カテゴリー
45 AB BELLATOR LFA LFA202 MMA MMAPLANET o ONE PFL RIZIN UFC YouTube   アレックス・ポアタン アレッシャンドリ・パントージャ エド・ソアレス カブ・スワンソン ショーン・オマリー シンシア・カルヴィーロ ダナ・ホワイト チャンネル ブラック ブランドン・ロイヴァル マイケル・キエーサ マテウス・サントス ラシャド・エヴァンス ローラ・サンコ 上久保周哉 海外 食事

【LFA】エド・ソアレスの訊く、#01人材発掘大会の在り方「ご当地ファイターの手売りに依存していない」

【写真】エド・ソアレスの話は海の向こうの話ではあるが、目的を同じとして手段を考えると違った形で実現できると信じる (C) MMAPLANET

現在THE 1 TV及びTHE 1 TV公式YouTubeチャンネルで2月21日にLFA202に出場した上久保周哉を特集した動画「UFCに続く、茨の道。LFAへの挑戦──上久保周哉─」が公開されている。
text by Manabu Takashima

上久保✕マテウス・サントスは当然としてショーン・オマリーやアレックス・ポアタン、ブランドン・ロイヴァルらの試合映像も使われた同動画内で、MMAPLANETが行ったエド・ソアレスLFA代表のインタビューも使用されている。

ここではカットされた部分も含め、完全版を文字でお伝えしたい。ブラジル人両親の下、米国で生まれ育ちクラブやファッションブランドの経営者から、MMA界に転向。ブラックハウス・マネージメントの首脳として活動しながら、RFAを経てLFAというフィーダーショーからメジャーへ選手を送り出すことに情熱を燃やすMMA Loverから、LFAの今と日本にはないカジノでの興行の実態などを訊いた。

分かっていたようで、全く分かっていなかった北米MMAの底力を垣間見ることができたエド・ソアレスの数々の言葉だった。


LFAは他のプロモーションと別物だと思ってもらって構わない

──エドがマネージメント・サイドから、プロモーション・サイドに移ったのはRFA、Resurrection Fighting Allianceからだと記憶しています。RFAはレズレクションという名が示す通りUFCをリリースされたファイターの再生の場という意味合いが強かったです。

「私がRFAの社長になったのは第4回大会からだった。RFAの背景にはResurrection──再生という意味があった。年を重ねたファイターだけでなく、UFCを切られたファイターのキャリアを再生するという。素晴らしい理念だった。と同時に若いファイターの発掘というコンセプトも持っていた。RFAはAXS TVで中継されており、AXS TVは他にLFC(Legacy Fighting Championship)を中継していた。多くの人が『RFAはLFAより強い』、『LFAはRFAより良い』と言い合っていたんだ。

私は競争好きな人間だ(笑)。LFCの社長、ミック・メイナードと話したときに『多くの人がLFCの方がRFAより良い。RFAの方がLFCより強いと言っている状況は、好ましくないか?』と話した。そしてAXS TVに『RFAとLFCの対抗戦をAXS TVのベルトを賭けてやろうじゃないか。中継局内でベストのプロモーションを決めるんだ』と持ち掛けたんだ。このアイデアを皆が気に入ってくれて、実現させた。

最初の3試合はRFA✕LFCの対抗戦が組まれ、RFAが2勝1敗だった。そしてRFAのタイトル戦、LFCのタイトル戦を1試合ずつ組み、メインでは現UFC世界フライ級王者でRFA王者だったアレッシャンドリ・パントージャが、LFCフライ級王者ダマッシオ・ペイジを三角絞めで下した。素晴らしい試合だったよ。

結果RFAは3勝1敗で勝ったけど、それ以上にRFAとLFAは一緒にイベントを開いてとても良い時間を過ごせた。そして人々にRFAとLFAのどちらが良いかなどと言われることがなくなるようにパートナーとして、1つの大会を開こうとミックと話し合うようになった。才能ある選手を見出すために、他を寄せ付けない大会を開こうと。ミックも気に入ってくれて、2017年1月13日にLegacy Fighting Allianceの第1回大会を開いたんだ。

一つ確かな過去とは、Legacyっていう名前はResurrectionより良いってことだよ(笑)」

──アハハハハ。

「そしてRFAからはAllianceを頂戴して、LFAをスタートさせたんだ。ミックはハードワーカーで、LFCもまた素晴らしい大会だった。ただしRFAにもLFCにも補わないといけない点があった。二つのプロモーションが一つになることで解決され、強固な人材発掘イベントを開くことができるようになることは分かっていたよ。

ところが2016年9月、LFAの旗揚げを公表した直後にミックはUFCからマッチメイカー職の要請を受けた。こんな素晴らしい機会はないから、私はミックに『このチャンスを逃してはいけない。こっちは問題ないから』と話したよ」

──いきなりパートナーを失うわけですが。

「そうだね。ただ、この時は2つのカンパニーでLFAを行っていくという予定だったんだ。メイナード夫人がミックをサポートするという形で、LFAのプロモート業を続けていた。けれども、ミックは多忙を極めた。夫人も4人の子供の子育てと家庭を守ることで手一杯の状況だった。結果、2018年の5月にミックから会社を買い取り、彼はUFCでの業務に専念しLFAは一つの会社となった。

ミックはキャッシュを手にして、UFCに専念できる。我々も自分がやりたいことに邁進できる。両者にとって理のある結論を見出すことができたんだよ」

──LFAは他のフィーダーショーと違い、一都市や一部の地域でなく全米で大会が行われています。

「LFAは他のプロモーションと別物だと思ってもらって構わない。ただカリフォルニア州からニューヨーク州だけでなく、海外大会も行っている。UFC以外で、LFAほどのイベント開催数を誇るプロモーションは存在しない。我々は年に25度のショーを開いている。6度のブラジル大会と19大会は米国で行っている。

LFAはとてつもない成功を人材育成大会として収めているという自負はあるよ。スタッフの数は決して多くはない。だからこそ家族のような一体感を持って、全米のいたるところだけでなくブラジルも含めて行き来している。そこも他のプロモーションとの違いだ。リングアナのマイク・ケンドールは計量の日はグローブチェックの係りをして、競技運営を支えている。実況のロン・クロックはこの道のベテランで、彼に任せておけば中継は間違いない。家族揃って、プライドを持って仕事に邁進している。可能な限り、LFAが成長できるようにね」

──LFAはRFA時代よりも、人材育成によりフォーカスするようになりました。

「ファイターのキャリア再生よりも、多くの新しい人材を発掘してUFCに行く前に大舞台で戦うための段階を踏ませる方が意義深いと感じたんだ。高校の体育館で500人のファンの前で戦った3週間後にUFCから声が掛かり、マジソン・スクエア・ガーデンのような大会場で1万5000人のファンの前で試合をする。カメラに相対したことがなく、インタビューでどう受け答えをして良いかも知らないから、彼らは大きなショックを受ける。

