カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN39   アントニーナ・シェフチェンコ カイオ・ボハーリョ カマル・ウスマン キック コルビー・コヴィントン サイドユカップ・カクラモノフ サイド・ヌルマゴメドフ シンシア・カルヴィーロ ジェイミー・マラーキー ジャレッド・ヴァンデラ デヴィッド・オナマ ニール・マグニー ハファエル・ドスアンジョス マイケル・ジョンソン ラファエル・フィジエフ リッキー・トゥルシオス レオン・エドワーズ ロニー・ローレンス ロビー・ローラー

【UFC ESPN39】計量終了 頑強な軸と重心移動の妙=フィジエフに対し、ドスアンジョスはどう戦う?!

【写真】有利なのはフィジエフ。ドスアンジョスは加齢のよる僅かな反応の変化にも対応する必要がある(C)Zuffa/UFC

9日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ESPN39「dos Anjos vs Fiziev」の計量が8日(金・同)に行われた。

メインはハファエル・ドスアンジョス✖ハファエル・フィジエフのライト級戦だ。元ライト級世界王者のドスアンジョスはウェルター級で厳しい時間を過ごした後、2020年11月にライト級に再転向するとポール・フェルダーとの接戦を制し、今年の3月には今回対戦するフィジエフの代役ヘナート・モイカノをキャッチウェイト──で下している。


上に記したウェルター級の厳しい時間ですら、彼が敗れた相手は次期タイトルコンテンダーのレオン・エドワーズ、現王者のカマル・ウスマン、そしてコルビー・コヴィントンというトップファイターばかりだ。

それでも元Strikeforce王者のタレック・サフィジーヌやニール・マグニー、ロビー・ローラーには勝利しており、比較的楽な減量と引き換えに、越えられないフィジカルの差に跳ね返されたといっても良い170ポンドでの終盤だった。

とはいえ37歳になったドスアンジョスが、ライト級戦線で再びトプを目指せるかといえば、決して簡単ではない。まず、今回のフィジエフ戦で、その辺りも見極められることになるだろう。

フィジエフの強味はとにかくバランスが良いこと。それも単に体感が強いという言葉には当てはまらず、ムエタイ的に相手の蹴りをスウェイで見切ることができる反応の良さがあるからこそ、乱打戦のなかでもテイクダウンを防御できる。

また重心が移動した際も、そのまま体が流れずに振り子の反動のように、反発力を加えた次の一手に繋げることも可能だ。打ち合い上等の選手を相手にしても、殴り合っているなかで一歩下がって誘い込み、カウンターを決めるのも、フィジエフの重心が決まっている表れだろう。

よって組み勝ってケージ際の首相撲&ヒザでダメージを与えたと思えば、スピニングバックキックで相手を動かせ、そこをキャッチアップして追撃を放つなど──重心移動、過重の変化に対抗できるからこそ、粗く見えても実際は隙になっていない。

遠い距離での攻撃、中間距離での攻撃、さらに近いレンジでヒジの使い方など、どこでも戦えるのもフィジエフだ。そんなフィジエフを切り崩すには、圧倒的な組み力と極め力が必要になる。そして、その力はドスアンジョスにはない。

ただし、打撃を散らして自分の形で組む力、首相撲とレスリングの融合こそかつてのドスアンジョスの真骨頂だった。寝技になっても、紫帯とはいえチジューカ・テニスクルービ時代のムンジアルを制しただけあってコントロールと極め、流れの中のフィニッシュ力は相当なモノだ。

ただし、ウェルター級ではそこに付き合わない選手、そしてより強固なレスラーに彼の武器は殺されてきた。この階級でもフィジカルはトップ級のフィジエフと相対した時、5Rの戦いの中で、体力と精神的にも相当な覚悟が必要な打撃から組みの展開を挑み続けることができるのか。

それが今回の試合だけでなく、ドスアンジョスがライト級で復活できるのかの鍵となる。

■視聴方法(予定)
7月10日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN39計量結果

<ライト級/5分5R>
ハファエル・ドスアンジョス: 156ポンド(70.76キロ)
ラファエル・フィジエフ: 155ポンド(70.31キロ)

<ミドル級/5分3R>
カイオ・ボハーリョ: 185.5ポンド(84.14キロ)
アルメン・ペトロシャン: 185.5ポンド(84.14キロ)

<バンタム級/5分3R>
サイド・ヌルマゴメドフ: 135.5ポンド(61.46キロ)
ドゥグラス・アンドレージ: 135.5ポンド(61.46キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジャレッド・ヴァンデラ: 263.5ポンド(119.52キロ)
チェイス・シャーマン: 253ポンド(114.75キロ)

<ライト級/5分3R>
マイケル・ジョンソン: 155.5ポンド(70.53キロ)
ジェイミー・マラーキー: 155.5ポンド(70.53キロ)

<女子フライ級/5分3R>
シンシア・カルヴィーロ(米国)
ニナ・ヌネス(米国)

<バンタム級/5分3R>
エイマン・ザハビ: 135.5ポンド(61.46キロ)
リッキー・トゥルシオス: 135.5ポンド(61.46キロ)

<女子フライ級/5分3R>
アントニーナ・シェフチェンコ: 126ポンド(57.15キロ)
コートニー・ケイシー: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ミドル級/5分3R>
コディ・ブランデージ: 185.5ポンド(84.14キロ)
トレシャン・ゴア: 185.5ポンド(84.14キロ)

