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『Bellator 266: Davis vs. Romero』試合結果





Bellator 266 live and official results(MMAJunkie)
MAIN CARD (10 p.m. ET, Showtime)

・Phil Davis def. Yoel Romero via split decision (30-27, 28-29, 30-26)
・Neiman Gracie def. Mark Lemminger via TKO (punches) – Round 1, 1:27
・DeAnna Bennett def. Alejandra Lara via unanimous decision (30-27, 30-26, 30-26)
・Saul Rogers def. Georgi Karakhanyan via unanimous decision (30-27, 30-26, 30-26)
・Ben Parrish def. Christian Edwards via knockout (punches) – Round 1, 0:38

PRELIMINARY CARD (MMA Junkie, 7 p.m. ET)

・Alex Polizzi def. Grant Neal via split decision (28-29, 29-28, 29-28)
・Anthony Adams def. Khalid Murtazaliev via unanimous decision (29-28, 29-28, 29-28)
・Bobby Seronio III def. Socrates Hernandez via unanimous decision (29-27, 29-26, 29-26)
・Abraham Vaesauvia def. Albert Gonzales via knockout (punches) – Round 1, 2:17
・Shane Keefe def. Rhalan Gracie via unanimous decision (29-28, 29-28, 29-28)
・Edwin De Los Santos def. Jon Adams via TKO (strikes) – Round 1, 3:29
・Jesse Delgado def. Joshua Dillon via unanimous decision (30-27, 30-27, 30-27)

 9月18日にカリフォルニア州サンノゼのSAPセンターで開催された『Bellator 266: Davis vs. Romero』の試合結果。メインイベントはフィル・デイビスがヨエル・ロメロにスプリットデシジョンで勝利。内容的にはデイビスの完勝に見えましたが。

 上でフルタイム動画が視聴できます。続きを読む・・・
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BELLATOR Bellator266 MMA フィル・デイヴィス ヨエル・ロメロ

【Bellator266】フィル・デイヴィスがヨエル・ロメロに5度テイクダウンを決めて快勝

<ライトヘビー級/5分3R>
フィル・デイヴィス(米国)
Def.2-1:30-26.30-27.28-29
ヨエル・ロメロ(キューバ)

サウスポーのロメロ、デイヴィスが左ジャブを見せる。様子見の序盤、間合を図りつつデイヴィスが右ストレートを伸ばす。片ヒザをついて、テイクダウンのフェイクを見せたロメロは左ハイを狙う。オーソに構えたロメロにデイヴィスが右を伸ばすジャブから右というリズムのデイヴィスに対し、ロメロが左右のローを蹴っていく。

オーソを続けるロメロのローをチェックしたデイヴィスは、前蹴りに距離を詰めようとする。ロメロは間合いを取って右ロー、デイヴィスが右ローも軸足にローを受ける。ゆっくりしたリズムのなか、ロメロは左ハイ。デイヴィスは右オーバーハンド、そしてローを蹴る。鋭い右ローを蹴ったデイヴィス、最後はロメロの左ローをカットした。

2R、ジャブを続けるデイヴィスが、右に繋げ左ボディフックを決める。ロメロの左は空振りするが、ボディに右を合わせようとする。ロメロは右の直後に、右を当てるとデイヴィスのダブルレッグを防いで離れる。ジャブを多用し、右という流れだったデイヴィスがワンツーを打ち、ロメロも左ジャブを届かせる。

左オーバーハンドを空振りしたロメロ。これを続けると、スタミナをロスすることは間違いない。と、ロメロの右ローでデイヴィスがバランスを乱す場目も。それでもローに右を当てたデイヴィスは、さらに右を続ける。声を挙げたロメロは、再びローを蹴られ豪快なフックやオーバーハンドは空振りに終わる。残り1分、ワンツーからローと攻撃をまとめたデイヴィスが、ダブルレッグでテイクダウンを決めて2Rを取った。

最終回、サウスポーに戻したロメロの左は空を切る。デイヴィスは右ミドルを入れ、フックにダブルレッグを決める。スクランブルでバックに回ったデイビスは、ロメロが押し返してきてもダブルレッグを決め直す。左を差して立ち上がったロメロをダブルレッグで3度連続で倒したデイヴィスは、ハーフで抑えて右を打ちつける。

