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コロナ後の世界に残したいベストバウト10撰~石渡伸太郎×ジョン・チャンソン~


コロナ後の世界に残したいベストバウト10撰。今宵は日本の格闘技界を一瞬のうちに駆け抜けた和製イベント「戦極」からピックアップ。フェザー級GP1回戦で行われた石渡伸太郎×ジョン・チャンソンの一戦です。
よく激戦の例えとして「マンガのような試合」とか「ケンカのような試合」いう表現が使われる事がありますが、そのお手本、最上級の試合が石渡×チャンソンではないでしょうか。
互いに一歩も引かず、全身を使って倒しにいく攻撃性は見応え十分。観戦中に「うわー」「すげー」という言葉にならない声で絶叫した事を今でも覚えています。そこには技術を超越した何かを感じさせられました。そう、考えるな、感じろというやつです。
この激闘から数年後、石渡はパンクラスで絶対的な王者になってRIZINに参戦。チャンソンはUFCでも激闘を繰り広げてフランク・エドガーをKOするなど存在感を示している事実は感慨深いものがあります。
そして注目すべきは石渡の変貌ぶり。RIZINではクレバーで冷静な試合運びが印象的ですが、実は当時無鉄砲でヤンチャなファイトスタイルだったのです。最近のファンの方はちょっと信じられないかもしれません。まるで別人ですもん。
そんな怖い石渡を象徴する試合が修斗での伊藤一宏戦。下から関節を取られそうになるとバスターで叩きつけるえげつなさ。躊躇なし。完全に仕留めに行ってます。戦略的な石渡もいいですが、狂気の石渡も捨てがたい。いつこの凶暴性が姿を現すか楽しみにしています。
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コロナ後の世界に残したいベストバウト10撰~MIKU×瀧本美咲~

今でこそ完全に市民権を獲得してUFCやRIZINでメインを飾る事も増えてきた女子格闘技。そんなジョシカクにも不遇の時代が長く続いていた事はファンの皆さんならよくご存知でしょう。今からその受難ぶりを事細かに話す事はやめておきますが、あと10年遅く生まれていたら、あと10年時代が早く進んでいたら、RENA浅倉カンナ浜崎朱加と並んでRIZINのリングで脚光を浴びていたであろう選手がMIKUです。

富山県に拠点を置くクラブ・バーバリアンに所属。柔術では紫帯を巻く一方でキックルールの試合にも出場。シュートボクシングではなんとRENA(当時のリングネームはレーナ)に判定勝ちを収めています。MMAではDEEPを主戦場にして渡辺久江に勝利してDEEP女子ライト級王者を戴冠。まさしく立って良し寝て良しのコンプリートファイター。一時代を築いたと言っても過言ではないでしょう。
しかも勝利してきた選手がまたすごい。既出のRENAや渡辺に加え、カリーナ・ダムにリサ・ワード、ハム・ソヒとビッグネーム揃い。試合を見た事がなくてもMIKUの実力を把握できるのではないでしょうか。

そんなMIKUのベストバウト。RENAかハム・ソヒ?いえいえ。私が選んだのは文句なく瀧本美咲(空手道禅道会横浜支部)です。一体誰?と思う方もいるでしょう。しかしMIKUと2勝2敗の五分の戦績。女子格闘技黎明期の名勝負数え歌を繰り広げた寝業師です。最後に両者が拳を合わせた2008年のDEEP女子ライト級タイトルマッチではMIKUのミドルキックで瀧本が悶絶。MIKUと瀧本の名前を聞いてこの試合が蘇るオールドファンはいるのではないでしょうか。

でも私が選んだベストバウトは2007年に開催されたclub DEEP 東京での一戦。瀧本の腕十字地獄
でMIKUは大ピンチの連続。いつ一本取られても不思議ではない場面からことごとく脱出します。そんな圧倒的に劣勢な状況ながら、寝技勝負を挑み続けて最後の最後で大逆転の腕十字で一本勝ちを果たしました。

試合の中身が最高に面白かったのは言わずもがな。それよりも試合後に屈託のない自然な笑顔で抱擁する2人の姿に、男子格闘技にはない清々しさを見せつけられました。スリル、泥臭さ、美しさ
。。。女子格闘技の魅力が凝縮した最高の試合。この試合を見て女子格闘技にブレイク前夜の雰囲気を感じたのは私だけではないはずです。
残念ながら瀧本戦のフル動画は発見できませんでしたが、名場面的な動画があったのでMIKUの凄さを垣間見てくれたらうれしいです。もしRIZINに参戦していたら。。。そんな思いを馳せながらご覧ください。
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ブログ 美味しいものは地球を救う

