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MMA SUG28 アンディ・ヴェレラ ハイサム・リダ

【SUG28】これは番狂わせではない。SUGの洗礼、ハイサム・リダがOTでヴェレラのRNCに敗れる

【写真】OTでの勝利は番狂わせではなく、SUGルール下においてのPart of Gameということ。とはいえ本戦の意味合いがないような、SUGでも最近は見られない試合展開をヴェレラがやり切ったということか(C)SUG

<5分1R>
アンディ・ヴェレラ(米国)
Def.OT1R0分27秒by RNC
ハイサム・リダ(ガーナ)

序盤は立ちレスが続き、ケージに押し込まれたハイサムが押し返しジャンピンガードから下になる。クローズドでヴェレラを中に入れたハイサムは、ヒザを臀部に押し付けてくるヴェレラに対し、オープンを取り直し立ち上がる。再び立ちレスになると、テイクダウン狙いでもなく、ワキを許さない攻防を続けるヴェレラのダブルレッグの失敗にハイサムが引き込んでリバーサルを狙う。

ここでひっくり返られなかったヴェレラが立ちに戻り、ハイサムも急ぎ立ち上がる。残り70秒のスタンドでの再開、ヴェレラは案の定グラウンドを避け、良い形で下を続けることができなかったハイサムは、このまま立ちレスに付き合わされOTを迎えることに。

ここまではヴェレラは思い通りの試合運びができているか──。OT先攻のヴェレラがシートベルトから左腕をアゴの上から滑らせ、RNCクラッチを完成させると、ハイサムは27秒でタップを強いられた。

ハイサムもシートベルトを選び、バックから得意の腕十字という動きを見せる──が、ヴェレラがステップオーバーから腕を抜き勝利を決めて思い切りガッツポーズを取った。

ハイサムは3回終了時点で一死1&3塁から試合が再開されるようなSUG特有のゲームに敗れた。「戦略はそれほど使っていない。左腕は2度ほど痛みがあった。俺は皆が望む試合を戦うよ」と、勝者はチェール・ソネンのインタビューに答えた……。


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BELLATOR INVICTA MMA ONE SUG27 SUG28 UFC WNO Championships   アンディ・ヴェレラ カイル・チェンバース カイル・ベーム クリス・レンチオーニ ケビン・リー ジュリアナ・ミラー タラ・ラロサ ハイサム・リダ ビア・メスキータ メイソン・ファウラー リッチー・ブギーマン・マルチネス

【SUG28】ハイサム・リダがメイン登場!! ケビン・リー✖レンチオーニ&タラ・ラロサも

【写真】いよいよハイサムが全米級の活躍をするようになってきた!!(C)CLAYTON JONES/FLOGRAPPLING

31日(日)、ポートランド州コーネリアスのコーチ・サーチ・シニでSUG28が開催され、ハイサム・リダが初出場でヘッドライナーの大役を担う。

ノーギワールズでメダルの獲得すらならなかったが、WNO Championshipsヘビー級3位という結果がUFCファイトパスでライブ配信されるケージグラップリング大会のメイン抜擢につながった。


ハイサムの相手アンディ・ヴェレラは今年の3月に石井慧を破り、4月にメイソン・ファウラーの持つSUGアブソリュート級王座挑戦経験もあるグラップラーだ。元MMAファイターでコンバット柔術や、グラップリングでも3CGやF2Wでも戦ってきた。

そのうえでSUG27度の歴史で10試合の出場経験があり、通算戦績は6勝4敗とケージグラップリング&OTの経験値は群を抜いている。とはいえ純粋に一本を取る技量ではハイサムがヴェレラに遅れを取ることはない。事前の掛け率でもハイサムは-415でヴェレラは+305と圧倒している。

ハイサムとしては5分という短時間、金網、何よりもOTという終着点があることを考慮し、この初チャレンジに挑まなければならない。そして、初物尽くしチャレンジを成功裏に終えると、見えてくるのはファウラーの持つベルトだ。

(C)Zuffa/UFC

また今大会ではUFCファイターのケビン・リーの出場も急遽決まった。

元Bellatorファイターで、AJ・アガザームに勝利しながら、その後ファイトの機会が与えられていないクリス・レンチオーニと対戦予定だったジョーダン・ホリーの欠場を受け、3日前のスクランブル発進にUFCライト級インターリムコンテンダーが同意した。

リーのベースはレスリング。ミシガン州のグランドバレー州立大時代の2年生の時にはレスリングクラブで37連勝を記録したが、MMAに専念するために大学を中退した過去を持つ。MMAではキャリア18勝のうち一本勝ちが8試合、うち7つの勝利がRNCというリー。

(C)BELLATOR

対するレンチオーニはSUGで3勝1敗、コンバット柔術でも勝利している。

パウンド有りとはいえアガザームのバックグラブを逃れ、Zハーフガードを潰すと、キムラの仕掛けにバックから3/4マウントを奪うなどグラップリングは1枚上手を行くか。あるいはレスリングでリーが試合を支配してしまうのか。両者の戦いでは、ケージを効果的に使ったサブミッション・レスリングおよびスクランブルというこれまでのグラップリングシーンでは見られなかった戦いが見られるかもしれない。

また10thPlanetのカイル・チェンバースとタナー・ウェイスグラムのマッチアップも決まっている。

ウェイスグラムはホベルト・ヒメネス、カイル・ベームに連敗中だけに、チェンバースはSUGの一線級であることを示す結果が必要だ。

(C)INVICTA FC

隆盛を究めつつあるグラップリング界にあって、独自路線をいくSUGらしいカード、ある意味、今大会のサプライズがテラ・ラロサの実戦復帰だ。

2002年にMMAデビュー、女子MMAのパイオニアは22勝5敗という戦績を誇りながら、UFCで戦うことなく2015年5月を最後に表舞台から離れていた。43歳になったラロサの相手はリッチー・ブギーマン・マルチネスがキラーの愛称で呼ぶジュリアナ・ミラーだ。

ミラーは10月の女子版コンバット柔術&EBI=メドゥーサのコンバット柔術女子バンタム級GP初戦であのビア・メスキータをOTのエスケープタイムながら破り、大番狂わせを起こした注目の選手だ。トーナメント自体は準決勝で、準優勝のニッキ・サリバンに敗れたが、OTの強さは立証済みといえる。

そんなミラーを相手に、ラロサは往年の重厚感あるサブミッション・グラップリングを披露できるか──非常に楽しみ一戦だ。

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MMA NOGI Worlds2021   クレイグ・ジョーンズ ジョセフ・ダーカイジング ディヴォンテ・ジョンソン ハイサム・リダ ヴィニシウス・フェヘイラ

