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Bellator255 Report ジェイソン・ジャクソン ネイマン・グレイシー ブログ

【Bellator255】ケージで目をこすったジェイソン・ジャクソン、ネイマン・グレイシーから3-0の判定勝ち

<ウェルター級/5分3R>
ジェイソン・ジャクソン(ジャマイカ)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ネイマン・グレイシー(ブラジル)

左ジャブを伸ばすジャクソン。ネイマンは左右のフックで前に出る。右を当てたネイマンだが、ジャクソンもワンツーを入れる。さらに右を伸ばしたジャクソンは、ローをキャッチしてきたネイマンのシングルを切って殴る。下になったネイマンはハーフから煽り、逆側のワキを潜ってバックに回る。

同時に両足をフックしたネイマンは、背中が伸びたジャクソンが手首を掴んでくるので時間を掛けてパンチを入れ、RNCを仕掛ける。ジャクソンが上を向いたというよりも、ネイマンが向かせた感があるなか、レフェリーがブレイクを命じる。ジャクソンの目がチェックされ、ネイマンが下からあおった際に金網で目をこすった模様だ。

それがブレイクの要因になるのも合点がいかないモノがあるが、マウントからリスタートされるとジャクソンはブリッジでリバーサルに成功する。立ち上がったジャクソンは、ボディロックからテイクダウンに成功するが、グラウンドには居座らない。試合はスタンドに戻り、ネイマンのボディロックを小外で切り返したジャクソンはトップを奪取。ネイマンはクローズドでラウンド終了を迎えた。

2R、ジャクソンがワンツー、蹴りを掴んだネイマンはテイクダウンからバックへ。立ち上がったジャクソンはワンフックを取られ、キムラグリップも切られる。それでもテイクダウン狙いを耐えて胸を合わせたジャクソンは、離れて打撃の間合いに戻る。

すぐに組み直したネイマンが、ボディロックテイクダウン。下になりかけたが、トップを取り切り、スクランブル狙いもボディロックで立たせない。両足を束ねて背中をケージに押しつけるネイマンは背中をつかせることはできなかったが、立たせないままで時間を迎えた。

3R、ジャクソンが右ロー、ネイマンは右オーバーハンドを当てる。ジャクソンも右を返すし、クリンチを許さないで回る。スピニングバックキックをボディに入れたネイマンだが、疲れてきたか……足が余り前に出なくなっている。ジャクソンはアイポークをアピールして、試合が中断する。時間を若干おいて再開後、ネイマンは拳の届く距離でジャブを見せ、クリンチから小外掛けへ。自ら倒れこんだことで、体重を預けられトップを許したネイマンは、両ワキを差してハーフバタフライ、さらに両足を四の字で挟み、腰を押しつつ左腕を差して立ち上がろうとする。

腕を変えて、同じ仕掛けのネイマンはウィザーで潰しにきたジャクソンに、スイープを仕掛けるも下のままで時間に。初回はネイマン、2Rもジャクソンは終盤にケージ際から立つことができず失ったか。最終回はトップにいたことでジャクソンが取ったことが予想されるが、果たして──。ジャッジは3者とも29-28でジャクソンを支持──2Rもジャクソンのラウンドだったということか。


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BELLATOR Bellator255 News アレハンドラ・ララ エマニュエル・サンチェス ジェイソン・ジャクソン ネイマン・グレイシー パトリシオ・フレイレ ブログ マゴメド・マゴメドフ ロジャー・フエルタ 渡辺華奈

【Bellator255】計量終了 ベラトール新時代。マゴメドフ、ネーロ×セイシャスらプレリミも見逃せない

【写真】プレリミながら見逃せないマゴメド・マゴメドフのベラトール2戦目(C)BELLATOR

1日(木・現地時間)、 2日(金・同)にコネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator255「Pitbull vs Sanchez」の計量が行われた。

メインでBellator世界フェザー級選手権兼ワールドGP準決勝を戦う挑戦者エマニュエル・サンチェスと、パトリシオ・フレイレはフェイスオフ後にインタビューが行われた。

