>
カブ・スワンソン: 145ポンド(65.77キロ)
ダニエル・ピネダ: 145ポンド(65.77キロ)

<ライト級/5分3R>
ヘナート・モイカノ: 155ポンド(70.31キロ)
ラファエル・フィジエフ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<フェザー級/5分3R>
ビリー・クゥアンティロ: 145.5ポンド(66.0キロ)
ギャヴィン・タッカー: 146ポンド(66.22キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
テシア・トーレス: 115.5ポンド(52.38キロ)
サム・ヒューズ: 115.5ポンド(52.38キロ)

<フェザー級/5分3R>
チェイス・フーパー: 145.5ポンド(66.0キロ)
ピーター・バレット: 145.5ポンド(66.0キロ)

The post 【UFC256】計量終了 好カード続出。陰陽柔術家人生マッケンジー✖ジャンジローバが見逃せない first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
News UFC UFC256 シャーウス・オリヴェイラ デイヴィソン・フィゲイレド トニー・ファーガソン ブランドン・モレノ ブログ ヘナト・モイカノ ホナウド・ジャカレ マッケンジー・ダーン ラファエル・フィジエフ ヴィルナ・ジャンジローバ

【UFC256】対戦カード メインはPPV2大会カ月連続出場のフライ級王者フィゲイレド→✖ブランドン・モレノ

【写真】3週間前にアレックス・ペレスを破り、王座防衛戦を果たしたばかりのフィゲイレド。挑戦者のモレノも同大会で勝利している(C)Zuffa/UFC

2020年12月12日(土・現地時間)
UFC256「Figueiredo vs Moreno」
ネヴァダ州ラスベガス
UFC APEX

■視聴方法(予定)
12月13日(日・日本時間)
午前9時30分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWライブ

■対戦カード

<UFC世界フライ級選手権試合/5分5R>
[王者]デイヴィソン・フィゲイレド(ブラジル)
[挑戦者]ブランドン・モレノ(米国)

<ライト級/5分3R>
トニー・ファーガソン(米国)
シャーウス・オリヴェイラ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
マッケンジー・ダーン(ブラジル)
ヴィルナ・ジャンジローバ(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
ケビン・ホランド(米国)
ホナルド・ジャカレ(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・ドスサントス(ブラジル)
シリル・ガンヌ(フランス)

<フェザー級/5分3R>
カブ・スワンソン(米国)
ダニエル・ピネダ(米国)

<ライト級/5分3R>
ヘナト・モイカノ(ブラジル)
ラファエル・フィジエフ(キルギス)

<フェザー級/5分3R>
ビリー・クゥアンティロ(米国)
ギャヴィン・タッカー(カナダ)

<女子ストロー級/5分3R>
テシア・トーレス(米国)
サム・ヒューズ(米国)

<フェザー級/5分3R>
チェイス・フーパー(米国)
ピーター・バレット(米国)

The post 【UFC256】対戦カード メインはPPV2大会カ月連続出場のフライ級王者フィゲイレド→✖ブランドン・モレノ first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
Report UFC UFC252 フェリース・ヘリッグ ブログ ヴィルナ・ジャンジローバ

【UFC252】女デミアン・マイア、TD→マウント奪取→ワンパンチ&腕十字でヘリッグを一蹴

<女子ストロー級/5分3R>
ヴィルナ・ジャンジローバ(ブラジル)
Def.1R1分44秒by 腕十字
フェリース・ヘリッグ(米国)

ヘリッグが左ローを見せた直後に、ジャンジローバが右のフェイクからダブルレッグでテイクダウンを決める。同時にハーフで固め、パスからニーインへ。足を戻したヘリッグの蹴り上げにも、スクランブルは許さずニースライスパス狙いから、ブリッジに合わせてマウントを奪取する。パンチを落とし、すぐに腕十字に移行したジャンジローバが、一度組み直してタップを奪った。