【NOGI Worlds2021】ハイサム、無念。優勝候補─結果3位─のフェヘイラに0-7で2回戦負け

7日(木・現地時間)から10日(日・同)まで、テキサス州ダラス郊外ガーランドのカーティス・コーウェル・センターで、World IBJJF Jiu Jitsu NO-GI championship2021=ノーギワールズ2021が開催された。
Text by Isamu Horiuchi

ノーギグラップリングの大会としては、ADCC世界大会に次ぐ権威を持つこのトーナメントの黒帯アダルトスーパーヘビー級に、ハイサム・リダが参戦。

先日のWNOチャンピオンシップの黒帯の部で見事に3位入賞、世界のトップグラップラーの一角に食い込んできたハイサムの戦いをレポートしたい。


<スーパーへビー級1回戦/10分1R>
ハイサム・リダ(ガーナ)
Def.3分10秒 by 三角絞め
シャビエル・シウバ(ポルトガル)

スタンドで前に出るハイサムに対し、体格で劣るシウバはフットワークで距離を取る。ときおりテイクダウンのフェイントを見せるシウバは、ダブルレッグを仕替けて押してゆくが、ハイサムは倒れずに場外へ。

スタンドから再開。足を飛ばすシウバだが、ハイサムはその首を掴みつつ、長い左手を伸ばしてのニータップでテイクダウンに成功、2-0と先制した。が、シウバもすぐに手足を効かせて距離を作り、レッスルアップして右足のシングルに移行する。しかし、懐の深いハイサムは倒すことはできず試合は再びスタンドの攻防に。

距離をとってテイクダウンのフェイントを見せるシウバが前に出ると、ハイサムは前に出てきたその右腕を両腕で掴み、アームドラッグから引き込みに。さらに下から右足を旋回させて仕掛けるが、シウバも腰を引いて回避する。

シウバは両足担ぎで攻撃に転じる。さらにハイサムの左足をヒザで潰しにかかるシウバだが、ハイサムはその左足を自由にして素早く三角絞めへ。足のロックを作った後に頭を押し下げると、シウバはあっさりタップ。ハイサムが見事に一本勝ちで初戦突破してみせた。

あっさり三角絞めに仕留められたシウバだが、ハイサムの長く強靭な足を制するのはそれだけ困難ということだろう。ハイサムとしては、積極的に攻撃を仕掛けてフィニッシュと、世界の舞台でもその持ち味を存分に発揮した会心の勝利だった。

<スーパーヘビー級準々決勝/10分1R>
ヴィニシウス・フェヘイラ(ブラジル)
Def. by 7-0
ハイサム・リダ(ガーナ)

見事な三角絞めで初戦を突破したハイサムを準々決勝で待っていたのは、優勝候補のヴィニシウス・フェヘイラ。2019年のADCC世界大会99キロ以下級にて準優勝に輝き、同年のノーギワールズの無差別級を制覇。まさに世界重量級のトップに君臨するグラップラーの一人だ。

対峙する両者。そのタンク型の体型ゆえに「トラクター」の異名を取るフェヘイラと、長身のハイサムの対称が際立っている。

開始早々座り込んだフェへイラに対し、素早くその足を捌いて右に動いてパスを仕掛けるハイサム。さらにハイサムは上から覆いかぶさるようにフェヘイラの背後を取ると、次の瞬間右腕を狙って腕十字に。フェへイラが背筋を伸ばしてポイントをずらすと、すぐにオモプラッタに移行するハイサムだが、フェへイラは立ち上がって腕を抜き、ハイサムのオープンガードの上になった。

開始早々嵐の如き攻撃を仕掛けたハイサムが、これでアドバンテージを獲得。が、同時に結果的に上になったフェへイラにも2点が与えられた。ハイサムが先日3位入賞を果たしたWNOならば、ジャッジに攻勢の印象を強く与えるこの攻防だが、IBJJFではこうしてフェヘイラがポイント先行となる。

ハイサムがクローズドガードを取ると、立ち上がるフェヘイラ。ハイサムはその両カカトを掴んでのスイープを狙うが、フェへイラは堪える。ここでハイサムが素早く距離をとって立つが、フェへイラがすかさずダブルレッグへ。今度はハイサムがそれをこらえて両者は場外へ。重量級の両者による、ダイナミックにしてスピードと迫力溢れる攻防だ。

試合はスタンドから再開。再びシッティングガードを取ったフェレイラは、ハイサムの右ヒザ裏を左腕で抱えて引き寄せ、得意のシングルレッグエックスの形を作る。さらに右足を引き寄せてバランスを崩されたハイサムだが、長い左足でフェへイラの頭を大きくステップオーバーし、逃れることに成功した。

が、フェへイラは再びハイサムの右足を抱えてシングルレッグエックスへ。今度はすぐ右足を取ったままレッスルアップにつなげ、ハイサムに背中を付けさせて上を奪取して4-0とリードを広げた。

左ヒザを入れてくるフェへイラに対し、ハイサムは右のニーシールドで守る。さらに右足を頭にかけてフェヘイラの左腕を狙うが、すかさずフェへイラはその足を押し除けて体重をかけてパスガード。サイドに付いて点差を7-0としてみせた。

下になったハイサムは、エビで距離を作り、前転してガードに戻すことに成功。が、ここで足がフェヘイラの足に当たってしまい、時間残り約半分の時点で試合が中断することに。

フェへイラが頭に包帯巻かれて再開。ハイサムが立ち、フェへイラ座って上下が入れ替わる。パスを仕掛けるハイサムだが、フェへイラの頭に手をかけたところで包帯が取れ、試合はまたしても中断。取れないように頭に包帯をぐるぐる巻きにされたフェヘイラは、まるで交通事故の被害者のような外見に。

再開後、左にパスを仕掛けるハイサムだったが、フェへイラも器用についてゆく。やがて上体を起こしてシッティングを取ったフェへイラに対し、ハイサムはそのワキに右腕をこじ入れてダース狙い。が、フェレイラは背中を付けて距離を取りながら、ディープハーフの体勢を作ってディフェンスする。チョークのグリップが解けると、フェヘイラは下から煽り、ハイサムの左足に絡んでのシングルレッグエックスを作る。

跳躍するようにそれを引き抜いたハイサムは、一気に左に動き、さらに大きく右に飛んでのバックを狙いへ。が、ここもフェへイラはマットに背中をつけて守る。ならばとハイサムが体を起こして別の攻撃を仕掛けようとしたところで、フェレイラは包帯が取れかけていることをアピール。試合は三たび中断された。

再開後、フェへイラは距離をとってシッティングへ。ハイサムは右のニースライスでの侵攻を試みるが、フェへイラは巧みにその右足を掴んで後方に煽り、クローズドガードに入った。