まずサンチェスが「素晴らしい金曜日の夜になる。キリストが僕と一緒にいてくれる。キック、パンチ、ジャンピング・スピニングキック、勝利のためなら何でもする。でもシンプルにジャブ、クロス、拳で敗北を与え、僕が決勝へ行く」と話す。

続いてフレイレは「彼が危険な相手だ。でも最初から終わらせにいく」と語った。

日本から出場する渡辺華奈と対戦するアレハンドラ・ララは、蝶の羽を模したコスチュームを用意しスケールの上、フェイスオフ後にその羽を広げた。


今回、SHOWTIME中継第一弾のベラトールでは、その放送枠に入っていないプレリミが、チケット要員でない流れが続く強力な布陣、しかもニューカマーが動員されている。

ただし、ウェルター級で出場予定だった元ACBウェルター級王者のムカメド・ベルカモフは、3.8ポンドの体重オーバーでハーマン・テラドが対戦に応じず、この一戦は中止に。

さらにブラジルから17勝1敗のミドル級ファイター=ファビオ・アギラルも2.7ポンドの体重超過となったが、ハリド・ムルタザリエフ(※14勝2敗)はキャッチウェイト戦を了承している。

今回がベラトールで2戦目となるマゴメド・マゴメドフもプレリミでシージェイ・ハミルトンと戦う。徹底してテイクダウン&コントロールで組み勝つ試合が信条のマゴメドフ、どこまであのスタイルを貫き通すことができるのか、見ものだ。

LFAで連敗しながらベラトールで戦うチャンスを得て、2勝目を狙うヒカルド・セイシャスと、初勝利を狙うマンデル・ネーロのライト級など、プレリミも楽しみな試合が多い。

そしてプレリミとメインカードとの繋がりはコロナ禍前より強くなったベラトールだけに、ここで挙げた選手たちの試合は今後のメインカードをより楽しむためにも、ぜひとも押さえておきたいところだ。

それだけにムカメド・ベルカモフの試合の中止と、ファビオ・アギラルの契約体重戦──計量失敗が残念でならない。

■視聴方法(予定)
4月3日(土・日本時間)
午前7時~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前10時~Main Card: Bellator MMA YouTube Channel

■Bellator255計量結果

<Bellator世界フェザー級選手権&ワールドGP準決勝/5分5R>
[王者]パトリシオ・フレイレ: 144.1ポンド(65.36キロ)
[挑戦者]エマニュエル・サンチェス: 144.5ポンド(65.54キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ネイマン・グレイシー: 170ポンド(77.11キロ)
ジェイソン・ジャクソン: 170.9ポンド(77.51キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ティレル・フォーチュン: 251.2ポンド(113.94キロ)
ジャック・メイ: 264.3ポンド(119.88キロ)

<ライト級/5分3R>
ウスマン・ヌルマゴメドフ: 155.2ポンド(70.39キロ)
マイク・ハメル: 155ポンド(70.31キロ)

<女子フライ級/5分3R>
アレハンドラ・ララ: 124.2ポンド(56.33キロ)
渡辺華奈: 124.8ポンド(56.6キロ)

<バンタム級/5分3R>
マゴメド・マゴメドフ: 135ポンド(61.24キロ)
シージェイ・ハミルトン: 134.4ポンド(60.96キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ムカメド・ベルカモフ: 173.8ポンド(78.83キロ)
ハーマン・テラド: 169.5ポンド(76.88キロ)

<ライト級/5分3R>
マンデル・ネーロ: 154.9ポンド(70.26キロ)
ヒカルド・セイシャス: 154.9ポンド(70.26キロ)

<ミドル級/5分3R>
ファビオ・アギラル: 187.7ポンド(85.13キロ)
ハリド・ムルタザリエフ: 183.6ポンド(83.27キロ)

<160ポンド契約/5分3R>
ロジャー・フエルタ: 159.4 ポンド(72.3キロ)
クリス・ゴンザレス: 159.2 ポンド(72.21キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジョゼ・アウグスト: 203.2ポンド(92.16キロ)
ジョナサン・ウィルソン: 204.2ポンド(92.62キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ローマン・ファラルド: 171.1ポンド(77.6キロ)
トレバー・グッデ: 170ポンド(77.11キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョーダン・ニューマン: 185.1ポンド(83.95キロ)
ブランコ・ビシック: 183.8ポンド(83.41キロ)

