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【DEEP JEWELS42】10周年記念大会でHIME戦、パク・シウ「目標は自分の力の40~50パーセント出すこと」

【写真】昨年4月のDEEP OSAKA Impact以来のケージ出場で、どのような進化した姿を見せるか (C)MMAPLANET

10日(日)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS42「10th Anniversary」にて、パク・シウが約1年5カ月ぶりのDEEP出場──2年3カ月振りのDEEP JEWELS参戦を果たし、HIMEと対戦する。
Text by Takumi Nakamura

一昨年大晦日のRENA戦を皮切りに、昨年はRIZINを主戦場に戦ったパク・シウ。RIZIN女子スーパーアトム級ワールドグランプリでは1回戦で浅倉カンナ、準決勝で浜崎朱加に勝利して決勝進出を果たすと、決勝では伊澤星花とスプリット判定までもつれる接戦を演じた。伊澤戦から約9カ間「試合に負けて後悔や落ち込んでいる暇があるなら、その時間にトレーニングをした方がいい」とMMAファイターとしての底上げのための練習を続けてきた。HIMEとの一戦ではその成果を見せたいと語った。


――昨年大晦日のRIZIN女子スーパーアトム級ワールドグランプリ決勝の伊澤星花戦はスプリットでの判定負けという結果でした。あの試合を振り返ってもらえますか。

「昨年は試合数が多かったので、試合で見つかった自分の悪い部分を修正する時間がなかったです。それが試合に出てしまったかもしれません。今回は約9月間、試合間隔が空いたので、昨年の試合で見つかった課題を修正する練習ができました。またコンディションもすごくいい状態です」

――判定結果が物語っているようにどちらが勝ってもおかしくない試合だったと思います。そういった負けを経験して、気持ちを切り替えることに苦労はなかったですか。

「プロで試合をしている以上、勝つこともあれば負けることもあります。伊澤選手に判定負けしたことを後悔はしていませんし、それを引きずることもないです。後悔する・落ち込んでいる暇があるなら、その時間にトレーニングをして次の試合に向けて備えた方がいいですよね? 私はいつもそういう気持ちで練習しています」

――RIZINではRENA選手、浅倉カンナ選手、浜崎朱加選手、そして伊澤選手とトップ選手たちと試合が続きました。どのようなことが経験やプラスになりましたか。

「まず本当のプロフェッショナルなファイターとして試合をしていると感じていました。あとは色んなタイプの選手たちと戦えたことも大きな経験になりました」

――伊澤戦以降は、練習において何か特別に意識することはありましたか。

「試合期間が空いたので対戦相手のことを意識せず、自分のMMAのレベルを上げるための練習ができました。打撃、レスリング、グラップリング…それぞれの技術を伸ばすことを意識し、それぞれの技術で自分の弱点だったところを克服しています」

――日本ではKRAZY BEEが主な練習場所ですか。

「そうですね。基本的にはKRAZY BEEが主です」

――パク・シウ選手は打撃の印象が強いですが、レスリングやグラップリングの強化についてはいかがですか。

「まず私は周りから『打撃が強い』と言ってもらえるのですが、世界のトップレベル選手と比べるとまだまだだと思っています。KRAZY BEEに打撃専門のトレーナーさんがいるので、その方のもとで打撃の技術を伸ばす練習をしています。レスリング・グラップリングについては全体的なレベルアップが必要で、そうした練習をやりつつ、試合になった時に自分が得意な打撃とどう組み合わせて使うのかが大事だと思っています」

――実際にこの半年間でどんなスキルが伸びていると感じていますか。

「練習で成長は感じていますが、それを試合で出すことが難しいし、試合で出せなければ意味がないので、次の試合でそれが分かるのかなと思います」

――では対戦相手のHIME選手の印象を教えてください。

「私は対戦相手の映像をあまり見ないので、細かいことは分からないですが、もともとバスケットボールの選手で背が高くて身体能力が高い選手だと思います。成長のスピードも速いと思うので、前回の試合よりも今回の方が間違いなく強くなっていると思います」

――言える範囲で構わないので、どのような試合をイメージしていますか。

「相手は打撃が強くて、私も打撃が好きなので、打撃戦になると思います。私は新しいコンビネーションも練習しているので、それを試合で出したいです。あとはレスリングとグラップリングもたくさん練習しているので、テイクダウンしてサブミッションでも勝ちたいです。いざ試合でどうなるかは楽しみにしていてください」

――まだ試合で見せたことがないパク・シウ選手のことを見せられそうですか。

「今までの試合は自分が持っているものの20パーセント程度しか見せることが出来ませんでした。今回の目標はそれを40~50パーセント出すことで、それが出来たらとてもいい試合になると思います」

――今回は約1年5カ月ぶりのDEEP参戦となります。久しぶりにDEEP JEWELSで戦うことをどう感じていますか。

「RIZINでずっとリングの試合をやってきて、今回は久々のケージなので、まずそこを楽しみにしています。また前回DEEP JEWELSに出た時よりもたくさんの人が応援に来てくれるので、そういう人たちの前で戦うことも楽しみです」

――今回の復帰戦をクリアしたあとの目標を聞かせてください。

「私はアトム級・スーパーアトム級で試合をしていますが、今はRIZINのスーパーアトム級チャンピオンになることが一番の目標です。それを実現出来たら階級を上げて、50キロ以上の階級にもチャレンジしていきたいです」

■視聴方法(予定)
9月10日(日)
午後5時05分~DEEP チャンネル-YouTube、サムライTV
午後4時30分~U-NEXT

■ DEEP JEWELS42対戦カード

<DEEP JEWELSミクロ級選手権試合/5分3R>
[王者]アム・ザ・ロケット(タイ)
[挑戦者]村上彩(日本)

<49キロ契約/5分3R>
パク・シウ(韓国)
HIME(日本)

<49キロ契約/5分2R>
須田萌里(日本)
ケイト・ロータス(日本)

<ストロー級/5分2R>
青野ひかる(日本)
桐生祐子(日本)

<フライ級/5分2R>
NØRI(日本)
斎藤百瑚(日本)

<ミクロ級/5分2R>
山崎桃子(日本)
古林礼名(日本)

<アトム級/5分2R>
古瀬美月(日本)
イ・イェジ(日本)

<50キロ以下契約/5分2R>
竹林愛留(日本)
彩綺(日本)

<ミクロ級/5分2R>
ちびさい KYOKA(日本)
上瀬あかり(日本)

<ライト級/5分2R>
ぽちゃん Z(日本)
細谷ちーこ(日本)

<フライ級/5分2R>
奥富夕夏(日本)
鈴木”BOSS”遥(日本)

<アマ・ストロー級/3分2R>
サラ(日本)
愛温(オランダ)

<アマ49キロ契約/3分2R>
須田美咲(日本)
槇原未来(日本)