背中をマットにつけたロメロが、右エルボーを顔面に落とされる。デイヴィスはパスし、サイドへ。右を差しながら、腰を引き立ち上がったロメロは、またも倒され削られていく。背中を譲って立ち上がったロメロだが、前方に崩されてサイドバックからパンチ、ヒザをワキ腹に連打される。ロメロは懸命に立ち上がって胸を合わせるが、反撃の機会はなかった。

と敗色濃厚なロメロは、驚いたことに「3R制なのか」とメインで5Rと勘違いしていたことが露見する。結果、信じられないことにジャッジ1人は29-28でロメロにつけたが、残りの2人は30-27、30-26でデイヴィスを支持した。ロメロも自身にスコアがついた時に「そんなことはない」と手を振り、敗北が決まってからもデイヴィスを称えた。

「彼はモンスターだよ。信じらないパワフルファイターだ。2Rの終盤に動きが落ちたね。レスリングに感謝している。ベストスポーツだ」と話した勝者は、ガンと戦う両親に感謝の言葉を述べた。


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BELLATOR Bellator262 Bellator265 MMA YouTube   ジョージ・カラキャニャン ソウル・ロジャース ネイマン・グレイシー ハーラン・グレイシー フィル・デイヴィス ブログ ヨエル・ロメロ

【Bellator265】計量終了 グレイシー・ファンダメタルMMA炸裂? ヘウソンの息子ハーラン出陣

【写真】なぜ、グレイシー達はMMAに挑戦し続けるのだろうか (C)

18日(土・現地時間)にカリフォルニア州サンノゼのSAPセンターで開催されるBellator265「Davis vs Romero」の計量が行われた。

Strikeforce時代からビッグショーが行われてきたスコット・コーカーのベースに、Bellatorが2年振りに戻ってきた。ヨエル・ロメロ✖フィル・デイヴィスがメインの今大会、全12試合中メインの女子フライ級でアレハンドラ・ララと対戦するディアナ・ベネットが4.2ポンドオーバー、キャッチウェイト戦で戦うことに。


10月から11月にかけてロンドン~フェニックス~モスクワ、そして11月のダブリンと大西洋を行き来するベラトール。ビッグショー前のハウスショー的なラインナップにメインカードでフェザー級GP敗退後、ライト級に転向して最後の挑戦を続けるジョージ・カラキャニャンが、同様にライト級転向で勝負を賭けるソウル・ロジャースと対戦する一番は楽しみだ。

またウェルター級にネイマン・グレイシーが出場する以外にも、プレリミのウェルター級でもハーラン・グレイシーがサークルケージ初陣を迎える。

父はヘウソン・グレイシー、IBJJF競技柔術ではなく護身を考えたエリオ系のグレイシーの次男に柔術の手ほどきを受けたハーラン、2007年10月以来13年11カ月振りのMMAとなる。

当然ハーランはMMA、いやバーリトゥードの戦い方を父に伝授るされてはいるが、現代MMAとは意が異なる身を守り、生き残るための術を身につけているという方が正しい書き記し方か。クローズドを取り、相手を攻めさせない。ただしスコアでは不利という戦いをハーランは躊躇なくしてきそうだ。

と同時に、ハーランはIBJJF競技柔術で外掛けの足関節で失格になったこともあり、グレイシー流のストレートフットフックの使い手でもある。2年前にF2Wに出場した時は、トレアドールパスから競技柔術ならアドバンが入るという展開を創っていたにも関わらず、なぜかレフェリー判定で敗れているハーランだが、グレイシー柔術のファンダメタルが現代MMAで蘇るのか──興味深い。

■視聴方法(予定)
8月19日(日・日本時間)
午前8時00分~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前11時~Main Card: Bellator MMA YouTube Channel

■ Bellator262計量結果

<ライトヘビー級/5分3R>
ヨエル・ロメロ: 205.4ポンド(93.16キロ)
フィル・デイヴィス: 206ポンド(93.44キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ネイマン・グレイシー: 170.6ポンド(77.38キロ)
マーク・レミンガー: 169.9ポンド(77.06キロ)

<女子フライ級/5分3R>
デアナ・ベネット: 129.2ポンド(58.6キロ)
アレハンドラ・ララ: 125.2 ポンド(56.78キロ)

<ライト級/5分3R>
ジョージ・カラキャニャン: 155.6ポンド(70.57キロ)
ソウル・ロジャース: 155.7ポンド(70.62キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
クリスチャン・エドワーズ: 204.3ポンド(92.66キロ)
ベン・パリッシュ: 205.6ポンド(93.25キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
グラント・ニール: 204.1ポンド(92.57キロ)
アレックス・ポリジィ: 204.9ポンド(92.94キロ)