私はマネージメント業を最初に経験しているから、新しい人材を見つけ出し、次の舞台へ向かわせるためのプロセスを理解している。そして若い選手のステップアップのサポートが成功に通じる仕事に対し、誇りを持っている。才能ある選手を発掘し、彼らの準備を整えて大きな舞台に送り出すことが楽しくてしょうがないんだ。オクタゴンの中だけでなく、メディアの対応やイベントスケジュールの過ごし方などオクタゴンの外でも上の舞台で戦う準備をLFAで経験してもらいたい。LFAではUFCより小さな規模、少ない予算ながらUFCの流れを理解できて、UFCで戦う準備ができるよう心掛けているんだよ。

実はコメンテーターにしても、同じなんだ。ギルバート・メレンデス、アラン・ショウバーン、カブ・スワンソン、マイケル・キエーサ、ラシャド・エヴァンスという多彩な人材が揃っているけど、ローラ・サンコを見てほしい。彼女はコメンテーターとして最初の一歩をLFAから踏み出している。そしてUFCから声が掛かったんだ。物凄くハッピーだったよ。ローラの成功は、我々LFA全体にとっての成功だから」

UFCも分かっている。LFAで場数を踏んで勝っている選手は、次のレベルでやっていける力があると

──ところでLFA活動開始時から、これだけUFCにファイターを送り出す自信はありましたか。

「イエス。実際のところ、最初にUFCに送り出したLFAファイターはシンシア・カルヴィーロだった。彼女はLFA第1回大会に出場し、UFCにステップアップした。UFC、当時はBellatorもあったけど、彼らはLFAが公平な試合を組んでいることを理解していた。我々は全米規模で国際大会を開いているから、ご当地ファイターの手売りに依存していない。多くの団体がチケットの売り上げを重視する結果、チケットの手売りが多いファイターの勝利をプロモーターが願うようになる。彼らはチケットが売れるホームタウン・ヒーローが必要なんだ。そういう状況だと、チケットが売れ続けるようにイージーファイトを組むようになる。

そんなことはLFAはしない。ファイターの力量を測る場だ。UFCも分かっている。LFAで場数を踏んで勝っている選手は、次のレベルでやっていける力があると。我々はイージーファイトを組まないからだ。LFAにとって必要なのは、優れたファイターが競い合って次のレベルで戦えると証明することだ」

──チケット販売力は、資金源として重要だと思います。ご当地ファイターを必要としなくても、チケットが売れるということでしょうか。あるいは他の収入源があって、イベントを運営できているということですか。

「もちろんだ。コンテンツライツ・ビジネスがビジネスの堅調さを築いている。当然スポンサー収入もあるし、チケットセールスも我々の収入源になっている」

──カジノでの興行と合体した興行の仕方というのは、日本にはないので凄く興味があります。カジノがLFAを誘致しているということですよね。

「カジノとは何種類ものディールが存在している。そのなかで主流なのは4 Wallディールと、サイトフィー・ディールだ」

──フォーウォール・ディストリビューションとは映画界にあるやり方ですよね。映画館を会場として使用し、興行会社がチケットセールス等の収入を得るという。ただ、不勉強でスミマセン。サイトフィー・ディールというのは分からないです。

「カジノとイベントの4 Wallディールは、映画界とはまた形態が違うよ。カジノは会場とそのスタッフの人件費、照明、LEDスクリーンなどの機材費を持つ。そして40部屋を3泊、提供してくれる。それ以上はLFAが支払う。スタッフとファイターのミールのある一定額までカジノが持つ。エアポートからホテルまでの移動もそうだ。

LFAはTV製作費、ファイトマネーとコーナーマンを含めた移動費を支払う。保険、アスレチックコミッションへの認可料、当然スタッフの賃金や経費は我々が持つ」

──収入としては、チケットの何パーセントかをカジノは手にするということですか。そうなるとフォーウォール・ディールとはまるで違ってきますが。

「いや、チケットの売り上げは全てLFAのモノだ。明日の大会(LFA202)は2025年になって4度目のイベントだけど、チケット売り切れも、4大会目になるんだよ(笑)。そこに加えてコンテンツライツ、スポンサーもLFAの収入になる」

──カジノにインセンティブはない? ではカジノにはどのような利があるのですか。

「LFAを週末に開くことで、2000人から3500人がカジノやホテルでお金を落とす。食事も酒もホテル内で取るのが大半だ。そしてLFAの場合はUFC Fight Passなどのメディアを通して、カジノの名前を200カ国以上に広めることになるんだ。

サイトフィー・ディールは4 Wall Dealに加え、✕万ドルから✕万ドルをLFAに支払う。そしてチケット代がカジノに入るというモノだよ」

──いやぁ、その価値をカジノ側が認めるのは相当なビジネスでないと……やはり高校の体育館やシティホールでのイベントとは違うということですね。将来的に日本でIRが認められても、MMAイベントが開かれることになるのか……自信は持てないです。対照的に、このディールを結べるということは全米のカジノが、LFAの価値を認めているということですよね。

「LFAのブランド力が上がっていることが理解できる良い例がある。ファイターにはチケットコミッションという制度があって、彼らは手売りしたチケット売り上げの20パーセントを得ることができるんだ。

私は当然のようにLFAの経営状況の全てに目を通しているが、過去3年はチケット売り上げは右肩上がりなのに対し、チケットコミッションの額は下がり続けている。つまり、ファンはLFAの試合を観戦するためにチケットを購入していることになる。誰か特定の選手の試合を見るために、選手からチケットを買うケースが少なくなっているんだ。MMAプロモーションとして、このような状態でビジネスができるようになること。それこそが私の目標だった。

次のビックスターは誰か。そういう目的でLFAの試合を見に来るファンが増えてほしかった。それによってチケット売り上げが増え、成長し続けることができるからだ。今年は最初の4大会、全てソールドアウトしている。凄く誇りに感じているよ」

LFAはUFCと競い合う未来など望んでいない。UFC以上のことができる組織などない

──そのような基盤があるから、常にUFCに選手たちを送り出せるショーを開くことができるのですね。

「今、UFCで戦う選手達の凡そ40パーセントがLFAで試合経験がある(※RFAとLFC時代を含み)。35パーセントから40パーセントのUFCファイターが、LFAから駆けあがっていった。チャンピオンにししても、4人に1人がLFA出身だ(※同様にRFAとLFCを含む)。

さっきも話したようにUFCは分かっている。LFAがどのような試合を組んでいるか。力が均衡した選手同士の力量が測られる試合だ。アンフェアなマッチアップはない。多くのLFAの試合は、UFCレベルにある。彼らがLFAで戦っているのは、UFCと契約が成っていないからに過ぎない」

──全米とブラジルで、グローバルな大会を開く。さらにLFAを発展させて、最高のフィーダーショーでなくUFCと競合するイベントにしていくという野望は?