<フェザー級/5分3R>
デヴィッド・オナマ: 145.5ポンド(66.0キロ)
ギャレット・アームフィールド: 145ポンド(65.77キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ケネディ・ンゼチェクウ: 205ポンド(92.99キロ)
カール・ロバーソン: 202.5ポンド(91.85キロ)

<バンタム級/5分3R>
ロニー・ローレンス: 136ポンド(61.69キロ)
サイドユカップ・カクラモノフ: 135.5ポンド(61.46キロ)

The post 【UFC ESPN39】計量終了 頑強な軸と重心移動の妙=フィジエフに対し、ドスアンジョスはどう戦う?! first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN39 その他 アントニーナ・シェフチェンコ カイオ・ボハーリョ サイドユカップ・カクラモノフ サイド・ヌルマゴメドフ シンシア・カルヴィーロ ジェイミー・マラーキー ジャレッド・ヴァンデラ テレンス・マッキニー デヴィッド・オナマ ハファエル・ドスアンジョス マイケル・ジョンソン ラファエル・フィジエフ リッキー・トゥルシオス ロニー・ローレンス 堀内佑馬

【UFC ESPN39】第1試合でローレンス戦、サンボ&柔道&カレッジWのカクラモノフ「レベルの違いを見せる」

【写真】強気一点張り。こうでないとUFCでは戦えない(C)MMAPLANET

9日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ESPN39「dos Anjos vs Fiziev」のオープニングファイトで、サイドユカップ・カクラモノフが通の間で非常に高評価を得ているロニー・ローレンスと対戦する。

このカードが第1試合というのが、世界最高峰の凄まじさ。ともすればローカルシーンのタイトル戦線を経て、コンテンダーシリーズというハードルを飛び越えるのが標準といえるUFCでは、彼もその他大勢でしかない。そんな状態が抜け出すべく、1つ1つが勝負のランク外プレリミ勢のカクラモノフに注目──ウズベキスタンと米国でMMAのベースを身に着けた彼の格闘家人生を振り返ってもらった。


――土曜日に11カ月振りの実戦となるロニー・ローレンスとの試合が控えています。今の気持ちを教えてください。

「体重も順調に落ちているし、最高の状態にあるよ。11カ月振りの試合ということに関しては、何も問題じゃない。僕はファイトキャンプの時だけ練習するようなタイプじゃなくて、常にトレーニングをしてきたからね」

─ところでサイドユカップはウズベキスタン国籍という紹介されますが、現在は米国在住ですね。育ったのはどちらの国なのでしょうか。

「僕はウズベキスタンで生まれた。2010年、14歳の時に家族とより良い教育を受けて、より良い生活を送るために米国に移り住んだんだ」

──ウズベキスタン時代から何かコンバットスポーツの練習はしていたのでしょうか。

「3、4歳の頃からサンボをずってやっていたよ。スポーツサンボもコンバットサンボも練習して、時にはグローブもはめずにコンバットサンボのスパーリングをした。メチャなこともやっていたけど、ウズベキスタンの男はストリートファイトをして成長するようなモノだからね」

──キルギスに行った時も、喧嘩は文化だと聞きました。

「そう、そんなもんだったよ(笑)。でも、今は違う。今の子たちは随分とソフトになってしまった。腕っぷしが大切だなんて、僕らが最後の世代だろう。僕の友人にはサンボ世界大会のメダリストやアジア大会で優勝している連中がいたけど、サンボじゃ食べていくことができないから今では競技から離れてしまっているよ。

僕自身、サンボのチャンピオだった叔父から『サンボはオリンピック競技でない。だから五輪スポーツの柔道をやれ』って言われて、柔道の練習もするようになった。ウズベキスタンでは柔道のユースだけどナショナルチームに選ばれたよ。僕らの世代は、皆が強くなるために練習に明け暮れるような日々を送っていたんだ」

──MMAを始めたのは、米国に移り住んでからだったのですね。

「米国で柔道やサンボを続けることは困難だった。ブルックリンに住んでいた当時は近くに柔道を教えてくれるところがあったから、通うようになったけど……ジョークみたいだったよ。『ゆっくり、優しく投げるように』とか指導されてさ(苦笑)。だいたい、そこのコーチは柔道の経験があったのかっていうレベルだった。あんな太った、何もない奴に柔道を習う必要もなかったよ。

それから3、4カ月間ほど練習場所を探しつつ走ったり、自分でできる練習を屋外でやっていたんだ。そうしたヴィクトル・タターキンに出会えた。彼はNHB時代にMMAを戦っているロシア人なんだ」

──タターキンといえば1995年11月にエクストリーム・ファイティングの旗揚げ戦で、マーカス・コナン・シウヴェイラと戦ったタターキンですか?!