残り2分。攻撃したいハイサムが立つと、フェへイラは再びその右足を掴んでシングルレッグエックスに。それをハイサムが立って引き抜いたのに続き、フェへイラも立つ。ハイサムになかなか攻撃をさせない巧みなフェヘイラのインサイドワークだ。

スタンドでハイサムは足を飛ばしてから片足を取りにゆくハイサムだが、フェへイラは距離を取る。なんとか展開を作りたいハイサムは残り20秒で引き込み。そこから回転して足を狙うが、守りに徹したフェへイラに試合終了まで防がれてしまった。

序盤からダイナミックな攻撃を仕掛け、大いに持ち味を発揮したハイサム──特に開始早々の腕十字の仕掛けには、極めさせないことには定評のあるフェヘイラ──本日まで黒帯になってからの一本負けは、19年ADCC世界大会決勝のゴードン・ライアン戦のみだった──をもヒヤリとさせるものだった。

が、結果は0-7で完敗。ポジションを失っての仕掛けが即失点につながるIBJJFルール故にリードを許し、その後はフェヘイラの巧みなシッティングガードやシングルレッグエックスを攻略しきれず、点差を広げられてしまった。

果敢に極めを狙ってゆく今のハイサムのスタイルは、F2WやWNOには向いていてもIBJJFではどうしても不利となる。今後パスガードやスイープ等のポジション取りを磨いてゆくか、それともフェヘイラのような超強豪たちをもフィニッシュする強烈な極めを追求するか。新天地米国にて、その凄まじい潜在能力を開花させつつあるハイサムにこれからも注目していきたい。

ちなみにフェヘイラは次戦、現在クレイグ・ジョーンズらが主催のBチームで練習する米国の新鋭ジョセフ・ダーカイジングにバックを許し、そこからヒザ固めに移行されてまさかの一本負け。そのダーカイジングも決勝でディヴォンテ・ジョンソンに敗れて準優勝。世界の層の厚さを改めて感じさせる結果となった。

【スーパーヘビー級リザルト】
優勝 ディヴォンテ・ジョンソン(米国)
準優勝 ジョセフ・ダーカイジング(米国)
3位 エリオット・ケリー(ブラジル)&ヴィニシウス・フェヘイラ(ブラジル)

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MIKE MMA NOGI Worlds2021 WNO Championships イゴール・タナベ ハイサム・リダ ブログ ラファエル・ロバトJr ヴィニシウス・フェヘイラ

【NOGI Worlds2021】WNOヘビー級T3位のハイサム・リダが、ノーギ柔術の頂点を目指す!!

【写真】IBJJFノーギで世界を摂ることができるか(C)MIKE CALIMBAS/FLOGRAPPLING

7日(木・現地時間)からテキサス州ダラス郊外のガーランドはカーティス・コーウェル・センターで開催中のWorld IBJJF Jiu Jitsu NO-GI championship2021=ノーギワールズ2021。

9日(土・同)に準々決勝と準決勝、10日(日・同)にファイナルが行われる黒帯スーパーヘビー級にハイサム・リダがエントリーしている。


9月25日&26日に行われたWNO Championshipsのヘビー級で3位に輝いたハイサムが、2週間のインターバルでノーギ柔術の頂点に挑む。

ハイサムの初戦の相手はシャビエル・シウバ、黒帯になって日が浅いポルトガル人柔術家で、サンディエゴではイゴール・タナベらと練習していたこともある新鋭だ。

ここをクリアすると、初戦をシードされた昨年のノーギワールズ・スーパーヘビー級優勝のヴィニシウス・フェヘイラが、待ち受けている。今大会の優勝候補筆頭といえるフェヘイラはシッティング&アンクルピックという師匠マルセリーニョ・ガウッシア仕込みの動きや、シングルレッグXから足関節、あるいは足を絡ませて横回転でスイープという動きを見せる。

ポイントゲームという部分でフェヘイラには巧さがあるが、俊敏性と爆発力と丁寧さを兼ね備えたハイサムは、真っ向から勝負に挑むことができるはずだ。ノーポイント制のF2Wなどでは芳しい結果が残せていないフェヘイラに対し、座り合いを避け、長い足を生かしたクローズドからの創ることができればハイサムの決勝進出の目は十分にある。

反対側のブロックは誰が勝ち上がって来るのか予想が難しいが、一番のビッグネームであるラファル・ロバトJrが2つかってファイナルでハイサムと相対する──それが日本のファン、そしてハイサムとってベストなストーリーラインであることは間違いない。

ノーポイント、アタック重視&ジャッジの裁定有りサブオンリー・グラップリングから、ヒールが解禁されたとはいえポイント制で、守りを固めることも比較的可能なノーギ柔術で、ハイサムがIBJJFメジャー制覇なるか、要注目だ。

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JJ Globo Report WNO Championships オーランド・サンチェス ジャンカルロ・ボドニ ハイサム・リダ ブログ

【WNO Championships】レポート─08─ヘビー級この一番。敗者復活戦勝ち抜き、ハイサムが3位入賞!!!!

【写真】今回のトーナメントで3位は、世界で3位と捉えて良いはずだ (C)MIKE CALIMBAS/FLOGRAPPLING

9月25&26日(土&日・現地時間)にテキサス州オースチンのパーマー・イベンツセンターで開催されたWho’s Number One Championships。ライト級、ミドル級とヘビー級、女子はストロー級及びヘビー級で賞金3万ドルとチャンピオンベルトを賭けた2days 8人制トーナメント──は2021年グラップリング界の最大のイベントとなった。
Text by Isamu Horiuchi

レビュー第8回はヘビー級のこの一番──ハイサム・リダの3位決定戦、✖ジャンカルロ・ボドニ戦の模様をお伝えしたい。


トーナメント1回戦でスプリッグスの足関節に敗れたハイサムだが、敗者復活戦の初戦でオーランド・サンチェスと対戦。サンチェスは、かつてその特殊体型を活かし、決して下にならない戦いぶりでADCC世界大会を制した大物だ。

序盤はハイサムが下から攻めあぐねる場面も見られた。が、ハイサムは中盤にオープンガードから足を絡めて足関を狙いつつスイープを決めると、スクランブルで背中を見せたサンチェスのバックを奪い足を一本フックさせる。

(C)CLAYTON JONES/FLOGRAPPLING

ここで場外となったが、同体で再開となり強烈なネッククランクを極めて6分52秒で一本勝ち。

元ADCC世界王者から値千金の勝利を得たハイサムは、3位の座を賭けてジャンカルロ・ボドニと対戦することとなった。ボドニはもともとベウナウド・ファリアに教えを受けたアリアンシの新黒帯だが、最近ジョン・ダナハーとゴードン・ライアンが結成したニューウェーブ柔術の新メンバーとなった。今年のパンノーギヘビー級決勝では、昨年の決勝で敗れたルーカス・バルボーザを相手にレフェリー判定で下し雪辱を果たすとともにパンノーギの挑戦に立っている。体重が軽いとはいえ、実績ではハイサムを上回る選手だ。