「ないよ(笑)。LFAはUFCと競い合う未来など望んでいない。UFC以上のことができる組織などない。そこに将来有望な選手を送り出す。それが我々の役割だ。LFAは世界一の人材発掘MMAプロモーションだ。この言葉に、誰も文句はいえないだろう。

ただ、より良いモノにしていきたい。LFAを大きくしたいか? それはしたいよ。コンテンツ・ライツフィーやスポンサーシップ、チケットセールスも増やしたい。それをファイターに回したい。より多くの額をファイターに支払いたい。LFAを大きくしたいが、このビジネスモデルを変えたいとは思わない。好きなことをやっている。規模が拡大しても、自分の好きなことは変わらない。凄く楽しんでいるからね。

UFC以上のMMAプロモーションは存在しない。そのUFCのパートナーとして、世界中から最高の選手をUFCにステップアップさせるアシストをしたいんだ。

LFAのビジネスを大きくステップアップさせてくれたのはAXS TVから中継がUFC Fight Passに代わったことだ。AXS TVは良いチャンネルだった。ただ2019年9月にAXS TVは買収され、新しい事業主は契約を守ろうとしなかった。LFAの中継をAXS TVではもうできなくなると覚悟した時に、ロレンゾ・フォティータとダナ・ホワイトの2人と話し合いの場を設けた。彼らはすぐにUFC Fight PassでLFAの中継ができるようフォーをしてくれたよ。

2019年9月にAXS TVでの中継が終わると、11月にはUFC Fight Passでの配信が始まった。200カ国以上にライブ中継できるんだ。これ以上のステップアップはなかった。だから我々は2020年にコロナパンデミックが起こっても、活動停止期間は3カ月で済んだ。より多くのUFCと契約をしてないハングリーなファイターたちが、試合機会を求めてLFAで戦うようになった。あの時期にイベントを持続できたことが、LFAの価値を絶対化させることになった。凄く困難な時期に、後退するのではなくて前進することができたんだ。UFC、UFC Fight Pasとの関係が築けたのは素晴らしいことだ。彼らには物凄く感謝している。

いつも言っているんだけどね。UFC Fight Passに関しては、一つだけ悔いがある。それは、もっと早くから関係を築いておくべきだったということだよ(笑)。それだけは後悔している。UFC Fight Passでのライブ中継をもっと以前からやっていたら、LFAの成長のスピードは違っていただろう。と同時に今の関係に満足している。このまま変わりなく、成長していきたい」

LFAのやるべきことは変わらない。私は業界の大物になんてなりたいとも思っていない。ありのままでいたいだけ

──現状に大満足ということでしょうか。

「正直にいうと、LFAの在り方を考えればUFC以外にも2つ、3つのビッグショーに選手を送り出したい。UFCだけでなく、他の団体にもステップアップさせたいんだ。でも現状ではUFC以外にこのビジネスを上手くオペレートできているプロモーションは存在しない。あの素晴らしく見えたBellatorですら、活動てきなくなったぐらいだからね。

PFLは……どうなるのか。ここは注視しないといけない。PFLには成功を収めてほしい。でも彼らはまだ成功したわけではない。ビッグショーの成功を望んでいる。そうだ、LFAの才能あるファイターをRIZINにも送り出したいと思っている。そのためにもLFAのやるべきことは変わらない。私は業界の大物になんてなりたいとも思っていない。ありのままでいたいだけなんだ」

──エド、羨ましくなる生き方です。ところでLFAの将来的な展望を話していただけないでしょうか。

「LFAが活動を始めたのは2017年だ。8年間で、202大会を行ってきたことを誇りに思う。MMAの歴史のなかで、8年と少しの活動期間で202度もイベントを開いたプロモーションは存在しない。これからも、これまでと同じように努力し、今年中にヨーロッパに進出する。それが今年の目標だ。年間30大会、16~18大会は米国で。5か6大会はブラジル。ヨーロッパで5、6大会を開くことができれば。そして、2、3回はアジアで開催できるかもしれない。

計30大会、それがLFAにとってパーフェクトワールドだよ。近い将来、世界中で合計30度のイベントを行うことは可能だと思っている。ワールドワイドにLFAを展開し、世界規模で最高の人材発掘の場にしたい。可能ならもっと日本人選手、アジアの選手に出場してもらいたい。UFCと契約していないベストファイターが、LFAで戦っている。これからも、そうあり続ける。

同時に私はいつだって日本人選手がLFAで戦うことは素晴らしいと思っている。日本はMMAの歴史を創ってきた。いつの日か、LFAを日本で開催したい。それが私の目標で、パートナーのスヴェン・ビーン(LFA社長)もそうだ。スヴェンの夢は、日本でLFAを開くことなんだ」

──今日はありがとうございました。では最後に、その日本のファンにメッセージをお願いできますか。

「LFAを応援してくれる全ての日本のファンに感謝している。今大会でシューヤ・カミクボが戦う。コヨミ・マツシマもビザが取れ次第、すぐに試合を組む。日本のベストファイターにLFAで戦い続けてもらうので、母国のファイターを応援してほしい。そして、LFAを見続けてほしい。世界中から選手を発掘し、最高のショーを皆に見てもらうよう努力するので。いつも応援ありがとう」

The post 【LFA】エド・ソアレスの訊く、#01人材発掘大会の在り方「ご当地ファイターの手売りに依存していない」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA o ONE UFC   シンシア・カルヴィーロ ルピタ・ゴディネス

UFCがシンシア・カルヴィーロをリリース

MEDCURSOR 筋膜リリースガン 【11mm振幅&5段階強力振動】 プロ級トータルボディケア


Cynthia Calvillo(Sherdog)

 UFCがシンシア・カルヴィーロをリリースしたことを確認したとのこと。

 シンシア・カルヴィーロは現在35歳のアメリカ人でMMA戦績9勝6敗1引き分け(UFC戦績6勝6敗1引き分け)。キャリア当初は好成績を収めていましたが、最近は低迷。4月の『UFC 287: Pereira vs. Adesanya 2』ではルピタ・ゴディネスに判定負けし5連敗を喫していました。続きを読む・・・
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFC UFC287 アレックス・ポアタン・ペレイラ イスラエル・アデサニャ エイドリアン・ヤネス カール・ウィリアムス キック クリスチャン・ロドリゲス クリス・カーティス ケルヴィン・ガステラム ケヴィン・ホランド シャイラン・ヌルダンベク ショーン・オマリー シンシア・カルヴィーロ ジョセフ・パイファー ジョゼ・アルド ジルベウト・ドゥリーニョ ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ スティーブ・ガルシア トニー・ケリー ピョートル・ヤン ホルヘ・マスヴィダル ミッシェレ・ウォーターソン ライカ ラウル・ロサスJr ルピタ・ゴディネス ロブ・フォント

【UFC287】ロブ・フォント戦へ、エイドリアン・ヤネス「トップ5を倒す力があることをKOして証明する」

【写真】オールドファンにはお馴染み、米国MMA界ライト級のパイオニアの1人イーブス・エドワースと(C)MMAPLANET

8日(土・現地時間)、フロリダ州マイアミのカセヤ・センターで開催されるUFC 287「Pereira vs Adesanya 2」でエイドリアン・ヤネスがロブ・フォントと対戦する。

2020年のコンテンダーシリーズでUFCと契約したヤネスは、現在までオクタゴンで5連勝中で4試合がフィニッシュ勝利だ。トップランカーとの対戦をアピールし続けてきたが、10カ月振りのファイトでフォント戦という機会を手にした。