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【DEEP JEWELS42】10周年記念大会でアム×村上のミクロ級タイトル戦。齋藤百湖の初陣は何と、NØRI

【写真】ほぼほぼ適正体重より重い状態で戦って来た両者が、どのようなパフォーマンスを見せつけるか (C)MMAPLANET

12日(水)にDEEPより、9月10日(日)に東京都港区のニューピアホールでDEEP JEWELS42「10th Anniversary」が開催されオープニングのアマMMAを含め12試合の対戦カードが発表された。

2013年8月31日に新宿FACEで旗揚げ戦が行われ(※メインに藤野恵実、セミのキックにキム・ジヨン、グラップリングに魅津希、パウンド無し試合も組まれた)、確実に日本の女子MMA界の成長を後押ししてきたDEEP JEWELSが活動開始から10年の区切りとなる大会を開催する。


3回戦で発表されたのは、DEEP JEWELSミクロ級タイトル戦=王者アム・ザ・ロケット×村上彩。そしてパク・シウ✖HIMEの49キロ契約マッチの2試合だ。

同じく49キロ契約では2回戦ながら須田萌里×エイト・ロータスという注目カードが組まれている。

また全日本学生柔道選手権63キロ級で3位の実績を持ち、EXFIGHT所属でアマMMAで万智に勝利している齋藤百湖がプロデビューに挑む。対戦相手は何とパンクラスでタイトル戦を経験したばかりのでNØRI──実績崩壊マッチも実現する。

この他、青野ひかる×桐生祐子、山崎桃子×古林礼名、竹林愛留✖ 彩綺なども決定した10周年記念大会。特別仕様でなく、普段着の装いで記念大会が実現することが、DEEP JEWELSが10年に渡り積み上げて来た実績の証といえるだろう。

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【ROAD FC64】グローバルT開幕。70キロTにアフリカ&マックス参戦、原口央出場63キロTは補欠戦にも注目

【写真】63キロT補欠戦出場のガントグトフ・バートルチョローンは、あのテムーレンと1勝1敗。初戦はスプリットで落とし、2戦目はニンジャチョークで一本勝ちを収めている──本戦で見たかった注目株だ (C)MMAPLANET

24日(土・現地時間)、韓国はウォンジュのウォンジュ総合体育館でRoad FC64が開催される。

Road FCのお膝元で始まる63キロと70キロの2階級の8人制トーナメントには前者に原口央、後者にキャプテン☆アフリカと日本在住のマックス・ザ・ボディが出場する。


賞金10万ドルが賭けられた2つのトーナメントは、Black Combat旋風が巻き起こるK-MMA界の老舗が打って出る大勝負だ。8月にはソウル郊外のアニャンで準決勝大会、そして10月に決勝が実施される予定の短期勝負。63キロには日本でのお馴染みのキム・スーチョル、彼と同様にRIZIN参戦経験のあるベテラン=ムン・ジェフン、新鋭のヤン・ジヨン、チェ・セルゲイの代役としてパク・ヘギュンが補欠戦から繰り上げ出場となった。

スーチョルの相手はロシアの長身キックボクシング&テイクファイターのアレクセイ・インデンコ。ムン・ジェフンは原口と戦うこととなっている。いえばネームバリューが決して高くないが、実力があるかポテンシャルが高いファイターが集まっているなかで、キム・スーチョルが練習を実際に目にして、ヤン・ジヨンと戦うキルギスのラザバリ・シェイドゥラエフに要注意が必要だと言っている。

また補欠戦でチャ・ミンヒョクと戦うガントグトフ・バートルチョローンは、西日本MMAに旋風を巻き起こすモンゴル人ファイター。ムエタイ出身でアマムエタイのアジア大会で銀メダル、プロで60戦以上のキャリアを持つ。MMAは4勝1敗だが、韓国ALL FCのチャンピオンで──Gladiatorバンタム級王者のテムーレン・アルギマーと1勝1敗という戦績を残しており、ひそかに注目したい。

70キロ級ではRoad FCの若きライト級王者で、韓国の青木真也の異名を持つパク・シウォンは負傷箇所を手術した関係で不参加となっている。母国ファイターの推しメン不在となった70キロではキム・スーチョルと1勝1敗の現フェザー級王者のパク・ヘジンがその期待を一身に背負って参戦、初戦の相手がキャプテン☆アフリカとなった。

グラップリング主体の1階級下の王者が相手なだけに、キャプテン・アフリカとしてはフィジカルの差を生かした寝技でドミネイトしたいところだ。またマックスの初戦相手ハン・サングォンはキャリア1勝3敗、ここは必勝でいきたい。

また同大会はウォンジュMMA スポーツ・フェスティバルの一環として行われ、土曜日の正午スタートという珍しい時間帯で開催され、翌25日(日・同)には格闘技フェスティバルと銘打たれたアマ競技大会が同所で開かれることとなっている。

■ Road FC64対戦カード

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
キム・スーチョル(韓国)
アレクセイ・インデンコ(ロシア)

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
ムン・ジェフン(韓国)
原口央(日本)

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ムングントスウ・ナンディンエルデン(モンゴル)
フィリッピ・ジェズウス(ブラジル)

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
パク・ヘジン(韓国)
キャプテン☆アフリカ(日本)

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
ヤン・ジヨン(韓国)
ラザバリ・シェイドゥラエフ(キルギス)

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ユン・テヨン(韓国)
アルトゥル・ソロヴィエフ(ロシア)

<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
パク・ヘギュン(韓国)
ブルーノ・アゼベド(ブラジル)

<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ハン・サングォン(韓国)
マックス・ザ・ボディ(カメルーン)

<Road FC グローバル63キロT補欠戦/5分3R>
チャ・ミンヒョク(韓国)
ガントグトフ・バートルチョローン(モンゴル)

<Road FC グローバル70キロT補欠戦/5分3R>
ヨ・チェウ(韓国)
シン・ドングク(韓国)

<50キロ契約/5分3R>
パク・ソヨン(韓国)
ペク・ヒョンジュ(韓国)

<70キロ契約/5分3R>
パク・ソヨン(韓国)
パク・ヒョンビン(韓国)

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【DEEP JEWELS41】キャリア再構築=須田萌里戦へ、パク・ジョンウン「女子が増えて、チャンスが広がる」

【写真】これからに向け、しっかりと爪痕を残すことができるか(C)MMAPLANET

28日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS41で、パク・ジョンウンが須田萌里と対戦する。

18歳の時のプロデビュー戦の相手は藤野恵実、2戦目がSARAMI。4戦目が渡辺久恵という日本でより多くの経験を積んだ選手との対戦が続いた。女子MMAの層が薄く、実戦経験の差があるような試合を受けないと試合機会が訪れなかった。