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BELLATOR Bellator253 Report ジェイソン・ジャクソン ブログ ベンソン・ヘンダーソン

【Bellator253】ショートノーティス、大きなジャクソンに真っ向勝負もベンヘン──0-3で完敗

<ウェルター級/5分3R>
ジェイソン・ジャクソン(ジャマイカ)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ベンソン・ヘンダーソン(米国)

フェイスオフの時と同様に体格差のある両者、ベンヘンが左オーバーハンドを放ち、ボディフックから左ミドルを蹴る。右ミドル、右ハイを返したジャクソンが右フックをヒット。さらに右ボディストレートを入れると、ベンヘンが渋い表情を浮かべる。そこからのシングルレッグをすくい、肩に乗って足首を掴んで潰したジャクソンが離れることに成功する。

ベンヘンは左ミドル、2発目をキャッチしてリリースしたジャクソンが、反対に右ミドルを蹴り返す。パワー、圧力で上回るジャクソンに真っ向勝負を仕掛けるベンヘンは、シングルを切られケージに押し込まれる。自ら離れたジャクソンが右ハイ、続いて右から左フックをヒットさせる。大振りのオーバーハンドで前に出るベンヘンは、自らのミドルハイでバランスを崩し、同時にジャクソンも姿勢を乱している。最後の10秒、ハイから左フックを被弾したベンヘンはラウンドを失った。

2R、左ハイから左ミドル、中間距離でやりあうベンヘンに対し、ジャクソンは右を伸ばす。シングルをコブラでリバーサルしたジャクソンが、トップを取り切る。スクランブルでバックに回ったジャクソン、引き込んだベンヘンは腰を切り、腕十字や足関節を狙いつつシングルへ。

ジャクソンはダースを仕掛け、嫌がったベンヘンが一旦下になるがケージ際に移動して立ち上がる。すかさずジャクソンは小外掛けでテイクダウンを取り返すも、続くスクランブルでベンヘンがバックに回る。前転で振り払われ、スタンドに戻ったベンヘンは組み負け、ヒザを受け、最後は小外で倒され最終ラウンドを迎えることとなった。

最終回、左ミドルを当てながらスリップしたベンヘンは、立ち上がるとジャブから右ハイを当てられそうになる。右をヒットさせたジャクソン、ボディフックには距離を取り直す。右アッパーに、ジャクソンは右フックを当てにいきダブルレッグでテイクダウンを奪われる。スクランブルでバックを譲ったジャクソンだが、ワキを潜って逆にバックへ。

ベンヘンはキムラから前転でも、腕を抜かれボトムを強いられる。上体を起こしてシングル、一旦いなして即シングルを狙ったベンヘンだが、ジャクソンはダース狙いからがぶって離れる。残り2分、ベンヘンは跳びヒザ、左ミドルと2度に渡りスリップ。どこか踏ん張りがきかなくなっているのか。バックに回ったジャクソンは、ベンヘンを押しつぶすように上を取り切り、潜らせずサイドバックへ。ベンヘンは一発逆転を掛けて、前転からヒールもジャクソンは反応して足を抜きスタンドに戻る。

ここで試合終了となり、ジャクソンがショートノーティス出場のベンヘンからフルマーク判定勝ちを手にした。


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AJ・マッキー BELLATOR Bellator253 News ジェイソン・ジャクソン ジェレミー・ケネディ ダリオン・コールドウェル ブログ ベイビー・スライス ベンソン・ヘンダーソン

【Bellator253】計量終了 AJ✖コールドウェル=WGP準決勝、プレリミ出場のジェレミー・ケネディも要注目

【写真】5R、体力=精神力──先に研ぎられるのはどちらになるのか (C)BELLATOR MMA

19日(木・現地時間)にコネチカット州アンカスビルのFightsphere=モヒガンサン・アリーナ開催されるBellator253「Caldwell vs McKee」の計量が18日(水・同)に行われている。

今大会のメインはいよいよフェザー級ワールドGPの準決勝が組まれている。ジョージ・カラキャニャン、デレック・カンポスを倒したAJ・マッキーと、ヘンリー・コラレス&アダム・ボリッチを下したダリオン・コールドウェルが決勝進出とBellator世界フェザー級王座挑戦権を掛けて戦う。