リカーリカ@学芸大学

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コロナ禍の非常事態宣言が発布されて以来、ライブも格闘技も自粛や中止、延期のオンパレード。外出すらままならずストレスフルな毎日を送っていますが、唯一いい事があるとすれば普段はテイクアウトをやっていないお店が持ち帰りOKになっている事でしょう。敷居が高くてなかなか入れなかったお店もテイクアウトならちょっとバードルが下がるというもの。引っ込み思案で人見知りが激しく、それでいて食いしん坊な私にとっては絶好のチャンスでしょう。

この機会に行ったことのないお店を一網打尽にしてやろうと向かったのは学芸大学を代表するイタリアンの名店リカーリカです。いつ通っても賑わっていて活気があるから逆に敬遠していましたが、今こそチャレンジすべき時。ドキドキを胸に10種類のおつまみセットを予約しました。お値段4000円。。。各種チケットの払戻しがあるからたまには贅沢をしようじゃありませんか。
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受け取ったおつまみセット。ずっしりとした重さと重厚感。値段を知っているだけに余計に重たく感じます。落とさないように慎重に家まで運んでいざご対面。なんとなんと二重になっています!もはやこれはイタリアンのおせち。年越しまでまだ半年以上ありますが、こんな世の中だからこれくらいのささやかな幸せがないとやってられませんよ。意を決して御重の蓋を開けてみました。

一言、壮観です。。。色鮮やかでウキウキするイタリアンな前菜が所狭しと詰め込まれています。目移りするとはこの事。何から手をつけていいのか御重の隅から隅までグルグルと見回してしまいました。
全てのメニューに触れるにはあまりにも種類が多すぎますが、1段目で一際輝いていたのは大山地鶏のピカタ。とき卵を絡ませた地鶏をソテーした逸品です。薄い衣の下に隠された鶏肉の美味いこと!柔らかさと弾力が絶妙のバランス。ぷりぷりした歯応えがたまりません。
さらに桜海老のバーニャソースでいただく春野菜も絶品。海老の旨味が凝縮されたソースのおかげで野菜が最高の前菜に変身。あまりにも美味すぎてソースのついた指さえも舐めてしまう出来栄えです。
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2段目では自家製生ハムにサラミ、生ハムモッツアレラで助走をつけると、濃厚でレバの肉感が残る鶏レバーのパテを天然酵母のパンにのっけて食べる贅沢。
さらにツブ貝とじゃが芋のソテーや豚スネ肉とカリフラワーのスパイスマリネなど、今まで食べた事がない料理に舌鼓。もうレモンサワーが進んで仕方がない。調子に乗ってスパークリングワインも開けてしまいました。。。初めていただくリカーリカ。もちろん最高。コロナが開けたらお店に行ってきます。
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コロナ後の世界に残したいベストバウト10撰~伊藤盛一郎×内藤頌貴~

当然の事ながら世間は新型コロナウイルス一色。大会は軒並み延期や中止に追い込まれてしまい、当分の間は会場で観戦する事はもちろん、テレビなどのメディアでも試合を見る機会は激減するのは間違いありません。そんな中、格闘技禁断症状に陥っているのは私だけではないでしょう。この禁断症状をどうにかしたい。せっかくの機会なので、下手の横好きで続けてきた観戦経験の中からコロナ後の世界に伝えたいベストバウンド10撰を独断と偏見で選んでいきたいと思います。
まず最初のチョイスしたのは2016年11月3日にディファ有明で開催されたGRANDSLAM 5のメインイベント 伊藤盛一郎(リバーサルジム横浜グランドスラム)× 内藤頌貴(パラエストラ松戸)のフライ級ワンマッチです。
当時ZSTフライ級王者に君臨していた伊藤に対して修斗で勝って負けても面白い試合をする名勝負製造機・内藤をぶつけるというマニア感涙のマッチメイク。好勝負になるとは思っていましたが、想像をはるかに上回る激闘となりました。