自然とレコードは黒星が目立ち、コロナの感の試合数の減少もあってデビューから8年を迎え戦績は8勝7敗1分と、その実力に見合わない数字が並ぶようになった。結果、今度はキャリアの浅い有望株との試合が続く。それでもパク・ジョンウンは「女子MMAが盛んになっている証。大切なのはこれから」と笑顔を見せた。

キャリアの再構築へ、負けられない須田戦を前のチビ・ウルフの心境とは。


――今週の日曜日に3年半振りの日本での試合が控えているパク・ジョンウン選手です(※取材は24日に行われた)。今、どのような気持ちですか。

「日本での試合は常に良い思になるので、この間もずっと日本で戦いたいと思ってきました。なので凄く嬉しいです」

──コロナの間、韓国ではなかなか試合ができなかったと思いますが、一昨年の9月にRoad FCの女子アトム級王座決定戦で敗れたのは本当に驚かされました。

「試合直後は本当に納得がいかなかったです。ガッカリもしました。選手同士は細かい部分で分かっていると思いますが、自分では勝ったと思っていました。ただ、あそこで敗北を喫した事実は覆すことができないので、再びモチベーションをキープして前進するしかないと割り切ってやってきました。もう、あの敗北を引きずることはないです」

──パク・シウ選手など日本に来て試合経験を積み、他にもONEやCombate Globalに転じる選手も出てくるなか、パク・ジョンウン選手は韓国で戦うという選択しました。この間、どのような想いで試合の機会を待っていたのでしょうか。

「他の選手が日本や海外で活躍していることに関しては、彼女達の選択がそういうことで。彼女達自身の選択を尊重すると同時に、自分はコロナの時代で試合ができなかったことを受け入れています。大切なのは、これからだと思います」

──その「これから」のキャリアアップをどのように考えていますか。

「試合ができなかった間、逆に調子を戻すことができて精神的にも強くなったと思います。これからは戦績のことも考えて、勝つことを重視して戦っていきたいです」

──レコードを綺麗にしていくということですね。勝ち星が先行するように。

「まずコロナの間、試合ができなかったので、これからはたくさん試合がしたいです。今回のDEEPでの試合をリスタートして……負けるとまた次が見えなくなるので、これからは勝ち続けて試合数を増やしていきたいです」

──では絶対に負けられない試合の対戦相手となる須田選手に関して、どのような印象を持っていますか。

「試合の話が来て、初めて知った選手でした。でもタイトル戦を経験しており、かなり強い選手だと思います。特に寝技が強いので、油断せずに戦いたいです」

──柔術家がMMAを戦って打撃ありのなかで積極的になれないというタイプでなく、殴られるのを承知で柔術の技を使える強さがあります。

「試合映像を視ても寝技が強くて、腕十字が凄く上手いと思いました。私は寝技に秀でているとか、打撃が抜群に強いというファイターでなく、満遍なくどの局面でも戦える選手です。グラップリングが強い須田選手と戦うのが楽しみで、そういう何か特化した選手を倒したいという気持ちが大きいです」

──いつの間にか下の選手の突き上げを食う立場となり、若い選手の台頭を跳ね返さないといけないようになりました。

「選手としての宿命だと思っています。経験を積めば積むほど、下から上がってくる選手と戦う機会が増えるのは。逆にそれだけ女子選手の数が増えてきたという意味なので、私としては嬉しいです」

──パク・ジョンウン選手はキャリアの序盤に経験の差が多い相手との試合が多かったのも層の薄さが関係していました。だからこそ、そのように感じられるのでしょうね。

「Road FCのアマチュアで女子の選手が出てきて、プロを目指す選手も増えています。MMA自体、韓国で成長していて人気も上がっているのでこれからがより楽しみです。情熱を持ってMMAに接してくれる人達がいるので、これから韓国のMMAはもっと発展し女子選手の数も増えて、チャンスも広がると思っています」

──では最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

「日本は良い思い出ばかりです。日本で私のことを応援してくれるファンもいました。今も私のことを忘れずに待ってくれている人達の期待を裏切らないように、しっかりと勝ちます。アリガトゴザイマス」

※2015年5月掲載。パク・ジョンウンのデビュー戦後のインタビューはコチラから

■視聴方法(予定)
5月28日(日)
午後5時20分~DEEP チャンネル-YouTube、U-NEXT、サムライTV

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【RIZIN LANDMARK05】V.V Mei戦へ、浅倉カンナ─02─「この試合だけは絶対に勝つ」

【写真】何があっても練習だけをしてきた。逆に試合がない状態での練習により、技量が上がっているという見方は十分にできる(C)MMAPLANET

29日(土・祝)、東京都渋谷区の代々木第一体育館で開催されるRIZIN LANDMARK05で、V.V Meiと対戦する浅倉カンナ・インタビュー後編。

突き抜けられない現状との戦いに、自信を失う場面もあった浅倉だが、ヴァレンチーナ・シェフチェンコとの出会いと、V.V Meiという対戦相手を得たことで──再び戦いの場に戻る。

これがキャリアの剣が峰、乗り越えることで大きなステップとなる一戦へ、その覚悟と不安と自信の程とは。

<浅倉カンナ・インタビューPart.01はコチラから>


──それはかけがえのない経験となりましたね。

「プレイベートはジムのパーティで一緒したぐらいなんですけど、練習中の行い、雰囲気から本当に人として尊敬できて。全く偉ぶったことがないし」

──カンナ選手に関しては、RIZINで活躍をしてきたのですが、海外に行きたいという気持ちがないのかと疑問に感じていました。世界を目指す人がジムに多いですし。ヴァレンチーナと触れ合って、海外で戦うということを再考するきっかけにはならなかったですか。

「う~ん、本当の本当、正直に言って良いですか」

──もちろんです。

「こんなに強い人が世の中にいるのかって思いました。世界って広くて、厳しいと。練習を見てもらったので分かると思いますが、本当に何もできずぶっ飛ばされていたじゃないですか(苦笑)」

──まぁ2階級違いますし。

「それはそうなのですが……気持ち良いぐらい吹っ飛ばされたので、世界の厳しさを感じて……。目指そうっていうよりも、『こんなに強い人がいっぱいいるんだ』という感覚になって。同じ場所に行きたいという想いにはならなかったです。本当に今、自分は自信がなくて。試合までに自信をつけないといけないんです」

──RIZINにもパク・シウ、伊澤星花という選手がいます。強いです。

「強いですね。ただMei選手と試合をするということは、そこまでいくという覚悟をして決めたことなので。後のことは分からないですけど、この試合だけは絶対に勝つ。この試合の結果で、自分の今後が変わる気がします。周りもそうなんですけど、自分の気持ちがそうなると思います。