プロMMAは一貫してベラトールで戦ってきたAJはキャリア16勝0敗で11のフィニッシュ勝利を誇る。キャリア序盤は荒々しく、一本勝ちの荒稼ぎだったファイトだが、上位陣と当たるようになってもフィニッシュを狙う姿勢に変わりなく、一方的な試合展開でなくてもフィニッシュに持ち込める勝負強さが本物であることを示した。

一方、堀口恭司に連敗したことで評価が地に落ちた感もあったコールドウェルは、このトーナントで息を吹き返した。特に準々決勝で新鋭ボリッチをワンテイクダウン&ワンテイクバックによりRNCで仕留めた試合で、特に2度目の堀口戦の脆さを払拭できたか。

とはいえ、それは試合の流れ。チャンスをモノにでにない展開で、コールドウェルが粘りのファイトを見せることができるか。また、ハマった時のコールドウェルに対して、AJが動いて打開できるのか。5Rの長丁場、初回の飛ばし具合が気になる。

セミではストラッサー起一とのタフファイトをしっかりと勝ち切ったジェイソン・ジャクソンが、ベンソン・ヘンダーソンと対戦。

ここにきてウェルター級で戦うベンヘン、ジャクソンという厳しい相手がマイケル・チャンドラー戦からの再起戦となるが、体格差は明らかだ。

またも充実のプレリミにはベイビー・スライス、LFAウェルター級王者からベラトールを選択したジャリール・ウィリス。ベラトールで3連勝を狙うラフェオン・スタッツら注目株が出場している。なかでも特に気になるのはマット・ビセットと対戦するジェレミー・ケネディだ。

UFCで3勝1敗、その1敗は現UFC世界フェザー級王者アレックス・ヴォルカノフスキーに敗れたのも。その後、Brave CFで連勝しPFLを契約した。準決勝でダニエル・ピエダのギロチンに敗れたが、勝者から禁止薬物が検出されたため記録はNCとなっている。現在はラスベガスのエクストリーム・クートゥアー所属だが、ブリティッシュコロンビア時代はビビアーノ・フェルナンデスの教えを受け、柔術でも紫帯を与えられている。

殴って良し、組んで極めても良しのケネディだが、アグレッシブ故一本調子になり、一発をもらうという課題もあった。アグレッシブさと慎重さを兼ね備えることができればケネディは、ワールドGP出場選手達と十分に渡り合える力の持ち主だ。

オクタゴンからデカゴン、そして新天地サークルケージに挑むケネディ、攻めて結果を残すファイトがプロモーションデビューでは欠かせない。

なお今計量結果は以下の通りだ。

■視聴方法(予定)
11月20日(金・日本時間)
午前6時15分~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前9時00分~DAZN

■Bellator253計量結果

<フェザー級ワールドGP準決勝/5分5R>
ダリオン・コールドウェル: 144.7ポンド(65.63キロ)
AJ・マッキーJr: 144.8ポンド(65.68キロ

<ウェルター級/5分3R>
ベンソン・ヘンダーソン: 170ポンド(77.11キロ)
ジェイソン・ジャクソン: 170ポンド(77.11キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジョーイ・デイヴィス: 169.8ポンド(77.01キロ)
ボビー・リー: 170ポンド(77.11キロ)

<バンタム級/5分3R>
キース・リー: 136ポンド(61.69キロ)
ラフェオン・スタッツ: 135.2ポンド(61.32キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジェレミー・ケネディ: 145.5ポンド(66.0キロ)
マット・ビセット: 145.6ポンド(66.04キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジェリール・ウィルス: 170ポンド(77.11キロ)
マーク・レミンガー: 170.5ポンド(77.34キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジェイジェイ・ウィルソン: 145.7ポンド(66.08キロ)
セージオ・デバリ: 144.7ポンド(65.63キロ)

<ライト級/5分3R>
ベイビー・スライス: 154.7ポンド(70.17キロ)
カヒーム・マーリー: 154.7ポンド(70.17キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
サリバン・コーリー: 205ポンド(92.99キロ)
ジェイソン・マークランド: 204.2ポンド(92.62キロ)

