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【WNO09】ライアンの引退により実現!! ヒール王=ジョーンズ✖ストレートフットロックKING=パンザ

thumbnail image【写真】ヒールアキレス腱固め、どのような攻防になるのか──超…

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【WNO09 & ONE】グラップリング最強ゴードン・ライアンが、健康問題で競技から退くことを発表

【写真】まさに絶頂期を迎えつつあっただけに、一つのジャンルの浮沈が関わるゴードンの事実上の引退発表だ(C)MMAPLANET

20日(木・現地時間)、ゴードン・ライアンが自らのSNSで胃の不調=胃不全麻痺により競技生活から離れることを発表した。

「人生で一番辛い知らせをしないといけない」と書きだしによるインスタグラムでのポストで、ゴードンの胃は練習に耐えられるもものでなく、競技生活から離れる必要があることを明かした。

今後の競技生活に関しては、確かなことはいえず競技者を引退しても、指導者としてラップリングに関わっていくとゴードンは書き記している。


ゴードンはONEと契約し、グラップリングとMMAを戦うこと明言しており、8月27日(金・同)には青木真也とグラップリングマッチをサークルケージで行うことが発表されていた。

また5月28日(金・同)にはWNO09でルイス・パンザと戦うことが決まっていただけに、ゴードンもこの発表をこのタイミングで行ったことが予想される。

2019年ADCC世界大会99キロ級&無差別級優勝、2018年にはIBJJFノーギワールズでも2階級制覇を成し遂げている現代ノーギグラップリング最強の男。盛り上がりを見せるグラップリング界の象徴ゴードンは、青木戦以外にもドリームマッチの実現がグラップリング、そしてMMAで期待されていた。それだけに、返す返すも残念な事実上の引退宣言だ。

なおWNO09ではクレイグ・ジョーンズが、ゴードンの代役でパンザと戦うことが決まっている……。

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JJ Globo News WNO08 クレイグ・ジョーンズ グレース・ガンドラム ジェッサ・カーン ジルベウト・ドゥリーニョ タイ・ルオトロ デヴィッド・ガルモ ハイサム・リダ ブログ ラファエル・ロバトJr

【WNO08】ギャビでなくタイ・ルオトロ✖クレイグ。ロバトJr×ドゥリーニョ、AOJ✖10thPlanet女子対決も

【写真】2019年9月のADCCにおけるクレイグとタイ・ルオトロ。同じレフェリーの横に立つと、当時はこれだけ体格差があった……(C)

30日(金・現地時間)に開催されるWNO08のラインナップがほぼ固まっている。

オンライン配信グラップリングが毎週のように開催されるなか、WNOはメインでクレイグ・ジョーンズ✖タイ・ルオトロ、コ・メインでラファエル・ロバトJr✖ジルベルト・ドゥリーニョ・バーンズなど、スペシャル感のあるマッチアップが用意されている。


ギャビ・ガルシアとの道場マッチばかりが話題のクレイグだが、2021年はまだWNOでホナウド・ジュニオールを内ヒールで破った試合しか実戦経験がなく、今回の試合が2戦目となる。

対してタイ・ルオトロは2021年になって初めてプログラップリング大会への出場となる。2019年のADCCでは66キロ級で注目を集めたルオトロだが、その後は160ポンドや170ポンドで試合をすることが多く、今回のクレイグ戦ではついに200ポンドとADCC時代と比べ25キロも違う体重リミットで戦うことになる。

ロバトJrは元Bellator世界ミドル級王者で、ドゥリーニョはUFC世界ウェルター級タイトルコンテンダー。MMAで最も成功を収めたムンジアル優勝者同士の一戦は、ライトヘビー級(205ポンド)で行われる。

女子マッチではグレース・ガンドラムがジェッサ・カーンという非常に興味深いマッチアップも決まった。カーンは2001年10月生まれの20歳のカンボジア系米国人。12歳で柔術を始めAOJに合流し、ギ・メンデスの指導を受け去年の10月に黒帯が巻かれている。