「その通りだよ。タターキンを通じて、NYのジョージア人コミュニティと知り合った。彼らはしっかりとした柔道の練習をしていて、僕も合流して一緒に試合に出たりもしたよ。そしてハイスクールに進学すると、レスリングプログラムがあった。レスリングを始めて、ボディロックになり内股で投げると、『そんな投げ、食らったことなかった』って言われたよ(笑)。

レスリングは楽しかったよ。それに推薦でカレッジに進学できるから、入学金や授業料は免除されると聞いて懸命に練習に精をだした。ニューヨーク州で2位になり、ジュニアカレッジだけど進学することができたんだ。

でも、カレッジはどうにも水に合わなくて……退学して働くようになった。そこの頃、毎週土曜日の夜にUFCを視ていたんだ。高校の時からファイターになりたいと思っていたこともあって、2017年の終わり……2018年の始めかなシカゴのチーム・トップノッチでMMAを始めた。

シカゴに両親が住んでいて、一緒に暮らしながら働いて練習をしていたんだ。でも、3年ほど経ってもっと上のレベルで練習したくなり、米国中を回ったよ。ニューメキシコではジャクソン・ウィンクMMA。カリフォルニアではチーム・オーヤマで練習した。

ただ試合が長い間なくて、カリフォルニアは物価が高くて暮らしていけないからワシントン州スポーケンにあるウォリアーズ・キャンプに移ったんだ。今ではテレンス・マッキニーと練習しているよ。でもコーチ・オーヤマのことは今も凄く尊敬している。今は一緒に練習はできないけど、しょっちゅう電話で話をしているよ。コーチ・オーヤマは作戦を授けてくれるんだ」

──良い話です。ところでレスリングと違って米国には柔道やサンボの経験者は少ないので、MMAの試合でアドバンテージになることは?

「もちろんだよ。柔道の技を取り入れてMMAを戦っている」

──では土曜日に戦うロニー・ローレンスの印象を教えてください。

「僕は米国に来てから常にハイレベルの競技会で戦ってきた。ハイススクールでもそうだし、カレッジではネイション・チャンピオンシップでナンバー2シードだった。みな、ローレンスはレスリングが巧いというけど、僕とは戦ってきたレベルが違う。まぁレベルが違うということを土曜日に証明するよ」

──ローレンスのスイッチを織り交ぜた、自然体の打撃は素晴らしいと思いますが……。

「彼がスイッチを多用し、それが功を奏しているのは多くのファイターが、戦いを分かっていないからだよ。スイッチされると、混乱する程度の連中ばかりだ。ローレンスはそうやって対戦相手を混乱させようとしているけど、それが通じるのもこれまでの対戦相手のレベルがその程度だったからさ。

もっと高いレベルで試合をして、彼が勝つようなことがあったら僕も彼が優秀な選手だと認めるよ。まぁ、口で言ってもしょうがない。土曜日にはオクタゴンのなかで、ちゃんと違いが分かるように戦う。今、ここでヤツをことをなんだかんだと気にかけてもしょうがない。とにかくレベルの違いを見せる。

土曜日の試合を見て、なけなしの金をはたいて航空券を買い、米国で成功を収めようとしているウズベキスタンの若い選手達を勇気づけたい。やれば、できるんだと彼らに見せたいんだ」

──今やサイドユカップの母国であるウズベキスタンやカザフスタン、キルギスのある中央アジアはMMAのニューパワーハウスとして注目されています。

「カザフスタンもキルギスも、そしてウズベキスタンも元々人材の宝庫だった。でも、国際的なステージで戦う機会がなかっただけなんだ。ビザの取得だけでも簡単ではなかったしね。国内でMMAが凄く盛んになってきて、ようやく中央アジアのファイターがUFCで戦える状況になってきたんだ。まだまだ、これからだよ」

──今日は色々と興味深い話をありがとうございました。では最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

「チーム・オーヤマではユーマ(堀内佑馬)とも随分と練習したよ。本当に良いヤツで、練習熱心だ。ちょっとアンラッキーで負けたりしているけど、ユーマは絶対に結果を残すよ。日本のファンのサポートに感謝している。いつか日本で戦い、大好きな日本食をたくさん食べたいと思っている(笑)」

■視聴方法(予定)
7月10日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS

■ UFC ESPN39対戦カード

<ライト級/5分5R>
ハファエル・ドスアンジョス(ブラジル)
ラファエル・フィジエフ(キルギス)

<ミドル級/5分3R>
カイオ・ボハーリョ(ブラジル)
アルメン・ペトロシャン(アルメニア)

<バンタム級/5分3R>
サイド・ヌルマゴメドフ(ロシア)
ドゥグラス・アンドレージ(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
ジャレッド・ヴァンデラ(米国)
チェイス・シャーマン(米国)

<ライト級/5分3R>
マイケル・ジョンソン(米国)
ジェイミー・マラーキー(豪州)

<女子フライ級/5分3R>
シンシア・カルヴィーロ(米国)
ニナ・ヌネス(米国)

<バンタム級/5分3R>
エイマン・ザハビ(カナダ)
リッキー・トゥルシオス(米国)

<女子フライ級/5分3R>
アントニーナ・シェフチェンコ(キルギス)
コートニー・ケイシー(米国)

<ミドル級/5分3R>
コディ・ブランデージ(米国)
トレシャン・ゴア(米国)

<フェザー級/5分3R>
デヴィッド・オナマ(ウガンダ)
ギャレット・アームフィールド(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ケネディ・ンゼチェクウ(米国)
カール・ロバーソン(米国)

<バンタム級/5分3R>
ロニー・ローレンス(米国)
サイドユカップ・カクラモノフ(ウズベキスタン)

The post 【UFC ESPN39】第1試合でローレンス戦、サンボ&柔道&カレッジWのカクラモノフ「レベルの違いを見せる」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA UFC   アマンダ・レモス シンシア・カルヴィーロ