ボドニは1回戦でマイケル・ファウラーに敗れたものの、負傷リタイアで準決勝進出へ。ここでもカイナン・デュアルチに敗れ、さらには敗者復活戦もカイル・ベームが棄権したため白星がないまま3決へ。

<ヘビー級3位決定戦/15分1R>
ハイサム・リダ(ガーナ)
Def. 2-1
ジャンカルロ・ボドニ(米国)

試合開始後に引き込んだボドニに対し、ハイサムも素早く横にパスを仕掛けるが、ボドニもハイサムの右足に内側から絡める。

さらにハイサムは軽快な動きから右にパス、対してボドニは足を効かせてフレームを張って守る。

ならばとハイサムは長いリーチを伸ばして上からダイビングキムラ狙い。が、ここもボドイは防御。序盤から両者の持ち味が発揮されている。

その後もボドニはハイサムの右足に絡ませると、そのまま立ち上がってのシングルレッグへ。するとハイサムは自らクローズドに引き込んで三角狙いへ。

ボドニが両腕をこじ入れて防ぎ、続いてハイサムは足をきかせてボドニを浮かせる。

さらにハイサムは内回転でボドニの右足を引き出して抱えると、そのまま立ち上がってのテイクダウンを狙うが、ボドニも素早く足を抜いた。ハイサムのダイナミックな動きと、足関節とレッスルアップというダナハー派の影響を受けたボドニのテクニカルな仕掛けが噛み合った攻防だ。

その後立ち技の攻防になると、ハイサムは足車でテイクダウンに成功する。

その後もボドニは足を絡めてスイープやストレートレッグロックを仕掛けるが、ハイサムはうまく対処してゆく。

途中ボドニに何度かシットアップを許す場面もあったハイサムだが、その度に下から長い足を利かせ、またフットロックを仕掛けて距離を取ることに成功させた。

残り5分を切ると、リードを許している状態のボドニは、シッティングから素早くハイサムの右足を掴んでレスリングアップを狙う。が、ハイサムは小手投げで切り返して崩してからガードに飛びつく。

立ち上がってハイサムのガードを開けたボドニは、その両足首を掴んでスタックパスを仕掛けてから、下に飛び込んでクラブライドを狙う。

が、ハイサムはしっかりと背中をマットにつけてバックを許さず。やがて離れることに成功した。

またしても引き込んだボドニはハイサムをクローズドガードに入れ、両者は膠着。残り1分のところで、上から防御に徹していたハイサムにペナルティが与えられた(ペナルティは3回受けると反則負けだが、判定に直接加算されることはない)。

立ち上がってボドニのガードを開かせたハイサムは、軽快な動きでボドニの足を捌きにかかる。それを防いだボドニはシッティングから前進し、最後の望みをかけてハイサムの右足に外掛けで絡む。が、長いリーチを誇るハイサムが立ち上がってボドニの足の絡みを押し下げたところで試合終了。両者が持ち味を発揮した15分の熱戦が終了した。

判定は2-1でハイサムに。敗者復活を2試合勝ち抜いて、大舞台で堂々の3位入賞となった。内容面を見ても、1回戦はスプリッグスにテイクダウンもパスを許さず、敗者復活一回戦は難攻不落のサンチェスのバランスを見事に崩しての一本勝ち。3決では、ダナハー派の流れを汲むボドニの仕掛けにうまく対処した上で、自らの持ち味であるダイナミックな動きを活かして競り勝っての勝利。北米グラップリングの最先端に対応しつつ、自身の強みを大いに発揮するという天晴れな戦いぶりだった。

ファウラーとベームという強豪二人が途中棄権という幸運に恵まれた面はあったものの、世界最高峰のグラップリング大会での3位入賞。このWNOチャンピオンシップの舞台は、ハイサム・リダが真の意味で世界の重量級トップグラップラーの仲間入りを果たした、記念すべきものとなった。

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【WNO Championships】レポート─07─ハイサム、初戦で足関の餌食に。ヘビー級準々決勝~準決勝

【写真】カイナンの代名詞となりつつあるクローバーリーフ (C)MIKE CALIMBAS/FLOGRAPPLING

9月25&26日(土&日・現地時間)にテキサス州オースチンのパーマー・イベンツセンターで開催されたWho’s Number One Championships。ライト級、ミドル級とヘビー級、女子はストロー級及びヘビー級で賞金3万ドルとチャンピオンベルトを賭けた2days 8人制トーナメント──は2021年グラップリング界の最大のイベントとなった。
Text by Isamu Horiuchi

レビュー第7回はヘビー級の準決勝までのトーナメント進捗状況をまとめてお伝えしたい。


1回戦、日本のファン及び関係者の期待を集めたハイサム・リダはティム・スプリッグスと対戦。前半、懐の深さを活かしたスタンドの攻防で渡り合ったものの、強固なレスリングベースを持つスプリッグスを倒すのは難しいと見たか、やがて引き込んで下からの戦いを選択した。

長い足を絡めての仕掛けを試みるハイサムだが、相手はディフェンシブ・トップゲームの強さでノーギ・ワールズを制したスプリッグスだ。なかなか崩せないまま時間が過ぎてゆく。

終盤、横回転して50/50を作ってみせたハイサムに対し、これを予期していたかのようにスプリッグスは、50/50を解除すると、なんと左足を抱えて倒れ込みながらの内ヒール。

決してトップを譲らないはずのスプリッグスが、残り1分のところで足関節を仕掛け、ハイサムからタップを奪い準決勝進出を決めた。ハイサムは世界的強豪のスプリッグス相手にテイクダウンもパスも許さず、堂々と渡り合ったが、最後は強化していた足関節の攻防で一本負け。トップキープの権化のように思われていたスプリッグスの見事な極めは、ハイサムが仲間入りを目指すワールドクラスの選手たちも日々進化し続けていることを痛感させるものだった。

(C)CLAYTON JONES/FLOGRAPPLING

なおスプリッグスと準決勝で対峙したのは、テックス・ジョンソンだ。

ジョンソンは1回戦で、動かざること山のごとしオーランド・サンチェスに三角を仕掛けたところ、高々とリフトして叩きつけられ嬉しくない反則勝ちでセミファイナルをセミファイナル進出の権利をしていた。