一方のガンドラムは2002年5月生まれの18歳、彼女もまた昨年7月にエディ・ブラボーから黒帯を授けられている。エレクトリックチェアーからの連係を使えば、その柔軟性もあって男子柔術家以上に10thPlanet柔術メソッドを使いこなすガンドラムと、モダン柔術の総本山AOJで鍛え上げられたカーン。両者の対戦は、異文化柔術交流戦となることは間違いない。

これらの試合以外、ついには175ポンドとなったニッキー・ライアンとPJ・バーチ戦、ケイド・ルオトロ、デヴィッド・ガルモが出場するWNO08──YouTubeとFacebookで配信されるプレリミで、ハイサム・リダとスローン・クライマーの対戦も決まっている。

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JJ Globo Report WNO06 クレイグ・ジョーンズ ブログ ホナウド・ジュニオール

【WNO06】クレイグ・ジョーンズ、どれだけ警戒されても内ヒールでホナウド・ジュニオールを一蹴

2月26日(金・現地時間)、テキサス州ヒューストンでWho’s Number One(WNO)の2021年初イベントが開催された。ノーポイント&サブオンリー&判定有りにして、世界超一流の組技師がズラリと顔を揃えたこのグラップリング大会から、クレイグ・ジョーンズ✖ホナウド・ジュニオールの試合をレポートしたい。
Text by Isamu Horiuchi

<ノーギ195ポンド契約/15分1R>
クレイグ・ジョーンズ(豪州)
Def. 4分15秒by 内ヒール
ホナウド・ジュニオール(米国)

試合開始後すぐに座ったジョーンズは、そのまま前に出る。対するジュニオールは足を絡まれるのを警戒してか、腰を引いてあまり積極的に接触を試みない。

両者の距離が詰まると、ジュニオールはニースライスを試みる素振りに出る。が、ジョーンズが侵攻してくる膝を取りにゆくと、すぐに距離を取って下がった。

その後もジョーンズが下から手足をジョーンズの足に絡めようとするたびに、ジュニオールが露骨に嫌がって距離を取るシーンが続く。

あまり攻防らしい攻防がないまま3分が過ぎた頃、接近したジョーンズはジュニオールの左足を内側から掴んで引き寄せて密着することに成功。さらにジョーンズは取った左足に背後から自らの左足を絡め、前に崩しながら50/50の形を作ってみせた。

当然足関節を警戒するジュニオールは、捕らえられた左足と右足を組んでディフェンス。が、ジョーンズはまずその右足をストレートレッグロックのグリップで捕まえて伸ばして隙間を作ると、ジュニオールの両足の間に左腕を滑り込ませて内ヒールへ。ジュニオールはすぐにタップした。

これだけ警戒されながらも、必殺の内ヒールをあっさり極めてみせたジョーンズ。道着着用の柔術において19年に茶帯世界王者に輝き、黒帯初参加でパン大会を制したジュニオールのような逸材でも、一度形に入ったらなすすべもなくやられてしまう。近年のノーギグラップリングにおける足関節技術の進化の度合いを、いま一度証明するようなジョーンズの完勝だった。


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JJ Globo News WNO06 クレイグ・ジョーンズ ブログ ホナウド・ジュニオール

【WNO06】クレイグ・ジョーンズが見逃せない、一瞬の切り返し系の極め=ホナウド・ジュニオールと対戦

【写真】石井慧戦ではウェルラウンダーとしての強さを見せていたクレイグだが、IBJJF系の大会でしっかりと結果を残してきたホナウド・ジュニオールとの対戦は非常に楽しみだ (C)SUG

2月26日(金・現地時間)、テキサス州ヒューストンでWho’s Number One(WNO)の2021年初イベントが無観客で開かれFlo Grapplingでライブ配信が行われる。

全7試合が予定されているノーポイント&サブオンリー&判定有りグラップリング大会、まずは195ポンド(※88.45キロ)契約/15分✖1Rでクレイグ・ジョーンズとホナウド・ジュニオールの対戦が決まった。