この間、底上げとなる練習をしてきたというヤネスは誰よりも、その成長を確認するための今回の試合を楽しみにしていた。


――エイドリアン、ロブ・フォント戦を控えていますが、昨年6月以来の試合となります。ここ10カ月、試合がなかったのは何か理由があるのでしょうか。

「実際、試合はブックはされてはいたんだ。ロブ・フォントとは去年の11月にNYで戦うはずだったけど、彼の家庭の事情で流れた。ただ悪いことでなく、彼の人生にとって良い方の事情で。それ以外、僕の方には何も理由はないけど試合はなかった。ただ、ずっとジムで練習していたから、こうやって試合の機会が巡ってきて嬉しい限りだよ。しかも、ロブ・フォントのような相手と戦うことができるのだから」

──ではケガや手術があったわけではなかったのですね。

「ずっとジムで、いつでも試合に出られる状態にあったよ。で、誰かが僕を指名したらスクリーンショットで保存してマネージャーに『こう言っているんだから、試合が組めるんじゃない』ってメッセージを送っていたんだ(笑)。でも、結果的にそういう相手との試合は実現しなかった。まぁUFCはUFCで何か、考えがあったんだろうね」

──ノーランカーはトップ15と戦いたい。11位までのランカーはトップ10、トップ5と戦いたい。ただUFCはトップ5同士のマッチアップの望みます。そんななか12位のエイドリアンが、6位のフォントと戦えることは素晴らしい機会を得たことになりませんか。

「世界6位のファイターと戦えるのは、最高だよ。トップスポットのショーン・オマリーやピョートル・ヤンと戦うということじゃないけど、そこに近い試合を組んでもらえた。ようやくこういうチャンスを手にできから、思い切り僕の力を見せつけたい。ホント、ファイトが待ち切れないよ」

──フォントは6位ですが、連敗中です。

「チート・ヴェラ、ジョゼ・アルドを相手に2連敗したことは気にしていない。悪い戦いをしていたわけじゃないし。しっかりと打撃も入れていた。それにもう負けることができから、この試合ではさらに手強くなっていると思っている。彼は絶対に諦めない漢だし、そういう相手を求めてきた。絶対にエキサイティングな試合になるよ」

──フォントはストライカーですが、パンチと蹴りとはそれほど一体化しているとは思えません。対してエイドリアンは蹴りとパンチが連係しています。

「そこは、自分がどうなっているのか凄く楽しみなんだ。マイケル・コーリーにムエタイを習い始めて、1年。前回の試合は2カ月ぐらいしか指導を受けていない状態だったけど、トニー・ケリーに勝ってからずっとキック、蹴りとパンチのコンビ、エルボー、ヒザとあらゆる面のトレーニングを積んできた。キャンプ以外でも、自分が強くなるための練習をマイケルとやってきた。

その成果がどれだけのものなのか。自分でも楽しみでしょうがないんだ。この間、ファイターとしてだけではなくてミックストマーシャルアーチストとして成長できた。拳、足、ヒザ、ヒザ、全てのコンビネーションを駆使して戦うよ」

──10カ月試合がない分、対策練習でなく自分の成長に繋がる練習が十分にできたわけですね。

「その通りだね。キャンプでは対戦相手に勝つための練習をしている。その間は自分の底上げになる練習はできない。そして試合が終わると、練習から離れる。僕はこの間、マイケルとムエタイ、ヘッドコーチのイーブス・エドワースとMMA、ストレングス・コンディショニングも含めずっと練習し、学んできた。この10カ月で、自分のゲームを見直して新たに創り上げてきたんだ。

ムエタイには首相撲がある。ダブルレッグとタイ・クリンチの融合も進んだ。試合展開次第だけど、その機会があるならなら僕の首相撲がどれだけ強化されているのかを皆に見てもらいたい。そこからテイクダウンにも当然繋げることができるし、本当に色々な攻撃手段をミックスして戦えるようになった。

この10カ月、僕がどれだけ成長したのか。それを試すことができるフォントとの試合が楽しみでしょうがないんだ。そして皆に僕の試合を楽しんでほしい」

──今はフォント戦に集中しないといけないですが、ここから先はトップ5との対戦が待ち受けています。ただし、UFC首脳は結果だけでなく試合内容も厳しくチェックします。

「そうだね。今週の土曜日、僕がトップ5に続くファイターではなくて、彼らを破る力があることをロブ・フォントをKOすることで証明してみせる。判定を狙ってレスリングを続けるような試合はしない。ロブ・フォントはこの階級を長い間リードしてきたファイターだ。ここで彼に勝つことで、トップ5の誰とどんな局面でもやり合える。それをしっかりと試合で見せるよ」

■視聴方法(予定)
4月9日(日・日本時間)
午前7時~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前6時半~U-NEXT

■対戦カード

<UFC世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者] アレックス・ポアタン・ペレイラ: 185ポンド(83.91キロ)
[挑戦者] イスラエル・アデサニャ: 184.5ポンド(83.68キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ: 170.9ポンド(77.51キロ)
ホルヘ・マスヴィダル: 171ポンド(77.56キロ)

<バンタム級/5分3R>
ロブ・フォント: 135ポンド(61.24キロ)
エイドリアン・ヤネス: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ウェルター級/5分5R>
ケヴィン・ホランド: 170.5ポンド(77.34キロ)
サンチアゴ・ポンジニビオ: 171ポンド(77.56キロ)

<バンタム級/5分3R>
ラウル・ロサスJr: 135ポンド(61.24キロ)
クリスチャン・ロドリゲス: 137ポンド(62.14キロ)

<ミドル級/5分3R>
ケルヴィン・ガステラム: 185ポンド(83.91キロ)
クリス・カーティス: 186ポンド(84.37キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ミッシェレ・ウォーターソン: 116ポンド(52.62キロ)
ルアナ・ピネイロ: 115.5ポンド(52.38キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジェラルド・マーシャート: 185.5ポンド(84.14キロ)
ジョセフ・パイファー: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ヘビー級/5分3R>
カール・ウィリアムス: 241ポンド(109.3キロ)
チェイス・シャーマン(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
シンシア・カルヴィーロ: 116ポンド(52.62キロ)
ルピタ・ゴディネス: 115.5ポンド(52.38キロ)

<160ポンド/5分3R>
トレイ・オグデン: 159.5 ポンド(72.34キロ)
イグナシオ・アハモンデス: 159.5 ポンド(72.34キロ)

<フェザー級/5分3R>
スティーブ・ガルシア: 145.5ポンド(66.0キロ)
シャイラン・ヌルダンベク: 146ポンド(66.22キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
サム・ヒューズ: 116ポンド(52.62キロ)
ジャケリン・アモリン: 115.5ポンド(52.38キロ)

The post 【UFC287】ロブ・フォント戦へ、エイドリアン・ヤネス「トップ5を倒す力があることをKOして証明する」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFC UFC287   アレックス・ポアタン・ペレイラ イスラエル・アデサニャ エイドリアン・ヤネツ カール・ウィリアムス キック クリスチャン・ロドリゲス クリス・カーティス ケルヴィン・ガステラム ケヴィン・ホランド シャイラン・ヌルダンベク シンシア・カルヴィーロ ジョセフ・パイファー ジルベウト・ドゥリーニョ ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ スティーブ・ガルシア ホルヘ・マスヴィダル ボクシング ミッシェレ・ウォーターソン ラウル・ロサスJr ルピタ・ゴディネス ロブ・フォント