<ミドル級/5分3R>
ハリド・ムルタザリエフ: 185.3ポンド(84.05キロ)
アンソニー・アダムス: 185.3ポンド(84.05キロ)

<175ポンド契約/5分3R>
アブラハム・ベイサ: 175ポンド(79.37キロ)
アルバート・ゴンザレス: 175ポンド(79.37キロ)

<バンタム級/5分3R>
ボビー・セロニオ2世: 135.4ポンド(61.41キロ)
エリン・ハンター: 135.9ポンド(61.64キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ハーラン・グレイシー: 171ポンド(77.56キロ)
シェーン・キーフ: 169.1ポンド(76.70キロ)

<フライ級/5分3R>
エドウィン・デロス・サントス: 125.3ポンド(56.83キロ)
ジョン・アダムス: 125.4ポンド(56.88キロ)

<130ポンド契約/5分3R>
ジェシー・デルガド: 129.5ポンド(58.74キロ)
ジョシュア・ディロン: 130ポンド(58.96キロ)

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BELLATOR Bellator258 News  グラチアン・サジンスキ アンソニー・ジョンソン セルジオ・ペティス フアン・アルチュレタ ブログ ヨエル・ロメロ

【Bellator258】ヨエル・ロメロが欠場に。アルチュレタとスコット・コーカーが堀口恭司の挑戦に言及

【写真】Zoomで共同インタビューを行ったアルチュレタとペティス。アルチュレタが堀口恭司の挑戦に関して質問を受け返答した (C)BELLATOR

29日(木・現地時間)、5月7日(金・同)にコネチカット州アンカスビルのFight sphere=モヒガンサン・アリーナで開催されるBellator258のメイン=ライトヘビー級ワールドGP準々決勝でアンソニー・ジョンソンと対戦予定だったヨエル・ロメロが同日に行われたメディカルにパスできず、出場が取りやめられたことが発表された。

ベラトールはアンソニー・ジョンソンと対戦する補欠ファイターを決定し、早々に対戦を組むとのこと。また同大会ではセミで組まれていたBellator世界バンタム級選手権試合=王者フアン・アルチュレタ✖挑戦者セルジオ・ペティスがメインに昇格されることとなった。


通訳が必要なためマスク着用でリモ取材を受けていたロメロ

ベラトールでは28日(水・同)にAJとロメロ、アルチュレタとペティス及びスコット・コーカーがバーチャル・メディアデーを行っており、同イベントにPRに努めていた。

リモート会見でロメロは「GPに出る機会を与えてくれたベラトールに感謝している。素晴らし選手が揃ったトーナメントで、ランブルのような男と戦えることは光栄だ。ランブルはMMA史上最高のライトヘビー級ファイターで、彼とケージに入れる時が待てない」と意気揚々と話していたが、まさかの欠場ということになってしまった。

今回のリリースはアンソニー・ジョンソン✖ヨエル・ロメロに関して、将来的に日時を決めて実施するという言葉で締められている。

またバーチャル・メディアデーではアルチュレタとスコット・コーカーから、堀口恭司に関して気になる発言があった。米国メディアからアルチュレタは「キョージは負傷からカムバックしたけど、タイトルマッチに出てくるチャンスがない。チャンピオンの役割として彼と戦うことは考えていないか」という質問を受けた。

その時のアルチュレタの回答が「キョージに関しては僕もベラトールも多くの機会を投げかけてきた。スコット・コーカーにも僕は『キョージがタイトル防衛戦の最初に相手だよ』と言ってきた。でも、彼は受けなかった。その後、セルジオがナンバーワン・コンテンダーになり、僕と戦うことになったんだよ」というものだった。

堀口は昨年の大みそかに朝倉海に勝利したRIZINバンタム級王者になった時点でベラトールの王座挑戦は急がないという主旨の言葉を残していたが、それでもアルチュレタ✖ペティス後はどうなるのか。両者の後にメディアの質問を受けたスコット・コーカーに、MMAPLANETでは堀口が次期挑戦者になることをどれだけ考慮しているのかと尋ねた。以下がスコット・コーカーの返答だ。

スコット・コーカー
「今回の世界戦の後ことはまだ話し合っていない。バンタム級での数多くの試合が控えているからね。どうなるのか……私はキョージのことが好きだ。彼はグレートファイターだ。彼は今でも世界の2位か3位だ。ただし彼がいつ戦いたくて、いつ戦いたくはないのかが私には分からない。