内藤はいつも通りスタンディングでプラッシャーをかけてケージ際に伊藤を追い込む。すると早々にパンチでダウンを奪うと攻勢。一気に試合を決めに行きますが、ダメージから回復した伊藤は一歩も引かない。パンチを被弾しても前に前に出て打ち返す負けん気の強さを見せつけます。

どちらがダウンしても不思議ではない一進一退のシーソーゲーム。伊藤はパンチを出し続けると嫌がった内藤はタックルを敢行。これを潰した伊藤は師匠・勝村周一朗の伝家の宝刀ニンジャチョークで絞め上げると内容を失神させて、見事な逆転一本勝ちを果たしました。一本取った時の会場の爆発たるやもう。。。私の格闘技観戦歴の中でも印象深いワンシーンです。

ZSTと修斗の激闘王同士のマッチメイク。改めて思い返すと面白くならないわけがない。文句なくコロナ後の世界に残したい一戦に認定です。この後の試合も伊藤、内藤ともにハズレなし。見逃すべからず。
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【RIZIN】平本蓮 朝倉未来に対戦要求?

新型コロナウイルスの影響下で格闘技の話題も下火になっている中、久しぶりにマニアがちょっとざわつく話題が。昨年末のBELLATOR JAPANに参戦し、MMA挑戦を示唆していた平本蓮(K-RIVER・AXジム)が自身のYouTubeを更新。「朝倉未来、ぶん殴ってみた。」というタイトルで朝倉の顔写真を貼ったサンドバックを殴る動画をアップしました。その後TwitterにもYouTubeのリンクを貼り付けて投稿しています。

そのツイートに対して反応した朝倉に対して平本はさらに返信。改めて「RIZINでやりましょう」と対戦要求しています。

K-1で実績のある平本もMMAは未経験。キックルールならいざ知らず、MMAでいきなり朝倉と対戦するのはさすがに早いと言わざるを得ません。平本が自ら名前を挙げているルイス・グスタボに勝てば朝倉への挑戦権を獲得という見立ても出来ますが、グスタボを攻略するのだって至難の業。その道は険しいでしょう。でもこういうアピール無謀なアピールは嫌いじゃない。活気が出るし、殺気立ちますもん。日本がコロナを克服した末にこのストーリーがどう発展するのか楽しみです。
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Tシャツは地球を救う ブログ

【reversal】rvddw SUMMER SCHOOL RUCKSACK

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今年のフジロックの3日目にヘッドライナーとして我らが電気グルーヴが登場。コロナの感染拡大具合によってはどうなるかわかりませんが、可能な限り行くっきゃないと準備を進めているところです。
これまで都市型フェスしか経験のなか私はコンバースに半袖Tシャツでふらっと行けるだろうと思っていたら、苗場を舐めるなと常連者から非難轟々。やれトレッキングシューズが必要だとか、やれキャンプ用の椅子はあった方がいいとか、ありがたいアドバイスをいただきました。
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そんな中でマストで必要になりそうなのが、諸々を収納出来るでかいリュックサック。買わなければと思っていた矢先にreversalさんからうってつけのrvddw SUMMER SCHOOL RUCKSACKが発売されました。
小中学校時代の懐かしの「林間学校リュック」をオトナ用にアレンジしたアイテムだそうです。個人的には林間学校リュックと言われてもピンときませんが、そんな事はさておき大きさといい収納の多さといいフジロック用にぴったりでしょう。個人的にはミリタリーぽさのあるオリーブ色が気になっています。早めにゲットせねば。
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カレーは地球を救う ブログ

珈琲西武@新宿

西武
最近2店舗目もオープンしてますます活気が出てきた新宿の老舗喫茶店 珈琲西武。いつ行っても行列が出来ていて、なかなかすんなり入れませんが、この日はラッキーな事に1席だけ空きがあるではありませんか。狭い席でも全然OK。食い気味に着席しました。
さて何を注文するか。まだお昼を食べてないから食事メニューか。夕方も近いし思い切ってデコレーションされまくりのパフェに手を出すか。悩み抜いた末に注文したのはデミグラスハンバーグ&西武カレーのコンボランチです。平日のお昼からちょっとした贅沢。たまにはいいでしょう。
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満を持して登場したコンボランチは小さばテーブルが一層狭くなるほどのゴージャスさ。昔ながらの銀の皿にはてんこ盛りのライスに存在感のあるハンバーグにポテトサラダ、レタスにトマト。ポークカレーは別皿で運ばれてきてライスにかけていただくスタイルです。