【UFC287】計量終了 ポアタンに挑戦、アデサニャがヨルバ語。ドゥリーニョ戦のマスヴィダルはスペイン語

【写真】打撃なのか、MMAなのか。見たいのはMMA (C)Zuffa/UFC

8日(土・現地時間)、フロリダ州マイアミのカセヤ・センターで開催されるUFC 287「Pereira vs Adesanya 2」の計量が7日(金・同)で行われている。

イベント開催の3日間に地元企業がネーミングライツを取得し、マイアミデート・アリーナからカセヤ・センターに会場名が変わるという珍事が起こった同大会。メインは昨年11月の再戦、ダイレクトリマッチとなったUFC世界ミドル級選手権試合=王者アレックス・ポアタン・ペレイラ✖挑戦者イスラエル・アデサニャの一戦だ。


キャリア9戦目、オクタゴン4戦目でミドル級の頂点に立ったポアタンだが、アデサニャは足の負傷もった4Rまでジャッジは3者とも39-37と裁定しており、取れた試合を落とした気持ちも強いだろう。

実際、キックボクシングの距離での打撃はポアタンの強さと勢いが目立っていたが、ダウンを奪ったのもテイクダウンからポジションで優位に立っていたのもアデサニャだった。とはいえ、これまで対戦相手の組みを切って勝負してきたアデサニャの組み技も練度は低く、仕留めきることができなかった。

今回、アデサニャはグラップリングの精度を上げてきたのか、それとも徹底してMMAの距離で戦うことを選択するのか。アデサニャの組み技が急成長することは難しく、ポアタンの寝技がトップレベルになるにはそれこそ突然変異急の変化が必要だ。結果、両者の勝負はどの距離で戦うのか。そして、組みを含めた部分で、ポイントメイクをできるのはどちらなのか。

それともペレイラがMMAの距離を消化し、打撃でアデサニャを飲み込むのか。激闘、すかし合い、お見合い、どのような試合展開にもなる可能性がある。

そんな両者、セレモニアル計量では無言で向かい合った。アデサニャは故郷ナイジェリアのヨルバ語で何やら語り、「この試合の意味、全てだ。明日、終わらせる」と英語で話した。一方ポアタンは「明日は首飾りを外し、言って来たこと全て実現させる」とコメントした。

またコメインで対戦するジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズとホルヘ・マスヴィダルは、後者が子供2人と登壇しにこやかなフェイスオフになると思いきや、別れ際に言葉をかわし、首を刈っ切るポーズを2度見せる。

そのマスヴィダルはスペイン語を交えながら、「皆、マイアミの独立記念日のストリートのようにナベや釜を持ってきて。ブラザー、個人的な問題はないけどお前をKOする。マイアミ、レッツ・ファッ〇ン・ゴー」と地元のファンの前で話し、ブーイングを受けたドゥリーニョは「良いねぇ。そうやってエネルギーをぶつけてくて、皆のボーイをヤってやるから」とファンを挑発した。

■視聴方法(予定)
4月9日(日・日本時間)
午前7時~UFC FIGHT PASS
午前11時~PPV
午前6時半~U-NEXT

■UFC287計量結果

<UFC世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者] アレックス・ポアタン・ペレイラ: 185ポンド(83.91キロ)
[挑戦者] イスラエル・アデサニャ: 184.5ポンド(83.68キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジルベウト・ドゥリーニョ・バーンズ: 170.9ポンド(77.51キロ)
ホルヘ・マスヴィダル: 171ポンド(77.56キロ)

<バンタム級/5分3R>
ロブ・フォント: 135ポンド(61.24キロ)
エイドリアン・ヤネツ: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ウェルター級/5分5R>
ケヴィン・ホランド: 170.5ポンド(77.34キロ)
サンチアゴ・ポンジニビオ: 171ポンド(77.56キロ)

<バンタム級/5分3R>
ラウル・ロサスJr: 135ポンド(61.24キロ)
クリスチャン・ロドリゲス: 137ポンド(62.14キロ)

<ミドル級/5分3R>
ケルヴィン・ガステラム: 185ポンド(83.91キロ)
クリス・カーティス: 186ポンド(84.37キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ミッシェレ・ウォーターソン: 116ポンド(52.62キロ)
ルアナ・ピネイロ: 115.5ポンド(52.38キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジェラルド・マーシャート: 185.5ポンド(84.14キロ)
ジョセフ・パイファー: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ヘビー級/5分3R>
カール・ウィリアムス: 241ポンド(109.3キロ)
チェイス・シャーマン(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
シンシア・カルヴィーロ: 116ポンド(52.62キロ)
ルピタ・ゴディネス: 115.5ポンド(52.38キロ)

<160ポンド/5分3R>
トレイ・オグデン: 159.5 ポンド(72.34キロ)
イグナシオ・アハモンデス: 159.5 ポンド(72.34キロ)

<フェザー級/5分3R>
スティーブ・ガルシア: 145.5ポンド(66.0キロ)
シャイラン・ヌルダンベク: 146ポンド(66.22キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
サム・ヒューズ: 116ポンド(52.62キロ)
ジャケリン・アモリン: 115.5ポンド(52.38キロ)

The post 【UFC287】計量終了 ポアタンに挑戦、アデサニャがヨルバ語。ドゥリーニョ戦のマスヴィダルはスペイン語 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA o UFC   アマンダ・レモス アンジェラ・ヒル エイドリアン・ヤネス シンシア・カルヴィーロ ロブ・フォント

4.8『UFC 287』でミシェル・ウォーターソン vs. ルアナ・ピニェイロ、シンシア・カルヴィーロ vs. ルーピー・ゴディネス

4.8 UFCでロブ・フォントとエイドリアン・ヤネスが対戦(2022年12月31日)

 こちらの続報。


 UFCが4月8日に開催する『UFC 287』でミシェル・ウォーターソン vs. ルアナ・ピニェイロの女子ストロー級マッチが行われることをESPNのブレット・オカモト記者が確認したとのこと。

 ウォーターソンは昨年7月の『UFC on ABC 3: Ortega vs. Rodríguez』でアマンダ・レモスに2Rギロチンチョークで敗れて以来の試合で2連敗中。現在UFC女子ストロー級ランキング11位。ピニェイロは2021年11月の『UFC Fight Night 198: Vieira vs. Tate』でサム・ヒューズに判定勝ちして以来1年5ヶ月ぶりの試合で8連勝中(UFC戦績2勝0敗)。現在UFC女子ストロー級ランキング13位。

 なお、同大会は正式発表されてませんが、ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで開催される見込みだそうです。