そのジョンソンに対して、スプリッグスが得意の上攻めから1度ニースライスパスを決めるなど、ペースを握って3-0で判定勝利し、決勝に進出した。

もう一方のブロックでは、大本命のカイナン・デュアルチが1回戦にてオッズでは対抗と目されていたカイル・ベームといきなりの大勝負を迎える。

序盤、ベーム得意の下からの足関節の仕掛けを、逆に強烈なストレートフットロックで切り返したデュアルチは、その後もトップから試合を優位に進める。そして後半は前回マテウス・ディニズを極めたクローバーリーフからバックも奪ってみせるなど判定3-0で完勝した。

(C)CLAYTON JONES/FLOGRAPPLING

もう一つの1回戦は、SUGで無敗を誇るオーバータイム・キングことメイソン・ファウラーが代打出場のジャンカルロ・ボドニと対戦。

途中アイポークを受けたにもかかわらず、右目を覆って試合を続行し、得意のトップゲームで試合を支配して判定勝利した。が、その後ファウラーは目の治療のために病院に直行し、この1戦で敗れたボドニが準決勝進出となった。

デュアルチとボドニによる準決勝は、ボドニの下からの仕掛けをデュアルチが盤石の安定感で対処していく展開に。中盤、首を制してハーフで胸を合わせてパスに成功する等終始ペースを握り、終盤にはまたしても必殺のクローバーリーフ狙いでボドニの動きを止めて判定3-0で完勝した。

かくてヘビー級決勝は、大本命、そして手堅い勝利を挙げたデュアルチと、ハイサムを下したスプリッグスの組み合わせとなった。

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【WNO Championships】高橋サブミッション&堀内勇がWNOを深掘り─03─。カイナン盤石? ハイサムは?

【写真】(C)絶対的な本命カイナン・デュアルチ

いよいよ25&26日(土&日・現地時間)にテキサス州オースチンのパーマー・イベンツセンターで開催されるWho’s Number One Championships。男子ではライト級、ミドル級とヘビー級、女子はストロー級及びヘビー級で賞金3万ドルとチャンピオンベルトを賭けた2days 8人制トーナメントが同大会では行われる。

世界のベストグラップラー、新進気鋭の若い選手が一堂に会す大会。その中から3階級を日本のグラップリングをネクストステージに引き上げようという高橋サブミッション雄己、そしてMMAPLANETでグラップリングシーンを執筆中の堀内勇氏に水先案内人となってもらった。

最終回となる今回は、ヘビー級の行方は?

<高橋サブミッション雄己&堀内勇、WNO Championship対談Part.02はコチラから>


──ライト級、ミドル級に続き、ヘビー級の行方を占ってもらえますでしょうか。

(C)SUG

高橋 優勝候補的なことを言えば、無難にカイナン・デュアルチです。

で次点では僕はメイソン・ファウラーが強いと思っているんですよ。高島さんがOT芸人感が出ているという風にFight&Lifeで書かれていましたけど、正直SUGに出ている限りしょうがないし。5分でOTルールで、勝ち切ってチャンピオンに居続けるのだから強いのだろうと。カイル・チェンバースやリッチー・ブギーマン・マルチネスに、しっかりと何もさせずに一本勝ちしているのも評価の対象になると思います。それに下からも上手い。僕はファウラーに期待しています。

──3CG(Third Coast Grappling)でカイナンに、ゴールデンスコアで敗れたのですが、ヒマバーにRNCで一本勝ちと7分でポイントありでも、そこそこ以上に良かったです。ただ、メイソン・ファウラーに本当の意味で勝つというのはSUGで勝つことと思っています。

高橋 確かにその通りですね。クレイグとやった時に5分間逃げ回って。

──10分でなく、5分限定だから極めさせないでもつ。そういうことではないのか、と。

高橋 その見方は成り立つと思います。クレイグのようにボトムが強い人とは、勝負できない。と同時にOTがないルールだと、勝負に行ったかもしれないし、そこは分からないですよねSUGルールにおける戦略的判断とも捉えられるし、ちょっと未知数ですね。

──一つ言えることは、ファウラーが暴れることでヘビー級はより面白くなるかと。

高橋 テックス・ジョンソンとか足関節技師もいるので、その辺りに完パスとかしてくれたら、凄く嬉しいですね。

堀内 僕もカイナンが間違いなく本命だと思います。ラクラン・ジャイルスとサイボーグ・アブレウにヒールで負けた以外は、勝ち続けている。自身がクローバーリーフという不思議な足関節で一本勝ちしたり、足関でも勝てるようになっています。もともとレスリングは強いし、下もニーシールドが圧倒的に強くてパスをさせない。足の弱点がなければ、誰がこの人に勝てるんだろうと。

高橋 僕もそう思います。

(C)MIKE CALIMBAS/FLO Grappling

──そのなかでハイサム・リダが出場します。

高橋 ハイサムって、現代グラップリングでなくて。ギの文化の日本の柔術を継承している点でも、心を込めて応援しちゃいます。日本の柔術文化が、ナウなグラップリング文化の最高峰に通じるのか。そういう意味でハイサムを日本代表として応援したいです。柔術家じゃない俺が、こう言うのはアレなんですけど(笑)。

──自分はハイサムは米国に行ってから、フルパワーで制限なしで練習できるという環境をようやく手にできた。そこでグンと強くなったと思うんです。以前、一緒に練習していた岡見勇信選手はハイサムのフルパワーを知っているのか、凄く強かったと舌を巻いていたんですよね。

(C)SUG

堀内 ハハハハハ。岡見選手が。トーナメントのオッズで驚いたのが、カイナンに次ぐのがカイル・ベームなんです。

──えぇっ!!

堀内 僕もあまり知らない選手だったのですが、ヒールばかりで勝っている10thPlanetの選手で。細かな仕掛けからということではなく、50/50やサドルから取っています。パスカードを仕掛けて、上からもヒールにも入っています。ルーカス・バルボーザとも1勝1敗で、そういう部分で評価が高いのかと思います。

──ベームはずっと10thPlanetなのでしょうか。

堀内 そうみたいです。大学でラグビーをやっていて、MMAから柔術に来たようで。

──一つ思うのですが、IBJJF系の柔術をしっかりやる道場で茶帯や黒帯になっている選手が10thPlanetに移り、エディ・ブラボー系の技術を学ぶと、グラップリングで相当に強くなれるのではないかと。

高橋 そうですね……。10thPlanetだけでは、IBJJF的なポイントゲームに重きを置いていないから学べないですよね。

堀内 ならマイキーが10thPlanetに行けば、最強ですよね(笑)。今でも最強ですけど。

──アハハハ。そうなるとダークサイドとハイな世界の共有になって、人格が崩壊してしまうのではないかと。

堀内 ハイなラバーガードとか使うようになって(笑)。

──それにしても楽しみなトーナメントです。

高橋 客観的な意見を語らせてもらったのですが、僕も足関節技師として技術の潮流についていくために試行錯誤している最中です。全階級を通して、主に自分もサドル系が得意な方なので──そういう部分でトップグラップラーが今、何を考えて。どう進化しているのかを着目して、参考にさせてほしいと思っています。