また『無理なのか』って思うことになるのと、勝って上を目指すことができるのでは大分違ってくると思うので。それぐらいの覚悟をして、臨みたいです」

──対戦相手としてMei選手のことを、どのように捉えていますか。

「Meiさんは打撃も寝技もできるし、経験が凄い。国内のトップファイターで、海外でもタイトル戦まで行った。なので簡単な相手ではないです」

──とはいえ2度に渡るアンジェラ・リー戦の頃と、ONEの終盤ではパフォーマンスは違う……下がったという印象は拭えないです。

「そうですかねぇ……MeiさんがMMAを余り戦えていないのが、関係しているのか。ただ、自分はアンジェラ・リー戦の印象が強いです。絶対に諦めないし、『Meiさん、凄い』って思っていました。自分より前に女子格闘技を盛り上げてくれていた選手と戦うことが、凄く嬉しいです。

もちろん、若くて力をつけてきた選手との戦いも自分にとって良い経験になるのですが、嬉しさでいうとMeiさんと戦える方が大きいです。実際、練習もしたことがあるし、やっぱりそういう過去とも関係してきます。戦わせてもらえるなら上の世代の選手とも戦っていきたいです」

──今日は対戦相手のMei選手と顔を合わせて、いかがでしたか。

「ちょっと気まずかったです(笑)。試合が決まってからは、当然練習をすることもないですし、連絡とかも取り合わないですけど。Meiさんを目の当たりにすると気まずさもありつつ、やっぱり気合いも入ります。もうやるしかないので、自分は会見があるとよりスイッチが入ります」

──自分のなかで、ここは譲りたくないという部分はありますか。

「試合が決まっていない時の練習って楽しいです。自由に色々と試すことができて。そういう期間が長かったので、何かその自分をケージのなかで出すことができれば、結構良い動きができるという気持ちでいます。そういう部分には自信があって──どうなんですかね、一本取れると思っています」

──これだけ自信がないと連呼して、結果的に自信はあると(笑)。カンナ選手、食えないですね(笑)。ところで今回は世代が上のトップ選手と戦いますが、今、DEEP JEWELSを見ていると過去2年ぐらいでデビューした選手が、キャリア10戦以上の選手を越えていく勢いを見せています。この現状はどのように見ていますか。

「刺激になります。凄く勢いがあります。そこに怖いモノしらずっていう部分もあるので。まだ何か怖くなる壁に当たっていない。だから本当に勢いがあります。万智ちゃんが柏に練習に来てくれていて、めちゃくちゃ強いです。万智ちゃんとスパーリングをしていると、負けたくないっていう想いになりますし、そこが良い刺激になっていますね。

何か昔の自分を思い出します。『こういう時、自分も凄く楽しかったな』って(笑)。そういう感覚で見つつも、自分はもうその場所にいない。違うところで、前に進んでいくしかないので」

──リングでなくケージです。ケージの方がカンナ選手は自分に粘りがあるし、相手の嫌なことも数多く仕掛けることができるように感じます。

「ハイ(笑)。あると思います。自分の中ではリングもケージも変わらないと思っているのですが、ケージで戦うとやりやすさは感じます。ケージ際の攻防は、リングと全然違うのでそこは強味になってきます」

──では、最後にファンにどのような自分を見て欲しいですか。

「負けて……この葛藤って人には伝わらない部分があると思います。悩みではないのですが、この感情が皆に伝わっていないだろうし、いい加減ファンの人たちには呆れられていると思っています。なので、ケージでしっかりと良い勝ち方をして──自分のなかで、今いる状況、立ち位置を全て変えていきたい。ケージの中で暴れている自分の試合を楽しんでほしいです」

■視聴方法(予定)
4月29日(土)
午後2時30分~ABEMA, U-NEXT, RIZIN100CLUB,スカパー!

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【RIZIN LANDMARK05】V.V Mei戦、覚悟を持った再出発。浅倉カンナ─01─「もうやるしかないんだから」

【写真】ここは上を目指す選手が、必ず通る道(C)MMAPLANET

29日(土・祝)、東京都渋谷区の代々木第一体育館で開催されるRIZIN LANDMARK05で、V.V Meiと対戦する浅倉カンナ。

昨年7月にパク・シウに敗れスーパーアトム級GP初戦敗退に終わった浅倉は3月3日に行われた会見で、この敗北を受けて自身のキャリアに対してネガティブになっていたという発言をした。

2014年のデビューから早くも8年の月日が過ぎ、RIZINで戦うようになってから6年半が経過した。積み重ねた試合数は26試合、そして感じるトップとの差。キャリア最長の試合間隔を経て、再び覚悟を持って戦う相手は日本の女子MMAを引っ張ってきたV.V Meiだ。最後に輝く舞台として、ONEからRIZINに戦場を移してきた先人との対戦、自らのキャリアの再構築に関して浅倉カンナは何を話したのか。そして世界最強女子MMAファイターの邂逅が彼女に何をもたらしたのか。


──会見で話していた「ネガティブになっていた」という部分、もう少し詳しく話してもらえますか(※取材は3月3日に行われた)。

「トーナメントのベルトは獲りましたけど、階級のベルトは獲れていなくて。RIZINに出させてもらってそこをずっと目指していたんですけど、あの1回戦で負けるということは相当に遠いし、もう無理。目指せないかなって負けた直後は思っていました。でも、少し休んでジムに練習に行くと、先輩や後輩が毎週のように試合があって。皆の姿を見ていると、格闘家としてもうちょい挑戦しようかなっていう想いになってきて。それから、大分時間は空いてしまったのですが、このオファーを貰って『もう1回やるかぁ』という感じですね」

──この先が見えていなくても、道場には足が向かうのですね。

「ハイ。毎日のように練習には行っていました。なんですかね……強くなろうとかっていう気持ちも負けた直後にはなくなっていました。でも、ジムで練習することは楽しいです。皆、頑張っているし」

──パラエストラ柏、今やカンナ選手より若い選手が増えていないですか。

「めちゃくちゃ増えました。後輩ばっかりで。自分が入った時とは、雰囲気が違いますね。『ここで生き残ると強くなっている』という空気がジムの中に凄くあって。結構、皆頑張って続いているんですよ。

自分の後の世代ってなかなかプロに行き着く人がいなかったのが、今の子たちは負けてもアマチュアの試合に出続けて、プロになっています。もちろん全員じゃないですけど、そこまで頑張る子が増えています。だからジムの雰囲気も凄く良いと思います」

──だからこそ、常に勝利だけでなく、敗北も周囲にあるということですね。

「(鶴屋)怜君は突っ走っていますけどね(笑)。頑張っていても、大切な試合で負ける選手もいます。それでも、辞めないで頑張っている。そこに関しては下の子たちよりも、上の先輩たちを見てそう思いました。やっぱり扇久保(博正)さん、岡田(遼)さん──」

──いやっ、岡田選手は違うはずです(笑)。ジムの選手の取材があると知れば練習に駆けつけて、第二の人生のために練習をしています。そこには扇久保選手のような純粋さはない(笑)。

「アハハハハハ。岡田さんのこと、めっちゃ否定しますよね(笑)」

──年を重ねると、笑顔の裏にある本当の顔が見えてくるんです(笑)。

「自分にとっては偉大な先輩なんで(笑)。ホントに(内藤)頌貴さんもそうだし、黒澤(亮平)君もそう。私はRIZINに昔から出させてもらって目立っては来ましたが、格闘家としては皆が大先輩なんです。そういう人たちをずっと見ていると、自分の経験なんて全然まだ足りていないっていう気になります。先輩と比べるわけじゃないけど、やっぱり想うことが多かったです」

──また強くなろうと思えるようになったのは?