 同じく『UFC 287』でシンシア・カルヴィーロ vs. ルーピー・ゴディネスの女子ストロー級マッチが行われることをMMAJunkieが確認したとのこと。

 カルヴィーロは昨年8月の『UFC on ESPN 41: Vera vs. Cruz』でニーナ・ヌネスに判定負けして以来の試合で4連敗中。現在UFC女子ストロー級ランキング14位。ゴディネスは同じく昨年8月の『UFC on ESPN 41: Vera vs. Cruz』でアンジェラ・ヒルに判定負けして以来の試合。続きを読む・・・
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN42   アマンダ・ヒーバス アンジェラ・ヒル エミリー・ダコーテ エリク・アンダース カイル・ダウカウス クレイ・グイダ ケヴィン・ホランド シンシア・カルヴィーロ ジャック・ヘルマンソン ジョナサン・ピアース スティーブン・トンプソン タイ・ツイバサ ダレン・エルキンス ナタン・レヴィ ニコ・プライス ハファエル・ドスアンジョス パンクラス フィリップ・ロウ ブライアン・バルベレナ ヘナロ・ヴァルデス マイケル・ジョンソン マット・シュネル マテウス・ニコラウ ラファエル・フィジエフ

【UFC ESPN42】バルベレナと対戦、ハファエル・ドスアンジョス「ウェルター級は体を虐めることがない」

【写真】相当に渋さが増してきたドスアンジョス。2008年6月にパンクラスに来日。その5カ月から、14年に渡りオクタゴンで戦い続けてきた (C)MMAPLANET

3日(土・現地時間)、フロリダ州オーランドのアムウェイ・センターで開催されるUFC on ESPN42「Thompson vs Holland」で、ハファエル・ドスアンジョスがブライアン・バルベレナと対戦する。

元UFC世界ライト級王者のドスアンジョスは、近年ではライト級とウェルター級を行き来してキャリアを重ねてきた。黒星が続くこともあった38歳のベテランが、再度ウェルター級で戦う。ドスアンジョスはライト級とウェルター級の両階級で世界のトップと戦い続けてきたキャリアの終盤を迎え、試合までのプロセスをエンジョイすることの大切さを話してくれた。


――バルベレナ戦まで4日、今の調子はどうでしょうか。

「ウェルター級で再び戦うことになって、凄く良い感じだよ。ライト級で戦っていた時のように減量で体を虐めることがないからね。素晴らしいコーチ、最高の練習仲間と一緒にキャンプでやるべきことを完遂できた。やはり減量は体を痛めつける。そこまで体重を落とす必要がないから、ウェルター級だとキャンプの時の体調も良いままだし」

――ダイエット・コンペティションかと思うほど、試合前に体を虐めぬいている選手がいることは絶対ですね。

「そうなんだ。それでは戦うこと以外にストレスを感じてしまう。結果、キャンプをエンジョイできない。僕のように長く戦っていると、試合までの日々を楽しく過ごせるかどうかは凄く大きな意味を持つようになってくる。2つの階級で世界のトップと戦い続けてきたから、僕は自分が何をすべきか分かっている。

前回はライト級で戦って負けてしまった(※7月にラファエル・フィジエフに5RKO負け)けど、何がベストか。それはウェルター級で戦い、試合までのプロセスを楽しむこと。それが今の僕には必要なことで。そうやって過ごした今回のキャンプ自体がハッピーで、家族もフロリダにやってきた。もう、あとは戦うだけだよ」

――ウェルター級で戦うと、対戦相手がより大きいということはないですか。

「確かにウェルター級で戦うと、普通は対戦相手が少し大きい。でも大した問題じゃない。 僕は自分のサイズを知っている。それでも十分に力強く戦うことができるし、キャンプ中も体が一切ストレスを感じていないからフレッシュなんだ」

――かつてはKINGS MMAに所属していたように米国で練習していれば、飛行機での長旅もなく開催地に行けることが多いです。それでもハファエルは1年前からブラジルに戻り、今ではノヴァウニオンで練習をしています。

「米国には10年も住んでいた。去年、ケガをして手術をブラジルで行った時に戻ろうと決めたんだ。練習に関しては何も問題ないし、家族も自分のファミリーと近い距離での生活ができる。だから家族の皆も、この決断を喜んでいたよ。練習も家族との生活も最高だよ」

――そんななか対戦するバルベレナの印象を教えてください。

「パンチが重いタフファイター、喧嘩屋だね。でも、自信はあるよ。MMAを戦うということにおいて、打撃と組み、寝技をよりミックスできているのは僕の方だからね。46戦目、ファンに喜んでもらえる試合をしたい。自分がどれだけできるかを示したうえで、ファンに楽しんでもらいたいと思っているよ」

――38歳、UFCでライト級世界王者にもなったハファエルが、ここまで戦うことにモチベーションをキープできるのはなぜでしょうか。

「今も高いレベルで競いあっているかだよ。僕より試合数の多い選手はいるけど、試合の数よりも誰と戦ってきたのかが重要なんだ。ライト級時代、ベルトを巻く位置でファンに良い試合を期待され、応えることができた。ウェルター級に階級を上げても、同じように世界のトップと戦ってきた。そして、ファンの期待に応えることができたと思っている。UFCでずっとトップ選手と戦い続けることができたからこそ、これからも皆に良い試合を見てもらいたいと思っている」

――SUGでドラルド・セラーニと対戦したように、グラップリング戦にも出場したこともあります。

「あれはちょうど試合がない時期に、5分間のグラップリングとしては高額のオファーだったから出たんだ(笑)。ケガもなかったし、戦える状態にあった。なら断る理由はないからね」

――柔術黒帯のハファエルの格闘技への愛が、そうさせたのかと思っていました(笑)。

「いやあくまでもビジネス。良いビジネスだから、カウボーイと試合をしたんだよ(笑)」

――なるほど(笑)。ズバリ言っていただきスッキリしました。そして、今日は試合前の忙しい時にインタビューを受けてもらってありがとうございました。

「こちらこそ、アリガトゴサイマシタ。土曜日は日本のファンに喜んでもらえる試合をする。そしてまた日本に行きたい。今後は家族と一緒にね」

■視聴方法(予定)
12月4日(日・日本時間)
午前9時00分~UFC FIGHT PASS

■対戦カード

<ウェルター級/5分5R>
スティーブン・トンプソン(米国)
ケヴィン・ホランド(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ハファエル・ドスアンジョス(ブラジル)
ブライアン・バルベレナ(米国)

<フライ級/5分3R>
マテウス・ニコラウ(ブラジル)
マット・シュネル(米国)

<ヘビー級/5分3R>
タイ・ツイバサ(豪州)
セルゲイ・パブロヴィッチ(ロシア)

<ミドル級/5分3R>
ジャック・ヘルマンソン(スウェーデン)
ロマン・デリツ(ジョージア)

<ミドル級/5分3R>
エリク・アンダース(米国)
カイル・ダウカウス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ニコ・プライス(米国)
フィリップ・ロウ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
アンジェラ・ヒル(米国)
エミリー・ダコーテ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ニナ・ヌネス(米国)
シンシア・カルヴィーロ(米国)

<ライト級/5分3R>
クレイ・グイダ(米国)
スコット・ホルツマン(米国)