ジェシカ・アンドラジがストロー級に復帰、4.23『UFC Fight Night』でアマンダ・レモスと対戦


 UFCが4月23日に開催するFight Nightシリーズでジェシカ・アンドラジ vs. アマンダ・レモスの女子ストロー級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。

 アンドラジは9月の『UFC 266: Volkanovski vs. Ortega』でシンシア・カルヴィーロに1R TKO勝ちして以来の試合で今回がストロー級復帰戦。4月の『UFC 261: Usman vs. Masvidal 2』でヴァレンティーナ・シェフチェンコの女子フライ級王座に挑戦し2R TKO負けした試合を含めフライ級で3試合戦ってきました。

 レモスは12月の『UFC Fight Night 199: Lewis vs. Daukaus』でアンジェラ・ヒルに判定勝ちして以来の試合で現在5連勝中。続きを読む・・・
カテゴリー
BELLATOR LFA MMA UFC アンディ・ヴェレラ シンシア・カルヴィーロ ダニエラ・ケリー ハイサム・リダ ベンソン・ヘンダーソン ベン・サンダース ボビー・グリーン ロクサン・モダフェリ

【UFPI 01】Fight Passが冠の組み技大会。LFAやFury FCらのチーム戦。ベン・ヘンがスーパーファイトに

【写真】ヴェレラ、ケリー、ヘンダーソン。グラップリングになればクロスオーバーが見られるのは素晴らしい(C)WNO,BELLAOTR & SUG

11日(土・現地時間)、UFCが16日(木・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFC Fight Pass Invitationalの第1回大会を開催することを発表している。

ルールや競技フォーマットの詳細は発表されておらず、UFC Fight Passにもまだ配信予定のCGが確認できていないが、UFC APEXで行われる初のグラップリング大会はUFC Fight Pass所縁のプロモーション単位でチーム対抗戦が実施される模様だ。


そのチームとはLFA、CCFC(Cage Fury FC)、Fury FC、そしてFAC(James Krause’s Fighting Alliance Championship)で4つのプロモーション選抜で、各チームがUFCベテランのキャプテンに率いられ5✖5チーム戦で、優勝賞金2万5000ドルを賭けて勝ち抜き戦を戦う。

またUFC FPIではスーパーファイトも予定されており、UFCからはボビー・グリーンの出場が決まっている。またSUGでハイサム・リダにOTで勝利したアンディ・ヴェレラ、女子グラップリング界からHunter Proでロクサン・モダフェリに勝利し、Quintet Ultraではシンシア・カルヴィーロというUFCファイターを破っているダニエラ・ケリーも参戦する。

さらに現在ではBellatorファイターのベンソン・ヘンダーソン、今年の7月にXMMAという大会でラムジー・ニジェムを下しているベン・サンダースという元UFCファイターも同大会の出場リストに名を連ねている。

UFC Fight Passでは第1回UFC FPIに続き、19日(日・同)にはエディ・ブラボー率いる──豪華スーパーカードが組まれたCombat JJ World、さらに30日(日・同)のFury Pro 03とグラップリング・イベントの配信が目白押しだ。

SUG、Polarisと並び、北米でのグラップリングの盛り上がりが改めて感じられるUFC Fight Passの名が冠になった大会、そしてイベントの連続配信だ。

■視聴方法(予定)
12月17日(金・日本時間)
午前7時15分~UFC FIGHT PASS

The post 【UFPI 01】Fight Passが冠の組み技大会。LFAやFury FCらのチーム戦。ベン・ヘンがスーパーファイトに first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA UFC UFN197   アレックス・ヴォルカノフスキー シンシア・カルヴィーロ ジャイー・ロドリゲス ソン・ヤードン チアゴ・モイゼス チョン・ダウン ハファエル・アウベス フリオ・アルセ ボクシング マックス・ホロウェイ ミゲール・バエサ

【UFN197】計量終了 凄味と説得力しかないホロウェイ。UFC版漢江の奇跡チョン・ダウンも注目

【写真】 この減量のギリギリさも凄味だ(C)Zuffa/UFC

12日(金・現地時間)、13日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN197:UFN on ESPN+55「Holloway vs Rodriguez」の計量が行われた。

メインで対戦するマックス・ホロウェイとジャイー・ロドリゲスは問題なく計量をパス。本計量後のフェイスオフではホロウェイの目が窪んでおり、ドライアウトの過酷さが伝わってきた。


アレックス・ヴォルカノフスキーに連敗、2戦目では微妙な星を落としたホロウェイだが、今年1月のカルヴィン・ケイター戦では、4オンスのMMAグローブでそこまでやるかという打撃戦で抜けた強さを見せつけた。

「俺はUFCでベストボクサーなんだ。ベイビー」とケージの外を見ながらケイターの顔面を打ち抜いたシーンは圧巻、そのもの。もちろんボクシングもそうだが、エルボーの連打や蹴りを散らすなど、凄味のある攻撃でケイターばかりか見る者をも圧倒した。

そんな凄味が増し続けるホロウェイに対し、ロドリゲスは 2019年10月以来2年1カ月振りの実戦となる。昨年8月のザビッド・マゴメドシャリポフ戦を自らの足首の脱臼で欠場し、今年7月にはホロウェイの負傷で試合機会を逃してきた。