「正直、オファーを貰っても『試合するのかな?』という感じで、『よし、やろう』とはならなかったです。『うわぁ、オファーが来たぁ。どうしようかな、Meiさんかぁ……強いなぁ』っていう感じで。同時に練習をしていても、『ちんたらやっていてもしょうがないな』という気持ちもあったので、3カ月あれば準備もデキると思って戦うことを決めました。

ただケージに上がる時よりも、この3カ月という期間が怖かったです。また、あれだけの練習をして、自信を持って戦うことができるのかなって。実は返事をするまで、3日ぐらい悩みました。

Meiさんは他の団体で戦ってきた人だから、『ここで負けたら、どうしよう』とも考えましたし。勝って嬉しいという気持ちよりも、負けたらどうしようっていう怖さが勝ってしまって。そういう風な情けない自分も嫌で……」

──そのような時は、誰かに相談に乗ってもらったりするのですか。

「いえ。自分は相談とかは余りしないです。戦うのは結局、自分なんで。よし、やるかって。また一から並び直すことになったけど、上を目指そうという覚悟ができて試合を受けました」

──カンナ選手の奥底にあったものは、続ける。戦うということだったと思います。あとはスイッチがいつ入るか。辞める人は、悩むことなくもう辞めています。そういうなかで人に相談するのは、自分の考えに納得するための理由が欲しいから。答はもう出ているんですよね。

「あぁ、確かに。絶対にやりたくないという感覚ではなくて、本当に負けるのが怖かった。試合まで自分を追い込んで、自信を持って立てるのかということだったので。だからやると決めれば、もうやるしかないんだからって気持ちはスパッと切り替わりました」

──そのなかで2月にヴァレンチーナ・シェフチェンコが3週間、パラエストラ柏に滞在したことは刺激になりましたか。

「そこはメチャクチャでかくて。巡り合わせじゃないですけど、このタイミングでヴァレンチーナが練習に来てくれて、あの練習をさせてもらった。気持ちが変わらないわけがないですよね。この時期に来てくれたことが、本当に有難くて感謝しています。同じ空間で一緒にいて、直接手を合わせていない時でも、目で追うことだけでも勉強になりました。

自分、英語が全く話せないので会話ができたわけじゃないんですけど、練習に対する姿勢、トレーニングメニューとかからでも勉強になることだらけでした。向き合って肌で感じられたことは、メチャクチャデカかったです。まるで敵わなかったけど、自信になりました」

──やられて自信というのは?

「彼女があそこまで強くなれたのは、練習をしてきたから。練習をすれば強くなれると本当に思えるようになりました。コーチも柏の選手の名前を覚えて、適切なアドバイスをくれるんです。スパーリングを一緒になってやっていても、その顔合わせによってやることが違うんですよね。ヴァレンチーナだけでなく、皆のためになる練習をしてくれました」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
4月29日(土)
午後2時30分~ABEMA, U-NEXT, RIZIN100CLUB,スカパー!

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【DEEP JEWELS41】J-女子MMA界の未来、須田萌里と万智がK-女子MMAファイターと対戦

【写真】この揃い踏みは〇〇過ぎる──とか、〇〇美女とか、そういう枕詞は必要ない。 (C)MATSUNAO KOKUBO&MMAPLANET

10日(月)、DEEPより5月28日(日)に東京都港区のニューピアホールでDEEP JEWELS41の開催とカードの発表が行われている。

そして3回戦では49キロ契約マッチ=須田萌里✖パク・ジョンウン、ストロー級では万智✖キム・ユジョンがマッチアップされた。


若い力の台頭が目立つJEWELSで、象徴的な活躍をしている2選手が韓国勢を迎え撃つことが決まった。

2004年7月生まれの須田は、なんとチビウルフことパク・ジョンウン──ハム・ソヒに次ぐK-MMA界アトム級の強豪と対戦する。

2015年5月、18歳の時に藤野恵実を相手にプロデビューを果たしたキム・ジョンウンはキャリアで優る日本勢との対戦、層の薄さが影響して早々に女王=ハム・ソヒへの挑戦を実現させた。その結果、戦績的にはザッツK-MMAというべき8勝7敗1分で決して綺麗でレコードではない。

それでもレスリングを消化する以前とはいえ、パク・シウに判定勝ちし、他の選手が育って来るのを待つように組まれた日韓での過去5戦は4勝1敗と大きく勝ち越している。

シン・ユリには思わぬスプリット判定負けで、Road FCアトム級王座を獲得することはできなかったが、韓国国内最強の選手であることは間違いない。

今年で19歳になる須田も、この年齢にしては8勝4敗という試合数をこなし、また大島沙緒里や本野美樹という国内トップと既に拳を交えている。打撃の成長もハッキリ認められ、寝技も技術的には申し分ない。

特に組みではパク・ジョンウンを十分に仕留める力を持っているであろう須田だが、やはり気になるのはフィジカルか。最近の日本の女子選手の急成長の裏には格闘技だけでなく他競技の経験が生き、体ができているという背景がある。

パク・ジョンウンはフレームだけでなく、体の力が須田を上回っているとみて良い。その違いが打撃の質、回転力の差に繋がり、組みでも須田の技術を跳ね返す可能性がある。それゆえにパク・ジョンウンと伍することができ、一発勝負の関節技でなく攻防のなかで、ポジションをとってから極めることができれば、須田は早くも日本のトップに限りなく近づいていることを示すことができる。そんな一戦となる。

対してストロー級3回戦でキム・ユジョンとのマッチアップに臨む万智は、國學院大栃木高時代にケガとコロナに泣かされた柔道家人生に見切りをつけ、MMAに転じた。今回はプロ3戦目=19歳と358日で初の国際戦を戦う。

昨年11月のプロ初戦でARAMIから判定勝ち、今年2月の2戦目でHIMEをRNCで下した万智は柔道ベースで、体ができているスーパールーキーだ。

HIMEとARAMIを下したことで、アトム級と違い層が薄いストロー級では──同じ2022年デビュー組、キャリア2戦目で長野美香を破った松田亜莉紗と並び、遥かなる頂=伊澤星花の背中を遠くに眺めるという位置に既に立っている感もある。