堀内 僕はマイキーがジオに怒ったとか大好きなんです。物凄く強い奴が、物凄く幼稚な振る舞いをする。それも本気の戦いだから、ああいう風になるものだし。そういう部分も期待したいですね。

■WNO Championships出場選手

【ヘビー級】
カイナン・デュアルチ(ブラジル)
メイソン・ファウラー(米国)
オーランド・サンチェス(米国)
カイル・ベーム(米国)
ティム・スプリッグス(米国)
ルイス・パンザ(ブラジル)
テックス・ジョンソン(米国)
ハイサム・リダ(ガーナ)

【ミドル級】
タイ・ルオトロ(米国)
ウィリアム・タケット(米国)
ロベルト・ヒメネス(米国)
ジョン・ブランク(米国)、
ダンテ・リオン(カナダ)
ミカ・ガルバォン(ブラジル)
ジェイコブ・カウチ(米国)
オリバー・タザ(カナダ)

【ライト級】
マイキー・ムスメシ(米国)
ケイド・ルオトロ(米国)
ジオ・マルチネス(米国)
ディエゴ・オリヴェイラ(ブラジル)
コール・アベート(米国)
デミアン・アンダーソン(米国)
ジョシュア・シスネロス(米国)
ガブリエル・ソウザ(ブラジル)

【女子ストロー級】
マイサ・バストス(ブラジル)
ダニエル・ケリー(米国)
ジェッサ・カーン(米国)
アマンダ・アレキン(米国)
グレース・ガンドラム(米国)
アレックス・グエン(米国)
ジェシカ・クラン(米国)
タミー・ムスメシ(米国)

【女子ヘビー級】
ギャビ・ガルシア(ブラジル)
ハファエラ・ゲイジス(ブラジル)
エリン・ハープ(米国)
アナ・カロリーナ・ヴィエイラ(ブラジル)
エリザベス・クレイ(米国)
アマンダ・ローウェン(米国)
ケンドール・リユージング(米国)
アマンダ・レヴィ(米国)

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【WNO Championships】世界への扉、開くか。ハイサム・リダ─02─「日本の柔術を世界に証明したい」

【写真】動けるヘビー級ハイサムに、世界が驚く日がやって来る──のか(C)CLAYTONE JONES

25&26日(土&日・現地時間)にテキサス州オースチンのパーマー・イベンツセンターで開催されるWho’s Number One Championships。5階級の2021年グラップライング最強を決めるノーポイント&サブオンリー、ジャッジ裁定有りのトーナメントに出場するハイサム・リダ・インタビュー後編。

参加選手はカイナン・デュアルチ、メイソン・ファウラー、オーランド・サンチェス、カイル・ベーム、ティム・スプリッグス、ルイス・パンザ、テックス・ジョンソン。右を見ても左を見ても強豪だらけのトーナメント出場を関しては、ハイサムは「カイナン以外なら全員勝てる。」と断言した。

全てを変える──トーナメントへの意気込みとは。

<ハイサム・リダ・インタビューPart.01はコチラから>


──トーナメントで優勝を狙うには、カイナンが初戦の相手だとやはりリスクは高いです。

「決勝で当たるのが一番ですよね」

──ではトーナメント優勝を考えると、初戦で誰と戦いたいと思っていますか。

「最初はテックス・ジョンソン……なんというのか、正直なところカイナン以外では誰でもいけると思っています。なのでトーナメントで優勝することを考えても、カイナンとは決勝で戦うのが一番良いです。カイナンも1回戦で僕と戦うのは嫌だと思っているだろうし、カイナン以外だと最初に戦うのは誰でも良いです。」

──オーランド・サンチェス、ティム・スプリッグスなどよく言えば重厚、いわば動かない試合で勝つ選手です。そのなかでハイサムはヘビー級でもライト級のように動くことができる。それが世界に知れ渡って欲しいです。

「そこが自分の持ち味です。今、少しだけハイサム・リダがどんな選手なのか皆が気付き始めています。『あれだけ体重があって、身長も高いのに動ける』って。

(C)SATOSHI NARITA

オーランド・サンチェスのパワーはとんでもないはずです。ただ、言われたように動けない。ということは、試合が進めば僕の動きについて来られなくなります。これは絶対に。

それに米国に来てから、ずっとレスリングの練習をしてきました。ミシガンから五輪に出たジェイク・ハーバートから直接指導を受けています。ジェイクは2012年のロンドン五輪フリースタイルレスリング米国代表で、世界選手権で準優勝になったこともあります。

※ジェイク・ハーバートは2009年のレスリング世界選手権フリースタイル84キロ級で銀メダルを獲得。ノースウェスタン大学時代には2度のNCAA D1王者で、4度のオールアメリカンレスラー。2009年にはダン・ホッジ・トロフィー(年間ベスト・カレッジレスラー)を獲得している。

ジェイクとやってきたので、テイクダウンをバンバン取れるということではないですが、テイクダウンされない自信もついてきました。オーランドのような選手は、テイクダウンしてずっと上からプレッシャーを掛けてくるのですが、自分の動きにはついて来られなくなるという自信は持っています」

──テイクダウンポイントがない。引き込めることに関して、ADCCルールよりもテイクダウン&コントロール・グラップラーと戦いやすいということはないですか。

「下になっても構わないです。ただし、ジャッジ裁定になった際にテイクダウンやパスにはUFCのように評価される向きはあります。一本を取れないと、マットコントロールは重視されます。ただし、テイクダウンを取っても一本を逆に取られることもありますし。WNOルールは、自分に一番向いているルールです」

──カイル・ベームは10thPlanetスタイルで、足関節が巧みです。僅か1試合の印象でハイサムは足関節が課題と見続けられている面もあると思いますが、さきほど名前を挙げたテックス・ジョンソンもレッグアタッカーです。それはハイサムが足関節の防御に自信を持つようになった表れなのでしょうか。

(C)SATOSHI NARITA

「テックス・ジョンソンはガンガン足関節を狙ってきます。

でも、もう足関節の防御には、自信があります。自分の弱点だと思ったので、ここに来てから克服に努めてきました。デトロイトに来てからの練習でも、皆が上を取れないので凄く足関節を狙ってきました。

(C)SUG

最初は極められましたが、ずっと練習してきたので今は以前のように極められることはないです。

カイル・ベームとテックス・ジョンソンは、リバースデラヒーバから回って足関節を狙ってくると思うので、その対策練習はずっとやってきました。それに自分の課題は足関節だけでなく、他にもあります。なので足関節も含め、穴がなくなるよう練習してきました」