<ライト級/5分3R>
マイケル・ジョンソン(米国)
マーク・ディアキーシー(英国)

<フェザー級/5分3R>
ダレン・エルキンス(米国)
ジョナサン・ピアース(米国)

<女子フライ級/5分3R>
トレイシー・コーテズ(米国)
アマンダ・ヒーバス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ナタン・レヴィ(イスラエル)
ヘナロ・ヴァルデス(英国)

<フェザー級/5分3R>
フランシス・マーシャル(米国)
マルセロ・ロホ(アルゼンチン)

<女子ストロー級/5分3R>
ジャスミン・ハウレギ(メキシコ)
イステラ・ヌネス(ブラジル)

The post 【UFC ESPN42】バルベレナと対戦、ハファエル・ドスアンジョス「ウェルター級は体を虐めることがない」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
Brave CF MMA MMAPLANET o Shooto UFC UFC ESPN42   アマンダ・ヒーバス アンジェラ・ヒル エミリー・ダコーテ エリク・アンダース カイル・ダウカウス クレイ・グイダ ケヴィン・ホランド シンシア・カルヴィーロ ジャック・ヘルマンソン ジョナサン・ピアース スティーブン・トンプソン タイ・ツイバサ ダレン・エルキンス デミアン・マイア ナタン・レヴィ ニコ・プライス ハファエル・ドスアンジョス フィリップ・ロウ ブライアン・バルベレナ ヘナロ・ヴァルデス ボクシング マイケル・ジョンソン マット・シュネル マテウス・ニコラウ レオナルド・サントス レオ・サントス

【UFC ESPN42】ノヴァの注目株、マテウス・ニコラウ「ジャパニーズネクタイを教えてくれたのは……」

【写真】Shooto BRからTUF BR→UFC、3勝1敗でフリーとなりBRAVE CF経由でUFCと再契約。その後は3連勝中のニコラウに初インタビューを試みた (C)MMAPLANET

3日(土・現地時間)、フロリダ州オーランドのアムウェイ・センターでUFC on ESPN42「Thompson vs Holland」が開催される。

スティーブン・トンプソン✖ケヴィン・ホランドがヘッドライナーの同大会のメインカードに、フライ級のマテウス・ニコラウ✖マット・シュネル戦が組まれている。名門ノヴァウニオン所属のニコラウは、オクタゴンで通算6勝1敗という戦績を残している。

そんなニコラウは日本的にはワールド──国際的にはジャパニーズネクタイを技のレパートリーに加えている。なぜジャパニーズネクタイなのか。その答えにノヴァウニオンの強さが表れていた。


――今週末、マット・シュネルと対戦します。今の調子はいかがですか。

「バッチリだよ。ファイトキャンプも先週末に終えて、フロリダにやってきた。僕らの言葉でいえばシャベ・ジ・オーロ(chave de ouro)、英語だとゴールデン・キー……黄金の鍵で、ドアを開けることができる──まぁ絶好調だってことだよ(笑)」

──今回の試合の準備は、どこで行ってきたのですか。

「基本的にリオデジャネイロのノヴァウニオンでキャンプを行い、時々サンパウロに行ってアレックス・カルドゥーゾとボクシングの練習をしてきた」

──ジャクソン・ウィンクMMAの所属だった時期があったかと思うのですが、もう米国では練習していないのですか。

「この試合は100パーセント、ブラジルだけで準備してきた。ジャクソン・ウィンクには2016年かな1年ほど練習していた時期がある。それからサンパウロのデミアン・マイアの下で1年トレーニングして、5年前にノヴァウニオンに戻ってきたんだ。僕はもともと18歳の時からノヴァウニオンで練習してきたんだよ」

──ブラジル人ファイターも米国のジムで練習をすることが多いですが、マテウスはなぜ1年で米国から戻ったのでしょうか。

「米国のジムでトレーニングをするのはビジネスとして、試合の機会を手にしやすくなるからだよ。UFCは米国の会社で、イベントのほとんどが米国で開催されている。だからブラジルにいるよりも、チャンスは多い。

でも、僕はUFCと契約しているから自分にとってベストの場所で練習する。それがブラジルであり、またノヴァウニオンに戻った理由だよ」

──ノヴァウニオンで練習をしていれば、北米で練習をする必要もないと。

「練習設備と練習仲間、どちらも強くなるためには欠かせない。でも、どちらが重要かといえば僕はトレーナー、コーチ、練習パートナーの方が設備より大切だ。デデ(アンドレ・ペデネイラス)は米国に負けない規模で、最高のトレーニングセンターを建てている。設備も整っている。それでいてノヴァウニオンは、どこにも負けないトレーニングパートナーがいてくれる。特に軽量級はスバ抜けているよ。どんなスタイルの相手と戦うことになっても、ノヴァウニオンのなかで特定の選手を選んで対策練習ができるからね」

──技術的な質問を1つさせてください。マテウスは過去に2度、ジャパニーズネクタイで一本勝ちをしています。MMAの決まり手として、ハーフガードで相手を固定するのでなく、スプロールするようにダースチョークを仕掛ける選手が圧倒的と多いと思うのですが、マテウスはなぜジャパニーズネクタイを選択しているのでしょうか。

「僕のリーチはそれほど長くないというのが、理由の1つだよ。ダースよりジャパニーズネクタイの方がセットしやすいんだ。もちろん対戦相手の反応を見て、ダースチョークにに移行することもある。ハーフガードに対して、どういう風に動いて来るのか。それ次第だね。ジャパニーズネクタイはレオナルド・サントスから習ったんだ。さっきトレーニングパートナーの方が設備より大切だと言ったのは、そういうことなんだよ。

あの時、僕は練習は休みでノヴァウニオンで他の選手の練習を見学していたんだ。そうしたらレオ・サントスが、ジャパニーズネクタイを教え始めた。彼は僕に合っているからジャパニーズネクタイを教えてくれたわけではなくて、他の選手に指導しているのを僕がたまたま見て、次のトレーニングセッションからトライするようになった。あの技術を知っている練習仲間がいて、それを他のパートナーに教えていたから僕はジャパニーズネクタイをフィニッシュホールドに加えることができたんだ」

──なるほどぉ。ではマット・シュネル戦、どのような戦いをしたいと思っていますか。

「全ての領域で、自分の力を発揮して勝利を掴む。どんな状態でも相手がミスをしたら、そこをつく。マット・シュネルがスタンドでミスをすれば、そこにつけこむ。グラウンドでミスをすれば、寝技でつけこむ。そしてファンの皆には、僕が世界のトップ……もっともっと高く飛ぶことができることを示したい」

──では最後に日本のファンに一言お願いします。

「ノヴァウニオンの選手たちは、日本のMMAの歴史の一部になっている。デデ、ヴィトー・シャオリン、レオナルド・サントス、マルロン・サンドロ、ドゥドゥ・ダンタス、ジョズエ・フォーミガ、皆、日本で戦ってきた。 

日本の素晴らしいファンの前で戦うことは、僕にとって夢の1つなんだ。日本の豊かな文化に触れたい。ノヴァウニオンのレガシーを継承し、ノヴァウニオンの皆のように日本のMMAの歴史の一部に僕もなりたいと思っている」