テコンドーをMMAに加味した以上に、ド派手な空中戦&回転攻撃を展開するロドリゲスは数々のハイライトリールKO勝ちをしてきた。とはいえホロウェイのボクシングのプレッシャーと精度に対抗できるのか。ロドリゲスの勝機は蹴りとパンチの連係だ。特に高い位置の回し蹴り、あるいは前蹴りをどこに着地させ、そこから構えが変わるかどうか。

さらにいえば前手か後ろ手、どちらをその蹴りと連動させるか。見えない攻撃がない限り、ホロウェイを切り崩すのは困難。逆をいえば、見えない攻撃が入ればロドリゲスにも十分に勝機がある。

この他、メインカードではインタビューを掲載したソン・ヤードンと、激闘必至のフリオ・アルセ戦。そしてプレリミではMMA版漢江の奇跡ばかりか、アジアの奇跡といっても過言でない──UFCライトヘビー級で3連勝中のチョン・ダウンがオープニングマッチでケネディ・ンゼチェクウと対戦する一戦も見逃せない。

■視聴方法(予定)
11月14日(日・日本時間)
午前3時00分~UFC FIGHT PASS

■対戦カード

<フェザー級/5分5R>
マックス・ホロウェイ: 146ポンド(66.22キロ)
ジャイー・ロドリゲス: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ベン・ロズウェル: 265 ポンド(120.2キロ)
マルコ・ホジェリオ・デ・リマ: 259ポンド(117.48キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
フェリシア・スペンサー: 145.5ポンド(66.0キロ)
リー・レトソン: 145ポンド(65.77キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ミゲール・バエサ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ケイオス・ウィリアムス: 169ポンド(76.66キロ)

<バンタム級/5分3R>
ソン・ヤードン: 135.5ポンド(61.46キロ)
フリオ・アルセ: 135ポンド(61.24キロ)

<ライト級/5分3R>
チアゴ・モイゼス: 155ポンド(70.31キロ)
ジョエル・アルバレス: 157.5ポンド(71.44キロ)

<女子フライ級/5分3R>
シンシア・カルヴィーロ: 126ポンド(57.15キロ)
アンドレア・リー: 125.5ポンド(56.92キロ)

<フェザー級/5分3R>
ショーン・ウッドソン: 145.5ポンド(66.0キロ)
コリン・エングラン: 146ポンド(66.22キロ)

<女子フライ級/5分3R>
コートニー・ケイシー: 126ポンド(57.15キロ)
リアナ・ジョフア: 128.5ポンド(58.28キロ)

<ライト級/5分3R>
マーク・ディアキーシー: 156ポンド(70.76キロ)
ハファエル・アウベス: 155ポンド(70.31キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ケネディ・ンゼチェクウ: 205ポンド(92.99キロ)
チョン・ダウン: 204.5ポンド(92.76キロ)

The post 【UFN197】計量終了 凄味と説得力しかないホロウェイ。UFC版漢江の奇跡チョン・ダウンも注目 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA News UFC   アントニーナ・シェフチェンコ アンドレ・イーウェル イスラム・マカチェフ ケイシー・ケニー シンシア・カルヴィーロ ソン・ヤードン チアゴ・モイゼス フリオ・アルセ

ベン・ロズウェル vs. マルコス・ホジェリオ・デ・リマ、ソン・ヤードン vs. フリオ・アルセ他『UFC Fight Night 197: Holloway vs. Rodriguez』の対戦カードを紹介

 11月13日にラスベガスのUFC APEXで開催する『UFC Fight Night 197: Holloway vs. Rodriguez』の対戦カードを紹介します。


“Mr. Gogo Choke” Ben Rothwell treft Marcos Rogerio de Lima tijdens UFC evenement op 13 november(MMA DNA)

 ベン・ロズウェル vs. マルコス・ホジェリオ・デ・リマのヘビー級マッチが行われるとのこと。

 ロズウェルは5月の『UFC Fight Night 188: Font vs. Garbrandt』でクリス・バーネットに2Rギロチンチョークで勝利して以来の試合。デ・リマは5月の『UFC on ESPN 24: Rodriguez vs. Waterson』でモーリス・グリーンに判定勝ちして以来の試合。


Voormalig titeluitdaagster Felicia Spencer treft Leah Letson op 13 november in Las Vegas(MMA DNA)

 フェリシア・スペンサー vs. リー・レトソンの女子フェザー級マッチが行われるとのこと。

 スペンサーは5月の『UFC Fight Night 188: Font vs. Garbrandt』でノルマ・ドゥモンに判定負けして以来の試合で現在2連敗中。レトソンは2018年11月の『TUF 18 Finale』でジュリア・ストリアレンコに判定勝ちして以来実に3年ぶりの試合。甲状腺機能低下症の治療により復帰が遅れていました。


Song Yadong vs. Julio Arce added to Nov. 13 UFC Fight Night event(MMAJunkie)

 ソン・ヤードン vs. フリオ・アルセのバンタム級マッチが行われるとのこと。

 ソンは8月の『UFC 265: Lewis vs. Gane』でケイシー・ケニーに判定勝ちして以来の試合。アルセは『UFC on ESPN 27: Sandhagen vs. Dillashaw』でアンドレ・イーウェルに2R TKO勝ちして以来の試合。


Miguel Baeza vs. Khaos Williams set for UFC event on Nov. 13(MMAFighting)