──それはスパーリングで身につけていくものですか。

「僕はまず打ち込みを徹底してやっています。1時間の打ち込みから、少し休憩してスパーリングという風にやっています。できることは全てやっています。自分の時間は強くなるために、全て使っています」

──それにしても凄くイキイキしていますね。

「本当に楽しみです。最初に言ったように、ADCCに出たこともない実績では一番下だと思っています。完全にアンダードッグですが、そんな評価をひっくり返したいです。それができる予感が凄くあります。凄く大きなチャンスを手にすることができました。アンダードッグだからこそ、一番目立てます」

──本当に楽しみしている日本のサポーターに一言、お願いします。

「ハイ。いつも同じことを言っていますが、試合が決まってからも本当に色々な人からメッセージを貰いました。皆が応援してくれています。6月の試合も、こんなに多くの人が日本で見ていてくれたんだと……嬉しいし、本当に皆に感謝しています。これからも日本の柔術を世界に証明したいです」

■WNO Championships出場選手

【ヘビー級】
カイナン・デュアルチ(ブラジル)
メイソン・ファウラー(米国)
オーランド・サンチェス(米国)
カイル・ベーム(米国)
ティム・スプリッグス(米国)
ルイス・パンザ(ブラジル)
テックス・ジョンソン(米国)
ハイサム・リダ(ガーナ)

【ミドル級】
クレイグ・ジョーンズ(豪州)
タイ・ルオトロ(米国)
アンドリュー・ウィルツ(米国)
ウィリアム・タケット(米国)
ロベルト・ヒメネス(米国)
ジョン・ブランク(米国)、
ダンテ・リオン(カナダ)
ミカ・ガルバォン(ブラジル)

【ライト級】
マイキー・ムスメシ(米国)
ケイド・ルオトロ(米国)
ジオ・マルチネス(米国)
ディエゴ・オリヴェイラ(ブラジル)
コール・アベート(米国)
イーサン・クレリステン(カナダ)
ジョシュア・シスネロス(米国)
ケネディ・マシエル(ブラジル)

【女子ストロー級】
マイサ・バストス(ブラジル)
ニエル・ケリー(米国)
ジェッサ・カーン(米国)
トゥディ・アレキン(米国)
グレース・ガンドラム(米国)
アレックス・グエン(米国)
ジェシカ・クラン(米国)
タミー・ムスメシ(米国)

【女子ヘビー級】
ギャビ・ガルシア(ブラジル)
ハファエラ・ゲイジス(ブラジル)
エリン・ハープ(米国)
アナ・カロリーナ・ヴィエイラ(ブラジル)
エリザベス・クレイ(米国)
アマンダ・ローウェン(米国)
ケンドール・リユージング(米国)
アマンダ・リヴェイ(米国)

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【WNO Championships】ヘビー級T出場、ハイサム・リダ─01─「カイナンは僕を止めることはできない」

【写真】目指すはグラップリング世界一、ハイサム・リダ(C)CLAYTONE JONES

25&26日(土&日・現地時間)にテキサス州オースチンのパーマー・イベンツセンターで開催されるWho’s Number One Championships。男子ではライト級、ミドル級とヘビー級、女子はストロー級及びヘビー級で賞金3万ドルとチャンピオンベルトを賭けた2days 8人制トーナメントが同大会では行われる。

世界のベストグラップラー、そして新進気鋭の若い選手が一堂に会す大会に、ハイサム・リダがヘビー級でエントリーされている。

カイナン・デュアルチ、メイソン・ファウラー、オーランド・サンチェス、カイル・ベーム、ティム・スプリッグス、ルイス・パンザ、テックス・ジョンソンという世界を代表する屈強なグラップラーと王座を争うメンバーに抜擢されたハイサムをZoomインタビューした。

全てを変える──トーナメントへの意気込みとは。


──WNOのヘビー級のリストが発表されたことは先週末(※取材は9月1日に行われた)に分かっていたのですが、仕事に追われていてチェックするのが週を明けてからになってしまいました。そうしたらリストにハイサムの名前を見つけて、メチャクチャ興奮しました。このメンバーに名前が連なるなんて、凄いビッグニュースです。

「正直、出たい気持ちはずっとありましたけど、自分でもこの8人の中に入れるようになるなんて思っていなかったです。米国に住むようになって、それほど時間は経っていないですし、レコード的にも……これから、どんどんタイトルを獲っていく自信はあるのですが、今はまだ他の出場選手と比較しても実績不足なのは明らかなので。だから、まだ入れないなっていうことは頭の中にありました。

なのでオーガナイザーからオファーが来た時は、自分でもビックリして嬉しかったです。自分の柔術を世界に証明するチャンスを手にしました。これまでやってきたことの全てをこのトーナメントに賭けていきたいです」

──オファーはいつ頃だったのですか。

「8月の後半になってからですね。発表までは少しありました」

──6月のWNOではキーン・コーネリアスと戦うという注目の試合が、キーナンの欠場で彼の弟子ミカ・ペルハヴェッツに対戦相手が代わり、本戦からプレリミに試合順も下げられてしまいました。あの時、ハイサムの名前を売る絶好のチャンスを逃してしまったと残念でならなかったです。それがプレリミでの勝利から、ここのメンバーに入った。大逆転ですね。

「キーナンとの試合は、僕もチャンスだと思っていました。レベル的にも自信もありましたし。それがミハとの試合になり、試合順もメインカードからプレリミに下げられた時は、頭に来ました。『マジかよ』って」

──ハイサムの責任ではないですからね。

「ハイ。メインカードに出たいとずっと思ってきたので。怒りというかフラストレーションは感じていました。あの試合は、自分は周囲が思っているよりも、ずっとできるといことを証明する試合にしたい……そういう試合を見せるという気持ちで戦いました。

そうしたら自分が期待していた以上に短時間で試合を終えることができて、WNOの人達に力を見せることができたと感じました。そして次の週にアメリカン・ナショナルがあって、そこでも優勝しました(黒帯スーパーヘビー級)。あの2大会はオーガナイザーにアピールできたと思います」

──結果、思い通りになったということですね。

「ただ、アメリカン・ナショナルのあとで連絡がきたときは、出場8人のなかで誰かケガをしたら代役で出てもらうという話だったんです。『100パーセントではないけど、準備はしていて欲しい』という感じで」

──なかなか微妙な状況ですね……それは。

「ハイ。そして、8月の後半になって『やっぱりハイサムに出てほしい』という風になりました。あの時は他にどんなメンバーが出るのか分かっていなかったですが、『YES。やるよ』と即答しました」