クレイグ・ジョーンズはいわずと知れた新世代グラップリング界の雄、昨年末にはSUGに連続出場しブレント・プリマス、石井慧を連破している。WNOは2度目の参戦で、2大会前のWNO04 でロベルト・ヒメネスを内ヒールで下している。

1年でSUGに6度出場、WNOを合わせてワンマッチばかりで7試合、メイソン・ファウラーにOTで2度敗れたもののコロナ禍=2020年も精力的にグラップリングシーンをクレイグはリードしてきた。

対するホナウド・ジュニオールはアンドレ・ガルバォンの黒帯で、パンデミック後活動を再開した柔術シーンではIBJJFのパン、パン・ノーギで優勝している2018年紫帯、2019年茶帯のムンジアル王者だ。

クレイグは全てにおいて能力が高いが故に足関節を極めることができるグラップラー。対するジュニオールはトップで強いプレッシャーを持つ。立ち技も力強く、崩や投げで腕を奪うとパスからバックやサイドとコントロールも絶品だ。

だけでなくガードワークもトルネードスイープを見せたかと思いきや、50/50のように転がって立ち上がる系リバーサルも、ATOSらしい巧妙だ。ノーポイントは下の方が引き出しが多いというなかで、トップの強さを持つジュニオールだからこそ、上になる方法も注目したい。

加えてノーポイントを考慮すると、怖いのがジュニオールの一瞬の切り替えし系のサブミッションだ。エスティマロック、足に注意を行かせて頭を刈って腕十字──等々、クレイグの足や腕を破壊することも十分にありうる。

クレイグとしては、トランジッションとしてサドルから多岐にわたる仕掛けを持つがゆえに、段階を踏んで攻めるスタイルだけにジュニオールの一瞬の切り返しに要注意が必要だ。

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JJ Globo Report SUG20 クレイグ・ジョーンズ ブログ 石井慧

【SUG20】背中を取り続けられた石井慧、クレイグ・ジョーンズのRNCに下る

<5分1R>
クレイグ・ジョーンズ(豪州)
Def.2分08秒by RNC
石井慧(クロアチア)

10日前のSUG19でメイソン・ファウラーに敗れた石井が、同大会でブレント・プリマスを破ったクレイグ・ジョーンズと対戦。座ったジョーンズに、パスを仕掛けた石井だが頭が下がり即バックを取られてしまう。4の字フック&シートベルトか、アゴごとRNCに入るジョーンズだが、石井がクラッチを剥がしにいく。

RNCクラッチ、パームトゥパームとクラッチを変えるジョーンズに対し、石井は手首を掴んで強固に守る。ジョーンズはマウントに移行し、腕十字狙いと見せかけて再びバックマウントへ。上を向けない石井は、片ヒザをついた亀で首を守る。背中をマットにつけたジョーンズの右腕がアゴの下に通り、石井は咳き込んでタップした。


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JJ Globo Report SUG19 クレイグ・ジョーンズ ブレント・プリマス ブログ

【SUG19】寝技に付き合わざるを得なくなったプリマス、クレイグ・ジョーンズのRNCに下る

<5分1R>
クレイグ・ジョーンズ(豪州)
Def.3分50秒by RNC
ブレント・プリマス(米国)

座ったジョーンズが腕を取って後方回転から上を取り、立ち上がるとギロチンを狙う。プリマスは頭を抜いてハーフガードから潜ろうとするが、足を抜いたジョーンズがダースへ。立ち上がったプリマスは、一度は立ち上がったジョーンズが座るとここは寝技に付き合わない。

ジョーンズはクローズドの中にプリマスを入れ、フラワースイープを決めてトップに。ここから足に狙いを定めるが、プリマスが足を四の字に組みつつジョーンズの右足も挟んで防ぐ。起き上って足を抜き、バック回ったジョーンズは四の字フックからRNC。アゴの上からの絞めを耐えるプリマスだったが、最後はタップを強いられた。


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JJ Globo Preview SUG19 アマンダ・ローウェン アンソニー・ジョンソン クレイグ・ジョーンズ デヴィッド・ガルモ ドナルド・セラーニ ハファエル・ドスアンジョス フェリシア・スペンサー ブレント・プリマス ブログ メイソン・ファウラー ライアン・ベイダー 石井慧

【SUG19】ヴェウドゥム、アウトも。ベイダー✖ジョンソン、Bellator前哨戦がファイトパスで!!