それゆえDEEPも国際戦を万智に用意した。対戦相手となる、MMA版20世紀のキミ=キム・ユジョンはモディファイドMMAのARCとRoad FCで3勝1敗という戦績を残しており、うち2試合はRNCで一本勝ちを収めている。

サウスポーの構えから果敢に打撃を打ち込み、クリンチ&テイクダウンも力強いパク・ユジョン。彼女を相手にしてなお、万智がマット運動をしているように躍動感あふれる動きで、運動量の面で上回り続けて勝利をするようだと……今後は日本最高峰の舞台で欧米系の対戦相手を用意してもらうしか、万智が日本で強くなる道はなくなってしまうかもしれない。

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BELLATOR Gladiator Grachan MMA o ONE RENA RIZIN UFC V.V mei   カルリ・ギブレイン キック スダリオ剛 パク・シウ パンクラス ルイス・グスタボ 上田幹雄 剛毅會 山本空良 朝倉未来 武田光司 浅倉カンナ 牛久絢太郎 金原正徳

RIZIN LANDMARK5:29日開催に変更。金原 vs. 山本空良、武田 vs. グスタボ、倉本 vs. 太田他8カード追加。

当初の4月30日から1日前の29日に変更。30日はパンクラスと同日だったので助かる。

フェザー級(66.0kg)5分3R
牛久絢太郎(K-Clann)
朝倉未来トライフォース赤坂)

フェザー級(66.0kg)5分3R
斎藤 裕(パラエストラ小岩)
平本 蓮(剛毅會)

すでに発表済みの2カードはケージでの開催へ。タイトルに関わる可能性が高い2試合をケージでやるということは、今後リングからケージへの本格的な移行を見据えている…ということであれば良いのだが。リングでやることにメリットが感じられない。

フェザー級(66.0kg)5分3R
金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)
山本空良(パワーオブドリーム)

フェザー級の裏最強・金原は山本と対戦。40歳の金原と22歳の山本は18歳差。金原本人はもう長くはできないので相手に拘りたいとのこと。まだ衰えを見せないうちに上位陣との対戦が見てみたいが、ここで勝利すればそこにつなげることができるか。

▼ライト級(71.0kg)5分3R
武田光司(BRAVE)
ルイス・グスタボ(ブラジル/EVOLUCAO THAI)

晦日に武田はBellatorとの対抗戦で負けたが健闘。グスタボはジョニー・ケースとの対戦が組まれていたが負傷欠場。ケースに勝っている武田と矢地・大原に勝っているグスタボで、勝者がサトシのタイトルに挑戦することに異論はないだろう。

バンタム級(61.0kg)5分3R
倉本一真(リバーサルジム新宿Me,We)
太田 忍(パラエストラ柏)

両者グレコ出身で、倉本は2012年に全日本選手権55kg級優勝。2013年からは階級を上げて太田と同じ階級となり、2013・14年といずれも全日本選手権決勝で倉本 vs. 太田が実現。2年続けて倉本が勝利しているが、リオ五輪出場につながる2015年の全日本選手権では、倉本は2回戦で敗退。倒した相手は、これも現在MMAに転向している川名マスト。その川名を太田が下してそのまま優勝し、翌年のリオ五輪では銀メダルを獲得している。

年齢は7歳年長の倉本が先にMMAデビュー。太田はここまで4戦して2勝2敗。

▼ヘビー級(120.0kg)5分3R
スダリオ剛(HI ROLLERS ENTERTAINMENT/PUREBRED)
ロッキー・マルティネス(グアム/SPIKE22)

UFCは3連敗でリリースされたが、RIZIN日本人ヘビー級の門番的存在のマルティネス。打撃が武器の選手だとなかなか超えるのは難しいと思われるが、スダリオはこの壁を超えられるか。

▼51.0kg 5分3R
RENA(SHOOTBOXING/シーザージム
クレア・ロペス(フランス)MMA7勝(3KO・TKO/3SUB)4敗

昨年のスーパーアトム級GPは怪我で途中棄権したRENAだが、今回は51kgでの試合。今回の相手はストロー級(52kg)のロペスで、体格的優位はないが、戦績を見る限りはそこまで怖い相手ではないか。

▼スーパーアトム級(49.0kg)5分3R
浅倉カンナパラエストラ松戸)
V.V Mei(フリー)

ONEで2度タイトルマッチを行ったV.V MeiがONEを離脱しRIZIN初参戦。浅倉は女子スーパーアトム級GPではパク・シウに一回戦負けし、最近は精彩を欠いているが、40歳のVをしっかり下してはっきりと世代交代させたいところ。

▼ヘビー級(120.0kg)5分3R
上田幹雄(BRAVE)
カルリ・ギブレイン(ブラジル/ BRAZILIAN THAI)

昨年4月、髙阪引退試合MMAデビューした極真ヘラクレス上田だが、まさかの打撃でのKO負け。GRACHANでの2戦目は12秒でデビュー戦の韓国人選手をKOしたが、3戦目がGLADIATOR王者でキックのキャリアもあるギブレインというのは、また楽ではないマッチメイク。

▼71.0kg
ジョニー・ケース(米国)
アリ・アブドゥルカリコフ(ロシア)

晦日にグスタボの代役・大尊を秒殺KOしたケースだが、今回の相手は既知のロシア人。4年前の川尻戦はテイクダウンされて割とあっさり消耗していた印象しかないが、わざわざ呼んできて強豪と当てるのであれば、相当実力が向上していることが期待される。

なお、翌週のRIZIN.42にはファン・アーチュレッタの出場が決まっており、バンタム級中心のカードが組まれるとのこと。

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ABEMA DEEP MMA MMAPLANET o ONE ONE FN08 RIZIN UFC その他 ハム・ソヒ パク・シウ 伊澤星花 平田樹

【ONE FN08】ハム・ソヒ、平田樹にかける言葉─02─「試合が終わって、平田選手の友達になりたいです」

【写真】トラッシュトークではないので。そこは理解いただきたいです(C)TSUTOMU SHIIKI/TSP

25日(土・現地時間)にシンガポールのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE Fight Night08に平田樹と対戦するハム・ソヒ・インタビュー後編。

ABEMA格闘ChとMMAPLANETの共同取材で、ハム・ソヒは平田樹への想いを赤裸々に吐露した。字面だけ見れば、平田樹のことを忌み嫌っているように受け取られたかもしれない。そうではない。

ハム・ソヒはプロファイターとしてのけじめ、人としての常識を平田──このスポーツの先人として理解してほしい。その素直な感情を嘘偽りなく、言葉にしてくれただけだ。

<ハム・ソヒ・インタビューPart.01はコチラから>


──平田選手は日本のMMA界では過去に例のないキャリアの積み方をしている選手です。アマチュア時代からリアリティTVショーに出て、そのままONEと契約。常にカメラが周囲にあり、いつも誰かの目がある。結果、自分の見られ方を気にせざるを得ない。そのことで利益を享受することも当然多いですが、何か失っているモノもあるように感じます。