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BELLATOR Result Bellator242 アーロン・ピコ ジェイソン・ジャクソン セルジオ・ペティス ブログ

【Bellator242】試合結果 ニューノーマルのベラトール、ペティス弟、ジャクソン、ピコの勝利でスタート 

【写真】UFCから遅れること2カ月半、ようやくBellatorも活動を再開した(C)BELLATOR

24日(金・現地時間)にBellatorのCOVID19感染拡大後、初のイベントとなったBellator242「Bandejas vs Pettis」がコネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで行われた。

メインは堀口恭司が返上した世界バンタム級王座決定戦で戦う権利を賭けた一戦、セルジオ・ペティス✖リッキー・バンデハス戦が組まれ前者が快勝。パトリック・ミックス✖フアン・アルチュレタ戦の勝者とのチャンピオンシップに臨むこととなった。

セミのウェルター級戦は約2年振りの実戦復帰となったジョーダン・メインをジェイソン・ジャクソンが破り、メインカード第1試合でアーロン・ピコがRNCで一本勝ちをしニューノーマルのベラトールが始まった。

Bellator242「Bandejas vs Pettis」
<バンタム級/5分3R>
○セルジオ・ペティス(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×リッキー・バンデハス(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○ジェイソン・ジャクソン(ジャマイカ)者3R
判定
詳細はコチラ
×ジョーダン・メイン(カナダ)
<147.9ポンド契約/5分3R■>
○ジェイ・ジェイ・ウィルソン(ニュージーランド)3R
判定
詳細はコチラ
×タイワン・クラックストン(米国)
<フェザー級/5分3R>
○アーロン・ピコ(米国)1R2分10秒
RNC
詳細はコチラ
×ソロ・ハトリーJr(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○ジェイク・スミス(米国)2R4分46秒
TKO
×マーク・レミンガー(米国)
<バンタム級/5分3R>
○ラフィオン・ストッツ(米国)3R1分24秒
RNC
×キャス・ベル(米国)
<ヘビー級/5分3R>
○ラス・ハイルトン(米国)3R
判定
×ルディ・シャフロス(米国)
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BELLATOR Bellator242 Report ジェイソン・ジャクソン ジョーダン・メイン ブログ

【Bellator242】ジャクソン、2年振りのファイトとなったメインに確実にパンチを入れてフルマーク勝利

<ウェルター級/5分3R>
ジェイソン・ジャクソン(ジャマイカ)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ジョーダン・メイン(カナダ)

ロングでパンチを振るうメインに対し、ジャクソンが右カーフを蹴っていく。メインもローを返し、ジャブから右ローをもう一度蹴り込む。ジャクソンは左ジャブをヒットし、右ミドル。メインはスイッチして左ハイも、ジャクソンがブロックする。左フックを当てたメインは、直後に右フックを被弾する。ペース争いが続き、ジャクソンの前進にジョーダンが右を入れてシングルへ。これを切ったジャクソンが右ボディフックから左フックを狙う。かわしたメインは左から右フックを届かせると、右前蹴りを繰り出す。左の振りの大きなパンチに、右を合わせたジャクソンはケージに詰まったメインにエルボーを狙う。最初の5分間、両者揃って明確な攻勢点はなかった。

2R、ジャブから左ハイ、右ローを蹴ったジェイソンが右ストレートを入れ、ローでメインの体が一回転する。跳びヒザからアッパーを当てたジェイソンが、右フック、右ローと手数が増える。パンチに意識がいくなか、見事なタイミングでメインがダブルレッグを仕掛けるも、ジェイソンは倒れず切る。ここから動きが一気に落ちたメインは、引き込みを見せるなど厳しい状況に。

スタンドで待ち受けるジャクソンは右を当てる。メインは左右のフックも、スピードが相当落ちてきた。ジャクソンは右ヒザをボディに入れ、ワンツーフック。メインの左フックに、ワンツーでフックを当てる。メインもローや右を返すが、動きの緩慢になっている。ジャクソンも慎重に戦い、手数が少ないなかでクリンチへ。メインはボディロックを取ったが、逆にジャクソンがテイクダウンを奪いトップをキープし、肩固めを狙ったところで2Rが終わった。