 ミゲル・バエザ vs. ケイオス・ウィリアムズのウェルター級マッチが行われるとのこと。

 バエザは6月の『UFC Fight Night 189: Rozenstruik vs. Sakai』でサンチアゴ・ポンジニービオに判定負けして以来の試合。バエザはこれがキャリア初黒星でした。ウィリアムズは6月の『UFC on ESPN 25: The Korean Zombie vs. Ige』でマシュー・セメルスバーガーに判定勝ちして以来の試合。


UFC books Joel Alvarez vs. Thiago Moises for Nov. 13 event(MMAJunkie)

 チアゴ・モイゼス vs. ジョエル・アルバレスのライト級マッチが行われるとのこと。

 モイゼスは7月の『UFC on ESPN 26: Makhachev vs. Moises』でイスラム・マカチェフに4Rリアネイキッドチョークで敗れて以来の試合。アルバレスは昨年10月の『UFC 254: Khabib vs. Gaethje』でアレクサンドル・ヤコブレフに1Rアームバーで勝利して以来の試合で現在3連勝中。『UFC 262: Oliveira vs. Chandler』でクリストス・ジアゴスと対戦予定でしたがビザ問題で欠場していました。


With Jessica Eye out, Cynthia Calvillo steps in to face Andrea Lee at UFC Fight Night 197(MMAJunkie)

 アンドレア・リーと対戦予定だったジェシカ・アイが病気により欠場、代わりにシンシア・カルヴィーロがリーと対戦するとのこと。

 カルヴィーロは9月の『UFC 266: Volkanovski vs. Ortega』でジェシカ・アンドラジに1R TKO負けして以来の試合で現在2連敗中。リーは5月の『UFC 262: Oliveira vs. Chandler』でアントニーナ・シェフチェンコに2R三角絞めで勝利して以来の試合。続きを読む・・・
カテゴリー
MMA UFC UFC266 キック シンシア・カルヴィーロ ジェシカ・アンドレジ

【UFC266】強い、パンチ力が違う。アンドレジが初回終了6秒前にシンヴィーロをTKOで破る

<女子フライ級/5分3R>
ジェシカ・アンドレジ(ブラジル)
Def.1R4分54秒by TKO
シンシア・カルヴィーロ(米国)

UFCで初の20戦目を迎えた女子選手=アンドレジが、距離を詰めカルヴィーロが左右に回る。アンドレジは右ロー、カルヴィーロは遠い距離でハイを繰り出す。続いてサイドキックを見せたカルヴィーロだが、右を当てた直後に右オーバーハンドを被弾する。ジャブにしても、パワーが違うアンドレジは左フック&右ロー、回るカルヴィーロを追いかけて右フックを打ち込む。カルヴィーロもジャブをヒットさせて間合いを取り直すが、左に左フックを合わされ、左右のフック、続いて左フックを打たれる。

アンドレジは左フックに続き、ワンツー、さらにローと支配し、左フックを連続で打っていく。左ローのアンドレジは、続く右ローを蹴られ左ローから左フックを当てる。カルヴィーロは左ボディストレートで距離を取りに行くが、アンドレジは左アッパーを当て真っすぐ下がるカルヴィーロにパンチをまとめる。さらに右を当てて、ケージに詰まったカルヴィーロに集中砲火、TKO勝ちを決めた。


The post 【UFC266】強い、パンチ力が違う。アンドレジが初回終了6秒前にシンヴィーロをTKOで破る first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
Report UFC UFC ESPN10 シンシア・カルヴィーロ ジェシカ・アイ ブログ

【UFC ESPN10】打撃で優位に立ち、テイクダウン&グラウンドでアイを支配。カルヴィーロが快勝

<136.25ポンド契約/5分5R>
シンシア・カルヴィーロ(米国)
Def.3-0:49-46.49-46.48-47
ジェシカ・アイ(米国)

左ジャブを当てたカルヴィーロ、続く右オーバーハンドは空振りに。アイもワンツーを放ち、左ジャブを打ち込む。カルヴィーロは左ボディから右、そして左ジャブが相打ちになる。ジャブの差し合いから、カルヴィーロが左ハイを蹴っていく。ほぼボクシングマッチが続くなか、カルヴィーロが左ハイ。アイがキャッチしに掛かり、カルヴィーロは足を抜いて向き合うと、ここからもボクシングに。アイがワンツー、距離が近づくとダーティボクシング、カルヴィーロは開き気味の右を当てたが判断の難しいラウンドとなった。

2R、カルヴィーロがテイクダウンのフェイクを見せる。そこからワンツー、左ジャブを伸ばす。左アッパーを入れたカルヴィーロのダブルレッグを狙い、ヒザをボディに受ける。そのまま押し込み、アウトサイドトリップでトップを奪ったカルヴィーロがスクランブルでバックへ。ケージを背負いきれなかった愛だが、尻を金網に当てて耐えるが、頭がケージ側を向いてしまい背中に飛び乗られる。

前方に落とされないようアイにヒザをつかせたカルヴィーロは、手首を掴まれた状態で四の字フックに移行する。ついに腕を抜いたカルヴィーロがパンチを入れ、立ち上がろうとしたアイを潰し後方から殴る。ポジションを取ったままカルヴィーロがラウンド終了を迎えた。

3R、互いにジャブを伸ばし、カルヴィーロが左を当てる。右から左のコンビも見せ、右ローを入れたカルヴィーロのスピニングバックフィストは空振りに。手数、精度ともにカルヴィーロがアイを上回る。右をテンプルに当てたカルヴィーロは、アイのカウンターの右を狙う。右ストレートを被弾した直後に、テイクダウンを決めたカルヴィーロは首を抱えてパスを仕掛ける。残り30秒でカルヴィーロがバッククラブの状態に。パンチを打ったカルヴィーロが、このラウンドもモノにした。