「それは悲しいことですね。同情してしまいます。模範となる選手、色々と教えてくれる先輩がいないのは本当に大変でしょう。それはよく分かります。でも同時に常識って、自分の生きていく中で身に付けていくもので。人はそういうものは自然と学んでいくものです。皆が皆、先輩や先生に導いてもらえるものじゃない。誰もがロールモデルがいるわけじゃないです。

底辺からスターになる人もいますよね。その人達って礼儀や常識を自然と身に付けているかと思います。誰も何も教えてくれなくても、それは自分が生きていくなかで自然に学んでいくものです。

計量に失敗して謝罪することは、常識です。人としてのマナー、人としてあの場で謝罪することは、成長するなかで身に付いていて然りだと思います。正直、彼女のことに関しては友人や知り合いの選手、ジム関係者から色々と話を聞いています。彼女は自分が世界の中心にいるかのように思っている、と。全ては自分のために動いている。そんな考え方をしているって。彼女はスターで、自分のことしか考えないと」

──う~ん、自分などは同じぐらいの娘がいるので「大変だなぁ」と思ってばかりです。それでも取材後など、ちらりと素を見せることもあって。インタビューでも『同じ世代の同性の友人がいることが大切で。彼氏はその時々で、創れるから』というような……自分の娘に話すような感じで、取材中に友人関係とか尋ねてしまうこともありました(笑)。

「フフフフ。最初に尋ねられた──なぜ私がキャッチウェイトを受けなかったのかという質問に対し、それは彼女のためにでもあると答えましたよね」

──ハイ。

「そのことで彼女に学んでほしいからです。もう2度、あんなことをしないように。それも私がキャッチウェイトを飲まなかった理由の一つです。それが彼女のためになると思ったんです。だから平田選手に伝えてください。この試合が終わって、友達が欲しいと思っているなら、私が彼女の友達になります」

──えっ?

「私は真剣ですよ。本気で言っています。私は平田選手の友達になりたいです。私は彼女より先にMMAをやってきました。だから、彼女の先輩になりたい。先輩として、彼女を導いてあげたい。そしてこの世界の常識、人として必要なものを彼女に知って欲しい。そのために本当の友達になりたいと思っています。

私は彼女の成功を願っています。だからこそ11月にあったことに関して、彼女は常識を身に付けるうえでしっかりと心に受け止めてほしいです」

──……今回の試合、まず計量を彼女がパスできるのか。そこがまずに気になるかと思います。本来は対戦相手の計量のことなど気にする必要はないのですが、試合以外に気になることがあるとファイトに集中できないということはないですか。

「平田選手は、既にこういうことを以前から経験してきました。人として、本当のアスリートとして今回は絶対に計量、ハイドレーションをパスしないといけない。それは絶対です。でも私がそこを気にすることはないです。体重もハイドレーションも彼女はパスするしかないんで。その他のオプションは何一つないです。彼女は計量をパスしないといけない。それだけです。

だから私は100パーセント、ファイトに集中できています。体重とハイドレーションは、全て平田選手の責任においてクリアしないといけない。人として、本物の選手として計量をパスするしかない。それ以外、何も選択肢はないですから」

──押忍。その通りですね。では最後にガラリと質問を変えさせてください。妹分のパク・シウ選手がコロナ禍の2年程を日本で過ごし、DEEPとRIZINで戦ってきました。そして大晦日の伊澤星花選手との試合は、論議を呼ぶ判定負けでした。その後、年齢のネックもあり彼女の望むUFCとの契約も上手く進まないという話も伺いました。今、パク・シウ選手にはどのようなアドバイスをしてあげることができますか。

「彼女は既に素晴らしい選手であり、人としても凄く立派です。絶対に明るい未来が待っています。あの判定は、凄く疑問が残るモノではありました。でも、プロのアスリートはどのような裁定にも従う、受け入れる必要があります。それがプロです。今、彼女はUFCで戦うことはできていませんが、何もこの世の終わりということではないので。

これまで通り、厳しい練習を続け、今のまま立派な姿勢を持ち続ければ──彼女はどこに行こうが、明るく、ポジティブな将来が待っています。絶対に──。だから私が彼女に言えることは……。そうですね、『このまま、前を向いて進もう。そんなに深く考えないで。自分らしく生きていけば良い。これ以上ないぐらい、ちゃんとやっているんだから』ということだけですね」

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【UFN218】削られるほど 砕けるほど強くなる、キム・ジヨン「絶対に勝ちたいという気持ちが私の支え」

【写真】プロボクサー時代から、日本でも逆境を味わって来た彼女は、どのような状況でも笑顔が絶えない逞しさを携えている(C)MMAPLANET

4日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFN218:UFN on ESPN+76「Lewis vs Spivak」が開催され、キム・ジヨンがマンディ・ブームと対戦する。

ボクシングからMMAに転向し、その拳の圧で6勝0敗2分という記録を引っ提げてUFCと契約、序盤は3勝2敗と勝ち越していたキム・ジヨンだがその後は4連敗中で後がない状況へ。

その気持ちがウォークアウトソングに現れるなど、現状に諦めることなく上を向き続けてきたキム・ジヨン。3年4カ月振りの勝利を目指す彼女に話を訊いた。


──マンディ・ブーム戦を土曜日に控え、今の気分はいかがですか(※取材は現地時間の1月31日に行われた)。

「まだ最後の減量が残っていますが、最高の状態です。今すぐにでも戦いたい気分です」

──今回もベガスのシンジゲートMMAで調整をしてきたのですか。

「ハイ、シンジゲートとUFC PIで練習をしてきました。ラスベガスに住んでいるわけではないですが、試合が決まるとラスベガスにやってきて、2、3カ月の間はシンジゲートMMAとUFC PIで練習をするようにしています」

──韓国の男子選手は他の国のファイターと違い、国内のジムだけで練習する選手も少なくないです。国内でやっていける環境があるのか。ただジヨン選手はキャンプをベガスで行っていますね。

「男の選手は韓国にも、コーチとたくさんスパーリングパートナーがいるのでそれで大丈夫だと思います。でも女子に関しては、私はスパーリングパートナーを見つけることすら難しいです。男の選手と練習をしても良いのですが、どうしてもケガが絶えなかったです。だから私は多くの女子選手と練習できる環境を求めてベガスに来ました。ここでは凄く良い練習ができています。

それにPIがあるのでケガをした時や体調管理において、凄く手厚いサポートを受けることができます。セラピストや栄養士、減量指導のプロもいるので。練習相手と同様に、そういう面でも韓国とは環境が違います」