最終回、ジャクソンが右ミドルハイから前に出る。左右に動くメインは、スイッチしてもローでバランスを崩し、ケージを背負ってワンツーを被弾する。エルボーは届かなかったメインが左ミドルを蹴り、左右のフックへ。体を振ってかわしたジャクソンが、クリンチを許さず左ジャブを打ち込む。

テイクダウンをしっかりと切るジャクソンは、右ボディストレート。さらに右フックを当てると、メインが引き込むようにダウン。すぐにシングルに出たメインだが、切ったジャクソンがスタンドで待ち受ける。メインは左フック、右アッパーを見せて前に出る。残り90秒、組んでバックに回ったメインに対し、ジャクソンは前転から寝技に持ち込み、そのままの勢いでスクランブルを制し、上を取って胸を合わせる。

完全に受けのファイトになっているメインは、ハーフバタフライ&スイープを潰されクローズドに。最後はサバイブを選択したメインを相手に、ジャクソンがフルマークの判定勝ちを手にした。


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BELLATOR Bellator242 News アーロン・ピコ ジェイソン・ジャクソン セルジオ・ペティス ブログ リッキー・バンデハス

【Bellator242】計量終了 堀口恭司が返上したタイトル奪取へ。ペティス弟、負けられないバンデハス戦

【写真】Bellator MMAとプリントされたマクスを全選手が着用して計量は行われた。身長差が目立つバンデハス(左)とペティス弟(C)BELLATOR

23日(木・現地時間)、24日(金・同)にコネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator242「Bandejas vs Pettis」の計量が行われた。

ベラトールの活動再開大会はプレリミ第1試合に出場予定だった、ヘビー級の注目数スコット・モウリーはPCR検査で擬陽性となり出場不可能になるが、その後、陰性が確認されるもラス・ハイルトンが代役出場に。メインカード4試合、プレリミ3試合に出場14選手中、フェザー級でタイワン・クラックストンと対戦するジェイ・ジェイ・ウィルソンだけが体重オーバーとなり、キャッチウェイト戦となった。


今大会のメインは堀口恭司が返上したベラトール世界バンタム級王座を狙うセルジオ・ペティスとリッキー・バンデハスの一戦だ。UFCで9勝5敗という戦績ながらフライ級活動停止期にベラトールへの転出を決めたペティス弟にとって、2度目のサークルケイジとなる。

対するバンデハスはアイルランド期待のジェイムス・ギャラガーを相手にワンツーを効かせ、サイドキックからパウンドアウトという強烈なインパクトが残る勝ち方がした長身の選手で、これまでの戦績は19勝5敗。このところ2連勝中で左右のKOパンチを持つ。アグレッシブかつフィニッシュも多い選手だけにベラトールの期待も高いバンデハスだが、パトリック・ミックスに66秒でRNCを極められており、ベルトを目指すのであればペティスは落とせない一戦だ。

この他LFAウェルター級王者からステップアップし、ストラッサー起一に勝利しているジェイソン・ジャクソン、ワールドGPが停止中のフェザー級戦線で──本当にそろそろ飛躍を期待したいアーロン・ピコらもメインで登場するベラトール242は日本でもDAZNで明朝9時45分から視聴可能だ。

■Bellator242計量結果

<バンタム級/5分3R>
セルジオ・ペティス: 134.7ポンド(61.09キロ)
リッキー・バンデハス: 135.4ポンド(61.41キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジョーダン・メイン: 170.5ポンド(77.34キロ)
ジェイソン・ジャクソン: 171ポンド(77.56キロ)

<フェザー級/5分3R>
タイワン・クラックストン: 146ポンド(66.22キロ)
ジェイ・ジェイ・ウィルソン: 147.9ポンド(67.08キロ)

<フェザー級/5分3R>
アーロン・ピコ: 145ポンド(65.77キロ
ソロ・ハトリーJr: 145.6ポンド(66.04キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジェイク・スミス: 170.3ポンド(77.24キロ)
マーク・レミンガー: 169.8ポンド(77.01キロ)