4R、アイの左ローをキャッチしたカルヴィーロが、4分20秒を残してテイクダウン。サイドからバックを取って両足をフックする。手首を掴んで防御一辺倒のアイだが、自由になった手でカルヴィーロが殴る。カルヴィーロは乗り過ぎから修正して、四の字フックへ。カルヴィーロが肩口にエルボーを入れると、アイは胸を合わせつつスクランブルに持ち込みスタンドへ。続くテイクダウン狙いを切ったアイが右を当てる。動きが落ちたカルヴィーロを追うアイが、右をヒット。ジャブでもアイが打ち勝つ。カルヴィーロも左を返し、残り30秒で右を打ち込んだ。

最終回、互いにジャブを繰り出し、カルヴィーロが先に右を当てる。アイの右アッパーは届かず、次のボディが決まる。右から左を入れたカルヴィーロは、フィニッシュされなければ勝利を手にできる状態で、ステップインして右エルボーを狙う。ジャブを被弾する数も多いアイは、ワンツーから左を伸ばし、手数を増やす。スタミナ温存か、組まないカルヴィーロがテイクダウンのフェイントから右をヒットする。続いて右スピニングバックフィストがアイの顔面をかすめる。アイも右を返すが、残り1分を切ってダブルレッグで倒される。

シングルをペルヴィアンネクタイで迎え撃ったカルヴィーロは、頭が抜けると立ち上がって距離を取り直しタイムアップを迎え、3-0で判定勝ちを手にした。

ランク1位を破ったカルヴィーロは「初めての5Rの試合を3週間の準備期間で戦うので、初回はウォーミングアップのつもりだったの。誰とだって戦う。キープ・ビジーでいたいわ」と話した。


カテゴリー
News UFC UFC ESPN10 グスタボ・ロペス シンシア・カルヴィーロ ジェシカ・アイ ブログ

【UFC ESPN10】ジェシカ・アイが計量失敗。アンドレ・フィーリとシャルル・ジョーダンはパス

12日(金・現地時間)、13日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC ESPN10の計量が同所で行われた。

メインでシンシア・カルヴィーロと対戦するジェシカ・アイは、バーチャルメディアデイでは計量に関して自信満々に返答していたが、1ポンドオーバー規約から0.25ポンド・オーバーで失敗。日本語でいえば着替えポンチョを使用しての計量後に服を着てポージングも、その直後にスケールにもたれ掛かり、立会人に支えられて退場するなどギリギリの減量だったことが伺えた。


今回の計量ではカール・ロバーソンのミドル級のリミットを5.5ポンドもオーバーし、30パーセントのファイトマネーの没収でマーヴィン・ヴェットーリと戦うことに。さらにタイソン・ナムと対戦するザルク・アダシェフは3.5ポンドオーバーで20パーセントが没収され、ジェシカ・アイは20パーセントを引かれカルヴィーノと戦う。

この他、木曜日にレイ・ボーグの欠場が決まりCombat Americaバンタム級王者グスタボ・ロペスがスクランブル発進──ボーグはその日のツイッターで「家族が優先、すぐに会おう」と息子さんの写真をアップしている──。さらにジョーダン・グリフィンと対戦するはずだったデリック・マイナーが、体調不良を理由に欠場──計量会場に姿を見せることはなかった。

なおフェザー級注目の一戦、アンドレ・フィーリ✖シャルル・ジョーダンは両者揃ってパスしている。

■UFC ESPN10計量結果

<女子フライ級/5分5R>
ジェシカ・アイ: 126.25ポンド(57.26キロ)
シンシア・カルヴィーロ: 126ポンド(57.15キロ)

<ミドル級/5分3R>
カール・ロバーソン: 190.5ポンド(86.40キロ)
マーヴィン・ヴェットーリ: 186ポンド(84.37キロ)

<140ポンド契約/5分3R>
マラブ・デヴァリシビリ: 139ポンド(63.04キロ)
グスタボ・ロペス: 140ポンド(63.5キロ)

<フェザー級/5分3R>
アンドレ・フィーリ: 145.5ポンド(66.0キロ)
シャルル・ジョーダン: 145.5ポンド(66.0キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョーダン・エスピノーサ: 135.5ポンド(61.46キロ)
マーク・デラロサ: 136ポンド(61.69キロ)

<ライト級/5分3R>
チャールズ・ロサ: 155ポンド(70.31キロ)
ケヴィン・アギラー: 155.5ポンド(70.53キロ)

<女子バンタム級/5分3R>
ジュリア・アヴィラ: 135ポンド(61.24キロ)
ジナ・マザニー: 136ポンド(61.69キロ)

<フライ級/5分3R>
ザルク・アダシェフ: 138.5ポンド(62.82キロ)
タイソン・ナム: 135.5ポンド(61.46キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョーダン・グリフィン: 146ポンド(66.22キロ)
デリック・マイナー: ──

<ウェルター級/5分3R>
クリスチャン・アギレラ: 170.5ポンド(77.34キロ)
アンソニー・アイヴィー: 171ポンド(77.56キロ)