──ではUFCファイターでもなく、PIのような設備や環境もない日本でずっとトレーニングをしてきたパク・シウ選手のことをどう思いますか。

「パク・シウ選手の決意には、感銘を受けます。やはり彼女も韓国にいては、十分な練習相手がいなかったはずです。そしてアトム級だと、日本には多くの練習仲間がいるはずです。加えて日本はMMAの大会が多いですから、試合の機会も韓国に留まっているよりも多いはずです。そういう意味でも国を出て、チャンスを求め強くなることを選択した彼女は素晴らしいです」

──では、今回の対戦相手のブームについてどのような印象を持っていますか。

「フライ級のなかでも、腕が長くて背が高くてフィジカルが強い方だと思います。ただ、それほど自分と体格差はないはずです。2人ともストライカーだから、激しい打撃戦ができるはずです。私がPIにいる時に、彼女もPIに居て少し居心地が悪かったです(笑)。でも、凄く良い人で試合が終われば友達になれると一緒に話していたんです。でも、練習場所が一緒なのは困りました(苦笑)」

──今大会は当初ソウルで開催されるはずでした。諸事情でベガスに開催地が変更され、母国のファンの前で戦うことができなくなりました。

「正直、凄くガッカリしました。実は体調面も考えて、私は1年に2試合しか戦わないと決めているんです。3試合戦うと、どうしてもコンディションが落ちてしまうので。だけど、母国で戦えるから1年で3試合目になるのに今回の試合に合意したんです。

2019年12月のプサン大会に出る予定でしたけど、ヒジをケガして戦えなかったので今回は絶対に韓国で試合がしたかったです。それなのにラスベガスに変更されてしまって、本当に残念でした。でも、どのような状況だろうとベストを尽くして戦うだけです」

──過去3年、度重なる負傷とコロナで試合がキャンセル、そして対戦相手の変更等もあり、万全でないなか戦い勝ち星から遠ざかっています。この間、どのようにモチベーションを保っていたのでしょうか。諦めたくなる時はなかったですか。

「そんな風に私が置かれていた状況を理解してもらって、凄く有難いです。私の状況や試合のパフォーマンスも関係なく、多くの人は結果でしかモノゴトを判断してくれないです。ただし、どんな状況だろうが試合を受けて戦った結果です。なかでも私が勝っていた内容でも、判定で勝利を手にすることができなかった。そこは本当に悔しかったです。少し、諦めかけたことも正直ありました。でも自分の力で、試合に決着をつける。KO勝ちか一本勝ちできるように、練習して成長できました。

ボクシングも上達しましたし、試合を終らせることができます。色々とハードなことがあり、そこに引っ掛かるのも事実です。でも、もう済んだことだし、逆に絶対に勝ちたいという気持ちが私を支えてくれています」

──前回の試合で、ウォークアウトソングにトルトンイを使用していました。梨泰院クラスの挿入歌で、逆境に負けないという内容は日本でも知られており、あの曲を使用してジヨン選手がオクタゴンに向かって歩く姿を見て、凄くエモーショナルになりました。

「普段はForever Youngを使っているのですが、これまで3度ほど気持ちを入れ替えるためにウォークアウトソングを変えたことがあります。前回の試合は、トルトンイの歌詞が大好きであの曲を使いました。前回の試合の時の私の心境は、本当にトルトンイの歌詞どおりでした……。

■トルトンイ歌詞
──ただ決められたとおり従えと
それが賢く生きることだと
ひっそりと生きろと言う言葉
くだらない言葉 誰のための人生なのか
熱く焼いてみろ
絶対に身動きせず
俺は耐え抜くから
激しく叩いてみろ
お前の手が痛むだけだから

俺を見ろ
びくともしない
倒れて転がり落ちようとも
また立ち上がって登るだけだ
俺はな
はっきり見ろ
削られるほど 砕けるほど
もっと強く硬くなる石ころだ──

あの時、トルトンイを聞きながらケージに入り、既に感情的になってしまって……。でも、トルトンイを聞いただけで、そこまで分かってもらって……本当に嬉しいです。あの時の気持ちも踏まえて、また元の気持ちで試合に挑みたいと思ったから今回はまたForever Youngに戻します」

──それだけの気持ちを持って戦う、その姿勢はジヨン選手の戦いぶりにも表れていると日本のファンも思っているはずです。そんな日本のファンにメッセージをお願いできますか。

「私はDEEP JEWELSチャンピオンになった日本が大好きです。今も本当にたくさんの日本のファンの人達が、私のことを応援してくれています。インスタのDMでたくさんの言葉を送ってくれます。皆さんの期待に応えるために、私は常にハードな練習を課してきました。いつも応援してくれて、ありがとうございます」

■視聴方法(予定)
2月5日(日・日本時間)
正午~ABEMA格闘Ch(プレリミのみ)
正午~UFC FIGHT PASS

■ UFN218計量結果

<ヘビー級/5分5R>
デリック・ルイス: 265 ポンド(120.2キロ)
セルゲイ・スピヴァク: 255.5ポンド(115.89キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
チョン・ダウン: 205ポンド(92.99キロ)
デヴィン・クラーク: 204.5ポンド(92.76キロ)

<ヘビー級/5分3R>
マルチン・ティブラ: 253.5ポンド(114.98キロ)
ブラゴイ・イワノフ: 256.5ポンド(116.34キロ)

<フェザー級/5分3R>
チェ・ドゥホ: 145.5ポンド(66.0キロ)
カイル・ネルソン: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ウェルター級/5分3R>
木下憂朔: 170.5ポンド(77.34キロ)
アダム・ヒューギット: 170.5ポンド(77.34キロ)

<Road to UFCライト級決勝/5分3R>
ジェカ・サラギ: 155ポンド(70.31キロ)
アンシュル・ジュビリ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<Road to UFCフェザー級決勝/5分3R>
イー・チャア: 145.5ポンド(66.0キロ)
イ・ジョンヨン: 145ポンド(65.77キロ)

<Road to UFCバンタム級決勝/5分3R>
中村倫也: 136ポンド(61.69キロ)
風間敏臣: 135ポンド(61.24キロ)

<Road to UFCフライ級決勝/5分3R>
パク・ヒョンソン: 124.5ポンド(56.47キロ)
チェ・スングク: 125.5ポンド(56.92キロ)

<女子フライ級/5分3R>
キム・ジヨン: 125.5ポンド(56.92キロ)
マンディ・ブーム: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ミドル級/5分3R>
パク・ジュンヨン: 185.5ポンド(84.14キロ)
デニス・チュルリン: 186ポンド(84.37キロ)

<フライ級/5分3R>
平良達郎: 125.5ポンド(56.92キロ)
ヘスウ・サントス・アギラー: 125ポンド(56.7キロ)

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