もうどこから手を付けていいやら目移りしますが、まずはカレーから。ルーをライスにかけていただきます。洋食のソースのようなルーは欧風スタイル。辛さ控えめで濃厚な味わいは予想以上に美味い。スパイスが効いたわけでもなく、このさりげない普通な美味さ、、、格闘技ファンにはお馴染みの今は亡きディファカレーに通じるものを感じたのは私だけでしょうか。ぜひ一度食べてほしいものです。

続くデミグラスハンバーグは肉肉しさ満点。ちょっと固めの食感が肉を食らっている感じがしてたまりません。合間にいただくポテトサラダはちょうどいい箸休め。途中途中で口の中をリセットするアイスコーヒーが美味しいのは言うまでもありません。初めて注文したコンボランチ。これはもう大人のお子様ランチといっていいでしょう。大満足です。
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【ONE】速報中!Road to ONE:2nd

本当に久しぶりの格闘技。コロナ禍の中で格闘技を見る事が出来る日が来るとは夢にも思いませんでした。無観客そして会場非公開でRoad to ONE:2nd sponsored by ABEMAが開催されます。ABEMA様様。仕事のために第一試合には間に合いませんでしたが、ABEMAを見つつ電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【第2試合 グラップリング フェザー級】
△宮田和幸(BRAVE)
(ドロー)
△田中路教(フリー)
1R、積極的に前に出て組んでいる田中。何度も投げを打ってテイクダウンを狙うが宮田の腰は重い。逆に宮田がケージに押し込む。逆に投げからバックに回ると自らグラウンドに引き込んでバックに回る。引退したとは思えないスムーズな動きを見せる。しかし田中は向き直ってインサイドガード。パスを狙うが宮田が必死でディフェンス。オモプラッタを仕掛けるが田中は素早く反応して上をキープする。その後田中は何度もパスを狙うが宮田のガードがとにかく固い。終了間際に田中は一瞬の隙をついたバックに回るがタイムアップ。判定なしのためドロー裁定。田中の仕掛けの多さと宮田のディフェンス。見応えあった!


【第3試合 MMA フェザー級】
○工藤諒司(TRIBE TOKYO M.M.A)
(1R TKO)
×椿飛鳥(トライデントジム)
1R、椿の蹴りに合わせて工藤のフック。そのまま組み付いてテイクダウンに成功した工藤。簡単にサイドに回る。素早くアームロック。極まらないがマウントを奪取。コツコツとパウンドを入れて肩固め。ガッチリ極まったかに見えたが椿は脱出。スタンドに戻るが工藤は追いかけてパンチを乱射。防戦一方の椿。工藤のパンチは止まずに椿はダウン。レフェリーが試合を止めた!


【第4試合 MMA バンタム級】
×祖根寿麻(ZOOMER)
(1R フロントチョーク)
○後藤丈治(TRIBE TOKYO M.M.A)
1R、開始直後から近い距離でのパンチの打ち合い。一触即発の展開が続く。祖根のパンチで後藤がダウンしたように見えたが偶発的なバッティング。ここで試合は中断。再開すると祖根がパンチを振るって前に出る。ケージに押し込んで足を掛けてテイクダウンを狙う祖根。裏投げで投げるが後藤はすぐにスタンドに脱出。身体が離れると後藤の左フックが的確にヒット。さらに右フックで祖根は膝をつく。パウンドを挟んでから後藤はノースサウスチョーク。そこからフロントチョークに切り替えて絞めると祖根はタップ!後藤が下剋上!


【第5試合 ムエタイ 72.5kg契約】
○緑川創(Monster Guns)
(判定3-0)
×西川大和(西川道場)
1R、緑川は冷静に右のローを蓄積させる。距離が詰まると左右のパンチを振るって威嚇。さらに前に出てプレッシャーをかけてボディや右フックを的確に当てて攻勢。西川もバックハンドブローを見せるなど手数を出すが有効打は圧倒的に緑川が多い。
2R、じりじりと間合いを詰める緑川。遠めに距離からはロー、距離が近づくと左右のパンチに肘も混ぜて手数を稼ぐ。徐々にローを効かされて動きが止まる西川。緑川がプレッシャーをかけ続けてラウンドを終えた。
3R、攻め手を緩めない緑川。間合いを詰めてパンチに肘、ローの連打を仕掛ける。しかし西川は一度もダウンをせずに立ち続けてパンチを打ち返すが手数、有効打、ダメージともに緑川が圧倒。判定は緑川に軍配。しかし17歳の西川が最後まで耐え抜いたのが印象的だった。
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コンビニは地球を救う ブログ