カテゴリー
Interview UFC UFN on ESPN+30 UFN172 シンシア・カルヴィーロ ジェシカ・アイ ブログ

【UFN172】フライ級転向初戦=アイ戦へ。シンシア・カルヴィーロ「誰が相手でも私の寝技は……」

【写真】フライ級転向初戦、やはり注目は寝技と極めだ (C)MMAPLANET

13日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで UFN172:UFN on ESPN+30「Eye vs Calvillo」が開催される。11日(木・同)には同大会出場主要ファイターのバーチャルメディアデイが行われた。

ここではメインでジェシカ・アイとフライ級転向初戦を迎えるシンシア・カルヴィーロの質疑応答の模様をお届けしたい(※要約)。


(C)Zuffa/UFC

ストロー級で5勝1敗1分──も、3試合で計量ミス。

さらにはマリファナの反応が出て9カ月の出場停止処分を受けたこともあるシンシア・アルヴィーロが、フライ級に階級を上げジェシカ・アイに挑む。そしてこの一戦は長年在籍したチーム・アルファメールからAKAに移籍し、新しい環境での初戦でもある。

──フライ級初戦でジェシカ・アイとメインイベントで戦うことについて、どのような気持ちだい?

「少し驚いたけど、とても楽しみだわ。ジムがパンデミックのせいで閉まっていて、こんなショートノーティスでなくて、7月ぐらいから女子フライ級は組まれるという感じだったんだけど。私は(4月25日に予定されていた)アントニーナ・シェフチェンコとの試合がキャンセルされたし、凄く試合がしたかった。でも、現状で対戦可能な選手は2人だけ、そのうちの1人がジェシカ・アイだったの。7月にジェシカと戦うことになるのかマネージャーに確認をとってもらっていたら、2週間後にメインでどうだって話がきて。私の答えはイエス(笑)。ショートノーティスだけど、メインになったことには驚かされたし、凄くエキサイトしたわ」

──フライ級初戦でランク1位の選手と戦うことは?

「彼女はとても力強くてアグレッシブ、私も同じ。私は下の階級で戦ってきたから力不足だと思う人もいるかもしれないけど、フライ級は私にとって最適な階級だから」

──ストロー級と比べて減量は少なくて済むと思うけど、どのような気持ちかな。

「凄く調子は良いわ。ストロー級時代は減量が厳しくて、キャンプ中でも練習仲間がそこまで私をプッシュすることはできなかったの。でも、フライ級だと最後までハードな練習ができているわ。またストロー級に落とすかもしれないけど、今は絶対的にフライ級で戦っていこうと思っているわ」

──今回はAKAで練習してきたんだよね。

「生まれ育ったサンノゼに戻り、家族と一緒に過ごしてベストジムで調整してきたわ。ただジムは閉まっているし、それほど多くの人と練習してきたわけじゃなくて。フロリダのように色々なチームがあって、皆が練習している状況ではなかったから少し難しい部分があったのは事実ね。それでもダニエル・コーミエーが指導してくれたり、徐々に環境が整い、良いキャンプだったわ」

──3試合目でLFAと契約し、1試合だけ戦いUFCにステップアップしたけどLFAでの経験を振り返るとどう思う?

「私がLFAで戦ったのはRFAとLegacyが一つになって最初の大会で、UFCにステップアップするための2つのベスト・フィーダーショーが一つになったことは分かっていたわ。モンテロ・デラロサはレガシーからの出場だったけど、私は自分の練習環境と最高のトレーニングパートナーがいたし、タフなレスリングベースの選手と戦えて良かった。そしてLFAのためには、あそこからUFCと契約し活躍できることを示そうと思っていたわ」

──ジェシカ・アイに対して、一番のアドバンテージはどこにあると思っている?

「誰に対しても、私のグラウンドゲームはアドバンテージよ。短い準備期間でも減量も多くなかったし、スタミナやスピードも十分。同じペースで戦い切れるし、私の方が運動量は多くなるでしょうね。無観客大会で、セコンドの声は良く聞こえるだろうから、次の試合はこれまでとは別物になるはずよ」

──ストロー級時代にシンシアに敗れたジョジョ・カルダーウッドがヴァレンチーナ・シェフチェンコに挑戦するけど、どう予想している?

「ジョジョはベガスに移ってから凄く成長しているし、ヴァレンチーナにとって厳しい試合になると思う。今、トップ5にいる選手と戦うとどの試合も楽ではないはずよ」

■UFC172対戦カード

<女子フライ級/5分5R>
ジェシカ・アイ(米国)
シンシア・カルヴィーロ(米国)

<ミドル級/5分3R>
カール・ロバーソン(米国)
マーヴィン・ヴェットーリ(イタリア)

<バンタム級/5分3R>
マラブ・デヴァリシビリ(米国)
レイ・ボーグ(米国)

<フェザー級/5分3R>
アンドレ・フィーリ(米国)
シャルル・ジョーダン(カナダ)

<バンタム級/5分3R>
ジョーダン・エスピノーサ(米国)
マーク・デラロサ(米国)

<ライト級/5分3R>
チャールズ・ロサ(米国)
ケヴィン・アギラー(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
ジュリア・アヴィラ(米国)
ジナ・マザニー(米国)

<フライ級/5分3R>
ライアン・ベノイト(米国)
タイソン・ナム(米国)

<フェザー級/5分3R>
ジョーダン・グリフィン(米国)
デリック・マイナー(米国)