【写真】ベイダー✖アンソニー・ジョンソンン 、組技とはいえベイダーにとって4年11カ月越しのリベンジなるか(C) BELLATOR & Zuffa/UFC

20日(日・現地時間)、に開催されるSUG19の対戦カードをおさらいしておきたい。チェール・ソネン率いるノーポイント&サブオンリーinケージ大会のSubmission Undergroundは、19度目の大会としてMMAファイターを交えた過去最高のラインナップを揃えている。

メインでは日本で最終調整を行っていた石井慧が、SUG無差別級王者メイソン・ファウラーに挑戦する一番が組まれ、女子無差別級王座決定戦でアマンダ・ローウェン✖フェリシア・スペンサー、ライアン・ベイダー✖デリック・ルイス、ドナルド・セラーニ✖ハファエル・ドスアンジョス、アンソニー・ジョンソン✖ファブリシオ・ヴェウドゥムというカードが発表されていたが、いくつかの変更が見られる。


まずライアン・ベイダー✖デリック・ルイスがキャンセルとなり、大会を直前に控えた今週になるとアンソニー・ジョンソンと戦う予定だったファブリシオ・ヴェウドゥムが欠場に。AJとはライアン・ベイダーが戦うこととなった。

ベウドゥムはPFLと契約を果たし、AJはベラトールとの契約を終えたばかり。つまりPFLファイターとベラトール選手の対戦は流れたが、ここでベラトール世界ヘビー級王者ベイダーがAJと戦うことで、UFC Fight Passでサークルケージの前哨戦が視聴できるわけだ。

また元Bellator世界ライト級王者ブレント・プリマスは、クレイグ・ジョーンズとマッチアップされ、ケビン・ケイシー✖ガブリエル・チェコというBJJベースのMMAファイターの一戦と共にカウボーイとドスアンジョスら10試合が実施され──青い目のカルペディエム柔術家デヴィッド・ガルモも出場する。

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JJ Globo Report SUG16 クレイグ・ジョーンズ ブログ メイソン・ファウラー

【SUG16】メイソン・ファウラー、OT&バーバルタップでクレイグ・ジョーンズを下しSUG無差別級王者に

<SUGアブソルート級選手権試合/5分1R>
メイソン・ファウラー(米国)
Def.OT1R
クレイグ・ジョーンズ(豪州)

座ったジョーンズに対し、距離を取るファウラー。左足を取られ、必死に抜いたファウラーだが、足と同時に頭を抱えられるとマットにヒザをつかされる。足を抜くことで形的には一瞬、上四方になったファウラーだが自ら立ち上がる。ジョーンズは足を捕えると、関節を狙わずスイープで上を取る。ハーフのファウラーが潜って左腕を差すと、ジョーンズはクレイドルから腰を引いて立ち上がりがぶっていく。

そのままアームインギロチン&ジャンピングがードのジョーンズに対し、スタンドで耐えるファウラーが頭を抜く。腰をマットにつけたジョーンズのオモプラッタも、即腕を抜いたファウラーが距離を取り直す。

自らの足を取られず、ジョーンズの足には絡まれないよう間合を取るファウラーは立ち上がれと挑発。笑顔を見せたジョーンズは座ったままで前に出る。ファウラーは一瞬のパス狙いも、寝技に付き合う気はない。それでもジョーンズは必死にカカトをとりにいき、右足を捕えると、ファウラーが踏み止まるために左足を引いたところで両足を絡ませる。これもすぐに抜いて立ち上がったファウラーは、ジョーンズの頭を押す動作を繰り返さす。