ミチプー@ローソン

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飲み物のようなとろとろ食感が幅をきかせるプリン界の中、最近勢力を拡大しつつある固めのプリン。セブンイレブンのイタリアンプリンが火付け役ですが、ローソンも負けてはいません。ミチプーを発売しました。
ミチプー。。。どこかコケティッシュな名前ですがミッチリプリンの略だそうです。ミッチリ身の詰まったプリン。これは期待できそうです。
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見た目はまるでみたらし団子かといういでたち。スプーンを入れると確かに硬い。そのまま口の中に放り込むとねっとりした食感。とにかく密度が濃い。この重量感がたまりません。確かにミッチリという表現がしっかりきます。
味はマスカルポーネが効いた濃厚なチーズ味。プリンとチーズケーキ、パンナコッタの中間といったところか。これひとつだけでもかなりの満足感。大げさな話、レストランやカフェで出てきても不思議じゃない出来栄え。これは買いです。
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ブログ 居酒屋は地球を救う

博多うどん酒場イチカバチカ@恵比寿

いちかばちか1
新型コロナウイルスの感染拡大でもはやご法度になった感のある居酒屋。次に足を踏み入れるのはいつの日かという雰囲気すら漂ってきましたが、これまでにストックしてき印象深いお店を大放出していきたいと思います。いつの日か今の状況が思い出話になる事を信じて。。。
今回ピックアップしたのは恵比寿にある博多うどん酒場イチカバチカ。〆にうどんを食べる居酒屋は徐々に増えてきましたが、そんなお店の中でもトップクラスに位置していると言っても過言ではないでしょう。たまたまお昼にうどんを食べてポテンシャルの高さを痛感。夜に行ってみたらこれ以上ない大正解でした。俗に言う100点満点です。まずはレモンサワーで乾杯。ソルティドッグ風にジョッキの縁についた塩を舐めながら幸せなひと時を味わいます。
いちかばちか2
おつまみ一品目は明太子がのったポテトサラダ。普通のポテサラだけでも美味いのにそこに明太子ですよ?これぞ博多流。明太子とマヨネーズとポテサラを自分の好みで混ぜられるのがいいじゃありませんか。じっくり混ぜるもよし。粗めに混ぜて素材を楽しむもよし。どちらにしてもレモンサワーが進んで仕方ありません。
いちかばちか3
続いて注文したのはゴマカンパチ。カンパチのお刺身をゴマで和えた逸品です。カンパチも好き、胡麻も好き。そんな私にとってはまさしくご馳走。酒の肴としても美味しいですが、これを白いご飯ののせてい食べたら。。。お茶漬けにしたら。。。さぞ旨かろう。博多っ子が愛して止まないのも頷けます。
いちかばちか4
助走がついてきた頃合いを見て串焼きをオーダー。メインは博多名物の豚バラ串。博多で焼鳥と言ったら豚バラ串が出てくるって?いやいや完全同意です。豚肉の歯ごたえ、脂身、旨味。全てが一体となって美味いと言ったらありゃしない。肉の旨味が染みが染みたキャベツさえご馳走になってしまいます。
そして飛び出してきた伏兵がチーズのベーコン巻き。女子向けの串焼きとあなどる事なかれ。二つの具材が最高の組み合わせ。レモンサワーをお代わりするのは言うまでもないでしょう。
いちかばちか5
すっかりへべれけになりましたが最後にいただくのは〆のうどん。この日は肉うどんに卵を落としていただきました。博多のうどんは出汁を食わせるとよく言いますが、お出汁の優しいこと。飲んだ後の胃袋に優しく注がれてきます。そして麺はやわやわ食感。ボクボクした讃岐うどんに慣れている人は面食らうかもしれませんが、やわうどんにはやわうどんの良さがある。今ではすっかり虜になってしまいました。
お酒もおつまみもうどんも楽しめるイチカバチカ。一か八かというより百発百中の精度の高さ。お店選びに悩んだ時には選んでおけば間違いありません。