<バンタム級/5分3R>
ラフィオン・ストッツ: 135.6ポンド(61.5キロ)
キャス・ベル: 135.2ポンド(61.32キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ルディ・シャフロス: 259.5ポンド(117.7キロ)
ラス・ハイルトン: 247.4ポンド(112.21キロ)

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BELLATOR Bellator242 News アンソニー・ペティス アーロン・ピコ ジェイソン・ジャクソン ジョーダン・メイン スティーブ・モウリー タイワン・クラックストン ブログ リッキー・バンデハス

【Bellator242】対戦カード 活動再開のベラトール。ペティス✖バンデハス、ジャクソン、ピコから

【写真】プレリミにサンフォードMMAで最もテイクダウンの強いファイター=スティーブ・モウリー出場(C)BELLATOR

2020年7月24日(金・現地時間)
Bellator242「Bandejasl vs Pettis」
コネチカット州アンカスビル
モヒガンサン・アリーナ

■視聴方法(予定)
7月25日(土・日本時間)
プレリミ 午前9時45分~Bellator MMA YouTube Channel

■対戦カード

<バンタム級/5分3R>
セルジオ・ペティス(米国)
リッキー・バンデハス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ジョーダン・メイン(カナダ)
ジェイソン・ジャクソン(ジャマイカ)

<フェザー級/5分3R>
タイワン・クラックストン(米国)
ジェイ・ジェイ・ウィルソン(ニュージーランド)

<フェザー級/5分3R>
アーロン・ピコ(米国)
ソロ・ハトリーJr(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ジェイク・スミス(米国)
マーク・レミンガー(米国)

<バンタム級/5分3R>
ラフィオン・ストッツ(米国)
キャス・ベル(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ルディ・シャフロス(米国)
スコット・モウリー(米国)

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BELLATOR Bellator242 News アーロン・ピコ ジェイソン・ジャクソン セルジオ・ペティス タイワン・クラックストン ブログ リッキー・バンデハス

【Bellator242】いよいよ&いきなりのベラトール活動再開!! 24日にペティス✖バンデハス、ジャクソン、ピコ!!

【写真】ついに活動再開のベラトール、メインはバンタム級のペティス✖バンデハスだ (C)BELLATOR

15日(水・現地時間)、Bellatorが24日(水・同)にコネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで無観客大会=Bellator242を開くことを発表した。

ベラトールではパンデミック後、3月13日に同会場で開かれる予定だったBellator241を無観客開催から大会直前にキャンセルし、その後も5月9日のサンノゼ=242、同16日のロンドン=Euro Series、同29日のテメキュラ=243、6月6日のシカゴ大会=244の延期としていた。

7月及び8月のMMA界における活動再開の報は、イベント再開→カード発表という二段階に分けるのが主流であったが、ベラトールの僅か9日前のリスタート宣言は大きなインパクトとなる。


今回、発表されたのは全7試合でメインカードは4戦、客入れを行う時とは違い圧倒的にプレリミの試合数が少ない構成になっている。メインはバンタム級のリッキー・バンデハス✖セルジオ・ペティス、コ・メインはウェルター級=ジェイソン・ジャクソン✖ジョーダン・メイン、さらにアーロン・ピコも出場しクリス・ハトリーJr戦、タイワン・クラックストンはジェイジェイ・ウィルソンとフェザー級で戦う。

堀口恭司のタイトル返上のバンタム級、本命不在といえるなかバンデハスとペティスの勝者が、パトリック・ミックスやマイケル・マクドナルド、ドゥドゥ・ダンタスと絡むことになるのか。ジャクソンはLFAからサークルケイジに挑み、エド・ルースには惜敗したもののストラッサー起一に勝利しているファイターだ。

上記にあるようにスコット・コーカーの秘蔵っ子=ピコ、タイワン・クラックストンも期待の若手だけになかなかのカードが揃ったといえる。

そのコーカーはプレスリリースに「ベラトールが戻ってくる。モヒガンサンという最高のパートナーである会場に戻ってイベントを開催できることにワクワクしている。チームの努力によって活動が再開され、選手の準備も整っている。ファンはパラマウントネットワークを視聴し、歴史に残る夜を楽しんで欲しい」とコメントを寄せている。