──その後、出場メンバーを見てどのように思いましたか。

「なんというのか……まぁ簡単な試合はないです。でも、自分は勝てるという自信はあります」

──おお、力強い言葉です。もうトーナメント枠は決まっているのでしょうか。

「トーナメント・ブラケットはファイトウィークになってから、抽選で決めるんだと思います。違うのかもしれないですけど(笑)。誰が相手になっても、大丈夫なように準備をして臨みます」

──優勝云々でなく、コンペティターとして誰と一番戦いたいですか。

「一番戦いたい試合は、一番困難になる試合です」

──つまりは……。

「ハイ、カイナン・デュアルチです。彼を倒すと、全てが変わると思います。カイナンには道着で2度戦って、2回とも負けています。でもノーギだったら、僕のスピードや勢いを止めることはできない。その自信はあります。道着ではなくて、ノーギの自分はカイナンにとって多分……いや、絶対に苦手なタイプです。それにフィジカルトレーニングを積んで体も大きくなっていますし、スピードもあって動けます。カイナンは僕を止めることはできない。カイナンと一番戦いたいです」

<この項、続く>

■WNO Championships出場選手

【ヘビー級】
カイナン・デュアルチ(ブラジル)
メイソン・ファウラー(米国)
オーランド・サンチェス(米国)
カイル・ベーム(米国)
ティム・スプリッグス(米国)
ルイス・パンザ(ブラジル)
テックス・ジョンソン(米国)
ハイサム・リダ(ガーナ)

【ミドル級】
クレイグ・ジョーンズ(豪州)
タイ・ルオトロ(米国)
アンドリュー・ウィルツ(米国)
ウィリアム・タケット(米国)
ロベルト・ヒメネス(米国)
ジョン・ブランク(米国)、
ダンテ・リオン(カナダ)
ミカ・ガルバォン(ブラジル)

【ライト級】
マイキー・ムスメシ(米国)
ケイド・ルオトロ(米国)
ジオ・マルチネス(米国)
ディエゴ・オリヴェイラ(ブラジル)
コール・アベート(米国)
イーサン・クレリステン(カナダ)
ジョシュア・シスネロス(米国)
ケネディ・マシエル(ブラジル)

【女子ストロー級】
マイサ・バストス(ブラジル)
ニエル・ケリー(米国)
ジェッサ・カーン(米国)
トゥディ・アレキン(米国)
グレース・ガンドラム(米国)
アレックス・グエン(米国)
ジェシカ・クラン(米国)
タミー・ムスメシ(米国)

【女子ヘビー級】
ギャビ・ガルシア(ブラジル)
ハファエラ・ゲイジス(ブラジル)
エリン・ハープ(米国)
アナ・カロリーナ・ヴィエイラ(ブラジル)
エリザベス・クレイ(米国)
アマンダ・ローウェン(米国)
ケンドール・リユージング(米国)
アマンダ・リヴェイ(米国)

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【WNO Championships】ADCC&ノーギワールズ、SUG覇者らと共に。ヘビー級Tにハイサム・リダ出場!!!

【写真】この面子のなかに選ばれることが、すでにハイサムのバリューだ(C)CLAYTON JONES/FLOGRAPPLING

9月25日(土)と26日(日)の2日間に渡り5階級の8人制チャンピオンシップ・トーナメントが開催されるWho’s Number One。ライト級&ミドル級、女子ストロー級及び女子ヘビー級に続き、ヘビー級参加選手が発表されている。

そして世界のベストグラップラーが3万ドルを賭けて覇権を争うチャンピオンシップ・トーナメントにハイサム・リダの出場が決まった。


カイナン・デュアルチ、メイソン・ファウラー、オーランド・サンチェス、カイル・ベーム、ティム・スプリッグス、ルイス・パンザ、テックス・ジョンソンの7名。

ADCC2019とムンジアルを制した(※テストで陽性となり剥奪)カイナンを筆頭に、2015年ADCC99キロ以上級優勝のサンチェス、ノーギワールズ優勝経験者はスプリッグス、パンザ、ジョンソンの3選手、さらにいえばファウラーはSUG無差別級王者で、ベームはそのファウラーへの挑戦者を決めるトーナメントで優勝しており、ルカス・バルボーサに勝利している。

いってみればハイサムからすれば全員が格上だ。ただし、ハイサムの実績が及ばないのは北米を拠点にしてからまだ日が浅いからにすぎない。F2W、WNOのプレリミ出場からの今回の抜擢となったことはすでにハイサムのポテンシャルが認められているという表れでもある。

特にサンチェス、スプリッグス、ジョンソンなどはテイクダウン&コントールという渋い試合になることも予想され、ハイサムは動けるスタイルで一躍グラップリング界重量級のニュースターと認められるか可能性も大きい。

とはいえ足関スペシャリトのベームら、ハイサムが課題される部分で抜群に強さを発揮する選手も出場する。ポイント制ということも考慮すると、当然のように本命はカイナンだが、トーナメント枠次第でファイナル進出もあり得る。柔術家としては日本育ちのハイサムが、世界のトップグラップラーを相手にどのようなパフォーマンスを見せることができるか──心底楽しみだ。

■WNO Championships出場選手

【ヘビー級】

カイナン・デュアルチ(ブラジル)
メイソン・ファウラー(米国)
オーランド・サンチェス(米国)
カイル・ベーム(米国)
ティム・スプリッグス(米国)
ルイス・パンザ(ブラジル)
テックス・ジョンソン(米国)
ハイサム・リダ(ガーナ)

【ミドル級】
クレイグ・ジョーンズ(豪州)
タイ・ルオトロ(米国)
アンドリュー・ウィルツ(米国)
ウィリアム・タケット(米国)
ロベルト・ヒメネス(米国)
ジョン・ブランク(米国)、
ダンテ・リオン(カナダ)
ミカ・ガルバォン(ブラジル)

【ライト級】
マイキー・ムスメシ(米国)
ケイド・ルオトロ(米国)
ジオ・マルチネス(米国)
ディエゴ・オリヴェイラ(ブラジル)
コール・アベート(米国)
イーサン・クレリステン(カナダ)
ジョシュア・シスネロス(米国)
ケネディ・マシエル(ブラジル)

【女子ストロー級】
マイサ・バストス(ブラジル)
ニエル・ケリー(米国)
ジェッサ・カーン(米国)
トゥディ・アレキン(米国)
グレース・ガンドラム(米国)
アレックス・グエン(米国)
ジェシカ・クラン(米国)
タミー・ムスメシ(米国)

【女子ヘビー級】
ギャビ・ガルシア(ブラジル)
ハファエラ・ゲイジス(ブラジル)
エリン・ハープ(米国)
アナ・カロリーナ・ヴィエイラ(ブラジル)
エリザベス・クレイ(米国)
アマンダ・ローウェン(米国)
ケンドール・リユージング(米国)
アマンダ・リヴェイ(米国)

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