頭を触りに来るタイミングで、右足のカカトを左腕で取りに行くジョーンズだが、ファウラーは足を抜くのを前提で動いている。触って回るファウラー、ジョーンズは右足のカカトと取ると同時に後方回転しながら、左足を抱えにいく。ファウラーは頭をマットにつけて横に回転し両足とも取らせない。この辺りは見事な防御だ。

そのまま立ち上がったファウラーは、残り1分を凌ぎOT狙いは明らか。ジョーンズも無理に取りに行かず、なんと試合タイムが残っているのにスタンドに戻り、両者はタイムアップを待った。

OT先攻のジョーンズはシートベルトを選択し、四の字フック。自らの腕をアゴの前で組んで首を守るファウラーは88秒かけてエスケープに成功する。後攻のファウラーもバックを選択、ライディングタイムが88秒あるジョーンズはアゴの上からの絞めに何やら声を挙げる場面も。

同じようにアゴの上からフェイスロック気味に絞めにいったファウラーに対し、ジョーンズが再び声を漏らすとレフェリーが試合をストップ。裁定はネッククランクに対する、バーバルタップアウトに。

レフェリーに抗議するジョーンズだが、受け入れられずSUGアブソルート級チャンピオンベルトがファウラーの腰に巻かれた。ファウラーはルールに則して、OTの一点突破に賭けて勝利を手にした──ものの、番狂わせという表現を用いるのも憚れるほど、極端な組み技コンペティション・ルールに特化した勝ち方といえるだろう。


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JJ Globo News SUG16 UFC アマンダ・ローウェン クレイグ・ジョーンズ ケビン・ケイシー ジェイク・エレンバーガー ジリアン・ロバートソン ブログ メイソン・ファウラー リッチー・ブギーマン・マルチネス

【SUG16】5分で極めることができるか!! クレイグ✖ファウラー。ロバートソンがUFCより出場

【写真】マイク・ブラウンから陽性反応が出たATTからの参戦となる──キックを繰り出すロバートソン。彼女はATTの中でもディン・トーマス組だが、無事出場できるのか(C)Zuffa/UFC

12日(日・現地時間)にチェール・ソネンがホストのSubmission Underground16が開催され、UFC Fight Passでライブ中継させる。

今回もSUGアイランドと名付けられたスタジオで収録される大会は、前回大会の1万ドル争奪の8人トーナメントでコンバット柔術世界王者コディ・スティーグや、IBJJF柔術の新鋭ロベルト・ヒメネスを破ったメイソン・ファウラーが、クレイグ・ジョーンズとメインで戦う。


セミでは同じく前回大会でUFCファイターのジェシカ・アイを破ったアマンダ・ローウェンが、ジリアン・ロバートソンと対戦。ロバートソンもまた6月20日のUFC ESPN11でコートニー・ケイシーをRNCで破ったばかりのUFCと契約下にある選手だ。前回、ロバートソンより格上のアイをオーバータイムでアイに腕十字を極めてローウエンは、道着でも活躍していたように守りの堅さも5分✖1R&OTのSUGのレギュレーションに適している。その一方で、打撃を効かせず極める術をロバートソンが持っているのかが鍵となる。

この他、ジェイク・エレンバーガー✖マイカー・ブレイクフィールドというMMAからグラップリングに活躍の場を移しながら、なかなか結果が出せない者同士の崖っぷち対決、10thPLANET柔術のリッチー・ブギーマン・マルチネス✖ヒクソン・グレイシー柔術のケビン・ケイシーと戦う一番も組まれている。

5分✖1Rは守りに入ると、なかなか極め切ることが難しいフォーマットだけに、OTに勝負を掛ける出場者も増えてきた感があるSUGだが、サブオンリーの醍醐味がOTより印象に残る大会となるか、注目だ。