でも我々は何度か、日本に選手を送り込んでファイトをさせようと試みてきた。でも、日程はずれ込んでしまっていたんだ。だから実現しなかった。我々はいつもオープンだ。私はクロスプロモーション・ファイトを問題視していないからね。ばかりか楽しんでいる。ただし正しいタイミングを見極めないといけない。そして、サカキバラも我々ベラトールも忙しすぎるんだ」

堀口恭司のBellator世界バンタム級王座挑戦の件に関しては、RIZINサイドが秋口に、日本では難しいので米国で実現するように交渉を続けていたのは事実。逆にコロナ禍の日本の現状を鑑みて、アルチュレタ✖堀口や合同イベントのような話が現実的でないことは、誰もが理解できる。

故に秋に米国で挑戦というストーリーラインに関して、ここにきてコーカーが含みを持たす言い方に変ったのは、どういうことなのか。いずれにせよ、堀口の王座挑戦に関しては、これからも調整が必要という状態であることは間違いなさそうだ。

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【Bellator】ライトヘビー級GP開催。5月7日にアルチュレタ✖セペティスのバンタム世界戦。堀口参戦へ交渉

【写真】ヘビー級、ウェルター級、そしてフェザー級に続きライトヘビー級でワールドGPが開催される(C)BELLATOR

9日(火・現地時間)に発表されたShowtime中継Bellatorイベント。4月2日(金・同)、9日(金・同)、16日(金・同)、そして5月7日(金・同)の4大会のメインカードが明らかとなっている。

まずこれらの大会はパンデミック後のBellatorの本拠地であるファイトスピアー=コネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催される。

4月2日のBellator255のメインはBellator世界フェザー級選手権試合兼フェザー級ワールドGP準決勝=王者パトリシオ・フレイレ✖エマニュエル・サンチェスが組まれた。Covid19のパンデミックで進行が遅れた100万ドル争奪トーナメントは、この両者の対戦の勝者が6月に決勝でAJ・マッキーと戦うことが決まっている。


9日のBellator256ではライトヘビー級ワールドGPがスタートし、メインでライアン・ベイダー✖リョート・マチダ、コメインでコーリー・アンダーソンとACAライトヘビー級王者のトルクメニスタン人ファイター=ドブレジャン・ヤギュシュムラドフという準々決勝2試合が組まれた。

翌週16日のBellator257は残りの準々決勝で世界ライトヘビー級選手権試合を兼ねた王者ワジム・ネムコフ✖フィル・デイヴィス、さらにUFCより転じたヨエル・ロメロがアンソニー・ジョンソンと戦う。

いってみれば8人中6選手が元UFCファイターでありながら、UFC色が色濃いのはロメロとアンダーソンぐらい。ベラトールの現有勢力とUFC転向組、ロシア圏からの新顔という興味深い顔合わせになっている。

今回のGP出場に向け、バーチャル会見で現ヘビー級&前ライトヘビー級世界王者のベイダーは「2階級制覇に続き、ベラトールで初めてGP2階級制覇を成し遂げる機会になる」とヘビー級ワールドGPに続き頂点に立つことと、王座奪還を口にした。

さらに5月7日のBellator258のメインでは世界バンタム級選手権試合=王者フアン・アルチュレタ✖挑戦者セルジオ・ペティスの一戦が組まれている。試合の2日前は5月5日=シンコ・デ・マヨ(Cinco de Mayo)は──1862年にプエブラの会戦でメキシコ軍がイグナシオ・サラゴサ将軍の指揮の下、絶対的不利な状況で奇跡的にフランス軍を撃退した──メキシコ人にとって特別な祝日だ。

ペティスを迎え撃つアルチュレタは「チップス、サルサ、マルガリータ、セルベッサを用意して2日遅れのシンコ・デ・マヨを楽しんで欲しい。タフなメキシカンが2人、激突する。全てのメキシカン・ファンにとって素晴らしいシンコ・デ・マヨになるはずだ」と話している。

またベラトールのバンタム級戦線といえば、気になるのはRIZINバンタム級チャンピオンに返り咲いた堀口恭司の動向だ。会見終了後のZoomぶら下がり取材でスコット・コーカーは、堀口の再登場に関してRIZIN榊原代表と話し合っていくということを明言している。

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