■視聴方法(予定)
12月4日(日・日本時間)
午前9時00分~UFC FIGHT PASS

■ UFC ESPN42対戦カード

<ウェルター級/5分5R>
スティーブン・トンプソン(米国)
ケヴィン・ホランド(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ハファエル・ドスアンジョス(ブラジル)
ブライアン・バルベレナ(米国)

<フライ級/5分3R>
マテウス・ニコラウ(ブラジル)
マット・シュネル(米国)

<ヘビー級/5分3R>
タイ・ツイバサ(豪州)
セルゲイ・パブロヴィッチ(ロシア)

<ミドル級/5分3R>
ジャック・ヘルマンソン(スウェーデン)
ロマン・デリツ(ジョージア)

<ミドル級/5分3R>
エリク・アンダース(米国)
カイル・ダウカウス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ニコ・プライス(米国)
フィリップ・ロウ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
アンジェラ・ヒル(米国)
エミリー・ダコーテ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ニナ・ヌネス(米国)
シンシア・カルヴィーロ(米国)

<ライト級/5分3R>
クレイ・グイダ(米国)
スコット・ホルツマン(米国)

<ライト級/5分3R>
マイケル・ジョンソン(米国)
マーク・ディアキーシー(英国)

<フェザー級/5分3R>
ダレン・エルキンス(米国)
ジョナサン・ピアース(米国)

<女子フライ級/5分3R>
トレイシー・コーテズ(米国)
アマンダ・ヒーバス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ナタン・レヴィ(イスラエル)
ヘナロ・ヴァルデス(英国)

<フェザー級/5分3R>
フランシス・マーシャル(米国)
マルセロ・ロホ(アルゼンチン)

<女子ストロー級/5分3R>
ジャスミン・ハウレギ(メキシコ)
イステラ・ヌネス(ブラジル)

The post 【UFC ESPN42】ノヴァの注目株、マテウス・ニコラウ「ジャパニーズネクタイを教えてくれたのは……」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA o UFC   アマンダ・ヌネス シンシア・カルヴィーロ マッケンジー・ダーン

『UFC on ESPN 41: Vera vs. Cruz』でシンシア・カルヴィーロに勝利したニーナ・ヌネスがMMA引退を発表



 『UFC on ESPN 41: Vera vs. Cruz』でシンシア・カルヴィーロに判定勝ちしたニーナ・ヌネスが試合後のオクタゴンインタビューでダニエル・コーミエに以下のコメント。

「引退するわ。ファイターとして、やりたいことはやったと思う。元々趣味で始めたことなのに、ここまで来た。これからは今頑張っている女の子たちのコーチングと育成に専念するわ」

「もっと赤ちゃんが欲しい。だから、もう一人産むために身を引くわ」


Nina Nunes(Sherdog)

 ニーナ・ヌネス(アンサロフ)は1985年12月3日生まれ。現在36歳のアメリカ人でMMA戦績11勝7敗(UFC戦績5勝4敗)。ラストファイトはフライ級でしたが、ストロー級を主戦場にしていて、最後はUFC女子ストロー級9位でした。2020年にアマンダ・ヌネスと同性婚をし、同年9月24日に第一子となる長女を出産。復帰戦となった2021年4月の『UFC on ABC 2: Vettori vs. Holland』で行われたマッケンジー・ダーン戦からヌネス姓を名乗っています。続きを読む・・・
カテゴリー
F1 MMA News o UFC   シンシア・カルヴィーロ

『UFC on ESPN 41: Vera vs. Cruz』スプリットデシジョン、マジョリティデシジョンだった試合のジャッジの採点/主要サイトの採点

判定! 高校「歴史総合」教科書 こんなに違う歴史記述


 『UFC on ESPN 41: Vera vs. Cruz』ではスプリットデシジョン、マジョリティデシジョンだった試合が4試合のあったので、ジャッジの採点と主要サイトの採点を紹介していきます。


Nate Landwehr defeats David Onama(MMA Decisions)

 ネイト・ランドウェア vs. デビッド・オナマのジャッジの採点。Michael Bellが1,3Rオナマ、2Rランドウェアの10-8で28-28ドロー。Junichiro KamijoとDerek Clearyが1Rオナマ、2Rランドウェアの10-8、3Rランドウェアで29-27ランドウェア勝利でした。

 主要サイトの採点は29-26ランドウェア支持1人、29-27ランドウェア支持11人、28-28ドロー支持2人でした。


Martin Buday defeats Lukasz Brzeski(MMA Decisions)

 マーティン・ブダイ vs. ルーカス・ブジェスキのジャッジの採点。Sal D'AmatoとEliot Kellyが1Rブジェスキ、2,3Rブダイで29-28ブダイ勝利。Michael Bellが1,2Rブジェスキ、3Rブダイで28-29ブジェスキ勝利でした。

 主要サイトの採点は29-28ブダイ支持1人、28-29ブジェスキ支持11人、27-30ブジェスキ支持1人でした。


Nina Nunes defeats Cynthia Calvillo(MMA Decisions)

 ニーナ・ヌネス vs. シンシア・カルヴィーロのジャッジの採点。Junichiro Kamijoが1,3Rヌネス、2Rカルヴィーロで29-28ヌネス勝利。Derek Clearyが1Rヌネス、2,3Rカルヴィーロで28-29カルヴィーロ勝利。Chris Crailがフルマークでヌネスで30-27ヌネス勝利でした。

 主要サイトの採点は30-27ヌネス支持2人、29-28ヌネス支持12人でした。


Youssef Zalal drew with Da'Mon Blackshear(MMA Decisions)

 ユーセフ・ザラル vs. ダモン・ブラックシアーのジャッジの採点。Sal D'AmatoとMichael Bellが1,2Rブラックシアー、3Rザラルの10-8で28-28ドロー。Chris Crailが1,2Rブラックシアー、3Rザラルで28-29ブラックシアー勝利でした。

 主要サイトの採点は28-28ドロー支持15人、28-29ブラックシアー支持1人でした。続きを読む・・・
カテゴリー
Column MMA o ONE UFC   シンシア・カルヴィーロ リッキー・トゥルシオス

『UFC on ESPN 39: dos Anjos vs. Fiziev』ニーナ・ヌネスの体調不良によりシンシア・カルヴィーロ戦が直前で中止



 『UFC on ESPN 39: dos Anjos vs. Fiziev』で予定されていたシンシア・カルヴィーロ vs. ニーナ・ヌネスの女子フライ級マッチですが、ヌネスの体調不良により直前で中止されるとのこと。前座で予定されていたエイマン・ザハビ vs. リッキー・トゥルシオスのバンタム級マッチがメインカードに昇格します。

 ヌネスはインスタグラムで「素晴らしいキャンプが出来て減量も上手く行ったのに、ウィルス性の胃腸炎で計量直後から体調を崩してしまいました。試合ができるように回復しようと努めたけど残念ながら無理でした。対戦相手に申し訳ないし、改めて試合が組まれるよう話をしています」とコメントしています。続きを読む・・・